JP2015059426A - 真空ポンプの固定部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】破壊エネルギー(ロータが回転中に破損したことによって生じる破壊のエネルギー)の低減、かつ、ポンプサイズのコンパクト化を図るのに好適な真空ポンプの固定部品と、これを備えた真空ポンプを提供する。【解決手段】真空ポンプPにおいて、固定部品としてのスペーサ9又はネジ溝ポンプステータ8は、ポンプケースC内に収容された状態で、その外周面とポンプケースCの内周面との間に、後記《条件》を満たす隙間G1を形成する。《条件》2d/D ≰ εmaxなお、前記《条件》において、Dは固定部品(スペーサ9又はネジ溝ポンプステータ8)の外径、dは前記隙間の幅、εmaxは前記固定部品の破断伸びである。【選択図】図1
Description
本発明は、ポンプケース内でのロータの回転により吸気したガスを排気する真空ポンプの構成部品として、該ポンプケース内に収容される環状の固定部品に関する。
従来、ポンプケース内でのロータの回転により吸気したガスを排気する真空ポンプとしては、例えば、特許文献1に記載のターボ分子ポンプが知られている。同文献1のターボ分子ポンプは、ロータ(R)の回転により吸気口(フランジ14a付近)からガスを吸気し、吸気したガスを排気口(15a)から排気するように構成されている(同文献1の段落0024の記載を参照)。
また、同文献1のターボ分子ポンプにおいては、ポンプケーシング(14)の内側に内側ケーシング(142)を設け、更に、この内側ケーシング(142)の内側に前記ロータ(R)を収容する構成、及び、ロータ(R)が回転中に破損したことによって生じる破壊のエネルギー(以下「破壊エネルギー」という)を内側ケーシング(142)で吸収する手段として、前記内側ケーシング(142)と前記ポンプケーシング(14)との間に隙間(T)を形成することで、破壊エネルギーによる内側ケーシング(142)の変形を可能とし、その変形によって破壊エネルギーを吸収する構成を採用している。
しかしながら、同文献1に記載のターボ分子ポンプによると、ロータ(R)の破壊エネルギーは内側ケーシング(142)の変形エネルギーに変換されて吸収されるが、その内側ケーシング(142)を構成する材料の伸び量を考慮して前記隙間(T)を設定していない。このため、前記隙間(T)を設けた割には、破壊エネルギーを十分に吸収することができない場合があった。また、省スペース化の観点から、ターボ分子ポンプのコンパクト化を図る上で、材料の伸び量を考慮しない前記隙間(T)の設定は、コンパクト化を実現する際の妨げの要因の一つとなっていた。
なお、前記括弧内の符号は、特許文献1で用いられている符号である。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、破壊エネルギー(ロータが回転中に破損したことによって生じる破壊のエネルギー)の低減を図るのに好適な真空ポンプの固定部品と、これを備えた真空ポンプを提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、ポンプケース内でのロータの回転により吸気したガスを排気する真空ポンプの構成部品として、該ポンプケース内に収容される環状の固定部品であって、前記固定部品は、前記ポンプケース内に収容された状態で、その外周面と前記ポンプケースの内周面との間に、下記《条件》を満たす隙間を形成することを特徴とする真空ポンプの固定部品。
《条件》
2d/D ≦ εmax
D:前記固定部品の外径
d:前記隙間の幅
εmax:前記固定部品の破断伸び
《条件》
2d/D ≦ εmax
D:前記固定部品の外径
d:前記隙間の幅
εmax:前記固定部品の破断伸び
前記本発明において、前記固定部品は、鋳造により製造されたことを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記固定部品は、金型鋳造により製造された金型鋳物であることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記固定部品は、砂型鋳造後に熱処理を施した砂型鋳物であることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記固定部品は、前記鋳造により製造される際に、添加剤を加え、前記破断伸びを無垢材料物と同等にしたことを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記固定部品は、アルミニウム合金からなることを特徴としてもよい。
また、本発明は、前記固定部品を備えた真空ポンプである。
本発明では、ポンプケース内に収容される環状の固定部品の具体的構成として、かかる固定部品は、ポンプケース内に収容された状態で、その外周面とポンプケースの内周面との間に、前記《条件》を満たす隙間を形成するものとした。このため、破壊エネルギーによって固定部品が最大に伸び変形した場合、つまり、固定部品がその破断伸び(εmax)と略同程度付近まで伸び変形した場合でも、伸び変形した固定部品はポンプケースの内面に接触しないか、若しくは、軽く接触する程度で済むことから、伸び変形した固定部品を介してポンプケース側に破壊エネルギーが伝わる現象を効果的に防止でき、固定部品において破壊エネルギーを十分に吸収することが可能であり、かつ、ポンプケースの小型化を図りつつ、破壊エネルギーの低減を図るのに好適な真空ポンプの固定部品とこれを備えた真空ポンプを提供し得る。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る真空ポンプの固定部品を備えた真空ポンプ断面図であり、図2において、(a)は図1の真空ポンプを構成するスペーサ(半分)の断面図、(b)はそのスペーサの平面図である。
図1の真空ポンプPは、例えば、半導体製造装置、フラット・パネル・ディスプレイ製造装置、ソーラー・パネル製造装置におけるプロセスチャンバやその他の密閉チャンバのガス排気手段等として利用される。
図1の真空ポンプPにおいて、外装ケース1は、筒状のポンプケースCとポンプベースBとをその筒軸方向に締結手段Eで一体に連結することにより、有底の円筒形状になっている。
ポンプケースCの上端部側(図1において紙面上方)はガス吸気口1Aとして開口しており、また、ポンプベースBにはガス排気口2を設けてある。なお、ガス吸気口1Aは例えば半導体製造装置のプロセスチャンバ等、高真空となる図示しない密閉チャンバに接続され、ガス排気口2は、図示しない補助ポンプに連通接続される。
ポンプケースC内の中央部には円筒状のステータコラム3が設けられている。このステータコラム3はポンプベースB上に立設されており、ステータコラム3の外側にはロータ4が設けられ、ステータコラム3の内側には、ロータ4を支持する手段としての磁気軸受MBや、該ロータ4を回転駆動する手段としての駆動モータMTなどの各種電装部品が内蔵されている。なお、磁気軸受MBや駆動モータMTは公知であるため、その具体的な構成の詳細説明は省略する。
ロータ4は、ポンプベースB上に回転可能に配置され、ポンプベースBとポンプケースCとに内包されている。また、このロータ4は、ステータコラム3の外周を囲む円筒形状であって、連結部4Aで直径の異なる2つの筒体(第1の筒体4Bと第2の筒体4C)をその筒軸方向に連結し、かつ、その第1の筒体4Bの上端面側を端部材4Dで塞いだ構造になっている。
ロータ4の内側には回転軸41が取り付けられており、回転軸41を前記ステータコラム3に内蔵の磁気軸受MBで支持すること、及び、回転軸41を前記ステータコラム3に内蔵の駆動モータMTで回転駆動することにより、ロータ4は、その軸心(前記回転軸41)回りに回転可能に支持されるとともに、その軸心周りに回転駆動される構成になっている。この構成の場合、前記回転軸41、ステータコラム3に内蔵の前記磁気軸受MB及び駆動モータMTがロータ4の支持及び駆動手段として機能する。これとは別の構成によりロータ4をその軸心周りに回転可能に支持し回転駆動してもよい。
図1の真空ポンプPは、ポンプケースC内でのロータ4の回転により吸気口1Aから吸気したガスを排気口2に導いて該排気口2より外部へ排気する手段として、ガス流路Rを備えている。
前記ガス流路Rの一実施形態として、図1の真空ポンプPでは、そのガス流路R全体のうち、前半の吸気側ガス流路R1(ロータ4の連結部4Aより上流側)は、ロータ4の外周面に配設された複数の回転翼6と、ポンプケースCの内周面にスペーサ9を介して固定された複数の固定翼7とによって形成されるものとし、後半の排気側ガス流路R2(ロータ4の連結部4Aより下流側)は、ロータ4の外周面(具体的には、第2の筒体4Cの外周面)とこれに対向するネジ溝ポンプステータ8とによりネジ溝状の流路として形成してある。
吸気側ガス流路R1の構成を更に詳細に説明すると、図1の真空ポンプPにおいて、吸気側ガス流路R1を構成する回転翼6は、ロータ4回転中心等のポンプ軸心を中心として放射状に並んで複数配置されている。この一方、吸気側ガス流路R1を構成する固定翼7は、スペーサ9を介してポンプ径方向及びポンプ軸方向に位置決めされる形式でポンプケースCの内周側に配置固定されるとともに、ポンプ軸心を中心として放射状に並んで複数配置されている。
そして、図1の真空ポンプPでは、前記のように放射状に配置された回転翼6と固定翼7とがポンプ軸心に沿って交互に多段に配置されることにより、吸気側ガス流路R1が形成されるように構成してある。
以上の構成からなる吸気側ガス流路R1では、駆動モータMTの起動によりロータ4および複数の回転翼6が一体に高速回転することで、回転翼6がガス吸気口1Aから入射したガス分子に下向き方向の運動量を付与する。この下向き方向の運動量を有するガス分子が固定翼7によって次段の回転翼側へ送り込まれる。以上のようなガス分子への運動量の付与と送り込み動作とが繰り返し多段に行われることによって、ガス吸気口側のガス分子は、吸気側ガス流路R1を通じて、排気側ガス流路R2の方向に順次移行するように排気される。
次に、前記排気側ガス流路R2の構成を更に詳細に説明すると、図1の真空ポンプPにおいて、排気側ガス流路R2を構成するネジ溝ポンプステータ8は、ロータ4の下流側外周面(具体的には、第2の筒体4Cの外周面。以下も同様)を囲む環状の固定部品であって、かつ、その内周面側が所定隙間を隔ててロータ4の下流側外周面(具体的には、第2の筒体4Cの外周面)と対向するように配置してある。
また、このネジ溝ポンプステータ8の内周部にはネジ溝8Aを形成してあり、ネジ溝8Aは、その深さが下方に向けて小径化したテーパコーン形状に変化し、ネジ溝ポンプステータ8の上端から下端にかけて螺旋状に刻設してある。
そして、図1の真空ポンプPでは、ロータ4の下流側外周面と前記ネジ溝8Aを備えたネジ溝ポンプステータ8とが対向することで、前記排気側ガス流路R2がネジ溝状のガス流路として形成されるように構成してある。これとは別の実施形態として、図示は省略するが、例えば、かかるネジ溝8Aをロータ4の下流側外周面に設けることにより、前記のような排気側ガス流路R2が形成される構成を採用することも可能である。
以上の構成からなる排気側ガス流路R2では、駆動モータMTの起動によりロータ4が回転すると、吸気側ガス流路R1からガスが流入し、ネジ溝8Aとロータ4の下流側外周面でのドラッグ効果により、その流入したガスを遷移流から粘性流に圧縮しながら移送する形式で排気する。
《破壊エネルギーを吸収する手段の説明》
前記スペーサ9は、真空ポンプPの構成部品としてポンプケースC内に収容される環状の固定部品(図2(a)(b)を参照)であって、図1のようにネジ溝ポンプステータ8の上端部に多段に積層されている。そして、多段に積層されたスペーサ9間に固定翼7の外周端が介挿されることにより、固定翼7は、ポンプケースC内に位置決め固定されるように構成してある。
前記スペーサ9は、真空ポンプPの構成部品としてポンプケースC内に収容される環状の固定部品(図2(a)(b)を参照)であって、図1のようにネジ溝ポンプステータ8の上端部に多段に積層されている。そして、多段に積層されたスペーサ9間に固定翼7の外周端が介挿されることにより、固定翼7は、ポンプケースC内に位置決め固定されるように構成してある。
また、前記のように固定翼7を位置決め固定しているスペーサ9は、更に破壊エネルギーを吸収する手段としての機能も有している。すなわち図1の真空ポンプPにおいて、前記スペーサ9は、ポンプケースC内に収容された状態で、その外周面とポンプケースCの内周面との間に、下記《条件1》を満たす隙間G1を形成している。
《条件1》
2d/D ≦ εmax
D:固定部品(スペーサ9)の外径
2d:隙間G1の幅
εmax:固定部品(スペーサ9)の破断伸び(図3を参照)
2d/D ≦ εmax
D:固定部品(スペーサ9)の外径
2d:隙間G1の幅
εmax:固定部品(スペーサ9)の破断伸び(図3を参照)
ところで、先に説明したネジ溝ポンプステータ8も、スペーサ9と同じく、真空ポンプPの構成部品としてポンプケースC内に収容される環状の固定部品である。そして、図1の真空ポンプPでは、このネジ溝ポンプステータ8が、ポンプケースC内に収容された状態で、その外周面とポンプケースCの内周面との間に、下記《条件2》を満たす隙間G2を形成するように構成してある。
《条件2》
2d/D ≦ εmax
D:固定部品(ネジ溝ポンプステータ8)の外径
2d:隙間G2の幅
εmax:固定部品(ネジ溝ポンプステータ8)の破断伸び(図3を参照)
2d/D ≦ εmax
D:固定部品(ネジ溝ポンプステータ8)の外径
2d:隙間G2の幅
εmax:固定部品(ネジ溝ポンプステータ8)の破断伸び(図3を参照)
図1の真空ポンプPにおけるロータ4は、前述の通り、磁気軸受で支持され、例えば30000RPMで高速回転するため、ロータ4がその周囲の部材に接触し破損したときに生じる破壊エネルギーは大きい。
しかしながら、図1の真空ポンプPでは、スペーサ9やネジ溝ポンプステータ8の具体的な構成として、スペーサ9やネジ溝ポンプステータ8は、ポンプケースC内に収容された状態で、その外周面とポンプケースCの内周面との間に、前記《条件1》または《条件2》を満たす隙間G1又はG2を形成するものとした。
このため、図1の真空ポンプPによると、破壊エネルギーによってスペーサ9あるいはネジ溝ポンプステータ8が最大に伸び変形した場合、つまり、スペーサ9あるいはネジ溝ポンプステータ8がその破断伸び(εmax)と略同程度付近まで最大に伸び変形した場合でも、伸び変形したスペーサ9あるいはネジ溝ポンプステータ8はポンプケースCの内面に接触しないか、若しくは軽く接触する程度で済む。従って、伸び変形したスペーサ9やネジ溝ポンプステータ8を介してポンプケースC側に破壊エネルギーが伝わる現象は効果的に防止され、スペーサ9やネジ溝ポンプステータ8において殆どの破壊エネルギーを吸収することが可能である。
以上のように、図1の真空ポンプによると、スペーサ9やネジ溝ポンプステータ8において殆どの破壊エネルギーを吸収することが可能であるから、(1)破壊エネルギーによってポンプケースCが破損し真空破壊が生じる可能性や、(2)破壊エネルギーがポンプケースCに伝わることによってポンプケースCに異常トルクが発生し、それによってポンプケースCがガス吸気口1A側を固定点として捩じれる可能性、並びに(3)真空ポンプPのガス吸気口1Aに接続される半導体製造装置のプロセスチャンバ等、真空ポンプP外の装置に破壊エネルギーが及ぶことで当該装置を破損する可能性の低減を図ることができ、真空ポンプの安全性が向上している。
スペーサ9やネジ溝ポンプステータ8は、それ自体が破壊エネルギーによって伸び変形することにより破壊エネルギーを吸収する手段として機能するものであるから、伸び性の優れた材料で形成することが望ましい。
図3は、アルミニウム合金についての応力ひずみ線図である。この応力ひずみ線図において、斜線の入った面積部分はアルミニウム合金が変形することによって吸収できる破壊エネルギー量(最大値)に相当する。この応力ひずみ線図からも分かるように、伸び性の良い材料(良く伸びる材料)の方が、斜線の面積部分が広くなり、破壊エネルギーの吸収量が多くなる。
一般に、同じアルミニウム合金からなる部品でも、それが無垢材料物である場合と鋳物である場合とでは、無垢材料物の方が伸び性に優れる。このため、図1の真空ポンプにおいて、スペーサ9やネジ溝ポンプステータ8をアルミニウム合金で形成する場合は、それらを無垢材料で形成してもよい。
しかしながら、無垢材料のスペーサ9やネジ溝ポンプステータ8は材料費が高く、真空ポンプP全体のコスト高を招くため、スペーサ9やネジ溝ポンプステータ8は、材料費が安くかつ無垢材料物と略同程度の伸び性を備えた鋳物で形成することが好ましい。
無垢材料物と略同程度の伸び性を備えた鋳物としては、金型鋳造により製造された金型鋳物、例えばAl−Mg系アルミニウム合金製の金型鋳物がある。なお、Al−Mg系アルミニウム合金は、真空下での使用にも適しているため、図1の真空ポンプにおけるスペーサ9やネジ溝ポンプステータ8の構成材料として好適である。
前記『金型鋳物』とは、金型を用い、重力下で鋳造を行って製造した鋳物である。この種の金型鋳物は、砂型鋳物やダイキャスト製法による鋳物に比べて、伸び率が高く、無垢材料物に近い伸び率を有する。また、この種の金型鋳物の伸び性をより一層高める手段として、金型鋳物中にストロンチウム(Sr)などの添加剤を付加してもよい。前述のネジ溝ポンプステータ8やスペーサ9のような固定部品は、鋳造により製造される際に前記添加剤を加えることで、その破断伸びを無垢材料物と同等にすることが可能である。
砂型鋳物の中でも、砂型鋳造後に熱処理を施した砂型鋳物(以下「熱処理砂型鋳物」という)は、その熱処理の方法次第で、金型鋳物よりも伸び率が高く、無垢材料物に近い伸び率を有する場合がある。
以上のことから、図1の真空ポンプPでは、スペーサ9やネジ溝ポンプステータ8の具体的な構成として、それらを金型鋳造により製造されたAl−Mg系アルミニウム合金製の金型鋳物、または、熱処理砂型鋳物で形成している。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により多くの変形が可能である。
例えば、本発明は、図1の真空ポンプPにおいて、ガス流路R中の吸気側ガス流路R1を省略した形式の真空ポンプや、排気側ガス流路R2を省略した形式の真空ポンプにも適用することが可能である。
1 外装ケース
1A ガス吸気口
2 ガス排気口
3 ステータコラム
4 ロータ
41 回転軸
4A 連結部
4B 第1の筒体
4C 第2の筒体
4D 端部材
6 回転翼
7 固定翼
8 ネジ溝ポンプステータ
8A ネジ溝
9 スペーサ
B ポンプベース
C ポンプケース
D スペーサ又はネジ溝ポンプステータの外径
G1 ポンプケースとスペーサの間の隙間
G2 ポンプケースとネジ溝ポンプスペーサとの間の隙間
d 隙間の幅
MB 磁気軸受
MT 駆動モータ
P 真空ポンプ
R ガス流路
R1 吸気側ガス流路
R2 排気側ガス流路
1A ガス吸気口
2 ガス排気口
3 ステータコラム
4 ロータ
41 回転軸
4A 連結部
4B 第1の筒体
4C 第2の筒体
4D 端部材
6 回転翼
7 固定翼
8 ネジ溝ポンプステータ
8A ネジ溝
9 スペーサ
B ポンプベース
C ポンプケース
D スペーサ又はネジ溝ポンプステータの外径
G1 ポンプケースとスペーサの間の隙間
G2 ポンプケースとネジ溝ポンプスペーサとの間の隙間
d 隙間の幅
MB 磁気軸受
MT 駆動モータ
P 真空ポンプ
R ガス流路
R1 吸気側ガス流路
R2 排気側ガス流路
Claims (7)
- ポンプケース内でのロータの回転により吸気したガスを排気する真空ポンプの構成部品として、該ポンプケース内に収容される環状の固定部品であって、
前記固定部品は、前記ポンプケース内に収容された状態で、その外周面と前記ポンプケースの内周面との間に、下記《条件》を満たす隙間を形成すること
を特徴とする真空ポンプの固定部品。
《条件》
2d/D ≦ εmax
D:前記固定部品の外径
d:前記隙間の幅
εmax:前記固定部品の破断伸び - 前記固定部品は、鋳造により製造されたこと
を特徴とする請求項1に記載の真空ポンプの固定部品。 - 前記固定部品は、金型鋳造により製造された金型鋳物であること
を特徴とする請求項2に記載の真空ポンプの固定部品。 - 前記固定部品は、砂型鋳造後に熱処理を施した砂型鋳物であること
を特徴とする請求項2に記載の真空ポンプの固定部品。 - 前記固定部品は、前記鋳造により製造される際に、添加剤を加え、前記破断伸びを無垢材料物と同等にしたことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の真空ポンプの固定部品。
- 前記固定部品は、アルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の真空ポンプの固定部品。
- 請求項1ないし6に記載の固定部品を備えた真空ポンプ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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