JP5616985B2 - トノカバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の荷室を遮蔽するトノカバー装置に関する。
荷室が乗員室と区切られておらず、リヤシートの後部に荷室が設けられているハッチバック型の自動車などでは、荷室に載置した荷物を外部から視認されないようにするために、荷室のリヤシート後部近くにトノカバー装置が設けられている。
トノカバー装置は一般的に、荷室全体を遮蔽するためのトノカバーシートと、トノカバーシートを収納するケースと、トノカバーシートの後端が固着しており、ケースの内部に回転可能に支持されている巻取り軸と、を有している。また、ケースの1つの面には、長手方向に延びるスリット状の開口部が形成されている。巻取り軸を巻取り方向に回転付勢させることで、展張していたトノカバーシートを、開口部を介して巻取ることができる。トノカバーシートの先端には、板状の把持ボードが結合されている。この把持ボードは、トノカバーシートをケース内から引出す際にユーザが手で掴むための把持部と、幅方向の両端部に設けられている係止フックとを有している。また、把持ボードが開口部よりも大きくなっているため、トノカバーシートが巻取り軸によって巻取られた状態でも、把持ボードは開口部を介してケース内に入らず、開口部から突出した状態になる。そのため、トノカバーシートの全てが巻取り軸に巻取られてしまうことがない。
また、自動車の荷室の後端部を形成するバックドアは通常、車両後方に湾曲した形状となっているため、把持ボードをバックドアの形状に対応した形状とすることで荷室全面を覆い隠すことが可能な構成とすることができる。
トノカバー装置を使用する際には、ユーザが把持ボードに設けられた把持部を掴み、巻取り軸の巻取り方向への付勢力に抗してケースの開口部からトノカバーシートを引出し、把持ボードの両端部の係止フックを荷室側部に設けられた係止装置へ係止させる。係止フックが係止装置に係止されると、トノカバーシートは展張状態を維持する。
上述の把持ボードは、一般的に一定の厚みを有した樹脂などの成形体と補強プレートなどからなるため、トノカバーシートが巻取り軸に巻取られた状態において、ケースの開口部から突出している把持ボードが自重によって垂れ下がった状態となる。そのため、車両走行時には振動等によって、把持ボードがケースなどと干渉して異音が発生するという不具合が生じていた。
そこで、この問題を解決する関連技術のトノカバー装置の一例の構成が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載のトノカバー装置は、把持ボードの幅方向の両端部に、係止フックの代わりにエンドキャップを設けるとともに、ケースの開口部の幅方向の両端側部に係合孔が設けられている。エンドキャップは、荷室側部に設けられた係止装置と係止する役割とともに、係合孔と嵌合する役割がある。特許文献1では、トノカバーシートが巻取られ、ケースに収納されたときに、エンドキャップと係合孔とが嵌合することによって、把持ボードを水平状態に保持可能であり、上記の問題を解決することができるとしている。しかしながら、この特許文献1に記載のトノカバー装置においては、ケースの開口部の幅方向の両端側部に係合孔を形成する必要があり、その分、加工工数が増え、コストが増加するという問題が残っていた。
特許文献1のトノカバー装置で生じていた問題を解決することができる関連技術のトノカバー装置の他の一例の構成が特許文献2に開示されている。図1に、関連技術のトノカバー装置の他の一例の断面の概略図を示す。トノカバーシート100の展張時に不図示の自動車の荷室後方側部に設けられた係止装置に係合して、展張状態を維持するための1対の係止具(係止フック)160が、トノカバーシート100の引出し方向の先端に設けられた把持ボードの幅方向の両端部に設けられている。
この係止具160にはそれぞれ、係止装置に係合する不図示の第1係合部のほかに、トノカバーシート100が出入りするケース150の開口部120に係合する第2係合部110が一体形成されている。また、第2係合部110の上面には、ケース150の、開口部120の一部を形成する上縁部170が嵌まり込む溝130が形成されている。第2係合部110の下面には、開口部120の下方において、ケース150の表面と当接するストッパ140が突出して形成されている。ケース150は、開口部120の開口高さ(垂直方向の幅)を広げる向きに弾性変形可能に形成されている。
第2係合部110は、開口部120を変形させつつ開口部120に嵌まり込むことによって、ケース150の、開口部120の一部を形成する上縁部170と、係止具160の第2係合部110の上面の溝130とが係合する。そのため、ケース150の開口部120の幅方向の両端側部に係合孔を設けることなく、また、部品点数を増やすことなく、把持ボードを水平に保持し、把持ボードの垂れ下がりを防止可能としている、また、ストッパ140とケース150とが当接することで、把持ボードの自重による垂れ下がりをさらに効果的に防止している。
特開平10−44870号公報 特開2000−289529号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の技術においては、第2係合部110の溝130と、ケース150の、開口部120の一部を形成する上縁部170とを係合したり、外したりする際に、開口部120を広げるためにケース150を弾性変形させる必要がある。そのため、度重なる使用によって、第2係合部110の摩耗や破損、さらにケース150の弾性力低下によって、第2係合部110の溝130と、ケース150の、開口部120の一部を形成する上縁部170との係合が緩くなって固定できなくなり、振動によって異音が発生したりする不具合が生じる可能性がある。
また、トノカバー装置は、通常ユーザからみて下方に配置されている。そのため、トノカバーシート100をケース150から引出すときに、トノカバーシート100は、ほぼ水平な本来の引出し方向に対して斜め上方に引出される傾向があり、トノカバーシート100とケース150の上縁部170とが干渉して擦れ音が発生する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、関連技術のトノカバー装置に比べて、非使用時に特別な追加部品や追加工程を必要とすることなく簡便に把持ボードの水平保持を行うことができるトノカバー装置を提供することを目的としている。
本発明のトノカバー装置は、車両の荷室を遮蔽するトノカバーシートと、トノカバーシートの後端が固着されており、トノカバーシートを巻取る巻取り軸と、筒状をしており、巻取り軸を内蔵し、上部およびトノカバーシートの引き出し方向で上部に隣接する側部で形成される角部に、トノカバーシートの巻取りおよび引き出しによるトノカバーシートの出入りを可能にする開口部が形成されたケースと、トノカバーシートの先端に引き出し方向の一端が結合された把持ボードと、把持ボードの幅方向の両端部に設けられ係止フックと、を有する。ケースの開口部の下縁部は側部に設けられている。開口部の上縁部は上部に設けられて下縁部よりもトノカバーシートの引き出し方向において後退した位置にある。係止フックは、把持ボードの一端よりもトノカバーシート側に位置する端面と、把持ボードよりも下側に位置する下面と、端面からトノカバーシート側に突出する凸部と、を有する。トノカバーシートの引き出し方向において、開口部の上縁部と下縁部との間の間隔は、係止フックの端面と把持ボードの一端との間の間隔よりも大きい。トノカバーシートの巻取りに伴って係止フックの端面が開口部の上縁部に突き当たった位置で、上縁部が係止フックと把持ボードとトノカバーシートの巻取り方向への移動を規制し、下縁部が把持ボードに対向する位置で係止フックの下面を支持し、凸部が開口部からケースの内部に進入し、かつ把持ボードの一端が下縁部よりも巻取り方向に進入した状態で、係止フックがケースによって保持される。
本発明によれば、部品や加工工程を追加することなく把持ボードを水平保持することができ、また、トノカバー装置の損耗を低減させることがきる。
関連技術のトノカバー装置の他の一例の断面の概略図である。 本発明のトノカバー装置の一実施形態であって、トノカバーシートの巻取り収納状態を示した概略斜視図である。 図2のトノカバー装置の係止フック付近の概略断面図である。 図2のケースの断面図である。 図2の係止フックの断面図である。 図4Bの係止フックがケースに乗り上げた状態を示す概略図である。 係止フックの他の実施例を示す概略構成図である。 図6の係止フックがケースに乗り上げた状態を示す概略図である。 係止フックの下面がケースの下縁部よりも下方に位置した状態でトノカバーシートが巻取られたときの様子を示す概略図である。 スロープ部に沿って係止フックが引き上げられた様子を示す概略図である。 図3の断面図においてトノカバーシートの巻取り方向を変化させた状態の概略図であり、巻取り軸の下方からトノカバーシートが巻取られる状態である。 図3の断面図においてトノカバーシートの巻取り方向を変化させた状態の概略図であり、巻取り軸の上方からトノカバーシートが巻取られる状態である。 係止フックの他の実施例を示す概略図であり、緩衝層が係止フックに設けられた様子の図である。 係止フックの他の実施例を示す概略図であり、凹溝が係止フックに設けられた様子の図である。 係止フックの他の実施例を示す概略図であり、係合部が係止フックに設けられた様子の図である。 係止フックの他の実施例を示す概略図であり、延長部が係止フックに設けられた様子の図である。 係止フックの他の実施例を示す概略図であり、磁性体が係止フックとカバーとに設けられた様子の図である。 下縁部を延伸させた状態を示す概略図である。
以下に、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態を説明する。なお、同一の機能を有する構成には添付図面中、同一の番号を付与し、その説明を省略することがある。
図2は、本発明のトノカバー装置の一実施形態であって、トノカバーシートの巻取り収納状態を示した概略斜視図である。図3は、図2のトノカバー装置の係止フック付近の概略断面図である。図4Aは、図2のケースの断面図、図4Bは、図2の係止フックの断面図である。
トノカバー装置10は、荷室を覆うトノカバーシート40と、トノカバーシート40の後端が固着されており、トノカバーシート40を巻取る巻取り軸70が内蔵されているケース50と、が設けられている。ケース50には、トノカバーシート40がケース50に出入りするためのスリット状の開口部60が設けられている。トノカバーシート40の先端には、幅方向の両端部に係止部31を有する係止フック30が設けられた把持ボード20が結合されている。
トノカバー装置10は不図示の自動車のリヤシート後部に設けられる。ユーザがトノカバー装置10の把持ボード20を掴んで、ケース50内に巻取り収納されていたトノカバーシート40を、自動車の後部方向に引出す。そして、自動車の荷室後方の両側面に設けられた不図示の係止装置に係止フック30を係止させることによってトノカバーシート40の展張状態を維持する。トノカバーシート40の展張状態を維持することで、荷室を遮蔽して、荷室に載置した荷物が車外から視認されないようにすることができる。
図4Aに示すように、ケース50の断面形状は、車両の上下方向及び前後方向から見て、上部53、下部55、前方側部56、後方側部54を有する略矩形状をしており、上部53から順に、前方側部56、下部55及び後方側部54がつながっている。上部53の後方側部54側の縁部には上縁部51が設けられており、後方側部54の上部53側の縁部には、下縁部52が設けられている。なお、上縁部51と下縁部52は、曲率を有し厚肉することが好ましい。
また、上縁部51と下縁部52とで、トノカバーシート40の幅よりも大きなスリット状の開口部60が、ケース50の長手方向に沿って形成されている。言い換えると、本発明においては、上縁部51と下縁部52によって構成されるスリット状の開口部60が、ケース50の後方側部54のみで形成されるのではない。本実施形態では、ケース50の上部53と、トノカバーシート40の引出し方向でケース50の上部53に隣接する側部であり、トノカバーシート40の引出し方向と同じ方向に位置する側部、つまり本実施形態では後方側部54とがなす角部の位置に、角部を切欠くように開口部60が形成されることが必須の構成要件となる。
開口部60について、図4Aを用いてさらに詳細に説明する。関連技術では、ケースの側部のみで開口部を形成していた。図4Aの仮想線(二点鎖線)で示すように、ケース50の上部53とトノカバーシート40の引出し方向でケース50の上部53に隣接する側部(つまり後方側部54)とを延長すると、角部Xが形成される。本発明では、ケース50の上部53とトノカバーシート40の引出し方向でケース50の上部53に隣接する側部とを仮想的に延長して形成される角部Xを切り欠くようにして開口部60が形成される。本発明のケース50は、このような角部を1つ有することが重要であるため、ケース50の断面が角部を1つ有するような形状であっても、多角形であっても、いずれであっても構わない。
なお、ケース50には、さらにケース50の両端に取付けられる不図示のホルダを固定するためのネジ溝80が設けられている。
ケース50はアルミニウムなどの金属を、自動車の室内幅と略等しい長さを有する筒状となるように押出成形するとともに、この筒状の押出成形物の両端に、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマ)などの熱可塑性樹脂又は各種ゴムなどからなる図示しないホルダを嵌め合わせることで形成される。ケース50内部にはトノカバーシート40の後端が固着された巻取り軸70が内蔵されており、巻取り軸70の両端部は、ケース50の両端に取り付けられる不図示のホルダによって軸支されている。巻取り軸70は、トノカバーシート40を巻取る方向に付勢されている不図示の巻取り機構を有している。自動車室内にはホルダと略同じ大きさの凹部が設けられており、この凹部にホルダを嵌め込むことでトノカバー装置10は荷室に設置されるため、トノカバー装置10は凹部から着脱可能な構成となっている。
トノカバーシート40には、塩化ビニルレザーなどの柔軟で遮光性のある素材が用いられる。
把持ボード20は、トノカバーシート40の先端に設けられ、バックドアの形状に沿った形状をしており、硬質な樹脂で形成されている。把持ボード20は、トノカバーシート40の引出しを容易にするためだけではなく、上述したように、バックドアの形状に沿って非矩形状をした荷室後部を覆うことを可能としている。
係止フック30は、車両の上下方向及び前後方向から見て、挟持上片32、挟持下片33、及び挟持前片35を有する断面形状が略コの字形状をしており、挟持上片32から順に挟持前片35と挟持下片33がつながっている。この係止フック30の挟持上片32、挟持下片33、及び挟持前片35とで挿入部37が形成されるとともに、この挿入部37で把持ボード20が挟持固定される。係止フック30は、ネジ止めなどによって把持ボード20の幅方向の両端にそれぞれ取付け固定される。
図4Bに示すように、挟持下片33の下面であるフック下面30aは、把持ボード20の挿入部37への挿入方向に対して略平行に形成され、挟持前片35の前面であるフック前面30bは、把持ボード20の挿入部37への挿入方向に対して略垂直に形成されている。また、係止フック30にはフック前面30bから突出して形成された凸部34が設けられており、フック前面30bと凸部34の凸部上面34aとが略直角となるよう構成されている。しかしながら、車両走行中の振動などにより把持ボード20が跳ね上がる場合がある。このフック前面30bと凸部上面34aの構成の場合、図5に示すように、ケース50の上部53上に把持ボード20が係止フック30ごと乗ってしまう状態、つまりケース50の上部53に対し把持ボード20が垂直になってしまう状態で把持ボード20が安定してしまうことがある。この場合、垂直の状態で安定した把持ボード20によりドライバーの視野が狭まり危険が生じる。そのため、図6に示すように、フック前面30bと凸部上面34aとが鈍角をなすように、フック前面30bを凸部34の突出方向とは反対の方向(トノカバーシート40の引出し方向)に傾けてもよい。この構成にすることで、仮に把持ボード20が跳ね上がったとしても、図7に示すように、係止フック30がケース50の上部53上で安定せず、矢印Aの方向に回転して、把持ボード20は跳ね上がる前の状態に戻る。そのため、車両走行時の安全性を保つことができる。
図4Bに示すように、挟持前片35と挟持下片33との接続部分の表面には、スロープ部36が形成されていることが好ましい。さらに、図6に示すように、凸部34の凸部下面34bからスロープ部36を介してフック下面30aまでが滑らかにつながっていることがより好ましい。把持ボード20の重みにより、トノカバーシート40が巻取られるとき、フック前面30bとケース50の下縁部52とが当接する場合がある(図8A参照)。本発明の係止フック30にはスロープ部36が設けられているため、係止フック30は、スロープ部36に沿って引き上げられる(図8B参照)。そして、図3に示すような、係止フック30の下面30aとケース50の下縁部52とが当接する状態になることができる。したがって、トノカバーシート40の巻取り時に、係止フック30がケース50の下縁部52に引っかかってしまうことが防止される。
また、凸部34の凸部下面34bからスロープ部36を介してフック下面30aまでが滑らかにつながることで、スロープ部36が凸部34を補強するリブの役割を果たすことができ、これにより、凸部34の折れや変形を防止することができる。
なお、係止フック30の様々な実施例を後述するが、この場合の係止フック30にも、上述したフック前面30bやスロープ部36の形状を好適に用いることが可能である。
係止フック30の寸法は、高さが開口部60の高さよりも高く設定されており、係止フック30がケース50の内部へ入り込むことを防ぐよう構成されている。
係止フック30には、トノカバーシート40をケース50から引出した展張状態を維持させる為に、自動車の荷室後方に設けられた係止装置に係止可能な係止部31が一体成形されている(図2参照)。係止フック30はPOM(ポリアセタール)、PP(ポリプロピレン)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの優れた強度特性、耐摩耗性、耐疲労性を備えた材料が好適に用いられる。
以上の構成により、トノカバーシート40のケース50内への収納状態においては、図3に示すように、ケース50の下縁部52が係止フック30のフック下面30aに対して略垂直に係止フック30を支持し、ケース50の上縁部51が係止フック30のフック前面30bに対して略垂直に係止フック30を支持する。つまり、下縁部52と上縁部51とで係止フック30の支持部が構成されている。これにより、係止フック30が取り付けられている把持ボード20の自重による車両下方向への垂れ下がりは、下縁部52が支点となって下支えし、巻取り軸70からの付勢によるケース50の内部への巻取り力は、上縁部51が横支えすることで、把持ボード20を水平状態で保持する。また、係止フック30には、係止フック30のフック前面30bから突出した凸部34が設けられている。そのため、仮に、把持ボード20の自重が大きい場合や、車両走行時の振動などにより把持ボード20の垂れ下がり方向に把持ボード20を回動する力が働いた場合においても、ケース50の上縁部51とフック凸部上面34aとが当接して把持ボード20の回動を妨げるため、把持ボード20の水平状態を保持することができる。
また、関連技術のトノカバー装置では、ケース内からトノカバーシートを引出すときに、トノカバーシートが、ほぼ水平な本来の引出し方向に対して斜め上方に引出される可能性があり、トノカバーシートとケースとの干渉が生じる可能性があった。しかしながら、本発明のトノカバー装置10ではケース50の角部に開口部60が設けられているため、トノカバーシート40をほぼ水平な引出し方向から斜め上方に引出した場合でも、トノカバーシート40と上縁部51との干渉を生じさせないようになっている。そのため、擦れ音の発生を防止することもできる。
図9Aは、図3の断面図においてトノカバーシート40の巻取り方向を変化させた状態の概略図であり、巻取り軸70の下方からトノカバーシート40が巻取られる状態である。図9Bは、図3の断面図においてトノカバーシート40の巻取り方向を変化させた状態の概略図であり、巻取り軸70の上方からトノカバーシート40が巻取られる状態である。
図9Aに示すように、巻取り軸70の下方からトノカバーシート40が巻取り軸70に巻取られる構成の場合、トノカバーシート40が展張するときにトノカバーシート40を水平方向に引出そうとすると、ケース50の下縁部52とトノカバーシート40が干渉する可能性があるので、この場合はトノカバーシート40を水平方向に対して斜め上方に引出すようにすることが好ましい。
図9Bに示すように、巻取り軸70の上方からトノカバーシート40が巻取り軸70に巻取られる構成の場合、トノカバーシート40が巻取り軸70に巻取られ、ケース50に収納された状態では、トノカバーシート40と把持ボード20とが略一直線状につながっている。そのため、トノカバーシート40を水平方向に引出して展張するときに、下縁部52と干渉することなくスムーズに、開口部60からトノカバーシート40が通過する。また、トノカバーシート40を水平方向に対して斜め上方に引出す場合にも、上縁部51とも下縁部52とも干渉せずにスムーズにトノカバーシート40が開口部60を通過する。
以上説明したように、本発明におけるトノカバー装置10は、把持ボード20の水平保持を確実に行うことができる。そのため、上述した関連技術のトノカバー装置(例えば図1参照)のような、開口部120を大きくするためにケース150を弾性変形させる必要がなく、度重なる使用による係止具160の破損や摩耗あるいはケース150の弾性力低下に起因する不十分な係止具160の固定による異音の発生などの各種不具合を防止することができる。また、特別な追加部品や追加工程を必要としない簡易な構成であり、さらには、スリット状の開口部60がケース50の角部を切り欠いた位置にあるため、一般的にトノカバー装置のなかでも高額な材料で作られることが多いケース50の断面積を低減でき、材料コストを抑えることができる。そのため、コスト面でも関連技術のトノカバー装置に比べて非常に優位である。
次に、図10A〜図10Eを基に、係止フック30の他の実施例について説明する。
図10Aに示すように、係止フック30とケース50の当接する部位において、係止フック30とケース50の少なくとも一方に緩衝層90を設けてもよい。これにより、係止フック30とケース50とが当接する際の打音の発生や振動による異音の発生を効果的に抑制できる。緩衝層90としては、例えば、不織布などの柔軟な表皮材を貼り付けたり、係止フック30とケース50との当接する部分の一部を軟質な樹脂で成形したりすることによって形成することができる。
図10Bに示すように、係止フック30のフック下面30aにケース50の下縁部52が嵌まり込む凹溝91を設けてもよい。これにより、把持ボード20を水平保持した状態において、走行振動などに起因する把持ボード20の位置ずれを効果的に抑制できる。
図10Cに示すように、係止フック30の凸部34の凸部上面34aからケース50の上縁部51、つまり上方に向かって突出する、爪形状に形成された係合部(突出部)93を設けてもよい。これにより、把持ボード20の自重が大きい場合でも、係合部93と上縁部51の引っ掛かりや摩擦の増大により、把持ボード20の垂れ下がり方向の回動をより効果的に抑制することができる。また、車両走行時に把持ボード20が跳ね上がってから戻ってくるときに、係合部93が上縁部51に引っ掛かるため、ケース50から係合フック30が飛び出してしまうことを防止することができる。
図10Dに示すように、係止フック30の凸部34が車両前方に延ばされ形成される部分と、凸部34が延ばされ形成される部分から車両上方に突出して延びる部分とで構成される延長部(突出部)94を設けてもよい。これにより、延長部94を設けた分だけ、上縁部51を車両前方に移動させることができるので、トノカバー装置では高価な部材であるケース50の断面積を低減することができ、よりコスト面で有利である。
図10Eに示すように係止フック30とケース50の当接する部位において、係止フック30とケース50の両側に磁性体95を設けてもよい。これにより、係止フック30とケース50とが引寄せ合い、密着するため、振動によるガタツキを防ぎ、より安定して把持ボード20を水平保持可能となる。また、トノカバーシート40が巻取り軸70に巻取られ、ケース50内に収納された巻取り状態から、把持ボード20を引っ張ってトノカバーシート40を引出す際に生じる、磁性体95の磁性による引出し抵抗が、ユーザに対しトノカバーシート40の引出し初動時のいわゆる「クリック感」を与え、より良好な操作性となる。磁性体95は、係止フック30とケース50の当接する部位にマグネットシートを貼り付けるなどしてもよい。また、アルミニウムで形成されたケース50の場合、耐傷付き性目的で通常行われるアルマイト処理を利用してケース50に磁性をもたせると、部品点数を抑えコスト、見栄えの面でも有利である。
なお、係止フック30は、上述した実施例を複数組合せて構成することも可能である。
また、図11に示すように、ケース50の下縁部52を車両前後方向に延設して、支持部92を形成してもよい。これにより、下縁部52と係止フック30の下面30aとの当接面積が増え、より安定して把持ボード20を水平保持可能となる。
なお、本発明では、係止フック30のフック前面30bから突出した凸部34を設けていたが、フック上片32から上方に突出させても構わない。この場合、凸部とケース50の上縁部51とが当接するように、係止フック30の大きさを調節する。また、フック上片32の、凸部が設けられた位置より前方のフック上片が、把持ボード20が回動しようとしたときに、ケース50と当接し、把持ボード20の回動を防止する。
また、上述の実施形態では、係止フック30は、挟持上片32から順に、挟持前片35と挟持下片33がつながっていた。しかしながら、図2に示すように、係止フック30は、開口部60と対向していない面(側面)で挟持上片32と挟持下片33とがつながるように形成されているため、挟持前片32と挟持下片33とがつながっていなかったり、挟持上片32と挟持前片32とがつながっていない構成でも構わない。また、一部分のみがつながる構成にすることも可能である。
なお、上記の実施形態の説明では、トノカバー装置を自動車に適用して説明したが、いずれの車両であっても構わず、さらには、本発明を適用できるものであるならばいずれであっても構わない。
本発明の特定の実施の形態についての上記説明は、例示を目的として提示したものである。それらは、記載した形態そのままに本発明を制限したりすることを意図したものではない。数多くの変形や変更が、上記の記載内容に照らして可能であることは当業者に自明である。
この出願は、2011年2月8日に出願された日本出願特願2011−24773を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 トノカバー装置
20 把持ボード
30 係止フック
30a フック下面
30b フック前面
34 凸部
36 スロープ部
40 トノカバーシート
50 ケース
51 上縁部
52 下縁部
53 上部
54 後方側部
55 下部
56 前方側部
60 開口部
70 巻取り軸

Claims (6)

  1. 車両の荷室を遮蔽するトノカバーシートと、
    前記トノカバーシートの後端が固着されており、前記トノカバーシートを巻取る巻取り軸と、
    筒状をしており、前記巻取り軸を内蔵し、上部および前記トノカバーシートの引き出し方向で前記上部に隣接する側部で形成される角部に、前記トノカバーシートの巻取りおよび引き出しによる該トノカバーシートの出入りを可能にする開口部が形成されたケースと、
    前記トノカバーシートの先端に前記引き出し方向の一端が結合された把持ボードと、
    前記把持ボードの幅方向の両端部に設けられ係止フックと、
    を有し、
    前記ケースの前記開口部の下縁部は前記側部に設けられ、前記開口部の上縁部は前記上部に設けられて前記下縁部よりも前記トノカバーシートの前記引き出し方向において後退した位置にあり、
    前記係止フックは、前記把持ボードの前記一端よりも前記トノカバーシート側に位置する端面と、前記把持ボードよりも下側に位置する下面と、前記端面から前記トノカバーシート側に突出する凸部と、を有し、
    前記トノカバーシートの前記引き出し方向において、前記開口部の前記上縁部と前記下縁部との間の間隔は、前記係止フックの前記端面と前記把持ボードの前記一端との間の間隔よりも大きく、
    前記トノカバーシートの前記巻取りに伴って前記係止フックの前記端面が前記開口部の前記上縁部に突き当たった位置で、前記上縁部が前記係止フックと前記把持ボードと前記トノカバーシートの巻取り方向への移動を規制し、前記下縁部が前記把持ボードに対向する位置で前記係止フックの前記下面を支持し、前記凸部が前記開口部から前記ケースの内部に進入し、かつ前記把持ボードの前記一端が前記下縁部よりも前記巻取り方向に進入した状態で、前記係止フックが前記ケースによって保持される、トノカバー装置。
  2. 前記係止フックの前記端面と、前記係止フックの前記下面とがスロープ部を介してつながっている、請求項1に記載のトノカバー装置。
  3. 前記係止フックの前記凸部の下面から、前記係止フックの前記下面までが、前記スロープ部を介して滑らかにつながっている、請求項2に記載のトノカバー装置。
  4. 前記係止フックの前記端面が、前記凸部よりも上側では前記トノカバーシートの前記引出し方向に傾いている、請求項1からのいずれか1項に記載のトノカバー装置。
  5. 前記開口部の前記下縁部には、前記係止フックの前記下面に対して平行に延びる支持部が形成されている、請求項1からのいずれか1項に記載のトノカバー装置。
  6. 前記係止フックの前記下面には前記係止フックが前記ケースによって保持された状態で前記開口部の前記下縁部と対向する位置に、溝が設けられている、請求項1からのいずれか1項に記載のトノカバー装置。
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