JP2015067249A - 自動2輪車のシートロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートロックにおけるアンロックケーブルを抜け止めする。【解決手段】シートをロックするシートロック57は、ベース60を備え、その左右両側にベース側壁61が設けられている。ベース側壁61には、後方へ向かって開放されたケーブル溝62が拡開して形成され、ここにアンロック用のアンロックケーブルがはめ込まれる。シートロック装置には後方から容器状をなす遮蔽カバー50が被せられ、この遮蔽カバー50によりアンロックケーブルがケーブル溝62から抜け出すことを防止する。【選択図】図8

Description

この発明は、自動2輪車におけるシートロック装置に関する。
シートを開閉自在とし、シートを閉じたとき、その底部に突出形成されたシートフックをシートロックで係止するとともに、このシートロックを、シートを支持するシートレールへ設け、この車体カバーで覆ったものがある。
特開平11−278340号公報
ところで、シートロックの機構部は、スムーズな動作を常時確保する必要があり、このためには、確実な防塵・防水を図る必要がある。そこで本願発明はこのような要請の実現を主たる目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、シート(11)前部を車体に枢支し、シート後部に設けられた下方へ延びるシートフック(41)をロックするシートロック(57)を車体に設け、そのシートロック(57)にアンロック動作をさせるためのアンロック操作部材(48)を連結した自動2輪車において、
前記シート(11)を支持する左右一対のフレーム(28)と、
このフレーム(28)の後部を連結するクロスプレート(42)とを備え、
このクロスプレート(42)の後面に前記シートロック(57)を取付けるとともに、
このシートロック(57)を後方から覆う遮蔽カバー(50)を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、上記請求項1において、前記シートロック(57)は、ベース(60)を介して前記クロスプレート(42)に固定され、前記ベース(60)は、前記アンロック操作部材(48)を係止する溝(62)を設け、
前記遮蔽カバー(50)が、前記アンロック操作部材(48)を前記溝(62)から外れないようにするための押さえとなることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、上記請求項1又は2において、前記遮蔽カバー(50)は、前記シートロック(57)又は前記クロスプレート(42)へ係合により取付けられることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項において、前記シートロック(57)は、左右をサイドカバー(18)で覆われるとともに、その後方はテールライト(31)で覆われ、その下方はリアフェンダ(32)で覆われていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、上記請求項3において、前記遮蔽カバー(50)は、前記ベース(60)に設けた係合穴(63a、63b)へ係合する爪(53a、53b)が突出形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、クロスプレート(42)の後面へシートロック(57)を取付け、その後方から遮蔽カバー(50)にてシートロック(57)を覆うようにしたので、遮蔽カバー(50)の固定構造が簡単となる。また、クロスプレート(42)と遮蔽カバー(50)でシートロック(57)全体を覆うことができる。しかも、シートロック(57)を遮蔽カバー(50)で覆うので、埃が付着しにくくなり、機構部のより確実な防塵・防水が可能になる。
請求項2の発明によれば、アンロック操作部材(48)をシートロック(57)のベース(60)に設けた溝(62)へ係止した状態で、その上方から遮蔽カバー(50)を被せるので、遮蔽カバー(50)が押さえになり、アンロック操作部材(48)が溝(62)から抜け出すことを防止できる。
請求項3の発明によれば、遮蔽カバー(50)をシートロック(57)又はクロスプレート(42)へ係止するようにしたので、遮蔽カバー(50)の取付が簡単になる。
請求項4の発明によれば、シートロック(57)の左右をサイドカバー(18)、後方をテールライト(31)、下方をリアフェンダ(32)、上方をシート(11)で覆うので、シートロック装置(40)をこれらの部材で確実に囲むことができる。そのうえ、クロスプレート(42)と遮蔽カバー(50)で囲むから、二重に覆うことができ、さらに確実に覆うことができる。
請求項5の発明によれば、遮蔽カバー(50)に爪(53a、53b)を突出形成し、ベース(60)に係合穴(63a、63b)を設け、これに遮蔽カバー(50)の爪(53a、53b)を係止するようにしたので、遮蔽カバー(50)の取付が簡単になる。また、車体内側へ向けることにより、外部から爪(53a、53b)を外しにくくすることができる。
実施形態に係る車両の右側面図 車体後部のシートロック近傍を示す右側面図 車体後部をテールライトユニットを外して後方から示す図 シートを除いてシートロック部分を上方から示す図 図2のシートロック装置を拡大して一部切り欠いて示す図 遮蔽カバーを取付けた状態のシートロック部分を斜め後方から示す斜視図 遮蔽カバーを除いた状態におけるシートロック機構部を後方から示す図 遮蔽カバーとベースの取付を説明する斜視図
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。なお、本願において、前後・左右・上下の各方向は、車両を基準とし、必要により図中に、前方を矢示Fr、後方を矢示Rr、上方を矢示UP、左方を矢示L、右方を矢示Rで示す。
図1は本実施形態に係る自動2輪車の右側面図である。この自動2輪車は、ハンドル10とシート11の間に鞍部12を設け、その下方にステップフロア13を備えた低床式鞍乗り型車両である。シート11に着座した乗員は、鞍部12左右のステップフロア13上へ足を置くようになっている。
ステップフロア13が一部を構成するカバーは、フロントカバー14、インナーカバー15、センターカバー16、フロアサイドカバー17、ロアカバー19、サイドカバー18を備え、それぞれ樹脂製である。
フロントカバー14は車体前部を覆い、その前面開口に、ヘッドライト及びフロントウインカを一体にしたフロントライトユニット20が臨んでいる。
インナーカバー15はフロントカバー14の後方を覆う部材であり、インナーカバー15とフロントカバー14により、ハンドル10と連結したステアリングシャフト21、これを回動自在に支持するヘッドパイプ22、ステアリングシャフト21と連結された左右一対をなすフロントフォーク23の上部を覆っている。フロントフォーク23の下端には前輪24が支持されている。
インナーカバー15は、略L字状をなし、後傾する上下部と、斜め下がり後方へ延出する後方延出部を有する。後方延出部は上部が開放され、ここをセンターカバー16で覆われる。
センターカバー16は、インナーカバー15の後方延出部とともに、メインフレーム25を通す中空のセンタートンネル部をなし、鞍部12を形成する。
フロアサイドカバー17はステップフロア13の上方を左右から覆う左右一対の部材であり、上方はステアリングシャフト21の下部及びインナーカバー15の下部並びにサイドカバー18の下部に接続している。ロアカバー19はステップフロア13の下方にて、ロアフレーム26を左右から覆う。サイドカバー18はシート11の下方にてリアフレーム28の左右を覆う。
ロアフレーム26の後部は上方へ折り曲げられた立ち上がり部27へ接続している。シート11はリアフレーム28に支持される。
30はリアグリップであり、シート11の後方へ延出している。31はテールライトユニットであり、テールライト及びリアウインカが一体化され、サイドカバー18の後端部を覆って取付けられている。32はリアフェンダである。
上がり部27の基部には、リンク33を介してスイング式のパワーユニット34が揺動自在に支持されている。パワーユニット34は、4サイクル水冷式エンジンと伝動機構を一体にしたものであり、その後端に後輪35が支持されている。
36はリアフェンダ32の後端へ取付けられ、その一部をなす泥除けである。
後輪35の右側には排気マフラー37が配置されている。38は後輪サスペンションの緩衝器であり、パワーユニット34とリアフレーム28の間に取付けられている。
シート11の下方には、ヘルメットのような大型物品を収納できる大容量の収納ボックス39が配置されている。収納ボックス39はリアフレーム28に支持され、側方をフロアサイドカバー17、サイドカバー18で覆われる。また、上方へ開放され、シート11によって開閉される。
シート11は、前端部のヒンジ(図示せず)を中心にした後方側を回動させることにより開閉でき、閉じたときはシートロック装置40によりロックされる。このロック状態は、図示しないキー操作等のアンロック操作により解錠できる。本実施形態ではヘッドパイプ近傍に設けられている操作レバー80によりリモコンでアンロック操作できるようになっている。
車体フレームは、ヘッドパイプ22と、これから斜め下がり後方へ車体中心に沿って一本で延出するメインフレーム25と、メインフレーム25の下端に接続し、左右一対で前後方向へ略水平に延出し、後部が上方へ屈曲して立ち上がり部27をなすロアフレーム26と、立ち上がり部27の上端部へ接続される左右一対のリアフレーム28からなる。
ロアフレーム26の略水平をなす部分である本体部は、車体フレームにおける鞍部をなし、ここでステップフロア13を支持する。
次に、シートロック装置について説明する。
図2は、シート11の後端部近傍における車体右側面を一部切り欠いて示す図、図3はテールライトユニット31を取り外した状態の車体後部を後方から示す図、図4はシートを開いた状態におけるシートロック装置部分を上方から示す図、図5は図2におけるシートロック装置部分を拡大して一部を切り欠いて示す図である。
図2は、シート11を閉じてロックされている状態を示し、シート11の後端に下方へ突出して設けられた側面視で略倒立門型をなすシートフック41がシートロック装置40にてロックされている。
シートロック装置40は、リアフレーム28の後端に設けられたクロスプレート42とテールライトユニット31により前後を挟まれ、上方をシート11及びリアグリップ30、下方をリアフェンダ32、左右をサイドカバー18により囲まれた、テールライト前方空間S内に収容配置されている。
テールライト前方空間Sは比較的狭い空間であるが、テールライトユニット31の前面壁とクロスプレート42を対面するように配置し、前後方向の厚み寸法が小さいシートロック装置40を幅広面を前後方向へ向けた縦置き配置することにより、シートロック装置40を効率よくテールライト前方空間S内へ配置している。
図3に示すように、左右のリアフレーム28の各後端間に掛け渡されたクロスプレート42にシートロック装置40が取付けられている。図示のシートロック装置40は、全体に遮蔽カバー50が被せられた状態を示す。遮蔽カバー50もシートロック装置40の一部を構成する。
シートロック装置40の側部には、右方からアンロックケーブル48が接続している。このアンロックケーブル48は、車体前方へ向かって配線され、前端が操作レバー80(図1)へ接続している。この操作レバー80を回動させることにより、アンロックケーブル48を図の右方へ引っ張ってシートロック装置40をアンロック状態とし、シートフック41を解放してシート11の開きを可能にする。
なお、本実施形態における車両の仕様は、右側通行用車両のものであるため、操作レバー80を車体右側で操作するようになっており、アンロックケーブル48はシートロック装置40の右側に設けられている。ただし、左側通行用車両の仕様では、反対側に配設することができる。
クロスプレート42の中央下部には、下方へ突出する下方延出部42aが連続して一体に設けられ、ここにリアフェンダ32の前端上部に上方へ突出形成された取付部32aがボルト32bにて取付けられている。
リアフェンダ32の前端上部には、取付部32aの左右に、取付ボス32cが設けられ、ここにテールライトユニット31の前端下部が取付けられるようになっている。
テールライトユニット31(図1)は両端部がサイドカバー18の後端部に形成された切り欠き状部18aへ嵌合するとともに、下部がリアフェンダ32の上部に近接することにより、テールライト前方空間Sを密閉するようになっている。
図4に示すように、クロスプレート42は、シートロック装置40を取付ける中央のプレート本体部43、その左右に後方へ折れ曲がって設けられるプレート側端部44、上下方向に向かう略水平面をなす天井部45を有する。天井部45は前部左右がボルト45aにて左右のリアフレーム28に設けられたボス28a(図1参照)へ締結され、これによってクロスプレート42がリアフレーム28へ取付けられている。天井部45の前縁部上には収納ボックス39の開口部上端に形成された開口縁部39aが重なっている。
天井部45の後部は、シートロック装置40の上方を覆うように後方へ張り出し、その左右の後方突出部45bにテールライトユニット31の上部左右から前方へ突出するステー31aが重ねられ、ボルト31bにて締結されている。
天井部45の後部に設けられた後方突出部45bの内側には、隣接してシートロック装置40の上へ張り出すクッション受け部45cが設けられ、その内側の車体中心CT上には後方へ開放された天井部溝45dが設けられている。クッション受け部45cにはリアグリップ30の下面から下方へ突出するクッションラバー47の下端部が当接するようになっている
(図3参照)。
天井部溝45dに対向して、シートロック装置40の遮蔽カバー50における上面にも上部中央溝50dが設けられ、この上部中央溝50dと天井部溝45dによって、シートフック41が出入するためのフック用開口部を形成している。
シートフック41は、シート11の底部から下方へ突出して設けられ、シート11の開閉に伴って、リアグリップ30の貫通穴を通し上下動し、シート11を閉じると、リアグリップ30の貫通穴から下方へ突出して、フック用開口部内へ入りこむようになっている。
図示の上面視において、シートロック装置40は、天井部45、左右のステー31a、後方側のテールライトユニット31上部の前縁部31cによって囲まれ、遮蔽カバー50の上面及びフック用開口部内の機構部の一部が露出しているだけである。
図2〜4を合わせて参照すると明らかなように、シートロック装置40は前方をクロスプレート42で覆われ、左右をプレート側端部44及びサイドカバー18にて覆われる。また、上方をシート11及びリアグリップ30にて覆われ、下方をリアフェンダ32で覆われる。さらに、後方はテールライトユニット31で覆われる。シートロック装置40はこれらの各部材に囲まれ、いずれかの部材を取り外さない限り外部から手が届きにくい状態になっている。
ここでクロスプレート42について詳述する。クロスプレート42は金属プレート製であり、平面を前後方向に向けて配置されるプレート本体部43及びプレート側端部44からなる縦置部と、平面を上下方向に向けて配置される天井部45からなる横置き部と、天井部45の周囲を囲むように設けられる枠状部49(図2・図3参照)とで構成され、それぞれを溶接して一体化されている。
図4に示すように、プレート本体部43及びプレート側端部44からなる縦置部は上端部が天井部45の下面に重ねられて溶接される。プレート本体部43は左右のリアフレーム28間を車幅方向へ延びており、かつテールライトユニット31の前面壁に対面する背面が若干前傾した状態をなすことにより、シートロック装置40の取付けに適した配置になっている。
左右のプレート側端部44は、後方へ向かって外開き状に傾斜して配置されている。この傾斜は、左右のリアフレーム28の後端部が後ろすぼまり状に傾いているため、この後端面に重なることによって生じている。但し、プレート側端部44の上部は切り欠き状になっており、この部分の張り出しは少なくなっている。
左右のプレート側端部44が傾斜することにより、シートロック装置40の左右を覆うとともに、アンロックケーブル48と干渉せずに左右方向へアンロックケーブル48を配置できる。
図3に示すように、枠状部49の後端部は後方突出部45bの側方まで張り出し、かつプレート側端部44の上部に形成された切り欠き状部から車体内側へ入りこむように曲がっている。このようにすることで、プレート側端部44が後方へ向かって外開き状をなすことにより、シートロック装置40との間が広がる。そこでシートフック41が出入するシートロック装置40の上部に対して、プレート側端部44に代わり、側方を接近して覆うことにより、外部からシートロック装置40の上部に対して手が届きにくくなるようにしている。枠状部49は天井部の周囲と溶接されて一体化される。
次にシートロック装置40について詳細に説明する。図5は図2におけるシートロック装置40部分を拡大して一部を切り欠いて示す図である。この図に示すように、シートロック装置40は、遮蔽カバー50とシートロック57とを備える。シートロック57はロック機構部58と金属プレート製のベース60とを備える。
ベース60がプレート本体部43へボルト69で締結することにより、シートロック57がクロスプレート42へ取付けられる。符号69aはプレート本体部43へ取付けられているウエルドナットである。
遮蔽カバー50は上下の爪53a及び53bをベース60の上下に設けられている係合穴63a及び63bへ係合することにより、着脱自在に取付けられる。
図6は遮蔽カバー50を取付けた状態のシートロック装置40を車体の斜め後方から示す図であり、図7は遮蔽カバー50を外した状態のシートロック57部分を主体に車体後方から示す図である。図8のAは遮蔽カバー50をシートロック57へ組み付ける状態を示す。なお、便宜的にシートロック57はベース60のみを示してある。また、遮蔽カバー50及びベース60(シートロック57)はそれぞれ車体の右斜め前方から示してある。図8のBは遮蔽カバー50をベース60(シートロック57)へ組み付けた状態の斜視図である。
図5及び図8のAに示すように、遮蔽カバー50は樹脂製であり、前方(クロスプレート42側)へ向かって開放された容器状をなし、シートロック57を後方側からすっぽり覆っている。
遮蔽カバー50のカバー側壁51は台形状をなし、後述するベース60に設けられているベース側壁61と側面視で類似形状をなし、遮蔽カバー50をベース60へ取付けたとき、カバー側壁51の内側へベース側壁61を密に収容できるようになっている。
カバー側壁51には、アンロックケーブル48を通すための切り欠き溝52が側面視略V字状に形成されている。切り欠き溝52は左右のカバー側壁51にそれぞれ設けられている。
遮蔽カバー50は開口縁部の上下に形成された爪53a、53bで、シートロック57のベース60へ係合一体化されている。
遮蔽カバー50の後壁54は、上部左右が前方へ凹入する凹部55をなす。後壁54のうち上部中央56は、左右の凹部55により相対的に膨出部をなす。後壁54の上端には、上部中央56の上端縁が略コ字状をなすことによって上部中央溝50d(図4参照)が形成されている。
ベース60は金属製の板状部材であり、その左右にはベース側壁61が略直角に後方へ折り曲げて形成されている。ベース側壁61の頂部には、後方へ拡開して開放されるケーブル溝62が設けられている。ケーブル溝62は後方へ拡開するように開放され、中間部が若干絞られている。このため、ケーブル溝62内へアンロックケーブル48のアウタチューブ48aを後方から押し込むと、ケーブル溝62の奥部へ嵌合して固定される。
但し、ケーブル溝62は後方へ開放されているので、アンロックケーブル48はケーブル溝62から後方へ抜け出し可能になっている。ケーブル溝62は左右のベース側壁61にそれぞれ設けられ、そのうちのいずれか一方が仕様に応じて使用される。
ベース60のベース本体部64には上下の各左右に係合穴63a及び63bが形成されている。
これらの係合穴63a及び63bは左右対称に形成され、アンロックケーブル48の接続が左右いずれになっても、共通に使用可能になっている。
ベース本体部64の上部中央には、シートフック41を出入させるための切り込み溝65が上下方向に形成されている。
ベース本体部64の上下方向中間部の左右に前方へ突出するボス66が設けられ、この中央に形成された通し穴66aにボルト69(図5)を通してクロスプレート42のプレート本体部43へ締結される。このとき、ボス66の突出分だけ、ベース60をプレート本体部43から離すことができる。
シートロック57へ遮蔽カバー50を被せると、遮蔽カバー50に設けられた爪53a、53bがベース60の上下に設けられている係合穴63a、63bに係合し、遮蔽カバー50の開口縁部がベース60へ当接することにより開口が閉じられ、シートロック57は遮蔽カバー50により密封される。
このとき、ベース側壁61はカバー側壁51の内側へ収容されるが、ベース側壁61のケーブル溝62にアンロックケーブル48が固定され、このアンロックケーブル48が外方へ延出している。しかし、カバー側壁51には、切り欠き溝52が設けられているため、アンロックケーブル48と干渉せずにカバー側壁51を被せることができるので、遮蔽カバー50をシートロック57へ被せることができる。
また、遮蔽カバー50をシートロック57へ被せた状態では、ベース側壁61の頂部に遮蔽カバー50の後壁54が近接している。このため、後壁54によりアンロックケーブル48を抑えることにより、ケーブル溝62から抜け出すことを防止できる。
次に、図7を中心にして、ロック機構部58の詳細を説明する。
ロック機構部58は、ベース60へ枢軸70で軸着されたラッチプレート71がシートフック41を係止し、この状態のラッチプレート71を、枢軸72でベース60へ軸着されたロックプレート73でロックするようになっている。ラッチプレート71とロックプレート73は、切り込み溝65を挟んでその左右に配置されている。
ラッチプレート71は中間部を枢軸70で軸着され、この枢軸70に対して一端側に、シートフック41を係脱するラッチ溝74が設けられている。枢軸70近傍のロックプレート73に対向する部分にロック凹部75が設けられている。
一方、ロックプレート73は一端側を枢軸72で軸着され、ロック凹部75に向かい合う位置にロック突部76が形成されている。ロック突部76はロック凹部75内へ入って互いに斜面部を当接して係合する。他端側に、アンロックケーブル48のインナーケーブル48bの端部が取付けられるケーブル連結部77が設けられている。ラッチプレート71とロックプレート73の各他端間には引っ張りバネ78が設けられ、互いに接近するように回動付勢している。
図示状態はロック状態である。この状態で、アンロックケーブル48を矢示a方向(図の右方)へ引くと、ロックプレート73は引っ張りバネ78に抗して矢示b方向(時計回り方向)へ揺動し、ロック突部76がロック凹部75から離れる。このため、ラッチプレート71はロック状態を解除され、引っ張りバネ78の弾力により、矢示c方向(反時計回り方向)へ揺動し、シートフック41を解放する。その結果、シートロックはアンロックされ、シート11を開くことができる。
シートフック41が上方へ移動し、かつアンロックケーブル48の引きがなくなると、ラッチプレート71とロックプレート73は、引っ張りバネ78の弾力により、互いに接近するように揺動し、ラッチプレート71とロックプレート73のロック状態に戻る。
この状態でシート11を閉じると、シートフック41がラッチプレート71の一端を押し下げてラッチプレート71を時計回り方向へ揺動させながら下降し、やがってラッチ溝74内へ入ると、シートフック41の抜け出しを規制する当初のシートロック状態となる。
次に、本実施形態の作用を説明する。図2に示すように、クロスプレート42の後面へシートロック57を取付け、その後方から遮蔽カバー50にてシートロック57を覆うようにしたので、車体カバーの共締め等をすることなく、遮蔽カバー50を単独で取付けできる。したがって遮蔽カバー50の固定構造が簡単となる。また、クロスプレート42と遮蔽カバー50で前後からシートロック57全体を覆うことができる。しかも、機構部品であるシートロック57を遮蔽カバー50で覆うので、埃が付着しにくくなり、機構部のより確実な防塵・防水が可能になる。
また、アンロック操作部材であるアンロックケーブル48をシートロック57におけるベース側壁61に設けたケーブル溝62へ係止した状態で、その上方から遮蔽カバー50を被せるので、遮蔽カバー50が押さえになり、アンロックケーブル48がケーブル溝62から抜け出すことを防止できる。
アンロック操作部材をケーブルにした場合は、ケーブルが動きやすく、ケーブル溝から外れやすくなるので、このように遮蔽カバー50を押さえにすることは特に有利である。
なお、シートロック装置の操作をアンロックケーブルで行うようにすることも公知であり、この場合、アンロックケーブルは、長さ方向中間部をシートロックのベースプレートに形成され、一端が開放されたケーブル溝へ、開放端側からはめ込んで固定している。このため、アンロックケーブルがケーブル溝から抜け出す可能性があった。しかし、上記従来例は、カバー部材を有するものの、これは抜け止めに何ら役立たない。
そこでこのようなアンロックケーブルの抜け出しを防止することが望まれている。
さらに、図5及び図8に示すように、遮蔽カバー50に爪53a、53bを突出形成し、ベース60に係合穴63a、63bを設け、これに遮蔽カバー50の爪53a、53bを係止するようにしたので、遮蔽カバー50をベース60に対して係合で容易に取付けでき、取付が簡単になる。また、爪53a、53bを車体内側へ向けることにより、外部から爪53a、53bを外しにくくすることができる。特に、本実施形態では、ベース60とクロスプレート42の間にボス66により間隙を設け、この間隙内へ爪53a、53bを突出させることにより、爪53a、53bに対してより一層接触しにくくすることができる。
そのうえ、図2〜4に示すように、シートロック57の左右をサイドカバー18、後方をテールライトユニット31、下方をリアフェンダ32、上方をシート11で覆うので、シートロック装置40をこれらの部材で確実に囲むことができる。そのうえ、クロスプレート42と遮蔽カバー50で囲むから、二重に覆うことができ、さらに確実に覆うことができる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、アンロック操作部材は、アンロックケーブル48に限らず、キー操作に連動するシャフトやレバーなどのリンク部材等でもよい。
ロック機構は、種々可能であり、例えば、閂錠のような直線運動機構のものも可能である。
さらに、遮蔽カバー50は、シートロック57(ベース60)又はクロスプレート42へ係止するようにしてもよい。シートロック57へ取付ける場合は、ベース60へ取付けることで、取付けに際して特に注意を要する可動の機構部を避けることができるから、有利な取付対象になる。またクロスプレート42へ取付ければ、さらに自由度が高くなる。この場合、クロスプレート42に凹部等を設け、この凹部等の中へ爪を出せば、手が届きにくくなるようにすることができる。
また、クロスプレートは実施形態のものに限らず、種々可能である。但し、テールライトユニット31の前面壁に対面する後面を備え、この後面へシートロック57を取付けることができるようになっていることが必須である。
11:シート、18:サイドカバー、31:テールライトユニット、32:リアフェンダ、40:シートロック装置、41:シートフック、48:アンロックケーブル、50:遮蔽カバー、57:シートロック、58:シートロック機構部、60:ベース、62:ケーブル溝

Claims (5)

  1. シート(11)前部を車体に枢支し、シート後部に設けられた下方へ延びるシートフック(41)をロックするシートロック(57)を車体に設け、そのシートロック(57)にアンロック動作をさせるためのアンロック操作部材(48)を連結した自動2輪車において、
    前記シート(11)を支持する左右一対のフレーム(28)と、
    このフレーム(28)の後部を連結するクロスプレート(42)とを備え、
    このクロスプレート(42)の後面に前記シートロック(57)を取付けるとともに、
    このシートロック(57)を後方から覆う遮蔽カバー(50)を備えたことを特徴とする自動2輪車のシートロック装置。
  2. 前記シートロック(57)は、ベース(60)を介して前記クロスプレート(42)に固定され、前記ベース(60)は、前記アンロック操作部材(48)を係止する溝(62)を設け、
    前記遮蔽カバー(50)が、前記アンロック操作部材(48)を前記溝(62)から外れないようにするための押さえとなることを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車のシートロック装置。
  3. 前記遮蔽カバー(50)は、前記シートロック(57)又は前記クロスプレート(42)へ係合により取付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載した自動2輪車のシートロック装置。
  4. 前記シートロック(57)は、左右をサイドカバー(18)で覆われるとともに、その後方はテールライト(31)で覆われ、その下方はリアフェンダ(32)で覆われていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した自動2輪車のシートロック装置。
  5. 前記遮蔽カバー(50)は、前記ベース(60)に設けた係合穴(63a、63b)へ係合する爪(53a、53b)が突出形成されていることを特徴とする請求項3に記載した自動2輪車のシートロック装置。
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