JP5853979B2 - サンシェード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サンシェード装置に関する。
サンシェード装置においては、シェードの一端部側が巻き取り及び引き出し可能とされると共に、シェードの他端部がホルダー内に収容された構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。ところで、このようなサンシェード装置の組付時に、シェードの他端部がホルダー内に収容された後、当該ホルダーがその長手方向に沿ってノブの側面側からノブの長手方向に沿って摺動案内されることで、ホルダーがノブに組み付けられる場合がある。そして、この場合にシェードがホルダーとノブとの間で引っ掛からないように、ホルダーとノブとで形成される開口部の間隔は、シェードの厚みよりも大きく設定されている。
国際公開第2010/106767号パンフレット
しかしながら、このように設定されていると、組付後にシェードの幅方向への変位が規制されないため、シェードに外力が作用するとシェードのホルダー側の部位に皺が生じる可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮して、シェードに外力が作用してもシェードのホルダー側の部位に皺が生じるのを抑えることができるサンシェード装置を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明のサンシェード装置は、一端部側が巻き取り及び引き出し可能なシェードと、前記シェードの他端部が収容されているシェード収容部を備えて前記シェードの幅方向を長手方向として配置され、その長手方向に沿って延びると共にその長手方向から見た形状が円弧形状とされた円弧溝が形成されているホルダー本体部と、前記ホルダー本体部の前記円弧溝を外周円弧面で前記ホルダー本体部の長手方向に沿って摺動案内可能な軸状部が形成され、前記ホルダー本体部の前記円弧溝前記ホルダー本体部の長手方向に沿って前記軸状部によって摺動案内させた状態で前記ホルダー本体部をその長手方向に沿った前記軸状部の軸線周りでかつ組付位置方向へ回動可能に支持する基部材と、前記ホルダー本体部が組付位置から回動するのを規制するロック機構と、前記ホルダー本体部と一体に形成されて前記シェード収容部とは別に設けられ、前記ホルダー本体部が前記基部材に支持された状態で組付位置方向へ回動することで前記基部材に接近すると共に前記ホルダー本体部が組付位置に配置された状態では前記基部材との間に前記シェードを挟み込んで固定する押さえ部と、を有する。
請求項1に記載する本発明のサンシェード装置によれば、シェードは、一端部側が巻き取り及び引き出し可能となっており、他端部がホルダー本体部のシェード収容部に収容されている。ホルダー本体部は、シェードの幅方向を長手方向として配置されており、このホルダー本体部には、その長手方向に沿って延びると共にその長手方向から見た形状が円弧形状とされた円弧溝が形成されている。また、基部材には、ホルダー本体部の円弧溝を外周円弧面でホルダー本体部の長手方向に沿って摺動案内可能な軸状部が形成されている。基部材は、ホルダー本体部の円弧溝をホルダー本体部の長手方向に沿って軸状部によって摺動案内させた状態で、ホルダー本体部をその長手方向に沿った軸状部の軸線周りでかつ組付位置方向へ回動可能に支持する。これに対して、ロック機構は、ホルダー本体部が組付位置から回動するのを規制しており、ホルダー本体部と一体に形成されてシェード収容部とは別に設けられた押さえ部は、ホルダー本体部が基部材に支持された状態で組付位置方向へ回動することで基部材に接近すると共にホルダー本体部が組付位置に配置された状態では基部材との間にシェードを挟み込んで固定している。このため、シェードの幅方向の変位が規制される。
請求項に記載する本発明のサンシェード装置は、請求項1に記載の構成において、前記ロック機構は、前記基部材に形成されて前記ホルダー本体部の組付位置方向への回動を弾性変形により許容すると共に前記ホルダー本体部が組付位置に配置された状態では前記ホルダー本体部の組付位置からの回動を規制する位置に弾性復帰するロック部を備えている。
請求項に記載する本発明のサンシェード装置によれば、ロック機構のロック部は、基部材に形成されて弾性変形可能となっており、ホルダー本体部の組付位置方向への回動を弾性変形により許容する。そして、ホルダー本体部が組付位置に配置された状態では、ホルダー本体部の組付位置からの回動を規制する位置にロック部が弾性復帰する。よって、この状態では、ホルダー本体部の組付位置からの回動は、弾性復帰したロック部によって規制される。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載のサンシェード装置によれば、シェードに外力が作用してもシェードのホルダー側の部位に皺が生じるのを抑えることができるという優れた効果を有する。
また、このサンシェード装置によれば、軸状部によってホルダー本体部をその長手方向に沿って摺動案内させることができると共に軸状部の軸線周りにホルダー本体部を回動させることができるという優れた効果を有する。
請求項に記載のサンシェード装置によれば、ホルダー本体部を組付位置方向に回動させて組付位置に至らせるだけで、ホルダー本体部の組付位置からの回動を規制することができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係るサンシェード装置の要部を示す分解斜視図である。 図1のサンシェード装置の組付途中の状態を示す半断面の斜視図である。 図1のサンシェード装置の最終組付状態を示す半断面の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るサンシェード装置の組付途中の状態を示す半断面の斜視図である。 図4のサンシェード装置の最終組付状態を示す半断面の斜視図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係るサンシェード装置について図1〜図3を用いて説明する。なお、以下の説明では、便宜上、図中の矢印UPで示す側を上側とするが、これにより、サンシェード装置の車体に対する適用方向が限定されるものではない。
図1には、本実施形態に係るサンシェード装置10の要部が分解斜視図にて示されている。また、図2には、サンシェード装置10の組付途中の状態が半断面の斜視図にて示されており、図3には、サンシェード装置10の最終組付状態が半断面の斜視図にて示されている。これらの図に示されるサンシェード装置10は、例えば、ガラス等で閉塞された車体開口部(一例として車体ルーフの開口部)に配設されている。
図1に示されるように、サンシェード装置10は、シェード12を備えている。シェード12は、シート状の日よけ用部材であり、前記車体開口部の形状に対応する略矩形状に形成されている。シェード12の一端部は、シェード12の幅方向を軸方向とするシャフト14に取り付けられている。シャフト14は、長尺の円柱状に形成されている。このシャフト14は、前記車体開口部の一辺側に設置されたケース(図示省略)の内部に配置されると共に、前記車体開口部の一辺に沿う方向を軸線方向としており、前記ケースに軸受を介して回転可能に支持されている。これにより、シェード12の一端部側は、巻き取り及び引き出し可能とされている。また、シャフト14は、シェード12の一端部側をロール状に巻き取るように付勢機構(図示省略)によって常に軸線周りの一方側へ付勢されている。
図1及び図3に示されるように、シェード12の他端部には、折り返されて縫い付けられることでループ部12Aが形成されている。このループ部12Aには、側方側(シェード12の幅方向外側)から芯棒16が挿通されている。芯棒16は、長尺の棒状に形成されており、シェード12の幅方向を軸線方向として配置されている。シェード12においてループ部12Aの側の端部は、ホルダー18に組み付けられている。
ホルダー18は、金属製とされ、本実施形態では一例としてアルミ押出材で形成されている。ホルダー18は、長尺状のホルダー本体部20を備えており、このホルダー本体部20は、シェード12の幅方向を長手方向として配置されている。ホルダー本体部20は、基部材としてのノブ26(広義には「把持部材」として把握される要素である。)への組付部24を備えると共に、ホルダー本体部20の側面視でノブ26への組付部24からノブ26の側とは反対側に略C字状に迫り出した膨出部22を備えている。
図3に示されるように、ホルダー本体部20には、膨出部22の内側にシェード収容部22Aが形成されている。シェード収容部22Aには、シェード12のループ部12A側の端部(他端部)が収容されている。シェード収容部22Aは、組付状態でノブ26の下部側へ向けて開口した凹溝状に形成され、ホルダー本体部20の長手方向に沿って延在しており、延在方向の両サイドが開放されている。シェード収容部22Aは、芯棒16が挿通されたループ部12Aを側方側から挿通可能な大きさに設定されている。また、側面視でシェード収容部22Aにおける斜め下向きの開口22A1の幅は、シェード12において芯棒16の非挿通部位を側方側から挿通可能な寸法で、かつループ部12Aに芯棒16が挿通された部位を側方側から挿通不能な寸法に設定されている。
ホルダー本体部20におけるノブ26への組付部24は、シェード収容部22Aに隣接してシェード収容部22Aとは反対側に開口する略C字形状の円弧溝24Aを備えている。この円弧溝24Aは、ホルダー本体部20の上部から内側に延設された側面視J字状のJ字状リブ20Aに形成されている。このJ字状リブ20Aは、ホルダー本体部20の長手方向に沿って延在しており、J字状リブ20Aの縦壁部は、円弧溝24Aとシェード収容部22Aとを仕切っている。
また、J字状リブ20Aの上端部からは、シェード収容部22Aの側とは反対側に延設された板状部24Bが形成されており、板状部24Bの先端部には下向きの掛止め爪24Cが設けられている。板状部24Bは、円弧溝24Aの側と掛止め爪24Cの側との中間部が鈍角状に屈曲されており、先端部側が斜め下向きに傾斜している。以上により、ホルダー本体部20におけるノブ26への組付部24は、全体としては組付状態で下側に開口した凹溝状に形成されている。
一方、ノブ26は、樹脂製とされ、シェード12を引き出すための取っ手とされている。ノブ26は、ホルダー18と同様の方向を長手方向として配置されている。ノブ26には、その長手方向に直交する方向の一方側端部に凹溝部26Aが形成されている。凹溝部26Aは、組付状態で上向きに開口してノブ26の長手方向に沿って延在しており、延在方向の両サイドが開放されている。この凹溝部26Aは、ノブ26の長手方向に直交する方向の一方側端縁から立設された第一壁部28を一方側の側壁とし、この第一壁部28に対して所定の間隔をおいて並設されたロック部としての第二壁部30を他方側の側壁としている。
第一壁部28は、ノブ26の底壁部26Bから直立するように立設された起立部28Aを備えている。また、第一壁部28の上部には、起立部28Aの上端から屈曲されて上方側へ向けて凹溝部26Aの溝幅を拡大する方向に傾斜した傾斜部28Bが形成されている。さらに、傾斜部28Bの上端部には、軸状部28Cが形成されている。軸状部28Cは、ホルダー本体部20の円弧溝24Aの内周面全体が面接触可能な形状に設定されており、ノブ26の長手方向に沿って延在している。
図2に示されるように、本実施形態では、ホルダー本体部20の板状部24B及び掛止め爪24Cをノブ26の凹溝部26Aに挿通させながらホルダー本体部20の円弧溝24Aをノブ26の軸状部28Cの外周面に沿ってかつ軸状部28Cの軸線方向に摺動させることが可能となっている。そして、ノブ26は、ホルダー本体部20をその長手方向に沿って摺動案内させた状態でホルダー本体部20をその長手方向に沿った軸線周り(軸状部28Cの軸線周り)でかつ組付位置方向(図2の矢印A方向)へ回動可能に支持するようになっている。
第二壁部30は、ホルダー本体部20の組付位置方向への回動に伴って掛止め爪24Cと当接した場合、図2の左側に傾倒するように弾性変形して掛止め爪24Cの移動軌跡から退避するようになっている。すなわち、第二壁部30は、ホルダー本体部20の組付位置方向への回動を弾性変形により許容する。
図3に示されるように、第二壁部30は、側面視で下部30Aの板厚に比べて上部30Bの板厚が薄く設定されることで、第一壁部28との対向部側に段差32が形成されている。第二壁部30の段差32の棚部は、ホルダー本体部20の掛止め爪24Cを掛止めするための被掛止め部32Aとされている。これにより、第二壁部30は、ホルダー本体部20が組付位置から回動するのを規制するロック機構34の一部を構成している。すなわち、第二壁部30は、ホルダー本体部20が組付位置に配置された状態ではホルダー本体部20の組付位置からの回動を規制する位置(図3に示される位置)に弾性復帰するようになっている。なお、組付状態ではノブ26とホルダー本体部20の組付部24とは閉断面を形成している。
一方、ホルダー18には、ホルダー本体部20の膨出部22の下部から組付状態におけるノブ26の第一壁部28の付根部側へ延出された押さえ部36が形成されている。この押さえ部36は、ホルダー本体部20と一体に形成され、概ねJ字状リブ20Aの下方側に設定されており、ホルダー本体部20が組付位置に配置された状態ではノブ26の第一壁部28の付根部との間にシェード12を挟み込んで固定している。
ホルダー本体部20が組付位置に配置された状態では、ノブ26の第一壁部28の付根部と押さえ部36との間の間隔は、シェード12の組付前における厚さ以下に設定されている。
なお、ホルダー18の側方側には、カバー(図示省略)が取り付けられている。また、ノブ26は、車体側に対して変位可能に保持されており、手動又は電動により、シェード12の幅方向に直交する方向へ移動可能とされると共に、任意の位置又は所定位置でロック可能となっている。
(組付手順及び作用・効果)
次に、サンシェード装置10におけるシェード12の端末側(ノブ26側)の組付手順について説明しながら、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
まず、図1に示されるように、芯棒16がその軸方向を挿通方向としてシェード12のループ部12Aに側方側(シェード12の幅方向外側)から挿通されている。次に、シェード12のループ部12A側の端部がシェード12の幅方向を挿通方向としてホルダー本体部20のシェード収容部22Aに側方側(ホルダー本体部20の幅方向外側)から挿通される。これにより、シェード12のループ部12A側の端部がホルダー本体部20に収容される。
次に、ホルダー本体部20の側面がノブ26の側面側に向けられ、図2に示されるホルダー本体部20の円弧溝24Aがその長手方向に沿ってノブ26の軸状部28Cに摺動案内される。このように摺動案内されると、ノブ26は、ホルダー本体部20をその長手方向に沿った軸線周りでかつ組付位置方向へ回動可能に支持する。次に、ホルダー本体部20がその長手方向に沿った軸線周りで組付位置方向(矢印A方向)へ回動させられる。
このとき、ホルダー本体部20の掛止め爪24Cがノブ26の第二壁部30に当たるが、第二壁部30が弾性変形することでホルダー本体部20の組付位置方向への回動が許容される。そして、図3に示されるように、ホルダー本体部20が組付位置に配置されると、ホルダー本体部20の組付位置からの回動を規制する位置に第二壁部30が弾性復帰し、ホルダー本体部20の掛止め爪24Cが第二壁部30の上部30B及び被掛止め部32Aに当たる。よって、この状態では、ホルダー本体部20の組付位置からの回動は、弾性復帰した第二壁部30によって規制される。
なお、この状態では、ホルダー本体部20のJ字状リブ20Aの先端部がノブ26の第一壁部28の傾斜部28Bに接している。すなわち、第一壁部28の傾斜部28Bは、ホルダー本体部20の回動角を制限するストッパとして機能している。
一方、ホルダー本体部20と一体に形成された押さえ部36は、ホルダー本体部20が組付位置に配置された状態ではノブ26との間にシェード12を挟み込んで固定している。このため、シェード12の幅方向の変位が規制される。
以上説明したように、本実施形態に係るサンシェード装置10によれば、車両の振動等によってシェード12に外力が作用しても、シェード12のホルダー18側の部位に皺(一例として図3に二点鎖線Xで示されるような縦皺)が生じるのを抑えることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るサンシェード装置について、図4及び図5を用いて説明する。図4には、本実施形態に係るサンシェード装置40が組付途中の状態における半断面の斜視図(第1の実施形態における図2に相当する図)にて示されている。また、図5には、サンシェード装置40の最終組付状態が半断面の斜視図(第1の実施形態における図3に相当する図)にて示されている。
これらの図に示されるように、サンシェード装置40は、ホルダー18(図1〜図3参照)に代えてホルダー42を備えると共に、ノブ26(図1〜図3参照)に代えて基部材としてのノブ50(広義には「把持部材」として把握される要素である。)を備える点で、第1の実施形態とは異なる。他の構成は、第1の実施形態と同様の構成となっている。よって、第1の実施形態と同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図5に示されるホルダー42には、シェード12におけるループ部12Aの側の端部が組み付けられている。ホルダー42は、金属製とされ、本実施形態では一例としてアルミ押出材で形成されている。ホルダー42は、長尺状のホルダー本体部44を備えており、このホルダー本体部44は、シェード12の幅方向を長手方向として配置されている。ホルダー本体部44は、ノブ50への組付部48を備えると共に、ホルダー本体部44の側面視でノブ50への組付部48からノブ50の被組付部の側とは反対側に迫り出した膨出部46を備えている。
膨出部46の上部からは内側に垂下されたリブ46Aが形成されている。リブ46Aは、ホルダー本体部44の長手方向に沿って延在している。また、膨出部46の内側には、リブ46Aを隔壁としてノブ50の側とは反対側にシェード収容部46Bが形成されている。シェード収容部46Bには、シェード12のループ部12A側の端部(他端部)が収容されている。シェード収容部46Bは、組付状態でノブ50の下部側へ向けて開口した凹溝状に形成されており、ホルダー本体部44の長手方向に沿って延在し、延在方向の両サイドが開放されている。シェード収容部46Bは、芯棒16が挿通されたループ部12Aを側方側から挿通可能な大きさに設定されている。また、側面視でシェード収容部46Bにおける斜め下向きの開口46B1の幅は、シェード12において芯棒16の非挿通部位を側方側から挿通可能な寸法で、かつループ部12Aに芯棒16が挿通された部位を側方側から挿通不能な寸法に設定されている。
ホルダー本体部44におけるノブ50への組付部48は、シェード収容部46Bの側とは反対側に開口する略C字形状の円弧溝48Aを備えている。この円弧溝48Aは、組付部48の上部48Bと、組付部48の上部48Bにおける膨出部46側の端部から内側に延設されリブ48Cと、に跨って形成されている。リブ48Cは、側面視でその下部がシェード収容部46Bの側とは反対側に曲げられた略L字形状に形成されている。
一方、ノブ50は、樹脂製とされ、シェード12を引き出すための取っ手とされている。ノブ50は、ホルダー42と同様の方向を長手方向として配置されている。ノブ50には、その長手方向に平面視で直交する方向の一方の端部側に底壁部50Aからブロック状に立設された立設部52が形成されている。立設部52の上部においてホルダー42が組み付けられる側には、軸状部52Aが形成されている。軸状部52Aは、ホルダー本体部44の円弧溝48Aの内周面全体が面接触可能な形状に設定されており、ノブ50の長手方向に沿って延在している。
図4に示されるホルダー本体部44の円弧溝48Aは、ノブ50の軸状部52Aの外周面に沿ってかつ軸状部52Aの軸線方向に摺動させることが可能とされている。そして、ノブ50は、ホルダー本体部44をその長手方向に沿って摺動案内させた状態でホルダー本体部44をその長手方向に沿った軸線周り(軸状部52Aの軸線周り)でかつ組付位置方向(図4の矢印B方向)へ回動可能に支持するようになっている。
一方、図5に示されるように、ノブ50の底壁部50Aは、立設部52の根本部から図中右側に張り出したロック部としての張出可撓部56を備えている。張出可撓部56の上部には、爪状に突出するロック爪部56Aが形成されている。ロック爪部56Aは、ノブ50の長手方向に沿って延在している。
張出可撓部56は、図4に示されるホルダー本体部44の組付位置方向への回動に伴ってリブ48Cがロック爪部56Aと当接した場合、弾性変形してリブ48Cの移動軌跡から退避するようになっている。すなわち、張出可撓部56は、ホルダー本体部44の組付位置方向への回動を弾性変形により許容する。また、図5に示される張出可撓部56は、ホルダー本体部44が組付位置から回動するのを規制するロック機構54の一部を構成している。すなわち、張出可撓部56は、ホルダー本体部44が組付位置に配置された状態ではホルダー本体部44の組付位置からの回動を規制する位置(図5に示される位置)に弾性復帰するようになっている。
一方、ホルダー42には、ホルダー本体部44の膨出部46の下部から組付状態におけるノブ50の張出可撓部56の先端部側へ延出された押さえ部58が形成されている。この押さえ部58は、ホルダー本体部44と一体に形成され、概ねリブ46Aの下方側に設定されており、ホルダー本体部44が組付位置に配置された状態ではノブ50の張出可撓部56の先端部との間にシェード12を挟み込んで固定している。
ホルダー本体部44が組付位置に配置された状態では、ノブ50の張出可撓部56の先端部と押さえ部58との間の間隔は、シェード12の組付前における厚さ以下に設定されている。
なお、第1の実施形態と同様に、ホルダー42の側方側には、カバー(図示省略)が取り付けられている。また、ノブ50は、車体側に対して変位可能に保持されており、手動又は電動により、シェード12の幅方向に直交する方向へ移動可能とされると共に、任意の位置又は所定位置でロック可能となっている。
(組付手順及び作用・効果)
次に、サンシェード装置40におけるシェード12の端末側(ノブ50側)の組付手順について説明しながら、上記実施形態の作用及び効果について説明する。なお、シェード12のループ部12A側の端部がホルダー本体部44のシェード収容部46Bに収容されるまでの組付手順は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
図4に示されるシェード12のループ部12A側の端部がホルダー本体部44のシェード収容部46Bに収容された後、ホルダー本体部44の側面がノブ50の側面側に向けられ、ホルダー本体部44の円弧溝48Aがその長手方向に沿ってノブ50の軸状部52Aに摺動案内される。このように摺動案内されると、ノブ50は、ホルダー本体部44をその長手方向に沿った軸線周りでかつ組付位置方向へ回動可能に支持する。次に、ホルダー本体部44がその長手方向に沿った軸線周りで組付位置方向(矢印B方向)へ回動させられる。
このとき、ホルダー本体部44のリブ48Cがノブ50の張出可撓部56のロック爪部56Aに当たるが、張出可撓部56が弾性変形することでホルダー本体部44の組付位置方向への回動が許容される。そして、図5に示されるように、ホルダー本体部44が組付位置に配置されると、ホルダー本体部44の組付位置からの回動を規制する位置に張出可撓部56が弾性復帰し、ホルダー本体部44のリブ48Cが張出可撓部56のロック爪部56Aに当たる。よって、この状態では、ホルダー本体部44の組付位置からの回動は、弾性復帰した張出可撓部56のロック爪部56Aによって規制される。
一方、ホルダー本体部44と一体に形成された押さえ部58は、ホルダー本体部44が組付位置に配置された状態ではノブ50との間にシェード12を挟み込んで固定している。このため、シェード12の幅方向の変位が規制される。
以上説明したように、本実施形態に係るサンシェード装置40によれば、車両の振動等によってシェード12に外力が作用しても、シェード12のホルダー42側の部位に皺(一例として図5に二点鎖線Xで示されるような縦皺)が生じるのを抑えることができる。
[実施形態の補足説明]
なお、第1の実施形態の変形例として、例えば、図3に示されるノブ26の第二壁部30を弾性変形させずに、ホルダー本体部20の板状部24B及び掛止め爪24Cを弾性変形可能とする構成にしてもよい。すなわち、ホルダー本体部20の組付位置方向への回動がホルダー本体部20の板状部24B及び掛止め爪24Cの弾性変形により許容されると共に、第二壁部30と弾性復帰した掛止め爪24Cとの当接によってホルダー本体部20が組付位置から回動するのを規制してもよい。
また、第1の実施形態の変形例として、例えば、第二壁部30の下部30Aが上部30Bと同じ板厚に設定されると共に、掛止め爪24Cの下面と底壁部26Bの上面との間にロック機構を構成する隙詰め部材が挿入されることで、ホルダー本体部が組付位置から回動するのを規制してもよい。
また、第2の実施形態の変形例として、例えば、図5に示されるノブ50の張出可撓部56を弾性変形させずに、ホルダー本体部44のリブ48Cを弾性変形可能とする構成にしてもよい。すなわち、ホルダー本体部44の組付位置方向への回動がリブ48Cの弾性変形により許容されると共に、ロック爪部56Aと弾性復帰したリブ48Cとの当接によってホルダー本体部44が組付位置から回動するのを規制してもよい。
また、本発明の実施形態ではない参考例として、ホルダー本体部20、44には、円弧溝24A、48Aに代えて軸状部28C、52Aに相当する部位を形成すると共に、ノブ26、50には、軸状部28C、52Aに代えて円弧溝24A、48Aに相当する部位を形成するような構成としてもよい。
なお、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 サンシェード装置
12 シェード
20 ホルダー本体部
22A シェード収容部
24A 円弧溝
26 ノブ(基部材)
28C 軸状部
30 第二壁部(ロック部)
34 ロック機構
36 押さえ部
40 サンシェード装置
44 ホルダー本体部
46B シェード収容部
48A 円弧溝
50 ノブ(基部材)
52A 軸状部
54 ロック機構
56 張出可撓部(ロック部)
58 押さえ部

Claims (2)

  1. 一端部側が巻き取り及び引き出し可能なシェードと、
    前記シェードの他端部が収容されているシェード収容部を備えて前記シェードの幅方向を長手方向として配置され、その長手方向に沿って延びると共にその長手方向から見た形状が円弧形状とされた円弧溝が形成されているホルダー本体部と、
    前記ホルダー本体部の前記円弧溝を外周円弧面で前記ホルダー本体部の長手方向に沿って摺動案内可能な軸状部が形成され、前記ホルダー本体部の前記円弧溝前記ホルダー本体部の長手方向に沿って前記軸状部によって摺動案内させた状態で前記ホルダー本体部をその長手方向に沿った前記軸状部の軸線周りでかつ組付位置方向へ回動可能に支持する基部材と、
    前記ホルダー本体部が組付位置から回動するのを規制するロック機構と、
    前記ホルダー本体部と一体に形成されて前記シェード収容部とは別に設けられ、前記ホルダー本体部が前記基部材に支持された状態で組付位置方向へ回動することで前記基部材に接近すると共に前記ホルダー本体部が組付位置に配置された状態では前記基部材との間に前記シェードを挟み込んで固定する押さえ部と、
    を有するサンシェード装置。
  2. 前記ロック機構は、前記基部材に形成されて前記ホルダー本体部の組付位置方向への回動を弾性変形により許容すると共に前記ホルダー本体部が組付位置に配置された状態では前記ホルダー本体部の組付位置からの回動を規制する位置に弾性復帰するロック部を備えている、請求項1に記載のサンシェード装置。
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