JPH06272386A - 柱の吊り装置 - Google Patents
柱の吊り装置Info
- Publication number
- JPH06272386A JPH06272386A JP22771992A JP22771992A JPH06272386A JP H06272386 A JPH06272386 A JP H06272386A JP 22771992 A JP22771992 A JP 22771992A JP 22771992 A JP22771992 A JP 22771992A JP H06272386 A JPH06272386 A JP H06272386A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- pillar
- hardware
- head
- lifting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】高所作業を不要にすると共に建て起こし時の安
全性を向上させた柱の吊り装置を提供する。 【構成】柱の吊り装置２は柱１との着脱と柱の下部側面
の係止金具６で行うため高所作業を伴わないと共に建て
起こし時の安全性が向上した。
全性を向上させた柱の吊り装置を提供する。 【構成】柱の吊り装置２は柱１との着脱と柱の下部側面
の係止金具６で行うため高所作業を伴わないと共に建て
起こし時の安全性が向上した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は柱の建て起こしに用いる
柱の吊り装置に関するものである。
柱の吊り装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来において柱の建て起こしにはクレー
ンで柱の頂部を吊り下げる方法が一般に用いられるがこ
の方法では柱をアンカーボルトに固定した後のワイヤー
を外す作業が高所（柱の頂上）作業となり柱の揺れと相
まって危険を伴っていた。
ンで柱の頂部を吊り下げる方法が一般に用いられるがこ
の方法では柱をアンカーボルトに固定した後のワイヤー
を外す作業が高所（柱の頂上）作業となり柱の揺れと相
まって危険を伴っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の従来の
課題を解決し高所作業を不要にすると共に建て起こし時
の安全性を向上させた柱の吊り装置の提供を目的とす
る。
課題を解決し高所作業を不要にすると共に建て起こし時
の安全性を向上させた柱の吊り装置の提供を目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的達成
のためにクレーンで吊られるフック掛けが備えられた上
端金具と、該上端金具の下方にワイヤーを介して接続さ
れた枠状のヘッドと、該ヘッドの下方にターンバックル
で長さ調整可能にされたワイヤーを介して接続された下
端金具と、該下端金具が着脱され柱の下部側面に固定さ
れた係止金具とからなる吊り装置を提案するものであ
る。
のためにクレーンで吊られるフック掛けが備えられた上
端金具と、該上端金具の下方にワイヤーを介して接続さ
れた枠状のヘッドと、該ヘッドの下方にターンバックル
で長さ調整可能にされたワイヤーを介して接続された下
端金具と、該下端金具が着脱され柱の下部側面に固定さ
れた係止金具とからなる吊り装置を提案するものであ
る。
【０００５】
【実施例】以下本発明の柱の吊り装置を図面に示す実施
例に従い説明する。図１は本発明の吊り装置により建て
起こされる柱を示し、該柱（１）として角パイプが用い
られた３階用のものが図示される。
例に従い説明する。図１は本発明の吊り装置により建て
起こされる柱を示し、該柱（１）として角パイプが用い
られた３階用のものが図示される。
【０００６】柱（１）の下部側面には筒部（８ａ）を有
する係止金具（８）が溶接等で固定される。次に図２に
は本発明の吊り装置（２）がクレーン（２０）で吊り下
げられた状態で示される。
する係止金具（８）が溶接等で固定される。次に図２に
は本発明の吊り装置（２）がクレーン（２０）で吊り下
げられた状態で示される。
【０００７】吊り装置（２）はクレーン（２０）で吊ら
れるフック掛け（３ａ）が備えられた上端金具（３）を
有する。該上端金具（３）の下方にはワイヤー（１１）
を介して枠状のヘッド（５）（図３参照）が接続され
る。
れるフック掛け（３ａ）が備えられた上端金具（３）を
有する。該上端金具（３）の下方にはワイヤー（１１）
を介して枠状のヘッド（５）（図３参照）が接続され
る。
【０００８】該ヘッド（５）は図３に示す様に柱（１）
の頂部にかぶせられるものでありストッパー（５ａ）で
位置決め可能にされる。図２に戻ってヘッド（５）の下
方にはターンバックル（７）で長さ調整可能にされたワ
イヤー（１２）を介して下端金具（６）が接続される。
の頂部にかぶせられるものでありストッパー（５ａ）で
位置決め可能にされる。図２に戻ってヘッド（５）の下
方にはターンバックル（７）で長さ調整可能にされたワ
イヤー（１２）を介して下端金具（６）が接続される。
【０００９】下端金具（６）は図４に示す様にボルト
（６ａ）により柱（１）の係止金具（８）の筒部（８
ａ）に着脱可能にされる。以上の実施例に示した本発明
の柱の吊り装置の機能は次の通り。
（６ａ）により柱（１）の係止金具（８）の筒部（８
ａ）に着脱可能にされる。以上の実施例に示した本発明
の柱の吊り装置の機能は次の通り。
【００１０】すなわち図１に示す様に柱（１）は地面上
に倒された状態でありこの状態で図２に示す様に吊り装
置（２）は上端金具（３）のフック掛け（３ａ）におい
てクレーン（２０）で吊り下げられる。次に吊り装置
（２）は下げられて図３に示す様に柱（１）の上端部に
ヘッド（５）が嵌合される。
に倒された状態でありこの状態で図２に示す様に吊り装
置（２）は上端金具（３）のフック掛け（３ａ）におい
てクレーン（２０）で吊り下げられる。次に吊り装置
（２）は下げられて図３に示す様に柱（１）の上端部に
ヘッド（５）が嵌合される。
【００１１】更にワイヤー（１２）の下端の下端金具
（６）は図４に示す様に柱（１）の係止金具（８）にボ
ルト（６ａ）で係止される。この際下端金具（６）の位
置はターンバックル（７）により調整される。
（６）は図４に示す様に柱（１）の係止金具（８）にボ
ルト（６ａ）で係止される。この際下端金具（６）の位
置はターンバックル（７）により調整される。
【００１２】すなわちヘッド（５）が柱（１）の上端部
に嵌合されストッパー（５ａ）で一定の位置に停止され
ることによりターンバックル（７）で下端金具（６）を
柱（１）の係止金具（８）の位置に一致させるのであ
る。
に嵌合されストッパー（５ａ）で一定の位置に停止され
ることによりターンバックル（７）で下端金具（６）を
柱（１）の係止金具（８）の位置に一致させるのであ
る。
【００１３】次にクレーン（２０）が上げられてゆき柱
（１）は上端部から建て起こされていく。この際柱
（１）は吊り装置（２）のヘッド（５）と下端金具
（６）により支持される。
（１）は上端部から建て起こされていく。この際柱
（１）は吊り装置（２）のヘッド（５）と下端金具
（６）により支持される。
【００１４】柱（１）が建て起こされアンカーボルトに
その下端が固定されると図６に示す様に作業者（２１）
はボルト（６ａ）をゆるめ下端金具（６）を柱（１）の
係止金具（８）から取り外す。この取り外し作業は図示
の様に柱（１）の下部で行われ安全である。
その下端が固定されると図６に示す様に作業者（２１）
はボルト（６ａ）をゆるめ下端金具（６）を柱（１）の
係止金具（８）から取り外す。この取り外し作業は図示
の様に柱（１）の下部で行われ安全である。
【００１５】次にクレーン（２０）が上げられてヘッド
（５）が柱（１）の上端部から引き抜かれ施工完了す
る。以上の実施例に示した本発明の柱の吊り装置の作用
は次の通り。
（５）が柱（１）の上端部から引き抜かれ施工完了す
る。以上の実施例に示した本発明の柱の吊り装置の作用
は次の通り。
【００１６】
【発明の効果】本発明の柱の吊り装置の実施例は以上の
通りでありその効果を次に列記する。 （１）本発明の柱の吊り装置は特に柱との着脱は柱の下
部側面で行われるため高所作業が伴わず安全である。 （２）本発明の柱の吊り装置は特に柱の下部側面に係止
金具が固定されているため建て起こし時の安全性が向上
した。
通りでありその効果を次に列記する。 （１）本発明の柱の吊り装置は特に柱との着脱は柱の下
部側面で行われるため高所作業が伴わず安全である。 （２）本発明の柱の吊り装置は特に柱の下部側面に係止
金具が固定されているため建て起こし時の安全性が向上
した。
【図１】本発明の柱の吊り装置により建て起こされる柱
の斜視図
の斜視図
【図２】本発明の柱の吊り装置の正面図
【図３】本発明の柱の吊り装置の使用状態の上端部の斜
視図
視図
【図４】本発明の柱の吊り装置の使用状態の下端部の斜
視図
視図
【図５】本発明の柱の吊り装置の下端金具の使用状態の
正面図
正面図
【図６】本発明の柱の吊り装置の施工完了状態の正面図
１ 柱 ２ 吊り装置 ３ 上端金具 ３ａ フック掛け ５ ヘッド ５ａ ストッパー ６ 下端金具 ６ａ ボルト ６ｂ ナット ７ ターンバックル ８ 係止金具 ８ａ 筒部 １１ ワイヤー １２ ワイヤー １３ ワイヤー ２０ クレーン ２１ 作業者
Claims (1)
- 【請求項１】クレーンで吊られるフック掛けが備えられ
た上端金具と、該上端金具の下方にワイヤーを介して接
続された枠状のヘッドと、該ヘッドの下方にターンバッ
クルで長さ調整可能にされたワイヤーを介して接続され
た下端金具と、該下端金具が着脱され柱の下部側面に固
定された係止金具とからなる吊り装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22771992A JPH0713411B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 柱の吊り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22771992A JPH0713411B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 柱の吊り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06272386A true JPH06272386A (ja) | 1994-09-27 |
| JPH0713411B2 JPH0713411B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=16865286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22771992A Expired - Lifetime JPH0713411B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 柱の吊り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713411B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018043859A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 大和ハウス工業株式会社 | 吊り上げ具、吊り上げ方法および吊り上げ対象物 |
| JP2021008722A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 大和ハウス工業株式会社 | 柱吊治具及びワイヤ固定具 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104088468B (zh) * | 2014-07-14 | 2016-04-13 | 内蒙古杭萧钢构有限公司 | 一种钢结构多节柱吊装自动脱钩装置 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP22771992A patent/JPH0713411B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018043859A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 大和ハウス工業株式会社 | 吊り上げ具、吊り上げ方法および吊り上げ対象物 |
| JP2021008722A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 大和ハウス工業株式会社 | 柱吊治具及びワイヤ固定具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0713411B2 (ja) | 1995-02-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06272386A (ja) | 柱の吊り装置 | |
| JPH11116180A (ja) | コンクリート版の揚重方法 | |
| JP3950800B2 (ja) | つり足場 | |
| JP2892952B2 (ja) | 鋼管杭の連結方法 | |
| JPH01190883A (ja) | リフトアップまたはダウン工法 | |
| JPH0722452Y2 (ja) | 台棒式建柱工具 | |
| JP2987374B2 (ja) | 柱材の建て起こし方法及び装置 | |
| JP2004263498A (ja) | 防護柵の施工方法及び施工装置 | |
| JP3039326B2 (ja) | ねじ継手杭構造及びその施工方法 | |
| JP2872419B2 (ja) | 塔状構造体の組立方法及び該方法に用いる昇降足場装置 | |
| JP2782043B2 (ja) | 架空ケーブル架設用補助具 | |
| JPH072549Y2 (ja) | クレーン吊り具 | |
| JPS5910276Y2 (ja) | 梁を桁の高さに釣り上げる装置 | |
| JPH06313360A (ja) | 柱の吊り装置 | |
| JPS6041387Y2 (ja) | 足場兼用吊り治具 | |
| JP2767013B2 (ja) | 深礎用吊足場 | |
| JPH0522543Y2 (ja) | ||
| JP2003020799A (ja) | コンクリート構造物の切断解体工法 | |
| JP2591690B2 (ja) | 補強リング用巻上ウィンチ | |
| JP2502031Y2 (ja) | 門型建枠用安全手摺枠 | |
| JP3080203B2 (ja) | 鉄骨建方に於ける吊足場の施工法 | |
| JPS6019101Y2 (ja) | アイプレ−ト | |
| JP3019487U (ja) | クレーン用テレビカメラの取付装置 | |
| JP3031142U (ja) | 親綱支柱の着脱装置 | |
| JPH08128113A (ja) | 構造物の柱の建込み方法及び装置 |