JP3150156U - 足場ユニット及び仮設階段 - Google Patents

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平川修二
市川祥啓
生田裕作
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Abstract

【課題】安全性及び取り扱い性の高い足場ユニット及び仮設階段を提供する。【解決手段】建設資材群に付設される足場の構築に用いる足場ユニットであって、上部に掛止部11を有する本体1と、前記本体1から略水平に突設してあるステップ2と、を少なくとも含む。建設資材群にある間隙に前記掛止部11を掛止することによって、建設資材群に付設される足場とすることができる。また、該足場ユニットを複数用い、夫々高さを変えて設置することで建設資材群に付設された仮設階段を構築することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、足場ユニット及び該足場ユニットを用いた仮設階段に関し、特に積層された建設資材群に付設して足場を構築するための足場ユニット、及び該足場ユニットを用いた仮設階段に関するものである。
資材置き場には鋼矢板やH鋼などの建設資材が多層に積み上げられて保管されており、当該資材置き場から建設資材を運び出す際には、品質や納品数の確認や玉掛けを行うために作業員が建設資材群の上に昇って確認作業を行っている。
前記の作業を行うためには、建設資材群に梯子を立て掛けるか、脚立を設置し、作業員が当該梯子等を昇降するのが一般的である。
なお、本願出願人は、昇降の安全性を高める梯子を特許文献1として先に提案した。
実用新案登録第3137234号
上記の特許文献1に係る梯子を用いることで、従前の一般的な梯子と比較して安全性を確保することができるものの、梯子の昇降作業では未だ下記の様な問題が生ずる場合がある。
(1)梯子等を設置する地面の凹凸などによって安定性が左右されるため、作業員にとって十分に安全性が確保されるものではない。
(2)建設資材群の高さに応じた梯子等を用意しなければならず、大きな梯子では運搬作業や設置作業に人手と手間がかかる。
(3)作業員が建設資材群の中で低い場所から高い場所へと移動する場合もあり、その際には梯子等を地上から前記建設資材群中の低い場所に持ち込むこと自体に手間がかかる。
(4)梯子を立て掛けるには、安全上ある程度傾斜させて設置しなければならないため、一定の作業スペースの確保が必要となり、狭小な作業空間では梯子を設置することができない。
前記の課題の少なくとも何れか一つを解決するためになされた本考案は、建設資材群に付設される足場の構築に用いる足場ユニットであって、上部に掛止部を有する本体と、前記本体から略水平に突設して配され、夫々高低差を設けてある複数のステップと、を少なくとも含み、前記建設資材群にある間隙に前記掛止部を掛止めて、当該建設資材群に付設する足場となすことを特徴とする、足場ユニットを提供するものである。
また、本考案は前記本体に、水平方向に架け渡した把持部材を設けておくこともできる。また、前記足場ユニットのステップに手すりを構築するための取付部材を設けておくこともできる。また、前記本体の掛止部近傍に抜け出し防止用の突起を設けておくこともできる。
また、本考案は前記足場ユニットを複数用い、該足場ユニットを階段状に付設してなる仮設階段を提供するものである。
本考案によれば、以下に記載する効果のうち、少なくとも何れか一つを得ることができる。
(1)建設資材群に生まれる間隙を利用するため、簡易な構造で足場又は仮設階段を構築することができる。
(2)建設資材群から反力をとって足場又は仮設階段を構築するため、固定具や連結具などの部材を別途設ける必要が無い。
(3)足場又は仮設階段の付設長に制限がなく、足場ユニットの増減によってあらゆる高さの建設資材群に対応できる。
(4)建設資材群の高さに関わらず設置スペースが一定であるため、従来では梯子が設置できないような狭小な作業空間であっても、足場又は仮設階段が構築できる。
(5)足場ユニット単体が軽量であるため、作業員が持ち運びながら一つずつ設置することが可能となり、運搬・設置作業に手間がかからない。
(6)地上からの設置に制限されないため、建設資材群の途上からでも足場又は仮設階段の構築が可能となる。
(7)本体に設けた把持部材が、建設資材群に掛止める際の持ち手部分となるため、掛止作業をより容易に行うことができる。
(8)本体に設けた把持部材を作業員が把持しながら昇降することで、作業員の重心をより本体側(建設資材群側)へと移すことができ、より安全に昇降作業を行うことができる。
(9)ステップに設けた取付部材を介して手摺りを構築でき、より安全に昇降作業を行うことができる。
(10)掛止部近傍に設けた突起によって足場ユニットの安易な抜け出しを防止することができる。
本考案の足場ユニットの第1実施例を示す斜視図。 本考案の足場ユニットによって仮設階段が設置された建設資材群のイメージを示す斜視図。 本考案の足場ユニットの第2実施例を示す斜視図。 本考案の足場ユニットの第3実施例における掛止部近傍を示す概略図。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態について説明する。
[実施例1]
<1>全体構成
図1は、本考案の足場ユニットの一実施例を示す斜視図である。
本考案の足場ユニットは、上部に掛止部11を設けた本体1と、前記本体1から水平に突設したステップ2と、を少なくとも含む。前記掛止部11を建設資材群にある間隙に掛止めることによって、建設資材群に付設される足場又は仮設階段を構築するものである。
[建設資材群]
本考案における建設資材群とは、鋼矢板やH鋼、その他の建設資材を多段に積み上げたもの等が含まれる。また、建設資材群には積層する際に生まれる間隙等の被掛止箇所があることを前提とするものである。
<2>本体1
本体1は、建設資材群が有する間隙に掛止することによって、後述するステップを所定の箇所に位置決めするために設けられる部材である。
本実施例では、本体1に棒材を用い、該棒材を折曲或いは棒材接合することによって所定の形状を構成するものとする。例えば、L字形状に折曲した棒材を並設し、後述するスチフナ12で連結したものを本体とすることができる。この場合、棒材の鉛直部分は掛止による吊り部材となり、水平部分はステップを設けるための枠材となる。
なお、棒材1の材質は足場の安全規格に適合するものであれば如何なる材質であっても良く、例えば鋼、鉄、アルミニウム、FRPなどを用いることができる。
[掛止部11]
本体1の上部には、先端をフック状に折り曲げて形成した掛止部11を有してある。具体的にはL字形状に折曲した棒材の鉛直部分の上端をフック状に折り曲げて掛止部11を形成する。前記掛止部11を建設資材群が有する間隙A2に掛止めすることにより、本体1並びにステップ2を所定の位置に配置させておくことができる。
前記掛止部11の配置は、掛止する対象に適応するように適宜変更するものとし、本実施例では、足場ユニットを鋼矢板A1へ掛止することを前提とするため、複数の掛止部11が同じ高さにあるように並列に配置してある。
[スチフナ12]
また、本体1間には適宜スチフナ12を設けておいてもよい。スチフナ12を設けることにより、作業員の乗降に起因する本体1の変形を更に抑止することができる。
[把持部材13]
本体1間の掛止部近傍には、水平方向に架け渡された把持部材13を設けておくこともできる。当該把持部材13は、足場ユニットの設置時には設置作業員の持ち手として利用することができるほか、設置後には乗降する作業員の手摺りとして使用できる。また、当該把持部材13を手摺りとして使用する場合には、作業員の重心が本体1側(建設資材側)へと移ることとなり、作業員の安全性をより高めることができる。
前記把持部材13は、上段側のステップが取り付けてある本体1間に設けてもよいし、下段側のステップが取り付けてある本体1間に設けてもよいし、両側に設けてもおいても良い。
<3>ステップ2
ステップ2は、平板状の部材であって、平面が略水平となるように配されることで作業員の足場を構築する。ステップ2の表面は作業員が昇降する箇所に相当するため滑りにくい素材であることが望ましく、例えばエキスパンドメタルで形成してあることが望ましい。本実施例においては、前記本体1に二枚のステップ2を互いに高さが異なるように階段状に水平に設けてある。
ステップ2の幅並びに各段間の高さは、昇降性を考慮して300mm程度であることが望ましい。また、ステップ2の奥行きは250mm程度であることが望ましい。
<4>足場ユニットの設置例
図2は、本考案の足場ユニットによって仮設階段が設置された建設資材群のイメージを示す斜視図である。
作業員は、昇降作業時に本考案の足場ユニットを建設資材群Aが有する間隙A1に高低差を設けて一体ずつ取り付けることによって、階段状に足場ユニットを設置していく。以上の工程により、建設資材群Aに付設される仮設階段Bが構築される。なお、仮設階段Bの除去作業は、上記の工程を逆の手順で行えばよい。
[実施例2]
図3は、足場ユニットの第2実施例を示す斜視図である。
本考案は、ステップ2に対して、本体1との間の取付部側と対向する位置に筒状の取付部材3を新たに設けておくこともできる。前記取付部材3を介してポール4を立設し、当該ポール4の先端にチェーン5などの架け渡し材を設けることで、隣接する足場ユニット間に手摺りを形成することができる。
[実施例3]
図4は、本考案の第3実施例に係る掛止部近傍を示す概略図である。
本体1の掛止部11の近傍には、新たにストッパ13を設けておくこともできる。より具体的に説明すると、ストッパ13は本体1を構成する棒材に接合される板状の部材からなる突起であって、接合後には当該ストッパ13によってU字型に形成された掛止部11の開放部分が狭くなるように構成されている。
足場ユニットの掛止後には、前記ストッパ13が鋼矢板A1のセクション部と干渉するため、足場ユニットの上方への移動を制限し、該足場ユニットの抜け出しを防止することができる。
なお、ストッパ13を設けた場合の足場ユニットの掛止は、間隙A1に対して前記掛止部11の先端を斜めに侵入させればよく、足場ユニットの脱着作業も同様の手順を逆に行えばよい。
[その他の実施例]
また、本体1は、建設資材群Aに掛止するための掛止部11と、ステップ2を突設するための領域が設けてあれば如何なる構造を有していてもよい。
例えば複数の棒材を接合して本体1となしたり、板状の部材を用いたり、本体1に掛止機構を有する部材を別途取り付けて掛止部11を設ける構造を採用することができる。また、掛止部11をクランプ等の公知の把持部材に置き換えることもできる。
またステップ2は、設置後の状態が水平となるように構成されていることが作業員の安全管理上望ましい。
したがって、本体1が建設資材群Aに掛止する際に垂直に吊られている際には、ステップ2を本体1に対して水平に突設させておくことで、設置後も水平を保つことができる。
一方、本体1が建設資材群Aに掛止する際に垂直に吊られない際には、本体1の傾斜角度を考慮してステップ2の突設角を予め設けておけばよい。
また、足場ユニットが本体1とステップ2とでなす角度を適宜変更することが可能な機構を有することにより、建設資材群Aと本体1との関係に応じて、ステップ2が水平を保つようにしておくことができる。
1 本体
11 掛止部
12 スチフナ
13 把持部材
14 ストッパ
2 ステップ
3 取付部材
4 ポール
5 チェーン
A 建設資材群
A1 鋼矢板
A2 間隙
B 仮設階段

Claims (5)

  1. 建設資材群に付設される足場の構築に用いる足場ユニットであって、
    上部に掛止部を有する本体と、
    前記本体から略水平に突設して配され、夫々高低差を設けてある複数のステップと、を少なくとも含み、
    前記建設資材群にある間隙に前記掛止部を掛止めて、当該建設資材群に付設する足場となすことを特徴とする、足場ユニット。
  2. 前記本体に、水平方向に架け渡した把持部材を設けてあることを特徴とする、請求項1に記載の足場ユニット。
  3. 前記ステップに、手摺りを構築するための取付部材を設けてあることを特徴とする、請求項1又は2に記載の足場ユニット。
  4. 前記本体の掛止部近傍に、抜け出し防止用の突起を設けてあることを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1項に記載の足場ユニット。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の足場ユニットを複数用い、該足場ユニットを階段状に付設してなる仮設階段。
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