JP2015054764A - 乗客コンベアのステップ及び乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】デマケーションと踏板補強板の端面とを容易に固定して作業性を向上できる新規なエスカレーター装置のステップを提供することにある。【解決手段】デマケーションの底部に下側に延びる内部に拡大変形孔を有する拡大変形部を形成し、この拡大変形部を踏板補強板に形成した固定用孔に挿通すると共に、拡大変形部の拡大変形孔に変形用ピンを挿入して拡大変形部の外周面を拡大して踏板補強板の固定用孔に固定する。これによって、固定用孔に比べて拡大変形部が小さくて良いため、固定用孔と拡大変形部の位置がばらついても、拡大変形部を容易に固定孔に挿通することができ、更にこの状態で拡大変形部の外周を拡大して両者を固定することができるので、その固定作業が容易となり作業性を向上することができるようになる。【選択図】図3D

Description

本発明は乗客コンベアのステップに係り、特にステップの立ち位置、或いは段差などがはっきりとわかるようにステップの上面に着色されたデマケーションを取り付けた乗客コンベアのステップ及び乗客コンベアに関するものである。
鉄道の駅舎や百貨店等の建築物には各階層をつなぐエスカレーター装置等の乗客コンベアが設けられている。尚、以下に説明する乗客コンベアはエスカレーター装置について説明しているが、本発明はこのエスカレーター装置に限定されるものではなく、動く歩道として知られている電動道路等にも適用することができるものである。したがって、ここでいうステップは階段状のもの以外に平坦状のものも含むものである。
さて、このような乗客コンベアの一つであるエスカレーター装置にあっては、建築物に設置された強度部材である枠体の長手方向両端部に設けた乗降床間を無端状に連結されて循環移動するステップ、及びこのステップの移動方向に沿って本体フレームに立設された欄干に設けられステップと同期して駆動されるハンドレール等より構成されている。
このようなエスカレーター装置に使用されるステップは、水平な踏板とその後端部から下方へ弧面を有して垂下する蹴上板とを有し、踏板と蹴上板とがボルトを介してブラケットに固定される構成となっている。更に、長方形に形成された踏板の上面の各辺には識別性の高い色に着色されたデマケーションが固定されている。このようなエスカレーター装置のステップは、例えば、特開2009-51602号公報(特許文献1)等に示されている通りである。
特開2009-51602号公報
上述したようなエスカレーター装置のステップに使用されるデマケーションは、ポリカーボネート等の合成樹脂より構成されており、固定ねじによってステップに固定するのが一般的であった。例えば、合成樹脂から作られたデマケーションは長い間に乗降客や荷物によって荷重、衝撃が繰り返し作用するため破損や消耗が生じ、このためデマケーションを交換する必要がある。
そして、この交換作業は、まず踏板(踏板の裏面に設けられた踏板補強板を含む)をブラケットから取り外し、次にデマケーションを踏板(厳密には踏板補強板)に固定している固定ねじを緩めてデマケーションを取り外し、その後に新しいデマケーションを取り付けて再び固定ねじで固定するようにしていた。もちろん、ステップを新たに製造する場合であっても新しいデマケーションを踏板(厳密には踏板補強板)に固定ねじで固定するようにしていた。
このような従来のデマケーションの固定方法を図9A及び図9Bに基づき説明する。図9Aはデマケーションをタップねじによって踏板に固定する前の状態を示し、図9Bはデマケーションをタップねじによって踏板に固定した後の状態を示している。
図9Aにおいて、踏板14の上面には異物の噛み込み防止機能や滑り止め機能を備える突条部14Aが形成され、また踏板14の裏面には踏板補強板18が溶接等の固定手段で強固に固定されている。踏板補強板18の端面18Aの裏面側には、タップねじによってねじが切られるねじ孔18Bを形成したねじ孔形成部18Cがバーリング加工によって形成されている。
そして、この状態でデマケーション16のタップねじの挿通孔22とねじ孔18Bとが一致するようにデマケーション16を踏板補強板18の端面18Aに載置する。次に、図9Bに示すように、この状態でタップねじ24をデマケーション16の上部から挿通孔22を介して挿通し、タップねじ24の先端をねじ孔形成部18Cのねじ孔18Bに押し当てて回転させることで、ねじ孔形成部18Cにねじを切りながらタップねじ24によって踏板補強板18とデマケーション16とを固定するようにしていた。
そして、デマケーション16の上面には踏板14の突条部14Aと繋がる突条部16Gが形成されており、この突条部16Gは10mm以下の短いピッチで形成されている。したがって、デマケーション16を固定するためのタップねじ24としてM3.5(ねじ径が3.5mm)等の小さいタップねじが使用されている。
しかしながら、このような小さいタップねじ24では、踏板補強板18の端面18Aに施すバーリング加工によって形成されるねじ孔形成部18Cの位置精度がばらつくことで、デマケーション16の挿通孔22とねじ孔18Bが上手く一致せず、タップねじ24によるデマケーション16の固定に時間や労力を多く要するという課題がある。
尚、以上に説明した例は、踏板補強板18にデマケーション16を固定するものであったが、踏板補強板18ではなく踏板14自身にデマケーション16を固定する場合も同様の課題があるものである。
本発明の目的は、デマケーションと踏板或いは踏板補強板の端面とを容易に固定して作業性を向上できる新規なエスカレーター装置のステップを提供することにある。
本発明の特徴は、デマケーションの底部に内部に拡大変形孔を有する拡大変形部を形成し、この拡大変形部を踏板或いは踏板補強板に形成した固定用孔に挿通すると共に、拡大変形部の拡大変形孔に変形用ピンを挿入して拡大変形部の外周面を拡大して踏板或いは踏板補強板の固定用孔に固定する、ところにある。
本発明によれば、固定用孔に比べて拡大変形部が小さくて良いため、固定用孔と拡大変形部の位置がばらついても、拡大変形部を容易に固定孔に挿通することができ、更にこの状態で拡大変形部の外周を拡大して両者を固定することができるので、その固定作業が容易となり作業性を向上することができるようになる。
本発明が適用されるエスカレーター装置のステップの概略の外観図である。 図1に示すエスカレーター装置のステップの分解斜視図である。 本発明の一実施例になるデマケーションと踏板補強板とを固定した状態の断面図である。 図3Aを底面から見た底面図である。 図3AのC‐C断面を示し、まだ変形用ピンを挿入していない状態を示す断面図である。 図3AのD‐D断面を示し、変形用ピンを挿入している状態を示す断面図である。 踏板補強板が一体の踏板を説明する上面図である。 図3EのF−F断面を示す断面図である。 図3EのG−G断面を示す断面図である。 図3Cに示す拡大変形部の一例を示す部分斜視図である。 拡大変形部の第1の変形例を示す部分斜視図である。 拡大変形部の第2の変形例を示す部分斜視図である。 拡大変形部の第3の変形例を示す部分斜視図である。 図4Aに示す拡大変形部に第1の変形用ピンを挿入した状態を示す部分斜視図である。 図4Cに示す拡大変形部に第2の変形用ピンを挿入した状態を示す部分斜視図である。 図3Cに示す拡大変形部に形成した拡大変形孔を拡大した拡大断面図である。 拡大変形部に形成した拡大変形孔の変形例を拡大した拡大断面図である。 本発明の他の実施例になるデマケーションと踏板補強板とを固定した状態を上面から見た上面図である。 図7AのB−B断面を示す断面図である。 図7AのC−C断面を示す断面図である。 本発明の他の実施例になるデマケーションと踏板補強板とを固定した状態の断面を示す断面図である。 図8Aに示す変形用ピンが抜けだした状態の断面を示す断面図である。 従来のデマケーションと踏板補強板とを固定した状態を説明するもので、まだタップねじを挿入していない状態を示す断面図である。 従来のデマケーションと踏板補強板とを固定した状態を説明するもので、タップねじを挿入している状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。尚、上述したように以下ではエスカレーター装置について説明しているが、本発明はこのエスカレーター装置に限定されるものではなく、動く歩道として知られている電動道路等にも適用することができるものである。
本発明の実施例を説明する前にエスカレーター装置のステップの構成について図1及び図2を用いて説明する。
図1において、ステップ10は基本的にはブラケット50と、ブラケット50にボルト(図示せず)によって固定された蹴上板12と踏板14とから構成されている。蹴上板12は水平におかれた踏板14の後端部側から下方へ弧面を有して垂下する形状に形成されている。踏板14の上面には乗降客の安全のため、踏板の4辺の範囲(大きさ)を認識させて注意を換起する目的で、踏板14の周囲(後端、左端、右端、前端)に黄色のような識別性の高い色に着色された、後端側デマケーション16A(蹴上板12側)、左端側デマケーション16B、右端側デマケーション16C、及び前のステップの蹴上板12に対向する前端側デマケーション16Dが固定されている。尚、後端側デマケーション16Aと前端側デマケーション16Dは3個に分割されて形成されている。更に、蹴上板12の弧面の幅方向両側にも蹴上側デマケーション16E、16Fが設けられている。尚、踏板14の周囲(後端、左端、右端、前端)のデマケーションは、必ずしも4辺にある必要はなく、例えば左端と右端だけにするなど、少なくとも踏板14の4辺のいずれかに着脱可能に組み付けられていれば良い。また、動く歩道の場合には、隣のステップ10との間に段差がないため、蹴上板12、蹴上側デマケーション16E、16Fは不要である。
そして、図2に示しているように、踏板14は自身の下面側に溶接等の固定方法で固定される踏板補強板18を備えており、この状態の踏板14に各デマケーション16A乃至16Dが固定されるものである。より具体的には、各デマケーション16A乃至16Dは踏板14の上面の周囲(4辺)に載置され、固定手段20によって踏板補強板18に形成された固定孔(図示せず)に固定されるものである。このように各デマケーション16A乃至16Dが一体的に固定された踏板14をブラケット50に踏板補強板18の部分をボルトによって固定することでステップ10が完成されるものである。更に、蹴上板12の弧面の両側にも蹴上側デマケーション16E、16Fが固定されるものである。蹴上側デマケーション16E、16Fは蹴上板12の両側に取り付けられ、固定手段20によって蹴上板12(または図示しない蹴上板ベース)に形成された固定孔(図示せず)に固定されるものである。より具体的には、蹴上板12の裏面には図示しない蹴上板ベースに図示しない溶接等の固定方法で固定されており、蹴上側デマケーション16E、16Fは図示しない蹴上板ベースに固定手段20で取り付けられている。このとき、蹴上側デマケーション16E、16Fと蹴上板ベースとの間に蹴上板12自身を介していても良いし、蹴上板12自身を介さず直接蹴上板ベースに取り付けても良い。そして、蹴上板ベースがブラケット50にボルト等の固定方法で固定されている。
このようなエスカレーター装置のステップにおいて、次に本発明の実施例について詳細に説明する。尚、本発明では各デマケーション16A乃至16Fの固定に適用できるので、以下の説明ではこれらのデマケーション16A乃至16Fを総称して、デマケーション16として表記する。尚、蹴上側デマケーション16E、16Fの固定に適用する場合には、踏板14或いは踏板14の裏面に固定された踏板補強板は、蹴上板12或いは蹴上板12の裏面に固定された蹴上板ベースと適宜読み替えることとなる。
図3A乃至図3Dは本発明の第1の実施形態になるデマケーション16と踏板補強板18の端面18Aの間の固定方法を示している。図3A及び図3Bにおいて、デマケーション16の上部にある突条部16Gの反対側である底部16Hは踏板補強板18の端面18Aに載置されている。踏板補強板18の端面18Aにはデマケーション16の幅方向に固定用孔30が所定の間隔をおいて形成されている。この固定用孔30は図3Bにあるように長孔形状に形成されており、この長孔形状の固定用孔30はデマケーション16に形成した突条部16Gの間の谷間に沿うように踏板補強板18の端面18Aに形成されるものである。尚、本実施例では固定用孔30は長孔形状であるが、形状は丸孔、角孔等でも良い。
デマケーション16の底部16Hには固定用孔30に挿通して下側に延びる拡大変形部32が固定用孔30に対応して形成されている。拡大変形部32の断面形状は図3Bの右側に示す拡大変形部32にあるように、軸方向に分割(本実施例では2分割されているがこれ以上の分割数でも良い)されている。そして、分割された分割部32A、32Bが固定用孔30の直線部30A側に接触するか、若干の隙間を有して位置し、分割部32A、32Bを形成するための隙間が固定用孔30の円弧部30B側に対向して移動可能な隙間を有して位置する形状とされている。したがって、拡大変形部32は固定用孔30に容易に挿通される寸法となっている。更に、拡大変形部32は固定孔30の円弧部30B側に移動できるので、寸法的なばらつきがあっても位置調整が容易となっている。
拡大変形部32の内部には拡大変形孔34が設けられており、この拡大変形孔34はデマケーション16の突条部16Gの間の谷部36から拡大変形部32の下端面を抜けて貫通している。
そして、この状態から変形用ピン38を拡大変形孔34に挿通すると、変形用ピン38によって拡大変形部32が固定用孔30を越えた位置で、拡大変形部32の分割部32A、32Bの外周面が外側に拡大し、この拡大部分で固定用孔30と拡大変形部32が固定関係となる。図3Bの左側に示すように、変形用ピン38によって拡大変形部32の分割部32A、32Bは固定用孔30の直線部30A側に張り出すように拡開してこの部分で固定されることになる。
以上のような固定方法を更に説明すると、図3Cは図3AのC‐C断面を示し、拡大変形部32の断面で変形用ピン38を挿通しない状態を示している。拡大変形部32の下端面には拡大変形孔34の内側に突出する段部40が形成されている。この拡大変形部32の段部40は、デマケーション16を踏板補強板18の端面18Aに載置した状態で、固定用孔30より下側に位置するように寸法が決められている。
そして、この段部40に変形用ピン38を挿通することによって、段部40を介して分割部32A、32Bの外周面が外側に拡開されるものである。つまり、図3Dは、図3AのD‐D断面を示し、変形用ピンを挿入している状態を示す断面図であり、図3Dにあるように、変形用ピン38を拡大変形孔34に差し込んでいくと変形用ピン38と段部40が接触し、更に変形用ピン38を押し込むと段部40は変形用ピン38の作用によって押し広げられ、これによって分割部32A、32Bは外側に開くように変形する。この変形によって拡大変形部32の分割部32A、32Bは図3Bの左側にあるように、固定用孔30の直線部30A側に張り出してこの部分で固定されることになる。
尚、本実施例では踏板補強板18の端面18Aにデマケーション16を載置する構成としているが、図3E、図3F、図3Gのように踏板14自身にデマケーション16を載置し、踏板14に設けた固定用孔30に拡大変形部32を挿通して変形用ピン38によって固定することも可能である。ここで、図3Eは、踏板補強板が一体の踏板を説明する上面図であり、図3Fは、図3EのF−F断面を示す断面図であり、図3Gは、図3EのG−G断面を示す断面図である。図3A〜図3Dの実施例では例えば踏板14がステンレス等の板を折り曲げて形成されているのに対し、図3E〜図3Gでは、例えば踏板14は、アルミニウム等で踏板補強板も一体に形成された踏板である。この場合、踏板14とブラケット50も一体で形成しても良いし、踏板14とブラケット50は別体で形成し、ボルト等で固定するようにしても良い。
このように、本実施例によれば固定用孔30に比べて拡大変形部32が小さくて良いため、固定用孔30と拡大変形部32の位置がばらついても、拡大変形部32を容易に固定孔30に挿通することができ、更にこの状態で拡大変形部32の外周を拡大して固定用孔30と拡大変形部32を固定することができるので、その固定作業が容易となり作業性を向上することができるようになる。
また、バーリング加工によって形成される従来のねじ孔形成部18Cは、踏板補強板18の端面18Aの下側に突出する様な形状となっているので、取り扱いの不注意等によってねじ孔形成部18Cが変形するとタップねじ24をねじこむことができなくなる恐れがある。これに対して、本実施例では従来のように踏板補強板18の端面18Aにバーリング加工を施してねじ孔形成部を形成することも必要なく、取り扱いの不注意によって、ねじ孔形成部が変形してタップねじによる固定ができなくなるといった不具合もなくなるものである。
また、拡大変形部32は変形用ピン38を挿通する前の状態では軸方向の外周形状が直線状に形成されているので、外部からの力が作用しても拡大変形部32が損傷する恐れが少ない。例えば、デマケーション16の下端側に先端に矢尻状の固定用突起を有した固定部を形成し、この矢尻部分を固定用孔に挿通してデマケーション16を固定することも可能である。しかしながら、矢尻部分が外部に露出しているので、外部から矢尻部分に外力が作用して矢尻部分が脱落するという恐れがある。この矢尻部分が脱落すると固定機能が喪失されるので、デマケーション16が踏板14から外れるという課題がある。これに対して、本実施例では拡大変形部32の軸方向の外周形状が直線状に形成されて矢尻部分がなく、拡大変形部32を内側から拡大して固定する構成となっていることから、外部からの力が作用しても拡大変形部32が損傷する恐れが少なくデマケーション16が外れるという課題を対策することができる。
更に、デマケーション16を取り換える場合には、矢尻部分を利用するものは、蹴上板12から踏板14を取り外した後に矢尻部分をすぼめて固定用孔からデマケーション16を取り外しせねばならず作業性が極めて悪いという課題もある。これに対して、本実施例ではデマケーション16を取り換える場合には、ブラケット50から踏板14を取り外ししない状態であっても変形用ピン38を抜くと、拡大変形部32は元の形状に戻るため、固定用孔30からデマケーション16を容易に取り外すことができ、作業性を向上できるようになる。もちろん、ブラケット50から踏板14を取り外した後に変形用ピン38を抜いた場合でも、拡大変形部32は元の形状に戻るため、固定用孔30からデマケーション16を容易に取り外すことができることはいうまでもない。
次に、デマケーション16の底部16Hに形成される拡大変形部32の形状について、図4A乃至図4Cを用いて説明する。
図4Aは図3Cに示す拡大変形部32の拡大斜視図である。拡大変形部32は分割部32A、32Bを有し、その間に分割部32A、32Bを形成するための隙間32Cが設けられている。隙間32Cは拡大変形孔34と接続されており、分割部32A、32Bの内側周面には先端部から根元側に向かって所定の長さに亘って段部40が形成されている。この段部40はデマケーション16の拡大変形部32が固定用孔30に挿通して載置された状態で、固定用孔30を越えた位置にあることが重要である。これによって段部40は固定用孔30と協働して固定関係を保つことができる。
図4Bは図4Aに示す拡大変形部32の変形例であって、図4Aと異なる部分は拡大変形部32の先端部にテーパー部32Dを形成したところであり、その他は同じ構成となっている。このようにテーパー部32Dを形成したことにより、拡大変形部32の先端部分を固定用孔30に容易に差し込むことができるという効果がある。尚、テーパー部32Dの先端部から根元部に向かう表面の形状は、直線状であっても良いし、曲線状であっても良い。
図4Cは図4Aに示す拡大変形部32の変形例であって、図4Aと異なる部分は拡大変形部32の分割部32A、32Bの外周に互いに平行な平面部32E、32Fを形成したところであり、その他は同じ構成となっている。この平行部32E、32Fは図3Bに示す固定用孔30に形成した直線部30Aに一致するような形状となっており、これによって分割部32A、32Bが外側に拡開された時に固定用孔30の直線部30Aと平面部32E、32Fの接触面積を大きくすることができ固定力を高めることができるという効果がある。また。拡大変形部32の断面形状は固定用孔30と同様の形状としても良い。
図4Dは図4Aに示す拡大変形部32の変形例であって、図4Aと異なる部分はバーリング加工部18Cと併用して、接触面積を更に増した一例である。
次に、デマケーション16の拡大変形部32に変形用ピン38を挿通した時の形状について、図5A及び図5Bを用いて説明する。
図5Aは図4Aに示す拡大変形部32に変形用ピン38を挿通したもので、変形用ピン38によって段部40が外側に押され、拡大変形部32の分割部32A、32Bが自身の根元を支点として外側に拡開するように変形する。これによって、分割部32A、32Bの外周部が固定孔30の直線部30Aと強く接触することで相互に固定されるようになる。尚、変形用ピン38はストレート形状だけでなく、ネジ形状を有するものもよく、この場合は変形用ピン38自身が段部40と噛み合い、抜け防止の役目を果たす。
図5Bは図4Cに示す拡大変形部32に変形用ピン38を挿通したもので、図5Aと異なる部分は変形用ピン38の先端に抜け止め機能を備えた矢印形状の爪部38Aを形成したところであり、その他は同じ構成となっている。尚、この爪部38Aの広がり角は誇張して描いており、実際は変形用ピン38が拡大変形部32に形成した拡大変形孔34を通過できる程度の広がり角を有しているものである。また、図5Bでは爪部38Aは角型であるが、円すい形、カギ状等であってもよい。
そして、変形用ピン38を挿通することによって段部40が外側に押され、分割部32A、32Bが自身の根元を支点として外側に拡開するように変形する。この状態で、分割部32A、32Bの外周部が固定孔30の直線部30Aと強く接触することで相互に固定されるようになると共に、爪部38Aが分割部32A、32Bと係合して抜け止めが行われるものである。これによって変形用ピン38の拡開作用を長期に亘って維持することができる。
尚、図5Bに示す変形用ピン38の爪部38Aが破損しても、変形用ピン38が挿通されている状態であれば分割部32A、32Bが拡開されているのでデマケーション16が外れるという事象は生じにくいものである。また、取り扱いの不注意等によって変形用ピン38の爪部38Aが損傷しても、デマケーション16の拡大変形部32に損傷がなければ、そのまま変形用ピン38を使用してデマケーション16を交換できるものである。
尚、変形用ピン38は図3Aに示すように先端が尖った形状であっても良いし、また先端に爪部38Aを形成したものであっても良いし、先端がとがっていない円柱、球、フック状、或いは角柱の形状であっても良いものである。
次に、デマケーション16の底部16Hに形成される拡大変形部32の内部に設けた拡大変形孔34の形状について、図6A及び図6Bを用いて説明する。
図6Aは図3Cに示す拡大変形部32の拡大断面図である。拡大変形部32の内部に形成した拡大変形孔34の直径D1は、分割部32A、32Bに形成した段部40の周方向端面の間の長さL1に比べて長く設定されており、変形用ピン38の差し込みを容易にしている。つまり、段部40に挿通される変形用ピン38は少なくとも段部40の内周径より大きければ拡開作用を生じるものである。このため、変形用ピン38の直径を段部40の内周径より大きくし、且つ拡大変形孔34の直径より小さくすれば、変形用ピン38の差し込みを容易にできると共に、段部40に拡開作用を生じさせることができるようになる。
図6Bは図6Aに示す拡大変形孔34の変形例であって、図6Aと異なる部分は拡大変形孔34が拡大変形部32の根元付近から段部40と繋がる部分までをテーパー部34Aで形成したところであり、その他は同じ構成となっている。このように拡大変形孔34にテーパー部34Aを形成したことにより、変形用ピン38を挿通していく過程で、変形用ピン38を段部40まで円滑に、かつ容易に差し込むことができるという効果がある。図6Aに示すように段部40と拡大変形孔34の間に段差があると、この段差部分で変形用ピン38が干渉してぶつかる恐れがある。図6Bの構成によればこのようなことが無くなり、作業性を改善することが可能となる。尚、テーパー部34Aの先端部から根元部に向かう表面の形状は、直線状であっても良いし、曲線状であっても良い。
次に、変形用ピン38の構成について図7A乃至図7Cを用いて説明する。ここで、図7Bは図7AのB‐B断面を示す断面図であり、図7Cは図7AのC‐C断面を示す断面図である。
上述した変形用ピン38の頭部、及び軸部は軸方向に直交した断面で見ると円形の形状であったため、振動等によって回転することがあり、これによって変形用ピン38が徐々に抜け出してしまうことが考えられる。以下に示す実施例はこのような変形用ピン38の回転を防止した回転防止機構を備えた構成を示している。
図7Aはデマケーション16を上面から見たものであり、拡大変形孔34の開始端である、変形用ピン38の頭部38Bが収容される収容部34Bの形状は固定用孔30と相似した長孔となっている。つまり、直線部34Cと円弧部34Dとより形成され、変形用ピン38の頭部38Bが収容されるようになっている。固定用孔30の直線部34Cと円弧部34Dとを含めた長手方向の長さL2に対して円弧部34Dの幅方向の長さWが短くなるように、L2>Wの関係を有している。また。変形用ピン38の頭部38Bは収納部34Bの形状と同様の形状、好ましくは相似形状とされている。
また、収容部34Bはデマケーション16に形成した突条部16Gの間の谷間に沿うように形成されるものである。更にこの収容部34Bは、踏板補強板18の端面18Aに形成された固定用孔30の形成位置とほぼ同じところに形成されている。
そして、図7B、図7Cにあるように変形用ピン38の先端には爪部38Aが形成されており、変形用ピン38の爪部38Aの形成方向と頭部38Bの形成方向は同じ方向に設定されている。これによって、頭部38Bは収納部34Bと相似の形状であるため、夫々の直線部38C、34Cによって回転することが無い。したがって、振動等によって回転することが無く、これによって変形用ピン38が抜け出してしまうこともないものである。
更に、頭部38Bが回転しないことから爪部38Aも回転しないので、爪部38Aが例えば角状の場合、分割部32A、32Bの間の隙間32Cに入らず、変形用ピン38が抜け出すことを防いでいる。つまり、変形用ピン38の回転に伴って爪部38Aが回転すると、爪部38Aが分割部32A、32Bの間の隙間32Cに入り込んで抜け出すことが考えられるが、本実施例によれば頭部38Bによって変形用ピン38の回転が生じないので、爪部38Aも当然のことながら回転せず、常に爪部38Aが分割部32A、32Bと係合して抜け止めが行われるものである。これによって変形用ピン38の拡開作用を長期に亘って維持することができる。
このような構成の回転防止機能の他に、ピンを使用した回転防止機構や、変形用ピン38を角状にした回転防止機構を採用することができる。要は、変形用ピン38が振動によって回転しなければ良いものである。
次に、変形用ピン38の抜け出しを検出するために設定した、変形用ピン38の寸法について図8A及び図8Bを用いて説明する。事例としては前述の図の図7A〜7Cをモデルにしている。ここで、図8Aは変形用ピン38が正規の状態を保っている場合を示し、図8Bは異常が生じて変形用ピン38が抜けだした状態を示している。
図8Aにおいて、正規の状態ではデマケーション16の突条部16Gの谷部36と乗客コンベアの乗降口の櫛歯42の間の距離はH1であるが、変形用ピン38の先端から拡大変形部32の先端までの距離H2はH1より長く設定されている。
この状態から、何らかの原因で変形用ピン38が抜け出すと、谷部36と変形用ピン38の頭部38Bの距離がH3に拡大して図8Bに示す状態となる。しかし、変形用ピン38の頭部38Bが櫛歯42に干渉する位置まで抜け出した状態(H3>H1の状態)でも、変形用ピン38の先端から拡大変形部32の先端までの距離H2が谷部36と乗客コンベアの乗降口の櫛歯42の間の距離H1より長く設定されているので、変形用ピン38は依然として段部40の位置に存在しているため、デマケーション16はまだ外れない状態となっている。これによってデマケーション16が外れる前の初期の段階で変形用ピン38は櫛歯42に接触することになり、この接触の発生を適宜設けた検出手段によって検出することでデマケーション16が外れる前に早期にこの異常状態を把握することが可能となる。
例えば、変形用ピン38が櫛歯42に接触するとステップ10の動きに変化が生じるので、この変化を検出することで異常状態を把握することができる。更に乗降口近傍に音響センサを取り付け、変形用ピン38が櫛歯42に接触する時に特異な音が発生するので、この音の発生を検出することで異常状態を把握することができる。
ここで、図8A、図8Bに示す変形用ピン38は爪部38Aを有しているが、図3Aに示すような爪部38Aを有しないものであっても拡大変形部32より下方にH2の長さを有しているものであれば良いものである。
また、厳密には図8Aのように正規の固定された状態において谷部36より下方に変形用ピン38の頭部があるため変形用ピン38が櫛歯42に接触するためにはH1よりもさらに大きく変形用ピン38が抜ける必要があるため、H2はH1に前述した谷部36からその下方の変形用ピン38の頭部までの距離を足した長さとすることが望ましいが、段部40の長さが谷部36からその下方の変形用ピン38の頭部までの距離よりも長ければH2=H1であってもデマケーション16が抜けることはないので問題はない。
すなわち、変形用ピン38は、変形用ピン38が乗客コンベアの乗降口の櫛歯に接触開始する位置まで抜けた場合でも、デマケーション16が抜けない長さを有するようにすればよい。
以上に説明した各実施例は単独で使用されても良いし、また適宜必要に応じて組み合わされて使用されても良いものである。もちろん、これによって得られる作用、効果も夫々の実施例を組み合わせたものとなる。
このように、本実施例によれば、デマケーションの底部に内部に拡大変形孔を有する拡大変形部を形成し、この拡大変形部を踏板或いは踏板補強板に形成した固定用孔に挿通すると共に、拡大変形部の拡大変形孔に変形用ピンを挿入して拡大変形部の外周面を拡大して踏板補強板の固定用孔に固定するようにしたものである。
これによって、固定用孔に比べて拡大変形部が小さくて良いため、固定用孔と拡大変形部の位置がばらついても、拡大変形部を容易に固定孔に挿通することができ、更にこの状態で拡大変形部の外周を拡大して両者を固定することができるので、その固定作業が容易となり作業性を向上することができるようになる。
10…ステップ、12…蹴上板、14…踏板、16A乃至16F…デマケーション、16G…突条部、18…踏板補強板、18A…踏板補強板の端面、30…固定用孔、32…拡大変形部、32A、32B…拡大変形部の分割部、34…拡大変形孔、38…変形用ピン、40…段部、50…ブラケット。

Claims (13)

  1. 乗客が乗降可能な踏板と、少なくとも前記踏板の4辺のいずれかに着脱可能に組み付けられたデマケーションを備えた乗客コンベアのステップにおいて、
    前記デマケーションの底部に内部に拡大変形孔を有する拡大変形部を形成し、この拡大変形部を前記踏板或いは前記踏板の裏面に固定された踏板補強板に形成した固定用孔に挿通すると共に、前記拡大変形部の拡大変形孔に変形用ピンを挿入して前記拡大変形部の外周面を拡大して前記踏板或いは前記踏板補強板の固定用孔に固定するようにしたことを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  2. 請求項1において、
    前記拡大変形部の先端は軸方向に少なくとも2つ以上に分割された分割部を有し、前記変形用ピンによって前記分割部を外側に拡大変形させて前記分割部の外周と前記固定用孔を固定することを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  3. 請求項2において、
    前記分割部の内周には内側に延びる段部が形成されており、前記変形用ピンによって前記段部を介して前記分割部を外側に拡大変形させることを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  4. 請求項3において、
    前記デマケーションが前記踏板或いは踏板補強板に載置された状態で、前記拡大変形部の前記段部は前記固定用孔を越えた位置にあることを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  5. 請求項3乃至請求項4のいずれかにおいて、
    前記段部と繋がる前記拡大変形孔は、前記段部から前記拡大変形部の根元側に向かって拡大するテーパー部を有していることを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかにおいて、
    前記拡大変形部の先端外周部分にはテーパー部が形成されていることを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかにおいて、
    前記固定用孔は直線部と円弧部を有する長孔状の固定用孔であり、前記拡大変形部は前記長孔状の固定用孔と同様の形状に形成され、前記拡大変形部は前記固定用孔の直線部と平行に分割された2個の分割部を有していることを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかにおいて、
    前記変形用ピンの先端には爪部が形成されており、この爪部は前記拡大変形部の先端に係合して前記変形用ピンが抜けるのを防止することを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかにおいて、
    前記デマケーションの突条部の谷間に形成され前記変形用ピンの頭部が収納される収納部は直線部と円弧部を有する長孔状の収納部であり、前記変形用ピンの頭部は前記長孔状の収納部と同様の形状に形成されていることを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかにおいて、
    前記変形用ピンは、前記変形用ピンが乗客コンベアの乗降口の櫛歯に接触開始する位置まで抜けた場合でも、前記デマケーションが抜けない長さを有することを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかにおいて、
    前記踏板の後端部側から下方へ弧面を有して垂下する形状に形成された蹴上板と、前記蹴上板の幅方向両側に着脱可能に組み付けられた蹴上側デマケーションとを備え、
    前記蹴上側デマケーションの底部に内部に拡大変形孔を有する拡大変形部を形成し、この拡大変形部を前記蹴上板或いは前記蹴上板の裏面に固定された蹴上板ベースに形成した固定用孔に挿通すると共に、前記拡大変形部の拡大変形孔に変形用ピンを挿入して前記拡大変形部の外周面を拡大して前記蹴上板或いは前記蹴上板ベースの固定用孔に固定するようにしたことを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  12. 乗客が乗降可能な踏板と、前記踏板の後端部側から下方へ弧面を有して垂下する形状に形成された蹴上板と、前記蹴上板の幅方向両側に着脱可能に組み付けられた蹴上側デマケーションとを備えた乗客コンベアのステップにおいて、
    前記蹴上側デマケーションの底部に内部に拡大変形孔を有する拡大変形部を形成し、この拡大変形部を前記蹴上板或いは前記蹴上板の裏面に固定された蹴上板ベースに形成した固定用孔に挿通すると共に、前記拡大変形部の拡大変形孔に変形用ピンを挿入して前記拡大変形部の外周面を拡大して前記蹴上板或いは前記蹴上板ベースの固定用孔に固定するようにしたことを特徴とする乗客コンベアのステップ。
  13. 枠体と、前記枠体内に配置され一方の乗降床と他方の乗降床との間を無端状に連結されて循環するステップと、前記枠体に取り付けられ前記ステップの幅方向両側に前記ステップの進行方向に沿って立設された欄干と、前記欄干の上部を移動するハンドレールとを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記ステップは、請求項1乃至請求項12のいずれかに記載のステップであることを特徴とする乗客コンベア。
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