JP2010188819A - 自動車用サンシェード装置 - Google Patents

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要 篠田
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【課題】幕体を引き出して固定した際の、弛みを防止することを課題とする。
【解決手段】ドアパネルの窓枠下部に取り付けられ、内部に巻取軸を備えた収納ケースと、前記巻取軸に巻回された幕体と、前記収納ケースの上部に設けられ、前記幕体を引き出す通路となる引き出し部と、前記幕体の一部範囲の上縁に取り付けられたフレームと、前記フレームに設けられ、窓枠上部に設けられた係合部に係合可能とされた被係合部と、を備えた前記自動車用サンシェード装置であって、前記幕体のうち、前記フレームが取り付けられていない範囲をフレーム欠落範囲と定義したときに、前記幕体に干渉して幕体の弛みを除去する除去部材を、前記引き出し部の内部において前記フレーム欠落範囲に対応して設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車用サンシェード装置に関する。
従来から、自動車用シートの着座者を太陽の直射日光から遮る目的で、あるいは車内のプライバシーを確保する目的等でサンシェードが広く用いられている。このサンシェードは、ドアトリム内の上縁部にスクリーン収納ケースが取り付けられており、該収納ケースに巻回収納してあるスクリーン(以下、幕体とも呼ぶ)をウインドウに添って引き上げた後、上端にあるフック開口部をドア側にあるフックに係合して固定するよう構成されている。
しかし、ウインドウ形状は上部後方側が斜め下に傾斜したものが普通である。このような場合、スクリーンの水平部上部は前後2個のフックで固定できるのに対して、スクリーンの後方にある後方側のウインドウ形状に合わせた三角部分の上部には支えがなく、自重で垂れ下がり弛みが生ずるという問題点があった。
下記特許文献1のものは、この種の問題点を解決するため、スクリーン後方側に上向きの引張力が作用するように後側の固定位置を前側の固定位置よりもわずかに高く設定する構成としている。
特開2004−359092公報
本発明は、幕体(スクリーン)を引き出して固定した際の、弛みを防止することを課題とする。
本発明は、ドアパネルの窓枠下部に取り付けられ、内部に巻取軸を備えた収納ケースと、前記巻取軸に巻回された幕体と、前記収納ケースの上部に設けられ、前記幕体を引き出す通路となる引き出し部と、前記幕体の一部範囲の上縁に取り付けられたフレームと、前記フレームに設けられ、窓枠上部に設けられた係合部に係合可能とされた被係合部と、を備えた前記自動車用サンシェード装置であって、前記幕体のうち、前記フレームが取り付けられていない範囲をフレーム欠落範囲と定義したときに、前記幕体に干渉して幕体の弛みを除去する除去部材を、前記引き出し部の内部において前記フレーム欠落範囲に対応して設けたことを特徴とする。このような構成とすれば、フレーム欠落範囲であっても、幕体に弛みが出来ない。
この発明の実施態様として、以下の構成とすることが好ましい。
・除去部材を前記フレーム欠落範囲の全長に渡って設ける。このような構成とすれば、フレーム欠落範囲の全範囲について、弛みを除去できるから、フレーム欠落範囲中に小さなシワすら出来ない。
・除去部材をフェルト材にする。フェルト材であれば、すべり易いので、幕体を引き出すときの摩擦がそれほど大きくならず、操作力が重くならない。
本発明によれば、幕体のフレーム欠落範囲に出来る弛みの発生を防止できる。
本発明の一実施形態を図1ないし図4の図面を参照しながら説明する。本実施形態の車両用後部ドア1は、図1に示すように、窓枠11を有するドアパネル10と、窓枠11内に配置されたサイドウインドウ20と、サンシェード装置30とを備えて構成されている。また、窓枠11は、上下方向に延びるディビジョンバー14を有しており、このディビジョンバー14によってサイドウインドウ20が車両前後方向に区画されている。
なお、以下の説明において車両前後方向とは図1における左右方向を基準として左側(左方)を車両前側(車両前方)とし、右側(右方)を車両後側(車両後方)とし、上下方向とは図1における上下方向を基準とし、車幅方向とは図1における紙面と直交する方向を基準とする。
サイドウインドウ20は、ディビジョンバー14を挟んで前後両側に配置された前側ウインドウ21と後側ウインドウ22とから構成されている。前側ウインドウ21は略方形をなす。この前側ウインドウ21は駆動手段(図示せず)によって上下方向に昇降可能とされ、開閉自在な構成となっている。一方、後側ウインドウ22は略三角形状をなしており、いわゆる三角窓と呼ばれる固定窓である。この後側ウインドウ22は嵌め込み式の窓であり、開閉不能に固定されている。
また、ドアパネル10の車両内側であって、窓枠11の下側にはドアトリム15が取り付けられている。ドアトリム15は、合成樹脂材料、あるいは、合成樹脂材料に天然繊維を混合した材料等によって形成されている。ドアトリム15は裏面側に、次に説明する自動車用サンシェード装置30を取り付けている。
自動車用サンシェード装置30は、合成樹脂材料又はアルミニウム等の金属材料によって形成された収納ケース31と、巻取軸37と、幕体40と、フレーム42とを主体に構成されている。図2に示すように、収納ケース31は車両前後方向に長い円筒型をしている。この収納ケース31は、ケース内部に連通する引き出し部32を上部に形成している。
引き出し部32は、図3に示すように、インサイド壁33とこのインサイド壁33に対向するアウトサイド壁34とから構成されている。アウトサイド壁34は段差状に形成してあり、上部壁34Aはインサイド壁33との距離が狭くなっているのに対して、下部壁34Bはインサイド壁33との距離が広くなっている。
また、収納ケース31の下部にはフランジ部39が、収納ケース31の長手方向に沿って複数個形成してある。そして、当該フランジ部39を、ドアトリム15の裏面15Aに形成したボス17に対してビスで締め込むことにより、収納ケース31は引き出し部32を上に向けた状態で、窓枠下部にあたるドアトリム15の裏面15Aの上部に固定される構成となっている。
そして、収納ケース31の内部には、軸線方向を車両前後方向に向けた状態で巻取軸37が軸線回りに回転可能に取り付けられている。この巻取軸37は幕体40の一端が固定されると共に、図示しない付勢部材によって、常に図3の矢印方向(時計回りの方向)へ付勢されている。これにより、引き出し部32を通じて上側に引き出した幕体40を、巻取軸37が巻き取る構成となっている。
幕体40は可撓性を有するシート状の部材、例えば、合成樹脂製の半透明シート、不透明シート、メッシュシート、織布、不織布等によって構成されている。この幕体40はサイドウインドウ20をその全長に渡って被覆可能な長尺状をなし、全長は図1に示すように長さL0とされる。
そして、幕体40のうち、前側ウインドウ21に対応する幕体前部(図1中の寸法L1にて示す範囲)41は、上縁がほぼ水平に延びている。この幕体前部(本発明の「幕体の一部範囲」に相当)41の上端部にはフレーム42が取り付けられている。フレーム42は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料からなり、中央には引き出し操作用の操作部44が設けられている。このフレーム42は巻き取り時、引き出し部32内に縦向きに収まるように設定されている。
また、フレーム42の前後両側には係止孔(本発明の「被係合部」に相当)42A、42Bがそれぞれ開口している。その一方、窓枠上部11Uには、係止孔42A、42Bに対応してそれぞれフック(本発明の「係合部」が相当)12が形成してある。各フック12は各係止孔42A、42Bに対して係合可能とされている。
一方、幕体40のうち、後側ウインドウ22に対応する幕体後部(図1中の寸法L2にて示す範囲)45の形状は、後側ウインドウ22の形状に対応しており、上縁46が車両後方に向かって下降傾斜している。この幕体後部45は、本発明のフレーム欠落範囲に相当する箇所であって、上縁46に係合用のフレームが設定されていない。
さて、図4に示すように、収納ケース31の引き出し部32のアウトサイド壁34のコーナ部35の内周側には、シート状の除去部材50が貼り付けられている。除去部材50はフェルト材料からなり、図1中の「L2」にて示す寸法範囲、すなわち幕体後部45の全長に渡る範囲に貼り付けられている。
係る除去部材50は幕体後部45の引き出し経路Zに迫り出す厚みに設定してあり、引き出した幕体後部45に対して、図4に示すように一定量干渉する設定(干渉量d)としてある。
上記の如く構成された車両用後部ドア1の作用について説明する。まず、幕体40を収納ケース31の巻取軸37に巻き取らせた状態では、フレーム42は引き出し部32内に縦向きに収まって、フレーム中央の操作部44が引き出し部32から露出した状態となる(未使用状態)。
一方、サイドウインドウ20を幕体40で遮光する場合には、フレーム中央の操作部44を手で摘まんで、幕体40の全体を収納ケース31から引き出してやればよい。
そして、幕体40を収納ケース31から引き出すことが出来たら、その後、フレーム42の係止孔42A、42Bを窓枠側のフック12にそれぞれ係合させてやればよく、これにて、幕体40は引き出した状態に保持され、幕体前部41により前側ウインドウ21が遮光され、幕体後部45により後側ウインドウ22が遮光された状態になる(使用状態)。
そして、この使用状態において、幕体前部41は巻取軸37の巻き取り作用によりテンションが加わった状態になり、表面に弛みがほぼ出来ない。一方、幕体後部45は使用状態であっても、上縁46がフリーになるので、巻取軸37によるテンションが加わり難く、弛みが出易い。
ところが、幕体後部45には、除去部材50が干渉する設定としてある。そのため、図4に示すように、幕体後部45の一部(F部)は除去部材50の外形に沿って湾曲した状態となり、引き出し経路Zから外れる。従って、幕体後部45はこの湾曲分だけ、伸ばされた状態となるため、表面に弛みが出来ない(言い替えれば、表面に弛みが出来たとしても、それを除去できる)。
以上のことから、サイドウインドウ20を遮光した際に、幕体後部45を含む幕体40の全体に弛みが出来ず、見栄えがよい。また、除去部材50は収納ケース31の内部に設けてあるので、この点についても見栄えがよい。
また、除去部材50はフェルト材であり、すべり易い(摩擦小)。そのため、幕体40を引き出す時の、操作力がそれほど大きくならず、操作性もよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では、除去部材50を引き出し部32のアウトサイド壁34側に設けたが、インサイド壁33側に設けることも可能である。
(2)本実施形態では除去部材50をフェルト製のシート材としたが、合成樹脂製のシート材料、織布によって構成することも可能であり、好ましくは、摩擦の小さなものがよい。
(3)幕体後部45にワイヤなどの補強材を設けておくと、弛みが一層生じ難くなり、より好ましい。
車両用ドアの側面図 自動車用サンシェード装置の斜視図 図1中のA−A線断面図 図1中のB−B線断面図
1…車両用後部ドア
10…ドアパネル
11…窓枠
12…フック(本発明の「係合部」に相当)
21…前側ウインドウ
22…後側ウインドウ
30…自動車用サンシェード装置
31…収納ケース
40…幕体
42…フレーム
42A、42B…係止孔(本発明の「被係合部」に相当)
41…幕体前部
45…幕体後部
50…除去部材

Claims (3)

  1. ドアパネルの窓枠下部に取り付けられ、内部に巻取軸を備えた収納ケースと、
    前記巻取軸に巻回された幕体と、
    前記収納ケースの上部に設けられ、前記幕体を引き出す通路となる引き出し部と、
    前記幕体の一部範囲の上縁に取り付けられたフレームと、
    前記フレームに設けられ、窓枠上部に設けられた係合部に係合可能とされた被係合部と、を備えた前記自動車用サンシェード装置であって、
    前記幕体のうち、前記フレームが取り付けられていない範囲をフレーム欠落範囲と定義したときに、
    前記幕体に干渉して幕体の弛みを除去する除去部材を、前記引き出し部の内部において前記フレーム欠落範囲に対応して設けたことを特徴とする自動車用サンシェード装置。
  2. 前記除去部材を前記フレーム欠落範囲の全長に渡って設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用サンシェード装置。
  3. 前記除去部材は、フェルト製のシート材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用サンシェード装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014159183A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Honda Motor Co Ltd 車両用サンシェード装置
JP2014177216A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Toyota Boshoku Corp サンシェード装置
JP2016112937A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 林テレンプ株式会社 巻取装置
WO2018220728A1 (ja) * 2017-05-30 2018-12-06 河西工業株式会社 サンシェード構造

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