JP2015053337A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線PLの形成時にストレージノードコンタクトプラグSCがダメージを受けることを防止する。【解決手段】半導体装置1は、半導体基板2の表面に形成された層間絶縁膜46と、層間絶縁膜46内に配置され、それぞれの上面が層間絶縁膜46の上面に露出する周辺コンタクトプラグPC及びストレージノードコンタクトプラグSCと、層間絶縁膜46の上面に形成されたシリコン窒化膜70と、底面で周辺コンタクトプラグPCの上面と接し、かつ、側面の少なくとも一部分がシリコン窒化膜70によって囲まれてなる配線PLと、シリコン窒化膜70の上面に形成され、配線PLの側面の他の一部分及び配線PLの上面を覆うシリコン窒化膜75と、底面でストレージノードコンタクトプラグSCの上面と接し、かつ、側面の少なくとも一部分がシリコン窒化膜70,75によって囲まれてなる下部電極86とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特に、ストレージノードコンタクトプラグの上面と周辺コンタクトプラグの上面とが同一平面内に位置する半導体装置及びその製造方法に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体装置は、それぞれセルトランジスタ及びストレージノードを有する複数のメモリセルが形成されるメモリセル領域と、メモリセル領域内の各メモリセルに対してリードやライトなどの動作を行うための各種回路が形成される周辺回路領域とが、半導体基板の主面に形成された構造を有している。
特許文献1には、メモリセルを構成するセルトランジスタと、周辺回路領域に形成されるトランジスタ(周辺トランジスタ)とのそれぞれについて、構造の具体的な例が開示されている。
特開2012−99793号公報
ところで、特許文献1に記載されている半導体装置では、半導体基板の表面に第1層間絶縁膜33が形成されており、その内部に、ビット線30と、セルトランジスタの被制御電極をセルキャパシタの下部電極35に接続するための容量コンタクトプラグ34(ストレージノードコンタクトプラグ)と、周辺トランジスタの被制御電極を上層の配線35aに接続するためのソース/ドレインコンタクトプラグ34a(周辺コンタクトプラグ)とが埋め込まれている。ビット線30の上面はカバー絶縁膜28によって、側面はサイドウォール絶縁膜31aによってそれぞれ覆われており、カバー絶縁膜28及びサイドウォール絶縁膜31aの全体も第1層間絶縁膜33の内部に埋め込まれている。特許文献1には詳しく書かれていないが、このような構造の半導体装置におけるビット線30の形成から下部電極35の形成までの製造手順は、次のようなものとなる。
すなわち、まずビット線30を構成する導電膜及びカバー絶縁膜28を構成する絶縁膜を成膜し、これらをパターニングすることによって、ビット線30及びカバー絶縁膜28を得る。次いで、全面に絶縁膜を形成してエッチバックすることにより、サイドウォール絶縁膜31aを形成する。続いて、カバー絶縁膜28を覆う膜厚で第1層間絶縁膜33を成膜し、上面を平坦化した後、第1層間絶縁膜33に容量コンタクトプラグ34及びソース/ドレインコンタクトプラグ34aを埋め込むためのスルーホールを設ける。そして、このスルーホールを埋める膜厚で導電膜を成膜し、第1層間絶縁膜33の上面が露出する程度まで表面を平坦化することにより、容量コンタクトプラグ34及びソース/ドレインコンタクトプラグ34aを形成する。
次に、再度導電膜を成膜してパターニングすることによって、第1層間絶縁膜33の上面に、下面でソース/ドレインコンタクトプラグ34aと接触する配線35aを形成する。さらに、配線35aを覆う絶縁膜を全面に形成し、この絶縁膜を貫通するスルーホールを形成した後、その内表面を導電膜で覆うことによって、下面で容量コンタクトプラグ34と接触する下部電極35を形成する。
しかしながら、以上の製造手順には、配線35aの形成時に、容量コンタクトプラグ34がダメージを受けるとともに、ビット線30の上面を覆う絶縁膜(カバー絶縁膜28及び第1層間絶縁膜33)の膜厚が薄くなり、ビット線30とシリコン酸化膜の間のショートマージンが小さくなってしまうという問題がある。これは、配線35aを形成するための導電膜のエッチングが、容量コンタクトプラグ34と、ビット線30の上面を覆う絶縁膜にも及んでしまうことによるものである。つまり、導電膜の膜厚やエッチング速度は表面内で完全に均一とはならないため、配線35aを形成するための導電膜のパターニングを行う際、一部の領域では、配線35aが完全に除去された後にもエッチングが継続されることになる。配線35aが完全に除去された後の表面には容量コンタクトプラグ34及びビット線30の上面を覆う絶縁膜が露出しているため、これらにもエッチングが及び、その結果として上記のような問題が発生することになる。
本発明の一側面による半導体装置は、半導体基板の表面に形成された第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層内に配置され、それぞれの上面が前記第1の絶縁層の上面に露出する第1及び第2のコンタクトプラグと、前記第1の絶縁層の上面に形成された第2の絶縁層と、底面で前記第1のコンタクトプラグの上面と接し、かつ、側面の少なくとも一部分が前記第2の絶縁層によって囲まれてなる第1の導電層と、前記第2の絶縁層の上面に形成され、前記第1の導電層の前記側面の他の一部分及び前記第1の導電層の上面を覆う第3の絶縁層と、底面で前記第2のコンタクトプラグの上面と接し、かつ、側面の少なくとも一部分が前記第2及び第3の絶縁層によって囲まれてなる第2の導電層とを備えることを特徴とする。
本発明の他の一側面による半導体装置は、メモリセル領域及び周辺回路領域が区画された半導体基板と、それぞれ前記周辺回路領域に配置されたソース領域及びドレイン領域を含む周辺トランジスタと、前記メモリセル領域内に配置されたアクセストランジスタと、下部電極を含む情報蓄積素子と、前記メモリセル領域及び前記周辺回路領域を覆う第1の層間絶縁層と、前記第1の層間絶縁層内に配置され、前記周辺トランジスタの前記ソース領域及び前記ドレイン領域のいずれか一方と接続される第1のコンタクトプラグと、前記第1のコンタクトプラグと接続された配線層と、前記第1の層間絶縁層内に配置され、前記アクセストランジスタ及び前記下部電極を相互に接続する第2のコンタクトプラグと、前記第1の層間絶縁層の上面に形成され、前記配線層の側面の一部及び前記下部電極の側面の一部を覆う第2の層間絶縁層と、前記第2の層間絶縁層の上面に形成され、前記配線層の上面及び前記下部電極の側面の他の一部を覆う第3の層間絶縁層とを備えることを特徴とする。
本発明のさらに他の一側面による半導体装置は、半導体基板の表面に第1の絶縁層を形成する工程と、前記第1の絶縁層に第1及び第2のコンタクトホールを形成する工程と、前記第1及び第2のコンタクトホールを埋設する導電材料を堆積する工程と、前記導電材料のうち前記第1の絶縁層の上面に形成された部分を除去し、前記第1及び第2のコンタクトホール内にそれぞれ第1及び第2のコンタクトプラグを形成する工程と、前記第1の絶縁層の上面に第2の絶縁層を形成する工程と、前記第2の絶縁層に前記第1のコンタクトプラグの上面を露出させる配線溝を形成する工程と、前記配線溝を第1の導電層で埋設する工程と、前記第2の絶縁層の上面に第3の絶縁層を形成する工程と、少なくとも前記第2及び第3の絶縁層を貫通して、前記第2のコンタクトプラグの上面を露出させる開口部を形成する工程と、前記開口部の内表面に第2の導電層を形成する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1のコンタクトプラグに接続される第1の導電層を、第2のコンタクトプラグを覆う第2の絶縁層が形成されている状態で形成することが可能になる。したがって、第1の導電層の形成時に第2のコンタクトプラグがダメージを受けることを防止することが可能になる。
(a)は、本発明の好ましい実施の形態による半導体装置1の上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1の製造途中における上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、本発明の好ましい実施の形態の第1の変形例による半導体装置1の上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。 (a)は、本発明の好ましい実施の形態の第2の変形例による半導体装置1の上面図であり、(b)〜(f)はそれぞれ、(a)に示したA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に対応する半導体装置1の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態に係る半導体装置1は例えばDRAMであり、図1(b)に示すように、半導体基板2を備えている。この半導体基板2の主面には、図1(a)に示すように、メモリセル領域MA及び周辺回路領域PAが区画される。なお、図1(a)にメモリセル領域MA及び周辺回路領域PAとして示した領域は、実際の半導体装置に設けられるこれらの領域の一部分である。また、周辺回路領域PA内のトランジスタの構造は本実施の形態の説明のために例示したものであり、実際のトランジスタの構造とは必ずしも一致していない。
半導体基板2の主面には、STI(shallow trench isolation)法における素子分離領域Iを構成する絶縁膜が埋め込まれている。素子分離領域Iにより、メモリセル領域MAには複数の活性領域Kが、周辺回路領域PAに複数の活性領域Kが、それぞれ形成される。
複数の活性領域Kはそれぞれ、2組の対辺のうちの一方がy方向に沿って延び、他方がx方向及びy方向に対して傾斜しているx'方向に延びる平行四辺形であり、x方向及びy方向に繰り返し配置されてマトリクスを構成している。各活性領域Kには、2つのメモリセルが形成される。ただし、メモリセル領域MAの端に位置する活性領域Kについては、1つのメモリセルのみが形成される。なお、x'方向に延びる1組の対辺の幅が露光機の解像限界に近い場合は、平行四辺形の頂点が丸まり、その位置が不明瞭となったり、x'方向に延びる対辺の直線部分が判別できなくなる場合もある。
メモリセル領域MAには、複数のワード線WLと、複数のビット線BLとが形成される。
各ワード線WLは、半導体基板2の主面に設けられたゲートトレンチの内部に埋め込まれた導電体であり、この導電体とゲートトレンチの内表面との間にはゲート絶縁膜15が形成される。各ワード線WLはゲートトレンチの下部のみに埋め込まれており、ゲートトレンチの上部にはワード線WLの上面を覆うシリコン窒化膜18(キャップ絶縁膜)が埋め込まれている。シリコン窒化膜18は、後述するストレージノードコンタクトプラグSCやビット線BLとワード線WLとの間の絶縁を確保する役割を果たす。各ワード線WLはy方向に沿って直線状に延設されており、1つの活性領域Kを2本のワード線WLが通過するように配置される。ただし、図1(a)(b)に示すように、メモリセル領域MAの端に位置する各活性領域Kを通過するワード線WLは1本のみとなる。
一方、各ビット線BLは、半導体基板2の主面の上方に形成された導体パターンによって構成される。各ビット線BLは、x方向に並ぶ各活性領域Kの中央部を通過するように折れ曲がりながら、全体として見ればx方向に延設されている。各ビット線BLの上面はハードマスク膜34(カバー絶縁膜)で覆われており、ハードマスク膜34の上面は後述する層間絶縁膜46の上面に露出している。ハードマスク膜34は、セルキャパシタCとビット線BLとの間を絶縁する役割を果たす。また、各ビット線BLの側面は、いずれも絶縁膜であるシリコン窒化膜36及びライナー膜45によって覆われている。これらシリコン窒化膜36及びライナー膜45は、後述するストレージノードコンタクトプラグSCとビット線BLとの間を絶縁する役割を果たす。
活性領域K内の構造について説明すると、各活性領域K内に相当する半導体基板2内の表面近傍領域にはP型のウエル(不図示)が形成され、このウエル内の半導体基板2の表面に近い領域にはN型の不純物拡散層12が形成される。これらはいずれも、半導体基板2に不純物イオンを注入することによって形成される。図1(b)に示すように、活性領域K内の不純物拡散層12は、対応する2本のワード線WLによって3つの部分に分割される。このうち2本のワード線WLの間に位置する部分(第3の拡散層)は、対応する2つのメモリセルを構成する2つのセルトランジスタ(アクセストランジスタ)に共通のソース/ドレイン領域となり、ビット線コンタクトプラグBCを介して、対応するビット線BLに接続される。一方、他の2つの部分(第2の拡散層)はそれぞれ、上記2つのセルトランジスタのもう一方のソース/ドレイン領域を構成し、ストレージノードコンタクトプラグSC(第2のコンタクトプラグ)を介して、対応するセルキャパシタC(容量素子、情報蓄積素子)の下部電極86(第2の導電層)に接続される。
半導体基板2の主面には層間絶縁膜46(第1の絶縁層、第1の層間絶縁層)が形成されており、ビット線BLは、この層間絶縁膜46の内部に形成される。層間絶縁膜46の上面の位置は、ビット線BLの上面を覆うハードマスク膜34の上面と同じ位置となるように調整される。ストレージノードコンタクトプラグSCは層間絶縁膜46を貫通するように形成され、下面で対応する不純物拡散層12と接触し、上面で対応するセルキャパシタCの下部電極86と接触している。ストレージノードコンタクトプラグSCは下層コンタクトプラグと上層コンタクトプラグとによって構成されるが、この点については、後ほど製造工程を説明する際に詳しく説明する。素子分離領域Iを挟んで隣接するストレージノードコンタクトプラグSCの間の絶縁は、層間絶縁膜46と同層に形成されるシリコン窒化膜56によって確保される。
層間絶縁膜46の上面には、本発明の特徴のひとつを構成するシリコン窒化膜70(第2の絶縁層、第2の層間絶縁層)が形成され、さらにその上面にはシリコン窒化膜75(第3の絶縁層、第3の層間絶縁層)が形成される。これらは、周辺回路領域PAに形成される配線PL(後述)の形成時に、ストレージノードコンタクトプラグSC及びハードマスク膜34がダメージを受けることを防止するために設けられているものである。詳しくは、後ほど製造工程の説明と合わせて説明する。シリコン窒化膜75の上面には、さらにシリコン酸化膜92が形成される。
セルキャパシタCは、下部電極86の他、容量絶縁膜87(第4の絶縁層)と、上部電極88,89,90(第3の導電層)とによって構成される。
下部電極86は、セルキャパシタCごとに設けられる有底円筒形状の導電体である。詳しくは後述するが、下部電極86は、製造時に一時的に形成される絶縁膜(後述する図48に示すシリコン酸化膜81と層間絶縁膜80)及びシリコン窒化膜70,75を貫通するシリンダーホールを設けた後、その内表面を覆うように形成されたものである。下部電極86の側面のうちシリコン窒化膜70,75の高さに位置する部分は、シリコン窒化膜70,75によって囲まれている(覆われている)。
各下部電極86は、図1(a)に示すように、対応するストレージノードコンタクトプラグSCと平面的に見て概ね重なる位置に配置されており、図1(b)に示すように、下面でストレージノードコンタクトプラグSCと接触している。下部電極86の下端は、ストレージノードコンタクトプラグSC内にめり込むような形で配置される。
下部電極86の上端の一部分には、図1(b)に示すように、他の下部電極86との間を連結するシリコン窒化膜82(サポート膜)が形成される。シリコン窒化膜82は、細長い形状を有する下部電極86が互いに支え合えるように設けられているもので、これによってセルキャパシタCの形成の途中(後述するシリコン酸化膜81及び層間絶縁膜80を除去した後)における下部電極86の倒壊が防止されている。
容量絶縁膜87は、下部電極86の表面のうち、有底円筒の内側に相当する部分の全体と、その他の部分のうちシリコン窒化膜75の上側に位置する部分とを覆う薄い絶縁膜である。また、上部電極88は、容量絶縁膜87を介して下部電極86と対向するように形成された導電体である。つまり、セルキャパシタCは、下部電極86と上部電極88とが容量絶縁膜87を挟んで対向する構造を有している。上部電極89は、上部電極88間の隙間領域を埋めるように形成される導電体であり、上部電極90は、上部電極89の表面を覆う導電体である。上部電極90の表面は、図1(b)に示すように、シリコン酸化膜91によって覆われている。上述したシリコン酸化膜92は、シリコン酸化膜91の形成まで完了した後、シリコン酸化膜91の上面を覆う膜厚で形成される。
次に、周辺回路領域PAには、複数の配線PL(第1の導電層、配線層)と、複数のメタルゲートMGとが形成される。
各配線PLは、層間絶縁膜46の上面に形成された導体パターンによって構成される。図1では、各配線PLをY方向に延設された導体パターンとして描いているが、実際の配線PLはより複雑なパターンを描いている。各配線PLはシリコン窒化膜70を貫通するように形成されており、その上面はシリコン窒化膜75によって覆われている。
一方、各メタルゲートMGは、半導体基板2の主面にゲート絶縁膜21を介して形成された導体パターンによって構成される。図1では、各メタルゲートMGもY方向に延設された導体パターンとして描いているが、実際のメタルゲートMGはより複雑なパターンを描いている。各メタルゲートMGの上面は、ビット線BLと同じくハードマスク膜34によって覆われている。ここでのハードマスク膜34は、配線PLと各メタルゲートMGとの間を絶縁する役割を果たす。一方、各メタルゲートMGの側面は、シリコン窒化膜36、シリケートグラス膜39、及びライナー膜45によって覆われている。各メタルゲートMGの側面を覆うこれらの膜は、後述する周辺コンタクトプラグPCとメタルゲートMGとの間を絶縁する役割を果たす。
活性領域K内の構造について説明する。活性領域Kには、Nチャンネル型MOSトランジスタが形成されるものと、Pチャンネル型MOSトランジスタが形成されるものとがあるが、図1及び後掲の各図には、Nチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kのみを示している。以下、Nチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kに着目して説明するが、Pチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kについても、ウエル及び不純物拡散層の導電型が変更される点を除き、同様の構成を有している。
Nチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域K内に相当する半導体基板2内の表面近傍領域には、P型のウエル(不図示)が形成される。このウエル内の半導体基板2の表面に近い領域には、N型の不純物拡散層41(第1の拡散層)が形成される。なお、不純物拡散層41は、N型の低濃度不純物拡散層38を形成した後、同じ領域に高濃度のN型の不純物を注入することによって形成されたものである。
ここで図1に示した活性領域Kに着目すると、この活性領域Kはそれぞれy方向に延在する2本のメタルゲートMGに対応しており、不純物拡散層41は、平面的に見てこれら2本のメタルゲートMGの間に位置する領域と、平面的に見てこれら2本のメタルゲートMGの両側に位置する2つの領域との計3領域に分割して配置される。各不純物拡散層41は、周辺コンタクトプラグPC(第1のコンタクトプラグ)を介して、それぞれ配線PLに接続される。なお、図1では各不純物拡散層41が互いに異なる配線PLに接続されるように描いているが、実際には同じ配線PLに接続される場合もある。以上の構成により、活性領域Kには、メタルゲートMGをゲート電極とし、その両側の不純物拡散層41をソース/ドレインとする周辺トランジスタが形成される。
次に、以上の構成を有する半導体装置1の製造方法について、図2〜図49を参照しながら説明する。
初めに、図2に示すように、全面にパッド酸化膜3及びシリコン窒化膜4を形成する。そして、これらのうち後に素子分離領域Iとする領域に形成された部分をエッチングによって除去することにより、素子分離溝t1を形成する。なお、パッド酸化膜3の形成は、半導体基板2の表面を熱酸化することによって行うことが好適である。一方、シリコン窒化膜4の形成は、LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)法又はプラズマCVD(Plasma Chemical Vapor Deposition)法によって行うことが好適である。シリコン窒化膜4に代え、パッド酸化膜3に近い側から順にシリコン窒化膜、アモルファスカーボン膜、シリコン窒化膜、及びシリコン酸化膜を積層してなる積層膜を用いてもよい。この場合、1層目のシリコン窒化膜はLPCVD法により、3層目のシリコン窒化膜及び4層目のシリコン酸化膜はプラズマCVD法により、それぞれ形成することが好ましい。
次に、図3に示すように、素子分離溝t1の内表面を含む全面にラジカル酸化膜5を成膜する。ラジカル酸化膜5の成膜は、ISSG(In-Situ Steam Generation)法又はLPRO(Low Pressure Radical Oxidation)法によって行うことが好適である。
続いて、図4に示すように、全面にシリコン酸化膜6,7を順次成膜する。シリコン酸化膜6の成膜はF−CVD(Flowable Chemical Vapor Deposition)法によって行い、シリコン酸化膜7の成膜はHDP−CVD(High-Density Plasma Chemical Vapor Deposition)法によって行うことが好適である。なお、シリコン酸化膜6の成膜後には、一度アニールを行う。F−CVD法によって成膜されるシリコン酸化膜6の膜厚は、相対的に狭いメモリセル領域MAの素子分離溝t1がシリコン酸化膜6によって埋め尽くされる一方、相対的に広い周辺回路領域PAの素子分離溝t1はシリコン酸化膜6によって埋め尽くされない程度となる。シリコン酸化膜7は、素子分離溝t1のうち、シリコン酸化膜6によって埋め尽くされなかった領域を埋める役割を果たす。
シリコン酸化膜7の成膜まで完了したら、次にシリコン窒化膜4をストッパーとするCMP(Chemical Mechanical Polishing)を行うことにより、図5に示すように、シリコン酸化膜6及びシリコン酸化膜7の上面がシリコン窒化膜4の上面と同じ高さとなるようにする。ここまでの工程により、ラジカル酸化膜5、シリコン酸化膜6、及びシリコン酸化膜7によって構成される素子分離領域Iの形成が完了する。
次に、シリコン窒化膜4をウエットエッチングにより除去することにより、図6に示すように、パッド酸化膜3を露出させる。なお、図6及び以降の図面では、ラジカル酸化膜5、シリコン酸化膜6、及びシリコン酸化膜7をまとめて素子分離領域Iとして図示している。このとき、素子分離領域Iの上面もエッチングされ、結果的に、素子分離領域Iの上面の高さとパッド酸化膜3の上面の高さとがほぼ同じ位置となる。
この段階で、図7(b)に示すように、半導体基板2の表面にウエルW1〜W3を形成する。なお、図7(b)以外の図面では、ウエルW1〜W3の図示を省略している。ウエルW1〜W3の形成について具体的に説明すると、まず周辺回路領域PAをレジスト(不図示)により保護し、その状態で高エネルギーでリンの注入を行うことにより、素子分離領域Iより深い位置にN型のウエルW1(Nウエル)を形成する。周辺回路領域PAがレジストによって保護されているため、このウエルW1はメモリセル領域MAのみに形成される。
次に、周辺回路領域PAのうちNチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域K以外の領域と、メモリセル領域MAとをレジスト(不図示)により保護し、その状態で高エネルギーでボロンの注入を行う。これにより、Nチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kに、P型のウエルW2(Pウエル)が形成される。その後、ウエルW2内に、低エネルギーでリンをさらに注入することにより、Nチャンネル型MOSトランジスタのしきい値電圧を所望の値に調節する。続いて、図示していないが、周辺回路領域PAのうちPチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域K以外の領域と、メモリセル領域MAとをレジスト(不図示)により保護し、その状態で高エネルギーでリンの注入を行う。これにより、Pチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kに、N型のウエル(Nウエル。不図示)が形成される。その後、このN型のウエル内に、低エネルギーでボロンをさらに注入することにより、Pチャンネル型MOSトランジスタのしきい値電圧を所望の値に調節する。
次に、再度周辺回路領域PAをレジスト(不図示)により保護し、その状態で高エネルギーでボロンの注入を行うことにより、ウエルW1より浅い位置にP型のウエルW3(Pウエル)を形成する。このウエルW3も、メモリセル領域MAのみに形成されることになる。ウエルW3の形成後リンをさらに注入することにより、活性領域Kを構成する半導体基板2の表面に、N型の不純物拡散層12を形成する。
次に、ウエットエッチングによってパッド酸化膜3を除去した後、熱酸化によって、図7に示すように、全面に数nmの厚さの熱酸化膜10を形成する。なお、周辺回路領域PAについては、パッド酸化膜3を残したまま、熱酸化膜10を形成することとしてもよい。熱酸化膜10を形成した後には、図7に示すように、全面にシリケートグラス膜11を成膜する。シリケートグラス膜11は、具体的には、テトラエトキシシラン(TEOS)を含む混合ガスを用いるLPCVD法によって成長させたノンドープのシリケートグラス膜とすることが好適である。
次に、図1に示したワード線WLの形成を行う。具体的には、まず図8に示すように、ワードトレンチt2を形成する。ワードトレンチt2の形成は、図示しないレジストパターンを用いてまずシリケートグラス膜11をワードトレンチt2の平面形状にパターニングし、その後、このシリケートグラス膜11をマスクとして熱酸化膜10、素子分離領域I、及び半導体基板2をエッチングすることによって行うことが好適である。こうして形成したワードトレンチt2は、図8(d)に示すように、素子分離領域Iで相対的に深く、活性領域Kで相対的に浅くなる。ワードトレンチt2の底面からフィン状の活性領域Kが突出した構造となり、突出した部分はサドルフィン2aと呼ばれる。
次に、熱酸化を行うことにより、図9に示すように、ワードトレンチt2の内表面のうち半導体基板2が露出した部分(活性領域Kに相当する部分)にゲート絶縁膜15を形成する。続いて、図10に示すように、全面に窒化チタン膜16及びタングステン膜17を順次成膜する。ここで成膜する窒化チタン膜16の膜厚は、ゲート絶縁膜15の表面が薄く覆われる程度とする。一方、タングステン膜17の膜厚は、ワードトレンチt2の全体が埋め尽くされる程度とする。タングステン膜17の成膜まで終了したら、次に、窒化チタン膜16及びタングステン膜17のエッチバックを行う。このエッチバックは、窒化チタン膜16及びタングステン膜17の上面が不純物拡散層12の下端より数nm上に位置する程度まで行う。エッチバック後にワードトレンチt2内に残存する窒化チタン膜16及びタングステン膜17により、ワード線WLが構成される。
続いて、図12に示すように、ワードトレンチt2の上部を埋める膜厚のシリコン窒化膜18を成膜する。なお、図12及び以降の図面では、窒化チタン膜16及びタングステン膜17をまとめてワード線WLとして図示している。シリコン窒化膜18は、LPCVD法によって成膜されたシリコン窒化膜と、ALD(Atomic Layer Deposition)法によって成膜されたシリコン窒化膜との積層膜とすることが好適である。シリコン窒化膜18の成膜後には、シリケートグラス膜11が露出する程度までシリコン窒化膜をエッチバックすることにより、図13に示すように、ワードトレンチt2の内部のみにシリコン窒化膜18を残す。
次に、図14に示すように、メモリセル領域MAのみをレジスト20によって保護する。そして、ウエットエッチングにより、周辺回路領域PAに形成されていたシリケートグラス膜11及び熱酸化膜10を除去する。これにより、活性領域Kは、半導体基板2の表面が露出した状態となる。
次に、レジスト20を除去した後、熱酸化を行うことにより、図15に示すように活性領域Kの表面にゲート絶縁膜21を形成し、さらに、図16に示すように、全面にノンドープのアモルファスシリコン膜22を成膜する。アモルファスシリコン膜22の膜厚は、周辺回路領域PAにおけるアモルファスシリコン膜22の上面が、メモリセル領域MAに残存するシリケートグラス膜11の上面と同一平面を構成するように調節する。
次に、アモルファスシリコン膜22のうちNチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kに形成された部分を、図17に示すようにN型不純物がドープされたポリシリコン膜24に変化させる。また、アモルファスシリコン膜22のうちPチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kに形成された部分を、P型不純物がドープされたポリシリコン膜(不図示)に変化させる。これらの形成について具体的に説明すると、まず、図17に示すように、周辺回路領域PAのうちNチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域K以外の領域と、メモリセル領域MAとをレジスト23により保護し、その状態で露出しているアモルファスシリコン膜22に対して、低エネルギーでリンの注入を行う。次に、図示していないが、周辺回路領域PAのうちPチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域K以外の領域と、メモリセル領域MAとをレジストにより保護し、その状態で露出しているアモルファスシリコン膜22に対して、低エネルギーでボロンの注入を行う。次に、レジストを除去した後、RTP(Rapid Thermal Process)法による熱処理を行い、注入したリン及びボロンを活性化すると共にアモルファスシリコン膜22を多結晶化する。これにより、Nチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kでは、アモルファスシリコン膜22が、N型不純物がドープされたポリシリコン膜24に、Pチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kでは、アモルファスシリコン膜22が、P型不純物がドープされたポリシリコン膜に、それぞれ変化する。また、メモリセル領域MA内などのアモルファスシリコン膜22は、ポリシリコン膜27に変化する。
次に、図18に示すように、シリコン酸化膜25を、プラズマCVD法を用いて全面に成膜する。その後、周辺回路領域PAをレジスト26によって保護し、その状態でシリコン酸化膜及びポリシリコン膜のエッチングを行う。これにより、図19に示すように、シリコン酸化膜25及びポリシリコン膜27のうちメモリセル領域MAに形成された部分が除去される。シリコン酸化膜25及びポリシリコン膜27の除去が完了した後には、レジスト26の除去を行う。
次に、図1に示したビット線コンタクトプラグBC及びビット線BL並びにメタルゲートMGの形成を行う。具体的には、まず図20に示すように、シリケートグラス膜11のうちビット線コンタクトプラグBCが接続される不純物拡散層12と平面的に見て重なる位置にある部分を露出させる位置に開口部を有するビット線コンタクトマスク30を形成する。なお、このビット線コンタクトマスク30の形成にあたっては、RELACS(Resolution Enhancement Lithography Assisted by Chemical Shrink)と呼ばれるホールパターン縮小プロセスを用いることが好ましい。その後、このビット線コンタクトマスク30をマスクとするドライエッチングによってシリケートグラス膜11及び熱酸化膜10を順次選択的に除去することにより、図21に示すように、開口部内に半導体基板2の表面(不純物拡散層12の表面)を露出させる。なお、ここで露出した不純物拡散層12の露出面に再度不純物のイオン注入を行うことにより、不純物拡散層12のうちビット線コンタクトプラグBCに接続される部分の不純物濃度を上昇させることとしてもよい。
次に、ビット線コンタクトマスク30を除去した後、CVD法によって、図22に示すように、不純物がドープされたポリシリコン膜31を全面に成膜する。そして、シリケートグラス膜11の表面が現れるまでポリシリコン膜31をエッチバックし、さらに、周辺回路領域PAに形成されているシリコン酸化膜25をエッチングによって除去する。この工程により、図23に示すように、同一の活性領域Kを通過する2本のワード線WLの間の領域のみにポリシリコン膜31が残存するとともに、ポリシリコン膜24(及び、Pチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kに形成される、P型不純物がドープされたポリシリコン膜)及びシリケートグラス膜11の各表面が露出する。なお、この工程におけるエッチング量及び選択比は、露出した各表面が同一平面を構成するように調節することが好ましい。
次に、図24に示すように、タングステンシリサイド膜、タングステンナイトライド膜、タングステン膜を順に積層してなる導電材料33と、シリコン窒化膜及びシリコン酸化膜を順に積層してなるハードマスク膜34と、アモルファスカーボン膜(不図示)と、シリコン酸窒化膜(不図示)と、シリコン酸化膜35とを、順次全面に成膜する。そして、まずフォトリソグラフィ法によってビット線BL及びメタルゲートMGのパターンをシリコン酸化膜35、シリコン酸窒化膜、アモルファスカーボン膜、及びハードマスク膜34に転写し、その後、ハードマスク膜34への転写後まで残存するアモルファスカーボン膜及びハードマスク膜34をマスクとするドライエッチングにより、図25に示すように、導電材料33をビット線BL及びメタルゲートMGの形状にパターニングする。このパターニングでは、ビット線BLの下側に位置するポリシリコン膜31が、ビット線コンタクトプラグBCの形状にパターニングされる。また、周辺回路領域PAでは、ポリシリコン膜24(及び、Pチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kに形成される、P型不純物がドープされたポリシリコン膜)も、メタルゲートMGの形状にパターニングされる。メタルゲートMGは、こうしてパターニングされたポリシリコン膜及び導電材料33の積層膜により構成される。
次に、図26に示すように、薄いオフセットスペーサとしてのシリコン窒化膜36を全面に成膜する。なお、図26及び以降の図面では、ポリシリコン膜24及び導電材料33をまとめてメタルゲートMGとして図示している。次いで、図27に示すように、周辺回路領域PAのうちNチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域K以外の領域と、メモリセル領域MAとをレジスト37により保護する。そして、その状態でN型不純物の注入を行うことにより、Nチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域K内に相当する半導体基板2の表面に、N型の低濃度不純物拡散層38を形成する。その後さらに、シリコン窒化膜36のエッチバック及びゲート絶縁膜21のエッチングを行うことによって、シリコン窒化膜36をサイドウォール形状に加工するとともに、活性領域Kの表面に形成されているゲート絶縁膜21のうち、メタルゲートMG及びサイドウォール形状となったシリコン窒化膜36の真下の領域に形成されている部分のみを残し、他の部分を除去する。レジスト37は、ここまでの工程が終了した後に除去する。図示していないが、Pチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kについても、同様の工程により、P型の低濃度不純物拡散層の形成並びにシリコン窒化膜36及びゲート絶縁膜21の加工を行う。
次に、図28に示すように、全面にシリケートグラス膜39を成膜する。シリケートグラス膜39は、具体的には、シリケートグラス膜11と同様、テトラエトキシシラン(TEOS)を含む混合ガスを用いるLPCVD法によって成長させたノンドープのシリケートグラス膜とすることが好適である。その後、図29に示すように、周辺回路領域PAのうちNチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域K以外の領域と、メモリセル領域MAとをレジスト40により保護する。そして、その状態でN型不純物の注入を行うことにより、Nチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域K内に相当する半導体基板2の表面に、N型の不純物拡散層41を形成する。その後さらに、シリケートグラス膜39のエッチバックを行うことによって、シリケートグラス膜39をサイドウォール形状に加工する。レジスト40は、ここまでの工程が終了した後に除去する。図示していないが、Pチャンネル型MOSトランジスタが形成される活性領域Kについても、同様の工程により、P型の不純物拡散層の形成並びにシリケートグラス膜39の加工を行う。
次に、図30に示すように、周辺回路領域PAをレジスト42で保護する。そして、その状態で、シリケートグラス膜39のウエットエッチング、シリコン窒化膜36のエッチバック、シリケートグラス膜11及びシリコン窒化膜18のエッチングを順次行う。これにより、図30に示すように、メモリセル領域MA内において、まずシリケートグラス膜39が完全に除去される。また、シリコン窒化膜36は、ビット線BL、ビット線コンタクトプラグBC、及びハードマスク膜34の各側面を覆うサイドウォール形状の絶縁膜としてのみ残存し、その他の部分は除去される。さらに、シリケートグラス膜11は、ビット線BL及びサイドウォール形状となったシリコン窒化膜36の真下の領域に形成されている部分のみが残り、その他の部分は除去される。この工程の終了後のメモリセル領域MA内では、シリコン窒化膜18、熱酸化膜10、及び素子分離領域Iの各上面が同一平面を構成する。
次に、図31に示すように、シリコン窒化膜であるライナー膜45(SODライナー)を全面に成膜した後、図32に示すように、スピンオン絶縁膜(SOD)である層間絶縁膜46(第1の絶縁層)を全面に成膜する。層間絶縁膜46の形成は、ポリシラザンを含有する塗布膜を全面に塗布した後、熱処理によってこれを改質することにより行うことが好適である。
層間絶縁膜46を形成した後には、CMP(Chemical Mechanical Polishing)などの方法により、図33に示すように、ライナー膜45の上面が露出する程度まで表面を平坦化する。その後、テトラエトキシシラン(TEOS)を含む混合ガスを用いるLPCVD法によってシリケートグラス膜47を全面に成膜し、さらに、ポリシリコン膜48を全面に成膜する。
続いて、図1に示したストレージノードコンタクトプラグSC及び周辺コンタクトプラグPCの形成を行う。具体的には、まず、図34に示すレジスト50を全面に成膜し、このレジスト50に、図34(a)に示すように、メモリセル領域MA内でy方向に延在する素子分離領域Iを中心としてx方向の両側に広がる開口部を設ける。そして、開口部を設けたレジスト50をマスクとするエッチングを行うことにより、図34に示すように、ポリシリコン膜48、シリケートグラス膜47、及び層間絶縁膜46を貫通するストレージノードコンタクトサックホールt3を形成する。こうして形成されたストレージノードコンタクトサックホールt3の底面には、ライナー膜45が露出する。
次に、全面にシリコン窒化膜を成膜し、その後エッチバックを行うことにより、図35に示すように、ストレージノードコンタクトサックホールt3の内側面を覆うサイドウォール絶縁膜51を形成する。このエッチバックでは、ストレージノードコンタクトサックホールt3の底面に露出するライナー膜45と、その直下にある熱酸化膜10とについても、シリコン窒化膜のうち水平面に形成された部分とともに除去される。
次に、N型不純物がドープされたポリシリコン膜53を成膜し、エッチバックを行うことにより、図35に示すように、ストレージノードコンタクトサックホールt3の下部にポリシリコン膜53を埋設する。ポリシリコン膜53の残存膜厚は、ポリシリコン膜53の上面が、ビット線BLの上面より高く、ハードマスク膜34の上面より高いところに位置するように設定することが好適である。
次に、CVD法を用いて、図36に示すように、全面にシリコン窒化膜55を形成する。そして、シリコン窒化膜55のエッチバックを行うことにより、図37に示すようにシリコン窒化膜55をストレージノードコンタクトサックホールt3の内側面にのみ残した後、これをマスクとするドライエッチングにより、ポリシリコン膜53をエッチングする。このエッチングは、ポリシリコン膜53がx方向に分割され、ストレージノードコンタクトサックホールt3の底面に素子分離領域Iが完全に露出する程度まで行う。
次に、CVD法を用いて、図38に示すように、全面にシリコン窒化膜56を形成する。シリコン窒化膜56の成膜量は、ストレージノードコンタクトサックホールt3内の空間(x方向に分割されたポリシリコン膜53の間の領域)がシリコン窒化膜56によって埋め尽くされる程度とする。シリコン窒化膜56を成膜した後には、図39に示すように、ポリシリコン膜53の上面が露出する程度まで、CMPによる研磨を行う。
次に、ポリシリコン膜53を選択的にエッチバックすることにより、図40に示すように、ポリシリコン膜53の上側に凹部t4(第2のコンタクトホール)を形成する。さらに、図示しないマスクパターンを形成し、これをマスクとして層間絶縁膜46及びライナー膜45をエッチングすることにより、周辺コンタクトプラグPCの形成領域に、不純物拡散層41を露出させる周辺コンタクトホールt5(第1のコンタクトホール)を形成する。
その後、まずスパッタにより、凹部t4及び周辺コンタクトホールt5の各底面を含む全面にコバルト膜(不図示)を成膜した後、熱処理によって、シリコン又はポリシリコンと接する部分のコバルト膜をコバルトシリサイド膜に変化させる。これにより、凹部t4及び周辺コンタクトホールt5の各底面に、図42に示したコバルトシリサイド膜62が形成される。コバルトシリサイド膜62に変化しなかったコバルト膜は、上記熱処理の後、ウエットエッチングによってすべて除去する。
次に、図42に示すように、CVD法により、窒化チタンとチタンの積層膜63と、タングステン膜64とを、それぞれ全面に順次成膜する。そして、シリコン窒化膜56が露出する程度までCMPによる研磨を行う。これにより、図43に示すように、ストレージノードコンタクトプラグSC(第2のコンタクトプラグ)と、周辺コンタクトプラグPC(第1のコンタクトプラグ)とがそれぞれ形成される。こうして形成されたストレージノードコンタクトプラグSCの構造は、ポリシリコン膜53によって構成される下層コンタクトプラグと、コバルトシリサイド膜62、窒化チタンとチタンの積層膜63、及びタングステン膜64によって構成される上層コンタクトプラグとからなる2層構造となる。一方、周辺コンタクトプラグPCは、コバルトシリサイド膜62、窒化チタンとチタンの積層膜63、及びタングステン膜64によって構成される。
続いて、図1に示した配線PLの形成を行う。具体的には、まず図44に示すように、層間絶縁膜46の上面を含む全面に、シリコン窒化膜70(第2の絶縁層)とシリコン酸化膜71とを順次成膜する。なお、図44及び以降の図面では、ポリシリコン膜53、コバルトシリサイド膜62、窒化チタンとチタンの積層膜63、及びタングステン膜64をまとめてストレージノードコンタクトプラグSCとして図示し、コバルトシリサイド膜62、窒化チタンとチタンの積層膜63、及びタングステン膜64をまとめて周辺コンタクトプラグPCとして図示している。
次いで、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、シリコン窒化膜70及びシリコン酸化膜71に、図45に示すように、配線PLのパターンを有する配線溝t6を形成する。配線溝t6の深さは、シリコン窒化膜70及びシリコン酸化膜71を貫通する深さを少し超える程度とする。これにより、配線溝t6の底面には、周辺コンタクトプラグPCの上面が露出する。
次に、CVD法によって窒化チタン膜及びタングステン膜を順次成膜し、シリコン酸化膜71の上面が露出する程度までCMPによる研磨を行うことにより、図46に示すように、配線溝t6を窒化チタン膜73とタングステン膜74の積層膜(第1の導電層)で埋設する。こうして配線溝t6の内部に形成された積層膜が、配線PLを構成する。配線PLが形成された後には、エッチングによってシリコン酸化膜71を選択的に除去し、その後、図47に示すように、全面にシリコン窒化膜75(第3の絶縁層)を成膜する。シリコン窒化膜75の膜厚は、配線PLの側面及び上面がシリコン窒化膜75によって完全に覆われる程度とする。
本発明の主たる効果は、このような配線PLの形成工程によって奏されるものである。すなわち、上記工程では、導電膜をパターニングすることによって配線PLを形成するのではなく、まずシリコン窒化膜70を成膜してそこに配線溝t6を形成し、その中に導電膜を埋め込むことによって配線PLを形成している。したがって、配線PLを構成する導電膜のエッチングを行う時点では、ストレージノードコンタクトプラグSCやハードマスク膜34がシリコン窒化膜70によって覆われていることになるので、配線PLを構成する導電膜の形成時にストレージノードコンタクトプラグSCやハードマスク膜34がダメージを受けることが、好適に防止されていると言える。
続いて、図1に示したセルキャパシタCの形成を行う。具体的には、まず図48に示すように、BPSG(Boron Phosphorus Silicon Glass)である層間絶縁膜80、シリコン酸化膜81、シリコン窒化膜82、マスク膜としてのシリコン膜83、マスク膜としてのシリコン酸化膜84を順次成膜する。その後、シリコン酸化膜84の上面にさらにレジスト85を形成し、セルキャパシタCの形成領域に開口部を設ける。そして、まずレジスト85をマスクとするエッチングによってシリコン酸化膜84及びシリコン膜83にセルキャパシタCの形成パターンを転写し、次いで、シリコン酸化膜84及びシリコン膜83をマスクとするエッチングによって、シリコン窒化膜82、シリコン酸化膜81、及び層間絶縁膜80にセルキャパシタCの形成パターンを転写する。これにより、図49に示すように、シリコン窒化膜82、シリコン酸化膜81、及び層間絶縁膜80を貫通するシリンダホールt7(開口部)が、セルキャパシタCの形成領域ごとに形成される。シリンダホールt7の底面には、対応するストレージノードコンタクトプラグSCの上面が露出する。
次に、全面に窒化チタンとチタンの積層膜を成膜し、さらにP型不純物をドープしたシリコン酸化膜(不図示)を成膜する。P型不純物をドープしたシリコン酸化膜はカバレッジが悪いため、シリンダホールt7の内部には入り込まず、シリンダホールt7の上端を閉塞させる。その状態で、全面にレジスト(不図示)を塗布し、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、図1を参照して説明したサポート膜のパターンにシリコン窒化膜82をパターニングする。このエッチングでは、窒化チタンとチタンの積層膜のエッチングも同時に行う。これにより、成膜した窒化チタンとチタンの積層膜のうちシリンダホールt7の外に形成された部分が除去され、シリンダホールt7ごとにその内表面を覆う有底円筒型の下部電極86が形成される。こうして形成された下部電極86は、対応するストレージノードコンタクトプラグSCの上面と、下面で接触している。
続いて、シリコン酸化膜81及び層間絶縁膜80をエッチングにより除去した後、図1に示したように、CVD法により、非晶質の酸化ジルコニウム膜と酸化アルミニウムの積層膜(LAZO膜)である容量絶縁膜87(第4の絶縁層)、窒化チタン膜である上部電極88(第3の導電層)、及び、ボロンをドープしたポリシリコン膜である上部電極89を順次全面に形成し、さらに、スパッタリングによって、タングステン膜である上部電極90、及び、シリコン酸化膜91を順次全面に形成する。ここまでの工程により、セルキャパシタCが完成する。その後、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、上記の各膜のうち周辺回路領域PAに形成された部分を除去し、全面にシリコン酸化膜92をさらに成膜してCMPによって表面を平坦化することにより、図1に示した半導体装置1が完成する。
以上説明したように、本実施の形態による半導体装置1及びその製造方法によれば、周辺コンタクトプラグPCに接続される配線PLを、ストレージノードコンタクトプラグSC及びハードマスク膜34を覆うシリコン窒化膜70が形成されている状態で形成することが可能になる。したがって、配線PLの形成時にストレージノードコンタクトプラグSCやハードマスク膜34がダメージを受けることを防止することが可能になる。そしてこれにより、ビット線BLと下部電極86の間のショートマージンが小さくなってしまうことも防止される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施の形態では、配線PLの幅が周辺コンタクトプラグPCのx方向の幅より大きく、周辺コンタクトプラグPCの上面の全体が配線PLの下面に接していたが、図50に示すように、配線PLの幅を周辺コンタクトプラグPCのx方向の幅より小さく設定し、周辺コンタクトプラグPCの上面の一部のみが配線PLの下面に接するように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、配線PLを埋め込むための配線溝t6を形成する前にシリコン窒化膜70だけでなくシリコン酸化膜71も成膜し、これらを貫通するように配線溝t6を形成したが、図51に示すように、シリコン窒化膜70を厚めに形成し、シリコン窒化膜70のみに配線溝t6を形成することとしてもよい。この場合、シリコン酸化膜71及びシリコン窒化膜75は使用しない。ただし、このようにすると、製造工程が簡略化される一方で、エッチングストッパーとしてのシリコン窒化膜70が厚くなりすぎるため、ビット線BLと下部電極86の間のショートマージンを確保することは、上記実施の形態に比べて難しくなる。
1 半導体装置
2 半導体基板
2a サドルフィン
3 パッド酸化膜
4 シリコン窒化膜
5 ラジカル酸化膜
6,7 シリコン酸化膜
10 熱酸化膜
11,39 ノンドープのシリケートグラス膜
12 不純物拡散層
15,21 ゲート絶縁膜
16 窒化チタン膜
17 タングステン膜
18 シリコン窒化膜
20,23,26,37,40,42,50,85 レジスト
22 ノンドープのアモルファスシリコン膜
24,53 N型不純物がドープされたポリシリコン膜
25,81,91,92 シリコン酸化膜
27 ノンドープのポリシリコン膜
30 ビット線コンタクトマスク
31 不純物がドープされたポリシリコン膜
33 タングステンシリサイド膜、タングステンナイトライド膜、及びタングステン膜を順に積層してなる導電材料
34 シリコン窒化膜及びシリコン酸化膜を順に積層してなるハードマスク膜
35,71,84 シリコン酸化膜
36,55,56,70,75,82 シリコン窒化膜
38 低濃度不純物拡散層
41 不純物拡散層
45 ライナー膜
46 スピンオン絶縁膜(SOD)である層間絶縁膜
47 シリケートグラス膜
48 ポリシリコン膜
51 サイドウォール絶縁膜
62 コバルトシリサイド膜
63 窒化チタンとチタンの積層膜
64,74 タングステン膜
73 窒化チタン膜
80 BPSGである層間絶縁膜
83 シリコン膜
86 下部電極
87 容量絶縁膜
88,89,90 上部電極
BC ビット線コンタクトプラグ
BL ビット線
C セルキャパシタ
I 素子分離領域
,K 活性領域
MA メモリセル領域
MG メタルゲート
PA 周辺回路領域
PC 周辺コンタクトプラグ
PL 配線
SC ストレージノードコンタクトプラグ
t1 素子分離溝
t2 ワードトレンチ
t3 ストレージノードコンタクトサックホール
t4 凹部
t5 周辺コンタクトホール
t6 配線溝
t7 シリンダホール
W1 Nウエル
W2,W3 Pウエル
WL ワード線

Claims (13)

  1. 半導体基板の表面に形成された第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層内に配置され、それぞれの上面が前記第1の絶縁層の上面に露出する第1及び第2のコンタクトプラグと、
    前記第1の絶縁層の上面に形成された第2の絶縁層と、
    底面で前記第1のコンタクトプラグの上面と接し、かつ、側面の少なくとも一部分が前記第2の絶縁層によって囲まれてなる第1の導電層と、
    前記第2の絶縁層の上面に形成され、前記第1の導電層の前記側面の他の一部分及び前記第1の導電層の上面を覆う第3の絶縁層と、
    底面で前記第2のコンタクトプラグの上面と接し、かつ、側面の少なくとも一部分が前記第2及び第3の絶縁層によって囲まれてなる第2の導電層と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. それぞれ前記半導体基板の表面内に形成された第1及び第2の拡散層をさらに備え、
    前記第1及び第2のコンタクトプラグはそれぞれ前記第1及び第2の拡散層に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2のコンタクトプラグは、底面で前記第2の拡散層と接する下層コンタクトプラグと、底面で前記下層コンタクトプラグと接し、かつ上面で前記第2の導電層と接する上層コンタクトプラグとによって構成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2の導電層を覆う第4の絶縁層と、
    前記第4の絶縁層を介して前記第2の導電層と対向する第3の導電層と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記第2及び第3の導電層並びに前記第4の絶縁層は、容量素子を構成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. メモリセル領域及び周辺回路領域が区画された半導体基板と、
    それぞれ前記周辺回路領域に配置されたソース領域及びドレイン領域を含む周辺トランジスタと、
    前記メモリセル領域内に配置されたアクセストランジスタと、
    下部電極を含む情報蓄積素子と、
    前記メモリセル領域及び前記周辺回路領域を覆う第1の層間絶縁層と、
    前記第1の層間絶縁層内に配置され、前記周辺トランジスタの前記ソース領域及び前記ドレイン領域のいずれか一方と接続される第1のコンタクトプラグと、
    前記第1のコンタクトプラグと接続された配線層と、
    前記第1の層間絶縁層内に配置され、前記アクセストランジスタ及び前記下部電極を相互に接続する第2のコンタクトプラグと、
    前記第1の層間絶縁層の上面に形成され、前記配線層の側面の一部及び前記下部電極の側面の一部を覆う第2の層間絶縁層と、
    前記第2の層間絶縁層の上面に形成され、前記配線層の上面及び前記下部電極の側面の他の一部を覆う第3の層間絶縁層と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  7. 前記アクセストランジスタは、前記メモリセル領域に配置されたソース領域及びドレイン領域を含み、
    前記第2のコンタクトプラグは、前記アクセストランジスタの前記ソース領域及び前記ドレイン領域のいずれか一方と接続される
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記情報蓄積素子は、前記下部電極を覆う容量絶縁膜と、前記容量絶縁膜を介して前記下部電極を覆う上部電極とを有する容量素子である
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置。
  9. 半導体基板の表面に第1の絶縁層を形成する工程と、
    前記第1の絶縁層に第1及び第2のコンタクトホールを形成する工程と、
    前記第1及び第2のコンタクトホールを埋設する導電材料を成膜する工程と、
    前記導電材料のうち前記第1の絶縁層の上面に形成された部分を除去し、前記第1及び第2のコンタクトホール内にそれぞれ第1及び第2のコンタクトプラグを形成する工程と、
    前記第1の絶縁層の上面に第2の絶縁層を形成する工程と、
    前記第2の絶縁層に前記第1のコンタクトプラグの上面を露出させる配線溝を形成する工程と、
    前記配線溝を第1の導電層で埋設する工程と、
    前記第2の絶縁層の上面に第3の絶縁層を形成する工程と、
    少なくとも前記第2及び第3の絶縁層を貫通して、前記第2のコンタクトプラグの上面を露出させる開口部を形成する工程と、
    前記開口部の内表面に第2の導電層を形成する工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 半導体基板の表面内に不純物を注入することによって第1及び第2の拡散層を形成する工程をさらに備え、
    前記第1及び第2のコンタクトプラグはそれぞれ前記第1及び第2の拡散層に接続される
    ことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第2の導電層を覆う第4の絶縁層を形成する工程と、
    前記第4の絶縁層を介して前記第2の導電層と対向する第3の導電層を形成する工程と
    をさらに備えることを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第2及び第3の導電層並びに前記第4の絶縁層は、容量素子を構成する
    ことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 半導体基板の表面内に不純物を注入することによって第3の拡散層を形成する工程と、
    前記第1の絶縁層を形成する前に、前記第3の拡散層に接続される配線層を形成する工程と
    をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
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