JP2013201414A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォトリソグラフィー技術解像限界付近のパターン形成を安定して形成すると共に、コンタクトプラグなどの構造物における目合わせずれや接触面積の縮小による接触電気抵抗の増大や接続不良を解決する。エッチングによる埋め込み層を分離後に、エッチング残渣が生じることを防止する。
【解決手段】第1の溝の内壁上に下地層を形成した後、第1の溝を埋め込むように埋め込み層を形成する。下地層と埋め込み層の上面を第1の溝の上端より低い位置まで後退させた後、下地層及び埋め込み層上に露出している第1の溝の側壁を覆うサイドウォールを形成する。サイドウォールをマスクとして下地層のエッチングレートが埋め込み層のエッチングレートよりも高くなるように下地層及び埋め込み層をエッチングして、第2の方向に分離する。
【選択図】図21

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
半導体装置、特に半導体記憶装置の分野における高密度化、高微細化の傾向は加速される一方である。高密度な半導体装置に適した微細なコンタクトのパターン形成方法として互いに交差する2つのライン・アンド・スペースパターンを有するマスクパターンを用いてスペースパターンの交差する領域の層間絶縁膜をエッチングしてコンタクト開口を形成する技術が知られ、例えば特開2008−124444号公報(特許文献1)がある。
このような技術で形成された微細なコンタクトプラグは、通常は一定のピッチで配列することが好ましい。その第1の理由は微細なコンタクトホールパターン形成の観点であって、フォトリソグラフィー技術解像限界付近のパターン形成を安定して実現するためには光の干渉を利用することからパターンに周期性を持たせることが有利であることに起因する。第2の理由として、DRAMの場合、メモリセルからの記憶情報読み出し時の信号量を最大化するためにメモリセルキャパシタの容量値を最大化する必要があるが、隣接するメモリセルキャパシタの間隔を等距離になるように配列することで最密充填配置となり1ビットあたりの占有面積の最大化が図れ、メモリセルキャパシタの容量値の最大化に有利である。従って、メモリセルキャパシタの電極との接続点、すなわち、コンタクトプラグの上面は一定のピッチで配列されることが多い。
一方、コンタクトプラグの下面に接続するべき選択用MOSトランジスタのソース・ドレインの位置は、レイアウトの都合から等間隔、すなわち一定のピッチで配列することが難しい場合があり、位置がずれてしまうという問題があった。
以下、より具体的に従来技術を説明する。図27(A)はDRAMメモリセルレイアウトの一例を示している。半導体基板上において、X'方向に延在する素子分離領域50aおよびY方向に延在する素子分離領域50bで囲まれた活性領域51〜54が示されている。各々の活性領域51〜54は、素子分離領域50bでX方向に分離され、素子分離領域50aによりY方向に分離されると共に等ピッチ間隔で配置されている。各々の活性領域51〜54を分割するように、Y方向に延在する埋め込みワード55〜58が示されている。活性領域51及び52を縦断するように埋め込みワード線55、56が配置され、活性領域53、54を縦断するように埋め込みワード線57,58が配置されている。例えば、活性領域51は、埋め込みワード線55,56で縦断されることにより容量拡散層領域51a、51cとビット線拡散層領域51bに分割される。また、活性領域54は、埋め込みワード線57,58で縦断されることにより容量拡散層領域54a、54cとビット線拡散層領域54bに分割される。なお、埋め込みワード線55〜58は、関連するトランジスタTr1〜Tr4のゲート電極を兼ねるものである。活性領域51には、二つのトランジスタが設けられ、第1のトランジスタTr1は、容量拡散層領域51aと、埋め込みワード線55と、ビット線拡散層領域51bで構成される。第2のトランジスタTr2は、ビット線拡散層領域51bと、埋め込みワード線56と、容量拡散層領域51cで構成される。同様に、活性領域54には、二つのトランジスタが設けられ、第3のトランジスタTr3は、容量拡散層領域54aと、埋め込みワード線57と、ビット線拡散層領域54bで構成される。第4のトランジスタTr4は、ビット線拡散層領域54bと、埋め込みワード線58と、容量拡散層領域54cで構成される。
X方向に隣接する各々のビット線拡散層領域(51b、54bなど)に接続されて、X方向に延在するビット線59および60が配置されている。各々の活性領域の両端に位置する容量拡散層領域(51a、51c、54a、54cなど)上には、上方に形成されるキャパシタと接続を確保するための容量コンタクトプラグ(51d、54dなど)が配置される。容量コンタクトプラグはリソグラフィとドライエッチングにより形成されるコンタクトホールを導体で埋設することにより形成される。また、容量コンタクトプラグ51dと54dは、X方向に延在するビット線59および60で挟まれ、Y方向に延在する埋め込みワード線56および57で区画された矩形領域内に隣接して形成される必要がある。このため、素子寸法が微細化されると、容量コンタクトホールを形成するためのリソグラフィマージンが小さくなって、隣り合う容量コンタクトプラグ同士がショートする問題が発生する。一方、これを回避するために容量コンタクトホールの直径を小さくすると、加工が困難となり容量コンタクトホールの開口が不十分となって導通不良を招く問題がある。
そこで、これらの問題を解決するために、図27(B)に示す方法が考えられている。この方法では、図27(A)のメモリセルレイアウトにおいて、各々の容量コンタクトプラグに対応する各々の容量拡散層領域上に個別のコンタクトホールを形成した後、各々の容量コンタクトプラグを形成する方法を用いない。すなわち、図27(B)に示すように、X方向に延在するビット線59,60を形成した後、埋め込みワード線55、56の平面領域をカバーしてY方向に延在する突起構造物100aと、埋め込みワード線57、58の平面領域をカバーしてY方向に延在する突起構造物100bと、を形成する。これにより、突起構造物100aと100bのX方向の間には、Y方向に延在するラインの凹部101が形成される。Y方向に延在するラインの凹部101内には、X方向に延在するビット線59と60でY方向に挟まれた矩形の凹部101aが形成される。矩形の凹部101a内には、容量拡散層領域51cおよび54aの上面が露出している。この状態において、凹部101全体を一旦、導体(不図示)で埋め込み、埋め込まれた導体の上面がビット線59、60の上面よりも低くなる位置までエッチバックする。これにより、矩形の凹部101a内が導体で埋設された状態となる。その後、突起構造物100aと100bの側壁にサイドウォール膜(不図示)を形成する。これにより、隣接するサイドウォール膜の中央には、Y方向に延在してエッチバックされた導体の上面が露出している。その後、サイドウォール膜をマスクとして上面が露出している導体をエッチングして、導体をX方向に2分割する。これにより、容量拡散層領域51cおよび54aの上面に接続する導体からなる容量コンタクトプラグを形成することができる。
図28を用いて、この工程をさらに詳細に説明する。図28(A)〜(D)および(F)〜(G)は、図27(B)のE−E断面を示している。なお、図28では、容量コンタクトプラグ107a、107bの下面はそれぞれ容量拡散層領域51c、54aに、上面はキャパシタに接続されるが、ここではコンタクトプラグのみを示し、その上下の構造は省略する。
図28(A)は、Y方向に延在する突起構造物100a、100bを形成した段階の状態である。点線は紙面の奥に位置するビット線59の上端59aの位置を示している。まず、図27(B)に示すように、半導体基板(不図示)上に形成した絶縁材料層100にY方向に延在する第1の溝101を形成する。絶縁材料層100は、ビット線59の上端59aよりも高い位置に上面を有する膜厚で形成する。これにより、図27(B)および図28(A)に示すように、第1の溝101の両側にはY方向に延在する突起構造物100a、100bが形成される。第1の溝101は、底部の幅W1より上部の幅W2が広くなるように、テーパー部101Tを設ける。
次に、図28(B)に示すように、第1の溝101内に、ビット線の上端59aより低い位置に上面を有する埋め込み層102を形成する。例えば、ポリシリコンなどを所定の膜厚で成膜した後、エッチバックすることでビット線の上端59aより埋め込み層102の上面を低くすることができる。
次に、図28(C)に示すように、埋め込み層102上に露出している第1の溝101の側壁を覆うサイドウォール103を形成する。サイドウォール103は、埋め込み層102とエッチング特性の異なる材料であれば良く、例えば、所定の膜厚で形成された絶縁材料をエッチバックして形成される。
次に、図28(D)に示すように、サイドウォール103をマスクとして埋め込み層102に異方性エッチングをして左右(第1の方向と平行な方向)に分離する。
最後に、図28(F)に示すようにサイドウォール103を除去して、コンタクトプラグ107a及び107bを形成する。これにより、ビット線59と60でY方向に挟まれた一つの矩形の凹部101a内にX方向に対抗する二つのコンタクトプラグが形成される。突起構造物100aの側壁に接するコンタクトプラグ107aは、その底面が容量拡散層領域51cの上面に接続され、突起構造物100bの側壁に接するコンタクトプラグ107bは、その底面が容量拡散層領域54aの上面に接続される。
特開2011−243960号公報
(1)しかしながら、図28(D)の異方性エッチングを行うと、図28(E)の平面図に示すように、絶縁膜で被覆されたビット線59および60の端部に沿ってX方向に延在するエッチング残渣104が残留する場合があった。図28(F)に示すように、このエッチング残渣104によりコンタクトプラグ107aと107bが導通して短絡する問題があった。
そこで、上記の短絡を回避するために、図28(G)に示すように、埋め込み層102の分離エッチングとして、等方性エッチングを行う方法が考えられる。しかしながら、等方性エッチングを行うと、異方性エッチングを行った場合よりもエッチング残渣を低減できるものの、等方性エッチングにより埋め込み層102内にはボーイング形状105が形成され、結果的にコンタクトプラグ107aと107bの幅が狭くなってコンタクト抵抗が高くなる問題があった。
(2)また、図30〜32は、図28の製造方法の変形例により、半導体装置を製造する場合を示したものである。図30〜図32における分図(C)はそれぞれの工程における上面図を表す。分図(A)、(B1)および(B2)はそれぞれ、分図(C)におけるY1−Y1'方向、X1−X1'方向、X2−X2'方向の断面図を表す。図31(D)は、図31(A)のZ3−Z3'で切った半導体基板に平行な断面図を示す。なお、図31〜32の分図(A)では、ポリシリコン膜40のエッチング後に、コンタクトプラグ22間に位置する半導体基板1上にポリシリコン膜40が残留するが、この残留したポリシリコン膜40は省略している。
この変形例では、図30に示すように、半導体基板1の主面にドレイン拡散層3Dを形成し、ゲートトレンチ6内にゲート絶縁膜7およびゲート電極8を形成する。ゲート電極8上には、埋め込みシリコン窒化膜9を形成する。この後、半導体基板1上に、Y方向に延在する第1層間膜フィン16Fおよびサイドウォール19aを形成する。また、半導体基板1上に、X方向に延在するビット線12を形成する。ビット線12の上面上にはビット線ハードマスク13を形成し、ビット線12の側面上にはサイドウォール15a、19aを形成する。次に、半導体基板1上に、第1層間膜フィン16Fおよびビット線12を覆うように、不純物を含有するポリシリコン膜40を形成する。この際、ポリシリコン膜40のカバレッジ(段差被覆性)が低いため、図30(B1)に示すように、ビット線12間には、ボイド33が発生する。
図31に示すように、ビット線12の上部のビット線ハードマスク13上面が露出するように、ポリシリコン膜40のエッチバックを行う。露出している、第1層間膜フィン16Fの側面、上面から、ビット線12上、ポリシリコン膜40上を覆うようにシリコン窒化膜を形成した後、シリコン窒化膜をエッチバックして、第1層間膜フィン16F側壁に第1のサイドウォール21SWを形成する。第1のサイドウォール21SW、第1層間膜フィン16F、ビット線ハードマスク13をマスクにして、ポリシリコン膜40を異方性条件でドライエッチングして、ポリシリコン膜40内に溝部20Tを形成する。これにより、ドレインコンタクトプラグ22を形成する。この際、ボイド33が大きくなる。溝部20Tを埋設するように、シリコン窒化膜37を形成する。この際、図30の工程でポリシリコン膜40中に形成されたボイド33内にも、シリコン窒化膜37が形成される。
図32に示すように、エッチバックにより第1のサイドウォール21SWを除去すると共に、第1層間膜フィン16F、ドレインコンタクトプラグ22、シリコン窒化膜37およびビット線ハードマスク13を部分的に除去する。これにより、第1層間膜フィン16F、シリコン窒化膜37およびビット線ハードマスク13の上面を後退させる。この際、ボイド33内に形成されたシリコン窒化膜37がドレインコンタクトプラグ22の表面上に突出するように露出する(図32中には、突出したシリコン窒化膜を符号37aで表す)。このように突出したシリコン窒化膜37aは、塵となって後の工程で半導体装置の装置特性に悪影響を及ぼしたり、ドレインコンタクトプラグ22上への金属膜の形成を阻害することとなっていた。
そこで、本発明では、コンタクトプラグにおける目合わせずれや接触面積の縮小による接触電気抵抗の増大や接続不良を解決し、更にコンタクトプラグ間を効果的に分離する新たな製造方法、並びにこの方法により形成される特徴的なコンタクトプラグを備えた半導体装置を提供する。
本発明の一実施形態は、
半導体基板上の絶縁膜に、第1の方向に延在し、底部の幅より上部の幅が広い第1の溝を形成する工程と、
前記第1の溝の内壁上に、下地層を形成する工程と、
前記第1の溝を埋め込むように、前記下地層よりもエッチング速度の遅い埋め込み層を形成する工程と、
前記下地層と前記埋め込み層をエッチバックして、前記下地層と前記埋め込み層の上面が前記第1の溝の上端より低くなる位置まで後退させる工程と、
前記下地層及び前記埋め込み層上に露出している前記第1の溝の側壁を覆うサイドウォールを形成する工程と、
前記サイドウォールをマスクとして、前記下地層及び前記埋め込み層をエッチングして第1の方向に垂直な方向となる第2の方向に分離する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法に関する。
本発明の別の実施形態は、
第1の方向に延在するワード線をゲート電極として有し、第1の方向と交差する第3の方向に延在する活性領域に形成されたトランジスタであって、一つの拡散層を共有する2つのトランジスタをセル単位として複数、並設する工程と、
前記セル単位の共有される拡散層に電気的に接続されるビット線と該ビット線の上面及び側面を覆う絶縁膜とを、前記第1及び第3の方向と交差する第2の方向に延在する凸状構造として形成する工程と、
全面に第1の絶縁膜を堆積した後、前記第1の絶縁膜内に、前記第1の方向に延在し底部の幅より上部の幅が広い第1の溝を形成し、前記凸状構造を露出すると共に、前記第3の方向に隣接する2つのセル単位の隣接する拡散層表面を露出する第1の開口部を形成する工程と、
前記第1の溝の内壁上に、第1の導電材料からなる下地層を形成する工程と、
前記第1の溝内を埋め込むように、第1の導電材料よりもエッチング速度の遅い第2の導電材料からなる埋め込み層を形成する工程と、
少なくとも前記第1の溝壁面を構成する前記第1の絶縁膜が露出するまで、前記下地層及び埋め込み層をエッチバックする工程と、
前記下地層及び埋め込み層上に、第2の絶縁膜を堆積し、エッチバックすることにより前記第1の溝内に露出させた前記第1の絶縁膜側面に第1のサイドウォールを形成すると共に前記下地層及び埋め込み層の一部を露出させる工程と、
前記第1のサイドウォールをマスクとして前記下地層及び埋め込み層をエッチングすることで、前記下地層及び埋め込み層を前記第1の方向に垂直な方向となる第2の方向に分離する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法に関する。
また、埋め込み層(例えば、ポリシリコン層)の中の不純物濃度を、下地層(例えば、ポリシリコン層)よりも低濃度とすることにより、そのカバレッジ(段差被覆性)を向上させて、埋め込み層内にボイドを発生することなく第1の溝(例えば、ビット線間)を埋設することができる。この結果、ボイド内に埋設された膜が、半導体装置の装置特性に悪影響を及ぼすことを防止できる。また、下地層および埋め込み層上に更に金属膜を形成する場合には、ボイド内に埋設された膜が金属膜の形成を阻害することを防止することができる。この結果、下地層および埋め込み層と金属膜の2層構造(例えば、容量コンタクトプラグ)の低抵抗化を図ることができる。
本発明によれば、隣接するコンタクトプラグの短絡を効果的に防止することができる。また、埋め込み層のカバレッジ(段差被覆性)を向上させて、埋め込み層内にボイドが発生することを防止できる。この結果、半導体装置の装置特性を向上させることができる。更に、下地層および埋め込み層上に金属膜を形成することにより、この構造全体の低抵抗化を図ることができる。
本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 関連する半導体装置を説明する概略断面図である。 関連する半導体装置の製造方法を説明する概略工程断面図である。 本発明の一実施形態になる半導体装置の製造方法を説明する概略工程断面図である。 関連する半導体装置の製造方法の変形例を説明する図である。 関連する半導体装置の製造方法の変形例を説明する図である。 関連する半導体装置の製造方法の変形例を説明する図である。
図29は、本発明の一実施形態になる半導体装置の製造方法を説明する概略工程断面図である。図29は、図27(B)に示すE−E断面と同じ断面を示している。すなわち、X方向に延在しY方向に隣接する2本のビット線と、Y方向に延在しX方向に隣接する2本の突起構造物と、で囲まれる矩形の凹部内におけるX方向の断面を示すものである。
まず、図29(A)に示すように、半導体基板(図示していない)上に形成した絶縁材料層100に第1の方向(Y方向)に延在する第1の溝101を形成する。これにより、第1の溝101内には第1の方向に垂直な第2の方向(X方向)に延在し第1の方向に周期的に配置されているビット線を覆う絶縁膜(不図示)が露出する。なお、点線は紙面の奥に位置するビット線の上部を覆う絶縁膜からなるハードマスク13の上端13aを示している。第1の溝101は底部の幅W1より上部の幅W2が広くなるように形成されており、この例では、溝101の側面の全部が傾斜してテーパー部101Tとなっている。第1の溝101の第1の方向に直交する方向の断面形状は、この例に限定されず、溝101の側面の一部が傾斜してテーパー部となっていても良く、また、段階的に幅が広がる形状であっても良い。通常のドライエッチング等の手法では、図示する第1の溝101の断面形状は左右対称な壁面に形成されるが、一方の壁面を垂直形状とし、他方の壁面をテーパー状あるいは階段状にするなど、左右非対称としても良い。好ましくは段差がなく、左右対称な形状である。これは加工が容易であると共に、分離される埋め込み層が導電材料、特にコンタクトプラグを形成する場合に、形成されるコンタクトプラグの電気的特性の観点から側面に段差のない対称形状が好ましいからである。
次に、図29(B)に示すように、第1の溝101の内面を含む全面に下地層106を形成する。これにより、ビット線の側面および上面を覆う絶縁膜上にも下地層106が形成される。この後、第1の溝101内を埋め込むように、埋め込み層102を形成する。この時、埋め込み層102には下地層106よりもドライエッチングにおけるエッチング速度が遅い材料を用いる。下地層106及び埋め込み層102は、主に導電材料である。
次に、図29(C)に示すように、下地層106と埋め込み層102の上面を、ビット線上に形成されたハードマスクの上端13aより低い位置まで後退させる。例えば、所定の膜厚で下地層106及び埋め込み層102を成膜した後、エッチバックすることでハードマスクの上端13aより埋め込み層102の上面を低くすることができる。
次に、図29(D)に示すように、埋め込み層102上に形成されている第1の溝101の側壁を覆うサイドウォール103を形成する。これにより、第2の方向に対向するサイドウォール103の中央で第1の方向に延在する開口部が形成され、開口部の底面にはビット線の側面を覆う絶縁膜に接する下地層106の上面と下地層106に接する埋め込み層102の上面が各々露出する。サイドウォール103は、下地層106及び埋め込み層102とエッチング特性の異なる材料であれば良く、下地層106及び埋め込み層102が導電材料であれば、主に絶縁材料で構成され、所定の膜厚で形成された絶縁材料をエッチバックして形成される。また、下地層106及び埋め込み層102とは異なる導電材料としても良い。
最後に、図29(E)に示すように、サイドウォール103をマスクとして、上面が露出している下地層106と埋め込み層102をドライエッチングして左右(第2の方向)に分離する。下地層106はビット線の側面を覆う絶縁膜に接して形成されている。また、前述のように、埋め込み層102には下地層106よりもドライエッチングにおけるエッチング速度が遅い材料を用いている。したがって、下地層106と埋め込み層102を同時にドライエッチングするとビット線の側面を覆う絶縁膜に接して形成されている下地層106が埋め込み層102よりも速くエッチングされる。この結果、平面視において分離部の中央に位置する埋め込み層102および下地層106がエッチング除去された段階ではビット線の端部に位置する下地層106は完全にエッチング除去される。したがって、図28で前述したように、ビット線の端部に沿って発生するエッチング残渣104によって対向するコンタクトプラグ107aと107bがショートする従来の問題を回避することができる。エッチングされた埋め込み層102a、102bの分離面(第1の面)108は段差のない形状に形成される。この分離面108は、埋め込み層102aと102bに1つの第1の側面として存在し、互いに対向している。埋め込み層102aと102bの第1の側面以外の側面109、底面110及びビット線の側面は、下地層106で覆われている。この後、サイドウォール103を除去する。
本実施形態によれば、第1の溝101の底部に下地層106及び埋め込み層102を形成し、下地層106及び埋め込み層102上の露出している溝101の側壁を覆うサイドウォール103をハードマスクとして、下地層106及び埋め込み層102をエッチングすることで、パターン幅、スペース共にフォトリソグラフィー技術による解像限界以下の寸法に至るまで任意の寸法を有するパターンを容易に形成可能である。また、第1の溝101の底部に形成した下地層106及び埋め込み層102をエッチングし、パターン形成することから溝101の形成時のエッチング条件を適切に選択し、溝101の底部の幅と開口部の幅とを適切に制御することで、パターンの縦方向(深さ方向)の形状も任意の形状を得ることができる。また、下地層106と埋め込み層102のエッチング選択比である(下地層のエッチング速度)/(埋め込み層のエッチング速度)は1よりも大きいため、平面視で分離部の中央に位置する埋め込み層102および下地層106が除去された時点では、ビット線の端部に位置する下地層106は完全に除去され、第1の溝101底部のビット線端部にエッチング残渣が生じることを防止できる。
また、埋め込み層102中の不純物濃度を、下地層106よりも低濃度とすることにより、そのカバレッジ(段差被覆性)を向上させて、埋め込み層102中にボイドを発生することなく第1の溝101を埋設することができる。この結果、埋め込み層のボイド内に埋設された膜が、半導体装置の装置特性に悪影響を及ぼすことを防止できる。また、下地層106および埋め込み層102上に更に金属膜(図示していない)を形成する場合には、ボイド内に埋設された膜が金属膜の形成を阻害することを防止でき、下地層106および埋め込み層102と金属膜の2層構造の低抵抗化を図ることができる。
本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。以下の実施例では、メモリセルにおけるセルコンタクトプラグの製造の場合について説明するが、本発明はこれに限定されず、コンタクトプラグの上層と下層のピッチが異なる場合や、微細ピッチで形成する必要があるコンタクトプラグの何れにも適用することができる。
〔実施例1〕
図1〜図21を参照して、本発明の実施例1の製造方法を説明する。
半導体基板に対して平行な平面上において、X方向、X方向に直交するY方向を、図1(C)に示すように定義する。メモリセルの素子形成領域が延在する方向をα方向、α方向に直交するβ方向として、それぞれ図1(C)のように定義する。また、半導体基板に対して垂直な方向をZ方向とする。なお、Y方向が上記説明の第1の方向に相当し、X方向が第2の方向に相当する。また、α方向を第3の方向、β方向を第4の方向とする。
図1、図4、図6〜図20における分図(C)はそれぞれの工程における上面図を示す。
図4(D)は、図4(A)のZ2−Z2'で切った半導体基板に平行な断面図を示す。
図20(D)は、図20(A)のZ3−Z3'で切った半導体基板に平行な断面図を示す。
図21(D)は、図21(A)のZ5−Z5'で切った半導体基板に平行な断面図を示す。
図1、図4、図6〜図21においては、(A)又は(A1)は各図(C)又は(D)に示すY方向に沿ったY1−Y1'線で切った半導体基板に垂直な断面図を示す。(A2)は、各図(C)又は(D)に示すY方向に沿ったY2−Y2'線で切った半導体基板に垂直な断面図を示す。各図(B)又は(B1)は、各図(C)又は(D)に示すX方向に沿ったX1−X1'線で切った半導体基板に垂直な断面図を示す。各図(B2)は、各図(C)又は(D)に示すX方向に沿ったX2−X2'線で切った半導体基板に垂直な断面図を示す。
〔図1工程〕
半導体基板1に、素子分離膜2から成る素子分離領域Iを形成する。素子分離領域Iは、公知のリソグラフィー技術及びドライエッチング技術を用いて、半導体基板1内に分離溝を形成した後、分離溝内に絶縁材料を埋め込むことにより形成する。半導体基板1にはシリコン基板を、素子分離膜2にはシリコン酸化膜を用いる。素子分離領域Iにより区画されて、半導体基板1から成る素子形成領域Aが画定される。素子形成領域Aは、平面上、X方向から傾いたα方向に延在する形状を有し、β方向に所定の間隔で繰り返し配置される。なお、本実施例では、P型の半導体基板1を用いる。平面で見て、素子分離領域Iの幅W1−Iを50nm、素子形成領域の幅W1−Aを50nmとする。また、素子分離膜2の深さは300nmとする。
〔図2工程〕
素子形成領域Aの表面領域に不純物を導入して、トランジスタのソース又はドレインとなる拡散層3を形成する。不純物にはリンを用い、イオン注入法により、エネルギー30KeV、ドーズ量2×1013atoms/cm2で導入する。拡散層3の深さは、完成時において、埋め込みゲート電極の上面の位置と同程度の位置になるように、ドーズ量、エネルギーは調整される。
〔図3工程〕
基板上にマスク絶縁膜(第3の絶縁膜)4を形成する。材料はシリコン酸化膜で、膜厚は50nmとする。
〔図4工程〕
半導体基板1にゲートトレンチを形成するための第1レジスト開口部5Aが形成された第1レジストマスク5を形成する。第1レジスト開口部5Aのパターンは、X方向に開口幅S4=40nmを持ち、Y方向に延在して開口される形状を有し、X方向にピッチ80nmで配列される。隣接する第1レジスト開口部5Aの間には、幅L4=40nmでY方向に延在する第1レジストマスク5が形成される。なお、本実施例1では、最小加工寸法Fを40nmとし、第1レジストマスク5は、F値を用いたライン・アンド・スペースパターンで形成されている。第1レジストマスク5を用いて、マスク絶縁膜4をエッチングする。素子形成領域Aでは半導体基板1(拡散層3)、素子分離領域Iでは素子分離膜2が露出する。
引き続き、露出した半導体基板1、素子分離膜2をエッチングして、トレンチを形成する。このトレンチをゲートトレンチ(第2の溝)6と呼ぶ。ゲートトレンチ6は、半導体基板1から素子分離膜2にかけて連続的に形成される。素子形成領域Aに形成されたゲートトレンチ6Aと、素子分離領域Iに形成されたゲートトレンチ6Iは略同じ深さになるように形成され、半導体基板1の主表面から200nmの深さに形成する。
α方向に延在して形成されていた素子形成領域Aは、ゲートトレンチ6AによりX方向に分離されて、平面形状が平行四辺形を有するピラー状の半導体に分離される(半導体ピラー1Pと呼ぶ)。同様に、α方向に延在して形成されていた素子分離領域Iは、ゲートトレンチ6IによりX方向に分離されて、平面形状が平行四辺形を有するピラー状の素子分離膜に分離される(絶縁体ピラー2Pと呼ぶ)。半導体ピラー1Pと絶縁体ピラー2PはY方向に交互に列状に並んで形成される。半導体ピラー1Pの上部に形成されている拡散層3は、後工程で形成されるビット線が接続される拡散層と、キャパシタが接続される拡散層に分けられ、それぞれソース拡散層3S、ドレイン拡散層3Dと呼ぶ。なお、ここで、便宜上、ビット線が接続される拡散層をソース拡散層3S、キャパシタが接続される拡散層をドレイン拡散層3Dとした。
図4(D)は、図4(A)の拡散層3が存在する高さのZ2−Z2'線に沿った面で切った半導体基板1に平行な断面図である。図中のセル単位CUとは、DRAMのメモリセルアレイの繰り返しの単位を表す。一つのセル単位CUには、中央にソース拡散層3Sが形成され、その両側にドレイン拡散層3Dが形成され、ソース拡散層3Sを共通とした2個のメモリセルが形成される。2個のメモリセルは、ソース拡散層3Sを中心として対向配置される。図中、セル単位CU1の左側のメモリセルをメモリセルCU1−L、右側をメモリセルCU1−Rと称する。セル単位CU1には、メモリセルCU1−L、CU1−Rに共通なソース拡散層3S1と、メモリセルCU1−Lに形成されるドレイン拡散層3D1−L、メモリセルCU1−Rに形成されるドレイン拡散層3D1−Rの拡散層が形成される。図中、セル単位CU1のα方向右下に隣接してセル単位CU2が形成される。セル単位CU2は、同様に、メモリセルCU2−L、メモリセルCU2−Rを含み、中央にソース拡散層3S2、左側にドレイン拡散層3D2−L、右側にドレイン拡散層3D2−Rが形成される。
セル単位CU内をY方向に横切る2本のゲートトレンチ6には、ワード線が形成される。このゲートトレンチをTr部ゲートトレンチ6Tと呼ぶ。隣接し合うセル単位CUの間には、セル単位CU間を分離するためのゲートトレンチ6が形成される。このゲートトレンチを分離部ゲートトレンチ6Sと呼ぶ。図中では、セル単位CU1を横切る2本のTr部ゲートトレンチ6Tを、左側をTr部ゲートトレンチ6T1L、右側をTr部ゲートトレンチ6T1Rと称し、セル単位CU2を横切る2本のTr部ゲートトレンチ6Tを、左側をTr部ゲートトレンチ6T2L、右側をTr部ゲートトレンチ6T2Rと称し、セル単位CU1とCU2の間を通過する分離部ゲートトレンチ6Sを分離部ゲートトレンチ6SCと称す。分離部ゲートトレンチ6SCにより、ドレイン拡散層3D1−Rとドレイン拡散層3D2−Lが電気的に分離される。
各ドレイン拡散層は、図4(D)中の左右がTr部ゲートトレンチ6Tと分離部ゲートトレンチ6Sで画定され、図4(D)中の上下がビット線(12,破線)で画定された領域内に形成される。例えば、ドレイン拡散層3D1−Rは、左がTr部ゲートトレンチ6T1R、右が分離部ゲートトレンチ6SC、上下がビット線12で画定される。
メモリセルのX方向の長さをLCX、Y方向の長さをLCYとする。LCXは、ソース拡散層3Sの中央をY方向に横切る線のX方向の位置から、分離部ゲートトレンチ6Sの中央をY方向に横切るX方向の位置までの距離で定義される。また、セル単位CUのX方向の長さは、2×LCX、Y方向の長さはLCYである。
〔図5工程〕
第1レジストマスク5を除去する。ゲートトレンチ6内に露出した半導体基板1の表面に、ゲート絶縁膜7を形成する。ゲート絶縁膜7はシリコン酸化膜で、熱酸化法で5nm形成した。なお、ゲート絶縁膜7の材料はこれに限定されず、シリコン酸窒化膜や高誘電率膜などを用いても良い。また、形成方法は熱酸化法に限定されず、CVD法、ALD法などを用いても良い。
ゲート電極材料として、バリア層としての窒化チタン膜とメタル層としてのタングステン膜(第3の導電材料)を順次、形成する。膜厚は、それぞれ5nm、60nm形成した。ここで、窒化チタン膜をゲート窒化チタン膜8B、タングステン膜をゲートタングステン膜8Mと呼ぶ。なお、ゲート電極材料(第3の導電材料)としては、これらに限定されず、ドープトシリコン膜、その他の高融点金属膜や、またこれらの積層膜などを用いても良い。
〔図6工程〕
ゲートタングステン膜8Mとゲート窒化チタン膜8Bを順次エッチバックして埋め込みゲート電極8を形成する。このエッチバックは、ゲートタングステン膜8Mの上面及びゲート窒化チタン膜8Bの上面の位置が、半導体基板1の主表面から、略100nmリセスするように行う。埋め込みゲート電極8の、ゲートトレンチ6底部からの高さは100nmに形成される。
〔図7工程〕
ゲートトレンチ6内の埋め込みゲート電極8の上に形成されたリセス部分を埋め込むように、シリコン窒化膜を50nm形成する。このシリコン窒化膜を埋め込み窒化膜(第4の絶縁膜)9と呼ぶ。引き続き、埋め込み窒化膜9をエッチバックして、ゲートトレンチ6の埋め込みゲート電極8の上に、埋め込み窒化膜9を埋め込んで、マスク絶縁膜4上の埋め込み窒化膜9を除去する。平面で見ると、幅が40nmの埋め込み窒化膜9と、幅が40nmのマスク絶縁膜4が、X方向に交互に形成される。
〔図8工程〕
ソース拡散層3S上を開口するためのレジスト開口パターン10Aが形成された第2レジストマスク10を形成する。レジスト開口パターン10Aは、X方向の開口幅S8が60nmを持ち、Y方向に延在して開口される細長状のパターンを持ち、Y方向に並んで形成されたソース拡散層3S上を一つの開口部で開口するパターンに形成される。レジスト開口パターンのX方向の開口幅S8は、幅40nmを持つソース拡散層3Sに対して、重ね合わせマージンとして片側10nmずつ確保されて、60nmの幅で開口される。その結果、レジスト開口部では、マスク絶縁膜4の上面と、マスク絶縁膜4に隣接して形成されている埋め込窒化膜9の上面が露出する。
第2レジストマスク10の開口パターン10Aは、一つの開口部で複数のソース拡散層3S上を開口する開口パターンを用いることにより、孤立ホール状パターンよりも露光解像マージンを向上させることができ、微細化に有効であるという利点を持つ。
第2レジストマスク10を用いて、マスク絶縁膜4をエッチングして、マスク絶縁膜4の下に存在していたソース拡散層3S上面、素子分離膜2の上面を露出させる開口部(第3の溝)を形成する。この開口部を、ビット線コンタクト開口部11と呼ぶ。エッチングは、シリコン窒化膜とシリコン酸化膜のエッチング速度が概ね同じ速度を持つような条件で行い、マスク絶縁膜4をエッチングすると共に、第2レジストマスク10で開口された埋め込み窒化膜9もエッチング除去し、エッチングされた埋め込み窒化膜9の上面とソース拡散層3S上面が概ね同じ高さになるようにエッチングを行う。エッチングの断面形状は、図8(A1)、図8(A2)に示されるように、テーパー形状となるように行うのが好ましい。これは、次の図9の工程で形成されるビット線が段差部で断線するのを防止するため、さらに図11工程のビット線のパターニングの際に、段差部でエッチング残りが発生するのを抑制するためである。
〔図9工程〕
第2レジストマスク10を除去する。ビット線材料として、ポリシリコン膜、窒化タングステン膜、タングステン膜を順次40nm、10nm、40nm形成し(それぞれビット線ポリシリコン膜12a、ビット線窒化タングステン膜12b、ビット線タングステン膜12cと呼ぶ;膜12a〜12cは、第4の導電材料を構成する)、その上にシリコン窒化膜(第5の絶縁膜)から成るハードマスクを150nm形成する(ビット線ハードマスク13と呼ぶ)。これにより、図8工程で開口されたビット線コンタクト開口部11で露出したソース拡散層3Sと、ビット線ポリシリコン膜12aが電気的に接続される。
〔図10工程〕
ビット線をパターニングするための第3レジストマスク14を形成する。第3レジストマスク14のパターンは、Y方向の幅L10が55nmを持ち、X方向に延在する細長パターンを有する。第3レジストマスク14は、平面で見て、ソース拡散層3Sの上を横切るように配置される。
〔図11工程〕
ビット線ハードマスク13、ビット線タングステン膜12c、ビット線窒化タングステン膜12b、ビット線ポリシリコン膜12aを順次エッチングして、ビット線12を形成する。エッチングは、第3レジストマスク14から片側10nmの細線化処理を行い、ビット線12の幅L11は第3レジストマスク14よりも20nm細い35nmに形成する。
〔図12工程〕
第3レジストマスク14を除去する。ビット線12の表面から半導体基板1上を覆ってシリコン窒化膜を10nm、形成する。このシリコン窒化膜を第2のサイドウォール膜と呼ぶ。第2のサイドウォール膜をエッチバックして、ビット線12の側壁に幅10nmを有する第2のサイドウォール15を形成する。ビット線12と、ビット線12の上面及び側面をそれぞれ覆う、第2のサイドウォール15及びビット線ハードマスク13は凸状構造を構成する。
〔図13工程〕
ビット線12間を埋め込むように、シリコン酸化膜を300nm成長する。このシリコン酸化膜を第1層間膜(第1の絶縁膜)16と呼ぶ。CMP法により第1層間膜16を研磨して、表面を平坦化する。ビット線ハードマスク13上に100nmの厚さの第1層間膜16が残るように形成する。第1層間膜16を貫きドレイン拡散層3D上面を露出させるドレインコンタクトホール18を形成するための第4レジストマスク17を、第1層間膜16上に形成する。
ドレイン拡散層3Dは、図4工程で述べたように、平面で見て左右がTr部ゲートトレンチ6T(例えば、6T1R、6T2L)と分離部ゲートトレンチ6S(例えば、6SC)により画定され、上下がビット線12により画定された領域に形成されている。そして、ドレイン拡散層3Dは分離部ゲートトレンチ6Sを挟んでX方向に隣接されて対になるように形成されている。この隣接し合うドレイン拡散層3D同士は、分離部ゲートトレンチ6SのX方向の中央線上の所定の位置を中心にして点対称性に形成されている。この隣接して形成された2つのドレイン拡散層3D(たとえば、3D1−Rと3D2−L)を、隣接ドレイン拡散層対と呼ぶ。隣接ドレイン拡散層対は、Y方向にLCYのピッチで、繰り返して配置される。隣接ドレイン拡散層対の中央には、幅Fを持つ分離部ゲートトレンチ6SがY方向に直線状に延在するように横切り、隣接ドレイン拡散層対は分離部ゲートトレンチ6Sにより分離されている。分離部ゲートトレンチ6SのX方向の長さはFで形成されているので、隣接ドレイン拡散層間の分離幅はFで形成されている。
このような隣接して対状に形成された2つのドレイン拡散層Dの上面を一つの開口部で開口するようにドレインコンタクトホールを開口する。ドレインコンタクトホールは、Y方向にはビット線12に対して自己整合的に開口させる方法を用いて形成する。ドレインコンタクトホールのX方向は、第4レジストマスク17で開口された部分をエッチングして開口する。この第4レジストマスク17の開口部は、隣接ドレイン拡散層対の中心位置から、左右X方向に等距離となる位置にレジスト開口部端が来るように形成する。本実施例では、隣接ドレイン拡散層対の中心位置から左右X方向に3Fの距離にある、ソース拡散層3S上を覆う、幅Fのレジストマスクを形成する。これにより、隣接ドレイン拡散層対の中心位置から左右2.5Fの距離に、第4レジストマスク17のレジストマスク端が配置される。この第4レジストマスク17はY方向に直線状に延在して形成される。第4レジストマスク17が開口された部分を第4レジストマスク開口部17Aと呼ぶ。
隣接ドレイン拡散層対はX方向に6Fのピッチで繰り返し配置される。その隣接ドレイン拡散層対と隣接ドレイン拡散層対の中央に位置してソース拡散層3Sが配置され、そのソース拡散層3Sも、X方向に6Fのピッチで繰り返し配置されるレイアウトとなっている。そのため、第4レジストマスク17は、線幅L13がF、開口幅S13が5Fで、6Fの長さをピッチとして、X方向に繰り返し配置される。
なお、第4レジストマスク17の線幅L13、開口幅S13は、図14工程及び図15工程において、ドレインコンタクトホールの底部で、ドレイン拡散層3Dが広く露出され、且つソース拡散層3Sが露出されないように調整される。
〔図14工程〕
第4レジストマスク17を用いて第1層間膜16にY方向に延在する溝(第1の溝)をエッチング形成してビット線12に対して自己整合的に第1の開口部を形成する。この第1の開口部をドレインコンタクトホール18と呼ぶ。エッチングは、シリコン窒化膜に対して選択比がとれる条件を用いて行い、ビット線12の上面のビット線ハードマスク13、ビット線12の側壁の第2のサイドウォール15を残存させ、ビット線12を露出しないように行う。半導体基板1上では、マスク絶縁膜4、埋め込み窒化膜9上面が露出する。
ドレインコンタクトホール18のX方向の端部では、ソース拡散層3Sが露出しないように形成する。ソース拡散層3Sが露出されてしまうと、次工程で形成するパッドポリシリコン膜とソース拡散層3Sが電気的な短絡を引き起こしてしまうからである。本実施例では、ドレインコンタクトホール18のX方向の断面形状は、開口幅が、上部よりも底部の方が小さくなるように行い、第4レジストマスク17の下に残る第1層間膜16の断面形状が台形状の裾引き形状になるように形成する。この第4レジストマスク17の下に残存する第1層間膜16を第1層間膜フィン16Fと呼ぶ。第1層間膜フィン16Fは、X方向断面が台形状で、Y方向にはビット線12の上を跨いで延在して形成される。ビット線12上の部分での第1層間膜フィン16Fは、ビット線ハードマスク13上に100nmの高さを持つ。
ここで、第1層間膜16のエッチング条件を最適化することで、45°程度まで所望のテーパー角に調節することができる。この結果、ドレインコンタクトホール18は、Y方向が第2のサイドウォール15で覆われたビット線12で挟まれ、X方向はシリコン酸化膜から成る第1層間膜フィン16Fで挟まれて形成され、底部には隣接ドレイン拡散層対の上のマスク絶縁膜4と分離部ゲートトレンチ6Sの上の埋め込み窒化膜9とTr部ゲートトレンチ6Tの上の埋め込み窒化膜9が露出する。
〔図15工程〕
第4レジストマスク17を除去する。ドレインコンタクトホール18内、ビット線12上、第1層間膜フィン16F上を覆うようにシリコン窒化膜を5nm形成する。このシリコン窒化膜を第3のサイドウォール膜と呼ぶ。第3のサイドウォール膜をエッチバックして、ドレインコンタクトホール18内の側壁であるビット線12の第2のサイドウォール15の側壁、第1層間膜フィン16Fの側壁に第3のサイドウォール19を形成すると共に、マスク絶縁膜4を除去して、隣接ドレイン拡散層対(3D−pair)のドレイン拡散層3D1−Rおよび3D2−Lの上面を露出させる。また、この時、埋め込み窒化膜9の一部も除去される。なお、このマスク絶縁膜4を除去してドレイン拡散層3D1−Rおよび3D2−Lの上面を露出させるのは、図14工程の第1層間膜16のエッチングの際に行っても良い。
この第3のサイドウォール19は、次のパッドポリシリコン膜を形成する工程の洗浄処理において、第1層間膜フィン16Fがエッチングされて膜減りするのを防止するために形成する。なお、洗浄処理による第1層間膜16の膜減りの問題がない場合には、第3のサイドウォール19は形成しなくてもよい。
この工程を経て、ドレインコンタクトホール18は、Y方向はシリコン窒化膜(第3のサイドウォール19)で覆われたビット線12で挟まれ、X方向はシリコン酸化膜から成る第1層間膜フィン16Fで挟まれて形成され、底部に隣接ドレイン拡散層対のドレイン拡散層3D1−Rおよび3D2−Lの上面、素子分離膜2上面、分離部ゲートトレンチ6SC上の埋め込み窒化膜9、Tr部ゲートトレンチ6T上の埋め込み窒化膜9が露出する。各ドレインコンタクトホール18の底部には、一つの隣接ドレイン拡散層対3D−pairが形成されている。図15Z1の中央部では、隣接ドレイン拡散層対3D−pairを構成するドレイン拡散層3D1−Rとドレイン拡散層3D2−Lの上面が露出される。
〔図16工程〕
基板上のエッチング残渣を除去するために、洗浄処理を行った後、ドレインコンタクトホール18の内壁上に、不純物としてP(リン)またはAs(砒素)を含有するポリシリコン膜(第1の導電材料からなる下地層)35を10nm、形成する。ポリシリコン膜35内に含有される不純物濃度は、1×1020〜1×1021(atoms/cm3)とする。ポリシリコン膜35は、DOPOS(Doped Polysilicon)を使用したり、ポリシリコン膜を形成した後、不純物を注入することにより形成することができる。次に、実質的に不純物を含有しないポリシリコン膜(第2の導電材料からなる埋め込み層)を150nm、形成する。このポリシリコン膜をパッドポリシリコン膜20と呼ぶ。この工程を経て、ドレインコンタクトホール18の底部に露出されたドレイン拡散層3D上面にパッドポリシリコン膜20及び35が形成される。
〔図17工程〕
ポリシリコン膜35及びパッドポリシリコン膜20を、ビット線12の上部のビット線ハードマスク13上面が露出するように、エッチバックを行い、第1層間膜フィン16Fとビット線12で区画された領域内にポリシリコン膜35及びパッドポリシリコン膜20を埋め込む。この埋め込まれたポリシリコン膜35及びパッドポリシリコン膜20を、ポリシリコン埋設体20Bと呼ぶ。各ドレインコンタクトホール18内にポリシリコン埋設体20Bが形成され、隣接するドレインコンタクトホール18間で、ポリシリコン埋設体20Bは電気的に分離される。
半導体基板1の上面では、第1層間膜フィン16Fの上部約100nmの部分が突き出し、この突き出した第1層間膜フィン16FはY方向に延在して形成されている。
〔図18工程〕
露出している、高さ約100nmの第1層間膜フィン16Fの側面、上面から、ビット線12上、ポリシリコン埋設体20B上を覆うように、シリコン酸化膜(第2の絶縁膜)を、60nm形成する。このシリコン酸化膜を第1のサイドウォール膜21と呼ぶ。第1のサイドウォール膜21は、X方向に隣接する第1層間膜フィン16F間に凹部21Cが形成される膜厚で形成する。なお、第1のサイドウォール膜21の膜厚は、図20工程で形成するポリシリコン溝の開口幅に応じて調整する。
〔図19工程〕
第1のサイドウォール膜21をエッチバックして、第1層間膜フィン16F側壁に第1のサイドウォール21SWを形成する。第1のサイドウォール21SWのX方向の幅W19は60nmに形成する。第1のサイドウォール21SWに挟まれて、ポリシリコン埋設体20Bの上面に、X方向開口幅S19が40nmを持つ部分が露出される。この開口部を第1のサイドウォール開口部21Aと呼ぶ。第1のサイドウォール開口部21AはY方向に延在して開口され、開口部21Aではポリシリコン埋設体20B上面、ビット線12上のビット線ハードマスク13が露出される。ポリシリコン埋設体20Bは、ビット線12の側面に形成されている第3のサイドウォール19に接する不純物含有ポリシリコン膜35と不純物含有ポリシリコン膜35に接するポリシリコン膜20で構成されている。したがって、ポリシリコン埋設体20Bの上面は、第1の方向(Y方向)に隣接し第2の方向(X方向)に延在するビット線12の側面を覆う第3のサイドウォール19に接してY方向に対向している二つの不純物含有ポリシリコン膜35の上面とY方向に対向している二つの不純物含有ポリシリコン膜35の間に位置するポリシリコン膜20の上面とで構成されている。
〔図20工程〕
第1のサイドウォール21SW、第1層間膜フィン16F、ビット線ハードマスク13をマスクにして、第1のサイドウォール開口部21Aに露出されたポリシリコン埋設体20Bを異方性条件でドライエッチングして、ポリシリコン埋設体20Bに溝部を形成する。このエッチングは、例えば、臭化水素(HBr)100sccm、塩素(Cl2)100sccm、酸素(O2)10sccmをエッチングガスとし、圧力0.5Pa、高周波パワー500W、バイアスパワー150W、を条件とするプラズマ雰囲気で実施する。この際、ポリシリコン埋設体20Bを構成するポリシリコン膜(下層膜)35は不純物を含有し、ポリシリコン膜(埋め込み層)20は実質的に不純物を含有しないため、ポリシリコン膜35はポリシリコン膜20よりも高いエッチングレートでエッチングされる。不純物を含有するポリシリコン膜35内の不純物濃度を、例えば、5×1020(atoms/cm3)とした場合、第1のサイドウォール開口部21Aに露出されたポリシリコン埋設体20Bをドライエッチングすると、ビット線12の側面を覆う第3のサイドウォール19に接してY方向に対向している二つの不純物含有ポリシリコン膜35は160nm/minの速度でエッチングされ、二つの不純物含有ポリシリコン膜35の間に位置するポリシリコン膜20は140nm/minの速度でエッチングされる。この結果、第1のサイドウォール開口部21Aにおいて、第1の方向に隣接するビット線12間の中央に位置するポリシリコン膜20および不純物含有ポリシリコン膜35のエッチングが終了した時点では、ビット線12の側面を覆う第3のサイドウォール19に接してY方向に対向している二つの不純物含有ポリシリコン膜35は完全に除去されている。これにより、図28で前述したビット線12の端部に沿って発生するエッチング残渣104によって対向するコンタクトプラグ107aと107bがショートする従来の問題を回避することができる。
上記のようにしてポリシリコン埋設体20Bに形成された溝部をポリシリコン溝20Tと呼ぶ。ポリシリコン埋設体20Bは、ポリシリコン溝20TによりX方向左右に2分離される。分離されたポリシリコン埋設体20Bのそれぞれを、ドレインコンタクトプラグ(第1のコンタクトプラグ)22と呼ぶ。なお、ポリシリコン膜20中には実質的に不純物が存在しないが、図20よりも後の工程でアニール処理等を行うことにより、ポリシリコン膜35中の不純物がポリシリコン膜20中にまで拡散し、導電材料となる。アニール処理等は、ポリシリコン膜20への不純物拡散のために単独の工程を設けても良いし、半導体装置の他の製造工程での熱処理時に同時に行っても良い。アニール処理等により、ポリシリコン膜20中に拡散する不純物の量を想定して、ポリシリコン膜35中の不純物濃度を予め高濃度に設定するのが良い。あるいは、第1のサイドウォール21SWを除去した後、イオン注入法により分離されたポリシリコン埋設体20Bに対して不純物を導入しても良い。
なお、本実施例では、ポリシリコン溝20Tの壁面もテーパー状に形成される例を示しているが、垂直(テーパー角0°)に形成してもよい。通常、第1層間膜フィン16Fの壁面のテーパー角よりもポリシリコン溝20Tの壁面のテーパー角は小さくなることで、形成されるコンタクトプラグ22の上面は下面よりも面積が大きくなる。
エッチングは、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜に対して選択比が得られる条件で行い、第3のサイドウォール19で包まれたビット線12、第1層間膜フィン16Fは残存するように行う。ポリシリコン溝20Tの底部には分離部ゲートトレンチ6S上部の埋め込み窒化膜9が露出される。ポリシリコン溝20Tの底部の開口幅S20は、ドレイン拡散層3Dが露出しないように形成することが好ましい。ドレイン拡散層3Dを露出しないように形成することにより、ドレインコンタクトプラグ22は、ドレイン拡散層3DにX方向で最大限接触させることができ、接触抵抗の低減化ができるからである。好ましくは、合わせずれを起こしてもドレイン拡散層3D上を露出しないように、開口幅S20を小さく形成する。本実施例では、合わせ余裕10nmができるように、底部の開口幅S20は20nmに形成する。
この工程を経て、ドレインコンタクトホール18内には、X方向中央部分で左右に分離された2個のドレインコンタクトプラグ22が形成され、一つのドレイン拡散層3Dに、一つのドレインコンタクトプラグ22が接続される。このように、分離されたポリシリコン埋設体20Bは、ドレイン拡散層3Dに接続されるコンタクトプラグ22となる。
本発明では、第1のサイドウォール膜21の厚さを調整することにより、ポリシリコン溝20Tの幅をフォトリソグラフィー技術の最小加工寸法F値よりも小さく形成することができる。かくして、隣接して形成されるコンタクトプラグ22の分離幅をF値よりも小さく形成することが可能となる。
DRAMのメモリセルレイアウトでは、フォトリソグラフィー技術の最小加工寸法F値近くの寸法を用いて、各要素部分は形成される。本実施例においても、X方向に隣接するドレイン拡散層3Dの分離幅は1Fで形成される。このようなドレイン拡散層と接続するコンタクトプラグの形成では、従来、一つのドレイン拡散層上に一つのホール状のレジストマスク開口部を形成して、それをマスクにコンタクトホールをエッチング開口して、コンタクトプラグを形成していた。
しかしながら、隣接して形成されるコンタクトホールの分離幅をF値以下に縮小して形成することは難しいため、隣接コンタクトホールの分離幅は1Fで形成される。そのため、アライメントずれが発生すると、コンタクトプラグとドレイン拡散層の接触面積の減少を引き起こしていた。また、従来のエッチング開口では、コンタクトホールがテーパー形状に形成されやすいため、コンタクトホールのボトム径が小さくなりやすく、さらに接触面積の低下を招きやすい状況になっていた。
本発明では、2つの隣接する拡散層3Dのそれぞれに接続するコンタクトプラグ22が、分離幅をF値以下に縮小して形成することができる。かくして、拡散層3Dとコンタクトプラグ22との接触面積を十分確保でき、コンタクト抵抗の低減が可能となる。また、ポリシリコン埋設体20Bは2層から形成され、ポリシリコン埋設体20Bを分離するためのエッチング時に、下層のポリシリコン膜35は上層のポリシリコン膜20に対してエッチング選択比を有する条件に設定される。このため、エッチングによりポリシリコン膜20及び35は効果的に除去され、ドレインコンタクトホール18の底部にエッチング残渣が生じて、エッチング後に隣接するドレインコンタクトプラグ22間が短絡することを防止できる。
また、本発明では、新たなフォトリソグラフィー工程の追加を行うことなく形成でき、安価に生産することができる。
また、本発明によるコンタクトホール18の開口パターンは、従来技術で形成されるコンタクトホールの2つ分以上の開口幅を有することから、開口ピッチを緩めることができ、露光解像マージンが拡大されて製造歩留まりが向上する。つまり、解像度の緩やかな露光技術を用いることができ、製造コストを低く抑えることができるという利点も有する。
〔図21工程〕
図21の工程では、図20の工程で形成したドレインコンタクトプラグ22に接続されるキャパシタ等の上部構造を形成する。図21の工程ではまず、シリコン酸化膜を1.5μm形成する。このシリコン酸化膜をキャパシタ層間膜27と呼ぶ。キャパシタ層間膜27を貫き、ドレインコンタクトプラグ22上面を開口するキャパシタ電極ホールを形成する。
キャパシタ電極ホールの側面から底面を覆うキャパシタ下部電極28を形成する。キャパシタ下部電極28上にキャパシタ絶縁膜29を形成する。キャパシタ絶縁膜29上にキャパシタ上部電極膜を形成する。キャパシタ上部電極膜をパターニングしてキャパシタ上部電極30を形成する。キャパシタ上部電極30上に上部層間膜31を形成する。半導体基板1上に形成された素子と接続するコンタクトプラグを形成する(図示せず)。コンタクトプラグに接続し、上部配線バリア層32Bと上部配線主配線層32Mから構成される上部配線32を形成する。この後、必要に応じて、層間膜、コンタクトプラグ、配線、保護膜が形成されて半導体装置が完成する。
図21(E)は、図21(D)のα方向のA1−A1'線に沿って切った、セル単位CU1の部分の断面図である。中央にソース拡散層3S1が形成され、ソース拡散層3S1の上にビット線12が接続され、ソース拡散層3S1の左側にTr部ゲートトレンチ6T1L、ドレイン拡散層3D1−Lが形成され、ソース拡散層3S1の右側にTr部ゲートトレンチ6T1R、ドレイン拡散層3D1−Rが形成される。各ドレイン拡散層の上には、ドレインコンタクトプラグ22、キャパシタコンタクトプラグ26、キャパシタ下部電極28が形成される。Tr部ゲートトレンチ6T内に形成された埋め込みゲート電極8をワード線、キャパシタ、ビット線から成るDRAMのメモリセルが構成される。なお、ドレインコンタクトプラグ22に接続されるようにキャパシタコンタクトプラグを形成し、このキャパシタコンタクトプラグ上にキャパシタを形成しても良い。
〔実施例2〕
実施例1では、図20の工程で、ポリシリコン埋設体20Bを分離して、ドレインコンタクトプラグ22を形成した後、ドレインコンタクトプラグ22に接続されるようにキャパシタを形成した。しかし、本実施例では、ポリシリコン埋設体20Bを分離してドレインコンタクトプラグ22を形成する。この後、更にドレインコンタクトプラグ22をエッチバックしてドレインコンタクトプラグ22aとし、ドレインコンタクトプラグ22a上に更に金属膜22bを形成する点が異なる。以下では、図22〜26を参照して、実施例1と異なる工程を中心に本実施例の半導体装置の製造方法を説明する。図22〜図25における分図(C)はそれぞれの工程における上面図を表す。図22〜図25において、分図(A)、(B1)および(B2)はそれぞれ、分図(C)におけるY1−Y1'方向、X1−X1'方向、およびX2−X2'方向の断面図を表す。図22(D)は、図22(A)のZ3−Z3'で切った半導体基板に平行な断面図を示す。図26は、図22〜25の分図(C)におけるY1−Y1'方向に対応する断面図を表す。
まず、実施例1の図1〜15の工程を実施する。
次に、ポリシリコン膜(第1の導電材料からなる下地層)35中の不純物濃度を7.7×1020(atoms/cm3)とし、パッドポリシリコン膜(第2の導電材料からなる埋め込み層)20中に不純物濃度が4.4×1020(atoms/cm3)のP(リン)またはAs(砒素)を導入した以外は、実施例1と同様にして、ポリシリコン膜20および35を形成した。これにより、ポリシリコン膜35およびパッドポリシリコン膜20からなるポリシリコン埋設体20Bを形成した。この際、パッドポリシリコン膜20中の不純物濃度が低濃度であるため、そのカバレッジ(段差被覆性)が向上してボイドを発生することなくビット線12間をパッドポリシリコン膜20で埋設することができる。なお、パッドポリシリコン膜20中の不純物濃度は、ポリシリコン膜35中の不純物濃度よりも低い限り、その成膜カバレッジを向上できる。このため、パッドポリシリコン膜20中の不純物濃度は、4.4×1020(atoms/cm3)に限定されず、7.7×1020(atoms/cm3)未満の任意の不純物濃度とすることができる。また、パッドポリシリコン膜20中の不純物濃度を0とし、実質的に不純物を含有しないようにしても良い。このようにパッドポリシリコン膜20が不純物を含有しない場合であっても、実施例1と同様に、後の製造工程における熱処理時にポリシリコン膜35中の不純物がパッドポリシリコン膜20まで拡散する。このため、後の工程で形成するドレインコンタクトパッド22を低抵抗とすることができる。
この後、実施例1の図17〜20の工程を実施する。
〔図22工程〕
次に、半導体基板1上の全面に、ポリシリコン溝20Tを埋設すると共に、ドレインコンタクトプラグ22およびビット線12を覆うように、シリコン窒化膜37を形成する。この際、前述したようにパッドポリシリコン膜20内にはボイドが発生していないため、ボイド内にシリコン窒化膜37が形成されることもない。
〔図23工程〕
次に、エッチバックにより第1のサイドウォール21SWを除去し、第1層間膜フィン16F、ドレインコンタクトプラグ22、シリコン窒化膜37およびビット線ハードマスク13を部分的に除去して、その上面を後退させる。この際、パッドポリシリコン膜20内にはボイドが発生していないため、図32のように、残留したシリコン窒化膜37aが突出するように露出することもない。
〔図24工程〕
次に、選択的エッチバックにより、ドレインコンタクトプラグ22の上面を後退させて、ドレインコンタクトプラグ22aとする。この際、図24(A)および(C)に示すように、シリコン窒化膜37はドレインコンタクトプラグ22a間に残留して、隣り合うドレインコンタクトプラグ22aが短絡することを防ぐ。
〔図25工程〕
次に、半導体基板1上の全面に、スパッタ法によりタングステン膜22bを形成した後、CMP又はエッチバックにより、第1層間膜フィン16F、シリコン窒化膜37およびビット線ハードマスク13の上面の高さまでタングステン膜22bをエッチバックする。これにより、ドレインコンタクトプラグ22aおよびタングステン膜22bからなるドレインコンタクトプラグ22を形成する。前述したように、この本実施例では、図32のように残留したシリコン窒化膜37aが突出するように露出することがないため、ドレインコンタクトプラグ22a上へのタングステン膜22bの形成が阻害されることがない。また、シリコン窒化膜37aが塵となって、後の工程で半導体装置の装置特性に悪影響を及ぼすこともない。なお、この後、必要に応じて、熱処理によりタングステン膜22bの全部または一部をシリサイド化させてタングステンシリサイドとしても良い。
〔図26工程〕
次に、半導体基板1上の全面に、シリコン酸化膜からなるキャパシタ層間膜27を形成する。キャパシタ層間膜27を貫き、ドレインコンタクトプラグ22上面を開口するキャパシタ電極ホールを形成する。キャパシタ電極ホールの側面から底面を覆うキャパシタ下部電極28を形成する。キャパシタ下部電極28上にキャパシタ絶縁膜29を形成する。キャパシタ絶縁膜29上にキャパシタ上部電極膜を形成する。キャパシタ上部電極膜をパターニングしてキャパシタ上部電極30を形成する。キャパシタ上部電極30上に上部層間膜31を形成する。半導体基板1上に形成された素子と接続するコンタクトプラグを形成する(図示せず)。コンタクトプラグに接続し、上部配線バリア層32Bと上部配線主配線層32Mから構成される上部配線32を形成する。この後、必要に応じて、層間膜、コンタクトプラグ、配線、保護膜が形成されて半導体装置が完成する。
1 半導体基板
1P 半導体ピラー
2 素子分離膜
2P 絶縁体ピラー
3 拡散層
3S ソース拡散層
3D ドレイン拡散層
4 マスク絶縁膜
5 第1レジストマスク
6 ゲートトレンチ
7 ゲート絶縁膜
8 ゲート電極
9 埋め込み窒化膜
10 第2レジストマスク
11 ビット線コンタクト開口部
12 ビット線
12a ビット線ポリシリコン膜
12b ビット線窒化タングステン膜
12c ビット線タングステン膜
13 ビット線ハードマスク
13a ハードマスクの上端
14 第3レジストマスク
15 第2のサイドウォール
15a、19a サイドウォール
16 第1層間膜
16F 第1層間膜フィン
17 第4レジストマスク
18 ドレインコンタクトホール
19 第3のサイドウォール
20 パッドポリシリコン膜
20B ポリシリコン埋設体
20T ポリシリコン溝
21 第1のサイドウォール膜
21A 第1のサイドウォール開口部
21C 凹部
21SW 第1のサイドウォール
22、22a ドレインコンタクトプラグ
22b タングステン膜
26 キャパシタコンタクト
27 キャパシタ層間膜
28 キャパシタ下部電極
29 キャパシタ絶縁膜
30 キャパシタ上部電極
31 上部層間膜
32 上部配線
32B 上部配線バリア層
32M 上部配線主配線層
33 ボイド
35 不純物を含有するポリシリコン膜
37 シリコン窒化膜
37a 突出したシリコン窒化膜
40 ポリシリコン膜
50a、50b 素子分離領域
51、52、53、54 絶縁層
51a、51c、54a、54c 容量拡散層領域
51b、54b ビット線拡散層領域
51d、54d 容量コンタクトプラグ
55、56、57、58 埋め込みワード線
59、60 ビット線
59a ビット線の上端
100 絶縁層
100a、100b 突起構造物
101 第1の溝
101T テーパー部
101a 凹部
102 埋め込み層
103 サイドウォール
104 エッチング残渣
105 ボーイング形状
106 下地層
107a、107b コンタクトプラグ
108 第1の面
109 埋め込み層の側面
110 埋め込み層の底面
Tr1、Tr2、Tr3、Tr4 トランジスタ

Claims (15)

  1. 半導体基板上の絶縁膜に、第1の方向に延在し、底部の幅より上部の幅が広い第1の溝を形成する工程と、
    前記第1の溝の内壁上に、下地層を形成する工程と、
    前記第1の溝を埋め込むように、前記下地層よりもエッチング速度の遅い埋め込み層を形成する工程と、
    前記下地層と前記埋め込み層をエッチバックして、前記下地層と前記埋め込み層の上面が前記第1の溝の上端より低くなる位置まで後退させる工程と、
    前記下地層及び前記埋め込み層上に露出している前記第1の溝の側壁を覆うサイドウォールを形成する工程と、
    前記サイドウォールをマスクとして、前記下地層及び前記埋め込み層をエッチングして第1の方向に垂直な方向となる第2の方向に分離する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 第1の方向に延在するワード線をゲート電極として有し、第1の方向と交差する第3の方向に延在する活性領域に形成されたトランジスタであって、一つの拡散層を共有する2つのトランジスタをセル単位として複数、並設する工程と、
    前記セル単位の共有される拡散層に電気的に接続されるビット線と該ビット線の上面及び側面を覆う絶縁膜とを、前記第1及び第3の方向と交差する第2の方向に延在する凸状構造として形成する工程と、
    全面に第1の絶縁膜を堆積した後、前記第1の絶縁膜内に、前記第1の方向に延在し底部の幅より上部の幅が広い第1の溝を形成し、前記凸状構造を露出すると共に、前記第3の方向に隣接する2つのセル単位の隣接する拡散層表面を露出する第1の開口部を形成する工程と、
    前記第1の溝の内壁上に、第1の導電材料からなる下地層を形成する工程と、
    前記第1の溝内を埋め込むように、第1の導電材料よりもエッチング速度の遅い第2の導電材料からなる埋め込み層を形成する工程と、
    少なくとも前記第1の溝壁面を構成する前記第1の絶縁膜が露出するまで、前記下地層及び埋め込み層をエッチバックする工程と、
    前記下地層及び埋め込み層上に、第2の絶縁膜を堆積し、エッチバックすることにより前記第1の溝内に露出させた前記第1の絶縁膜側面に第1のサイドウォールを形成すると共に前記下地層及び埋め込み層の一部を露出させる工程と、
    前記第1のサイドウォールをマスクとして前記下地層及び埋め込み層をエッチングすることで、前記下地層及び埋め込み層を前記第1の方向に垂直な方向となる第2の方向に分離する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記セル単位を構成する2つのトランジスタは、
    半導体基板に前記第3の方向に延在する複数の分離溝を形成する工程と、
    前記分離溝に絶縁材料を埋め込んで素子分離領域を形成する工程と、
    前記素子分離領域に挟まれた半導体基板表面に不純物を注入し拡散層を形成する工程と、
    半導体基板上に第3の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第3の絶縁膜を貫通し、前記半導体基板に、前記第1の方向に延在し、前記分離溝より浅く且つ前記拡散層より深い複数の第2の溝を形成する工程と、
    前記第2の溝に露出する半導体基板表面に絶縁膜を形成した後、第3の導電材料を前記第2の溝の上端から後退させて埋め込んでワード線を形成し、前記第2の溝で分離された拡散層の一つを共有する2つのトランジスタからなるセル単位を前記第3の方向に複数、並設する工程と、及び
    前記ワード線上の第2の溝内を第4の絶縁膜で埋め込む工程と、
    により形成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第2の方向に延在する凸状構造は、
    前記セル単位の共有する拡散層表面を露出する第3の溝を形成する工程と、
    全面に第4の導電材料及び第5の絶縁膜の積層物を形成し、前記積層物を前記第2の方向に延在するようにパターニングして、前記第3の溝内で拡散層と接続されるビット線を形成する工程と、
    前記ビット線の側面に第6の絶縁膜からなる第2のサイドウォールを形成する工程と、
    により形成されることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記下地層及び埋め込み層のエッチバックは、前記ビット線上の第5の絶縁膜表面が露出する高さまで行うことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記素子分離領域の幅と素子分離領域に挟まされた半導体基板表面の幅が、略等しい幅に形成されることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第2の方向に分離された前記下地層及び埋め込み層は、前記第1の開口部内において隣接する2つの拡散層にそれぞれ接続される第1のコンタクトプラグとなることを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1のコンタクトプラグにそれぞれ電気的に接続されるキャパシタを形成する工程を備えることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記キャパシタは、前記第1のコンタクトプラグに直接、接続されることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記キャパシタは、前記第1のコンタクトプラグに接続されるキャパシタコンタクトプラグ上に形成されることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第1のコンタクトプラグにおける下面の分離幅が、最小加工寸法F値以下の幅であることを特徴とする請求項7〜10の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記下地層を形成する工程において、
    不純物を含有するポリシリコンからなる前記下地層を形成することを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記下地層を形成する工程において、
    1×1020〜1×1021(atoms/cm3)の濃度の不純物を含有するポリシリコン膜からなる前記下地層を形成することを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記埋め込み層を形成する工程において、
    前記下地層に形成したポリシリコンよりも不純物濃度が小さいポリシリコン層を有する前記埋め込み層を形成することを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記下地層を形成する工程において、
    ポリシリコンに含まれる不純物は、P(リン)、またはAs(砒素)であることを特徴とする請求項1〜14の何れかの1項に記載の半導体装置の製造方法。
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