JPH07313931A - プレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車ボディー用アルミニウム合金板 - Google Patents

プレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車ボディー用アルミニウム合金板

Info

Publication number
JPH07313931A
JPH07313931A JP11263494A JP11263494A JPH07313931A JP H07313931 A JPH07313931 A JP H07313931A JP 11263494 A JP11263494 A JP 11263494A JP 11263494 A JP11263494 A JP 11263494A JP H07313931 A JPH07313931 A JP H07313931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum alloy
coating
chromate
resin
image clarity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11263494A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Uesugi
杉 康 治 上
Masaki Mabuchi
渕 昌 樹 馬
Naoki Nishiyama
山 直 樹 西
Koichi Hashiguchi
口 耕 一 橋
Takaaki Hira
良 隆 明 比
Yoshihiro Matsumoto
本 義 裕 松
Takahiro Sato
藤 隆 宏 佐
Motohiro Nanbae
元 広 難波江
Yoichiro Totsugi
次 洋一郎 戸
Noboru Hayashi
登 林
Kunihiro Yasunaga
永 晋 拓 安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
JFE Steel Corp
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Furukawa Electric Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Furukawa Electric Co Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP11263494A priority Critical patent/JPH07313931A/ja
Publication of JPH07313931A publication Critical patent/JPH07313931A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】優れた塗装後鮮映性とプレス加工性を有する自
動車ボディー用アルミニウム合金板を提供する。 【構成】表面粗度を、Raで0.6μm以下、Wcaで
0.5μm以下としたアルミニウム合金基板の少なくと
も一方の表面に、下地化成処理層としてクロメート被膜
を設け、該被膜上に粉末状潤滑剤を1〜30重量%含有
する有機樹脂組成物を、乾燥膜厚として0.3〜2.0
μm設けたプレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車
ボディー用アルミニウム合金板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車ボディーに用い
られるアルミニウム合金板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、地球環境問題から自動車車体を軽
量化するニーズの高まりから、比強度の大きいアルミニ
ウム合金板の適用が検討され、いくつかの部品に対して
はすでに実用化されている。しかし、アルミニウム合金
板の成形性は、鋼板の成形性に比べて極めて悪いため、
車体パネルへの適用はフードのような軽加工の部材に限
定され、より複雑にかつ強加工を行なうドア材等への適
用は困難であった。アルミニウム合金板の成形性が悪い
のは、素材のアルミニウム合金板自体の成形性が悪いこ
とに加えて、アルミニウムが低融点で軟質であるため、
プレス金型に多用されている鋳鉄などとの親和力が強
く、金型に凝着しやすい性質を有するために、慴動性が
悪いことに起因している。
【0003】このようなアルミニウム合金板の成形性を
改善するには、素材自体の成形性を上げるための合金成
分の調整、合金の高純度化、焼鈍条件の適正化等の試み
がなされている。例えば特開昭61−130452号公
報では高Mg添加により伸びを改善させるアルミニウム
合金板の製造方法が開示されている。該方法において
は、伸びを劣化させるFe、Siなどの不純物をできる
だけ少なくすることが必須条件であり、そのためには高
価な高純度のアルミニウム地金を使う必要があり製品価
格が高くなる問題がある。
【0004】一方、表面慴動の観点からの成形性の改善
の試みが行なわれており、特開昭55−149727号
公報にはプラスチックフィルムを添装して改善する方法
が、特開平2−245274号公報にはパラフィンワッ
クスを塗布することによる改善が開示されている。
【0005】他方、アルミニウム合金板を自動車の外板
に使用した場合には、前記プレス成形性とともに優れた
表面品質、特に塗装後の仕上がり品質や鮮映性が重要な
要求特性となる。ここで、鮮映性とは塗膜の平滑性と光
沢の両者を総称したもので、塗装材料、塗装工程の影響
が大きいが、素地の粗度の影響も無視することができな
い。一般に、表面粗度をRa(中心線平均粗さ)やWc
a(ろ波中心線うねり)で代表させると、Ra、Wca
を小さくすると鮮映性は向上する。しかしながら、あま
り、Ra、Wcaを、特にRaを小さくすると、プレス
加工時に素地と金型の間で焼き付き(ゴーリング)が生
じて、成形が困難となるという二律背反的関係が認めら
れている。
【0006】したがって、問題は成形性と塗装後鮮映性
を両立させる表面制御技術であり、アルミニウム合金板
に対しても特開平2−41703号公報、特開平4−4
6607号公報には、鋼板で有効性が認められているレ
ーザーダル加工を施したロールの適用による表面粗度制
御法による改善法が開示されている。しかし、鋼板ほど
の効果は現在のところアルミニウム合金板では認められ
ていない問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、上記従来技術の問題を解消し、優れた塗装後鮮映性
とプレス加工性を有する自動車ボディー用アルミニウム
合金板を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は基礎的事項とし
て以下の新規の知見に基づいている。すなわち、有機樹
脂被覆材のプレス加工性と塗装後鮮映性の改善について
詳細に検討した結果、プレス加工性、塗装後鮮映性とも
アルミニウム合金素板の表面粗度と高い相関性を有し、
表面粗度を小さくするほどプレス加工性と塗装後鮮映性
をともに著しく向上できることを知見した。すなわち、
従来は表面粗度を小さくするほど、アルミニウム合金板
のプレス加工時に塗布される潤滑油は金型接触部の極圧
状態下で潤滑油が表面粗度が小さいと逃げてしまい、金
属接触が生じ易くなるためプレス加工性を悪くしたが、
本発明の潤滑樹脂塗布材では極圧状態下でも潤滑成分が
逃げることが無くなるため、逆に表面粗度が小さいほど
潤滑成分が有効に働くことが判明した。
【0009】すなわち、本発明は、表面粗度を、Raで
0.6μm以下、Wcaで0.5μm以下としたアルミ
ニウム合金基板の少なくとも一方の表面に、下地化成処
理層としてクロメート被膜を設け、該被膜上に粉末状潤
滑剤を1〜30重量%含有する有機樹脂組成物を、乾燥
膜厚として0.3〜2.0μm設けたことを特徴とする
プレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車ボディー用
アルミニウム合金板を提供するものである。
【0010】ここで、粉末状潤滑剤は平均粒径が10μ
m以下のワックスおよび/またはフッ素樹脂であるのが
好ましく、またクロメート被膜の塗布量は金属Cr換算
で10〜100mg/m2 であるのが好ましい。
【0011】
【作用】以下に本発明をさらに詳細に説明する。本発明
において対象にするアルミニウム合金基板の一つは、M
gを含有するJIS A5000系アルミニウム合金板
である。この場合のMg量の下限値は自動車ボディーの
必要強度から限定されるもので、Mg量が3%未満では
Mg原子の固溶体強化が十分発揮できないため必要強度
が得られない。また上限値は鋳造時、熱間圧延時の加工
性の劣化(割れ)など、製造上の問題から制限されるこ
とから、その含有量は3〜8%が望ましい。
【0012】一方、本発明が対象にするアルミニウム合
金基板のもう一つは、MgとSiを含有するJIS A
6000系を主に対象とする。先述した材料は、主に自
動車ボディーの内板部分に用いられる材料であるが、こ
の材料は主に外板部分に用いられるものである。両者の
もっとも大きな違いは後者が歪みを受けた後に所定の温
度に加熱されると、添加元素Mg、Siの効果によって
降伏応力が増加する、いわゆるベイクハード性を示すこ
とである。この効果は自動車の生産ラインでプレス加工
を受けた材料が塗装され、その後に焼き付けられる過程
で付与される。プレス加工時には軟質な方が金型の形状
になじみやすく、かつ弾性的な復元が小さいために形状
性の厳しい外板に適用されるのである。ベースとなる初
期必要強度と焼付け過程でのベークハード性の確保の両
面からMg+Siの含有量は0.5〜3%が望ましい。
なお、本発明が対象とするアルミニウム合金基板はこれ
らに限定されることはない。
【0013】本発明で用いるアルミニウム合金基板の表
面粗度は、Raで0.6μm以下、Wcaで0.5μm
以下に調整する必要がある。Ra(中心線平均粗さ)が
0.6μm、Wca(ろ波中心線うねり)が0.5μm
を越えると塗装後鮮映性が低下するので好ましくない。
他方、樹脂塗布したアルミニウム合金板のプレス加工性
および塗装後鮮映性ともRa、Wcaが低いほど良くな
るものの、Raを0.1μm以下にするためには、表面
調整のための圧延工程にてブライトロール圧延を施す必
要があり、コスト的に高くなる問題がある。
【0014】また、表面粗度を小さくする事は有機潤滑
層の効果を十分に発揮させ、プレス加工性に対しては有
利になるが、材料のハンドリング等によって表面に擦り
傷等が生じ、かつ目立ちやすいため、これが製品表面欠
陥として残る恐れがある。また、あまり摩擦係数を減少
させるとプレスでの材料引き込み抵抗が小さくなりすぎ
て、逆にシワなどの不良が生じることがあるので、0.
1μm未満の表面粗度は好ましくない。
【0015】本発明においては、上述したアルミニウム
合金基板の少なくとも一方の表面に、耐食性、特に耐糸
錆腐食性の付与や上層塗膜との密着力を付与するために
クロメート被膜を形成する。クロメート被膜形成方法と
しては、塗布型クロメート法、電解クロメート法、反応
クロメート法等があるが、いずれの方法を用いてもよ
い。乾燥温度も任意である。また、クロメート被膜種と
してはクロム酸クロメートまたはリン酸クロメートが適
用可能である。その塗布量は耐食性の付与および上層樹
脂との密着性の確保や経済性から金属Cr換算で10〜
100mg/m2 程度施すことが好ましい。
【0016】本発明において、前記クロメート被膜上に
施される被膜は粉末状潤滑剤を含有する有機樹脂組成物
である。ベースとなる有機樹脂としては、特に限定され
ることはなく、例えばエポキシ樹脂、アルキッド樹脂、
アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、メラミ
ン樹脂、ポリビニールブチラール樹脂、ポリエステル樹
脂の1種または2種以上の混合物が用いられる。これら
有機樹脂組成物の乾燥膜厚はあまり過少では樹脂による
潤滑性向上の効果が少なく、あまり過大では加工時に被
膜の一部が剥離し加工性を低下させる原因となる。膜厚
は0.3〜2.0μmの範囲で加工時に被膜が剥離する
ことなく潤滑性が向上できる。より好ましくは0.5〜
1.0μmの範囲である。
【0017】有機樹脂組成物中に添加される粉末状潤滑
剤としては、ワックスまたはフッ素樹脂あるいはこれら
の混合物を用いるのが好ましい。ワックスとしては天然
ワックス、パラフィンワックス、ポリオレフィンワック
ス(含む、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワッ
クス)、酸化あるいは変性ポリオレフィンワックス(含
む、酸化あるいは変性ポリエチレンワックス、酸化ある
いは変性ポリプロピレンワックス)が挙げられる。フッ
素系樹脂としては、例えば、ポリ4フッ化エチレン樹
脂、ポリフッ化ビニル樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂
が挙げられる。これら潤滑剤の平均粒径が10μm以下
の範囲で用いるのがよい。潤滑剤の平均粒径が過大では
加工時に潤滑剤の脱落がおこりやすくなる。より好まし
い範囲は0.1〜5μmである。
【0018】また、ベースとなる有機樹脂組成物中の粉
末状潤滑剤の添加量が1重量%未満では潤滑性向上の効
果が十分ではなく、30重量%超の添加ではベース有機
樹脂の凝集力を低下させる危険性があるので、1〜30
重量%の範囲にするのがよい。
【0019】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明の効果を具体的
に説明する。 (実施例1)JIS A5182−O材およびA606
1−T4材を用いて、圧延時のロール粗度を変えること
により表面粗度を種々調整したアルミニウム合金基板を
作製後、これらの両表面に下地化成処理として反応型の
クロム酸クロメートを、金属クロム換算で20mg/m2
し、その上層に粉末状潤滑剤として平均粒径が2μmの
ポリエチレンワックスを20重量%含有するエポキシ樹
脂を、乾燥膜厚で0.8μmになるように塗布してアル
ミニウム合金板の試料を得た。それらの試料のプレス加
工性と塗装後鮮映性を調査した。そのアルミニウム合金
基板の表面粗度やプレス加工性、塗装後鮮映性の測定方
法と評価方法は以下の通りである。その結果を表1に示
す。
【0020】(1)表面粗度の測定 中心線平均粗さ(Ra) JIS B0601に準拠して、3次元粗度計にて測定
した。この場合のRa(3次元)は以下の式のごとく表
される。
【数1】 ここで、S=L×Lで、f(x、y)は表面粗度曲線を
示す関数である。 ろ波中心線うねり(Wca) JIS B0610の規定に準拠して、3次元粗度計に
て、表面の断面曲線に対して0.8〜8.0mmのカッ
トオフをかけて求めたろ波うねり曲線から下式を用いて
求めた。
【数2】 ここで、S=L×Lで、f(x、y)はろ波うねり曲線
を示す関数である。
【0021】(2)プレス加工性試験 試料表面に0.5g/m2 の洗浄油を塗布した後、径7
0mmφに打ち抜いた各サンプルを径33mmφの高速
円筒絞り加工(加工速度500mm/sec)した。成
形性の評価は加工後円筒試片側面にかじりおよび/また
は割れが発生したものを不良(×)、これらの欠陥が発
生しなかったものを良好(○)とした。
【0022】(3)塗装後鮮映性試験 試料に市販の自動車用カチオン電着塗装を20μm、中
塗りを35μm、上塗りを35μm施した後、DOI値
を測定した。DOI値はハンター社製DORIGONメ
ーターで測定した。すなわち、試料法線の30°の方向
から光を照射した時の正反射光量をRs、正反射より±
0.3°ずれた角度に反射してくる光量をRO.3 とした
とき、DOI値は(Rs−R0.3 )/Rs×100で与
えられる。鮮映性の評価はDOI値が85以上を良好
(○)とし、85未満を不良(×)とした。
【0023】表1の結果から明らかなように、本発明例
ではいずれも良好なプレス加工性と塗装後鮮映性を兼備
しているのに対して、No.4とNo.12はRaが大
きすぎるためにプレス加工性が悪く、No.8とNo.
16はWcaが大きすぎるために塗装後鮮映性が劣るこ
とが判る。
【0024】
【0025】(実施例2)実施例1で使用したNo.6
の素板(Ra:0.32μm、Wca:0.33μm)
を用いて、下地化成処理として反応型のクロム酸クロメ
ートを、金属クロム換算で20mg/m2 施し、その上層に
樹脂膜厚、潤滑剤種、潤滑剤粒径および潤滑剤含有量を
種々変化させたサンプルを作製した。これらのプレス加
工性を実施例1と同様に調査し、表2の結果を得た。ま
た、試験後の円筒状サンプルの外側面にセロテープを貼
り、その剥離後の黒化度から樹脂被膜の剥離性を調査し
た。この場合の評価は剥離セロテープ状態から、剥離度
の大きいもの(×)、少ないもの(○)を目視判定し
た。
【0026】表2の結果から明らかなように、本発明例
ではいずれも良好なプレス加工性と塗装後鮮映性を兼備
しているのに対して、No.1は樹脂膜厚が不足してい
るため、No.4は逆に過大のため、No.7は潤滑剤
の含有量が不足しているためプレス加工性が悪い。ま
た、No.4は樹脂膜厚が過大のため、No.6は潤滑
剤の粒径が大きすぎるため、No.10は潤滑剤含有量
が過多のため潤滑被膜の剥離が生じている。
【0027】
【表1】 1)エポキシ 2)ウレタン 3)アクリル 4)変性エポキシ(1):ウレタン変性エポキシ樹脂 5)変性エポキシ(2):アクリル変性エポキシ樹脂 6)PTFE:ポリ4フッ化エチレン樹脂 7)PE+PTFE:ポリエチレン+ポリ4フッ化エチ
レン
【0028】
【発明の効果】アルミニウム合金基板の表面粗度を調製
し、これにクロメート処理層を介して粉末状潤滑剤を含
有する有機樹脂層を被覆することにより、優れた塗装後
鮮映性とプレス加工性の良好なアルミニウム合金板が得
られ、これは特に自動車ボディーなどに適用するのに好
ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21D 53/86 A B32B 15/08 G 102 B 7148−4F B62D 29/00 C23C 22/24 (72)発明者 上 杉 康 治 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 馬 渕 昌 樹 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 西 山 直 樹 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 橋 口 耕 一 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 比 良 隆 明 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 松 本 義 裕 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 佐 藤 隆 宏 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 難波江 元 広 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 戸 次 洋一郎 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 林 登 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 安 永 晋 拓 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面粗度を、Raで0.6μm以下、Wc
    aで0.5μm以下としたアルミニウム合金基板の少な
    くとも一方の表面に、下地化成処理層としてクロメート
    被膜を設け、該被膜上に粉末状潤滑剤を1〜30重量%
    含有する有機樹脂組成物を、乾燥膜厚として0.3〜
    2.0μm設けたことを特徴とするプレス加工性と塗装
    後鮮映性に優れた自動車ボディー用アルミニウム合金
    板。
  2. 【請求項2】前記粉末状潤滑剤は、平均粒径が10μm
    以下のワックスおよび/またはフッ素系樹脂である請求
    項1に記載のプレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動
    車ボディー用アルミニウム合金板。
  3. 【請求項3】前記クロメート被膜の塗布量は金属Cr換
    算で10〜100mg/m2 である請求項1または2に記載
    のプレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車ボディー
    用アルミニウム合金板。
JP11263494A 1994-05-26 1994-05-26 プレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車ボディー用アルミニウム合金板 Withdrawn JPH07313931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11263494A JPH07313931A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 プレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車ボディー用アルミニウム合金板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11263494A JPH07313931A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 プレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車ボディー用アルミニウム合金板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07313931A true JPH07313931A (ja) 1995-12-05

Family

ID=14591641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11263494A Withdrawn JPH07313931A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 プレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車ボディー用アルミニウム合金板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07313931A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001048529A (ja) * 1999-08-04 2001-02-20 Toyota Central Res & Dev Lab Inc スピネル粉末およびスピネルスラリー
JP2003251271A (ja) * 2002-02-28 2003-09-09 Kansai Paint Co Ltd 自動車車体の塗装方法
KR20150020236A (ko) 2012-02-03 2015-02-25 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 성형 가공용 알루미늄판
JP2015059426A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 エドワーズ株式会社 真空ポンプの固定部品

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001048529A (ja) * 1999-08-04 2001-02-20 Toyota Central Res & Dev Lab Inc スピネル粉末およびスピネルスラリー
JP4622010B2 (ja) * 1999-08-04 2011-02-02 株式会社豊田中央研究所 スピネル粉末およびスピネルスラリー
JP2003251271A (ja) * 2002-02-28 2003-09-09 Kansai Paint Co Ltd 自動車車体の塗装方法
KR20150020236A (ko) 2012-02-03 2015-02-25 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 성형 가공용 알루미늄판
JP2015059426A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 エドワーズ株式会社 真空ポンプの固定部品
US10260515B2 (en) 2013-09-17 2019-04-16 Edwards Japan Limited Stator component of vacuum pump
US10508657B2 (en) 2013-09-17 2019-12-17 Edwards Japan Limited Stator component of vacuum pump

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3070187B1 (en) High-strength automobile part and method for manufacturing a high-strength automobile part
RU2648729C1 (ru) Al-плакированный стальной лист, используемый для горячего прессования, и способ изготовления al-плакированного стального листа, применяемого для горячего прессования
JP7081662B2 (ja) 熱間プレス成形品の製造方法、プレス成形品、ダイ金型、及び金型セット
CA2947403A1 (en) Hot-dip al-based alloy coated steel sheet excellent in workability
KR102037085B1 (ko) 열간 프레스용 도금 강판, 열간 프레스용 도금 강판의 제조 방법, 열간 프레스 성형품의 제조 방법, 및 차량의 제조 방법
JPH05117831A (ja) プレス金型摺動性に優れた合金化溶融亜鉛めつき鋼板
JPH07313931A (ja) プレス加工性と塗装後鮮映性に優れた自動車ボディー用アルミニウム合金板
US9410235B2 (en) Hard coating film having anti-adhesion property to soft metal
JP4843973B2 (ja) 塗装後鮮映性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板
WO2014098091A1 (ja) 軟質金属に対する耐凝着性に優れた硬質皮膜
JP4019084B2 (ja) 高温特性に優れたボトル缶用アルミニウム合金冷延板
JP2799114B2 (ja) プレス加工性に優れたアルミニウム合金板
JP2000158050A (ja) プレス成形用Al合金板
JPS63132728A (ja) 加工性に優れた高鮮映性を有する鋼板
JP2020062822A (ja) 潤滑皮膜被覆アルミニウム板
JP4102145B2 (ja) 乾式絞りしごき加工缶用樹脂被覆鋼板およびシームレス缶体
CN112236243B (zh) 热压成型品的制造方法、压制成型品、冲模模具及模具套件
EP4071273A1 (en) Steel sheet plated with al alloy and manufacturing method therefor
JPH0971879A (ja) 加工性に優れた燃料タンク用鋼板
JP3425223B2 (ja) 絞り乃至絞りしごき加工缶用高剛性高耐食性表面処理薄鋼板
JPH05202442A (ja) 成形性が良好なアルミニウム合金板
JP2843211B2 (ja) プレス成形性と耐食性に優れたアルミニウム合金板
JPH05195132A (ja) 成形性および塗装後鮮映性に優れたアルミニウム合金板
JPH05195134A (ja) 成形性が良好なアルミニウム合金板
JP2004314125A (ja) ビード付プレス金型設計方法およびビード付プレス金型

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731