JP2015063272A - 鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドル近傍の見栄えを向上し、外観性を改善するとともに、メンテナンス性を高めることのできる鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造を提供する。
【解決手段】車体に取り付けられたメインハーネスと、ハンドル10に装着された第一電装部品50と、ハンドル10に装着された第二電装部品80と、一端が第一電装部品50に接続された第一ケーブル群101と、一端が第二電装部品80に接続された第二ケーブル群102と、第一ケーブル群101および第二ケーブル群102を挿通させたチューブ状の保護部材106と、を備え、第一ケーブル群101、第二ケーブル群102、および保護部材106によりサブハーネス110が構成され、第二ケーブル群102は、第一電装部品50内を通り、第一ケーブル群101に沿って保護部材106内に挿通されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動二輪車等の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造に関する。
自動二輪車においてハンドルの端部には、ブレーキやクラッチを操作するブレーキレバーやクラッチレバーが設けられている。これらのブレーキレバーやクラッチレバーを保持するホルダには、レバーの操作状態を検出する検出センサ等が設けられている。また、このブレーキレバーやクラッチレバーの近傍には、エンジンスタータ、ウインカやヘッドライト、ホーン等を操作するスイッチボックスが設けられている。
スイッチボックスに備えられた各種操作スイッチには、複数本のケーブルの一端が接続されている。これらケーブルは、チューブ状の保護材内に挿通されることによって、1本のサブハーネスとしてまとめられている。
また、ブレーキレバーやクラッチレバーのホルダに設けられた検出センサにも、複数本のケーブルの一端が接続されている。これらのケーブルも、1本のサブハーネスとして、チューブ状の保護材内に挿通されている。
特許文献1に示すように、上記のように操作スイッチ、検出センサのそれぞれから導出されたサブハーネスは、それぞれがハンドルに沿ってハンドル中央部に配索され、車体フレームに設けられたメインハーネスに結線されている。
特開2007−276549号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、ハンドルに沿って、複数本のサブハーネスが配索されることとなる。したがって、ハンドル近傍のハーネスの数を減らし、外観性の向上及び省スペース化を図る対応が望まれている。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、ハンドル近傍の見栄えを向上し、外観性を改善するとともに、ハンドル近傍の省スペース化を図ることができる鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、ハンドル(10)に複数の電装部品(50,80)が装着される鞍乗り型車両(1)における電装部品(50,80)のケーブル配索構造において、車体(11)に取り付けられたメインハーネス(31)と、前記ハンドル(10)に装着された第一電装部品(50)と、一端が前記第一電装部品(50)に接続された第一ケーブル群(101)と、前記ハンドル(10)に装着された第二電装部品(80)と、前記ハンドル(10)に固定され、前記第二電装部品(80)を支持するホルダ(60)と、一端が前記第二電装部品(80)に接続された第二ケーブル群(102)と、前記第一ケーブル群(101)および前記第二ケーブル群(102)を挿通させたチューブ状の保護部材(106)と、を備え、前記第一ケーブル群(101)、前記第二ケーブル群(102)、および前記保護部材(106)によりサブハーネス(110)が構成され、前記第二ケーブル群(102)は、前記第一電装部品(50)内を通り、前記第一ケーブル群(101)に沿って前記保護部材(106)内に挿通されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造において、前記第二ケーブル群(102)は、前記第二電装部品(80)側の電装部品側ケーブル群(102S)と、前記メインハーネス(31)側のハーネス側ケーブル群(102H)とが、着脱可能なコネクタ(103,104)を介して接続されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造において、前記コネクタ(103,104)が、前記ホルダ(60)に設けられたブラケット(70)に保持されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造において、前記コネクタ(103,104)、前記第二ケーブル群(102)の少なくとも一部、および前記ブラケット(70)、を少なくとも覆うカバー部材(72)をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造において、前記ホルダ(60)は、前記カバー部材(72)を固定するカバー固定部(63b)を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造において、操作レバー(61)が前記ホルダ(60)に支持され、前記カバー部材(72)は、前記操作レバー(61)側から延びてレバー操作力を外部に伝達可能とする操作力伝達手段(71)の少なくとも一部を覆うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造において、前記第二電装部品(80)および前記第二ケーブル群(102)が複数組備えられていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造において、前記第一電装部品(50)は、外部から操作される操作スイッチ(54)を備え、前記第二電装部品(80)は、車両状態を検出する検出センサ(81,82)を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造において、前記第一電装部品(50)は、少なくとも、ホーン操作用、ヘッドライトのビーム方向切替え操作用、ウインカ操作用の前記操作スイッチ(54)を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造において、前記ハンドル(10)は、車輪(6)を操舵するステアリングシャフト(9)に取り付けられ、前記サブハーネス(110)は、前記ステアリングシャフト(9)の近傍を通して前記メインハーネス(31)に接続されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第一ケーブル群および第二ケーブル群を、一つの保護部材に挿通させて1本のサブハーネスに取りまとめることにより、ハンドルの近傍の外観性を向上させることができる。また、第二ケーブル群の取り回しを整然とさせ、ハンドル近傍に露出するケーブル類を少なくし、外観性を向上させるとともに、ハンドル近傍の省スペース化を図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、コネクタの嵌合を解除することによって、メインハーネスに接続されたハーネス側ケーブル群から、電装部品側ケーブル群を取り外すことができる。したがって、第二電装部品を交換したりメンテナンスしたりする際に、第二電装部品およびハーネス側ケーブル群を容易に車体から取り外すことができ、メンテナンス性が向上する。
請求項3に記載した発明によれば、第二ケーブル途中のコネクタがブラケットに保持されているので、コネクタを確実に保持するとともに、第二ケーブル群を途中で位置決め保持することができる。この点においても、ハンドルの近傍の外観性を向上させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、コネクタ周辺を覆うカバー部材を備えているので、コネクタの接続部における防水性・防塵性を高めるとともに、外観性を向上させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、ホルダがカバー部材を固定するカバー固定部を備えているので、カバー部材が確実に固定され、ハンドル近傍の外観性を向上させることができる。
請求項6に記載した発明によれば、カバー部材が操作レバーから延びる操作力伝達手段の一部を覆うので、操作レバー周辺の外観性を向上させることができる。
請求項7に記載した発明によれば、複数個、複数種の第二電装部品を備える場合においても、ハンドル近傍における外観性を向上させることができる。
請求項8に記載した発明によれば、操作スイッチによる操作信号、検出センサにおける検出信号をメインハーネスに伝達することができる。
請求項9に記載した発明によれば、ホーン、ヘッドライト、ウインカ等の操作信号をメインハーネスに伝達できる。ここで、第一電装部品としては、ホーン、ヘッドライト、ウインカ以外にも、エンジンスタータ、エンジン停止等、他の操作を行うためのものとしてもよい。
請求項10に記載した発明によれば、ハンドルを転舵させても、サブハーネスによってその操作性が損なわれるのを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の操舵系の分解斜視図である。 上記自動二輪車のブレーキレバー周りの構成を斜め上方から見た斜視図である。 上記自動二輪車のブレーキレバー周りの構成を斜め前方から見た斜視図である。 上記自動二輪車のブレーキレバー周りの構成を模式的に示した平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下で用いる図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印UPは車両の上方を示し、矢印LHは車両の左方を示している。
図1は本発明の実施形態が適用されたスクータ型の自動二輪車(鞍乗り型車両)1を示している。
この図1に示すように、自動二輪車1は、エンジン2と動力伝達機構3とを一体としたスイングユニット4を備えている。スイングユニット4は、その後部で後輪5を回動可能に支持している。スイングユニット4の前方には、操舵系Sを構成する前輪(車輪)6を配置している。
前輪6は、左右一対のフロントフォーク7,7の下部に回動可能に支持されている。これら左右のフロントフォーク7,7の上部には、ブリッジ8が架設されている。そして、ブリッジ8の車幅方向中央には、操舵軸であるステアリングシャフト9が立設されている。
ステアリングシャフト9の上方には、ハンドルパイプ(ハンドル)10が設けられている。このハンドルパイプ10は車幅方向に延在する単一のパイプ材から構成されている。
本実施形態における操舵系Sは、主に、前輪6、フロントフォーク7,7、ステアリングシャフト9、及びハンドルパイプ10等で構成されている。
ステアリングシャフト9は、複数のフレーム部材を溶接等により一体とした車体フレーム(車体)11の前端に設けられたヘッドパイプ12に回動可能に支持されている。
当該車両の車体フレーム11は、上記ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から下方に延びるメインフレーム13と、メインフレーム13の下部側面に接続して後方に向けて延びた後、後上方に延びる左右一対のサイドフレーム14,14と、サイドフレーム14,14の上端と接続し、後上方に延びる左右一対のシートフレーム15,15と、を備えている。
なお、メインフレーム13は、厳密には鉛直方向に対してやや傾斜し、ヘッドパイプ12から後下方に延びている。
スイングユニット4は、サイドフレーム14,14の後側下部にリンク部材14Aを介して支持されており、上下方向に揺動可能とされている。
スイングユニット4の上方には、乗員が着座するシート16が配置されている。このシート16は前後方向に延在し、運転者が着座するメインシート17と、同乗者が着座する後部シート18と、を一体に形成する。
自動二輪車1は樹脂材料からなる複数のカバー部材で構成される車体カバーCVによって覆われている。前輪6の上方かつヘッドパイプ12の前方には、車体カバーCVの一部として、フロントカバー21が配置されている。また、フロントカバー21の両側部後縁部には、側面視で角部を前方に配したL字状の左右一対のフロントサイドカバー22,22が連なっている。これらフロントサイドカバー22,22は、そのL字状の一辺をフロントカバー21の両側部後縁部に連ねて、他辺を後方に延ばす形状に形成されている。
フロントカバー21は、上面視で車両前方に向けて先細りとなる流線形状に形成されており、その上部にはスクリーン21Aが設けられている。スクリーン21Aは、側面視で前方から後方に向けて後上方に立ち上がっており、スクリーン21Aによって前方からの走行風が後上方に流れるようになっている。また、フロントカバー21はフロントライト及び左右ウインカを一体に有している。
フロントサイドカバー22,22の左右の後部間の空間は、車幅方向に延びる上部インナーカバー23及び下部インナーカバー24によって覆われている。
上部インナーカバー23の後壁部は、ステアリングシャフト9に沿って上下方向に延在する。下部インナーカバー24は、上部インナーカバー23の上記後壁部の下端に連なって後方に延びており、下部インナーカバー24の後端はシート16の前端の前方直近の位置に至っている。
上部インナーカバー23の後壁部の上部における車幅方向中央の領域には、後方に向けて膨出した膨出部23Aが形成されている。この膨出部23Aはステアリングシャフト9の径方向の外側で、このステアリングシャフト9の外周面に沿う弧状とされている。また、下部インナーカバー24の下方には燃料タンクTが配置されている。下部インナーカバー24には、燃料タンクTの図示省略する給油口を外部に開放させるための給油口リッド24Aが開閉可能に設けられている。
ここで、シート16の前方であって、下部インナーカバー24の上方には、乗員が乗り降りする際に足を通す足くぐり空間19が形成されている。運転者は、足くぐり空間19に足を通し、シート16に着座して車体前後方向の中央下部に設けられた左右のステップフロア20,20に足を載せることで自動二輪車1に乗車する。ここで、上記ステップフロア20,20は、フロントサイドカバー22,22の下部に連なって後方に延びる左右一対のロアカバー25,25に一体に設けられている。これらロアカバー25,25は、スイングユニット4の上方まで延びている。
また、ロアカバー25,25の下方には、左右一対のアンダーカウル26,26が設けられている。ロアカバー25,25とシート16との間の空間は、前端をフロントサイドカバー22,22の後端に連ねて後方に延びる左右一対のリヤサイドカバー29,29によって覆われている。
また、メインフレーム13に沿うように、メインハーネス31が配索されている。このメインハーネス31は、メインフレーム13の下部の後方に設けられた、エンジンコントロールユニット(以下、ECUと呼ぶ)32をはじめ、車体各部に設けられた電装部品に電気的に接続される。なお、ECU32は、車両に搭載された各種センサ等の情報を取得する等し、例えばエンジンの燃料噴射量等を制御する制御装置である。
図2は、操舵系Sの分解斜視図である。
この図2に示すように、本実施形態においてステアリングシャフト9は、ヘッドパイプ12内に挿入されて回動可能に支持されるシャフト本体35と、シャフト本体35においてヘッドパイプ12から上方に突出した該シャフト本体35の上部に連結するハンドルポスト36と、を備えている。ハンドルポスト36は、シャフト本体35の上部を内側に挿入してボルト37によって回動不能に連結される筒部38と、筒部38の上端を塞ぐように連結され、車幅方向両側に延びる長方形状のステー部39と、を備えている。
ハンドルパイプ10は、車体カバーCVの外部に露出して設けられており、車幅方向(左右方向)の中央部10bにおいて、ステー部39に固定されるハンドルホルダ40によって固定されている。ハンドルホルダ40は、ステー部39の上面に固定され上方に突出する左右一対の下側ホルダ41L,41Rと、これら下側ホルダ41L,41Rに上方から当接し、これら下側ホルダ41L,41Rとハンドルパイプ10を挟み込んで固定する左右一対の上側ホルダ42L,42Rと、を備えている。下側ホルダ41L,41R及び上側ホルダ42L,42Rは、ステー部39において操舵軸線L1を挟んで左右に振り分けて配置される。
下側ホルダ41L,41Rの上部にはそれぞれハンドルパイプ10を載置するべく下方にへこんだ弧状のハンドル受け部41A,41Aが形成されるとともに、ハンドル受け部41A,41Aを挟んで両側にボルト締結孔41B・・・が形成されている。一方で、上側ホルダ42L,42Rの下部にはそれぞれハンドルパイプ10を押さえ込むべく上方にへこんだ弧状のハンドル当接部42A,42Aが形成されるとともに、ハンドル当接部42A,42Aを挟んで両側にボルト締結孔41B・・・に合わさせる貫通孔42B・・・が形成されている。
上側ホルダ42L,42Rは、上記ハンドル当接部42A,42Aと、下側ホルダ41L,41Rのハンドル受け部41A,41Aとでハンドルパイプ10の中央部10bを挟み込んだ状態で、ボルト45を貫通孔42B・・・に挿通させて、ボルト締結孔41B・・・に締結させる。これにより、ハンドルパイプ10が、上側ホルダ42L,42R、および下側ホルダ41L,41Rにより固定される。
図3は、上記自動二輪車のブレーキレバー周りの構成を斜め上方から見た斜視図である。図4は、上記自動二輪車のブレーキレバー周りの構成を斜め前方から見た斜視図である。図5は、上記自動二輪車のブレーキレバー周りの構成を模式的に示した平面図である。
図3〜図5に示すように、ハンドルパイプ10の左右両側部にはグリップ部材を装着したハンドルグリップ部10aが設けられる。
ハンドルパイプ10において、左右のハンドルグリップ部10aに対して中央部10b側には、スイッチボックス(電装部品、第一電装部品)50が配設されている。また、ハンドルパイプ10において、スイッチボックス50に対して中央部10b側には、ブレーキレバー(操作レバー)61を支持するレバーホルダ(ホルダ)60が取り付けられている。
スイッチボックス50は、ハンドルパイプ10の外周側に装着されている。このスイッチボックス50は、例えば前後半割の二つの分割体51A,51Bに分割されている。これら分割体51A,51Bは、ハンドルパイプ10の軸線方向に間隔をあけて互いに対向し、それぞれハンドルパイプ10の外周面に直交する側壁部52s、52sと、ハンドルパイプ10の外周側に間隔を隔てて形成され、ハンドルパイプ10の周方向に連続し、側壁部52s,52sどうしを連結する外周壁部52tと、が一体に形成されている。分割体51A,51Bのそれぞれは、側壁部52s,52sと外周壁部52tとにより、それぞれハンドルパイプ10に面する側に開口した凹部(不図示)を有した有底状をなしている。これら分割体51A,51Bは、ハンドルパイプ10を挟み込んだ状態で、不図示の締結ボルトで締結させることによって、ハンドルパイプ10に固定されている。
このようなスイッチボックス50の外周壁部52tには、ウインカ、ヘッドライト、ホーン、スタータ等を運転者が操作するための操作スイッチ54が設けられている。そして、図5に示すように、スイッチボックス50内には、操作スイッチ54の操作に応じて電気的な断接状態(ON/OFF)が切り替わるスイッチ素子55が、分割体51A,51Bの側壁部52sや外周壁部52tに固定されて収容されている。ここで、本実施形態において、操作スイッチ54としては、ホーン操作用、ヘッドライトのハイビームとロービームとを切り替えるビーム向き切替え操作用、ウインカ操作用、エンジンスタータ操作用、エンジン停止操作用等のものを備えることができる。
スイッチ素子55には、複数本のケーブル(配線)からなる第一ケーブル群101の一端が電気的に接続されている。この第一ケーブル群101は、スイッチボックス50の側壁部52sに形成されたケーブル導出孔52cからスイッチボックス50の外部に導出され、他端が図1に示したカプラ33を介してメインハーネス31に接続されている。
レバーホルダ60は、ブレーキレバー61の基端部を回動自在に支持するレバー支持部62を有したホルダ本体63と、ハンドルパイプ10を挟んでホルダ本体63と対向する固定部材64と、を備えている。
ホルダ本体63には、ハンドルパイプ10の外周面に沿う断面半円状のハンドル受け部63aと、ハンドル受け部63aを挟んでその両側に形成された不図示のボルト締結孔とが形成されている。固定部材64には、ハンドルパイプ10の外周面に沿う断面半円状のハンドル受け部64aと、ハンドル受け部64aを挟んでその両側に形成された不図示の貫通孔とが形成されている。このレバーホルダ60と固定部材64は、ハンドル受け部63a,64aの間にハンドルパイプ10を挟み込んだ状態で、締結ボルト65を、貫通孔を通してボルト締結孔に締結させることによって、ハンドルパイプ10に固定されている。
レバー支持部62は、ブレーキレバー61の基部61aを厚さ方向で挟み込むよう、間隔を隔てて互いに平行に形成された一対のプレート部62p,62pからなる。これらプレート部62p,62pの一方には不図示の貫通孔が形成され、プレート部62p,62pの他方には不図示のボルト締結孔が形成されている。
一方、ブレーキレバー61の基部61aには、その厚さ方向に貫通する不図示のピボット孔が形成されている。
上記のようなレバー支持部62に対し、ブレーキレバー61は、その基部61aを、レバー支持部62のプレート部62p,62p間に挿入し、ピボットネジ66を、前記貫通孔とピボット孔を通して、前記ボルト締結孔に締結させる。これにより、ブレーキレバー61は、ピボットネジ66を中心として回動可能に支持される。なお、前記ボルト締結孔に代わり別途ナットを用いてもよい。
また、レバーホルダ60には、左右のバックミラー67のミラーステー67aを締結するミラー締結ボス68が一体に形成されている。
レバーホルダ60において、レバー支持部62に対して、ハンドルパイプ10の幅方向中心側(中央部10b側、ブレーキレバー61とは反対側)には、プレート部62p,62pに直交するプレート部69が形成されている。
このプレート部69には、プレート部69にほぼ直交してハンドルパイプ10の幅方向中心側に向けて突出するブラケット70が設けられている。ブラケット70は、レバーホルダ60と一体に形成してもよいし、例えばL字状としてプレート部69に不図示のボルト等によって固定して設けてもよい。
さらに、レバーホルダ60のプレート部69には、ブレーキレバー61に一端が接続されたブレーキワイヤ(操作ワイヤ)71が貫通するワイヤ貫通孔69wが形成されている。このワイヤ貫通孔69wを通して、ブレーキワイヤ71がレバーホルダ60の外部に導出されている。
レバーホルダ60には、プレート部62p,62pとプレート部69とにより囲まれた空間内に、ブレーキレバー61の操作状態を検出するブレーキセンサ(電装部品、第二電装部品)80が設けられている。
このブレーキセンサ80は、二つのセンサ素子81,82が設けられている。ここで、これらのセンサ素子81,82は、それぞれ、ブレーキレバー61が操作されていない状態(ブレーキレバー61の先端部61bがハンドルパイプ10から大きく離間した位置にある状態)と、ブレーキレバー61が操作された状態(ブレーキレバー61の先端部61bがハンドルパイプ10側に接近した位置にある状態;図3,図4において二点鎖線Nで示した状態))とのいずれであるかを検知する。このため、センサ素子81,82は、ブレーキレバー61が操作されてピボットネジ66を中心として回動したときにセンサ素子81,82に対して接近・離間する部位、例えばブレーキレバー61においてピボットネジ66からオフセットした位置61cが突き当たることによって、検知する状態(ON/OFF)が切り替わるようになっている。
本実施形態において、このようなセンサ素子81,82のうち、一方のセンサ素子81は、例えばブレーキランプを点灯させるためのものであり、ブレーキレバー61が操作されているか否かを検出する。また、他方のセンサ素子82は、例えば、エンジン始動時に、ブレーキレバー61が操作されることによって、リヤブレーキによって後輪5がロックされた状態にあるか否かを検出する。
これらのセンサ素子81,82には、複数本のケーブル(配線)からなる第二ケーブル群102の一端が電気的に接続されている。この第二ケーブル群102は、レバーホルダ60のプレート部69に形成されたケーブル導出孔69cからレバーホルダ60の外部に導出され、他端がカプラ33を介してメインハーネス31に接続されている。
この第二ケーブル群102は、ブレーキセンサ80側のセンサ側ケーブル群102Sと、メインハーネス31側のハーネス側ケーブル群102Hとが、接続コネクタ(コネクタ)103,104を介して着脱可能に接続された構成を有している。
このセンサ側ケーブル群102Sの他端には、ギボシ端子、多極カプラ等の接続コネクタ103が接続されている。
ハーネス側ケーブル群102Hの一端には、接続コネクタ103に接続される接続コネクタ104が設けられている。このハーネス側ケーブル群102Hの他端には、図1に示した前記カプラ33が接続されている。
図3、図4の接続コネクタ103,104はギボシであり、それぞれ正極用、アース用の一対で構成され、この接続コネクタ103,104をセンサ素子81,82のそれぞれに有することで、計四対のギボシが設けられる。なお、図5に示す如く単一のカプラで複数極を接続する構成でもよい。
ここで、接続コネクタ103,104は、対応するもの同士で互いに接続された状態で、ブラケット70に、結束ベルト77等によってまとめて係止されている。
また、レバーホルダ60のホルダ本体63には、例えばゴム系材料等からなるカバー部材72が、防水・防塵等の目的で固定されている。カバー部材72内には、ワイヤ貫通孔69wを通してレバーホルダ60の外部に導出されたブレーキワイヤ71が通され、このブレーキワイヤ71は、カバー部材72に形成された貫通孔72wを通して外部に導出され、ステアリングシャフト9の前方を通されて、例えば後輪5の制動装置に接続されている。
このカバー部材72は、貫通孔72wを頂点とし、ホルダ本体63のプレート部69に沿う部分を底辺とした、略三角形状をなしている。カバー部材72の前部には、ホルダ本体63前面のカバー固定部63bに沿って延びる固定片72bが形成されている。カバー部材72は、固定片72bにおいて締結等によりカバー固定部63bに固定されている。
また、カバー部材72内には、前記のブラケット70、接続コネクタ103,104も収容されている。そして、一端が接続コネクタ103に接続されたハーネス側ケーブル群102Hは、カバー部材72内を通り、カバー部材72に形成された貫通孔72cを通して外部に導出されている。
カバー部材72から外部に導出されたハーネス側ケーブル群102Hは、ハンドルパイプ10を前後に横断し、スイッチボックス50後部の側壁部52sに形成されたケーブル導入孔52hからスイッチボックス50内に導入されている。さらに、このハーネス側ケーブル群102Hは、ケーブル導出孔52cから、第一ケーブル群101とともに、スイッチボックス50の外部に導出されている。
そして、スイッチボックス50の外部に導出される第一ケーブル群101およびハーネス側ケーブル群102Hは、チューブ状の保護部材106内に挿通されている。ここで、保護部材106の基端部はスイッチボックス50内に入り込んでおり、第一ケーブル群101およびハーネス側ケーブル群102Hは、スイッチボックス50の内部で保護部材106内に挿通されている。これら第一ケーブル群101およびハーネス側ケーブル群102H、保護部材106により、サブハーネス110が構成されている。
図1、図3に示すように、このサブハーネス110は、ハンドルパイプ10に沿って中央部10bに向かい、ステアリングシャフト9の近傍を通って配索されている。
サブハーネス110の他端においては、第一ケーブル群101およびハーネス側ケーブル群102Hが、カプラ33を介して、メインハーネス31に電気的に接続されている。
上述したように、ハンドルパイプ10に装着されたスイッチボックス50の第一ケーブル群101、およびハンドルパイプ10にブラケット70を介して保持されたブレーキセンサ80の第二ケーブル群102は、チューブ状の保護部材106に挿通されることによって、複数の電装部品であるスイッチボックス50およびブレーキセンサ80からメインハーネス31に至るサブハーネス110を構成し、第一ケーブル群101、第二ケーブル群102は、それぞれメインハーネス31に着脱可能なカプラ33を介して接続されている。
このようにして、第一ケーブル群101および第二ケーブル群102を、一つの保護部材106に挿通させて1本のサブハーネス110に取りまとめることにより、ハンドルパイプ10の近傍の外観性を向上させるとともに、組み付け性及び整備性を向上させることができる。また、保護部材106の数が減ることでコストダウンを図ることができる。
また、第二ケーブル群102は、ブレーキセンサ80側のセンサ側ケーブル群102Sと、メインハーネス31側のハーネス側ケーブル群102Hとが、着脱可能なコネクタ103,104を介して接続されている。これにより、コネクタ103,104の嵌合を解除することによって、メインハーネス31に接続されたハーネス側ケーブル群102Hから、センサ側ケーブル群102Sを取り外すことができる。したがって、ブレーキセンサ80を交換したりメンテナンスする際に、ブレーキセンサ80およびハーネス側ケーブル群102Hを容易に車体フレーム11から取り外すことができ、メンテナンス性が向上する。
さらに、センサ側ケーブル群102Sのコネクタ103,104とハーネス側ケーブル群102Hのコネクタ103,104とが、接続状態でブラケット70に保持されている。これにより、コネクタ103,104を確実に保持するとともに、第二ケーブル群102を途中で位置決めすることができる。この点においても、ハンドルパイプ10の近傍の外観性を向上させることができる。
加えて、センサ側ケーブル群102S、ハーネス側ケーブル群102Hの一部、コネクタ103,104、およびブラケット70を少なくとも覆うカバー部材72をさらに備えている。これにより、コネクタ103,104の接続部における防水性・防塵性を高めるとともに、外観性を向上させることができる。
また、レバーホルダ60は、カバー部材72を固定するカバー固定部63bを備えている。これにより、カバー部材72を確実に固定し、ハンドルパイプ10近傍の外観性を向上させることができる。
さらに、ハンドルパイプ10に、ブレーキレバー61を支持するとともに、ブラケット70が設けられたレバーホルダ60が備えられ、カバー部材72は、レバーホルダ60に支持されたブレーキレバー61から延びるブレーキワイヤ71の一部を覆うよう設けられている。これにより、ブレーキレバー61周辺の外観性を向上させることができる。
加えて、第二ケーブル群102は、スイッチボックス50内を通り、スイッチボックス50内から第一ケーブル群101に沿って保護部材106内に挿通されている。これにより、第二ケーブル群102の取り回しを整然とさせ、ハンドルパイプ10近傍に露出するケーブル類を少なくし、外観性を向上させることができる。
また、スイッチボックス50は、外部から操作される操作スイッチ54を備え、ブレーキセンサ80は、車両状態を検出する検出センサ81,82を備えている。これにより、操作スイッチ54による操作信号、検出センサ81,82における検出信号をメインハーネス31に伝達することができる。
さらに、スイッチボックス50は、操作スイッチ54として、少なくとも、ホーン操作用、ヘッドライトのビーム方向切替え操作用、ウインカ操作用のものを備えている。これにより、ホーン、ヘッドライト、ウインカ等の操作信号をメインハーネス31に伝達できる。ここで、第一電装部品としては、ホーン、ヘッドライト、ウインカ以外にも、エンジンスタータ、エンジン停止等、他の操作を行うためのものとしてもよい。
加えて、ハンドルパイプ10は、車輪6を操舵するステアリングシャフト9に取り付けられ、サブハーネス110は、ステアリングシャフト9の近傍を通してメインハーネス31に接続されている。これにより、ハンドルパイプ10を転舵させても、サブハーネス110によってその操作性が損なわれるのを防ぐことができる。サブハーネス110が一本にまとめられる点でも転舵時の操作性が良好になる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、電装部品として、スイッチボックス50、ブレーキセンサ80を挙げたが、これに限るものではない。ハンドルパイプ10の近傍に配置されるものであれば、例えば、ナビゲーション装置、携帯電話端末(スマートフォン)、携帯型音楽再生機器、ETC(Electronic Toll Collection System)端末等を、電装部品(第二電装部品)とし、本発明を適用することもできる。この場合、第二電装部品およびそれぞれの第二ケーブル群102が複数組(複数種)備えられることになる。このように、複数の第二電装部品を備える場合においても、本発明を適用することによって、ハンドルパイプ10近傍における外観性を向上させることができる。ここで、複数備える第二電装部品は、その種類、ハンドルパイプ10近傍における取付位置が互いに異なっていてもよい。
また、上記実施形態では、ハンドルパイプ10において、リヤブレーキ用のブレーキレバー61を備えた部位に本発明を適用するようにしたが、フロントブレーキ用のブレーキレバーを備えた部位や、クラッチ用のクラッチレバーを備えた部位等、他の部位に本発明を適用してもよい。
加えて、操作力伝達手段としてブレーキワイヤ71を例示したが、ブレーキワイヤ71に代わる操作力伝達手段として液圧ホース等を備えた構成でもよい。
さらに、上記実施形態では、ハンドルとしてハンドルパイプ10を備えるようにしたが、ハンドルパイプ10に代えて、一対のフロントフォークのそれぞれに、ハンドルバーを装着する、いわゆるクリップオン式のハンドルにも本発明を同様に適用することが可能である。
また、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれ、かつ電気モータを原動機に含む車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
6 前輪(車輪)
9 ステアリングシャフト
10 ハンドルパイプ(ハンドル)
11 車体フレーム(車体)
31 メインハーネス
50 スイッチボックス(電装部品、第一電装部品)
54 操作スイッチ
60 レバーホルダ(ホルダ)
61 ブレーキレバー(操作レバー)
63b カバー固定部
70 ブラケット
71 ブレーキワイヤ(操作力伝達手段)
72 カバー部材
80 ブレーキセンサ(電装部品、第二電装部品)
81,82 センサ素子(検出センサ)
101 第一ケーブル群
102 第二ケーブル群
102H ハーネス側ケーブル群
102S センサ側ケーブル群(電装部品側ケーブル群)
103,104 接続コネクタ(コネクタ)
106 保護部材
110 サブハーネス

Claims (10)

  1. ハンドル(10)に複数の電装部品(50,80)が装着される鞍乗り型車両(1)における電装部品(50,80)のケーブル配索構造において、
    車体(11)に取り付けられたメインハーネス(31)と、
    前記ハンドル(10)に装着された第一電装部品(50)と、
    一端が前記第一電装部品(50)に接続され、他端が前記メインハーネス(31)に接続された第一ケーブル群(101)と、
    前記ハンドル(10)に装着された第二電装部品(80)と、
    前記ハンドル(10)に固定され、前記第二電装部品(80)を支持するホルダ(60)と、
    一端が前記第二電装部品(80)に接続され、他端が前記メインハーネス(31)に接続された第二ケーブル群(102)と、
    前記第一ケーブル群(101)および前記第二ケーブル群(102)を挿通させたチューブ状の保護部材(106)と、を備え、
    前記第一ケーブル群(101)、前記第二ケーブル群(102)、および前記保護部材(106)によりサブハーネス(110)が構成され、
    前記第二ケーブル群(102)は、前記第一電装部品(50)内を通り、前記第一ケーブル群(101)に沿って前記保護部材(106)内に挿通されていることを特徴とする鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
  2. 前記第二ケーブル群(102)は、前記第二電装部品(80)側の電装部品側ケーブル群(102S)と、前記メインハーネス(31)側のハーネス側ケーブル群(102H)とが、着脱可能なコネクタ(103,104)を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
  3. 前記コネクタ(103,104)が、前記ホルダ(60)に設けられたブラケット(70)に保持されていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
  4. 前記コネクタ(103,104)、前記第二ケーブル群(102)の少なくとも一部、および前記ブラケット(70)、を少なくとも覆うカバー部材(72)をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
  5. 前記ホルダ(60)は、前記カバー部材(72)を固定するカバー固定部(63b)を備えることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
  6. 操作レバー(61)が前記ホルダ(60)に支持され、
    前記カバー部材(72)は、前記操作レバー(61)側から延びてレバー操作力を外部に伝達可能とする操作力伝達手段(71)の少なくとも一部を覆うことを特徴とする請求項4または5に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
  7. 前記第二電装部品(80)および前記第二ケーブル群(102)が複数組備えられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
  8. 前記第一電装部品(50)は、外部から操作される操作スイッチ(54)を備え、
    前記第二電装部品(80)は、車両状態を検出する検出センサ(81,82)を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
  9. 前記第一電装部品(50)は、少なくとも、ホーン操作用、ヘッドライトのビーム方向切替え操作用、ウインカ操作用の前記操作スイッチ(54)を備えることを特徴とする請求項8に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
  10. 前記ハンドル(10)は、車輪(6)を操舵するステアリングシャフト(9)に取り付けられ、
    前記サブハーネス(110)は、前記ステアリングシャフト(9)の近傍を通して前記メインハーネス(31)に接続されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両における電装部品のケーブル配索構造。
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