JP2015042505A - 遮蔽装置、及び、その組み付け方法 - Google Patents

遮蔽装置、及び、その組み付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遮蔽装置の組み付け作業性を向上させることが可能な技術を提供する。
【解決手段】遮蔽装置1は、スクリーン2と、該スクリーン2の一端2bを留めた軸部3と、スクリーン2を引き出し可能なケース4と、スクリーン2を軸部3の方(収容方向D21)へ付勢する付勢機構5と、軸保持部6とを備える。ケース4は、隙間CL1を有するように軸部3の端部36が挿入される穴43が形成された壁部42と、収容位置P1にあるときの軸部3の軸方向D1とは異なる方向(D2)から収容位置P1に軸部3を通すための開口部47が形成された側面部46とを有する。軸保持部6は、軸方向D1とは異なる方向(D2)への軸部3の端部36の移動を抑制するために壁部42の穴43と軸部3の端部36との間の隙間CL1に挿入される。
【選択図】図8

Description

本発明は、自動車の車室内等に設置される遮蔽装置、及び、その組み付け方法に関する。
車両用ドア等には、防眩のために直射日光を遮ったり、車内のプライバシーを確保したりする目的でサンシェード装置が設けられる。車両用ドアのサンシェード装置は、多くの場合、非使用時にドア本体内部に遮光スクリーンを巻き取って収納している。使用時、スクリーンは、ウインドウガラスに沿って上方へ引き出されて、スクリーン先端部のフックがドア側の係合部に係止される等して使用位置に保持され、ウインドウガラスを覆う。
特許文献1に示される車両用ライニングのサンシェード収納ケースは、サンシェードの出し入れ口が巻取軸の外径よりも狭く、両端部に壁が無い。ライニングに構成部品を取り付ける際には、サンシェードを出し入れ口から外に出した状態にして巻き取り胴及び巻取軸を収納ケースの一端側から挿入し、収納ケースの両端部にキャップを取り付け、収納ケース及びキャップをライニングに固定している。
また、特許文献2に示される車両用ドアトリムは、ドアトリム本体に凹部が形成され、サンシェードユニットのシェードロールを予め取り付けたシェードカバーでドアトリム本体の凹部が被われている。シェードロールの軸の両端部は、シェードカバーの裏側に形成された一対の支持アームに対して回転可能に支持されている。支持アームには、シェードロールの軸の外径に合わせた内径の孔が形成される。シェードロールの軸を支持アームに取り付ける方法は、開示されていない。
特開平11−245663号公報 特開2003−300415号公報
特許文献1に示される車両用ライニングを形成するためには、狭い出し入れ口からサンシェードを外に出した状態にして巻き取り胴及び巻取軸を収納ケースの一端側から挿入した後、収納ケースの両端部にキャップを取り付ける必要がある。このため、収納ケース内に手を差し入れ難く、収納ケースに挿入した巻取軸等が見え難く、巻取軸の端部をキャップに支持させる際の作業性が良くない。
特許文献2に示される技術のようにシェードロールの軸の外径に合わせた内径の孔を支持アームに形成すると、シェードカバーに対してシェードロールを斜めに傾けた状態でシェードロールの軸を支持アームの孔に挿入することができない。従って、支持アームの孔にシェードロールの軸を挿入してシェードカバーにシェードロールを取り付ける際の作業性が良くない。
なお、上述した問題は、トノカバー装置等、サンシェード装置以外の遮蔽装置にも存在する。
以上を鑑み、本発明は、遮蔽装置の組み付け作業性を向上させることが可能な技術を提供する目的を有している。
本発明の遮蔽装置は、スクリーンと、
該スクリーンの一端を留めた軸部と、
隙間を有するように前記軸部の端部が挿入される穴が形成された壁部と、収容位置にあるときの前記軸部の軸方向とは異なる方向から前記収容位置に前記軸部を通すための開口部が形成された側面部と、を有し、前記スクリーンを引き出し可能なケースと、
前記スクリーンを前記軸部の方へ付勢する付勢機構と、
前記軸方向とは異なる方向への前記軸部の端部の移動を抑制するために前記壁部の穴と前記軸部の端部との間の隙間に挿入される軸保持部とを備えた、態様を有する。
また、本発明は、スクリーンと、該スクリーンの一端を留めた軸部と、前記スクリーンを引き出し可能なケースと、前記スクリーンを前記軸部の方へ付勢する付勢機構と、を備えた遮蔽装置の組み付け方法であって、
前記ケースに、隙間を有するように前記軸部の端部が挿入される穴が形成された壁部と、収容位置にあるときの前記軸部の軸方向とは異なる方向から前記収容位置に前記軸部を通すための開口部が形成された側面部と、を設け、
前記軸部の端部を前記開口部に通して前記壁部の穴に挿入し、前記軸部を前記収容位置にし、前記軸方向とは異なる方向への前記軸部の端部の移動を抑制するための軸保持部を前記壁部の穴と前記軸部の端部との間の隙間に挿入する、態様を有する。
上記ケースの側面部に形成された開口部からは、軸部を収容位置に通すことができる。ケースの壁部に形成された穴には、隙間を有するように軸部の端部が挿入される。このため、例えば、軸部を斜めにして開口部に通して軸部の端部を壁部の穴に挿入することが可能となる。壁部の穴と軸部の端部との間の隙間に軸保持部が挿入されると、軸部の軸方向とは異なる方向への軸部の端部の移動が抑制される。従って、上記態様は、遮蔽装置の組み付け作業性を向上させることが可能になる。
ここで、上記スクリーンは、透過光の少なくとも一部を遮るものであればよく、日除け用に限定されない。
上記軸部には、筒状部材、棒状部材、等が含まれる。軸部は、単一の部材でもよいし、複数の部材の組合せでもよいし、軸心を中心として回転する部材でもよいし、回転しない部材でもよいし、端部が回転しないで残りが回転するなど回転する部位と回転しない部位とが混在していてもよい。
上記壁部の穴は、貫通穴でもよいし、貫通してない凹部等でもよい。
上記壁部の側面部は、収容位置にあるときの軸部の周りにある部位を意味し、上下や前後に配置される部位も含まれる。
上記付勢機構には、ばね、ゴム、等が含まれる。スクリーンを軸部の方へ付勢することには、軸部をスクリーンの巻取方向へ付勢すること、スクリーンを折り畳む方向へ付勢すること、等が含まれる。
上記軸保持部は、独立した部材でもよいし、ケースなど他の部位と繋がった部位でもよい。また、上記軸保持部は、軸部の端部と壁部とを離間させる部材又は部位でもよいし、軸部の端部と壁部とを接触させる部材又は部位でもよい。さらに、上記軸保持部は、壁部の外側から穴に挿入されてもよいし、壁部の内側から穴に挿入されてもよい。
軸部の端部の移動を抑制することには、軸部の端部の移動を完全に防止するのみならず、軸部の端部の移動を低減させることが含まれる。
請求項1に係る発明によれば、組み付け作業性の良好な遮蔽装置を提供することができる。
請求項2〜請求項4に係る発明では、組み付け作業性がさらに良好な遮蔽装置を提供することができる。
請求項5に係る発明では、組み付け作業性の良好なスクリーン巻取式の遮蔽装置を提供することができる。
請求項6に係る発明では、耐久性の良好な遮蔽装置を提供することができる。
請求項7に係る発明では、組み付け作業性を向上させることが可能な遮蔽装置の組み付け方法を提供することができる。
遮蔽装置1を組み付けたサイドドアの例を車室C1側から示す斜視図である。 遮蔽装置1の構成を例示する分解斜視図である。 別の角度から遮蔽装置1の構成を例示する分解斜視図である。 付勢機構5の構成を例示する分解斜視図である。 遮蔽装置1の要部を例示する分解斜視図である。 (a)〜(c)は軸保持部6を例示する斜視図である。 (a),(b)は遮蔽装置1の要部を例示する断面図である。 (a)〜(c)は遮蔽装置1の組み付け方法を模式的に例示する図である。 (a)〜(c)は別の遮蔽装置1の要部を模式的に例示する図である。 (a)〜(c)は別の遮蔽装置1の要部を模式的に例示する図である。 (a)〜(c)は別の遮蔽装置1の要部を模式的に例示する図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。むろん、以下の実施形態は本発明を例示するものに過ぎず、実施形態に示す特徴の全てが発明の解決手段に必須になるとは限らない。
(1)本技術の概要:
まず、図1〜10を参照して本技術の概要を説明する。
遮蔽装置1は、基本要素として、スクリーン2と、該スクリーン2の一端2bを留めた軸部3と、前記スクリーン2を引き出し可能なケース4と、前記スクリーン2を前記軸部3の方(収容方向D21)へ付勢する付勢機構5と、軸保持部6とを備えている。前記ケース4は、隙間CL1を有するように前記軸部3の端部36が挿入される穴43が形成された壁部42と、収容位置P1にあるときの前記軸部3の軸方向D1とは異なる方向(D2)から前記収容位置P1に前記軸部3を通すための開口部47が形成された側面部46と、を有している。前記軸保持部6は、前記軸方向D1とは異なる方向(D2)への前記軸部3の端部36の移動を抑制するために前記壁部42の穴43と前記軸部3の端部36との間の隙間CL1に挿入される。
上記ケース4の側面部46に形成された開口部47からは、軸部3を収容位置P1に通すことができる。ケース4の壁部42に形成された穴43には、隙間CL1を有するように軸部3の端部36が挿入される。このため、例えば、軸部3を斜めにして開口部47に通して軸部3の端部36を壁部42の穴43に挿入することが可能となる。壁部42の穴43と軸部3の端部36との間の隙間CL1に軸保持部6が挿入されると、軸部3の軸方向D1とは異なる方向(D2)への軸部3の端部36の移動が抑制される。従って、上記態様は、遮蔽装置1の組み付け作業性を向上させることが可能になる。
前記軸保持部6は、前記軸方向D1とは異なる方向(D2)への移動が抑制されるように前記軸部3の端部36が前記壁部42から離間した状態で挿入される第二の穴62を有してもよい。この態様は、軸部3の端部36が壁部42に接触しないので、壁部42に軟質の汎用樹脂等を用いることが可能になり、組み付け作業性がさらに良好な遮蔽装置1を提供することができる。
前記軸保持部6は、前記第二の穴62とは反対側(径方向外側D3)へ凸とされて前記壁部42の穴43に挿入されるときに前記第二の穴62側へ撓んだ後に前記壁部42に係合する爪部65を有してもよい。前記第二の穴62に挿入された前記軸部3の端部36と前記爪部65との間には、該爪部65の撓み動作を許容する隙間CL2が設けられてもよい。この態様は、壁部42の穴43に軸保持部6を挿入すると爪部65が壁部42に係合するので、組み付け作業性がさらに良好な遮蔽装置1を提供することができる。
前記壁部42は、外側へ延出して前記穴43が形成された延出部44を有してもよい。前記軸保持部6は、前記延出部44に形成された穴43に対して前記壁部42の外側から挿入されてもよい。この態様は、外側から壁部42の穴43に軸保持部6を挿入することができるので、組み付け作業性がさらに良好な遮蔽装置1を提供することができる。
前記付勢機構5は、前記軸部3を前記スクリーン2の巻取方向DR1へ付勢してもよい。前記軸部3の端部36は、前記壁部42の穴43に前記軸保持部6が挿入されているときに前記軸部3の軸心AX1を中心として回転可能でもよい。この態様は、組み付け作業性の良好なスクリーン巻取式の遮蔽装置1を提供することができる。
前記軸保持部6の材質が前記ケース4の材質よりも硬い材質である態様は、耐久性の良好な遮蔽装置1を提供することができる。
(2)第一の例:
図1は、車両用遮蔽装置1を自動車800のサイドドア(802)のサンシェード装置として使用する第一の例を示し、ドアトリム805の上部を切断して遮蔽装置1を示している。図1に示す自動車800は、道路上で使用されるように設計及び装備された路上走行自動車とされ、前席及び後席を囲む車室C1が形成された乗用自動車とされている。車室C1の側面部には、ドア802及びピラー803が配置されている。このドア802にサンシェード装置としての遮蔽装置1が組み付けられている。遮蔽装置は、シェード装置やブラインド装置と呼ばれるものを含む。図1に示す遮蔽装置1は、サイドドアの内装材としてドアトリム805の上縁内部に取り付けられ、スクリーン2を引き出し可能な巻取装置である。
ドア802は、ドアパネル804、ドアトリム805、ドアウィンドウ806、等が設けられている。ドアパネル804は、鋼板製といった金属製の車体パネルの一種である。ドアトリム805は、ドアパネル804の車室側に装着される内装材であり、熱可塑性樹脂といった樹脂成形材料を射出成形等により成形した成形品、樹脂材料の内装基材に不織布、織物、編物、といった表皮材を積層したもの、等を用いることができる。図1に示すドアトリム805は、乗員が姿勢を楽に保つために肘を掛けることが可能な形状のアームレスト807が設けられている。このアームレスト807よりも上側においてドアトリム805の裏面に遮蔽装置1が組み付けられている。
図1は、スクリーン2が巻取軸31に巻き取られた(収容された)遮蔽装置1を実線で示し、スクリーン2が上方に引き出された状態を二点鎖線で示している。図2は、遮蔽装置1の構成部品を分解した状態で示している。図3は、別の角度から遮蔽装置1の構成部品を分解した状態で示している。図4は、付勢機構5の構成部品を分解して示している。図5は、ケース壁部42及びその周辺を示している。図6(a)〜(c)は、それぞれ別の位置からキャップ60(軸保持部6)の外観を示している。図7(a)は、軸心AX1を通る鉛直面における遮蔽装置1の要部を示す縦断面図である。図7(b)は、図7(a)のA1−A1の切断位置における遮蔽装置1の要部を示す断面図である。図8(a)〜(c)は、遮蔽装置1の組み付け方法を模式的に示している。
なお、符号D11は軸部3の軸心AX1の外側方向を示し、符号D12は軸心AX1の内側方向を示し、符号D21はスクリーン2の収容方向を示し、符号D22はスクリーン2の引出方向を示している。
スクリーン2は、ブラインドシートとも呼ばれ、透過光の少なくとも一部を遮る。スクリーン2の本体部分2aは、所定の巻取位置P11から所定の引出位置P12まで引き出し可能な柔軟性を有するシート状材料で形成され、引出位置P12から巻取位置P11へ巻取可能である。スクリーン本体部分2aは、ポリエステル織物といった布、樹脂材料を用いたレザー、樹脂成形材料を成形したシート、等を用いることができ、半透明シート、紫外線を遮断する透明シート、等でもよい。紫外線等も、透過光に含まれる。サンシェード装置用のスクリーン本体部分は、例えば、遮光性50〜90%程度で可撓性を有する軟質材料を所要の形状に裁断することにより形成され、ハーフケース4から上方へ引き出されて、車両用ドアウィンドウを車室内側から覆う。遮蔽装置1は、乗員の防眩のために太陽光を遮ったり、プライバシーの保護や駐車時の防犯のために車外からの視認性を低下させたりする。
図2に示すスクリーン2の一端2bには、両面テープ22が貼り合わされている。この両面テープ22が貼り合わされている領域に巻取軸31を巻き付けることによって、スクリーンの一端2bが巻取軸31の外側面に接着されている。
スクリーン2の先端縁(他端2c)には、本体部分2aよりも硬質のガーニッシュ部材21が取り付けられている。ガーニッシュ部材21は、板状の部材、棒状の部材、筒状の部材、等を用いることができ、合成樹脂の射出成形品といった成形品等を用いることができる。この合成樹脂には、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、ポリプロピレン(PP)、これらの複合材料、これらの材料に添加材を添加した材料、といった熱可塑性樹脂等を用いることができる。インナー部品とアウター部品を用意し、スクリーン先端縁を両部品で挟んで互いに嵌合して一体化することによりガーニッシュ部材を形成してもよい。
ガーニッシュ部材21には、ドア側のフックに引っ掛け可能な係止孔21a,21aが設けられている。スクリーン2を引き出した際に係止孔21aをフックに引っ掛けると、スクリーン2の引き出し状態を保持することができる。
また、ガーニッシュ部材21には、図示しないパイプ部材が設けられ、このパイプ部材に対して該パイプ部材を中心として回転可能に支持されたレバー部材21bが設けられている。ユーザーは、回転可能なレバー部材21bを摘むことによってハーフケース4から容易にスクリーン2を引き出すことができる。レバー部材21bは、サーモポリオレフィン(TPO)の射出成形品といった樹脂成形品等を用いることができる。
図2,3等に示す遮蔽装置1の軸部3は、巻取軸31と軸部材32を備えている。巻取軸31は、収容位置P1にあるときの軸部3の軸心AX1を中心として回転可能にハーフケース4に収容され、スクリーン2の一端2bを留めている。巻取軸31は、円筒状といった筒状でもよいし、円柱状といった棒状でもよい。巻取軸31の一端31aには、付勢機構5の軸部材54が組み付けられる。この軸部材54は、ハーフケース4の付勢機構5側の壁部41の貫通穴40bを貫通している。巻取軸31の一端31aに取り付けられた付勢機構5は、渦巻きばね(スプリング51)を用いた外ばねユニットである。巻取軸31の他端31bには、軸部材32が組み付けられる。
巻取軸31の材質には、アルミニウムといった金属、熱可塑性樹脂といった合成樹脂、等を用いることができる。アルミニウムを筒状に押し出し形成したパイプ材を巻取軸31に用いると、巻取軸31を容易に軽量かつ所要の強度にすることができる。円筒状のアルミニウム製巻取軸の大きさは、特に限定されず、例えば、内径を4〜20mm程度、外径を6〜30mm程度とすることができる。
図7(a)等に示す軸部材32は、互いに離間した大径の鍔部33,34を有する略円筒状に形成されている。軸部材32の内側の第一鍔部33から嵌合端部35a側の嵌合部35は、例えば筒状の巻取軸31の他端31bに挿入される。軸部材32の第二鍔部34から外側となる端部36の外周面36aは、軸心AX1を中心として回転可能となるように例えば若干の余裕を持ってキャップ本体部61の内周面61aに合わせられている。軸部材の端部36は、ケース壁部42の貫通穴43に挿入され、最終的にキャップ60(軸保持部6)の第二の貫通穴62に挿入される。この端部36は、軸部3の端部であり、キャップ60を介してケース壁部42に対して軸心AX1を中心として回転可能に支持される。
軸部材32,54には、合成樹脂の射出成形品といった成形品等を用いることができる。この合成樹脂には、補強用繊維を含むポリブチレンテレフタレート(PBT)といった熱可塑性樹脂等を用いることができる。補強用繊維には、ガラス繊維等を用いることができる。補強用繊維の配合比は、例えば、5〜30重量%程度とすることができる。
図3等に示すハーフケース4は、収容位置P1にあるときの軸部3の軸方向D1の両端部に形成された一対の壁部41,42と、開口部47が形成された側面部46と、を有している。なお、「側面」には角柱、円柱、等の底面以外の面という意味があるように、側面部46はケース4において収容位置P1にあるときの軸部3の周りにある部位を意味する。従って、図3に示す背部46aのようにユーザーから見て前後に配置される部位や、底部46bのように上下に配置される部位も、側面部46に含まれる。
ケース4の長手方向(軸方向D1)において相対向する壁部41,42は、ケース4の長手方向(軸方向D1)と略直交する立壁状に形成されている。付勢機構5側の壁部41には、付勢機構5の軸部材54を回転可能な状態で通すための貫通穴40bが形成され、外側に付勢機構5が取り付けられる。軸部材32側の壁部42には、隙間CL1(図8(b)参照。)を有するように軸部3の端部36が挿入される穴43が形成されている。壁部42は、外側方向D11へ延出して穴43が形成された延出部44を有している。延出部44の内周面44aは、キャップ本体部61が挿入可能となるように例えば若干の余裕を持ってキャップ本体部61の外周面61bに合わせられている。この内周面44aには、キャップ60の位置決め凸部64の形状に合わせて位置決め凹部44bが形成されている。延出部44において位置決め凹部44bに対向する部位には、キャップ60の爪部65を係合させるための係合孔45が形成されている。側面部46は、背部46aと底部46bとが互いに略直交する(交わる)ように断面略L字状に形成されている。側面部46に形成される開口部47は、軸部3の最大径よりも広くされ、収容位置P1にあるときの軸部3の軸方向D1とは異なる方向(径方向D2)から収容位置P1に軸部3を通すことが可能である。この開口部47は、スクリーン2が引き出される部位でもある。
ハーフケース4は、ドアトリム側に形成された凹部と合わせられることによって、巻取軸31及びスクリーン2等の格納空間を形成する。ハーフケース4は、遮蔽装置1のハウジング部分の一部を構成する半割体であって、スクリーン2等の構成部品が予め組み付けられてユニット化される。これにより、ハーフケース4をドアトリムへ組み付けるだけで、遮蔽装置1のドアへの組み付けが完了する。
遮蔽装置1は、ハーフケース4にスクリーン2等の構成部品を予め組み付けた状態で出荷される。ドアトリムの組み立て工程において、ハーフケース4に形成された複数の貫通穴40aにスクリューなど公知の締結手段を挿通させることにより、ハーフケース4が車両本体に締結され、遮蔽装置1が車両本体に一体化される。
ケース4には、合成樹脂の射出成形品といった成形品等を用いることができる。壁部42の穴43と軸部3の端部36との間の隙間にキャップ60が挿入されるため、ケースに軽量で安価な汎用樹脂を用いることができる。このような汎用樹脂は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリメタクリル酸メチル(アクリル;PMMA)、これらの複合材料、これらの材料に添加材を添加した材料、等を例示することができる。
図4に示す付勢機構5は、スプリング51、ばねケース52,53、軸部材54、を備える。ばねケース52,53を嵌合させたときに形成される収容空間にスプリング51が収容される。スプリング51は、軸部材54を介して巻取軸31(軸部3)をスクリーン2の巻取方向DR1へ付勢する。図4に示すスプリング51は、ステンレス材といった弾性部材を渦巻状に巻いた渦巻きばね(スパイラルスプリング)である。内側の端末の折り返し片51aは、軸部材54の端部54bに係止されている。外側の端末の折り返し片51bは、ばねケース52の係止用凸片52hに係止されている。これにより、スクリーン2が軸部3の方(収容方向D21)へ付勢される。なお、巻取方向DR1は、図4に示す回転方向でもよいし、該回転方向とは反対の回転方向でもよい。
ばねケース52は、スプリング51を収容するため、ばねケース53側が開口した収容凹部52cを有している。ばねケース52の壁部41側には、軸部材32の端部36を通すため孔部52bが形成されている。収容凹部52cの内側面からは、スプリング51の外側折り返し片51bを係止するための係止用凸片52hが外側方向D11に向かって延出している。ばねケース52の側壁部52eは、ばねケース53で被われる。ばねケース53は、ばねケース52に嵌合して、ばねケース52の開口を塞ぐ。ばねケース52,53には、合成樹脂の射出成形品といった成形品等を用いることができる。軸部材54の端部54bは、軸心AX1の外側方向D11に向かってばねケース52の孔部52bに挿入され、軸心AX1を中心とする回転方向の付勢力をスプリング51から受ける。軸部材54の嵌合部54aを巻取軸31の一端31aの孔に圧入すると、軸部材54と巻取軸31とが相対移動不能に固定される。
図6(a)〜(c)、図7(a),(b)、等に示すキャップ60(軸保持部6)は、略円筒状の本体部61、大径のフランジ部63、位置決め凸部64、爪部65、を有する独立した部材であり、本体部61側からケース壁部42の穴43に挿入される。
筒状の本体部61の内周面61aは、軸部3の端部36が軸心AX1を中心として回転可能となるように例えば若干の余裕を持って端部36の外周面36aに合わせられている。この内周面61aにより、軸心AX1を中心とする径方向D2への端部36の移動が抑制されるように軸部3の端部36が壁部42から離間した状態で挿入される第二の穴62が形成されている。径方向D2は、軸方向D1と直交する方向であり、軸方向D1とは異なる方向である。本体部61の外周面61bは、壁部42の穴43に挿入可能となるように例えば若干の余裕を持って壁部延出部44の内周面44aに合わせられている。この外周面61bにより、径方向D2への端部36の移動が抑制される。
本体部61の外径よりも大きい外径のフランジ部63は、本体部61が穴43に挿入されたときに延出部44に突き当たるストッパーの機能を有している。位置決め凸部64は、長手方向を本体部61の軸心(AX1)に向けて外周面61bから径方向外側D3へ延出し、壁部延出部44の位置決め凹部44bに挿入される。これにより、穴43に挿入されるキャップ60の回転位置が決まり、壁部延出部44の係合孔45に爪部65が挿入される。爪部65は、本体部61の軸心(AX1)を中心として位置決め凸部64の反対側に設けられ、第二の穴62とは反対側となる径方向外側D3へ突出している。少なくとも爪部65は弾性を有し、キャップ60が穴43に挿入されるときに第二の穴62側となる径方向内側D4へ撓んだ後に係合孔45に入って壁部42と係合する。図7(a)に示すように、第二の穴62に挿入された端部36と爪部65との間には、爪部65の撓み動作を許容する隙間CL2が設けられている。この隙間CL2があることにより、ケース4が汎用樹脂製である場合に汎用樹脂であることに起因する寸法ばらつきや熱収縮があっても、軸部3の端部36と爪部65との干渉による摺動抵抗の増加が抑制される。
キャップ60には、合成樹脂の射出成形品といった成形品等を用いることができる。第二の穴62に軸部3の端部36が挿入されるため、キャップ60の材質は、ケース4の材質よりも硬い材質(例えば硬質樹脂)であることが好ましい。軸部3の端部36が軸心AX1を中心として回転する場合には、なおさらである。材料、特に合成樹脂の硬さは、JIS K7202-2:2001(ISO 2039-2:1987)(プラスチック−硬さの求め方−第2部:ロックウェル硬さ)に準拠するロックウェル硬さHRで比較することができる。ロックウェル硬さにはM、L及びRの硬さスケールがあり、同じ硬さスケールではロックウェル硬さが大きければ大きいほど材料は硬い。従って、キャップの材質がケースの材質よりも硬い材質である場合、同じ硬さスケールにおいて、ケースのロックウェル硬さHRは比較的小さく、キャップのロックウェル硬さHRは比較的大きい。硬さスケールが異なる場合、第一の材料のR硬さスケールにおけるHR値が第二の材料のL硬さスケールにおけるHR値以下であれば第二の材料の方が第一の材料よりも硬く、第二の材料のL硬さスケールにおけるHR値が第三の材料のM硬さスケールにおけるHR値以下であれば第三の材料の方が第二の材料よりも硬い。
また、第二の穴62に軸部3の端部36が挿入されるため、キャップには、硬度、耐熱安定性、及び、耐摩耗性に優れるエンジニアリングプラスチック等が好ましい。前記プラスチックは、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド6(PA6)、ポリアミド66(PA66)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、変性ポリフェニレンエーテル(mPPE)、これらの複合材料、これらの材料に添加材を添加した材料、等を例示することができる。
次に、遮蔽装置1の組み付け方法、作用、及び、効果を説明する。
まず、図2,3に示すように、巻取軸31の外側面にスクリーン2の端部(2b)を接着して固定し、巻取軸31にスクリーン2を取り付けて巻き付ける。次いで、スクリーン2を巻いた巻取軸31の一端31aに付勢機構5を取り付けていない状態で巻取軸31の他端31bの孔に軸部材32の嵌合部35を圧入し、巻取軸の他端31bに軸部材32を組み付ける。このとき、巻取軸の他端31bから軸部材の端部36が出ているので、巻取軸の一端31aから軸部材の端部36までの長さがケース壁部41,42間の長さを超えることがある。従って、開口部47から収容位置P1に軸部3を通すとき、図8(a)に示すように、収容位置P1にあるときの軸部3の軸心AX1からずれた向きにして軸部3を開口部47からケース4内に入れざるを得ないことがある。ケース壁部42の穴43の内周面44aが軸部材の端部36の外周面36aに合わせられていると、前記軸心AX1からずれた向きの軸部材の端部36を穴43に挿入することができないことになる。図8(a)〜(c)等に示す壁部42の穴43は、隙間CL1を有するように軸部材の端部36が挿入されるので、前記軸心AX1からずれた向きの軸部材の端部36を穴43に挿入することができる。図8(b)には、軸部3の端部36を開口部47に通して壁部42の穴43に挿入し、軸部3を収容位置P1にした状態を示している。このとき、軸部3の軸心AX1は両壁部41,42の穴40b,43を通り、端部36は壁部42の穴43と「仮係合」している。端部36を穴43に挿入した軸部3を収容位置P1に配置した後、ケース壁部41の外側から軸部材54を貫通穴40bに通して巻取軸31の一端31aに付勢機構5を取り付ける。
上記隙間CL1があると、隙間CL1に何も挿入されていなければ軸部材の端部36が径方向D2へ移動する可能性がある。径方向D2への軸部材の端部36の移動を抑制するため、図8(b)に示すように、延出部44に形成された穴43に対して壁部42の外側からキャップ60の本体部61を挿入する。すると、壁部の穴43と軸部材の端部36との間の隙間CL1にキャップ本体部61が挿入され、結果としてキャップ60の第二の穴62に軸部材の端部36が挿入される。壁部42の穴43内のキャップ本体部61は位置決め凹部44b及び位置決め凸部64により回転せず、第二の穴62内にある軸部材の端部36が軸心AX1を中心として回転可能とされる。この状態を図8(c)に示している。
特開平11-245663号公報に示される車両用ライニングのようにサンシェードの出し入れ口が巻取軸の外径よりも狭い場合、収納ケース内に手を差し入れ難く、収納ケースに挿入した巻取軸等が見え難く、巻取軸の端部をキャップに支持させる際の作業性が良くない。また、特開2003-300415号公報に示される車両用ドアトリムのようにシェードロールの軸の外径に合わせた内径の孔を支持アームに形成すると、シェードカバーに対してシェードロールを斜めに傾けた状態でシェードロールの軸を支持アームの孔に挿入することができない。一方、上記遮蔽装置1は、巻取軸の一端31aから軸部材の端部36までの長さがケース壁部41,42間の長さを超えていても軸部3を斜めにして開口部47に通して軸部3の端部36を壁部42の穴43に挿入し、軸部3を収容位置P1にすることができる。径方向D2への軸部3の端部36の移動は、隙間CL1に挿入されるキャップ60により抑制される。従って、本技術は、遮蔽装置の組み付け作業性を向上させることが可能になり、組み付け作業性の良い遮蔽装置を提供することができる。
また、軸部3を斜めにして開口部47に通して端部36を穴43に挿入し軸部3を収容することができるので、ケース壁部41,42間の離間距離を巻取軸31の長手方向の長さとほぼ同等まで短くすることができる。これは、巻取軸31の端部(31b)から突出した端部36を穴43に挿入することにより端部36を壁部42の内側面から外側へ逃がすことができるためである。従って、本遮蔽装置1は、ケースの長手方向の長さを必要最小限にすることができ、軽量化することができ、低コスト化することができる。
さらに、特開平11-245663号公報に示される車両用ライニングのように収納ケースの断面積とほぼ同じ断面積のキャップを収納ケースの両端部に取り付ける場合、キャップを硬度、耐熱安定性、及び、耐摩耗性に優れる硬質樹脂にすると、重量が増え、コストがかさむこととなる。また、特開2003-300415号公報に示される車両用ドアトリムのようにシェードカバーと一体形成された支持アームでシェードロールの軸の両端を受ける場合、シェードカバーを汎用樹脂で形成すると、軸の回転による摩耗、熱膨張及び熱収縮によるガタ、ブレ、といった動作不良が生じる可能性がある。シェードカバーを硬度、耐熱安定性、及び、耐摩耗性に優れる硬質樹脂にすると、重量が増え、コストがかさむこととなる。一方、上記遮蔽装置1は、ケース4を汎用樹脂で形成しても、小さいキャップ60を硬質樹脂にするだけで動作不良を抑制することができ、軽量化することができ、低コスト化することができる。
さらに、軸部3の端部36の摺動面となる内周面61aを有するキャップ60が硬質樹脂製で、且つ、第二の穴62に挿入された端部36と爪部65との間に隙間CL2が確保されている。従って、本遮蔽装置1は、汎用樹脂製のケースに起因する寸法ばらつきや熱収縮があっても、端部36と爪部65との干渉による摺動抵抗の増加が抑制され、作動不良や操作フィーリングの悪化が抑制される。
(3)第二の例:
図9(a)〜(c)は、別の遮蔽装置1の要部を模式的に例示している。この遮蔽装置1の軸保持部6は、軸部3の端部36をケース壁部42から離間させる第二の穴が無く、端部36の外周面36aの一部と接触する接触面162を有している。軸保持部6と接触しない部分の外周面36aは、壁部42の内周面44aに接触するようにされている。
上記の場合、径方向への軸部材の端部36の移動を抑制するため、図9(a),(b)に示すように、延出部44に形成された穴43に対して壁部42の外側から軸保持部6の本体部61を挿入する。すると、壁部の穴43と軸部材の端部36との間の隙間CL1に本体部61が挿入され、図9(c)に示すように、穴43内にある軸部材の端部36が軸心AX1を中心として回転可能な状態で径方向への移動が抑制される。従って、本変形例も、遮蔽装置の組み付け作業性を向上させることが可能になり、組み付け作業性の良い遮蔽装置を提供することができる。
(4)第三の例:
図10(a),(b)は、別の遮蔽装置1の要部を模式的に例示している。この遮蔽装置1のキャップ60(軸保持部6)は、ケース壁部42の穴43に対して壁部42の内側から挿入される。この場合、壁部42に延出部が無くてもよく、壁部42から延出部を無くすことによりケース4の長手方向を短くすることができる。
上記の場合、軸部材32の端部36をキャップ60の第二の穴62に挿入して本体部61から出た状態にすると、壁部42の穴43には隙間CL1を有するように端部36が挿入される。これにより、巻取軸の一端31aから軸部材の端部36までの長さが壁部41,42間の長さを超えても、軸心AX1からずれた向きの軸部材の端部36を穴43に挿入することができる。第二の穴62に軸部材の端部36が挿入されたキャップ60が壁部の穴43と軸部材の端部36との間の隙間CL1に挿入されると、径方向D2への軸部材の端部36の移動が抑制された状態で軸部3が収容位置P1に配置される。その後、巻取軸31の一端31aに付勢機構5を取り付けると、遮蔽装置1が組み立てられる。従って、本変形例も、遮蔽装置の組み付け作業性を向上させることが可能になり、組み付け作業性の良い遮蔽装置を提供することができる。
以上のことから、本発明は、スクリーンと、該スクリーンの一端を留めた軸部と、前記スクリーンを引き出し可能なケースと、前記スクリーンを前記軸部の方へ付勢する付勢機構と、を備えた遮蔽装置の組み付け方法であって、
前記ケースに、隙間を有するように前記軸部の端部が挿入される穴が形成された壁部と、収容位置にあるときの前記軸部の軸方向とは異なる方向から前記収容位置に前記軸部を通すための開口部が形成された側面部と、を設け、
前記軸方向とは異なる方向への移動が抑制されるように前記軸部の端部が前記壁部から離間した状態で挿入される第二の穴を有する軸保持部の前記第二の穴に前記軸部の端部を挿入し、該軸部の端部を前記開口部に通して前記壁部の穴に挿入し、前記軸保持部を前記壁部の穴に挿入するとともに前記軸部を前記収容位置にする、態様を有する。
なお、図10(c)に例示するように、キャップ60の内周面61aのうち軸部材の端部36の外周面36aに合わせられる部分を外側方向D11側に配置し、外周面36aとの間に隙間が形成される部分を内側方向D12側に配置してもよい。すると、壁部42の穴43に対して壁部42の内側からキャップ60を挿入した後にキャップ60の第二の穴62に軸部材の端部36を挿入するとき、軸心AX1からずれた向きの軸部材の端部36を第二の穴62に挿入することができる。従って、この場合も、遮蔽装置の組み付け作業性を向上させることが可能になり、組み付け作業性の良い遮蔽装置を提供することができる。
(5)その他変形例:
本発明は、種々の変形例が考えられる。
サンシェード装置としての遮蔽装置の設置箇所は、サイドウィンドウ以外にも、リヤウィンドウ、ルーフウィンドウ、フロントウィンドウ、等でもよい。遮蔽装置は、トノカバー装置等でもよい。スクリーンの引出方向は、上方以外にも、下方、水平方向、等でもよい。
また、遮蔽装置は、スクリーンを巻き取る方式の巻取装置以外にも、スクリーンを蛇腹状に収容する方式の装置でもよい。
軸部の端部は、軸心を中心として回転する部位でもよいし、回転しない部位でもよい。例えば、巻取軸が軸部材に対して軸心を中心として回転可能に連結されると、軸部材、ひいては軸部の端部を回転不要にすることができる。
軸部は、巻取軸と軸部材の組合せ以外にも、壁部の穴に挿入される端部を有する棒状部材といった単一部材でもよい。
付勢機構は、渦巻きばね以外にも、つる巻きばね(コイルスプリング)、エラストマーで形成された弾性部材、等でもよい。
軸保持部の断面形状は、略円筒形状以外にも、略八角筒形状といった略多角筒形状等でもよい。軸保持部のフランジ部の外形も、略円形以外にも、略八角形といった略多角形等でもよい。
遮蔽装置1の構成部品の組み付け順は、適宜変更可能である。例えば、巻取軸31の一端31aに付勢機構5を組み付ける前にキャップ60を穴43に挿入してもよい。
図11(a)に例示するように、ケース壁部42の穴43は、貫通穴でなくてもよい。図11(a)に示す穴43は、壁部42に対して外側方向D11へ凹んだ凹部とされている。この場合、キャップ60は、壁部42の穴43に対して壁部42の内側から挿入される。この場合、壁部42の穴43への異物混入が抑制される。
図11(b)に例示するように、キャップ60の第二の穴62も、貫通穴でなくてもよい。図11(b)に示す第二の穴62は、本体部61側から外側方向D11へ凹んだ凹部とされている。この場合、キャップ60は、壁部42の穴43に対して壁部42の外側から挿入される。この場合も、壁部42の穴43への異物混入が抑制される。
図11(c)に例示するように、キャップ60は、ケース4といった遮蔽装置1の構成部品と繋がった部位でもよい。図11(c)に例示するキャップ60は、紐68でケース壁部42に繋げられている。この場合、キャップ60の紛失が抑制される。
なお、軸保持部6の材質がケース4の材質よりも硬い材質でなくても、本発明の基本的な効果が得られる。
軸保持部6に爪部65が無くても、本発明の基本的な効果が得られる。
軸保持部6の位置決め凸部64が無くても本発明の基本的な効果が得られ、ケース壁部42に位置決め凹部44bが無くても本発明の基本的な効果が得られる。
(6)結び:
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、遮蔽装置の組み付け作業性を向上させることが可能な技術等を提供することができる。むろん、従属請求項に係る構成要件を有しておらず独立請求項(実施形態に記載した態様を含む。)に係る構成要件のみからなる技術でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
1…遮蔽装置、2…スクリーン、3…軸部、4…ケース、5…付勢機構、6…軸保持部、
31…巻取軸、31a…一端、31b…他端、
32…軸部材、33…第一鍔部、34…第二鍔部、35…嵌合部、35a…嵌合端部、
36…端部、36a…外周面、
40a,40b…貫通穴、41,42…壁部、43…穴、
44…延出部、44a…内周面、44b…位置決め凹部、45…係合孔、
46…側面部、46a…背部、46b…底部、47…開口部、
51…スプリング、52,53…ばねケース、54…軸部材、
60…キャップ、61…本体部、61a…内周面、61b…外周面、
62…第二の穴、63…フランジ部、64…位置決め凸部、65…爪部、
AX1…軸心、C1…車室、CL1,CL2…隙間、
D1…軸方向、D2…径方向、D3…径方向外側、D4…径方向内側、
D11…外側方向、D12…内側方向、DR1…巻取方向、
D21…収容方向、D22…引出方向、
P1…収容位置、P11…巻取位置、P12…引出位置。

Claims (7)

  1. スクリーンと、
    該スクリーンの一端を留めた軸部と、
    隙間を有するように前記軸部の端部が挿入される穴が形成された壁部と、収容位置にあるときの前記軸部の軸方向とは異なる方向から前記収容位置に前記軸部を通すための開口部が形成された側面部と、を有し、前記スクリーンを引き出し可能なケースと、
    前記スクリーンを前記軸部の方へ付勢する付勢機構と、
    前記軸方向とは異なる方向への前記軸部の端部の移動を抑制するために前記壁部の穴と前記軸部の端部との間の隙間に挿入される軸保持部とを備えた、遮蔽装置。
  2. 前記軸保持部は、前記軸方向とは異なる方向への移動が抑制されるように前記軸部の端部が前記壁部から離間した状態で挿入される第二の穴を有する、請求項1に記載の遮蔽装置。
  3. 前記軸保持部は、前記第二の穴とは反対側へ凸とされて前記壁部の穴に挿入されるときに前記第二の穴側へ撓んだ後に前記壁部に係合する爪部を有し、
    前記第二の穴に挿入された前記軸部の端部と前記爪部との間に該爪部の撓み動作を許容する隙間が設けられている、請求項2に記載の遮蔽装置。
  4. 前記壁部は、外側へ延出して前記穴が形成された延出部を有し、
    前記軸保持部は、前記延出部に形成された穴に対して前記壁部の外側から挿入される、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
  5. 前記付勢機構は、前記軸部を前記スクリーンの巻取方向へ付勢し、
    前記軸部の端部は、前記壁部の穴に前記軸保持部が挿入されているときに前記軸部の軸心を中心として回転可能である、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
  6. 前記軸保持部の材質が前記ケースの材質よりも硬い材質である、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
  7. スクリーンと、該スクリーンの一端を留めた軸部と、前記スクリーンを引き出し可能なケースと、前記スクリーンを前記軸部の方へ付勢する付勢機構と、を備えた遮蔽装置の組み付け方法であって、
    前記ケースに、隙間を有するように前記軸部の端部が挿入される穴が形成された壁部と、収容位置にあるときの前記軸部の軸方向とは異なる方向から前記収容位置に前記軸部を通すための開口部が形成された側面部と、を設け、
    前記軸部の端部を前記開口部に通して前記壁部の穴に挿入し、前記軸部を前記収容位置にし、前記軸方向とは異なる方向への前記軸部の端部の移動を抑制するための軸保持部を前記壁部の穴と前記軸部の端部との間の隙間に挿入する、遮蔽装置の組み付け方法。
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