JP2011094378A - 作業台における作業位置感知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手掛かり棒間に感知バーを架け渡し、作業者がこの感知バーに触った時にそこが天板の桁側端や妻側端部であることを作業者に感知させ、天板上での作業中に天板端部からの不測の落下を未然に防ぐようにした作業台における作業位置感知装置を提供する。
【解決手段】各手掛かり棒5の上端面に複数のピン差込孔11,12を設け、天板1の四隅部に立設された手掛かり棒5・・・における天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に、バー7に触った時にそこが天板1の桁側端部であることを感知させるための桁側感知バー7を、また天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に、バー8に触った時にそこが天板1の妻側端部であることを感知させるための妻側感知バー8を、各感知バー7,8の両端部に設けた差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の何れかのピン差込孔11,12に差し込むことにより架け渡すようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の建築工事現場などにおいて天井の内装仕上げや天井内の配線、配管作業などの比較的高い場所で作業を行う作業台に関し、特に、天板の両端に梯子状の脚体が設けられ、天板の四隅に手掛かり棒が立設される作業台における作業位置感知装置に関する。
作業者が天板の上に乗って上記のような作業を行う場合、作業者は、天板から足を踏み外さないよう足元の作業位置を確認しながら作業をしなくてはいけないと思いつつも、実際の作業では、天板の端部、つまり天板の桁側端部及び妻側端部の確認が難しく、その端部から足の踏み外し現象が発生し易い状況にある。
本発明は、梯子状脚体を上り下りする際の不測の落下を防止するために天板の四隅部に立設されている手掛かり棒を利用し、この手掛かり棒間に感知バーを架け渡し、作業者がこの感知バーに触った時にそこが天板の桁側端部や妻側端部であることを作業者に感知させ、それによって天板上での作業中に天板端部からの不測の落下を未然に防ぐようにした作業台における作業位置感知装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の作業台における作業位置感知装置は、天板1の両端に梯子状の脚体2,2が設けられ、天板1の四隅部に手掛かり棒5が立設される作業台Tにおいて、各手掛かり棒5の上端面に複数のピン差込孔11,12を設け、天板1の四隅部に立設された手掛かり棒5・・・における天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に、バー7に触った時にそこが天板1の桁側端部であることを感知させるための桁側感知バー7を、また天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に、バー8に触った時にそこが天板1の妻側端部であることを感知させるための妻側感知バー8を、各感知バー7,8の両端部に設けた差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の何れかのピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明の作業台における作業位置感知装置は、天板1の両端に梯子状の脚体2,2が設けられ、天板1の四隅部に手掛かり棒5が立設される複数の作業台Tの天板妻側端部間に延長天板29を架け渡してなるものにおいて、各手掛かり棒の上端面に複数のピン差込孔11,12を設け、天板1の四隅部に立設された手掛かり棒5・・・における天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5間に、バー7に触った時にそこが天板1の桁側端部であることを感知させるための桁側感知バー7を、また天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間に、バー8に触った時にそこが天板1の妻側端部であることを感知させるための妻側感知バー8を、各感知バー8の両端部に設けた差込ピン14,14を手掛かり棒5の上端面の何れかのピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る発明の作業台における作業位置感知装置は、天板1の両端に梯子状の脚体2,2が設けられ、天板1の四隅部に手掛かり棒5が立設される複数の作業台Tの天板妻側端部間に延長天板29を架け渡し且つ天板桁側端部間には複数の延長天板29を並列状に架け渡してなるものにおいて、各手掛かり棒5の上端面に複数のピン差込孔11,12を設け、天板1の四隅部に立設された手掛かり棒5には、天板1及び延長天板29の桁側方向に対向する手掛かり棒5,5間、また天板1の妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間に、桁側感知バー7及び妻側感知バー8を、各感知バー7,8の両端部に設けた差込ピン14、14を手掛かり棒5の上端面の何れかのピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すようにしたことを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置において、各手掛かり棒5は金属製の角筒状体からなるもので、この角筒状体の上端部に、複数のピン差込孔11,12を形成したキャップ9を取り付けてなることを特徴とする。
請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置において、桁側感知バー7及び妻側感知バー8の夫々の両端部には、その差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けてなることを特徴とする。
請求項6は、請求項1〜5に記載の作業台における作業位置感知装置において、前記桁側感知バー7を伸縮可能に構成してなることを特徴とする。
請求項7は、請求項1〜6の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置において、前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7aと、上桟7aの両端部に下向きに設けた左右縦桟7b,7cとからなる下向きコ字状の感知バー7A,8Aからなり、左右縦桟7b,7cに突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すようにしたことを特徴とする。
請求項8は、請求項1〜6の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置において、前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7dと、下桟7eと、上下両桟7d,7eを繋ぐ左右縦桟7f,7gとからなる二重桟枠状の感知バー7B,8Bからなり、上桟7dの左右両端部に突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すと共に、下桟7eの両端部には、前記差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けてなることを特徴とする。
請求項9は、請求項1〜6の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置において、前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7hと、上桟7hの両端部下側に設けたL字状の補強枠iとからなる感知バー7C,8Cからなり、上桟7dの左右両端部に突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すと共に、補強枠iの先端部には、前記差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けてなることを特徴とする。
請求項10は、請求項1〜6の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置において、前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7jと、上桟7jの一端部から下向きに繋がれた縦桟7kと縦桟7kの下端部から横向きに繋がれた下桟7lと下桟7lの他端部から上向きに上桟7jに向かって繋がれた縦桟7mとからなる四周枠状の感知バー7D,8Dからなり、左右縦桟7k,7mに突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すと共に、左右縦桟7k,7mには、前記差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けてなるようにしたことを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、作業台Tの四隅部に立設した天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5間に桁側感知バー7を架け渡し、天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間に妻側感知バー8を架け渡すことによって、天板1上で作業する作業者は、桁側感知バー7に触った時にはその位置が天板1の桁側端部であることを感知し、また妻側感知バー8に触った時にはその位置が天板1の妻側端部であることを感知するから、天板1からの不測の落下を未然に防ぐことができる。また、桁側感知バー7を天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5間に架け渡す時は、桁側感知バー7の両端部にある差込ピン14,14を、両手掛かり棒5,5の夫々上端面にある複数のピン差込孔11,12の何れか適当なものに差し込めばよいし、妻側感知バー8を天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間に架け渡す時も、妻側感知バー8の両端部にある差込ピン14,14を、両手掛かり棒5,5の夫々上端面にある複数のピン差込孔11,12の何れか適当なものに差し込めばよいから、感知バー7,8の架け渡し作業を簡単容易に行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、複数の作業台Tの天板妻側端部間に延長天板29を架け渡してなるものにおいても、天板1の四隅部に立設された手掛かり棒5の天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5間に桁側感知バー7を架け渡し、天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間に妻側感知バー8を架け渡すことによって、天板1や延長天板29上で作業する作業者は、桁側感知バー7に触った時にはその位置が天板1や延長天板29の桁側端部であることを感知し、また妻側感知バー8に触った時にはその位置が天板1の妻側端部であることを感知するから、天板1からの不測の落下を未然に防ぐことができる。感知バー7,8の架け渡し作業については、請求項1の発明と同様に簡単容易に行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、複数の作業台Tの天板妻側端部間に延長天板29を架け渡し且つ天板桁側端部間に複数の延長天板29を並列状に架け渡してなるものにおいても、天板1の四隅部に立設された手掛かり棒5には、天板1及び延長天板29の桁側方向に対向する手掛かり棒5,5間、また天板1の妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間に、桁側感知バー7及び妻側感知バー8を夫々各手掛かり棒5の所要高さ位置に固定可能な取付金具9を介して架け渡すことによって、天板1や延長天板29上で作業する作業者は、桁側感知バー7に触った時にはその位置が天板1や延長天板29の桁側端部であることを感知し、また妻側感知バー8に触った時にはその位置が天板1の妻側端部であることを感知するから、天板1や延長天板29からの不測の落下を未然に防ぐことができる。感知バー7,8の架け渡し作業については、請求項1の発明と同様に簡単容易に行うことができる。
請求項4に係る発明のように、各手掛かり棒5が金属製の角筒状体からなるもので、この角筒状体の上端部に、複数のピン差込孔11,12を形成したキャップ9を取り付けことによって、各手掛かり棒5の上端面に複数のピン差込孔11,12を簡単容易に設けることができる。
請求項5に係る発明のように、桁側感知バー7及び妻側感知バー8の夫々の両端部に、その差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けることにより、各感知バー7,8の端部のロック手段18によって、各差込ピン14を手掛かり棒5の上端キャップ9のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックしておけば、感知バー7,8がキャップ9から容易に外れることがない。
請求項6に係る発明のように、桁側感知バー7を伸縮可能に構成することにより、天板1の四隅部に立設される手掛かり棒5,5間の寸法が多少変わったり、その寸法に多少の狂いがあっても、感知バー7の長さを適宜に調整できて、手掛かり棒5,5間に的確に架け渡すことができる。
請求項7に係る発明のように、前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7aと、上桟7aの両端部に下向きに設けた左右縦桟7b,7cとからなる下向きコ字状の感知バー7A,8Aからなり、左右縦桟7b,7cに突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すようにすることによって、作業台Tの天板1の四隅部に立設される手掛かり棒5の高さ位置よりも上部に感知バー7A,8Aを設けることができ、これによって、作業条件に応じて作業者の感知位置を上方側にもってくることができる。
請求項8に係る発明のように、前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7dと、下桟7eと、上下両桟7d,7eを繋ぐ左右縦桟7f,7gとからなる二重桟枠状の感知バー7B,8Bからなり、上桟7dの左右両端部に突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すと共に、下桟7eの両端部には、前記差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けるようにしてなり、感知バー7B,8Bが二重桟枠状に形成されてなるため、感知バーの強度を格段に強力にすることができる。
請求項9に係る発明のように、前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7hと、上桟7hの両端部下側に設けたL字状の補強枠iとからなる感知バー7C,8Cからなり、上桟7dの左右両端部に突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すと共に、補強枠iの先端部には、前記差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けてなるため、感知バー7C,8Cの両端部において、上桟7h側の差込手段11,12,14と補強枠i側のロック手段18との相乗作用によって強力に手掛かり棒5に取り付けることができる。
請求項10に係る発明のように、前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7jと、上桟7jの一端部から下向きに繋がれた縦桟7kと縦桟7kの下端部から横向きに繋がれた下桟7lと下桟7lの他端部から上向きに上桟7jに向かって繋がれた縦桟7mとからなる四周枠状の感知バー7D,8Dからなり、左右縦桟7k,7mに突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すと共に、左右縦桟7k,7mには、前記差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けてなるようにし、感知バー7D,8Dは四周枠状に形成されてなるため、それだけ感知幅を広く取ることができ、作業者の腰や肩にかけて確実に感知させることができ、より感知精度ないし能力を上げることができる。
(a) は本発明に係る作業台の全体を示す斜視図、(b) は(a) の作業台の天板と桁側感知バー及び妻側感知バーを示す平面図である。 図1に示す作業台の要部拡大正面図である。 (a) はピン差込孔を形成したキャップの平面図、(b) は正面図、(c) は側面図、(d) は手掛かり棒の横断面図である。 (a) は図3の(b) のXーX線拡大断面図、(b) は図3の(b) のYーY線拡大 (a) は図2の矢印Wで示す部分の拡大図で、感知バーの端部の差込片ピンがロックされた状態を示し、(b) は(a) のQーQ線断面図であり、(c) は平面図である。 (a) は図5の(a) と同様な図面で、感知バーの端部の差込片ピンがロック解除された状態を示し、(b) は(a) のRーR線断面図である。 (a) は桁側感知バーの正面図、(b) は平面図、(c) は収縮状態での桁側感知バーの正面図である。 (a) は図7の(a) の矢印Zで示す部分の拡大図、(b) は図7の(b) のVーV線拡大断面図である。 本発明に係る他の作業台を示すもので、作業台と作業台との間の天板間に延長天板を架け渡した状態の正面図である。 (a) は本発明に係る更に他の作業台の全体を示す平面図、(b) は正面図であり、(c) は(a) の矢印Fで示す部分の拡大図である。 (a) は本発明に係る更に他の作業台の全体を示す平面図、(b) はその正面図である。 本発明に係る感知バーの他の実施形態を示す正面図である。 同じく感知バーの更に他の実施形態を示す正面図である。 同じく感知バーの更に他の実施形態を示す正面図である。 同じく感知バーの更に他の実施形態を示す正面図である。
以下に本発明の作業台における作業位置感知装置の好適な実施形態を図面に基づいて説明すると、図1及び図2に示す作業台Tにおいて、天板1の左右両端には、夫々梯子状の一対の脚体2,2が、回転金具3によって、天板1の下面に平行に沿うように折り畳んだ閉脚状態と、末広がり状に傾斜して起立した開脚状態との間で開閉可能に設けられ、天板1と各脚体2との間には途中で屈曲自在なステイ4が介装されている。各脚体2は、若干末広がり状に配置された両側一対の脚柱2a,2aと、両脚柱2a,2a間に複数段に横架された踏桟2bとからなり、各の下端には伸縮脚2oが伸縮可能につながれている。
そして天板1の四隅部には脚体2と天板1との昇降口に位置するように手掛かり棒5が設けられ、各手掛かり棒5は、その下端部が、脚体2の外側面側上端部に装着されたブラケット6に着脱自在に取り付けられて、図1及び図2に示すような直立姿勢に立設されるようになっている。また各手掛かり棒5は、図3によって以下に説明するように、アルミ押出形材によって形成された角筒状体からなり、その上端部に、左右と前後の4つのピン差込孔11,11,12,12を形成したプラスチック製のキャップ9が取り付けられている。
図1及び図2に示すように天板1の四隅部に立設された4本の手掛かり棒5には、天板桁側方向(天板1の長手方向)に対向する手掛かり棒5,5間に、天板1から、例えば60cm〜80cmの高さ位置にバー7に触った時にそこが天板1の桁側端部であることを感知させるための桁側感知バー7が、また天板妻側方向(天板1の幅方向)に対向する手掛かり棒5,5間には、バー8に触った時にそこが天板1の妻側端部であることを感知させるための妻側感知バー8が、各感知バー7,8の両端部に設けた差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の何れかのピン差込孔11,12に差し込むことによって、架け渡されるようになっている。
桁側感知バー7及び妻側感知バー8は、天板1上で作業している作業者がこれらに触れた時に、その触れた地点が天板1の桁側端部であり、また妻側端部であることを感知させるためのもので、作業者が体重をかけたり、少し強く触ったら潰れるような構造的強度の弱いものであって、手掛かり棒の上端部間に連結される安全手摺りである上横桟とは全く役割が異なるものである。したがって、感知バー7,8は、手摺構成部材のように肉厚部材で形成する必要がないから、きわめて安価に製作できる。尤も従来から採用されている強度のある安全手摺部材を安全手摺として使用すると共に、感知バー7,8として使用するようにしてもよい。
各手掛かり棒5の上端部に取り付けられるキャップ9は、図3及び図4に示すように、プラスチックにより一体成形されたもので、角筒状手掛かり棒5の上端部内に嵌合される本体部9aと、この本体部9aの上端部外周に突設されて、角筒状手掛かり棒5の上端に係止される周鍔部9bとからなり、このキャップ9には、夫々円形状の左右のピン差込孔11,11と前後のピン差込孔12,12とが十文字状の配列でキャップ9上端面に開口するように形成されている。
キャップ9の上端面に開口する左右のピン差込孔11には、図5の(c) に示すように、桁側感知バー7を天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5間に架け渡す時に桁側感知バー7の左右端部の差込ピン14を差し込み、また図示は省略するが、前後のピン差込孔12には、妻側感知バー8を天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間に架け渡す時に妻側感知バー8の前後端部の差込ピン14を差し込むようになっている。
このキャップ9を手掛かり棒5の上端部に取り付けるには、図4の(a) ,(b) に示すように、キャップ9の本体部9aを角筒状体からなる手掛かり棒5の上端部内に嵌合して、周鍔部9bを手掛かり棒5の上端に係止した状態で、手掛かり棒5の前後側面に形成された凹溝部5a,5a(図3の(d) 及び図4の(a) 参照)側からキャップ9の本体部9aに対し夫々ブラインドリベット13,13を打ち込み、キャップ9を手掛かり棒5の上端部に固定する。
そして、桁側感知バー7及び妻側感知バー8の夫々の両端部には、手掛かり棒5の上端面に開口するピン差込孔11,12に差し込まれる差込ピン14が取り付けられている。この差込ピン14は、図5及び図8の(a) に示すように、金属棒状体よってL字状に形成されたもので、各感知バー7,8の端部に跨るように取り付けられた下向きコ字状取付部片15の上面側に基端部14oがロー付等によって固着されて、その先端部14aが下を向くようになっている。
また、桁側感知バー7及び妻側感知バー8の夫々の両端部には、差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18が設けられている。各ロック手段18は、図5,図6,図8に示すように、感知バー7,8の端部に設けてある差込ピン14の手前側に、前板aと後板bと下板cとからなる略U字状の取付枠21を取り付け、前板aと後板bとにわたって設けた貫通孔d,dにロックピン22を挿通して、このロックピン22の後端にコ字枠片23を取り付けると共に、取付枠21の前後板a,b間においてロックピン22に設けたストッパーeと後板bとの間にコイルバネ24を介装する一方、ロックピン22と対向する手掛かり棒5の対向側面所要部にピン孔25を設けてなるものである。
従って、図5の(a) ,(b) に示すように、感知バー7,8の差込ピン14を手掛かり棒5の上端部にあるキャップ9のピン差込孔11に差し込んだ状態で、コ字枠片23を横向きにして、取付枠21の後板bに嵌合させると、ロックピン22がコイルバネ24の付勢力で前方へ押されて手掛かり棒5側のピン孔25に突入し、ロック状態となる。そして、ロック状態を解除する時は、図6の(a) ,(b) に示すように、コ字枠片23を後方へ引いて90°向きを変えて縦向きにした状態で後板bの後側面に当接させると、ロックピン22が手掛かり棒5側のピン孔25から抜け出してロック解除状態に保持される。
上記のように構成される作業位置感知装置の設置にあたっては、図1の(a) ,(b) に示すように作業台Tにおける天板1の四隅部に直立状態に起立させた4本の手掛かり棒5の天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に桁側感知バー7を架け渡し、また天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に妻側感知バー8を架け渡す。この場合、桁側感知バー7の架け渡しにあたっては、図5の(c) を参照すると分かるように、桁側感知バー7の各端部にある差込ピン14を、手掛かり棒5の上端部のキャップ9に十文字状に4つ設けてあるピン差込孔11,11、12,12のうち、左右のピン差込孔11,11の何れか近い方に差し込めばよく、また妻側感知バー8を架け渡すには、妻側感知バー8の各端部にある差込ピン14を、手掛かり棒5のキャップ9のピン差込孔11,11、12,12のうち、前後のピン差込孔12,12の何れか近い方に差し込めばよい。尚、図5の(c) には、差込ピン14を、キャップ9のピン差込孔11,11、12,12のうち、右側のピン差込孔11に差し込んだ状態を示す。
こうして天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に桁側感知バー7を架け渡し、天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に妻側感知バー8を架け渡す。なお、天板1の桁側及び妻側に天板1を囲むように感知バー7,8が取り付けられているため、作業者が脚体2の踏桟2aを登って天板1上に乗り移る際には、妻側感知バー8の下をくぐって天板1上に乗り移るか、一時的に妻側感知バー8を手掛かり棒5から外して天板1上に移った後に、再度該感知バー8を手掛かり棒5に取り付けるようにすればよい。
また桁側感知バー7及び妻側感知バー8の架け渡し時には、図5によって説明したように、各感知バー7,8の端部に設けてあるロック手段18によって、各差込ピン14を手掛かり棒5の上端キャップ9のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックしておけば、感知バー7,8がキャップ9から容易に外れることがない。
上記のように、作業台Tの四隅部に立設した天板桁側方向に対向する手掛かり棒5,5間に桁側感知バー7を架け渡し、天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間に妻側感知バー8を架け渡すことによって、天板1上で作業する作業者は、桁側感知バー7に触った時にはその位置が天板1の桁側端部であることを感知することができ、また妻側感知バー8に触った時にはその位置が天板1の妻側端部であることを感知することができるから、天板1の桁側端部及び妻側端部からの不測の落下を未然に防ぐことができる。
妻側感知バー8よりも長尺な桁側感知バー7は伸縮可能に構成されている。即ち、図2、図7及び図8の(b) に示すように、桁側感知バー7は、夫々アルミ押出型材製の角筒状の一対のバー本体7a,7aと、両バー本体7a,7aにわたって嵌挿されるアルミ押出型材製の角筒状の連結バー7oとからなるもので、連結バー7oの一端部は一方のバー本体7aに止め具26で固定され、連結バー7oの他端部には、略くの字状の板バネ27によって他方のバー本体7aの係合孔19から突出する係合ピン28が内装されていて、係合ピン28の頭を押さえて係合孔19の中に没入させると、他方のバー本体7aをスライドさせて伸縮させることができる。この他方のバー本体7aには係合孔19が複数設けられている。図7の(c) は、上記他方のバー本体7aを収縮させてバー7の長さを最小にした状態を示す。このように桁側感知バー7を伸縮可能に構成することにより、天板1の四隅部に立設される手掛かり棒5,5間の寸法が多少変わったり、その寸法に多少の狂いがあっても、感知バー7の長さを適宜に調整できて、手掛かり棒5,5間に的確に架け渡すことができる。
図9は作業台Tと作業台Tとの間の天板1,1間に接続用の延長天板29を架け渡した場合を示す。この場合は、両作業台T,T間において延長天板29の桁側方向に対向する手掛かり棒5,5の夫々上端部に取り付けてあるキャップ9,9の左右のピン差込孔11,11(図3の(a) 参照)に、桁側感知バー7の両端部の差込ピン14,14を差し込み、ロック手段18,18によって固定すればよい。また図9には図示を省略しているが、各作業台Tにおいて天板妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間には、手掛かり棒5,5上端部のキャップ9,9の前後のピン差込孔12,12(図3の(a) 参照)に、妻側感知バー8の両端部の差込ピン14,14を差し込み、ロック手段18,18によって固定すればよい。このようにすることによって、天板1や延長天板29上で作業する作業者は、桁側感知バー7に触った時にはその位置が天板1や延長天板29の桁側端部であることを感知し、また妻側感知バー8に触った時にはその位置が天板1の妻側端部であることを感知するから、天板1や延長天板29からの不測の落下を未然に防ぐことができる。
図10の(a) は本発明に係る他の作業位置感知装置を示す平面図、(b) は正面図、(c) は(a) の矢印Fで示す部分の拡大図であって、この作業位置感知装置は、前後の各左右間の作業台Tの天板妻側端部間に延長天板29,29を架け渡し且つ前後の各天板桁側端部間及び前後の延長天板桁側端部間には妻側端部が対接して複数の延長天板29を並列状に架け渡すことにより作業ステージを形成したものにおいて、天板1の四隅部に立設された手掛かり棒5には、作業ステージの外周縁に沿うように、天板1及び延長天板29の桁側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間、及び天板1の妻側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に、桁側感知バー7及び妻側感知バー8を、各感知バー7,8の両端部に設けた差込ピン14,14を手掛かり棒5,5上端部のキャップ9,9のピン差込孔11,12に差し込み、ロック手段18,18(図5参照)で固定することによって架け渡したものである。尚、手掛かり棒5への桁側感知バー7及び妻側感知バー8の架け渡し方法については、図5によって説明した前述の作業位置感知装置の場合と同様である。
図11の(a) は本発明に係る更に他の作業位置感知装置を示す平面図、(b) は正面図である。この作業位置感知装置は、複数の作業台Tの天板妻側端部間に延長天板29を架け渡し且つ天板桁側端部間には複数の延長天板29を並列状に架け渡すことによって、大型の鉄骨製角柱Pを取り囲むように作業ステージを形成したものにおいて、天板1の四隅部に立設された手掛かり棒5には、作業ステージの内周縁及び外周縁に沿うように、天板1及び延長天板29の桁側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間、及び天板1の妻側方向に対向する手掛かり棒5,5の上端部間に、桁側感知バー7及び妻側感知バー8を、各感知バー7,8の両端部に設けた差込ピン14,14を手掛かり棒5,5上端部のキャップ9,9のピン差込孔11,12に差し込み、ロック手段18,18(図5参照)で固定することによって架け渡したものである。
上記のように作業ステージを形成した複数の作業台Tにおいて、天板1及び延長天板29の桁側方向に対向する手掛かり棒5,5間、また天板1の妻側方向に対向する手掛かり棒5,5間に、桁側感知バー7及び妻側感知バー8を夫々架け渡すことによって、天板1や延長天板29上で作業する作業者は、桁側感知バー7に触った時にはその位置が天板1や延長天板29の桁側端部であることを感知し、また妻側感知バー8に触った時にはその位置が天板1の妻側端部であることを感知するから、天板1や延長天板29からの不測の落下を未然に防ぐことができる。
これまでに説明してきた感知バー7,8は、一本の棒状のバー材からなり、その両端部に差込ピン14と、ロック手段18とを設けてなるものであるが、図12ないし図15は、更に他の実施形態の感知バーを示すものである。
図12に示す桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7aと、上桟7aの両端部に下向きに設けた左右縦桟7b,7cとからなる下向きコ字状の感知バー7A,8Aからなり、左右縦桟7b,7cに突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すようにしたものである。勿論、この実施形態にあっても、上桟7aは前述のように伸縮調整可能な構成を含むものである。この実施形態によれば、作業台Tの天板1の四隅部に立設される手掛かり棒5の高さ位置よりも上部に感知バー7A,8Aを設けることができ、これによって、作業条件に応じて作業者の感知位置を上方側にもってくることができる。
図13に示す桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7dと、下桟7eと、上下両桟7d,7eを繋ぐ左右縦桟7f,7gとからなる二重桟枠状の感知バー7B,8Bからなり、上桟7dの左右両端部に突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すと共に、下桟7eの両端部には、前記差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けるようにしたものである。勿論、この実施形態にあっても、上桟7d,7eは前述のように伸縮調整可能な構成を含むものである。この実施形態によれば、感知バー7B,8Bが二重桟枠状に形成されてなるため、感知バーの強度を格段に強力にすることができる。
図14に示す桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7hと、上桟7hの両端部下側に設けたL字状の補強枠iとからなる感知バー7C,8Cからなり、上桟7dの左右両端部に突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すと共に、補強枠iの先端部には、前記差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けてなるものである。勿論、この実施形態にあっても、上桟7hは前述のように伸縮調整可能な構成を含むものである。この実施形態によれば、感知バー7C,8Cの両端部において、上桟7h側の差込手段11,12,14と補強枠i側のロック手段18との相乗作用によって強力に手掛かり棒5に取り付けることができる。
図15に示す桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟7jと、上桟7jの一端部から下向きに繋がれた縦桟7kと縦桟7kの下端部から横向きに繋がれた下桟7lと下桟7lの他端部から上向きに上桟7jに向かって繋がれた縦桟7mとからなる四周枠状の感知バー7D,8Dからなり、左右縦桟7k,7mに突設した差込ピン14を手掛かり棒5の上端面の前記ピン差込孔11,12に差し込むことによって架け渡すと共に、左右縦桟7k,7mには、前記差込ピン14を手掛かり棒5のピン差込孔11,12に差し込んだ状態にロックするためのロック手段18を設けてなるものである。勿論、この実施形態にあっても、上桟7jと下桟7lは前述のように伸縮調整可能な構成を含むものである。この実施形態によれば、感知バー7D,8Dは四周枠状に形成されてなるため、それだけ感知幅を広く取ることができ、作業者の腰や肩にかけて確実に感知させることができ、より感知精度ないし能力を上げることができる。
T 作業台
1 天板
2 脚体
5 手掛かり棒
7 桁側感知バー
8 妻側感知バー
9 キャップ
11,12 ピン差込孔
14 差込ピン
18 ロック手段
7A 桁側感知バー
8A 妻側感知バー
7B 桁側感知バー
8B 妻側感知バー
7C 桁側感知バー
8C 妻側感知バー
7D 桁側感知バー
8D 妻側感知バー

Claims (10)

  1. 天板の両端に梯子状の脚体が設けられ、天板の四隅部に手掛かり棒が立設される作業台において、各手掛かり棒の上端面に複数のピン差込孔を設け、天板の四隅部に立設された手掛かり棒における天板桁側方向に対向する手掛かり棒の上端部間に、バーに触った時にそこが天板の桁側端部であることを感知させるための桁側感知バーを、また天板妻側方向に対向する手掛かり棒の上端部間に、バーに触った時にそこが天板の妻側端部であることを感知させるための妻側感知バーを、各感知バーの両端部に設けた差込ピンを手掛かり棒の上端面の何れかのピン差込孔に差し込むことによって架け渡すようにした作業台における作業位置感知装置。
  2. 天板の両端に梯子状の脚体が設けられ、天板の四隅部に手掛かり棒が立設される複数の作業台の天板妻側端部間に延長天板を架け渡してなるものにおいて、各手掛かり棒の上端面に複数のピン差込孔を設け、天板の四隅部に立設された手掛かり棒における天板桁側方向に対向する手掛かり棒間に、バーに触った時にそこが天板の桁側端部であることを感知させるための桁側感知バーを、また天板妻側方向に対向する手掛かり棒間に、バーに触った時にそこが天板の妻側端部であることを感知させるための妻側感知バーを、各感知バーの両端部に設けた差込ピンを手掛かり棒の上端面の何れかのピン差込孔に差し込むことによって架け渡すようにした作業台における作業位置感知装置。
  3. 天板の両端に梯子状の脚体が設けられ、天板の四隅部に手掛かり棒が立設される複数の作業台の天板妻側端部間に延長天板を架け渡し且つ天板桁側端部間には複数の延長天板を並列状に架け渡してなるものにおいて、各手掛かり棒の上端面に複数のピン差込孔を設け、天板の四隅部に立設された手掛かり棒には、天板及び延長天板の桁側方向に対向する手掛かり棒間、また天板の妻側方向に対向する手掛かり棒間に、桁側感知バー及び妻側感知バーを、各感知バーの両端部に設けた差込ピンを手掛かり棒の上端面の何れかのピン差込孔に差し込むことによって架け渡すようにした作業台における作業位置感知装置。
  4. 各手掛かり棒は金属製の角筒状体からなるもので、この角筒状体の上端部に、複数のピン差込孔を形成したキャップを取り付けてなる請求項1〜3の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置。
  5. 桁側感知バー及び妻側感知バーの夫々の両端部には、その差込ピンを手掛かり棒のピン差込孔に差し込んだ状態にロックするためのロック手段設けてなる請求項1〜4の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置。
  6. 前記桁側感知バーを伸縮可能に構成してなる請求項1〜5の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置。
  7. 前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟と、上桟の両端部に下向きに設けた左右縦桟とからなる下向きコ字状の感知バーからなり、左右縦桟に突設した差込ピンを手掛かり棒の上端面の前記ピン差込孔に差し込むことによって架け渡すようにした請求項1〜6の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置。
  8. 前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟と、下桟と、上下両桟を繋ぐ左右縦桟とからなる二重桟枠状の感知バーからなり、上桟の左右両端部に突設した差込ピンを手掛かり棒の上端面の前記ピン差込孔に差し込むことによって架け渡すと共に、下桟の両端部には、前記差込ピンを手掛かり棒のピン差込孔に差し込んだ状態にロックするためのロック手段を設けてなる請求項1〜6の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置。
  9. 前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟と、上桟の両端部下側に設けたL字状の補強枠とからなる感知バーからなり、上桟の左右両端部に突設した差込ピンを手掛かり棒の上端面の前記ピン差込孔に差し込むことによって架け渡すと共に、補強枠の先端部には、前記差込ピンを手掛かり棒のピン差込孔に差し込んだ状態にロックするためのロック手段を設けてなる請求項1〜6の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置。
  10. 前記桁側感知バー及び妻側感知バーは、上桟と、上桟の一端部から下向きに繋がれた縦桟と縦桟の下端部から横向きに繋がれた下桟と下桟の他端部から上向きに上桟に向かって繋がれた縦桟とからなる四周枠状の感知バーからなり、左右縦桟に突設した差込ピンを手掛かり棒の上端面の前記ピン差込孔に差し込むことによって架け渡すと共に、左右縦桟には、前記差込ピンを手掛かり棒のピン差込孔に差し込んだ状態にロックするためのロック手段を設けてなるようにした請求項1〜6の何れかに記載の作業台における作業位置感知装置。
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