JP7477339B2 - 柱吊治具 - Google Patents

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Description

本発明は、柱の建て起こしに際して柱を懸吊するための柱吊治具に関し、特に柱への取り付けが容易で且つ柱を確実に保持することが可能な柱吊治具に関する。
従来、柱の立設には、クレーン等の吊り上げ装置により柱の頂部(柱頭部)を吊り下げる方法が一般に用いられてきた。この方法では、柱をアンカーボルトで固定した後、柱の頂部に取り付けられたワイヤを外す作業が必要であるが、その作業は高所でのものとなるため、高所での作業を不要にすると共に安全性を向上させることを目的とした柱の吊り装置が提案されている。
特許文献1には、クレーンにより吊られるフック掛けが備えられた上端金具と、上端金具の下方にワイヤを介して接続された枠状のヘッドと、ヘッドの下方にターンバックルにより長さが調整可能であるワイヤを介して接続された下端金具と、下端金具が着脱され柱の下部側面に固定された係止金具とからなる柱の吊り装置が提案されている。この柱の吊り装置によれば、柱との着脱は柱の下部側面で行われるため高所作業が伴わず安全性が向上する。
特開平6-272386号公報
鉄骨柱と鉄骨梁の接合部における構造として、剛接合とピン接合が知られている。端面部にエンドプレートが取り付けられた鉄骨梁を、ボルト孔が設けられた鉄骨柱の柱頭部にボルトによって剛接合する場合には、特許文献1の柱の吊り装置が備える枠状のヘッドを、鉄骨柱の柱頭部を囲むようにして設置することが可能である。
しかし、柱頭部において鉄骨柱の側面から突出するガセットプレート(付属物)を介して鉄骨梁をピン接合する場合には、枠状のヘッドが、柱の柱頭部に設けられたガセットプレートと干渉してしまうため、特許文献1に記載の柱の吊り装置では対応することができなかった。
本発明は前記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、柱に付属物を有する場合であっても対応可能であり、且つ柱を確実に保持して建て起こして懸吊することが可能な柱吊治具を提供することにある。
また、本発明の他の目的としては、柱への取り付け状態が安定した固定具を備えた柱吊治具を提供することにある。
上記課題は、本発明の柱吊治具によれば、吊り上げ装置に連結部材によって連結されて、係合部が設けられた柱を懸吊する柱吊治具であって、前記連結部材と連結され、前記柱の柱頭部を囲む枠状のヘッド部材と、前記ヘッド部材より下方に配置され、前記ヘッド部材から延びる連結部材と連結し、前記柱の前記係合部に着脱可能に固定される固定具と、を備え、前記ヘッド部材の側面には、前記ヘッド部材の下端から上方に向かって延在するスリットが形成されており、前記スリットは、前記柱頭部に設けられた付属物を受容可能であることにより解決される。
上記のように構成された本発明の柱吊治具は、枠状のヘッド部材が、柱頭部を囲いつつ、柱頭部に設けられた付属物をスリットに受容可能であるため、柱を確実に保持して建て起こして懸吊することが可能となる。
このとき、前記ヘッド部材は、上面視において矩形状であり、前記側面を4つ備えており、前記スリットは、前記ヘッド部材が備える4つの前記側面にそれぞれ形成されているとよい。
上記の構成では、ガセットプレートなどの付属物は、柱の4つの側面に配置される可能性があるが、ヘッド部材の4つの側面にそれぞれ、スリットが形成されているため、柱の柱頭部に配置される付属物の数、付属物が配置される側面の組み合わせが異なる場合にも対応することが可能である。
このとき、前記ヘッド部材の側面には、前記吊り上げ装置に連結される前記連結部材と、前記ヘッド部材から延びる連結部材とが連結される連結部が上面視において点対称となる位置に配置されているとよい。
上記の構成では、ヘッド部材の受容部内に付属物を受容しつつ、適切にワイヤを連結することが可能となる。
上記課題は、本発明の柱吊治具によれば、吊り上げ装置に連結部材によって連結されて、係合部が設けられた柱を懸吊する柱吊治具であって、前記連結部材と連結され、前記柱の柱頭部を囲む枠状のヘッド部材と、前記ヘッド部材より下方に配置され、前記ヘッド部材から延びる連結部材と連結し、前記柱の前記係合部に着脱可能に固定される固定具と、を備え、前記ヘッド部材の側面には、下端から上方に向かって受容部が形成されており、前記受容部は、前記柱頭部に設けられた付属物を受容可能であり、前記係合部は、前記柱の側面に設けられ、上下の端部に開口部を有しており、前記固定具は、前記ヘッド部材から延びる連結部材と連結する基部と、前記係合部の下側端部の開口部に挿入される第一係止片が形成された第一係止部と、前記係合部の上側端部の開口部に挿入される第二係止片が形成され、前記基部に対して上下方向に移動可能に設けられる第二係止部と、を有することにより解決される。
上記のように構成された本発明の柱吊治具は、枠状のヘッド部材が、柱頭部を囲いつつ、柱頭部に設けられた付属物を受容部に受容可能であるため、柱を確実に保持して建て起こして懸吊することが可能となる。また、固定具が柱の係合部に取り付けられるため、柱への取り付け状態が安定したものとなる。
このとき、前記固定具は、前記第二係止片が前記係合部の上側端部の開口部に挿入された状態において前記第二係止部が上側へと移動することを阻止するロック機構を有し、前記ロック機構は、前記第二係止部に背面側から正面側に向かって突出して設けられた突出部と、前記第二係止片が前記係合部の上側端部の開口部に挿入された状態において、前記突出部に対して上側から当接し、前記突出部が上側へと移動することを阻止する着脱可能なロック部材と、を備えているとよい。
上記の構成では、固定具が柱の係合部に取り付けられた状態でロック機構によって、第二係止部が上側へと移動して、係合部から外れることが阻止されるため、柱への取り付け状態が安定したものとなる。また、第二係止部の突出部が着脱可能なロック部材と当接することによって、第二係止部が上側へと移動することが阻止されるため、ロック状態が安定したものとなるとともに、第二係止部を係合部の上側端部の開口部に挿入する際に、ロック部材が干渉することが抑制される。
このとき、前記固定具は、前記第二係止片が前記係合部の上側端部の開口部に挿入された状態において前記第二係止部が上側へと移動することを阻止するロック機構を有し、前記ロック機構は、前記第二係止部に連結され、上下方向に延在するネジ付軸部材と、前記ネジ付軸部材に螺合した第一ロックナット及び第二ロックナットと、を備え、前記ネジ付軸部材は、前記基部に挿通されており、前記第一ロックナットが前記基部に対して下側から当接し、かつ、前記第二ロックナットが前記基部に対して上側から当接することで、前記第二係止部が上側へと移動することを阻止するとよい。
上記の構成では、固定具が柱の係合部に取り付けられた状態でロック機構によって、第二係止部が上側へと移動して、係合部から外れることが阻止されるため、柱への取り付け状態が安定したものとなる。また、第二係止部に連結されたネジ付軸部材が、基部に対してロックナットによって固定されることで、第二係止部が上側へと移動することが阻止されるため、ロック状態が安定したものとなる。また、ロックナットがネジ付軸部材に螺合しているため、簡易な構成でありつつ、ロックナットが紛失してしまうことが抑制される。
このとき、前記第二係止片の上下方向の長さよりも、前記第一係止片の上下方向の長さが長く形成されているとよい。
上記の構成では、係合部に対して下側から挿入される第一係止片が長く形成されているため、第一係止片が係合部の下側端部の開口部から外れ難くなるので、柱の係合部に対するワイヤ固定具の取り付け状態が安定する。
本発明に係る柱吊治具によれば、柱に付属物を有する場合であっても対応可能であり、且つ柱を確実に保持して建て起こして懸吊することが可能な柱吊治具を提供することができる。
また、本発明に係る他の柱吊治具によれば、柱への取り付け状態が安定した固定具を備えた柱吊治具を提供することができる。
本実施形態に係る柱吊治具を柱に固定した状態の斜視図である。 柱吊治具のヘッド部材の斜視図である。 柱吊治具のヘッド部材の上面図である。 柱吊治具のワイヤ固定具の斜視図である。 柱吊治具のワイヤ固定具の正面図であり、ワイヤ固定具を柱に固定する前の状態を示す図である。 柱吊治具のワイヤ固定具の正面図であり、ワイヤ固定具を柱に固定した状態を示す図である。 柱に固定した状態のワイヤ固定具の側面図である。 柱に固定した状態のワイヤ固定具の平面図である。 柱を建て起こす前の状態を示す図である。 柱を建て起こす途中の状態を示す図である。 柱を吊り上げ装置により吊り上げた状態を示す図である。 柱を立設させ基礎に固定した状態を示す図である。 変形例に係るワイヤ固定具の正面図であり、ワイヤ固定具を柱に固定する前の状態を示す図である。 変形例に係るワイヤ固定具の正面図であり、ワイヤ固定具を柱に固定した状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係る柱吊治具について図1乃至図10を用いて説明する。以下の実施形態において同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付して示し、理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
また、以下の説明中、図1に記載の矢印で示すように、上下方向とは、立設した状態の鉄骨柱1に柱吊治具10が取り付けられたときの上下方向を意味する。また、ワイヤ固定具20の正面、背面とは、ワイヤ固定具20が鉄骨柱1に固定されたときに鉄骨柱1に対峙する面を背面とし、正面は鉄骨柱1とは反対側の面であることとする。また、鉄骨柱1を基準として外側及び内側を定める。すなわち、鉄骨柱1の中心に近付く方向を内方向、遠ざかる方向を外方向とする。
[1.柱吊治具10の構成について]
図1に、柱である鉄骨柱1と、鉄骨柱1を懸吊するために取り付けられた柱吊治具10とを示す。柱吊治具10は、建物の躯体に使用される鉄骨柱1を、横倒しに仮置きした状態から、吊り上げ装置により建て起こし、吊り上げて所望の場所まで移動させた後、立設させた状態で固定するために用いられる。
柱吊治具10は、吊り上げ装置、例えばクレーン(図示しない)に連結され、柱である鉄骨柱1を建て起こすものである。柱吊治具10は、ヘッド部材12(図2A及び図2B)と、一対のワイヤ固定具20(図3乃至図6)とを備える。
柱吊治具10により建て起こす鉄骨柱1は、図1及び図3に示すように断面矩形の鉄骨柱1であり、柱頭部1aに付属物としてのガセットプレート1bが設けられている。また、鉄骨柱1の側面には、足場として仮設される作業床を設置するためにも用いられる係合部2が取り付けられている。係合部2は、図1、図3及び図4に示すように屈曲した板状部材を折り曲げることにより形成され、溶接等により、鉄骨柱1の側面に取り付けることにより構成される。
鉄骨柱1の外周面と係合部2との間には、折り曲げることにより形成された上下方向に延びる隙間が2か所形成されおり、上下の端部に開口部2a、2bがそれぞれ二つずつ形成されている。なお、作業床(図示しない)を設置する際は、係合部2の上側の開口部2aに作業床に形成された係止爪を挿入して、作業床を固定する。係合部2は、図1に示すようにいくつかの高さで作業床を設置することができるよう、鉄骨柱1の各側面において上下方向に、所定の間隔にて設けられている。
作業床を設置するための係合部2が溶接されていることにより、従来、鉄骨柱1の側面に作業床や梯子を取りつけるために形成された孔を設ける必要がなくなる。また、鉄骨柱1に孔を形成する作業には手間がかかることから、鉄骨柱1を吊り上げて移動するために、予め設けられた鉄骨柱1の係合部2を用いることが望ましい。また、鉄骨柱1に孔が形成されないため、孔を形成した場合と比較してより高い強度を得ることができ好適である。
鉄骨柱1の下端には、基礎32に固定するための柱プレート30が設けられている。柱プレート30の四隅には、鉄骨柱1を基礎32に固定するアンカーボルト33(図8D参照)を通す貫通孔30aが形成されている。
<ヘッド部材12>
図2A及び図2Bに示されるように、本実施形態の柱吊治具10が備えるヘッド部材12は枠状の部材であり、本実施形態では図1に示すように鉄骨柱1の上端の柱頭部1aを囲むように配置され、クレーンから延びる2本のワイヤ14(連結部材)と連結する。後述するように、一対のワイヤ固定具20は、ヘッド部材12より下方に配置され、ヘッド部材12から延びる2本のワイヤ15(連結部材)のそれぞれと連結する。なお、連結部材としてのワイヤ14,15は、スリングやチェーンなど、他の連結部材であってもよい。
ワイヤ15の長さLは、鉄骨柱1を建て起こしたとき、ヘッド部材12が、鉄骨柱1の柱頭部1a(上端部)から外れない長さに設定されている。言い換えれば鉄骨柱1を立設させたときのワイヤ15の上端の位置は、鉄骨柱1の高さHよりも低くなるように設定されている。なお、ワイヤ15は中間部分に不図示のターンバックルが設けられており、長さ調整可能になっている。
ヘッド部材12の上方にはストッパ13を設けられている。ストッパ13は、クレーンから延びるワイヤ14が外れたとき下方にヘッド部材12が落下することを防止する。また、ヘッド部材12の側面12bには、ワイヤ14の端部に設けられたフック18と、ワイヤ15の端部に設けられたフック17とを掛けるためのフック掛け12aが設けられている。
(スリット12c)
枠状のヘッド部材12の4つの側面12b(より詳細には、側面12bの中央)にはそれぞれ、ヘッド部材12の下端から上方に向かって延在する受容部としてのスリット12cが形成されている。このスリット12cは、鉄骨柱1の柱頭部1aに設けられた付属物としてのガセットプレート1bを受容可能である。スリット12cの長さは、鉄骨柱1の延在方向(つまり上下方向)におけるガセットプレート1bの長さの1/2以上となるように形成されている。
ガセットプレート1bなどの付属物は、鉄骨柱1の4つの側面に配置される可能性があるが、本実施形態に係る柱吊治具10が備えるヘッド部材12は、4つの側面12bにそれぞれ、スリット12cが形成されているため、鉄骨柱1の柱頭部1aに配置される付属物の数、付属物が配置される側面の組み合わせが異なる場合にも対応することが可能である。
本実施形態に係る柱吊治具10は、枠状のヘッド部材12が、鉄骨柱1の柱頭部1aを囲いつつ、付属物であるガセットプレート1bをスリット12cに受容可能である。つまり、柱頭部1aに付属物を備える鉄骨柱1であっても、スリット12cを備えるヘッド部材12により柱頭部1aを確実に保持して建て起こして懸吊することが可能となる。
また、図1及び図2Aに示されるように、スリット12cは、鉄骨柱1の延在方向(つまり上下方向)におけるガセットプレート1bの長さよりも長く形成されている。この構成によれば、ヘッド部材12が鉄骨柱1の柱頭部1aを囲んだ状態で、鉄骨柱1の延在方向においてガセットプレート1bがスリット12c内に安定して受容されるため、鉄骨柱1の柱頭部1aをより確実に保持しつつ、鉄骨柱1を建て起こして懸吊することが可能となる。
また、図2Bに示されるように、ヘッド部材12の側面12bにおいて、フック17,18を介してワイヤ14,15が連結される連結部としてのフック掛け12aが、ヘッド部材12の上面視において点対称となるに配置されている。より詳細には、上面視において、ヘッド部材12の対向する側面12bにおいて中央に形成された各スリット12cに対して、反対側にフック掛け12aが配置されている。
このようなフック掛け12aの配置によれば、ヘッド部材12のスリット12c内に付属物を受容しつつ、バランスよく適切にワイヤ14,15をフック掛け12aに対して連結することが可能となる。
また、スリット12cは、ガセットプレート1bの厚みよりも幅が広く、ガセットプレート1bの上下方向の長さよりも長く(深く)なるように形成されているため、仮にヘッド部材12が傾いた場合や、鉄骨柱1が回転した場合であっても、スリット12cからガセットプレート1bが抜けることなく、ヘッド部材12によって、鉄骨柱1の柱頭部1aが安定して保持される。
<ワイヤ固定具20>
本実施形態の柱吊治具10が備える一対のワイヤ固定具20(固定具)は、鉄骨柱1の側面に取り付けられ、互いに反対方向に位置する係合部2に着脱可能に固定される。ワイヤ固定具20は、上述したように、鉄骨柱1の側部に設けられた係合部2に着脱可能に固定される治具であり、図3乃至図7に示すように、ヘッド部材12から延びるワイヤ15に連結する基部21を有する。基部21は、矩形の板状に形成された金属製の部材であり、両端部から下方に延びる支持部22が設けられている。
また、ワイヤ固定具20は、支持部22により基部21と所定距離離れた位置に設けられた第一係止部23を有する。第一係止部23の上端には、係合部2の下側端部の開口部2bに挿入される第一係止片23aが形成されている。
ワイヤ固定具20は、付勢部25と、付勢部25から係合部2に向けて付勢される第二係止部24を有する。第二係止部24は基部21に対して上下方向に移動可能であり、付勢部25は、ワイヤ固定具20を係合部2に対して取り付けるときに、第二係止部24を基部21から係合部2に向けて、下方(図5の矢印B方向)に付勢する。また、第二係止部24は、係合部2の上側端部の開口部2aに挿入される第二係止片24aが下端に形成されている。
図5に示されるように、上側の第二係止片24aの上下方向の長さよりも、下側の第一係止片23aの上下方向の長さが長く形成されている。係合部2に対して下側から挿入される第一係止片23aが長く形成されているため、第一係止片23aが係合部2の下側端部の開口部2bから外れ難くなるので、鉄骨柱1の係合部2に対するワイヤ固定具20の取り付け状態が安定する。
付勢部25は、図3乃至図7に示すように、基部21に対して挿通され上下方向に摺動可能に設けられた軸部材25bと、軸部材25bを内包して基部21と第二係止部24との間に配置されるバネ25aとから構成される。作業者は、ワイヤ固定具20を、鉄骨柱1に取り付ける際、図4に示すように、ワイヤ固定具20の第二係止部24を上方(図4の矢印A方向)に押し上げる。第二係止部24を押し上げた状態、すなわち、第二係止部24の係合部2への付勢を解除した状態では、第一係止片23aの先端と第二係止片24aの先端との距離D1が、係合部2の上下方向の長さL1より長くなる。そのため、第一係止部23と第二係止部24との間に係合部2を配置することができる。
係合部2を第一係止部23と第二係止部24との間に配置した後、作業者は、付勢部25の押し上げるのをやめ、付勢部25が第二係止部24を付勢することで、第二係止部24を下方(図5の矢印B方向)に移動させる。第一係止部23の第一係止片23aが、係合部2の下端側の開口部2bのそれぞれに挿入されるとともに、第二係止部24の第二係止片24aが係合部2の上端側部の開口部2aに挿入される。
そして、図5に示すように、係合部2の長さL1より、第一係止片23aの先端と第二係止片24aの先端との距離D2が短くなる。付勢部25により、第二係止部24が付勢されることから、第一係止片23a及び第二係止片24aが係合部2の上下の開口部2a、2bから外れ難くなり、ワイヤ固定具20を係合部2に確実に固定することができる。
第二係止部24には、背面側から正面側に突出する突出部として把持部26が形成されている。把持部26により、ワイヤ固定具20を鉄骨柱1に取り付けたり或いは取り外したりするとき、第二係止部24を押し上げ易くなる。そのためより容易に取り付けを行うことができる。なお、把持部26は、後述するロック部材28と共にロック機構を構成する。
特許文献1に記載の柱の吊り装置では、連結部材としてのワイヤと連結した下端金具を係止金具に取り付ける際、下端金具の下方からボルトを挿入して係止金具を締め付けている。そのため、取り付けるための工具が必要であり、下端金具の着脱に時間と手間がかかるものとなっていた。
本実施形態に係る柱吊治具10は、ワイヤ固定具20が鉄骨柱1の係合部2に取り付けられると、ワイヤ固定具20の第二係止部24が係合部2に向けて付勢されるため、ワイヤ固定具20が鉄骨柱1の係合部2から外れることなく確実に取り付けられる。また、作業者は第二係止部24にかかる付勢を解除することにより、工具を用いることなくワイヤ固定具20の着脱が可能であるため、容易に取り付けることができる。
基部21は、ヘッド部材12から延びるワイヤ15の下端に設けられたフック16を掛ける環状部27を有する。環状部27は、基部21の上面に固定される。環状部27は、基部21に対して上下方向を中心軸として、図7の矢印D方向に回転可能に固定されてもよい。環状部27を回転可能に取り付けることで、例えばフック16を掛けた後、ワイヤ15がねじれたとしても、環状部27を回転させることでねじれを解消することができる。
本実施形態では、第一係止部23の第一係止片23a及び第二係止部24の第二係止片24aは、それぞれ二つ設けられているが、第一係止片23a、第二係止片24aは、係合部2の開口部2a、2bの数に合わせて、1つ設けられていてもよいし、3つ以上設けられてよい。第一係止片23a、第二係止片24aを複数設けることで、ワイヤ固定具20を傾けることなく安定して係合部2に取り付けることができる。
(ロック機構)
以下、本実施形態に係る柱吊治具10のワイヤ固定具20が備えるロック機構について図3乃至図7を参照して説明をする。以下に述べる通り、ロック機構は、第二係止片24aが係合部2の上側端部の開口部2aに挿入された状態において第二係止部24が上側へと移動することを阻止する。
ロック機構は、第二係止部24に背面側から正面側に向かって突出して設けられた突出部としての把持部26と、第二係止片24aが係合部2の上側端部の開口部2aに挿入された状態において、把持部26(突出部)に対して上側から当接し、把持部26(突出部)が上側へと移動することを阻止する着脱可能なロック部材28と、を備えている。
ロック部材28は、支持部22に形成された挿通孔22aに挿通されるロックボルト28aと、ロックボルト28aの両端部にそれぞれ螺合するロックナット28bを有している。図5及び図6に示されるように、第二係止片24aが係合部2の上側端部の開口部2aに挿入された状態で、支持部22に形成された挿通孔22aにロックボルト28aを挿通し、ロックボルト28aの両端部のロックナット28bを締め付けて支持部22に当接させる。このようにして、ロックナット28bが把持部26(突出部)に対して上側から当接し、把持部26を含む第二係止部24が上側へと移動することが阻止される。
本実施形態に係る柱吊治具10は、ワイヤ固定具20がロック機構を備えることで、ワイヤ固定具20が鉄骨柱1の係合部2から外れることが阻止されるため、柱吊治具10の鉄骨柱1への取り付け状態が安定したものとなる。また、第二係止部24の把持部26(突出部)が、ロックボルト28a及びロックナット28bから構成される着脱可能なロック部材28と当接することによって、第二係止部24が上側へと移動することが阻止されるため、ロック状態が安定したものとなるとともに、第二係止部24を係合部2の上側端部の開口部2aに挿入する際に、ロック部材28が干渉することが抑制される。
つまり、本実施形態に係るワイヤ固定具20は、鉄骨柱1の側面に取り付けられ上下の端部に開口部2a,2bを有する係合部2に、着脱可能に固定されるワイヤ固定具20であって、ワイヤと連結する基部21と、係合部2の下側端部の開口部2bに挿入される第一係止片23aが形成された第一係止部23と、係合部2の上側端部の開口部2aに挿入される第二係止片24aが形成され、上下方向に移動可能に設けられる第二係止部24と、第二係止片24aが係合部2の上側端部の開口部2aに挿入された状態において第二係止部24が上側へと移動することを阻止するロック機構と、を有するものである。
[2.柱吊治具10を用いた柱の建て起こし及び設置方法について]
図8A乃至図8Dに、本実施形態の柱吊治具10の使用状態を示す。図8Aに示すように、柱吊治具10は、横倒し状態で枕木31の上に仮置きされた鉄骨柱1に取り付けられる。まず、ヘッド部材12が、鉄骨柱1が立設されたときに上方になる柱頭部1aに被さるよう装着される。このとき、ヘッド部材12の側面12bに形成されたスリット12cに鉄骨柱1の柱頭部1aが備えるガセットプレート1bが受容される。
ヘッド部材12を装着した後、ヘッド部材12とワイヤ固定具20とを、ワイヤ15により接続する。ワイヤ15の両端に、フック機構を有するフック16,17が設けられていると、容易にワイヤ15をヘッド部材12とワイヤ固定具20に取り付けることができる。そして、ワイヤ固定具20を、鉄骨柱1が立設されたときに下方に位置する係合部2に取り付ける。このとき、ワイヤ15が備える不図示のターンバックルを操作して、ワイヤ15の長さを適宜調整する。
そして、ワイヤ固定具20の支持部22に形成された挿通孔22aにロックボルト28aを挿通し、ロックボルト28aの両端部のロックナット28bを締め付けて支持部22に当接させる。
次に、ヘッド部材12を、ワイヤ14を介してクレーン(吊り上げ装置)に接続する。そして、クレーンを作動させヘッド部材12を吊り上げる。図8Bに示すように、ヘッド部材12が吊り上げられると、鉄骨柱1が徐々に立ち上がる。鉄骨柱1が立設するまで、クレーンでの引き上げを行う。
鉄骨柱1を立設させた後、図8Cに示すように、さらにクレーンにより鉄骨柱1を吊り上げて、鉄骨柱1を設置する場所まで移動させる。鉄骨柱1を設置する基礎32まで移動させた後、図8Dに示すように、鉄骨柱1を下して、鉄骨柱1の柱プレート30の貫通孔30aにアンカーボルト33を挿入して基礎32に固定する。
そして、ロックボルト28aの両端部のロックナット28bを緩めて取り外し、挿通孔22aからロックボルト28aを取り外して、ロックを解除し、ワイヤ固定具20を、鉄骨柱1の係合部2から取り外す。ロックを解除した後、作業者は、ワイヤ固定具20の第二係止部24を押し上げるだけで取り外すことができるため、ワイヤ固定具20を時間や手間をかけることなく容易に着脱することができる。
次に、ワイヤ15のフック16とワイヤ固定具20との連結を解除し、その後、クレーンによりヘッド部材12を更に吊り上げて鉄骨柱1の柱頭部1aから取り外して撤去する。ヘッド部材12は鉄骨柱1の柱頭部1aを囲むようにして被さっているだけなのでクレーンで上方向(図8Dの矢印D方向)に吊り上げるだけで外すことができる。作業員が、柱吊治具10を取り外す作業は、鉄骨柱1の下側で行われるため、高所作業が伴うことがなく安全である。
[3.変形例]
以上までに本発明の柱吊治具に関して、その構成及び利用方法についての一実施形態を例に挙げて説明してきたが、上述の実施形態は、あくまでも一例に過ぎず、他の例も考えられる。
変形例に係るワイヤ固定具20Xを、図9及び図10に示す。変形例に係るワイヤ固定具20Xは、上述したワイヤ固定具20とはロック機構の態様が異なっている。以下、上記のワイヤ固定具20と同じ構成については説明を省略し、ロック機構に関する点を中心に説明をする。
ワイヤ固定具20Xが備えるロック機構は、第二係止部24に連結され、上下方向に延在するネジ付軸部材25Xbと、ネジ付軸部材25Xbに螺合した第一ロックナット25Xc及び第二ロックナット25Xdと、を備えている。なお、上側の第二ロックナット25Xdは、第二係止片24aが係合部2の上側端部の開口部2aに挿入された状態で、基部21の上面に当接する位置において、ネジ付軸部材25Xbに対して溶接されて固定されていると好適である。
ネジ付軸部材25Xbは、基部21の挿通孔22aに挿通されており、第二ロックナット25Xdが基部21に対して上側から当接した状態で、第一ロックナット25Xcを回転操作して上方に移動させ、基部21に対して下側から当接させる。このようにして、ロック機構が第二係止部24に作用して、第二係止部24が上側へと移動することを阻止する。
変形例に係るワイヤ固定具20Xによれば、第二係止部24に連結されたネジ付軸部材25Xbが、基部21に対して第一ロックナット25Xc及び第二ロックナット25Xdによって固定されることで、第二係止部24が上側へと移動することが阻止されるため、ロック状態が安定したものとなる。また、第一ロックナット25Xc及び第二ロックナット25Xdがネジ付軸部材25Xbに螺合しているため、簡易な構成でありつつ、ロックナットが紛失してしまうことが抑制される。
上記の実施形態では、鉄骨柱1の柱頭部1aに付属物が設けられている場合を例示して説明を行ったが、鉄骨柱1の柱頭部1aにガセットプレート1bなどの付属物が無い場合であっても柱吊治具10を用いることが可能である。
また、上記の実施形態において、ワイヤ固定具20が付勢部25を備えていたが、ロック機構を備えていれば、第二係止片24aが係合部2の上側端部の開口部2aに挿入された状態をロック可能であるため、付勢部25を設けることなく省略しても良い。
上記の実施形態では、主として本発明に係る柱吊治具及びワイヤ固定具に関して説明した。上記の実施形態では、鉄骨柱1を対象としていたが、柱吊治具は鉄骨柱1だけでなく、木造の柱を立設する際に用いてもよい。また、柱は角柱に限定されるものではなく、丸柱であってもよい。同様に、ヘッド部材は枠状であれば、矩形状に限定されるものではなく、円形状であってもよい。
また、上記形態は、本発明の理解を容易に理解するための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
1 鉄骨柱(柱)
1a 柱頭部
1b ガセットプレート(付属物)
2 係合部
2a 開口部
2b 開口部
10 柱吊治具
12 ヘッド部材
12a フック掛け(連結部)
12b 側面
12c スリット(受容部)
13 ストッパ
14 ワイヤ(連結部材)
15 ワイヤ(連結部材)
16、17、18 フック
20,20X ワイヤ固定具(固定具)
21 基部
22 支持部
22a 挿通孔
23 第一係止部
23a 第一係止片
24 第二係止部
24a 第二係止片
25 付勢部
25a バネ
25b 軸部材
25Xb ネジ付軸部材(ロック機構)
25Xc 第一ロックナット(ロック機構)
25Xd 第二ロックナット(ロック機構)
26 把持部(突出部、ロック機構)
27 環状部
28 ロック部材(ロック機構)
28a ロックボルト
28b ロックナット
30 柱プレート
31 枕木
32 基礎
33 アンカーボルト

Claims (7)

  1. 吊り上げ装置に連結部材によって連結されて、係合部が設けられた柱を懸吊する柱吊治具であって、
    前記連結部材と連結され、前記柱の柱頭部を囲む枠状のヘッド部材と、
    前記ヘッド部材より下方に配置され、前記ヘッド部材から延びる連結部材と連結し、前記柱の前記係合部に着脱可能に固定される固定具と、を備え、
    前記ヘッド部材の側面には、前記ヘッド部材の下端から上方に向かって延在するスリットが形成されており、
    前記スリットは、前記柱頭部に設けられた付属物を受容可能であることを特徴とする柱吊治具。
  2. 前記ヘッド部材は、上面視において矩形状であり、前記側面を4つ備えており
    記スリットは、前記ヘッド部材が備える4つの前記側面にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の柱吊治具。
  3. 前記ヘッド部材の側面には、前記吊り上げ装置に連結される前記連結部材と、前記ヘッド部材から延びる連結部材とが連結される連結部が上面視において点対称となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の柱吊治具。
  4. 吊り上げ装置に連結部材によって連結されて、係合部が設けられた柱を懸吊する柱吊治具であって、
    前記連結部材と連結され、前記柱の柱頭部を囲む枠状のヘッド部材と、
    前記ヘッド部材より下方に配置され、前記ヘッド部材から延びる連結部材と連結し、前記柱の前記係合部に着脱可能に固定される固定具と、を備え、
    前記ヘッド部材の側面には、下端から上方に向かって受容部が形成されており、
    前記受容部は、前記柱頭部に設けられた付属物を受容可能であり、
    前記係合部は、前記柱の側面に設けられ、上下の端部に開口部を有しており、
    前記固定具は、
    前記ヘッド部材から延びる連結部材と連結する基部と、
    前記係合部の下側端部の開口部に挿入される第一係止片が形成された第一係止部と、
    前記係合部の上側端部の開口部に挿入される第二係止片が形成され、前記基部に対して上下方向に移動可能に設けられる第二係止部と、を有することを特徴とする柱吊治具。
  5. 前記固定具は、前記第二係止片が前記係合部の上側端部の開口部に挿入された状態において前記第二係止部が上側へと移動することを阻止するロック機構を有し、
    前記ロック機構は、
    前記第二係止部に背面側から正面側に向かって突出して設けられた突出部と、
    前記第二係止片が前記係合部の上側端部の開口部に挿入された状態において、前記突出部に対して上側から当接し、前記突出部が上側へと移動することを阻止する着脱可能なロック部材と、を備えていることを特徴とする請求項4に記載の柱吊治具。
  6. 前記固定具は、前記第二係止片が前記係合部の上側端部の開口部に挿入された状態において前記第二係止部が上側へと移動することを阻止するロック機構を有し、
    前記ロック機構は、
    前記第二係止部に連結され、上下方向に延在するネジ付軸部材と、
    前記ネジ付軸部材に螺合した第一ロックナット及び第二ロックナットと、を備え、
    前記ネジ付軸部材は、前記基部に挿通されており、
    前記第一ロックナットが前記基部に対して下側から当接し、かつ、前記第二ロックナットが前記基部に対して上側から当接することで、前記第二係止部が上側へと移動することを阻止することを特徴とする請求項4に記載の柱吊治具。
  7. 前記第二係止片の上下方向の長さよりも、前記第一係止片の上下方向の長さが長く形成されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の柱吊治具。
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