JP2020165232A - アンカ部材及び設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】治具を安価かつ簡易な構成で着脱可能に土間に設置可能なアンカ部材を提供する。【解決手段】アンカ部材20は、土間に埋め込まれ、治具を着脱可能に固定するアンカ部材であって、上端側の開口が土間の表面に露出する状態で縦向けに埋設される複数の高ナット21と、複数の高ナットの下端側に螺入される第一ボルト24と、前記複数の高ナットの上端側に螺入される第二ボルト26と、複数の高ナットを並列させた状態で連結するよう、複数の高ナットの下端側において第一ボルトにより固定される第一プレート22と、複数の高ナットを連結するとともに、複数の高ナットの上端側において第二ボルトにより着脱可能に固定される第二プレート23と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、アンカ部材及びアンカ部材を用いた治具の設置方法に係り、特に土間に設置されるアンカ部材、及び、アンカ部材を用いて治具を土間に設置する設置方法に関する。
建造物を建築する際には、各種作業を行うために足場が組まれる。このとき、昨今では、安全性を考慮して、先行足場が組まれることが多い。先行足場とは、建造物を建てる前に組まれる足場であり、この足場を利用して作業を行う。このような先行足場を組む方法として様々な方法が提案されている。
特許文献1には、狭小地に先行足場を立設する際に、控えの角度調整及び位置調整を行う倒壊防止治具(足場内控えとも呼ばれる)が開示されている。特許文献1に記載の倒壊防止治具は、基礎となる構造体に固定されるベース部と、ベース部に対して角度調整可能となるように、ベース部に取り付けられたアーム部と、アーム部に固定されるとともに、長尺部材を把持可能なクランプと、を備える。そして、ベース部には設置位置調整を可能とするための複数のボルト孔が、アーム部からの荷重集中地点から等距離に形成されている。
特開2016−37799号公報
特許文献1に記載されるような倒壊防止治具は、ベース部が躯体用のアンカに接合されるか、基礎にホールインアンカを形成して接合されてきた。しかしながら、躯体用のアンカに接合すると、建方開始時に躯体用のアンカから倒壊防止治具を取り外さなくてはならなかった。また、ホールインアンカはその作製に時間と手間がかかるため施工時の負荷が大きいという課題があった。
また、鉄骨造又は鉄骨鉄筋コンクリート造等の建物を建てる際、鉄骨柱の鉛直度の精度を確保するため、建て方後に梁や柱などの倒れ、水平度、曲がりなどを修正する、所謂建て入れ直しが行われる。建て入れ直しの方法として、従来、柱や梁にワイヤロープを巻きつけて、レバーブロック(登録商標)等によりワイヤロープを緊張させることで鉄骨柱の鉛直精度を所定の精度に収めることが行われてきた。
建て入れ直しに用いられるワイヤロープ等は、端部に設けられたフックを基礎又は土間に埋め込まれたオメガ状又はリング状の鉄筋(オメガ筋)に引掛けることにより取り付けられる。基礎又は土間に埋め込まれたオメガ筋は、建て入れ直しの後、不要になるが、そのまま残存させると内装や外装の納まりに影響を与える。そのため、使用後はオメガ筋を切断する必要があるが、その切断作業の業務負荷が大きいことが課題となっていた。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、例えば倒壊防止治具又はワイヤロープ等を引掛けるオメガ筋に代わる治具を、安価かつ簡易な構成で着脱可能に土間に設置可能なアンカ部材を提供することにある。
前記課題は、土間に埋め込まれ、治具を着脱可能に固定するアンカ部材であって、上端側の開口が土間の表面に露出する状態で縦向けに埋設される複数の高ナットと、前記複数の高ナットの下端側に螺入される第一ボルトと、前記複数の高ナットの上端側に螺入される第二ボルトと、前記複数の高ナットを並列させた状態で連結するよう、前記複数の高ナットの下端側において前記第一ボルトにより固定される第一プレートと、前記複数の高ナットを連結するとともに、前記複数の高ナットの上端側において前記第二ボルトにより着脱可能に固定される第二プレートと、を有するアンカ部材によって解決される。
高ナットの上端側の開口が土間の表面に露出する状態で、高ナットを土間に埋設するため、例えば倒壊防止治具等の治具を、ボルトを利用して着脱可能に土間に設置することができる。また、第一プレート及び第二プレートにより、高ナットの間隔があらかじめ一定に維持されることから、土間に設置するときに高ナット間の間隔を調整する必要がない。また、高ナットを下端側で連結する第一プレートが土間に埋設されるため、土間コンクリートが硬化した後、高ナットは土間から抜けにくくなり、単に高ナットを埋めた場合よりも治具を強固に固定することができる。
また、上記のアンカ部材において、前記高ナットと前記第一プレートとの間に設けられ、前記第一プレートに前記第一ボルトを固定するための固定用ナットを備え、前記第一ボルトに前記高ナットを螺入する長さにより、前記第一ボルトの頭部から前記第二プレートまでの高さを調整してもよい。
第一ボルトを高ナットに螺入する長さを変更して、第一プレートから第二プレートまでの高さを調整することで、さまざまな土間厚に対応してアンカ部材を埋設することができる。
また、上記のアンカ部材において、前記第二プレートの上面に目印が付けられていてもよい。
第二プレートの上面に目印をつけることにより、作業中、アンカ部材の上下を間違えることなく、アンカ部材を土間に設置することができる。
また、上記課題は、前記アンカ部材を用いて治具を土間に設置する設置方法であって、土間コンクリートを打設した後、硬化前に、前記高ナットの上端側の開口が土間の表面に露出させた状態で前記アンカ部材を土間コンクリートに埋め込むことと、土間コンクリートが硬化した後、土間の表面に露出した前記アンカ部材の上端側の開口を利用して治具を取り付けることと、を含む設置方法により解決される。
土間コンクリートを打設した後、硬化前にアンカ部材を土間コンクリートに埋め込むことでアンカ部材を容易に設置することができる。また、土間コンクリートが硬化した後はアンカ部材が強固に固定されるため、治具を土間の表面に露出した開口を利用して取り付けることができる。
本発明に係るアンカ部材によれば、治具を安価かつ簡易な構成で着脱可能に土間に設置することができる。
本発明に係る土間アンカ(アンカ部材)の斜視図である。 本発明に係る土間アンカの分解斜視図である。 土間に埋設された土間アンカを示す側面図であり、土間アンカの高さが変更された状態を点線で示す側面図である。 建て入れ調整用治具及び土間アンカを示す分解斜視図である。 土間アンカに建て入れ調整用治具を取り付けた状況を示す三面図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 建て入れ調整用治具の使用状態を示す斜視図である。 倒壊防止治具及び土間アンカを示す分解斜視図である。 土間アンカに倒壊防止治具を固定した状態を示す斜視図である。 土間アンカを設置するための設置用治具を示す斜視図である。 土間アンカを引掛けた状態の設置用治具を示す斜視図である。
以下、図1〜図10に基づき、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について説明する。以下の実施形態において同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付して示し、理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態の土間アンカ20(アンカ部材の一例)を示す斜視図であり、図2は土間アンカ20の分解斜視図である。図3は土間202に埋め込まれた状態の土間アンカ20を示す図である。土間アンカ20は土間に埋め込まれる部材であり、土間に固定された後は、土間アンカ20の高ナット21の開口(雌ネジ)を用いて治具を着脱可能に固定することができる。
土間アンカ20は、並列する二つの高ナット21,21と、高ナット21の下端側の雌ネジ21aに螺入される固定用ボルト24(第一ボルト)と、高ナット21の上端側の雌ネジ21bに螺入される取付用ボルト26(第二ボルト)と、二つの高ナット21を並列させた状態で連結する第一プレート22及び第二プレート23とを備える。
第一プレート22は、高ナット21の下端側において固定用ボルト24により固定される。第二プレート23は、高ナット21の上端側において取付用ボルト26により着脱可能に固定される。第一プレート22と第二プレート23により、二つの高ナット21,21は、所定の間隔をあけて並列した状態が維持されるようになる。二つの高ナット21,21は、上端側の開口(より具体的には雌ネジ21b)を土間の表面に露出された状態で、縦向けに埋設される。第一プレート22には固定用ボルト24のネジ部を通すボルト孔22a,22aが、第二プレート23には取付用ボルト26のネジ部を通すボルト孔23a,23aが所定の間隔をあけて形成されている。
また、土間アンカ20は、その上下が明確になるよう第二プレート23の表面に目印27が付けられている。本実施形態の土間アンカ20では第二プレートの表面に「ウエ」と表記されている。作業者は第二プレートの表面の目印を確認して土間に土間アンカ20を配置する。
本実施形態の土間アンカ20は、高ナット21と第一プレート22との間に固定用ナット25を備える。固定用ボルト24を固定用ナット25により第一プレート22に固定する。固定用ボルト24を第一プレート22に固定することで、高ナット21に螺入される固定用ボルト24の長さを変更することにより、固定用ボルト24の頭部24aから第二プレート23までの高さLを設定することができる。それにより、例えば図3に示すよう、第二プレート23までの高さL、言い換えれば高ナット21の上端側の開口の位置を調整することができる。土間アンカ20を埋設する際、土間アンカ20の下端側(固定用ボルト24の頭部)は基礎(土間底面204)に接地していたほうが望ましく第二プレート23の高さLを調整することにより、様々な土間厚DTを有する土間に、土間アンカ20を設置することができるようになる。
例えば、図3に示すように、土間厚の大きさDT1、DT2に合わせて、高ナット21と固定用ボルト24との距離を調整して、第二プレート23の高さLを設定する。二つの高ナット21,21が第一プレート22により固定された状態で、土間202に埋め込まれることから、埋設した後、土間アンカ20は上方に抜けにくくなる。
なお、土間厚の大きさが一定の値に決まっていて、高さLを変更しない場合は、固定用ナット25を省略して高ナット21の下端側に直接第一プレート22を固定用ボルト24により固定してもよい。また、第一プレート22に高ナット21の下端部を溶接により固定してもよい。固定用ボルト24の雄ネジ部を第一プレート22に溶接してもよい。
土間アンカ20は、土間コンクリートを打設した後、土間コンクリートが硬化する前に、埋め込まれる。この時、土間厚を調べた後、高ナット21の上端側の開口が土間202の表面203に露出する土間アンカ20の高さLを調整しておく。
土間コンクリートが硬化した後、例えば図2に示すように、取付用ボルト26を高ナット21から外して、第二プレート23を取り外す。その後、例えば図4に示すように、治具のベース部に形成されたボルト孔13を、高ナット21の開口に合わせ、取付用ボルト26を螺合することにより、治具を固定する。
図4〜図5(c)に、土間アンカ20に取り付けられる建て入れ調整用治具10を示す。また、図6に建て入れ調整用治具10の使用状態を示す。建て入れ調整用治具10は、建て入れ作業の際に用いられる治具であり、例えば梁104,105の下面から土間202まで斜め方向に延びるワイヤロープ106を土間側に取り付けるための治具である。
建て入れ調整用治具10は、図4に示すように平板状のベース部11と、ベース部11の上面に立設するリング部12とを備える。リング部12に形成された貫通孔12aにワイヤロープ106のフック107を通すことにより、ワイヤロープ106が建て入れ調整用治具10に取り付けられる。ベース部11には、図4に示すように土間アンカ20とボルト接合するためのボルト孔13が所定の間隔(土間アンカ20の高ナット21と同じ間隔)をあけて形成されている。
建て入れ調整用治具10は、ボルト孔13に取付用ボルト26を通して、高ナット21とボルト接合することにより、土間アンカ20に着脱可能に固定される。作業者は、建て入れ調整用治具10のリング部12の平面方向がワイヤロープ106の延びる方向になることを考慮して、土間アンカ20を土間202に設置する。
図6に示すように、建て入れ調整用治具10と、ワイヤロープ106により、三本の柱101、102とそれらを支持する梁104,105の建て入れ調整が行われる。柱102に接続する梁104,105の端部の下面に取付用リング40が設けられる。
ワイヤロープ106は、取付用リング40から、柱101、103の根本付近に固定された建て入れ調整用治具10まで張られる。ワイヤロープ106のレバーブロック(登録商標)108により、柱102及び梁104、105の傾き等が調整される。建て入れ調整後は、土間アンカ20から建て入れ調整用治具10が取り外される。土間アンカ20は、高ナット21の開口が露出しているのみであり、高ナット21の本体や第一プレート22は埋設されているため内装や外装の納まりに影響を与えることはない。従来、ワイヤロープ106を引掛けるためにオメガ筋を設け、建て入れ調整後はオメガ筋を切断していたが、その作業を実施する必要がなくなる。
土間に埋設される土間アンカ20は、建て入れ調整のためだけでなく、例えば図7及び図8に示す足場等を建物の内側から支持する足場内側控え50を固定するために利用することもできる。従来、足場内側控え50は、躯体用のアンカに接合されるか、基礎201にホールインアンカを形成して接合されていた。しかしながら、躯体用のアンカに接合すると、建方開始時に躯体用のアンカから足場内側控え50を取り外さなくてはならなかった。また、ホールインアンカは作製に時間と手間がかかるため施工時の負荷が大きい。
足場内側控え50は、アーム部51、クランプ52、ベース部53、固定クランプ54と、を有して構成されている。アーム部51は、ベース部53に回動可能に取り付けられるベース取付部56と、単管Pを取り付ける単管取付部57とを有する。単管取付部57には、単管Pを保持するクランプ52と固定クランプ54が取り付けられる。
ベース部53は、略矩形平板状の支持部59と、支持部59の上面から垂直に起立する平板状のアーム取付部58とを有して構成される。支持部59には複数のボルト孔59aが形成され、図7に示すように、ボルト孔59aを高ナット21の開口に合わせ、取付用ボルト26をボルト孔59aに通す。そして、取付用ボルト26を高ナット21に螺合することにより、足場内側控え50を土間アンカ20に固定する。このとき、図7に示すように、第二プレート23をワッシャとして取付用ボルト26と支持部59との間に配置してもよい。
土間202を施工する際、土間コンクリートが硬化する前に土間アンカ20を埋めておくことにより、比較的手間をかけることなく、足場内側控え50を固定することができる。
土間アンカ20を設置するための設置用治具60について、図9及び図10を用いて説明する。土間アンカ20は、土間コンクリートを打設した後、土間コンクリートが硬化する前に設置するものであるが、土間アンカ20を設置する場所が土間周辺の基礎から離れている場合、作業員が土間に入って設置しなくてはならない。しかしながら、土間コンクリートが硬化する前に作業員が土間に入ると作業員の手が汚れたり、入った後土間コンクリートをならしたりしなくてはならない。そこで、図9及び図10に示す設置用治具60を用いて、土間周辺の基礎からも作業員が土間アンカ20を設置することができるようにする。
設置用治具60は、シャフト61と、シャフト61の先端に取り付けられた平板上の引掛け部62とを備える。引掛け部62は、土間アンカ20の二つの高ナット21,21の間隔に合わせて、引掛け部62の端部から二つのスリット63,63が形成されている。この二つのスリット63,63のそれぞれに、土間アンカ20の高ナット21に螺入された取付用ボルト26のネジ部をスライドさせて挿入する。それにより、引掛け部62に取付用ボルト26の頭部が引掛かる。また、シャフト61には引掛け部62から所定距離離れたところに、所定の角度で曲げられた屈曲部64がある。作業者はシャフト61に設けられたグリップ66を持って、土間アンカ20を引掛け部62に引掛け、土間上の所望の位置に土間アンカ20を移動させる。
土間コンクリートに土間アンカ20を埋設した後、引掛け部62をスライドさせ、取付用ボルト26の頭部から、設置用治具60の引掛け部62を取り外す。作業員は、土間周辺の基礎から手を汚すことなく、土間アンカ20を土間に配置することができる。
上記実施形態では、主として本発明に係る土間アンカ20(アンカ部材)に関して説明した。ただし、上記形態は、本発明の理解を容易に理解するための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。土間アンカ20では二本の高ナット21が設けられているが、高ナット21は三本以上設けられてもよい。また、土間アンカ20により固定される治具として、建て入れ調整用治具10及び足場内側控え50について説明したが、建て入れ調整用治具10及び足場内側控え50は一例であり、それ以外の治具を取り付けるために土間アンカ20を用いてもよい。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10 建て入れ調整用治具
11 ベース部
12 リング部
13 ボルト孔
20 土間アンカ(アンカ部材)
21 高ナット
21a 雌ネジ(開口)
22 第一プレート
23 第二プレート
24 固定用ボルト(第一ボルト)
24a 頭部
25 固定用ナット
26 取付用ボルト(第二ボルト)
27 目印
40 取付用リング
50 足場内側控え(倒壊防止用治具)
51 アーム部
52 クランプ
53 ベース部
54 固定クランプ
56 ベース取付部
57 単管取付部
58 アーム取付部
59 支持部
60 設置用治具
61 シャフト
62 引掛け部
63 スリット
64 屈曲部
66 グリップ
101〜103 柱
104、105 梁
106 ワイヤロープ
107 フック
108 レバーブロック(登録商標)
201 基礎
202 土間
203 土間表面
204 土間底面
DT1、DT2 土間厚

Claims (4)

  1. 土間に埋め込まれ、治具を着脱可能に固定するアンカ部材であって、
    上端側の開口が土間の表面に露出する状態で縦向けに埋設される複数の高ナットと、
    前記複数の高ナットの下端側に螺入される第一ボルトと、
    前記複数の高ナットの上端側に螺入される第二ボルトと、
    前記複数の高ナットを並列させた状態で連結するよう、前記複数の高ナットの下端側において前記第一ボルトにより固定される第一プレートと、
    前記複数の高ナットを連結するとともに、前記複数の高ナットの上端側において前記第二ボルトにより着脱可能に固定される第二プレートと、
    を有することを特徴とするアンカ部材。
  2. 前記高ナットと前記第一プレートとの間に設けられ、前記第一プレートに前記第一ボルトを固定するための固定用ナットを備え、
    前記第一ボルトに前記高ナットを螺入する長さにより、前記第一ボルトの頭部から前記第二プレートまでの高さを調整することを特徴とする請求項1に記載のアンカ部材。
  3. 前記第二プレートの上面に目印が付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンカ部材。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のアンカ部材を用いて治具を土間に設置する設置方法であって、
    土間コンクリートを打設した後、硬化前に、前記高ナットの上端側の開口が土間の表面に露出する状態で前記アンカ部材を土間コンクリートに埋め込むことと、
    土間コンクリートが硬化した後、前記第二プレート及び前記第二ボルトを取り外し土間の表面に露出した前記アンカ部材の上端側の開口を利用して前記治具を取り付けることと、
    を含むことを特徴とする設置方法。
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