JP2020084432A - 巻取式シェード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻取式シェード装置において、ヒンジドアが閉められるときに一定方向から強い衝撃が作用しても、異音の発生を抑制できる技術を提供することを目的とする。【解決手段】巻取式シェード装置10は、シート状部材12と、前記シート状部材12を巻取るための巻取シャフト20と、前記ヒンジドアに固定され、前記巻取シャフト20を回転可能に支持する支持部材40とを備える。前記支持部材40は、貫通孔51を貫通した前記巻取シャフト20の外周部を押圧しつつ回転可能に支持する複数の弾性変形部52、53、55を有する。前記複数の弾性変形部52、53、55は、前記巻取シャフト20の中心よりも前記ヒンジドアに対して閉方向に配置され、かつ、前記貫通孔51の中心を通り前記ヒンジドアの開閉方向に延びる線に対して線対称に配置されている複数の第1弾性変形部52、53を有する。【選択図】図1

Description

この発明は、自動車等の車両に搭載される巻取式シェード装置に関する。
特許文献1は、巻取りチューブと、巻取りチューブの両端部にそれぞれ収納された貫通部を有する軸受けと、巻取りチューブの内側で軸受けの貫通部の周りに取り付けられる変形可能なリングとを備える巻取り式のシェード装置を構成を開示している。係るリングは、その端部において、少なくとも2つのボス、およびボスから延び、その自由端部が内側に向けられた少なくとも2つの足を有する。特許文献1では、軸受けの貫通部がリング内に配置されているとき、リングの足における自由端部が軸受けの貫通部に接触し、リングのボスが巻取りチューブに接触している。
欧州特許出願公開第1717409号明細書
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、シェードの展開収納に伴う巻取りチューブの回転に対して、リングは一緒に回転したりしなかったりするため、シェード収納及び展開時、リングの足における自由端部の周方向における位置が一定しない。よって、ヒンジドアが閉められるときにシェード装置に対して一定方向から強い衝撃が作用すると、リングの足における自由端の位置によっては、リングと軸受けとの間に隙間が生じて異音が発生する恐れがある。
そこで本発明は、巻取式シェード装置において、ヒンジドアが閉められるときに一定方向から強い衝撃が作用しても、異音の発生を抑制できる技術を提供することを目的とする。
第1の態様は、車両のヒンジドアに取り付けられる巻取式シェード装置であって、シート状部材と、前記シート状部材の一端が外周部に取り付けられ、前記シート状部材を巻き取る方向に付勢された巻取シャフトと、前記ヒンジドアに固定され、前記巻取シャフトの端部が貫通する貫通孔が形成された壁部と、前記貫通孔の内周面に形成されて前記貫通孔を貫通した前記巻取シャフトの外周部を押圧しつつ回転可能に支持する複数の弾性変形部とを有する支持部材と、を備え、前記複数の弾性変形部は、前記巻取シャフトの中心よりも前記ヒンジドアに対して閉方向に配置され、かつ、前記貫通孔の中心を通り前記ヒンジドアの開閉方向に延びる線に対して線対称に配置されている複数の第1弾性変形部を有する。
第2の態様は、第1の態様に係る巻取式シェード装置であって、前記複数の弾性変形部は、前記巻取シャフトの中心よりも前記ヒンジドアに対して開方向に配置される少なくとも1つの第2弾性変形部をさらに有する。
第3の態様は、第2の態様に係る巻取式シェード装置であって、前記ヒンジドアの閉操作終了時に慣性移動しようとする前記巻取シャフトが前記第1弾性変形部を閉方向に弾性変形させながら慣性移動する移動量は、静止状態において前記巻取シャフトが前記貫通孔を貫通することによる前記第2弾性変形部の開方向への変形量より小さい。
第4の態様は、第2又は第3の態様に係る巻取式シェード装置であって、静止状態において前記巻取シャフトが前記貫通孔を貫通することによる前記第2弾性変形部の開方向への変形量が、静止状態において前記巻取シャフトが前記貫通孔を貫通することによる前記第1弾性変形部の閉方向への変形量よりも大きい。
第5の態様は、第2から第4のいずれか1つの態様に係る巻取式シェード装置であって、前記複数の弾性変形部は、2つの前記第1弾性変形部と、1つの前記第2弾性変形部とからなる。
第6の態様は、第1から第5のいずれか1つの態様に係る巻取式シェード装置であって、前記弾性変形部は、前記貫通孔の内周面のうち周方向に異なる2点を結ぶ弦状に形成されている。
第7の態様は、第1から第6のいずれか1つの態様に係る巻取式シェード装置であって、前記弾性変形部を一定姿勢で組付けるための印が前記支持部材の外面に設けられている。
第1の態様に係る巻取式シェード装置によると、弾性変形部がヒンジドアに固定される支持部材に形成されているため、巻取式シェード装置がヒンジドアに取付けられた状態で、弾性変形部がヒンジドアに対して一定位置に位置することができる。これにより、ヒンジドアの閉操作終了時に大きな衝撃荷重が作用し、巻取シャフトがヒンジドアの閉方向に慣性移動しようとする場合に、第1弾性変形部が、巻取シャフトを常に一定位置で受け止めることができる。さらにこのヒンジドアの閉方向への巻取シャフトの慣性移動しようとする力を複数の第1弾性変形部が分散して受け止めることができる。これらより、巻取式シェード装置において、ヒンジドアが閉められるときに一定方向から強い衝撃が作用しても、弾性変形部によって巻取シャフトの移動量を抑制でき、もって異音の発生を抑えることができる。
第2の態様によると、ヒンジドアの閉操作終了時において、慣性移動した巻取シャフトに対して第2弾性変形部が追従することによって、これらの間に隙間ができにくいため、異音の発生をより抑制することができる。
第3の態様によると、ヒンジドアの閉操作終了時において、慣性移動した巻取シャフトと第2弾性変形部との間に隙間ができないため、異音の発生をより抑制することができる。
第4の態様によると、ヒンジドアの閉操作終了時において、慣性移動した巻取シャフトの移動量が大きくなっても、第2弾性変形部が最後まで巻取シャフトに追従しやすくなる。
第5の態様によると、弾性変形部の数の増加を抑制でき、形状を簡略化できる。
第6の態様によると、弾性変形部は弦状のため、貫通孔より小さく形成でき、もって巻取シャフトを回転可能に支持する支持部材を小型化することができる。
第7の態様によると、弾性変形部の姿勢が常に一定となることで、弾性変形部をヒンジドアに対して一定位置に配置することが容易となる。
実施形態に係る巻取式シェード装置が車両に取付けられた状態を示す説明図である。 実施形態に係る巻取式シェード装置を示す斜視図である。 実施形態に係る巻取式シェード装置を示す分解斜視図である。 図3の一部を拡大した図である。 図4の一部を側面から見た図である。 ヒンジドアが静止状態にあるときの巻取シャフト及び支持部材の様子を示す説明図である。 ヒンジドアの閉操作終了時の巻取シャフト及び支持部材の様子を示す説明図である。 支持部材の変形例を示す側面図である。
{実施形態}
以下、実施形態に係る巻取式シェード装置について説明する。図1は、実施形態に係る巻取式シェード装置10が車両90に取付けられた状態を示す説明図である。図2は、実施形態に係る巻取式シェード装置10を示す斜視図である。図3は、実施形態に係る巻取式シェード装置10を示す分解斜視図である。図4は、図3の一部を拡大した図である。図5は、図4の一部を側面から見た図である。図6は、ヒンジドア92が静止状態にあるときの巻取シャフト20及び支持部材40の様子を示す説明図である。なお、図6における二点鎖線は、巻取シャフト20を挿通する前の弾性変形部52、53、55の状態を示している。
巻取式シェード装置10は、車両90のヒンジドア92に取付けられ、その巻取りシェード装置10の長手方向は車両前後方向に沿って設けられる。巻取式シェード装置10は、車両90のウインドウを遮蔽するためのシート状部材12を引出、収納可能に巻き取る装置である。図1に示す例では、巻取式シェード装置10は、車両90における後席用のヒンジドア92に取付けられる例が示されているが、これ以外の位置に設けられるヒンジドアに取付けられてもよい。また図1に示す例では、巻取式シェード装置10は、回転軸が鉛直方向(車両90の上下方向)に沿うヒンジドア92に取付けられる例が示されているが、回転軸がこれ以外の方向に延びるヒンジドアに取付けられてもよい。
巻取式シェード装置10は、シート状部材12と、巻取シャフト20と、支持部材40と、を備える。ここでは、巻取式シェード装置10は、付勢部材Sと、フレーム70と、回転支持部材80とをさらに備える。
シート状部材12は、布材、メッシュ状の布材、樹脂シート等を裁断、縫製等して形成される可撓性を有するシート状の部材である。このシート状部材12は、用途に応じた形状及び大きさ、ここでは、ウインドウを部分的又は全体的に遮蔽可能な形状及び大きさに形成されている。また、シート状部材12の引出側端部には、引出操作用の棒状の引出部材14が設けられていてもよい。
巻取シャフト20は、シート状部材12を巻取るための部材である。巻取シャフト20の外周部には、シート状部材12の一端縁部が取り付けられる。巻取シャフト20は、付勢部材Sによってシート状部材12を巻き取る方向に付勢されている。ここでは巻取シャフト20は、シャフト本体22と、シャフト本体22の端部に取付けられるベアリング24、34とを備える。ここでは、シャフト本体22の長尺方向両端部のうちドアヒンジ側の端部にベアリング24が設けられ、これとは反対側の端部にベアリング34が設けられている例で説明するが、ベアリング24、34はこれとは逆の配置となるように取付けられていてもよい。
シャフト本体22は、例えば長尺円筒状に形成されている。シャフト本体22の外周部にシート状部材12の一端縁部が取り付けられている。
ベアリング24は、シャフト本体22の長尺方向端部に取付けられている。ベアリング24は、嵌入部25と、貫通部28と、フランジ部29と、付勢部材取付部30とを有する形状に形成されている。例えば、ベアリング24は、射出成型などによる一体成形品である。
嵌入部25は、シャフト本体22の端部開口からシャフト本体22の内部に嵌入される部分である。嵌入部25は、シャフト本体22の内側に嵌入されて、シャフト本体22との間でシャフト本体22の軸回りに相対回転不能に固定される。嵌入部25は、例えば、円筒状の部材の外周部に複数の凹部が周方向に並ぶ形状に形成されている。つまり、嵌入部25の外周部は、径方向に凸となる凸部26と凹となる凹部27とが、周方向に交互に並んだ形状に形成されている。例えば、シャフト本体22の端部の内周部も、嵌入部25の外周部に応じた凹凸形状が形成されている。そして、嵌入部25の外周部の凹凸形状と、シャフト本体22の内周部の凹凸形状とによって、嵌入部25がシャフト本体22にシャフト本体22の軸回りに相対回転不能に固定される。また例えば、凸部26の外径がシャフト本体22の内径より大きく設定され、嵌入部25がシャフト本体22の内部に圧入されることによって、嵌入部25がシャフト本体22にシャフト本体22の軸回りに相対回転不能に固定される。
貫通部28は、支持部材40に形成された壁部の貫通孔を貫通した状態で、回転可能に支持される部分である。貫通部28は、嵌入部25の軸方向端部に連なる。貫通部28は、例えば円筒状に形成され、嵌入部25よりも外周側に張り出した形状に形成されている。貫通部28は、シャフト本体22に挿通されないように、その外径がシャフト本体22の内径よりも大きく設定されている。つまり貫通部28は、嵌入部25がシャフト本体22の内側に嵌入された状態で、シャフト本体22の端面に対して軸方向から接触し、それ以上の嵌入を抑制する。
フランジ部29は、支持部材40に収容される部分である。フランジ部29は、ベアリング24が支持部材40に支持された状態で、軸方向への移動を規制するための部分である。フランジ部29は、例えば円板状に形成され、貫通部28の軸方向端部の外周部から外周側に張り出した形状に形成されている。
付勢部材取付部30は、付勢部材Sが取付けられる部分である。付勢部材取付部30は、付勢部材Sに応じた形状に形成される。ここでは付勢部材Sとして渦巻ばねが設けられているため、付勢部材取付部30は、渦巻ばねの端部(ここでは内周側の端部)を取付け可能に形成されている。付勢部材取付部30は、貫通部28の軸方向端部に連なる。付勢部材取付部30は、例えば、貫通部28よりも小径の円柱状に形成されるとともに、その外周部に内周側へ向かう溝31が形成された形状に形成されている。当該溝31は付勢部材取付部30の自由端部側の端面に達しており、渦巻ばねの内周側の端部が挿入支持される。
ベアリング34は、シャフト本体22の長尺方向他端部に取付けられている。ここではベアリング34は、円筒状内周面を含む軸受形状に形成されている。このベアリング34は、シャフト本体22の内側に嵌入される嵌入部35と、嵌入部35の一端部で外周側に張り出すフランジ部36とを有している。嵌入部35の外周部は、ベアリング24の嵌入部25と同様に、外周面に凸部と凹部とが周方向に交互に並ぶ形状に形成されている。これにより、シャフト本体22に嵌入されたベアリング34は、シャフト本体22に対して軸周りに相対回転不能に固定される。フランジ部36は、貫通部28と同様に、嵌入部35がシャフト本体22の内側に嵌入された状態で、シャフト本体22の端面に対して軸方向から接触し、それ以上の嵌入を抑制する。
支持部材40は、巻取シャフト20の長尺方向における端部を回転可能に支持する部材である。支持部材40は、ヒンジドア92に固定される。巻取式シェード装置10が車両90のヒンジドア92に取り付けられて使用状態にあるとき、支持部材40は巻取シャフト20の軸回りに回転しないように固定される。ここでは支持部材40は、フレーム70に軸回りに相対回転不能に取付けられて、フレーム70を介してヒンジドア92に固定される。以下では支持部材40が、付勢部材Sを収容するケース40である例で説明する。
ケース40は、巻取シャフト20の端部(ここでは貫通部28)が貫通する貫通孔51が形成された壁部49と、貫通孔51の内周面に形成され、貫通孔51を貫通した巻取シャフト20の端部(ここでは貫通部28)の外周部を押圧しつつ回転可能に支持する複数の弾性変形部52、53、55とを有する。ここではケース40が、それぞれ別に成形された収容部材42と、蓋部材48とで構成されている例で説明する。上記壁部49及び複数の弾性変形部52、53、55は蓋部材48に形成されている。収容部材42及び蓋部材48によって形成される収容空間には、ベアリング24のフランジ部29及び付勢部材取付部30と、付勢部材Sとが収容されている。
収容部材42は、箱状に形成された収容部43と、収容部43の外周面に形成された複数(ここでは3つ)の係止凸部46とを含む。
収容部43には、主として付勢部材Sと、付勢部材取付部30とが収まる。収容部43において、巻取シャフト20の軸方向に沿った一面が開口している。収容部43において開口と反対側の底部には凹部が形成され、その外面に突き出している。当該凹部は、付勢部材取付部30の先端が収まる先端収容部44とされている。付勢部材Sが取付けられた付勢部材取付部30の先端が先端収容部44に収まることにより、付勢部材Sが付勢部材取付部30から外れたり、ベアリング24、34の軸が傾いたりすることを抑制できる。また収容部43において周壁部の一部が外側に張り出すようにして端部収容部45が形成されている。端部収容部45には、付勢部材Sとしての渦巻ばねの外周側端部が収められる。
複数(ここでは3つ)の係止凸部46は、周方向に離れて形成されている。当該係止凸部46は、蓋部材48との嵌合に用いられる。
蓋部材48は、収容部材42の収容部43の開口を塞ぐ蓋状に形成された蓋部49と、蓋部49の外周面から巻取シャフト20の軸方向に沿って収容部材42側に突出する複数(ここでは3つ)の第1足部56と、蓋部49の外面から巻取シャフト20の軸方向に沿って収容部材42とは反対側に突出する複数(ここでは3つ)の第2足部58とを含む。
蓋部49のうち収容部材42側の面にはフランジ部29が収まる窪み50が形成されている。窪み50はフランジ部29と同じ径の円形状に形成されている。そして、この窪み50の底部には、貫通部28を貫通させるための上記貫通孔51が形成されている。したがって、ここでは蓋部49が壁部49として機能し、貫通孔51の内周面に複数の弾性変形部52、53、55が形成されている。
貫通孔51は貫通部28を挿通可能に貫通部28よりも大径の円形状に形成されている。また貫通孔51は、フランジ部29及び窪み50よりも小径に形成されている。したがって、窪み50の底部であって貫通孔51の周縁部はフランジ部29と接触し、もってベアリング24の抜け止めが図られている。
複数の弾性変形部52、53、55は、巻取シャフト20の中心Cよりもヒンジドア92に対して閉方向に配置される複数の第1弾性変形部52、53を有する。さらにここでは複数の弾性変形部52、53、55は、巻取シャフト20の中心Cよりもヒンジドア92に対して開方向に配置される少なくとも1つの第2弾性変形部55を有する。ここでは、複数の弾性変形部52、53、55が、2つの第1弾性変形部52、53と、1つの第2弾性変形部55とを有する例で説明する。
第1弾性変形部52、53は、巻取シャフト20の中心Cよりもヒンジドア92に対して閉方向から巻取シャフト20の外周面に接触する。これにより巻取シャフト20が閉方向へ移動しようとしたときに、第1弾性変形部52、53が巻取シャフト20を受け止める。なおここでは静止状態において巻取シャフト20の中心Cと貫通孔51の中心Cとが一致しているものとして説明する。もちろん静止状態において巻取シャフト20の中心Cと貫通孔51の中心Cとが一致していない場合ありうる。
また複数(ここでは2つ)の第1弾性変形部52、53は、貫通孔51の中心Cを通りヒンジドア92の開閉方向に延びる線Lに対して線対称に配置されている。これにより、巻取シャフト20は、貫通孔51の中心Cを通りヒンジドア92の開閉方向に延びる線Lに対して両側から第1弾性変形部52、53によって支持されている。特にここでは、複数(ここでは2つ)の第1弾性変形部52、53は、貫通孔51の中心Cを通りヒンジドア92の開閉方向に延びる線Lに対して線対称に配置されている。これにより、巻取シャフト20が、複数(ここでは2つ)の第1弾性変形部52、53から受ける弾性力がほぼ均等となる。
第2弾性変形部55は、巻取シャフト20の中心Cよりもヒンジドア92に対して開方向側から巻取シャフト20に接触する。これにより巻取シャフト20が開方向へ移動しようとしたときに、第2弾性変形部55が巻取シャフト20を受け止める。
上述したようにここでは第2弾性変形部55は、1つ設けられている。1つの第2弾性変形部55は、貫通孔51の中心Cを通りヒンジドア92の開閉方向に延びる線Lと交差する部分で巻取シャフト20と接触している。
第1弾性変形部52、53は、静止状態で巻取シャフト20によって閉方向に弾性変形した状態とされている。このため、静止状態で巻取シャフト20は、第1弾性変形部52、53から巻取シャフト20の中心Cへの弾性力を受ける。第1弾性変形部52、53から受ける巻取シャフト20の中心Cへの弾性力は、開方向にかかる成分を含む。また第2弾性変形部55は、静止状態で巻取シャフト20によって開方向に弾性変形した状態とされている。このため、静止状態で巻取シャフト20は、第2弾性変形部55から巻取シャフト20の中心Cへの弾性力を受ける。第2弾性変形部55から受ける巻取シャフト20の中心Cへの弾性力は、閉方向にかかる成分を含む。
ここでは弾性変形部52、53、55は、貫通孔51の内周面のうち周方向に異なる2点を結ぶ弦状に形成されている。特にここでは、2つの第1弾性変形部52、53と1つの第2弾性変形部55とがすべて弦状に形成されている。2つの第1弾性変形部52、53と1つの第2弾性変形部55とは、巻取シャフト20の貫通前の状態(図6の二点鎖線の状態)で貫通孔51よりも大きい正三角形のそれぞれ異なる一辺の一部を構成するような配置とされている。これにより、2つの第1弾性変形部52、53と1つの第2弾性変形部55とは、貫通孔51の内周面で相互に交わらずに独立している。
もちろん、2つの第1弾性変形部52、53と1つの第2弾性変形部55とは、これ以外の配置とされていてもよい。例えば、2つの第1弾性変形部と1つの第2弾性変形部とは、1つの第2弾性変形部を底辺の一部とする、正三角形以外の二等辺三角形状に配置されていてもよい。また例えば、2つの第1弾性変形部と1つの第2弾性変形部との一部が、貫通孔51に内接する正三角形よりも小さい正三角形のそれぞれ異なる一辺を構成するように配置されていてもよい。この場合、2つの第1弾性変形部と1つの第2弾性変形部とは、貫通孔51の内部で交わる。この場合のように、弦状の弾性変形部は、貫通孔51の内部で交わっていてもよい。
2つの第1弾性変形部52、53と1つの第2弾性変形部55とは、巻取シャフト20(ここでは貫通部28)の貫通によって弾性変形し、貫通後の静止状態(図6の実線の状態)でその中間部が貫通孔51の半径方向外向きに撓んでいる。従って、静止状態において、巻取シャフト20は、2つの第1弾性変形部52、53と1つの第2弾性変形部55とから、それぞれ中心へ向かう弾性力を受けた状態とされる。これにより、静止状態における巻取シャフト20の軸の位置が安定する。
このときここでは、2つの第1弾性変形部52、53と1つの第2弾性変形部55とがすべて同じ大きさに形成され、かつ、2つの第1弾性変形部52、53の中間部と、貫通孔51の内周面との間、及び1つの第2弾性変形部55の中間部と貫通孔51の内周面との間は空隙51hとされている。これにより、2つの第1弾性変形部52、53と1つの第2弾性変形部55とが、静止状態における変形量がすべて同じとなるように形成されている。もっとも、複数の弾性変形部のうち静止状態における変形量の異なるものが含まれていてもよい。
複数の弾性変形部52、53、55は、巻取式シェード装置10がヒンジドア92に取付けられた状態で、ヒンジドア92に対して軸回りに回転不能である。ここでは複数の弾性変形部52、53、55がケース40(ここでは蓋部材48)と一体成形された部材であり、ケース40がヒンジドア92に回転不能に固定されていることから、複数の弾性変形部52、53、55は、巻取式シェード装置10がヒンジドア92に取付けられた状態で、ヒンジドア92に対して軸回りに回転不能である。
複数(ここでは3つ)の第1足部56は、蓋部49の外周面において周方向に離れて形成されており、収容部材42の係止凸部46に対応する位置に形成されている。蓋部材48の第1足部56には、収容部材42の係止凸部46が嵌る係止凹部57が形成されている。したがって、ここでは収容部材42と蓋部材48とは相互に嵌合する部材である。
複数(ここでは3つ)の第2足部58は、蓋部49の収容部材42と反対の外面において貫通孔51の中心を中心とした周方向に離れて形成されている。第2足部58は、ケース40をフレーム70に固定するための部分である。第2足部58は、蓋部49の収容部材42と反対の外面から軸方向に突出する突出片59と、突出片59の先端から外周側に張り出す第1張出部60と、突出片59の周方向一方側部から外周側に張り出す第2張出部61と、突出片59の中間部の外周面に形成された突起部62とを含む。さらに第2足部58のうちの一つである第2足部58aは、第1張出部60の一部分からさらに外周側に張り出す第3張出部63を含む。第2足部58の各部の詳細については、後述する。
フレーム70は、巻取式シェード装置10をヒンジドア92に取付けるための部材である。具体的には、フレーム70は、シャフト本体22の側方を覆うフレーム本体71と、フレーム本体71の長尺方向一方の端部に形成された第1シャフト支持部72と、フレーム本体71の長尺方向他方の端部に形成された第2シャフト支持部74と、ヒンジドア92への取付けに用いられるドア取付部76とを含む。
フレーム本体71は、ここではL字状の横断面が巻取シャフト20の軸方向に連続する形状に形成されている。このため、フレーム本体71は、シャフト本体22を2方向から覆っている。
第1シャフト支持部72は、巻取シャフト20の一端部を支持する部分である。ここでは第1シャフト支持部72には、ケース40が回転不能に取付けられる。ここでは、フレーム本体71の長尺方向一方の端部の端面に蓋部材48の蓋部49の外面から突出する第2足部58に応じた形状に形成された支持孔73が形成されて、第1シャフト支持部72とされている。ここでは支持孔73に第2足部58が挿通された後に、ケース40が巻取シャフト20の軸回りに回転することによって、第2足部58が第1シャフト支持部72に回転不能に取付けられる。
より詳細には、支持孔73の内周面は、第1張出部60に応じた形状に形成されて第1張出部60を挿通可能な第1部分73aと、第1部分73aより小径な第2部分73bとを有する。ここでは第2足部58が3つ設けられているため、第1部分73a及び第2部分73bが3つずつ周方向に交互に並ぶように形成されている。また第2部分73bの周方向中間部には支持孔73の半径方向外向きに凹む凹部73cが形成されている。
第1シャフト支持部72へのケース40の取付けは例えば以下のように行われる。すなわち、まず支持孔73のうち第1部分73aに第2足部58の第1張出部60が挿通される。この後そのまま挿通が続けられて、第2足部58のうち第1張出部60を超えて突出片59の基端側まで挿通される。この状態で、ケース40が軸回りに一方向き(図5の例で反時計回り)に回転されると、第2足部58の突出片59の外周面と支持孔73の第2部分73bの内周面とが対向する。この後そのまま回転が続けられて、突出片59の外周面に形成された突起部62が第2部分73bに形成された凹部73cに嵌る。これ以上の回転は、支持孔73の周縁部のうち第1部分73aと第2部分73bとの段差部分が第2張出部61の内側面と接触することによって、規制されている。これにより、第1シャフト支持部72にケース40が回転不能に取り付けられた状態となる。
なお、第1部分73aに第2足部58の第1張出部60を超えて突出片59の基端まで挿通された状態で、ケース40が軸回りに他方向き(図5の例で時計回り)に回転しようとしたときに、支持孔73の周縁部のうち第1部分73aと第2部分73bとの段差部分が第2張出部61の外側面と接触することによって、この向きへの回転が規制されている。従って、支持孔73は、第2足部58の挿通後に、第2足部58が軸回りに一方向き(図5の例で反時計回り)のみに回転可能な形状に形成されている。
第2シャフト支持部74は、巻取シャフト20の他端部を支持する部分である。ここでは巻取シャフト20の他端部は、回転支持部材80を介して第2シャフト支持部74に回転可能に支持されている。ここでは、フレーム本体71の長尺方向他方の端部の端面に支持孔75が形成されており、この支持孔75に巻取シャフト20の他端部を回転可能に支持する回転支持部材80が挿入されて回転不能に取付けられる。
回転支持部材80は、ベアリング34をシャフト本体22の軸周りに相対回転可能に支持しつつ、第2シャフト支持部74に回転不能に取付けられている。ここでは、回転支持部材80は、ベアリング34を相対回転可能に支持する支持部82と、第2シャフト支持部74に回転不能に取付けられるフレーム取付部84とを含む。
支持部82は、円柱状外周面を含む軸状に形成され、ベアリング34の内側に挿入されている。ここで、支持部82の外径は、ベアリング34の内径より小さく(ここでは僅かに小さく)設定されている。これにより、支持部82は、ベアリング34を回転可能に支持している。図8に示すように、支持部82にはワッシャWが取付けられてもよい。ワッシャWは、例えば軸方向に沿ってベアリング34とフレーム70との間に介在する。
フレーム取付部84は、第2シャフト支持部74に形成された支持孔75に嵌入される取付本体85と、取付本体85の抜け止めを図る抜止部86とを有する。
取付本体85は、支持部82の端部に対して軸方向に連なる。ここでは、取付本体85の外周面及び支持孔75の内周面は円形状に形成されている。取付本体85は、支持孔75と同じかそれよりも大きく(ここでは僅かに大きく)形成されている。取付本体85が支持孔75に嵌入されると、支持孔75の内周面との間の摩擦力によって軸回りに回転不能とされている。もちろん、取付本体85の外周面及び支持孔75の内周面は角形状など、円形状以外の形状に形成されていてもよい。
抜止部86は取付本体85の軸方向端部から外周側へ張り出すように形成されている。抜止部86は支持孔75よりも大きく形成されている。
なお、上記例では、ベアリング34と回転支持部材80との間で軸回りに相対回転可能であり、かつ、回転支持部材80とフレーム70との間で軸回りに相対回転不能であったが、これに限られない。ベアリング34と回転支持部材80との間で軸回りに相対回転不能であり、かつ、回転支持部材80とフレーム70との間で軸回りに相対回転可能であってもよい。
またここではベアリング34には貫通部28及び弾性変形部52、53、55が設けられていないが、ベアリング34にも貫通部28及び弾性変形部52、53、55が設けられていてもよい。この場合、巻取シャフト20の他端部もケース40が取付けられるとよい。
フレーム70の説明に戻って、ドア取付部76は、ここではフレーム本体71の両端部、および中間部から延出する3つの延出片77を含む。3つの延出片77には、取付孔78が形成されている。巻取式シェード装置10は、例えば、この取付孔78を用いて、ヒンジドア92にねじ止めされたり、リベットによって固定されたりして、ヒンジドア92に取付けられる。もちろん、巻取式シェード装置10は、取付孔78による取付態様以外の取付態様でヒンジドア92に取付けられるものであってもよい。例えば、ドア取付部として係止片が形成され、この係止片がヒンジドア92に係合されて取付けられてもよい。
さらにここでは、弾性変形部52、53、55を所定の姿勢で組付けるための印がケース40の外面に設けられている。ここでは、当該印として、第1の印と、第2の印とが形成されている。
第1の印は、蓋部材48の1つの第2足部58の第1張出部60において、その周方向一端部における一部が外周側に出っ張るようにして形成された第3張出部63である。フレーム70の第1シャフト支持部72の支持孔73のうち1つの第1部分73aに、この第3張出部63を挿通可能な張出孔部73dが形成されている。これにより、第2の印が形成された第2足部58が支持孔73の特定の第1部分73a(張出孔部73dが形成された第1部分73a)にのみ挿通可能となるため、支持孔73への挿通時のケース40の軸回りの姿勢が一定姿勢となる。そして、支持孔73への第2足部58の挿通後は、ケース40が上述のように軸回りの一方向き(図5の例で反時計回り)にのみ回転可能であるため、第1シャフト支持部72へのケース40の取付姿勢が一定姿勢となり、もってケースに形成された弾性変形部52、53、55の姿勢が一定姿勢となる。つまり第1の印は、組付け時の弾性変形部52、53、55の姿勢を一定姿勢に規制可能な印として機能する。
第2の印は、収容部材42の収容部43の一部が外周側に出っ張るようにして形成された端部収容部45および蓋部材48の蓋部49の端部収容部45に対応する部分である。これにより、組付け状態で、第2の印を目視したり触ったりすることによって、弾性変形部が一定姿勢で取付けられているかを容易に確認できる。つまり第2の印は目印として機能する。
もっとも、弾性変形部52、53、55を所定の姿勢で組付けるための印は形成されなくてもよい。また印が形成される場合でも、第1の印と、第2の印とが形成される必要はなく、一方のみでもよい。さらに、第1の印、第2の印とは別の印が、単独で又は追加的に形成されてもよい。
<動作>
以下、図6に加えて図7を参照しつつ、ドア閉操作終了時の巻取式シェード装置10の動作について説明する。図7は、ヒンジドア92の閉操作終了時の巻取シャフト20及びケース40の様子を示す説明図である。図7において二点鎖線は、ヒンジドア92が静止状態にあるときの弾性変形部52、53、55の様子を示している。
開状態にあるヒンジドア92が閉操作されると、ヒンジドア92とともに巻取式シェード装置10が車両90に対してヒンジドア92の閉方向に移動する。そして、ヒンジドア92が閉状態となって停止したときに、巻取式シェード装置10に閉方向への大きな慣性力がかかる。この慣性力によって、巻取シャフト20はケース40に対して閉方向に移動しようとする。
ここで、通常、閉方向に移動した巻取シャフト20と、開方向側に位置する支持片(第2弾性変形部55の位置に位置する片)との間で隙間が生じると、慣性移動の終了後に静止状態へ移行する途中で、巻取シャフト20と開方向側に位置する支持片(第2弾性変形部55の位置に位置する片)とが接触し、接触音が生じる恐れがある。そして、巻取シャフト20と、開方向側に位置する支持片(第2弾性変形部55の位置に位置する片)との間の隙間が大きくなることによって、この接触音も大きくなると考えられる。
これに対して、本態様では弾性変形部52、53、55が設けられていることによって、この接触音を抑制している。
より詳細には、本態様では巻取シャフト20は、ヒンジドア92の閉操作終了時に、図7に示すように第1弾性変形部52、53を弾性変形させながら閉方向に慣性移動する。
この際、弾性変形部52、53、55がヒンジドア92に固定されるケース40の貫通孔51の内周面に形成されているため、巻取式シェード装置10がヒンジドア92に取付けられた状態で、弾性変形部52、53、55がヒンジドア92に対して一定位置に位置することができる。これにより、ヒンジドア92の閉操作終了時に巻取シャフト20がヒンジドア92の閉方向に慣性移動しようとする場合に、第1弾性変形部52、53が、巻取シャフト20を常に一定位置で受け止めることができる。さらにこのヒンジドア92の閉方向への巻取シャフト20の慣性移動しようとする力を複数の第1弾性変形部52、53が分散して受け止めることができる。この結果、巻取シャフト20の慣性移動量を小さくでき、もって第2弾性変形部55と巻取シャフト20との間の隙間を小さくすることができる。これにより接触音を小さくすることができる。
さらにこのとき、第2弾性変形部55を見ると、巻取シャフト20が閉方向へ慣性移動することによって、ヒンジドア92の静止状態時よりも第2弾性変形部55にかかる荷重が小さくなる。これにより、ヒンジドア92の閉操作終了時に巻取シャフト20が閉方向へ慣性移動すると、第2弾性変形部55は弾性復帰する。ここで第2弾性変形部55は、静止状態で開方向に弾性変形していたため、ヒンジドア92の閉操作終了時における巻取シャフト20の慣性移動時に、第2弾性変形部55は閉方向に弾性復帰して巻取シャフト20に追従する。これにより、第2弾性変形部55と巻取シャフト20との間の隙間をより小さくすることができる。
さらにヒンジドア92の閉操作終了時に慣性移動しようとする巻取シャフト20が第1弾性変形部52、53を弾性変形させながら慣性移動する移動量は、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第2弾性変形部55の変形量より小さく設定されている。これにより、ヒンジドア92の閉操作終了時における巻取シャフト20の慣性移動時に、第2弾性変形部55は弾性復帰しつつ最後まで巻取シャフト20に追従することができる。これにより、第2弾性変形部55と巻取シャフト20との間の隙間を生じにくくすることができる。
なお、ヒンジドア92の閉操作終了時に慣性移動しようとする巻取シャフト20が第1弾性変形部52、53を弾性変形させながら慣性移動する移動量とは、ヒンジドア92の閉操作終了時に想定される最大荷重がかけられた際の、巻取シャフト20の慣性移動量であるとする。
以上のような巻取式シェード装置10によると、弾性変形部52、53、55がヒンジドア92に固定されるケース40に形成されているため、巻取式シェード装置10がヒンジドア92に取付けられた状態で、弾性変形部52、53、55がヒンジドア92に対して一定位置に位置することができる。これにより、ヒンジドア92の閉操作終了時に大きな衝撃荷重が作用し、巻取シャフト20がヒンジドア92の閉方向に慣性移動しようとする場合に、第1弾性変形部52、53が、巻取シャフト20を常に一定位置で受け止めることができる。さらにこのヒンジドア92の閉方向への巻取シャフト20の慣性移動しようとする力を複数の第1弾性変形部52、53が分散して受け止めることができる。これらより、巻取式シェード装置10において、ヒンジドア92が閉められるときに一定方向から強い衝撃が作用しても、弾性変形部52、53、55によって巻取シャフト20の移動量を抑制でき、もって異音の発生を抑えることができる。
さらに、複数の第1弾性変形部52、53が慣性移動した巻取シャフト20の荷重を分散して受けるため、第1弾性変形部52、53の耐久性を向上させることができる。
また第2弾性変形部55が設けられているため、ヒンジドア92の閉操作終了時において、慣性移動した巻取シャフト20に対して第2弾性変形部55が追従する。これにより、巻取シャフト20と第2弾性変形部55との間に隙間ができにくくなり、異音の発生をより抑制することができる。
また、ヒンジドア92の閉操作終了時に慣性移動しようとする巻取シャフト20が第1弾性変形部52、53を弾性変形させながら慣性移動する移動量は、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第2弾性変形部55の変形量より小さい。これにより、ヒンジドア92の閉操作終了時において、慣性移動した巻取シャフト20と第2弾性変形部55との間に隙間ができないため、異音の発生をより抑制することができる。
また、複数の弾性変形部52、53、55は、2つの第1弾性変形部52、53と、1つの第2弾性変形部55とからなるため、弾性変形部52、53、55の数の増加を抑制でき、形状を簡略化できる。
また弾性変形部52、53、55は弦状のため、貫通孔51より小さく形成でき、もって巻取シャフト20を回転可能に支持するケース40を小型化することができる。
さらに、弾性変形部52、53、55を一定姿勢で組付けるための印がケース40の外面に設けられているため、弾性変形部52、53、55の姿勢が常に一定とすることが容易となる。そして、弾性変形部52、53、55の姿勢が常に一定となることで、弾性変形部52、53、55をヒンジドア92に対して一定位置に配置することが容易となる。
なお、巻取シャフト20には、上記ヒンジドアの閉操作終了時の力以外にも力がかかることが考えられる。
係る力として、例えば、車両90の通常走行時の振動に起因する力が考えられる。この車両90の通常走行時の振動に起因する力は、特定の方向によらない力である。ここで、車両90の通常走行時の振動に起因する力は、閉操作終了時に巻取シャフト20にかかる力よりも小さいと考えられる。そして本態様では、巻取シャフト20の外周部は弾性変形した弾性変形部52、53、55によって中心方向に押圧されている。このため、車両90の通常走行時の振動に起因する力が巻取シャフト20にかかったとしても、弾性変形部52、53、55によってがたつきが生じることを抑えることができ、異音の発生を抑制することができる。
係る力として、また例えば、シート状部材12の展開操作に起因する力が考えられる。このシート状部材12の展開操作に起因する力は巻取シャフト20に対してシート状部材12の展開方向に作用する。シートの展開方向は、通常、ドアの開閉方向と交差する方向であり、例えば、図6において、紙面上下方向であることが考えられる。ここで、シート状部材12の展開操作に起因して巻取シャフト20にかかる力は、閉操作終了時に巻取シャフト20にかかる力よりも小さいと考えられる。そして本態様では、巻取シャフト20の外周部は弾性変形した弾性変形部52、53、55によって中心方向に押圧されている。このため、シート状部材12の展開操作に起因する力が巻取シャフト20にかかったとしても、弾性変形部52、53、55によってがたつきが生じることを抑えることができ、異音の発生を抑制することができる。
{変形例}
図8は、ケース40の変形例を示す側面図である。なお図8における二点鎖線は、巻取シャフト20および巻取シャフト20が挿通されて静止状態における弾性変形部152、153、55の様子を示している。
実施形態において、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第2弾性変形部55の変形量が、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第1弾性変形部52、53の変形量と同じであるものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第2弾性変形部55の変形量が、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第1弾性変形部52、53の変形量よりも大きく設定されていることが考えられる。
静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第1弾性変形部52、53および第2弾性変形部55の変形量を変えるには、例えば、第1弾性変形部52、53と、第2弾性変形部55とで弾性変形のしやすさを変えることが考えられる。つまり、実施形態において、第1弾性変形部52、53と、第2弾性変形部55とが同じ形状に形成されていたが、第1弾性変形部52、53の方が第2弾性変形部55よりも弾性変形しにくく形成されることによって、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第2弾性変形部55の変形量が、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第1弾性変形部52、53の変形量よりも大きく設定することができる。
図8に示す例では、第1弾性変形部152、153の厚み寸法(径方向の寸法)は、第2弾性変形部155の厚み寸法よりも大きく設定されていることによって、第1弾性変形部152、153の方が第2弾性変形部155よりも弾性変形しにくく形成されている。これにより、図8に示すように、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第2弾性変形部155の変形量が、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第1弾性変形部152、153の変形量よりも大きく設定されている。
第1弾性変形部52、53を第2弾性変形部55よりも弾性変形しにくく形成するにあたって、もちろん上記構成以外の構成が採用されてもよい。例えば、第1弾性変形部52、53の幅寸法(軸方向の寸法)を、第2弾性変形部55の幅寸法よりも大きく設定したり、第1弾性変形部52、53の中間部と貫通孔51の内周面との間の空隙51hにばね又はゴム等の弾性部材を設けたりすることが考えられる。
このように、静止状態で第2弾性変形部155の変形量が第1弾性変形部152、153の変形量より大きいことによって、第2弾性変形部155が弾性復帰するときの移動量が大きくなる。このため、ヒンジドア92の閉操作終了時において、慣性移動した巻取シャフト20の移動量が大きくなっても、第2弾性変形部155が最後まで巻取シャフト20に追従しやすくなる。
このほか実施形態において、複数の弾性変形部52、53、55は、2つの第1弾性変形部52、53と1つの第2弾性変形部55とを有するものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。例えば、複数の弾性変形部は、3つ以上の第1弾性変形部を有していてもよい。また例えば、複数の弾性変形部は、複数の第2弾性変形部を有していてもよい。また例えば、複数の弾性変形部は、第2弾性変形部を有していなくてもよい。また例えば、複数の弾性変形部が第1弾性変形部と第2弾性変形部とを有している場合、第1弾性変形部の数が第2弾性変形部の数より多くてもよいし、少なくてもよいし、両者が同じ数であってもよい。
また実施形態において、ヒンジドア92の閉操作終了時に慣性移動しようとする巻取シャフト20が第1弾性変形部52、53を弾性変形させながら慣性移動する移動量が、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第2弾性変形部55の変形量より小さいものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。ヒンジドア92の閉操作終了時に慣性移動しようとする巻取シャフト20が第1弾性変形部52、53を弾性変形させながら慣性移動する移動量が、静止状態において巻取シャフト20が貫通孔51を貫通することによる第2弾性変形部55の変形量と同じかそれより大きく設定されていてもよい。この場合でも、第2弾性変形部55が弾性復帰することによって、第2弾性変形部55と巻取シャフト20との間の隙間を小さくできる。
また実施形態において、弾性変形部52、53、55が貫通孔51の内周面のうち周方向に異なる2点を結ぶ弦状に形成されているものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。弾性変形部52、53、55は、例えば、ケース40と一体成形される場合、貫通孔51の内周面から内側に突出する片持ち梁状に形成されてもよい。また弾性変形部52、53、55として、例えば、ケース40とは別に弾性部材が設けられてもよい。
また実施形態において、支持部材40が付勢部材Sを収容するケース40であるものとして説明してきたが、このことは必須の構成ではない。支持部材が付勢部材を収容しない形状に形成されている場合も考えられる。この場合、付勢部材は、例えば、コイルバネ状などに形成されて巻取シャフト20の中空部に配置される。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 巻取式シェード装置
12 シート状部材
20 巻取シャフト
22 シャフト本体
24 ベアリング
25 嵌入部
28 貫通部
29 フランジ部
30 付勢部材取付部
40 ケース(支持部材)
42 収容部材
45 端部収容部(第2の印)
48 蓋部材
49 蓋部(壁部)
51 貫通孔
52、53 第1弾性変形部(弾性変形部)
55 第2弾性変形部(弾性変形部)
63 第3張出部(第1の印)
70 フレーム
90 車両
92 ヒンジドア
S 付勢部材

Claims (7)

  1. 車両のヒンジドアに取り付けられる巻取式シェード装置であって、
    シート状部材と、
    前記シート状部材の一端が外周部に取り付けられ、前記シート状部材を巻き取る方向に付勢された巻取シャフトと、
    前記ヒンジドアに固定され、前記巻取シャフトの端部が貫通する貫通孔が形成された壁部と、前記貫通孔の内周面に形成されて前記貫通孔を貫通した前記巻取シャフトの外周部を押圧しつつ回転可能に支持する複数の弾性変形部とを有する支持部材と、
    を備え、
    前記複数の弾性変形部は、前記巻取シャフトの中心よりも前記ヒンジドアに対して閉方向に配置され、かつ、前記貫通孔の中心を通り前記ヒンジドアの開閉方向に延びる線に対して線対称に配置されている複数の第1弾性変形部を有する、巻取式シェード装置。
  2. 請求項1記載の巻取式シェード装置であって、
    前記複数の弾性変形部は、前記巻取シャフトの中心よりも前記ヒンジドアに対して開方向に配置される少なくとも1つの第2弾性変形部をさらに有する、巻取式シェード装置。
  3. 請求項2記載の巻取式シェード装置であって、
    前記ヒンジドアの閉操作終了時に慣性移動しようとする前記巻取シャフトが前記第1弾性変形部を閉方向に弾性変形させながら慣性移動する移動量は、静止状態において前記巻取シャフトが前記貫通孔を貫通することによる前記第2弾性変形部の開方向への変形量より小さい、巻取式シェード装置。
  4. 請求項2又は請求項3記載の巻取式シェード装置であって、
    静止状態において前記巻取シャフトが前記貫通孔を貫通することによる前記第2弾性変形部の開方向への変形量が、静止状態において前記巻取シャフトが前記貫通孔を貫通することによる前記第1弾性変形部の閉方向への変形量よりも大きい、巻取式シェード装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか1つに記載の巻取式シェード装置であって、
    前記複数の弾性変形部は、2つの前記第1弾性変形部と、1つの前記第2弾性変形部とからなる、巻取式シェード装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の巻取式シェード装置であって、
    前記弾性変形部は、前記貫通孔の内周面のうち周方向に異なる2点を結ぶ弦状に形成されている、巻取式シェード装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の巻取式シェード装置であって、
    前記弾性変形部を一定姿勢で組付けるための印が前記支持部材の外面に設けられている、巻取式シェード装置。
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