JP2015089397A - マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】腰部の側方から臀部の側方に亘る施療部に対して効果的なマッサージを可能とする。
【解決手段】本発明のマッサージ機1は、駆動部2を内蔵する本体部3と、本体部3の両端から脚状に延設された一対の延設部4とを備えていてU字型形状を呈するマッサージ機1であって、一対の延設部4が駆動部2の駆動力により幅方向に近接離反することで、一対の延設部4の間に位置する施療対象に対して挟み込みマッサージを施術可能に構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、使用者の腰部から臀部をマッサージするマッサージ機に関する。
使用者の腰部などをマッサージするマッサージ機としては、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1には、使用者の体表面の形状に対応し、広範囲にマッサージ可能であるとともに、多彩な揉みほぐし効果を得ることができるマッサージ機を内蔵したクッションに関する開示がある。
特開2013−75113号公報(図5)
特許文献1に開示されたクッション型のマッサージ機を用いることで、腰部のマッサージをある程度は実現可能かもしれない。しかしながら、このマッサージ機は、臀部や腰部の側方のマッサージを希望する使用者にとっては、望むマッサージを施術できるものとはなっていない。
本発明は、上記問題点に鑑みて為されたものであり、使用者の腰部から臀部をマッサージするマッサージ機、特に、腰部の側方から臀部の側方に亘る施療部(施療対象)に対するマッサージを可能としたマッサージ機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明のマッサージ機は、駆動部を内蔵する本体部と、前記本体部の両端から脚状に延設された一対の延設部とを備えていてU字型形状を呈するマッサージ機であって、前記一対の延設部が前記駆動部の駆動力により幅方向に近接離反することで、当該一対の延設部の間に位置する施療対象に対して挟み込みマッサージを付与可能に構成されていることを特徴とする。
なお、好ましくは、前記本体部には、幅方向を向く回転軸と、前記回転軸を回転駆動する駆動部と、前記回転軸の回転力を前記一対の延設部の近接離反動作に変換する変換部とが配設され、前記延設部の先端部が回転軸の軸端より幅方向外側に突出するように、前記延設部が変換部に対して取り付けられているとよい。
なお、好ましくは、前記本体部の幅方向中央部に回転軸を回転駆動する駆動部が配備され、前記駆動部から幅方向を向くように回転軸が延設され、前記回転軸の両端が軸受部で支持され、前記駆動部と軸受部との間に変換部が設けられており、前記延設部の基端部が前記変換部に接続されていて、延設部の先端部が前記軸受部より幅方向外側に突出するように配備されているとよい。
なお、好ましくは、前記延設部の先端部が使用者の部位に対して挟み込みマッサージを施す施療体とされているとよい。
なお、好ましくは、前記変換部は、回転軸に固定され且つ回転軸に対して傾斜した無端状のカム面が周縁に形成された回転ボス部と、前記回転ボス部の周縁に摺動自在に嵌り込む環状嵌合部と、前記回転ボス部に対して環状嵌合部が供回りすることを規制する回動規制部と、を有し、前記環状嵌合部に延設部の基端部が固定されているとよい。
なお、好ましくは、前記本体部には、前記延設部とは別の施療部材が設けられており、前記施療部材は、前記延設部の延設方向と同方向に、且つ前記本体部から突出するように設けられているとよい。
なお、好ましくは、前記施療部材は、先端部に施療子を備え、前記施療部材の基端部が前記環状嵌合部に固定されていているとよい。
なお、好ましくは、本体部と一対の延設部とがクッション材で被覆された被覆構造を有し、前記被覆構造からなるU字型形状の背面側が円弧状とされているとよい。
本発明のマッサージ機によれば、使用者の腰部の側方から臀部の側方に亘る施療部に対する効果的なマッサージが可能となる。
本実施形態のマッサージ機の使用態様を示す斜視図である。 本実施形態のマッサージ機の外観を示す斜視図である。 本実施形態のマッサージ機の内部構造を示す斜視図である。 本実施形態のマッサージ機の内部構造を示す平面図である。 本実施形態のマッサージ機の内部機構を前方から見た図である。 図5のA−A線断面図(底0部断面図)である。 回動規制手段の構造を示した図である。
以下、本発明のマッサージ機の実施形態を図に基づいて説明する。
以降、図2などの紙面にて示した前後方向、左右方向(幅方向)、上下方向を用いてマッサージ機1の説明を行う。これは、図1のようにマッサージ機1を装着した使用者Uからみた前後方向、左右方向、上下方向と一致するものとなっている。
図1に示すように、第1実施形態に係るマッサージ機1は、使用者Uが自らのウェストに掛け回すことで、使用者Uの腰回りに装着される構成となっている。具体的には、このマッサージ機1は、帯状体とされ平面視でアルファベットのUの字(またはCの字)のような形状とされており、帯状体の長手方向の両端側が前方を向くように、且つ長手方向の中途側が後方に向かって大きく膨らむように湾曲した形状とされている。つまり、このマッサージ機1では、この湾曲した部分に使用者Uが腰部を差し込むことで装着が行われる。そして、マッサージ機1の長手方向の両端側(後述する「延設部4」)が、前側に伸びて使用者Uの体の側部に達し、腰部や臀部等の側部である施療部(施療対象)を左右から挟み込む(図1や図2に黒塗りの矢印で示す方向に挟み込む)ことで、これら施療部のマッサージが行われる構成となっている。
具体的には、図3〜図7に示すように、このマッサージ機1は、駆動部2を内蔵する本体部3と、本体部3の両端から脚状に延設された一対の延設部4、4とを備えており、本体部3で発生した駆動力を用いて一対の延設部4、4を挟み込み方向(図3の矢印の方向)に揺動させる構成とされている。
次に、マッサージ機1を構成する本体部3及び延設部4についてまず説明する。
図3、図5に示すように、本体部3は、前部ハウジング(図示せず)と後部ハウジング6とが嵌り合うことで構成されている。後部ハウジング6は前面から見て逆T字状に形成されていて、後部ハウジング6の略中央に嵌り込む前部ハウジングは、前方から見てI字状に形成されている。
本体部3を構成する後部ハウジング6の内壁上であってその下側には、幅方向(水平方向)に軸心を向けた回転軸7が、前部ハウジングの内部を貫通するように配備されている。また、この回転軸7の左右両側には、回転軸7の回転力を一対の延設部4、4の近接離反動作に変換する変換部8が設けられている。さらに、本体部3の上側には、上述した回転軸7を回転駆動する駆動部2(電動モータ)が設けられている。
駆動部2は、下方向に駆動軸を向けた電動モータを有している。この駆動軸の先端には回転軸7を回転させるためのウォームギヤ(図示略)が配備されている。
図5,図6に詳しく示すように、回転軸7の左右方向の中央部には、上述したウォームギヤと噛み合うウォームホイール10が設けられており、ウォームホイール10の両側には、回転軸7を支える軸受部(内側軸受部11)が設けられている。また回転軸7の左右方向の両端は軸受部(外側軸受部12)でそれぞれ支持されていて、内側軸受部11と外側軸受部12との間に変換部8が設けられている。
ウォームホイール10は、回転軸7と同伴して回動可能なように回転軸7に固定されており、駆動軸を回転させると回転軸7も回転する構成となっている。
変換部8は、回転軸7の回転運動を延設部4の挟み込み運動(揺動運動)へ変換するも
のであり、回転軸7の回転運動を一対の延設部4、4に伝達して一対の延設部4、4を近接離反させる構成となっている。この変換部8は、回転軸7の左側及び右側の端部に設けられて、この回転軸7と一体に回転する回転ボス部13L、13Rを備えている。
左右それぞれの回転ボス部13L、13Rは、回転軸7の軸心と同心となる軸回りに円筒状に形成された部材であり、回転軸7と一体に回転するように取り付けられている。この回転ボス部13L、13Rの外周面には、回転軸7の軸心に対して傾斜した軸回りに円筒状とされた無端の傾斜カム面14L、14Rが形成されており、この傾斜カム面14L、14Rに環状嵌合部15L、15Rが外側から回転自在に嵌り込んでいる。
この傾斜カム面14L、14Rは、左側の回転ボス部13Lと右側の回転ボス部13Rとで、回転軸7の軸心に対する傾斜方向が互いに異なっている。例えば、左側の回転ボス部13Lの傾斜カム面14Lが幅方向右側に向かって傾斜している場合には、右側の回転ボス部13Rの傾斜カム面14Rは幅方向左側に向かって傾斜しており、それぞれの傾斜カム面14L、14Rは互いに左右対称な動きをするようになっている。
環状嵌合部15L、15Rは、内部に回転ボス部13L、13Rが嵌り込み可能とされたリング状の部材であり、左右の回転ボス部13L、13Rの各傾斜カム面14L、14Rに対して相対回転自在に外嵌できるように左右一対設けられている。環状嵌合部15L、15Rの外周面の上側には、延設部4と異なる位置にある施療対象、例えば背中や腰等の施療対象を揉みマッサージする一対の施療部材16L、16Rが設けられている。なお、本実施形態のマッサージ機1では、一対の施療部材16L、16Rは、延設部4と同様に本体部3の前方外側に向かって突出するように設けられており、延設部4の延設方向と同じ方向に伸びている。施療部材16L、16Rの先端にはボール状の揉み玉(施療子)が取り付けられている。
図6、図7に示すように、環状嵌合部15の後端側には、回転ボス部13L、13Rに対する環状嵌合部15L、15Rの供回りを規制する回動規制手段17が設けられている。この回動規制手段17は、環状嵌合部15L、15Rに設けられた円柱状の規制突起18と、後部ハウジング6の内壁面に設けられた規制溝19とで構成される。
規制突起18は、環状嵌合部15の後端側であって上述した施療部材16が取り付けられていない側の外周面(本実施形態の場合では後端側の外周面)に設けられている。また、規制突起18は、突端が規制溝19の間に嵌め込み状態とされており、規制溝19の形成方向に沿って移動可能となっている。そして、規制溝19は左右方向(回転軸7の軸心方向)に沿って形成されており、規制突起18を左右方向に案内可能となっている。
後部ハウジング6の内壁面に設けられた規制溝19に規制突起18を嵌め込むことで構成される回動規制手段17を設ければ、規制溝19により規制突起18は左右方向には移動が可能となるが、上下方向には移動が規制されるようになる。それゆえ、回転ボス部13に対する環状嵌合部15L、15Rの供回りを規制しつつも、環状嵌合部15L、15Rは左右に揺動運動を行うことができ、回転軸7の回転運動を環状嵌合部15L、15Rの左右方向に沿った揺動運動に変換することが可能となる。
一方、本発明のマッサージ機1において特徴的な構成を有する延設部4は、上述した変換部8を経由して伝達された回転軸7の駆動力を用いて、互いに近接離反方向に揺動することで、使用者Uの腰部や臀部の施療部に対し挟みマッサージを行う部材であり、水平方向に長尺な平板状の部材で構成されている。
この延設部4は、回転軸7の左右方向の両端(軸端)に設けられた変換部8の環状嵌合部15から幅方向外側に向かって伸び、幅方向外側で前方に向かって曲がり、曲がった先が幅方向外側を通って前方に向かって突出するような形状に形成されている。
図6に示すように、具体的には、右側の延設部4を例にとれば、上述した回転軸7の右側は、幅方向の内側に設けられた内側軸受部11と、この内側軸受部11の幅方向の外側に向かって短い距離をあけて設けられた外側軸受部12との2つの軸受部により支持されている。幅方向に短い距離をあけて設けられたこれら2つの軸受部11、12の間には、回転ボス部13Rが回転軸7に固定された状態で設けられており、この回転ボス部13Rの外周側には環状嵌合部15Rが設けられている。そして、この環状嵌合部15Rの右側
(幅方向外側)の端面に、上述した右側の延設部4の基端側が固定されている。
詳しくは、延設部4の基端部は、環状嵌合部15Rの右側の端面から、幅方向外側に向けて突設状に伸びていて、伸びた先端で前方に向かって急角度に曲がり、曲がった後は前方に向かって緩やかに湾曲するように延設されている(図4では長さ「X」だけ外方に突出していている)。
図3〜図5などに示す如く、延設部4の先端側は、基端側に比べて広幅に形成されており、この広幅な先端側が施療部を施療する施療体20とされている。その上で、延設部4の先端部が外側軸受部12(言い換えれば、回転軸7の端部)より幅方向外側に突出するように配備されている。
図2に示すように、この施療体20に対応するカバー21には、使用者Uの体側の腰部や臀部といった施療部に対するマッサージ効果を高められるように、ディンプル状の突起22などが適宜形成されている。
なお、上述した説明は右側の延設部4に関するものであったが、左側の延設部4にも右側の延設部4と同じ機能を備えた部材が、配置や動きのみが左右対称となるように配備されている。
ところで、腰部や臀部の施療部に対して十分なマッサージ効果を得ようとすれば、臀部を広く覆えるように延設部4は左右方向に長尺に形成されるのが好ましい。ところが、延設部4の長さが長くなればなるほど、また、延設部4の先端部が幅方向外側に突出すればするほど、マッサージの際に延設部4に加わるねじりモーメントは大きくなり、ねじりモーメントに負けて延設部4が幅方向に過大に広がったり、回転軸7が前方に向かって撓んだりするような変形を起こしやすくなる。
そこで、本発明のマッサージ機1では、変換部8を介して延設部4が取り付けられる回転軸7の左右両側に内側軸受部11と外側軸受部12とを短い距離で配備し、延設部4が取り付けられる回転軸7を短いスパンで支持することで、回転軸7の変形を抑制している。
また、図6の丸印(符号23)に示すように、本発明のマッサージ機1では、延設部4の基端部は、上述した外側軸受部12のやや前方をかすめるように通る位置に配備されている。このように延設部4の基端側と外側軸受部12とを近い距離に設ければ、上述したねじりモーメントに負けて延設部4が幅方向に拡張しようとした際には、延設部4の基端側が外側軸受部12に接触して、延設部4の湾曲や回転軸7へのねじりモーメントの過剰な付与が抑制される。つまり、この延設部4の基端側と外側軸受部12とは、ねじりモーメントにより延設部4が湾曲することなどを抑制するストッパ機構23とされている。マッサージ中に延設部4が拡幅しストッパ機構23が作動したとしても、このストッパ機構23はウレタンなどのクッション材により被覆されているため(図2、図3参照、詳細は後述)、ストッパ機構23に使用者が接触することはなく使用者に対する安全は確保されることとなる。
次に、上述したマッサージ機1を用いて施療者の腰部などの施療部をマッサージする方法、言い換えれば、本発明のマッサージ機1の作動態様について説明する。
例えば、上述したマッサージ機1を用いて腰部や臀部などの施療部に対してマッサージを行う際には、使用者Uは自らのウェストにマッサージ機1を回し掛けた状態でマッサージ機1を装着する。
そして、施療したいと考える腰部や臀部にマッサージ機1の延設部4(施療体20)の位置を合わせ、マッサージ機1の電動モータを駆動させる。なお、マッサージ効果を高めたい場合には、施療体20や施療部材16を施療部に強く押し付けられるように椅子などに腰掛けた状態でマッサージを受ければよい。
このようにして駆動部2(電動モータ)を駆動させると、駆動部2の駆動軸が回転し、ウォームギヤ及びウォームホイール10を介して回転駆動力が回転軸7に伝わり、回転軸7が水平方向を向く軸回りに回転するようになる。このようにして回転軸7が回転すると、回転ボス部13の傾斜カム面14は回転軸7の軸回りを傾斜した軸回りに回転するようになる。そのため、この回転ボス部13の傾斜カム面14に外嵌する環状嵌合部15には
、回転軸7の軸に対して傾斜した軸回りに回転する力が作用する。
しかしながら、環状嵌合部15には上述した回動規制手段17が設けられているため、回動規制手段17の規制突起18が後部ハウジング6の内壁面に設けられた規制溝19に嵌り込んで相対回動が規制されるため、環状嵌合部15が回転ボス部13と一緒に連れ回りすることはなく、規制突起18が規制溝19の形成方向に沿って左右方向に案内され、左右に沿った環状嵌合部15の揺動運動は許容される。つまり、回転軸7を回転させれば環状嵌合部15が左右方向に揺動し、環状嵌合部15の左右端面に設けられた延設部4も左右方向に沿って揺動する。
なお、上述したように傾斜カム面14の傾斜方向は左右の回転ボス部13で左右対称であるため、左右の環状嵌合部15の揺動方向も左右対称となり、左右の延設部4は互いに左右逆方向に揺動するようになり、施療部に対して間歇的に挟み込み方向の力を加えることができ、施療部に対するマッサージを行うことが可能となる。
それゆえ、本発明のマッサージ機1では、使用者Uの腰部から臀部までの施療部、特に腰部の側方から臀部の側方に亘る施療部に対して効果的なマッサージを行うことができるようになる。
ところで、図2に示すように、上述した本体部3及び延設部4は、ウレタンなどのクッション材により被覆されており、これらのクッション材の上にはさらに人工皮革などのカバー21が全体を覆うように設けられている。また、使用者Uの施療部に対面する部分、言い換えれば延設部4の先端に設けられた施療体20の部分には、突起などが設けられており、マッサージ効果を促進するようになっている。
また、本実施形態のマッサージ機1は、本体部3と一対の延設部4,4とがクッション材で被覆された被覆構造とされ、この被覆構造からなるU字型形状の背面側が円弧状とされている。このように被覆構造の背面側をU字型形状の円弧状に湾曲すれば、マッサージ機1を装着したまま寝転がって姿勢を変えることができるようになり、寝たままマッサージを受けやすくなってマッサージ機1の利便性をさらに高めることが可能となる。
なお、今回開示された実施形態において、明示されていない事項、例えば、作動条件や操作条件、構成物の寸法、重量などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。
例えば、上記実施形態では、持ち運びできる携行式のマッサージ機として本発明のマッサージ機1を説明したが、本発明のマッサージ機1は椅子型マッサージ機にも設けることができる。
1 マッサージ機
2 駆動部
3 本体部
4 延設部
6 後部ハウジング
7 回転軸
8 変換部
9 駆動軸
10 ウォームホイール
11 内側軸受部
12 外側軸受部
13L 左側の回転ボス部
13R 右側の回転ボス部
14L 左側の傾斜カム面
14R 右側の傾斜カム面
15L 左側の環状嵌合部
15R 右側の環状嵌合部
16L 左側の施療部材
16R 右側の施療部材
17 回動規制手段
18 規制突起
19 規制溝
20 施療体
21 カバー
22 突起
23 ストッパ機構
U 使用者

Claims (8)

  1. 駆動部を内蔵する本体部と、前記本体部の両端から脚状に延設された一対の延設部とを備えていてU字型形状を呈するマッサージ機であって、
    前記一対の延設部が前記駆動部の駆動力により幅方向に近接離反することで、当該一対の延設部の間に位置する施療対象に対して挟み込みマッサージを付与可能に構成されていることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記本体部には、幅方向を向く回転軸と、前記回転軸を回転駆動する駆動部と、前記回転軸の回転力を前記一対の延設部の近接離反動作に変換する変換部とが配設され、
    前記延設部の先端部が回転軸の軸端より幅方向外側に突出するように、前記延設部が変換部に対して取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記本体部の幅方向中央部に回転軸を回転駆動する駆動部が配備され、前記駆動部から幅方向を向くように回転軸が延設され、前記回転軸の両端が軸受部で支持され、前記駆動部と軸受部との間に変換部が設けられており、
    前記延設部の基端部が前記変換部に接続されていて、延設部の先端部が前記軸受部より幅方向外側に突出するように配備されていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  4. 前記延設部の先端部が使用者の部位に対して挟み込みマッサージを施す施療体とされていることを特徴とする請求項2又は3に記載のマッサージ機。
  5. 前記変換部は、回転軸に固定され且つ回転軸に対して傾斜した無端状のカム面が周縁に形成された回転ボス部と、前記回転ボス部の周縁に摺動自在に嵌り込む環状嵌合部と、前記回転ボス部に対して環状嵌合部が供回りすることを規制する回動規制部と、を有し、
    前記環状嵌合部に延設部の基端部が固定されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のマッサージ機。
  6. 前記本体部には、前記延設部とは別の施療部材が設けられており、
    前記施療部材は、前記延設部の延設方向と同方向に、且つ前記本体部から突出するように設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマッサージ機。
  7. 前記施療部材は、先端部に施療子を備え、前記施療部材の基端部が前記環状嵌合部に固定されていていることを特徴とする請求項6に記載のマッサージ機。
  8. 本体部と一対の延設部とがクッション材で被覆された被覆構造を有し、
    前記被覆構造からなるU字型形状の背面側が円弧状とされていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のマッサージ機。
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