JP2006096133A - スタンドロック装置付き自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】起立位置および格納位置間での回動を可能として車体フレームに取付けられるスタンドを、前記起立位置でロックするロック状態ならびにそのロック状態を解除したアンロック状態を操作レバーの操作に応じて切換え可能なスタンドロック装置を備えるスタンドロック装置付き自動二輪車において、収納ボックスの容積を増大しても操作レバーの配置に影響を及ぼすことがないようにしつつ、操作レバーの操作性を高める。
【解決手段】操作レバー83が、乗車用シート45の下方に配置される収納ボックス30内に配置されるとともに該収納ボックス30の前壁30cに操作可能に支持される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、起立位置および格納位置間での回動を可能として車体フレームに取付けられるスタンドを、前記起立位置でロックするロック状態ならびにそのロック状態を解除したアンロック状態を操作レバーの操作に応じて切換え可能なスタンドロック装置を備えるスタンドロック装置付き自動二輪車に関する。
スタンドをその起立位置でロックするロック状態ならびにそのロック状態を解除したアンロック状態を操作するための操作レバーが、乗車用シートの下方に配置される収納ボックスの後壁に配置されているスタンドロック装置付き自動二輪車が、たとえば特許文献1で知られている。
特許第2923829号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたもののように、収納ボックスの後壁で車体フレームに操作レバーが支持される構成では、収納ボックスの収納容積を後側に増大しようとすると、自動二輪車の大型化を避けて操作レバーを配置することが困難となる可能性があり、またユーザーは収納ボックスの後方から操作レバーを操作するので、収納ボックスの後壁の操作レバーは見え難い場合もある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、収納ボックスの容積を増大しても操作レバーの配置に影響を及ぼすことがないようにしつつ、操作レバーの操作性を高めたスタンドロック装置付き自動二輪車を提供することを第1の目的とする。
また上記特許文献1で開示されたものでは、起立位置にあるスタンドへの係合および係合解除を前記操作レバーの操作に応じて切換えるようにしてスタンドロック装置の一部を構成するロック部材が、後輪の前方に配置されるのであるが、後輪で撥ね上げられた水や泥が前記ロック部材にかかることがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、スタンドロック装置の一部を構成するロック部材に後輪で撥ね上げられた水や泥がかかるのを防止し得るようにしたスタンドロック装置付き自動二輪車を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、起立位置および格納位置間での回動を可能として車体フレームに取付けられるスタンドを、前記起立位置でロックするロック状態ならびにそのロック状態を解除したアンロック状態を操作レバーの操作に応じて切換え可能なスタンドロック装置を備えるスタンドロック装置付き自動二輪車であって、前記操作レバーが、乗車用シートの下方に配置される収納ボックス内に配置されるとともに該収納ボックスの前壁に操作可能に支持されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記収納ボックスの後壁に、その後壁から後方側に膨出した小物入れを形成する物入れ部が連設されることを特徴とする。
上記第2の目的を達成するために、請求項3記載の発明は、起立位置および格納位置間での回動を可能として車体フレームに取付けられるスタンドを、前記起立位置でロックするロック状態ならびにそのロック状態を解除したアンロック状態を操作レバーの操作に応じて切換え可能なスタンドロック装置を備えるスタンドロック装置付き自動二輪車であって、前記車体フレームは、フロントフォークを操向可能に支承するヘッドパイプから後下がりに延びるメインパイプと、後輪を後部で軸支するリヤフォークの前部を揺動可能に支承するとともに前記スタンドを下端部で回動可能に支承するようにして前記メインパイプの後部から下方に延びる左右一対のピボットプレートとを備え、前方を開放した略U字形の横断面形状を前記両ピボットプレートとともに構成するようにして前記両ピボットプレートの後部間を連結する連結壁の前方に、起立位置にある前記スタンドへの係合および係合解除を前記操作レバーの操作に応じて切換えるロック部材が配置されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成に加えて、前記ロック部材が、前記連結壁で支持されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の発明の構成に加えて、前記操作レバーによる操作力を前記ロック部材に伝達する操作ケーブルが、前記リヤフオークの前部を前記両ピボットプレートに支承するピボット軸と、そのピボット軸の後方の前記連結壁との間を通るように配置されることを特徴とする。
さらに請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の構成に加えて、前記操作ケーブルを貫通せしめる開口部が両ピボットプレートの一方に設けられることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、操作レバーが収納ボックス内に配置され、収納ボックスの前壁に操作可能に支持されるので、収納ボックスの容積を増大しても操作レバーの配置に影響を及ぼすことがなく、しかも乗車用シートを開放して収納ボックスの上方を開放したときには操作レバーを確認し易く、容易に操作することが可能であり、操作レバーの操作性を高めることができる。
また請求項2記載の発明によれば、収納ボックスの収納容積を増大することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、スタンドロック装置の一部を構成するロック部材が、左右一対のピボットプレートおよび連結壁が前方を開放した略U字形の横断面形状で連結され、ロック部材が両ピボットプレートおよび連結壁で囲まれる部分に配置されるので、後輪で撥ね上げられた水や泥がロック部材にかかるのを防止することができ、ロック部材を常に円滑に作動せしめることができる。
請求項4記載の発明によれば、連結壁にロック部材が支持されることにより、ロック部材のすぐ後方に連結壁が配置されることになり、後輪で撥ね上げられた水や泥がロック部材にかかるのをより確実に防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、揺動するリヤフォークによる影響が操作ケーブルに及ぶことがないようにして該操作ケーブルを配置することができる。
さらに請求項6記載の発明によれば、操作ケーブルを無理に屈曲させることなく、しかも最短距離でスムーズに配置することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の一実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の全体側面図、図2は起立状態にあるスタンドおよび収納ボックス付近の縦断側面図、図3は図2の要部拡大図、図4は図3の4−4線断面図、図5はスタンドを収納位置に回動した状態での図3に対応した断面図、図6は起立位置にあるスタンドのロック状態を解除したときの図4に対応した断面図である。
先ず図1において、自動二輪車の車体フレーム15が前端に備えるヘッドパイプ16には、前輪WFを軸支するフロントフォーク17が操向可能に枢支される。該フロントフォーク17の上端にはバー状の操向ハンドル18が連結され、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ19がフロントフォーク17に支持される。
車体フレーム15は、その前端の前記ヘッドパイプ16と、該ヘッドパイプ16から後下がりに延びるメインパイプ20と、該メインパイプ20の後端に固着されて後上がりに延びる左右一対のリヤパイプ21…と、それらのリヤパイプ21…の後端にそれそれ一体に連設されて略水平に延びるシートレール22…と、前記メインパイプ20の後端から下方に延びる左右一対のピボットプレート23…とを備える。
前記ピボットプレート23には、後輪WRを軸支するリヤフォーク24が枢支され、車体フレーム15の後部およびリヤフォーク24間にリヤクッション25が設けられる。
車体フレーム15の中間部には、エンジンEおよび変速機Mから成るパワーユニットPがメインパイプ20の下方に位置するようにして搭載され、変速機Mの出力はチェーン26を介して後輪WRに伝達される。
またエアクリーナ27と、該エアクリーナ27およびエンジンE間に設けられる気化器28とがエンジンEの上方に配置され、後輪WRの上方に配置される燃料タンク29ならびに該燃料タンク29の前方に配置される収納ボックス30が車体フレーム15の後部に支持される。さらに車体フレーム15におけるピボットプレート23…の下部には、スタンド軸31を介してスタンド32が回動可能に取付けられる。
前記車体フレーム15のうちピボットプレート23…を除く部分、前記エンジンEの一部、エアクリーナ27、気化器28、燃料タンク29および収納ボックス30は、合成樹脂から成る車体カバー35で覆われる。
この車体カバー35は、ヘッドパイプ16を前方から覆うフロントカバー36と、メインパイプ20、エンジンEの一部、エアクリーナ22および気化器23を側方から覆うようにして前記フロントカバー36の両側に連なる左右一対のメインパイプサイドカバー37…と、両メインパイプサイドカバー37…の前部を側方から覆うようにしてメインパイプサイドカバー37…に着脱可能に取り付けられる左右一対のレッグシールド38…と、前記両メインパイプサイドカバー37…の前側下部間を連結するアンダーカバー39と、前記ヘッドパイプ16を後方側から覆うとともに前記メインパイプ20の前部を上方から覆うようにして前記メインパイプサイドカバー37…の上部間を接合するメインパイプアッパカバー40と、メインパイプ20の中間部を上方から覆うようにして両メインパイプサイドカバー37…および前記メインパイプアッパカバー40の後部に連接されるセンターカバー41と、前記メインパイプ20の後部および両リヤパイプ21…を側方から覆うようにして両メインパイプサイドカバー37…の後部に連なる左右一対のサイドカバー42…と、横断面形状を後方に開いた略U字状としてセンターカバー41の後部および両サイドカバー42…の上部から上方に立ち上がるフロントボディカバー43と、前記両シートレール22…を側方から覆うようにして両サイドカバー31…の後部およびフロントボディカバー32の後部に連接される左右一対のリヤボディカバー44…とを備える。
前記フロントボディカバー43および両リヤボディカバー44…上には、開閉可能なタンデム型の乗車用シート45が配設されており、閉鎖状態にある乗車用シート45の下方に、該乗車用シート45の開放時にヘルメット46等の収納および取り出しを可能とした前記収納ボックス30、ならびに乗車用シート45の開放時に給油することを可能として収納ボックス30の後方に配置される燃料タンク29が配置されており、収納ボックス30の側方は、サイドカバー42…およびフロントボディカバー43で覆われ、燃料タンク29の側方はリヤボディカバー44で覆われる。
またリヤボディカバー44…には、後輪WRを上方から覆うリヤフェンダ47が連設される。さらにメインパイプサイドカバー37…の後部およびセンターカバー41の前部両側下部間には開口部48…が形成されており、その開口部48…には、パワーユニットP側に冷却風を吸い込むためのルーバ49…が取付けられる。
また操向ハンドル18の両端にはグリップ50…が設けられるのであるが、グリップ50…が設けられる部分を除いて操向ハンドル18は、合成樹脂から成るハンドルカバー51で覆われる。
このハンドルカバー51の前面中央部にはヘッドライト用開口部52が設けられており、そのヘッドライト用開口部52に臨むようにしてヘッドライト53がハンドルカバー51に取付けられる。また前記車体カバー35におけるメインパイプサイドカバー37…の端部部に、フロントカバー36の両側端から側方に膨出する膨出部37a…が一体に設けられており、その膨出部37aに設けられたフロントウインカ用開口部54…に臨むフロントウインカ55…が前記膨出部37a…に取付けられる。
図2において、収納ボックス30は、車体フレーム15におけるメインパイプ15の後端および両リヤパイプ20…の前部に固着された支持板58、ならびに両リヤパイプ20…の後部にそれぞれ固着された支持ブラケット59…に、マウントゴム60…,61…を介して支持される。すなわち収納ボックス30の底壁30aにおける前端寄りには一対の脚部30b…が一体に突設されており、それらの脚部30b…がマウントゴム60…を介して支持板58に支持され、また収納ボックス30の後端側上部両側がマウントゴム61…を介して支持ブラケット59…にそれぞれ支持される。
また収納ボックス30の前壁30cの上部中央には前方に突出する支持腕部30dが一体に突設される。一方、乗車用シート45の底板62の前端にはレバー63の一端が固着されており、このレバー63の他端は、前記支持腕部30dに軸64を介して回動可能に連結される。すなわち乗車用シート45は、図示しないシートロック装置によってロック状態を解除することで、後部を上方にはね上げるように回動することを可能として前記収納ボックス30の前端上部に支承される。
この収納ボックス30の底壁30aおよび後壁30eの連設部中央には、バッテリ65を収納するバッテリ収納凹部66を形成するようにして後方側斜め下に膨出した膨出部30fが一体に形成される。また収納ボックスの後壁30eには、該後壁30eから後方側に膨出した小物入れ69を形成する物入れ部68が連設される。すなわち物入れ部68は合成樹脂製の函状部材により形成されるものであり、後壁30eの中央部に設けられた開口部67の周縁部で後壁30eの内面に当接する鍔部68aが前記函状部材に設けられ、後壁30eを貫通する複数のピン68b…が前記鍔部68aに一体に突設されており、前記各ピン68b…の後壁30eからの突出端を後壁30eの外面にそれぞれ溶着することにより、後壁30eから後方に膨出した小物入れ69を形成するようにして物入れ部が収納ボックス30の後壁30eに連設されることになる。
前記バッテリ収納凹部66および小物入れ69は、合成樹脂から成る蓋部材70で閉鎖可能であり、この蓋部材70は、バッテリ収納凹部66および小物入れ69のいずれか一方を開閉することを可能すべくヒンジ部70aを中間部に有するものであり、収納ボックス30の底壁30aにおいて前記バッテリ収納凹部66の前方には、前記蓋部材70の一端を弾発的に挟持し得る一対の挟持突部71,71が一体に突設され、蓋部材70の他端には、収納ボックス30の後壁30eに弾発的に係合し得る複数の係合爪70b…が設けられる。
図3および図4を併せて参照して、相互に対向する一対のピボットプレート23,23は、上方に向かうにつれて相互に近接する方向に傾斜した傾斜板部23a,23aを上端部に有するものであり、それらの傾斜板部23a…が、車体フレーム15におけるメインパイプ20の後部両側に溶接される。
両ピボットプレート23…の下端部には、スタンド軸31を介してスタンド32が回動可能に連結されており、このスタンド32は、図1〜4で示す起立位置と、図5で示す収納位置との間で回動可能であり、両ピボットプレート23…の一方およびスタンド32間には、スタンド32の回動により起立位置および収納位置のいずれの側にも付勢力を発揮するようにしてばね79が設けられる。
而してスタンド軸31の前方で両ピボットプレート23…間には、それらのピボットプレート23…に両端が固着された支持軸74で支持されるようにして円筒状のストッパゴム75が設けられており、スタンド32には、該スタンド32が起立位置にあるときに前記ストッパゴム75に当接する第1回動規制板76が設けられる。またスタンド32の両ピボットプレート23…側の端部に固着された第2回動規制板77には、収納位置にスタンド32が回動したときに前記ストッパゴム75に当接する緩衝ゴム78が取付けられる。
また両ピボットプレート23…の後端は、前方を開放した略U字形の横断面形状を前記両ピボットプレート23…とともに構成する連結壁80で連結される。
スタンド32の起立位置でのロック状態ならびにそのロック状態を解除したアンロック状態はスタンドロック装置81で切換え可能であり、このスタンドロック装置81は、前記スタンド32が起立位置にあるときに第2回動規制板77に係脱可能に係合し得るロック部材82と、該ロック部材82の係脱作動を操作する操作レバー83と、該操作レバー83による操作力を前記ロック部材82に伝達する操作ケーブル84とを備える。
操作レバー83は、収納ボックス30内に配置されるとともに該収納ボックス30の前壁30cに操作可能に支持されるものであり、前記前壁30cを回動可能に貫通する回動軸85の内端に前記操作レバー83の基端が固着される。一方、前壁30cの前方で前記回動軸85の外端には、操作レバー83の回動操作に応じて回動するようにして伝動レバー86の一端が固着される。
ロック部材82は、前記ピボットプレート23…の後部間を連結する連結壁80の前方に配置されるものであり、この連結壁80の前面に固着された横断面略L字状の支持部材87に、スタンド軸31と直交する平面内に軸線を配置した軸88により回動可能に支承される。一方、第2回動規制部材77には、スタンド32が起立位置にある状態で前記ロック部材82を係脱可能に係合させ得る係合孔89が設けられており、前記支持部材87には、ロック部材82の一部を挿通させる挿通孔90が、スタンド32が起立位置にある状態で前記係合孔89の上方に位置するようにして設けられる。
また両ピボットプレート23…のうち自動二輪車の進行方向前方を向いた状態で左側に位置するピボットプレート23およびロック部材82間には、ロック部材82を係合孔89から離脱させる方向に付勢するばね91が設けられる。
操作ケーブル84は、アウターケーブル92内にインナーケーブル93が移動可能に挿通されて成るものであり、アウターケーブル92の一端部に設けられるケーブルエンド94は、収納ボックス30の前壁30cの前面に前記伝動レバー86の下方に配置されるようにして固着されるケーブル支持部材95に支持され、前記ケーブルエンド94から突出したインナーケーブル93の一端は前記伝動レバー86の他端に連結される。
またアウターケーブル92の他端部に設けられるケーブルエンド96は、上述の左側のピボットプレート23に固着されるケーブル支持部材97に支持され、そのケーブルエンド96から突出したインナーケーブル93の他端はロック部材82に連結される。しかもインナーケーブル93の他端は、ロック部材82およびピボットプレート23間に設けられたばね91のばね力によって下方に向けての牽引力が作用する位置でロック部材82に連結される。すなわち操作ケーブル84は、前記ばね91によって常に下方に牽引される力が作用している。
一方、操作レバー83および伝動レバー86を収納ボックス30の前壁30cに支承する回動軸85の位置は、操作レバー83を、図4で示すロック位置および図6で示すアンロック位置のいずれの位置に回動操作しても、その位置を保持する側に前記操作ケーブル84からの牽引力が伝動レバー86に作用するように設定される。
而して操作レバー83を、図4で示すロック位置に回動操作したときには、ロック部材82が第2回動規制部材77の係合孔89に係合してスタンド32の起立位置がロックされ、またスタンド32が起立位置にある状態で図6で示すように操作レバー83をアンロック位置に回動操作したときには、ロック部材82が第2回動規制部材77の係合孔89から離脱したアンロック状態となり、図5で示した収納位置にスタンド32をはね上げ操作することができる。
ところで、操作ケーブル84は、前記収納ボックス3における前壁30cの前面に沿って伝動レバー86から下方に延び、両リヤパイプ21…のうち左側のリヤパイプ21の外側から左側のピボットプレート23の上部に設けられる開口部98を貫通して両ピボットプレート23…間に延出され、さらにリヤフオーク24の前部を両ピボットプレート23…に支承するピボット軸99と、そのピボット軸99の後方の連結壁80との間を通ってロック部材82まで延出される。また操作ケーブル84のアウターケーブル92うち、一方のリヤパイプ21の外側を経て一方のピボットプレート23の外側から開口部98を貫通する中間部分には、ケーブルカバー100が装着される。
次にこの実施例の作用について説明すると、収納ボックス30の後壁30eには、その後壁30eから後方側に膨出した小物入れ69を形成する物入れ部68が連設されるので、収納ボックス30の収納容積を増大することが可能であり、しかもスタンドロック装置81の操作レバー83が、収納ボックス30内に配置されるとともに該収納ボックス30の前壁30cに操作可能に支持されるので、収納ボックス30の容積を増大しても操作レバー83の配置に影響を及ぼすことがなく、しかも乗車用シート45を開放して収納ボックス30の上方を開放したときには操作レバー83を確認し易く、容易に操作することが可能であり、操作レバー83の操作性を高めることができる。たとえば図2で示すように、比較的大きな容積を占めるヘルメット46を収納ボックス30内に収納した状態でも、そのヘルメット46の頂部を前壁30cに対向させる姿勢で収納ボックス30内に収納することにより、ヘルメット46および操作レバー83の干渉を回避して、操作レバー83を容易に操作することができる。
またスタンド32を下端部で回動可能に支承するようにしてメインパイプ20の後部から下方に延びる左右一対のピボットプレート23…の後部間が、前方を開放した略U字形の横断面形状を両ピボットプレート23…とともに構成する連結壁80で連結されており、その連結壁80の前方に、起立位置にあるスタンド32への係合および係合解除を操作レバー83の操作に応じて切換えるロック部材82が配置されるので、ロック部材82は、両ピボットプレート23…および連結壁80で囲まれる部分に配置されることになり、後輪WRで撥ね上げられた水や泥がロック部材82にかかるのを防止することができ、ロック部材82を常に円滑に作動せしめることができる。
しかもロック部材82は、支持部材87を介して連結壁80で支持されるので、ロック部材82のすぐ後方に連結壁80が配置されることになり、後輪WRで撥ね上げられた水や泥がロック部材82にかかるのをより確実に防止することができる。
また操作レバー83による操作力をロック部材82に伝達する操作ケーブル84が、リヤフオーク24の前部を両ピボットプレート23…に支承するピボット軸99と、そのピボット軸99の後方の連結壁80との間を通るように配置されるので、揺動するリヤフォーク24による影響が操作ケーブル84に及ぶことがないようにして該操作ケーブル84を配置することができる。
さらに操作ケーブル84を貫通せしめる開口部が両ピボットプレート23…の一方に設けられることにより、操作ケーブル84を無理に屈曲させることなく、しかも最短距離でスムーズに配置することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
自動二輪車の全体側面図である。 起立状態にあるスタンドおよび収納ボックス付近の縦断側面図である。 図2の要部拡大図である。 図3の4−4線断面図である。 スタンドを収納位置に回動した状態での図3に対応した断面図である。 起立位置にあるスタンドのロック状態を解除したときの図4に対応した断面図である。
符号の説明
15・・・車体フレーム
16・・・ヘッドパイプ
17・・・フロントフォーク
20・・・メインパイプ
23・・・ピボットプレート
24・・・リヤフォーク
30・・・収納ボックス
30c・・・収納ボックスの前壁
30e・・・収納ボックスの後壁
32・・・スタンド
45・・・乗車用シート
68・・・物入れ部
69・・・小物入れ
81・・・スタンドロック装置
83・・・操作レバー
80・・・連結壁
82・・・ロック部材
84・・・操作ケーブル
98・・・開口部
99・・・ピボット軸
WR・・・後輪

Claims (6)

  1. 起立位置および格納位置間での回動を可能として車体フレーム(15)に取付けられるスタンド(32)を、前記起立位置でロックするロック状態ならびにそのロック状態を解除したアンロック状態を操作レバー(83)の操作に応じて切換え可能なスタンドロック装置(81)を備えるスタンドロック装置付き自動二輪車であって、前記操作レバー(83)が、乗車用シート(45)の下方に配置される収納ボックス(30)内に配置されるとともに該収納ボックス(30)の前壁(30c)に操作可能に支持されることを特徴とするスタンドロック装置付き自動二輪車。
  2. 前記収納ボックス(30)の後壁(30e)に、その後壁(30e)から後方側に膨出した小物入れ(69)を形成する物入れ部(68)が連設されることを特徴とする請求項1記載のスタンドロック装置付き自動二輪車。
  3. 起立位置および格納位置間での回動を可能として車体フレーム(15)に取付けられるスタンド(32)を、前記起立位置でロックするロック状態ならびにそのロック状態を解除したアンロック状態を操作レバー(83)の操作に応じて切換え可能なスタンドロック装置(81)を備えるスタンドロック装置付き自動二輪車であって、前記車体フレーム(15)は、フロントフォーク(17)を操向可能に支承するヘッドパイプ(16)から後下がりに延びるメインパイプ(20)と、後輪(WR)を後部で軸支するリヤフォーク(24)の前部を揺動可能に支承するとともに前記スタンド(32)を下端部で回動可能に支承するようにして前記メインパイプ(20)の後部から下方に延びる左右一対のピボットプレート(23)とを備え、前方を開放した略U字形の横断面形状を前記両ピボットプレート(23)とともに構成するようにして前記両ピボットプレート(23)の後部間を連結する連結壁(80)の前方に、起立位置にある前記スタンド(32)への係合および係合解除を前記操作レバー(83)の操作に応じて切換えるロック部材(82)が配置されることを特徴とするスタンドロック装置付き自動二輪車。
  4. 前記ロック部材(82)が、前記連結壁(80)で支持されることを特徴とする請求項3記載のスタンドロック装置付き自動二輪車。
  5. 前記操作レバー(83)による操作力を前記ロック部材(82)に伝達する操作ケーブル(84)が、前記リヤフオーク(24)の前部を前記両ピボットプレート(23)に支承するピボット軸(99)と、そのピボット軸(99)の後方の前記連結壁(80)との間を通るように配置されることを特徴とする請求項3または4記載のスタンドロック装置付き自動二輪車。
  6. 前記操作ケーブル(84)を貫通せしめる開口部(98)が両ピボットプレート(23)の一方に設けられることを特徴とする請求項5記載のスタンドロック装置付き自動二輪車。
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