JP3862151B2 - 落下防止用ロープの張設用支柱 - Google Patents

落下防止用ロープの張設用支柱 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設現場に於いて作業者の落下防止のためのロープを張設するのに使用する支柱と、当該落下防止用ロープの張設用支柱が活用出来る土留め壁腹起こし構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
地下構造物を建設する地下空間をオープンカットで掘削する場合、その掘削空間の周囲に土留め壁が構築される。この土留め壁は、鋼矢板等を壁状に並列させて打ち込んで構成されるが、その土留め壁の少なくとも上端近傍の内側には、腹起こしと呼称されるH形鋼が水平に架設され、この腹起こし用H形鋼を切り梁等で支持して、土留め壁が内側に倒れるのを防止するのであるが、この切り梁等の点検等の作業のために、作業者が土留め壁に沿って地表側を歩行する必要がある。しかして、土留め壁とその外側に隣接する建物等との間に作業者が歩行するのに十分な空間があるときは問題ないが、境界外側の建物等に近接して土留め壁が構築される場合、その土留め壁の外側を作業すアガ歩行することが出来ないので、作業者は土留め壁の内側に水平に架設されている幅300〜400mm程度の腹起こし用H形鋼の上を歩行しなければならず、大変危険で落下事故等につながる恐れがあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る落下防止用ロープの張設用支柱を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の落下防止用ロープの張設用支柱は、後述する実施形態の参照符号を括弧書きで付して示すと、支柱本体 (1) の上端側にはロープ係止部 (2) が設けられ、支柱本体 (1) の下端側にはクランプ装置 (3) が設けられた落下防止用ロープの張設用支柱であって、前記クランプ装置 (3) が、支柱本体 (1) の片側に突出する下側開放のフック部 (14) を有し且つ支柱本体 (1) に固着された上側フック部材 (9) と、支柱本体 (1) の片側に突出する上側開放のフック部 (17) を有し且つ支柱本体 (1) に対し昇降自在な下側フック部材 (10) と、当該下側フック部材 (10) を上方に引き上げて上側フック部材 (9) のフック部 (14) と下側フック部材 (10) のフック部 (17) とでH形鋼 (28) の片側の垂直板部 (30) を上下から挟持固定するためのネジ手段 (11) とから成る落下防止用ロープの張設用支柱において、
クランプ装置 (3) のネジ手段 (11) は、支柱本体 (1) の側面から突設された上側突設板材 (18) を上から貫通するボルト (19) と、当該ボルト (19) に上端側ネジ孔部 (20a) が螺嵌すると共に中間部が、支柱本体 (1) の下端部から突設された下側突設板材 (13) の角孔 (21) に昇降のみ可能に貫通する角筒状昇降部材 (20) とから成り、この角筒状昇降部材 (20) の下端側に前記下側フック部材 (10) が連設され、上側フック部材 (9) は、支柱本体 (1) の両側面に前記上側突設板材 (18) を挟むように固着され且つその下辺から凹入部が切込み形成された両側板 (12a,12b) と、前記下側突設板材 (13) とから構成され、前記下側突設板材 (13) は、前記凹入部を含む両側板 (12a,12b) の下辺に沿って延出すると共に当該両側板 (12a,12b) の下辺に固着されて、前記下側開放のフック部 (14) を形成する構成となっている。
【0004】
又、請求項2に記載の落下防止用ロープの張設用支柱は、後述する実施形態の参照符号を括弧書きで付して示すと、支柱本体 (1) の上端側にはロープ係止部 (2) が設けられ、支柱本体 (1) の下端側にはクランプ装置 (3) が設けられた落下防止用ロープの張設用支柱であって、前記クランプ装置 (3) が、支柱本体 (1) の片側に突出する下側開放のフック部 (14) を有し且つ支柱本体 (1) に固着された上側フック部材 (9) と、支柱本体 (1) の片側に突出する上側開放のフック部 (17) を有し且つ支柱本体 (1) に対し昇降自在な下側フック部材 (10) と、当該下側フック部材 (10) を上方に引き上げて上側フック部材 (9) のフック部 (14) と下側フック部材 (10) のフック部 (17) とでH形鋼 (28) の片側の垂直板部 (30) を上下から挟持固定するためのネジ手段 (11) とから成る落下防止用ロープの張設用支柱において、
クランプ装置 (3) のネジ手段 (11) は、支柱本体 (1) の側面から突設された上側突設板材 (18) を上から貫通するボルト (19) と、当該ボルト (19) に上端側ネジ孔部 (20a) が螺嵌すると共に中間部が、支柱本体 (1) の下端部から突設された下側突設板材 (13) の角孔 (21) に昇降のみ可能に貫通する角筒状昇降部材 (20) と、この角筒状昇降部材 (20) に前記下側突設板材 (13) より下側で出し入れ自在に外嵌する全長調整用の延長角筒状昇降部材 (22) と、前記角筒状昇降部材 (20) と延長角筒状昇降部材 (22) とを全長調整後に互いに固定する固定具 (23) とから成り、前記延長角筒状昇降部材 (22) の下端側に前記下側フック部材 (10) が連設され、上側フック部材 (9) は、支柱本体 (1) の両側面に前記上側突設板材 (18) を挟むように固着され且つその下辺から凹入部が切込み形成された両側板 (12a,12b) と、前記下側突設板材 (13) とから構成され、前記下側突設板材 (13) は、前記凹入部を含む両側板 (12a,12b) の下辺に沿って延出すると共に当該両側板 (12a,12b) の下辺に固着されて、前記下側開放のフック部 (14) を形成する構成となっている。
【0005】
上記請求項1又は2に記載の本発明を実施するについて、前記支柱本体 (1) は中空筒状体から構成される場合には、請求項3に記載のように、前記下側突設板材 (13) は、支柱本体 (1) の下端を塞ぐ蓋板 (6) の延長部分で構成することが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1に於いて、1は支柱本体、2はロープ係止部、3はクランプ装置である。支柱本体1は、角パイプ利用の中空筒状体4の上下両端をそれぞれ蓋板5,6で閉塞すると共に、正面側に把手7を固着したものである。ロープ係止部2は、支柱本体1の上側蓋板5の上面に、U字形に曲げ加工した線材をその中間位置で更に180度水平に捩じった形状の並列脚部付きリング8の並列脚部下端を溶接で固着したものである。
【0009】
クランプ装置3は、支柱本体1の下端に取り付けられた上側フック部材9と、その下側に昇降自在に位置する下側フック部材10と、この下側フック部材10を引き上げるネジ手段11(詳細は図2参照)とから構成されている。
【0010】
上側フック部材9は、支柱本体1の左右両側面に固着されて正面側に突出する左右両側板12a,12bと、支柱本体1の下側蓋板6の正面側への延長部分であって、前記左右両側板12a,12bにその下側辺間を塞ぐように固着された下側突設板材13とから成り、当該下側突設板材13は、前記左右両側板12a,12bの下辺から上向きに切込み形成された凹入部に沿って逆U字形に湾曲して、支柱本体1の正面側に突出する下側開放のフック部14を形成している。15は左右両側板12a,12b間に架設された棒状補強材である。
【0011】
下側フック部材10は、板材を平面形状に於いてU字形に曲げ加工したもので、その左右両側板部16の遊端が支柱本体1の真下に位置する向きに配置されると共に、当該左右両側板部16には、前記上側フック部材9のフック部14の真下に位置するように、その上辺から下向きに切欠き形成された上側開放のフック部17が設けられている。
【0012】
ネジ手段11は、図2Aに示すように、上側フック部材9の左右両側板12a,12b間で支柱本体1の正面から突設された上側突設板材18を上から貫通するボルト19と、当該ボルト19に上端側ネジ孔部20aが螺嵌すると共に中間部が前記下側突設板材13に設けられた角孔21に昇降のみ可能に貫通する角筒状昇降部材20と、この角筒状昇降部材20に前記下側突設板材13より下側で出し入れ自在に外嵌する全長調整用の延長角筒状昇降部材22と、前記角筒状昇降部材20と延長角筒状昇降部材22とを全長調整後に互いに固定するボルトナット利用の固定具23とから構成されている。具体的には、前記角筒状昇降部材20と延長角筒状昇降部材22とに長さ方向等間隔おきに左右水平方向に貫通する係止孔24,25が設けられ、角筒状昇降部材20に対して延長角筒状昇降部材22を出し入れして全長を調整した状態で、そのとき互いに合致させた両昇降部材20,22の係止孔24,25にわたって固定具23を挿通締結するように構成している。尚、内側の角筒状昇降部材20に長さ方向適当間隔おきに係止孔24を設け、外側の延長角筒状昇降部材22には、その上端付近に一つの係止孔25を設けるか又は、内側の角筒状昇降部材20の係止孔24の間隔の半分の間隔で二つの係止孔25を設けても良い。勿論、全長を調整した状態で両20,22を固定具で固定する構成は、上記のものに限定されない。
【0013】
以上のように構成された落下防止用ロープの張設用支柱Pは、図3に示すように使用される。即ち、地下構造物を建設する地下空間をオープンカットで掘削する場合、その掘削空間の周囲に土留め壁26が構築される。この土留め壁26は、鋼矢板等27を壁状に並列させて打ち込んで構成されるが、その土留め壁26の少なくとも上端近傍の内側には、腹起こし用H形鋼28が水平に架設される。この腹起こし用H形鋼28は図外の切り梁等で支持され、土留め壁26が内側に倒れるのを防止するものである。しかして、土留め壁26の全部又は一部が地表の他の建築物等29に接近して構築されている場合、腹起こし用H形鋼28の内、少なくとも前記建築物等29に接近している土留め壁26に沿う領域にある腹起こし用H形鋼28に対し、その外側(土留め壁26から遠い側)の垂直板部30にロープ張設用支柱Pを適当間隔おきに立設させる。
【0014】
図3では、支柱本体1の上半部は90度水平に向きを変えた状態で示しているが、このロープ張設用支柱Pによって張設される落下防止用ロープRは、腹起こし用H形鋼28の外側垂直板部30の上方で当該H形鋼28に沿って張られるので、このH形鋼28の上を歩行する作業者が、その腰につながれた安全ロープの遊端のカラビナを落下防止用ロープRに係合させることにより、安全にH形鋼28の上を歩行することが出来ることになる。
【0015】
腹起こし用H形鋼28に対するロープ張設用支柱Pの立設方法を具体的に説明すると、ネジ手段11のボルト19をねじ戻し方向に回転操作して角筒状昇降部材20を下げると共に、当該角筒状昇降部材20に対して延長角筒状昇降部材22を出し入れして上下両フック部材9,10間の間隔を、各フック部14,17間に前記腹起こし用H形鋼28の垂直板部30を進入させることが出来る必要最小限の間隔に調整し、固定具23により両昇降部材20,22を一体化する。係る状態で、上側フック部材9のフック部14を前記腹起こし用H形鋼28の垂直板部30の上縁に嵌合させて、当該垂直板部30でロープ張設用支柱Pを支持させ、そしてネジ手段11のボルト19をねじ込み方向に回転操作して下側フック部材10を引き上げ、そのフック部17を前記垂直板部30の下縁に嵌合締結させる。このようにして前記腹起こし用H形鋼28の垂直板部30にロープ張設用支柱Pを適当間隔おきに垂直に立設したならば、各ロープ張設用支柱Pのロープ係止部2間にロープRを水平方向に張設する。このとき、ロープRの端部を直接前記ロープ係止部2に結び付ける方法、ロープRの端部に取り付けられているカラビナをロープ係止部2に係合させる方法、ロープRの中間に位置するロープ張設用支柱Pに対しては当該ロープRをロープ係止部2に通して通過させる方法、ロープRの端部を締結させるロープ張設用支柱Pが立設されていない場合は当該ロープRの端部を他の適当な部材に締結させる方法等が組み合わせられる。
【0016】
尚、ネジ手段11の構成は上記実施形態のものに限定されない。例えば図2Bに示すように、ボルト19と角筒状昇降部材20とを長くすることにより、延長角筒状昇降部材22を使用しないで下側フック部材10を角筒状昇降部材20の下端部に直接取り付けることも出来る。
【0017】
【発明の効果】
本発明の落下防止用ロープの張設用支柱は以上のように実施し且つ使用することができるものであって、係る本発明の支柱によれば、従来のこの種の支柱のように、形鋼等の水平張り出し板部を上下から挟み込むタイプのクランプ装置を備えた支柱では取り付けることが出来ない場所、即ち、土留め壁の腹起こしに使用されているH形鋼の垂直板部等、上下に張り出す垂直板部に対して容易且つ安全に取り付けて垂直に立設させることが出来る。従って、落下防止用ロープを張設し得る場所が広がり、例えば土留め壁の腹起こし用H形鋼上を作業者の通路として利用する場合に当該H形鋼の外側上方に落下防止用ロープを張設して作業者の安全を確保出来るようになる。
【0018】
更に本発明の構成によれば、クランプ装置のネジ手段に必要な角筒状昇降部材の回り止めと垂直姿勢確保とに必要な角孔を形成する部材と、上側フック部材の補強部材と、当該上側フック部材のフック部を形成するための部材とを一枚の板材、即ち、支柱本体から突設された下側突設部材で兼用させることが出来、全体の構成がシンプルでありながら十分な強度を備えたロープ張設用支柱を安価に構成することが出来る。
【0019】
又、請求項2に記載の構成によれば、上側フック部材に対する下側フック部材の上下位置調整範囲が大きくなり、取付可能な場所が一層拡大するにもかかわらず、ネジ手段に使用されるボルトの長さは短くして締結操作に必要なボルト回転操作時間を短縮出来る。
【0020】
更に、請求項3に記載の構成によれば、中空筒状体から成る支柱本体の下端を閉塞するのに必要な板材と前記下側突設板材とを一体に構成することが出来、全体の部品点数を更に削減してコストダウンを図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は正面図であり、B図は側面図である。
【図2】 A図は要部の拡大縦断側面図であり、B図は別の実施形態での要部の拡大縦断側面図である。
【図3】 使用状態を示す一部縦断側面図及び正面図である。
【符号の説明】
1 支柱本体
2 ロープ係止部
3 クランプ装置
4 中空筒状体
9 上側フック部材(クランプ装置)
10 下側フック部材(クランプ装置)
11 ネジ手段(クランプ装置)
12a,12b 左右両側板(上側フック部材)
13 下側突設板材(上側フック部材)
14 下側開放のフック部(上側フック部材)
16 左右両側板部(下側フック部材)
17 上側開放のフック部(下側フック部材)
18 上側突設板材(ネジ手段)
19 ボルト(ネジ手段)
20 角筒状昇降部材(ネジ手段)
21 角孔(ネジ手段)
22 延長角筒状昇降部材
23 固定具
24,25 係止孔
26 土留め壁
27 鋼矢板等
28 腹起こし用H形鋼
29 垂直板部(腹起こし用H形鋼)
30 落下防止用ロープの張設用支柱
P ロープ張設用支柱
R 落下防止用ロープ

Claims (3)

  1. 支柱本体の上端側にはロープ係止部が設けられ、支柱本体の下端側にはクランプ装置が設けられた落下防止用ロープの張設用支柱であって、前記クランプ装置が、支柱本体の片側に突出する下側開放のフック部を有し且つ支柱本体に固着された上側フック部材と、支柱本体の片側に突出する上側開放のフック部を有し且つ支柱本体に対し昇降自在な下側フック部材と、当該下側フック部材を上方に引き上げて上側フック部材のフック部と下側フック部材のフック部とでH形鋼の片側の垂直板部を上下から挟持固定するためのネジ手段とから成る落下防止用ロープの張設用支柱において、
    クランプ装置 (3) のネジ手段 (11) は、支柱本体 (1) の側面から突設された上側突設板材 (18) を上から貫通するボルト (19) と、当該ボルト (19) に上端側ネジ孔部 (20a) が螺嵌すると共に中間部が、支柱本体 (1) の下端部から突設された下側突設板材 (13) の角孔 (21) に昇降のみ可能に貫通する角筒状昇降部材 (20) とから成り、この角筒状昇降部材 (20) の下端側に前記下側フック部材 (10) が連設され、上側フック部材 (9) は、支柱本体 (1) の両側面に前記上側突設板材 (18) を挟むように固着され且つその下辺から凹入部が切込み形成された両側板 (12a,12b) と、前記下側突設板材 (13) とから構成され、前記下側突設板材 (13) は、前記凹入部を含む両側板 (12a,12b) の下辺に沿って延出すると共に当該両側板 (12a,12b) の下辺に固着されて、前記下側開放のフック部 (14) を形成している、落下防止用ロープの張設用支柱。
  2. 支柱本体の上端側にはロープ係止部が設けられ、支柱本体の下端側にはクランプ装置が設けられた落下防止用ロープの張設用支柱であって、前記クランプ装置が、支柱本体の片側に突出する下側開放のフック部を有し且つ支柱本体に固着された上側フック部材と、支柱本体の片側に突出する上側開放のフック部を有し且つ支柱本体に対し昇降自在な下側フック部材と、当該下側フック部材を上方に引き上げて上側フック部材のフック部と下側フック部材のフック部とでH形鋼の片側の垂直板部を上下から挟持固定するためのネジ手段とから成る落下防止用ロープの張設用支柱において、
    クランプ装置 (3) のネジ手段 (11) は、支柱本体 (1) の側面から突設された上側突設板材 (18) を上から貫通するボルト (19) と、当該ボルト (19) に上端側ネジ孔部 (20a) が螺嵌すると共に中間部が、支柱本体 (1) の下端部から突設された下側突設板材 (13) の角孔 (21) に昇降のみ可能に貫通する角筒状昇降部材 (20) と、この角筒状昇降部材 (20) に前記下側突設板材 (13) より下側で出し入れ自在に外嵌する全長調整用の延長角筒状昇降部材 (22) と、前記角筒状昇降部材 (20) と延長角筒状昇降部材 (22) とを全長調整後に互いに固定する固定具 (23) とから成り、前記延長角筒状昇降部材 (22) の下端側に前記下側フック部材 (10) が連設され、上側フック部材 (9) は、支柱本体 (1) の両側面に前記上側突設板材 (18) を挟むように固着され且つその下辺から凹入部が切込み形成された両側板 (12a,12b) と、前記下側突設板材 (13) とから構成され、前記下側突設板材 (13) は、前記凹入部を含む両側板 (12a,12b) の下辺に沿って延出すると共に当該両側板 (12a,12b) の下辺に固着されて、前記下側開放のフック部 (14) を形成している、落下防止用ロープの張設用支柱。
  3. 前記支柱本体 (1) は中空筒状体から成り、前記下側突設板材 (13) は、支柱本体 (1) の下端を塞ぐ蓋板 (6) の延長部分で構成されている、請求項1又は2に記載の落下防止用ロープの張設用支柱。
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