JP5410311B2 - サンシェード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サンシェードにより車両の窓を遮蔽する技術に関する。
車両の窓を遮蔽するサンシェード装置は、車両に取り付けられた使用状態において、巻取装置がサンシェードを巻き取る巻取力を有するように、巻取シャフトを回動付勢しておく必要がある。このため、サンシェード装置を車両に取り付ける際に、巻取シャフトとその軸受部とを所定量相対回転させることにより、その間に配設される付勢部材に付勢力を付与していた。しかしながら、サンシェード装置の車両取り付け毎に付勢部材に付勢力を付与する作業を行っていたのでは作業効率が悪かった。
そこで、サンシェード装置の車体取り付け前に付勢部材に付勢力を付与して付勢状態を維持しておく技術として特許文献1に開示の技術がある。特許文献1の発明は、巻取シャフトの一端部に挿入固定された軸受ブッシュと、巻取シャフト内に一端部を固定された螺旋状バネの他端部が固定されかつ軸受ブッシュに対して相対回転可能に設けられる軸受部との回転を防止することにより、螺旋状バネの付勢状態を維持するように構成されている。より具体的には、軸受ブッシュの外周(カラー)に形成された爪ポケットに対して、軸受ブッシュの外周を囲むように軸受部に形成された円弧形状の回転防止ラチェットがその先端部を半径方向内側に弾性変形されて係止することにより、軸受部に対する巻取シャフトの回転を防止している。
特開2003−211957号公報
しかしながら、特許文献1によると、軸受部に対する巻取シャフトの回転防止状態(螺旋状バネの付勢状態)では、螺旋状バネの付勢力と爪ポケットの形状とにより、元の形状に弾性復帰しようとする回転防止ラチェットを爪ポケットに対する係止状態に維持している。このため、特許文献1では、装置の搬送時或いは車両取付時等に外部からの衝撃等により回転防止ラチェットが爪ポケットから外れて係止状態が解除され、付勢部材の付勢状態が解除されてしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、付勢部材の付勢状態をより確実に維持することを目的とする。
第1の態様に係るサンシェード装置は、車両の窓を遮蔽するためのサンシェード装置であって、サンシェードと、前記サンシェードの一端部が固定されるステイと、前記サンシェードの他端部が固定される中空状の巻取シャフトと、前記巻取シャフトの一端部を相対回転可能かつ前記巻取シャフトの長手方向に相対移動可能に支持すると共に、前記車両の所定位置に取り付け可能な第1支持部材と、前記巻取シャフトの他端部を相対回転可能かつ前記巻取シャフトの長手方向に相対移動可能に支持すると共に、前記車両の所定位置に取り付け可能な第2支持部材と、前記巻取シャフトを、前記第2支持部材に対して、前記サンシェードの巻取方向に回動付勢可能な付勢部材と、を備え、前記巻取シャフトは、他端部に被規制部を有し、前記第2支持部材には、前記被規制部の動作を規制して前記巻取シャフトを相対回転不能にする回転規制部と前記被規制部の動作を解放して前記巻取シャフトを相対回転可能にする回転解放部とが前記巻取シャフトの長手方向に隣接して形成され、前記第2支持部材に対して前記巻取シャフトが長手方向に相対移動することにより、前記巻取シャフトの回転を規制又は解放可能である。また、前記第2支持部材は、前記巻取シャフト内に挿通されると共に前記付勢部材の他端部が固定される支軸部と、前記支軸部の基端側に連続し、前記車両の所定位置に取り付け可能な取付部とが一体形成された構成であり、前記回転規制部と前記回転解放部とは、前記回転解放部が前記回転規制部の前記取付部側に隣接するように前記支軸部に形成されている。前記回転解放部は前記支軸部の外周部に周方向に沿って形成された凹部であり、前記回転規制部は前記凹部の一部から連続すると共に前記支軸部の外周部に螺旋状に形成された溝部であり、前記被規制部は、前記巻取シャフトの内側に突出し、前記凹部及び前記溝部内に配設されると共に前記凹部及び前記溝部内を移動可能な突部である。
第2の態様に係るサンシェード装置は、第1の態様に係るサンシェード装置であって、前記被規制部は、前記第2支持部材に対して前記巻取シャフトを相対回転させることにより、前記回転解放部と前記回転規制部との間で相対移動されるように構成されている。
第3の態様に係るサンシェード装置は、第1又は第の態様に係るサンシェード装置であって、前記サンシェードの引出操作により、前記被規制部を前記回転規制部から前記回転解放部に相対移動可能に構成されている。
の態様に係るサンシェード装置は、第1〜第3の態様のいずれか一態様に係るサンシェード装置であって、前記巻取シャフトに対する前記付勢部材の一端部の取り付け位置と前記第2支持部材に対する前記付勢部材の他端部の取付位置との間の長さは、少なくとも前記被規制部が前記回転解放部にある状態で、前記付勢部材の自然長より長く設定されている。
第1の態様に係るサンシェード装置によると、回転規制部と回転解放部とが巻取シャフトの長手方向に隣接して形成され、第2支持部材に対して巻取シャフトが長手方向に相対移動することにより、巻取シャフトの第2支持部材に対する相対回転を規制又は解放可能に構成されている。すなわち、付勢部材の付勢状態を解除するためには、第2支持部材に対して巻取シャフトを長手方向に相対移動する必要がある。このため、付勢部材の付勢状態をより確実に維持することができる。
第2の態様に係るサンシェード装置によると、被規制部の回転解放部と回転規制部との間の相対移動が、巻取シャフトを第2支持部材に対して相対回転させながら行われるように構成されている。このため、車両取り付け工程までの搬送等の際に被規制部が回転解放部と回転規制部との間で相対移動しにくく、より確実に付勢部材の付勢状態を維持することができる。
第3の態様に係るサンシェード装置によると、サンシェードを引き出すようにステイを操作して巻取シャフトを第2支持部材に対して相対回転させることにより、被規制部が回転規制部から回転解放部に相対移動されるように構成されている。このため、車両取り付け後に容易に巻取シャフトの回転規制を解除することができる。
の態様に係るサンシェード装置によると、回転規制部と回転解放部とが巻取シャフト内に挿通される支軸部自体に形成されているため、別途回転防止用の部材を設ける必要がなく、より簡単な構成で付勢部材の付勢状態を維持する機構を実現することができる。
の態様に係るサンシェード装置によると、巻取シャフトの内側に突出する被規制部が第2支持部材の支軸部の外周部に形成された回転解放部としての凹部及び回転規制部としての溝部内を相対移動するように構成されている。すなわち、第2支持部材に対する巻取シャフトの相対回転を規制及び解放する機構部分は、外部と接触し難いため、車両取り付け工程までの搬送等の際に付勢部材の付勢状態が解除され難い。
の態様に係るサンシェード装置によると、付勢部材の付勢力により、第2支持部材が巻取シャフトの中心側に移動するように付勢されるため、車両取付後の使用状態において、より確実に被規制部を回転解放部に留まらせて、使用途中で巻取シャフトの回転が規制されることを抑制することができる。また、巻取シャフトの長手方向における巻取シャフトと第2支持部材とのガタつきを抑制し、異音の発生を抑制することができる。
サンシェード装置の全体構成を示す斜視図である。 サンシェード装置の全体構成を示す部分断面斜視図である。 第2軸受部を示す概略正面図である。 第2支持部材を示す斜視図である。 回転解放状態のサンシェード装置の他端部を示す断面図である。 回転規制状態のサンシェード装置の他端部を示す断面図である。 第2軸受部と第2支持部材との相対回転動作を示す図である。 第2軸受部と第2支持部材との相対回転動作を示す図である。 第2軸受部と第2支持部材との相対回転動作を示す図である。 第2軸受部と第2支持部材との相対回転動作を示す図である。
以下、実施形態に係るサンシェード装置について説明する。
<1.サンシェード装置の構成>
まず、本サンシェード装置10の構成について説明する(図1、図2参照)。サンシェード装置10は、車両の窓100を遮蔽するための装置である。例えば、サンシェード装置10は、車両のドア窓、リア窓、サンルーフ等の種々の窓に適応することができる。
サンシェード装置10は、サンシェード20と、ステイ24と、巻取シャフト30と、第1支持部材40と、第2支持部材50と、付勢部材70とを備えている。概略的には、サンシェード装置10は、両端部が第1支持部材40及び第2支持部材50に対して相対回転可能に支持された巻取シャフト30に対してサンシェード20が取り付けられている。そして、巻取シャフト30及び第2支持部材50に対して付勢部材70の各端部が固定され、付勢部材70により第2支持部材50に対して巻取シャフト30をサンシェード20の巻取方向に回動付勢可能に構成されている。
このサンシェード装置10は、車両取付後の使用状態において、付勢部材70により巻取シャフト30がサンシェード20を巻き取るように回動付勢された状態に維持される。ここでは、サンシェード装置10は、車両取付前に、巻取シャフト30がサンシェード20を巻き取るように付勢部材70に回動付勢力を付与した状態で、車両取付工程に供される。本サンシェード装置10は、車両取付前に、独立して付勢部材70の付勢状態を維持可能に構成されている。
サンシェード20は、対象となる窓100(図示省略)の形状、大きさに応じてメッシュ状の布、樹脂シート等の材料を裁断、縫製等して形成されたシート状の部材である(図1参照)。このサンシェード20は、車両の窓100を通じて入射する光を遮光可能な部材を用いて形成されているとよい。ここでは、サンシェード20が略長方形状に形成されているものとして説明する。
サンシェード20の一端部にはステイ24が取り付けられている(図1参照)。ステイ24は、樹脂等により長尺棒状に形成された部材であり、サンシェード20の一端部に沿って取り付けられている。このステイ24は、サンシェード20の一端部が弛まないように(ここでは略直線状に)支持可能な強度を有しているとよい。
巻取シャフト30は、全体として長尺の略円筒形状に形成され、本体部32と軸受部34とを有している(図2参照)。本体部32は、長尺の略円筒形状に形成された部材である。この本体部32には、外周面の一部に対して、長手方向に沿ってサンシェード20の他端部が固定される。また、巻取シャフト30に他端部が固定されたサンシェード20は、巻取シャフト30に対して巻回される。軸受部34は、略円筒形状に形成され、本体部32の各端部に対して固定されている。より具体的には、軸受部34は、本体部32に対して略同心となる姿勢で、本体部32の各端部の内側に嵌入された状態で固定されている。この軸受部34(第1軸受部34a及び第2軸受部34b)は、それぞれ第1支持部材40と第2支持部材50とに対する軸受として働く部材である。ここでは、軸受部34は、先端側部分が巻取シャフト30内に嵌入可能で、基端側部分が巻取シャフト30の端部に当接するように外周部が先端側部分より大径に形成されている。
また、巻取シャフト30は、付勢部材70の一端部を固定するための固定部材36をさらに有している。この固定部材36は、本体部32に対して、その内部に長手方向中途位置で相対回転不能かつ相対移動不能に固定されている。
もっとも、巻取シャフト30は、軸受部34が省略されて、本体部32が直接第1支持部材40及び第2支持部材50に対して支持可能に構成されていてもよい。また、巻取シャフト30は、固定部材36が省略されて、付勢部材70の一端部を、本体部32の内周部に直接固定可能に構成されていてもよい。
上記巻取シャフト30は、各端部を第1支持部材40と第2支持部材50とに対して相対回転可能に支持される(図2参照)。すなわち、巻取シャフト30は、第1支持部材40と第2支持部材50とに対して相対回転されることにより、サンシェード20を引出収納可能にしている。
第1支持部材40は、巻取シャフト30の一端部を、相対回転可能かつ巻取シャフト30の長手方向に沿って相対移動可能に支持すると共に、車両の所定位置に取り付け可能に構成されている。この第1支持部材40は、第1支軸部42と第1取付部44とが金型成形等により一体形成された構成である。
第1支軸部42は、巻取シャフト30の一端部内に挿通可能な略円柱形状に形成されている。より具体的には、第1支軸部42は、巻取シャフト30の一端側の軸受部34(第1軸受部34a)内に挿通される。ここでは、第1支軸部42は、第1軸受部34aの内周部の断面形状より僅かに小さい断面形状に設定されている。そして、第1支軸部42は、その外周面が第1軸受部34aの内周面に対して面接触した状態で、巻取シャフト30に対して軸周りに相対回転可能かつ軸方向に相対移動可能に構成されている。
第1取付部44は、第1支軸部42の基端部に連続して形成され、車両の所定位置に取り付け可能に構成されている。より具体的には、第1取付部44は、サンシェード装置10が適用される窓100に応じてトリム、ピラー、リアトレイ、ルーフ等に対して取付可能に形成されている。すなわち、第1取付部44は、窓100の一辺に対応した取付箇所のうち一方側の取付箇所102に取り付けられる。なお、図1、図2では、便宜上、車両に対する取付箇所102、104を部分的に実線で示しているが、これは対象となる窓100周辺のトリム、ピラー、リアトレイ、ルーフ等の一部である。
第1取付部44としては、例えば、断面視略矩形に形成された先端部44aと先端部44aより大きい基端部44bとを有し、先端部44aを一方側の取付箇所102に形成された略矩形の穴部或いは凹部等に嵌入すると共に、基端部44bを一方側の取付箇所102の穴部或いは凹部等の周縁部に当接させることにより取付可能な構成を採用することができる。なお、第1取付部44の先端部44aには、一方側の取付箇所102に係止可能な爪部等が形成されているとよい。これにより、第1支持部材40は、全体として、一方側の取付箇所102に対して相対回転不能でかつ第1支軸部42の軸方向に移動規制された状態となる。もっとも、第1取付部44は、上記構成に限られるものではなく、一方側の取付箇所102に対して、その形状に応じて相対回転及び相対移動を規制するように取り付け可能に構成されていればよい。
すなわち、第1支持部材40は、全体として、巻取シャフト30の一端部を第1支軸部42の軸周りに相対回転可能かつ軸方向に相対移動可能に車両の一方側の取付箇所102に支持するように構成されている。
第2支持部材50は、巻取シャフト30の他端部を、相対回転可能かつ巻取シャフト30の長手方向に沿って相対移動可能に支持すると共に、車両の所定位置(他方側の取付箇所104)に取り付け可能に構成されている。第2支持部材50は、第1支持部材40と同様の構成を含むため、同様の構成については簡略化して説明する。第2支持部材50は、第2支軸部52と先端部54a及び基端部54bを有する第2取付部54とが一体形成された構成である。すなわち、第2支持部材40は、全体として、巻取シャフト30の他端部を第2支軸部52の軸周りに相対回転可能かつ軸方向に相対移動可能に車両の他方側の取付箇所104に支持するように構成されている。
また、第2支持部材50の第2支軸部52の先端側部分は、付勢部材70の他端部を固定可能に形成されている。さらに、第2支持部材50は、第1支持部材40と異なる構成として、回転規制部62と回転解放部66とを有している。この回転規制部62及び回転解放部66の構成については、付勢部材70の付勢状態を維持する機構の説明と共に詳述する。
付勢部材70は、一端部が巻取シャフト30に対して直接或いは間接的に固定されると共に他端部が第2支持部材50に固定されて配設される(図2参照)。より具体的には、付勢部材70は、巻取シャフト30内に挿通配設された状態で、一端部が巻取シャフト30内の固定部材36に対して固定されている。また、付勢部材70の他端部は、巻取シャフト30の他端部内に挿通配設されている第2支持部材50の第2支軸部52の先端部に固定されている。ここでは、付勢部材70はコイルバネである。もっとも、付勢部材70はコイルバネに限られるものではなく、巻取シャフト30を第2支持部材50に対して巻取方向Rに回動付勢可能であれば、板バネ(渦巻きバネ)等であってもよい。
サンシェード装置10を車両に取り付けた使用状態で、巻取シャフト30はサンシェード20を引出収納可能なように巻取方向Rに回動付勢されている必要がある。より具体的には、巻取シャフト30は、サンシェード20が全量引き出された引出状態と巻き取られた収納状態との間の状態で、付勢部材70により巻取方向Rに回動付勢されていることが好ましい。ここでは、サンシェード装置10は、巻取シャフト30がサンシェード20を巻き取るように予め巻取シャフト30を第2支持部材50に対して相対回転させて付勢部材70に付勢力を付与し、巻取シャフト30と第2支持部材50との関係で付勢状態を維持可能に構成されている。すなわち、巻取シャフト30は、サンシェード20を巻き取った状態で、第2支持部材50に対して相対回転されて付勢部材70に回動付勢力を付与した状態で、第2支持部材50に対する相対回転を規制されるように構成されている。以下、この構成について具体的に説明する。
巻取シャフト30は、他端部に被規制部38を有している。また、第2支持部材50には、被規制部38の動作を規制して巻取シャフト30を相対回転不能にする回転規制部62と被規制部38の動作を規制解除して巻取シャフト30を相対回転可能にする回転解放部66とが、巻取シャフト30の長手方向に隣接して形成されている(図4参照)。そして、第2支持部材50に対する巻取シャフト30の長手方向の相対移動により被規制部38が回転規制部62と回転解放部66との間を移動して、巻取シャフト30の第2支持部材50に対する相対回転が規制、解放される。
より具体的には、被規制部38は、巻取シャフト30の内側に突出するように形成された突部である(図3参照)。この被規制部38は、略半球状(先端部が略半球状の円柱状も含む)に形成された突部である。ここでは、被規制部38は、第2軸受部34bの内周面から半径方向内側に向けて突出するように、第2軸受部34bと一体形成されている。なお、図3は、第2軸受部34bについて、図2の巻取シャフト30の中間部側から見た図である。ここでは、被規制部38は、第2軸受部34bのうち、巻取シャフト30の他端側の部分に形成されている。もっとも、被規制部38は、巻取シャフト30で第2軸受部34bが省略されている場合、本体部32の内周面からその内側に突出するように形成されていてもよい。また、被規制部38は、略半球状の突部に限られず、略円柱状、略多角柱状、略円錐状等の各種突部であってもよい。そして、この被規制部38は、後述するように回転規制部62又は回転解放部66内に移動可能に配設される。
回転規制部62と回転解放部66とは、回転解放部66が回転規制部62の第2取付部54側に隣接して第2支軸部52に形成されている(図4参照)。より具体的には、回転解放部66は第2支軸部52の外周部に周方向に沿って形成された凹部である。すなわち、第2支軸部52のうち回転解放部66が形成された部分は、その他の部分より小径な円柱状になっている。ここでは、回転解放部66は第2取付部54(基端部54b)に隣接する位置に形成されている。回転規制部62は回転解放部66の一部から連続すると共に第2支軸部52の外周部に螺旋状に形成された溝部である。より具体的には、回転規制部62は、巻取シャフト30を巻取方向Rに付勢する付勢部材70の回動付勢力により、回転規制部62内に配設される被規制部38が終端部側に案内されると共に終端部に留まるような経路の螺旋状に形成されている。
ここでは、回転規制部62は、第2支軸部52の外周部に対して、周方向に傾斜した第1溝部62aと周方向に沿った第2溝部62bとを有し、全体として螺旋状に形成されている。すなわち、第1溝部62aは、回転解放部66の周方向一部から巻取シャフト30の巻取方向Rに向けて第2支軸部52の先端側に傾斜するように形成されると共に、第2溝部62bは、第1溝部62aの先端部から巻取方向Rに向けて形成され、終端部を含んでいる。
もっとも、回転規制部62は、巻取シャフト30の巻取方向Rと逆側に向けて第2支軸部52の先端側に傾斜する螺旋状に形成されていてもよい。この場合、回転規制部62は、被規制部38が終端部に位置する状態で、付勢部材70の回動付勢力により巻取シャフト30が第2支持部材50に対して巻取方向Rに相対回転されないように被規制部38に係止可能に形成されているとよい。
また、回転規制部62は、上記のような溝部に限られるものではなく、全体として螺旋状の経路に沿った階段状に形成されていてもよい。この場合、回転規制部62は、被規制部38が入口から終端部の間を滑らかに移動できる程度の段差を有する階段状であることが好ましい。
回転規制部62及び回転解放部66は、第2支軸部52が巻取シャフト30(第2軸受部34b)内に挿通配設された状態で、被規制部38を配設可能に形成されている(図5、図6参照)。すなわち、回転規制部62及び回転解放部66の深さ寸法は、第2軸受部34bの内周面に対する被規制部38の突出寸法より大きく(ここでは僅かに大きく)設定されている。なお、回転規制部62及び回転解放部66の深さ寸法は略同一に設定されている。また、回転規制部62及び回転解放部66の幅寸法は、被規制部38の直径より大きく(ここでは回転規制部62の幅寸法は僅かに大きく)設定されている。
そして、第2支軸部52が巻取シャフト30の他端部内に挿通配設された状態で、被規制部38は、回転規制部62又は回転解放部66内に配設され、回転規制部62と回転解放部66との間で移動可能となる。より具体的には、被規制部38は、第2支持部材50に対して巻取シャフト30を相対回転させながら、回転規制部62と回転解放部66との間で相対移動される。
被規制部38が回転解放部66内に配設されている状態では、被規制部38が第2支軸部52の周方向に沿って回転解放部66内を移動可能であり、巻取シャフト30が第2支持部材50に対して相対回転可能に維持される(図5参照)。ここで、巻取シャフト30を第2支持部材50に対して巻取付勢したい方向と逆向きに相対回転させると、付勢部材70が軸周りにねじられ、復元力を付与された状態となる。すなわち、付勢部材70に対して、巻取シャフト30を巻取方向Rに回動付勢する付勢力を付与することができる。
この状態で、被規制部38が回転解放部66から回転規制部62内に移動されると、付勢部材70による巻取シャフト30に対する回動付勢力により、第2溝部62bの終端部に当接した状態に維持される(図6参照)。これにより、巻取シャフト30は、第2支持部材50に対して付勢部材70の付勢力が解放される向きに回転規制された状態となる。すなわち、付勢部材70の巻取シャフト30に対する付勢状態が維持される。このように、付勢部材70の回動付勢力により被規制部38が回転規制部62内に維持されるため、付勢状態が解除され難いと共に付勢状態を安定させることができる。
また、被規制部38を回転規制部62から回転解放部66に移動する際には、第2支持部材50に対して巻取シャフト30を付勢部材70の回動付勢力に逆らって相対回転させることが必要になっている。この相対回転により、被規制部38は、回転規制部62の第2溝部62bの終端部に当接した位置から第1溝部62aを通じて回転解放部66に移動される。すなわち、第2支持部材50に対して巻取シャフト30を付勢部材70の巻取方向Rの回動付勢力に逆らう方向に相対回転させればよいため、サンシェード20の引出操作により、被規制部38を回転規制部62から回転解放部66に相対移動可能である。
被規制部38が回転規制部62内にある状態と回転解放部66内にある状態とでは、巻取シャフト30の長手方向における第2支持部材50の相対位置が異なる(図5、図6参照)。より具体的には、被規制部38が回転解放部66内にある状態より回転規制部62内にある状態の方が、巻取シャフト30に対して第2支軸部34bが抜け出た状態となる。ここでは、被規制部38が回転規制部62内にある状態で、回転解放部66が巻取シャフト30内から抜け出て外方に露出される。これにより、付勢部材70により回動付勢される巻取シャフト30が、第2支持部材50に対して回転規制状態にあるのか回転解除状態にあるのかを、容易に視認することができる。
また、ここでは、巻取シャフト30と第2支持部材50とは、付勢部材70により近接するように付勢されている。より具体的には、付勢部材70の巻取シャフト30に対する一端部の固定位置と第2支持部材50に対する他端部の固定位置との間の長さは、少なくとも被規制部38が回転解放部66にある状態で、付勢部材70の自然長より長く設定されている。すなわち、付勢部材70は、その長手方向に自然長より伸長された状態で配設され、収縮する向きに付勢力が働いている。これにより、被規制部38は、回転解放部66に移動された状態で、第2取付部54側の位置に配設され、外力が加えられない状態では、回転規制部62内に移動されないように回転解放部66内に維持される。
本サンシェード装置10は、車両に取り付けされた使用状態で、サンシェード20の収納状態からサンシェード20がそれ以上巻き取られないように、ステイ24が移動規制されているとよい。例えば、ステイ24が、窓100周辺の内装部材に形成されたサンシェード20引出収納用の開口の周縁部に当接するように構成されているとよい。
<2.サンシェード装置の操作>
次に、サンシェード装置10の操作について、車両取付前から車両取付時の操作を中心に説明する(図7〜図10参照)。
以下の説明において、サンシェード装置10は以下に説明する初期状態にあるものとする。サンシェード20が巻取シャフト30に対して巻回されている。また、被規制部38が回転解放部66内に配設され、付勢部材70に回動付勢力が付与されてない状態に維持されている。なお、この状態で、巻取シャフト30と第2支持部材50とは付勢部材70の付勢力により近接する向きに付勢され、被規制部38が回転解放部66の第2取付部54側に配設されている(図7参照)。
まず、サンシェード装置10の車体取付前の操作について説明する。作業者は、被規制部38を回転解放部66内に維持したまま巻取シャフト30を第2支持部材50に対して相対回転させる。この相対回転の向きは、巻取シャフト30に固定されているサンシェード20の巻取方向Rに対して反対の向き(サンシェード20の引出操作時に巻取シャフト30が回転される向き)である(図1、図2参照)。巻取シャフト30を第2支持部材50に対して設定量相対回転させたら、巻取シャフト30と第2支持部材50との相対回転を防止するように保持する。ここで、相対回転の設定量とは、サンシェード20を引出状態と収納状態との間で巻取付勢可能な程度に巻取シャフト30を回動付勢可能な量であり、サンシェード20の引出長さ及び巻取シャフト30の径等により決定されるとよい。
作業者は、巻取シャフト30を第2支持部材50に対して設定量相対回転させた後、被規制部38が回転解放部66から回転規制部62に移動されるように、巻取シャフト30を第2支持部材50に対して相対移動及び相対回転させる。巻取シャフト30及び第2支持部材50の操作を具体的に説明すると、第2支持部材50に対して巻取シャフト30をその長手方向に離間させるように相対移動させると共に、被規制部38が回転規制部62の第1溝部62aの入口に対向する位置にくるように第2支持部材50に対して巻取シャフト30を相対回転させる(図8参照)。そして、被規制部38が回転規制部62内に移動するように、さらに巻取シャフト30を第2支持部材50に対して離間方向に相対移動させる。これと共に、被規制部38を回転規制部62の終端部に向けて移動させるように(巻取方向Rに)、巻取シャフト30を第2支持部材50に対して相対回転させる(図9参照)。これにより、被規制部38は、第1溝部62a及び第2溝部62bを通って、その終端部に当接する位置まで移動される(図10参照)。この状態で、被規制部38は、付勢部材70の回動付勢力により、巻取シャフト30が第2支持部材50に対して巻取方向Rに回動付勢され、回転規制部62の終端部に押し当てられている。
もっとも、被規制部38が第1溝部62a内に移動された後、巻取シャフト30と第2支持部材50とは、付勢部材70の回動付勢力により被規制部38が回転規制部62の終端部側に向けて移動するように相対回転しようとする。このため、作業者は巻取シャフト30と第2支持部材50とを補助的に操作すればよい。
これにより、巻取シャフト30と第2支持部材50とは、巻取シャフト30がサンシェード20を巻き取るように、付勢部材70により回動付勢された付勢状態に維持される(回転規制状態)。そして、この状態で、サンシェード装置10を車両取付工程に供する。
次に、サンシェード装置10の車両取付時の操作について説明する。作業者は、第1支持部材40の第1取付部44を車両の一方側の取付箇所102に対して取り付けると共に、第2支持部材50の第2取付部54を他方側の取付箇所104に対して取り付ける(図1、図2参照)。これにより、サンシェード装置10は、車両の所定位置に取り付けられる。
サンシェード装置10を車両に取り付けた状態で、被規制部38を回転規制部62から回転解放部66に移動させるように、第2支持部材50に対して巻取シャフト30をその長手方向に近接させるように相対移動及び相対回転させる。この際、付勢部材70の長手方向の付勢力(収縮力)は、被規制部38が回転規制部62から回転解放部66内に移動する動作を補助するように作用する。実際的には、作業者は、ステイ24を操作してサンシェード20を引き出すことにより、巻取シャフト30が第2支持部材50に対して相対回転すると共に相対移動して、被規制部38が回転規制部62から回転解放部66に移動される。より具体的には、サンシェード20の引出操作に伴って、巻取シャフト30が第2支持部材50に対して巻取方向Rとは反対側に向けて相対回転されると共に、巻取シャフト30の長手方向に近接するように相対移動する。これにより、被規制部38は、第2溝部62bの終端部に当接した位置(図10参照)から第1溝部62aを通って(図9参照)回転規制部62内から退出し、回転解放部66内に移動される(図8参照)。
被規制部38が回転規制部62内から退出すると、付勢部材70の長手方向の付勢力により、巻取シャフト30が第2支持部材50に対して第2取付部54側に相対移動され、被規制部38は回転解放部66の第2取付部54側に配設される(図7参照)。なお、巻取シャフト30は、第1支持部材40に対して相対回転すると共に近接する向きに相対移動される。
これにより、巻取シャフト30は、付勢部材70により第2支持部材50に対して巻取方向Rに回動付勢された状態で、相対回転可能になる。この状態が、サンシェード装置10の使用状態(回転解放状態)である。
そして、サンシェード装置10は、ステイ24を操作することにより巻取シャフト30に対してサンシェード20を引出収納可能であり、サンシェード20の引出状態で適用対象となる窓100を遮蔽する。
上記のように構成されたサンシェード装置10によると、回転規制部62と回転解放部66とが巻取シャフト30の長手方向に隣接して形成され、第2支持部材50に対して巻取シャフト30が長手方向に相対移動することにより、巻取シャフト30の回転を規制又は解放可能に構成されている。このため、付勢部材70の付勢状態を維持する機構を簡単な構成で実現できる。また、第2支持部材50に対する巻取シャフト30の長手方向位置を視認することにより、容易に回転規制状態か回転解放状態かを判別することができる。
また、被規制部38の回転規制部62と回転解放部66との間の相対移動が、巻取シャフト30を第2支持部材50に対して相対移動及び相対回転させながら行われるように構成されている。このため、車両取り付け工程までの搬送等の際に被規制部38が回転規制部62と回転解放部66との間で相対移動しにくく、より確実に付勢部材70の付勢状態を維持することができる。
また、被規制部38が回転規制部62内に配設された状態で、巻取シャフト30は、付勢部材70により巻取方向Rにつまり被規制部38が回転規制部62の終端部に押し当てられる方向に付勢されるため、付勢部材70の付勢状態が解除され難い。
また、ステイ24に対するサンシェード20の引出操作により第2支持部材50に対して巻取シャフト30を相対回転させ、被規制部38を回転規制部62から回転解放部66に相対移動可能に構成されているため、車両取り付け時に、容易に巻取シャフト30の回転規制を解除することができる。
また、回転規制部62と回転解放部66とが巻取シャフト30内に挿通される第2支軸部52自体に形成されているため、別途回転防止用の部材を設ける必要がなく、より簡単な構成で付勢部材70の付勢状態を維持する機構を実現することができる。
また、巻取シャフト30の内側に突出する被規制部38が第2支持部材50の第2支軸部52の外周部に形成された回転解放部66としての凹部及び回転規制部62としての溝部内を相対移動するように構成されている。すなわち、第2支持部材50に対する巻取シャフト30の相対回転を規制及び解放する機構部分は、外部と接触し難いため、車両取り付け工程までの搬送等の際に付勢部材70の付勢状態が解除され難い。
周方向に沿って形成された第2溝部62bが設けられることにより、被規制部38が回転規制部62の終端部に位置する状態で、巻取シャフト30と第2支持部材50に対して相対的に近接する向きの外力が加えられたとしても、被規制部38が第2溝部62bの側壁に当接して移動規制されるため、車両取付前に付勢部材70の付勢状態が解除されることをより効果的に抑制することができる。
また、付勢部材70の付勢力により、第2支持部材50が巻取シャフト30の中心側に移動するように付勢されるため、車両取付後の使用状態において、より確実に被規制部38を回転解放部66に留まらせて、巻取シャフト30の回転が使用途中で規制されることを抑制することができる。また、巻取シャフト30の長手方向における巻取シャフト30と第2支持部材50とのガタつきを抑制し、異音の発生を抑制することができる。
10 サンシェード装置
20 サンシェード
24 ステイ
30 巻取シャフト
32 本体部
38 被規制部
40 第1支持部材
50 第2支持部材
52 第2支軸部
54 第2取付部
62 回転規制部
66 回転解放部
70 付勢部材

Claims (4)

  1. 車両の窓を遮蔽するためのサンシェード装置であって、
    サンシェードと、
    前記サンシェードの一端部が固定されるステイと、
    前記サンシェードの他端部が固定される中空状の巻取シャフトと、
    前記巻取シャフトの一端部を相対回転可能かつ前記巻取シャフトの長手方向に相対移動可能に支持すると共に、前記車両の所定位置に取り付け可能な第1支持部材と、
    前記巻取シャフトの他端部を相対回転可能かつ前記巻取シャフトの長手方向に相対移動可能に支持すると共に、前記車両の所定位置に取り付け可能な第2支持部材と、
    前記巻取シャフトを、前記第2支持部材に対して、前記サンシェードの巻取方向に回動付勢可能な付勢部材と、
    を備え、
    前記巻取シャフトは、他端部に被規制部を有し、
    前記第2支持部材には、前記被規制部の動作を規制して前記巻取シャフトを相対回転不能にする回転規制部と前記被規制部の動作を解放して前記巻取シャフトを相対回転可能にする回転解放部とが前記巻取シャフトの長手方向に隣接して形成され、
    前記第2支持部材に対して前記巻取シャフトが長手方向に相対移動することにより、前記巻取シャフトの回転を規制又は解放可能であり、
    前記第2支持部材は、前記巻取シャフト内に挿通されると共に前記付勢部材の他端部が固定される支軸部と、前記支軸部の基端側に連続し、前記車両の所定位置に取り付け可能な取付部とが一体形成された構成であり、
    前記回転規制部と前記回転解放部とは、前記回転解放部が前記回転規制部の前記取付部側に隣接するように前記支軸部に形成され、
    前記回転解放部は前記支軸部の外周部に周方向に沿って形成された凹部であり、前記回転規制部は前記凹部の一部から連続すると共に前記支軸部の外周部に螺旋状に形成された溝部であり、
    前記被規制部は、前記巻取シャフトの内側に突出し、前記凹部及び前記溝部内に配設されると共に前記凹部及び前記溝部内を移動可能な突部であるサンシェード装置。
  2. 請求項1記載のサンシェード装置であって、
    前記被規制部は、前記第2支持部材に対して前記巻取シャフトを相対回転させることにより、前記回転解放部と前記回転規制部との間で相対移動されるように構成されているサンシェード装置。
  3. 請求項1又は2記載のサンシェード装置であって、
    前記サンシェードの引出操作により、前記被規制部を前記回転規制部から前記回転解放部に相対移動可能に構成されているサンシェード装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のサンシェード装置であって、
    前記巻取シャフトに対する前記付勢部材の一端部の取り付け位置と前記第2支持部材に対する前記付勢部材の他端部の取付位置との間の長さは、少なくとも前記被規制部が前記回転解放部にある状態で、前記付勢部材の自然長より長く設定されているサンシェード装置。
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