JP2011020631A - サンシェード機能付き自動車用サンバイザー - Google Patents
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Abstract
【課題】 標準時には、従来の標準装備品サンバイザーと同等の大きさで、運転時には、縦、横両方向にサンバイザーの遮光面積が拡張でき、駐車時には、窓全体を遮光できるサンシェード機能を実現するサンシェード機能付き自動車用サンバイザーを提供する。
【解決手段】 メインバイザーD1と、それからスライドレールD3で横方向に引き出されるサブバイザーD2と、メインバイザーD1とサブバイザーD2からスライドレールD8で縦方向に引き出される拡張バイザーD4と、メインバイザーD1とサブバイザーD2の内部に収納されたスクリーンD9と、拡張バイザーD4をメインバイザーD1,サブバイザーD2から取り外すことによりスクリーンD9を引き出すことを可能としたサンシェード機能付き自動車用サンバイザーである。
【選択図】 図7
【解決手段】 メインバイザーD1と、それからスライドレールD3で横方向に引き出されるサブバイザーD2と、メインバイザーD1とサブバイザーD2からスライドレールD8で縦方向に引き出される拡張バイザーD4と、メインバイザーD1とサブバイザーD2の内部に収納されたスクリーンD9と、拡張バイザーD4をメインバイザーD1,サブバイザーD2から取り外すことによりスクリーンD9を引き出すことを可能としたサンシェード機能付き自動車用サンバイザーである。
【選択図】 図7
Description
本発明は、サンシェード機能付き自動車用サンバイザーに係り、特に、運転時には拡張可能なサンバイザーとして使用可能で、駐車時にはフロントガラスを全体に遮光できるサンシェードとしても利用可能なサンシェード機能付き自動車用サンバイザーに関する。
[従来の技術]
殆どの自動車において、標準装備されているフロントセクション部の日除け装置は運転席及び助手席上に設置されている板状のサンバイザーである。
殆どの自動車において、標準装備されているフロントセクション部の日除け装置は運転席及び助手席上に設置されている板状のサンバイザーである。
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開2007−307939号公報「サンバイザー」(出願人:トヨタ紡織株式会社:特許文献1)、実開平07−11414号公報「自動車フロントガラス日よけシート巻き取り装置」(出願人:冨永登:特許文献2)がある。
尚、関連する先行技術として、特開2007−307939号公報「サンバイザー」(出願人:トヨタ紡織株式会社:特許文献1)、実開平07−11414号公報「自動車フロントガラス日よけシート巻き取り装置」(出願人:冨永登:特許文献2)がある。
特許文献1には、サンバイザー拡張部がサンバイザーから引き出されて拡張し、サンバイザーを上方向に回転させると、その回転に連動してサンバイザー拡張部が元の位置に戻ることが示されている。
特許文献2には、巻き取り棒に巻き付けられたシートを引き出して使用し、巻き取り棒に取り付けられたゼンマイバネによりシートを巻き取ることが示されている。
しかしながら、従来の標準装備品のサンバイザーでは、遮光面積が固定、もしくは横方向に少し伸長できるだけなので、西日等の低い位置からの入射光や、左右広角からの入射光に対する日除けとして充分に機能せず、運転時の安全性に問題があった。
また、夏季の駐車時等に車内温度の上昇や車内の日焼けを抑える為、窓全体を遮光するような機能は無く、車内環境を快適に保つ面も不充分であった。
これらの問題点への対応として、既に様々な部品メーカーから各種の日除け装置が提供されているが、純正オプション部品ではなく後付け設置になる為、「使い勝手が悪い」「見た目が悪い」「収納、保管に難がある」等の問題点が多いものとなっていた。
[発明の目的]
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、従来の標準装備品サンバイザーと同等の大きさで、運転時に縦、横両方向に遮光面積が拡張できる機能と、駐車時に窓全体を遮光できる機能を備えた多機能サンバイザーを開発し、操作性や美観を損ねることなく運転時の安全性と車内環境の向上を図ることができるサンシェード機能付き自動車用サンバイザーを提供することを目的とする。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、従来の標準装備品サンバイザーと同等の大きさで、運転時に縦、横両方向に遮光面積が拡張できる機能と、駐車時に窓全体を遮光できる機能を備えた多機能サンバイザーを開発し、操作性や美観を損ねることなく運転時の安全性と車内環境の向上を図ることができるサンシェード機能付き自動車用サンバイザーを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、サンシェード機能付き自動車用サンバイザーであって、メインバイザーと、メインバイザーから横方向のスライドレールで横方向に引き出されるサブバイザーと、メインバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第1の拡張バイザーと、サブバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第2の拡張バイザーと、メインバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、該素材の他端が第1の拡張バイザーに接続する第1のスクリーンと、サブバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、該素材の他端が第2の拡張バイザーに接続する第2のスクリーンとを備え、第1の拡張バイザーをメインバイザーから取り外すことにより第1のスクリーンを引き出すことが可能であり、第2の拡張バイザーをサブバイザーから取り外すことにより第2のスクリーンを引き出すことが可能であることを特徴とする。
本発明は、上記サンシェード機能付き自動車用サンバイザーにおいて、第1のスクリーンの一端が巻き付けられた第1のリールと、第1のスクリーンが引き出される方向に第1のリールが回転すると、ゼンマイが巻かれ、当該ゼンマイの緩む力を利用して第1のスクリーンを巻き取る第1の巻き取り装置と、第2のスクリーンの一端が巻き付けられた第2のリールと、第2のスクリーンが引き出される方向に第2のリールが回転すると、ゼンマイが巻かれ、当該ゼンマイの緩む力を利用して第2のスクリーンを巻き取る第2の巻き取り装置とを有することを特徴とする。
本発明は、上記サンシェード機能付き自動車用サンバイザーにおいて、第1の巻き取り装置において第1のスクリーンの巻き取り動作を停止させると共に、当該停止を解除する第1のロックスイッチと、第2の巻き取り装置において第2のスクリーンの巻き取り動作を停止させると共に、当該停止を解除する第2のロックスイッチとを有することを特徴とする。
本発明は、上記サンシェード機能付き自動車用サンバイザーにおいて、第1の拡張バイザーにおいて、メインバイザーの縦方向のスライドレール側面をバネ圧で押す突出部を備え、該突出部でスライドレール側面を押すことで第1の拡張バイザーを任意の位置に保持する第1の拡張バイザーストッパーと、第2の拡張バイザーにおいて、サブバイザーの縦方向のスライドレール側面をバネ圧で押す突出部を備え、該突出部でスライドレール側面を押すことで第2の拡張バイザーを任意の位置に保持する第2の拡張バイザーストッパーとを有することを特徴とする。
本発明は、上記サンシェード機能付き自動車用サンバイザーにおいて、メインバイザーの縦方向スライドレールの側面を凹凸形状とし、当該凹凸形状の凹部に第1の拡張バイザーストッパーの突出部が納まるようにし、サブバイザーの縦方向スライドレールの側面を凹凸形状とし、当該凹凸形状の凹部に第2の拡張バイザーストッパーの突出部が納まるようにしたことを特徴とする。
本発明は、上記サンシェード機能付き自動車用サンバイザーにおいて、第1の拡張バイザーストッパーにおける突出部を第1の拡張バイザー内に収納してストッパーを解除する第1のストッパー解除装置と、第2の拡張バイザーストッパーにおける突出部を第2の拡張バイザー内に収納してストッパーを解除する第2のストッパー解除装置とを有することを特徴とする。
本発明は、上記サンシェード機能付き自動車用サンバイザーにおいて、メインバイザーの上部であってサブバイザーが引き出される方向とは反対側の端部に、自動車のフロントウインドウ端部の天井に取り付けられるメインステーと、メインバイザーの上部であってサブバイザーが引き出される方向の端部に、自動車のフロントウインドウ中央寄りの天井に取り付けられるサブステーとを有することを特徴とする。
本発明によれば、メインバイザーと、メインバイザーから横方向のスライドレールで横方向に引き出されるサブバイザーと、メインバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第1の拡張バイザーと、サブバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第2の拡張バイザーと、メインバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、該素材の他端が第1の拡張バイザーに接続する第1のスクリーンと、サブバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、該素材の他端が第2の拡張バイザーに接続する第2のスクリーンとを備え、第1の拡張バイザーをメインバイザーから取り外すことにより第1のスクリーンを引き出すことが可能であり、第2の拡張バイザーをサブバイザーから取り外すことにより第2のスクリーンを引き出すことが可能であるサンシェード機能付き自動車用サンバイザーとしているので、標準時には、従来の標準装備品サンバイザーと同等の大きさで、運転時には、縦、横両方向にサンバイザーの遮光面積が拡張でき、駐車時には、窓全体を遮光できるサンシェード機能を実現し、操作性や美観を損ねることなく運転時の安全性と車内環境の向上を図ることができる効果がある。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザーは、メインバイザーと、メインバイザーから横方向のスライドレールで横方向に引き出されるサブバイザーと、メインバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第1の拡張バイザーと、サブバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第2の拡張バイザーと、メインバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、該素材の他端が第1の拡張バイザーに接続する第1のスクリーンと、サブバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、該素材の他端が第2の拡張バイザーに接続する第2のスクリーンとを備え、第1の拡張バイザーをメインバイザーから取り外すことにより第1のスクリーンを引き出すことを可能とし、第2の拡張バイザーをサブバイザーから取り外すことにより第2のスクリーンを引き出すことを可能としたものであり、標準時には、従来の標準装備品サンバイザーと同等の大きさで、運転時には、縦、横両方向にサンバイザーの遮光面積が拡張でき、駐車時には、窓全体を遮光できるサンシェード機能を実現できるものである。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザーは、メインバイザーと、メインバイザーから横方向のスライドレールで横方向に引き出されるサブバイザーと、メインバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第1の拡張バイザーと、サブバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第2の拡張バイザーと、メインバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、該素材の他端が第1の拡張バイザーに接続する第1のスクリーンと、サブバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、該素材の他端が第2の拡張バイザーに接続する第2のスクリーンとを備え、第1の拡張バイザーをメインバイザーから取り外すことにより第1のスクリーンを引き出すことを可能とし、第2の拡張バイザーをサブバイザーから取り外すことにより第2のスクリーンを引き出すことを可能としたものであり、標準時には、従来の標準装備品サンバイザーと同等の大きさで、運転時には、縦、横両方向にサンバイザーの遮光面積が拡張でき、駐車時には、窓全体を遮光できるサンシェード機能を実現できるものである。
[本サンバイザーの概略構成:図1,図2]
本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザーについて図1、図2及び図3を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザーの斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザーの背面斜視図である。
本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザー(本サンバイザー)は、図1及び図2に示すように、メインバイザー1にサブバイザー2が取り付けられている構成となっている。
本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザーについて図1、図2及び図3を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザーの斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザーの背面斜視図である。
本発明の実施の形態に係るサンシェード機能付き自動車用サンバイザー(本サンバイザー)は、図1及び図2に示すように、メインバイザー1にサブバイザー2が取り付けられている構成となっている。
メインバイザー1とサブバイザー2はステー部分(メインステー3及びサブステー4)の有無以外は同一構造で、各々に遮光面積拡張用の拡張バイザーと、窓全体の遮光ができるスクリーンが内蔵されている。拡張バイザーとスクリーンの詳細は後述する。
取り付け用のメインステー3は、メインバイザー1の端部に取り付けられ、伸縮、折り曲げ、回転ができるもので、本サンバイザーの各機能を自動車のフロントウインドウとサイドウインドウで利用することができる。
具体的には、サブバイザー2がスライドして引き出される方向とは反対側の端部にメインステー3が設けられ、フロントウインドウの端部の天井に取り付けられる。
具体的には、サブバイザー2がスライドして引き出される方向とは反対側の端部にメインステー3が設けられ、フロントウインドウの端部の天井に取り付けられる。
サブステー4は、メインバイザー1の上部に取り付けられ、固定具5に嵌め込んで、本サンバイザーを所定の位置に固定できる。
具体的には、サブステー4は、サブバイザー2が引き出される方向の端部に設けられ、フロントウインドウの中央寄りの天井に取り付けられた固定具5に嵌め込まれる。
具体的には、サブステー4は、サブバイザー2が引き出される方向の端部に設けられ、フロントウインドウの中央寄りの天井に取り付けられた固定具5に嵌め込まれる。
[本サンバイザーの取り付け・利用方法:図3]
本サンバイザーの取り付け・利用方法について図3を参照しながら説明する。図3は、本サンバイザーの取り付け・利用方法を説明するための概略図である。
図3に示すように、自動車、トラック等のフロントウインドウの端部(右ハンドルの場合は右端部)近傍の天井にメインステー3をネジ等で固定し、更に、ルームミラー近傍(フロントウインドウの中央寄り)の天井であって、サブステー4が届く位置にサブステー4用の固定具5をネジ等で固定する。
本サンバイザーの取り付け・利用方法について図3を参照しながら説明する。図3は、本サンバイザーの取り付け・利用方法を説明するための概略図である。
図3に示すように、自動車、トラック等のフロントウインドウの端部(右ハンドルの場合は右端部)近傍の天井にメインステー3をネジ等で固定し、更に、ルームミラー近傍(フロントウインドウの中央寄り)の天井であって、サブステー4が届く位置にサブステー4用の固定具5をネジ等で固定する。
フロントウインドウで使用する場合は、サブステー4を固定具5に嵌め込んで利用し、サイドウインドウで使用する場合は、サブステー4を固定具5から外してサイドウインドウ側に本サンバイザーを回転させて利用するものである。
[本サンバイザーの詳細構成:図4〜図7]
本サンバイザーの内部を含めた詳細構成について図4〜図7を参照しながら説明する。図4は、本サンバイザーの標準状態の詳細構成図であり、図5は、バイザー拡張状態の詳細構成図であり、図6は、拡張バイザーストッパー詳細構成図であり、図7は、スクリーン引き出し状態の詳細構成図である。
本サンバイザーの内部を含めた詳細構成について図4〜図7を参照しながら説明する。図4は、本サンバイザーの標準状態の詳細構成図であり、図5は、バイザー拡張状態の詳細構成図であり、図6は、拡張バイザーストッパー詳細構成図であり、図7は、スクリーン引き出し状態の詳細構成図である。
[標準状態とバイザー横方向拡張状態:図4,図5]
本サンバイザーは、図4及び図5に示すように、メインバイザー(1)D1とサブバイザー(2)D2との取付け面はスライドレールの形状になったサブバイザースライドレールD3を備えており、サブバイザーD2を横方向に引き出すことができる。これで横方向に遮光面積を拡張する。
本サンバイザーは、図4及び図5に示すように、メインバイザー(1)D1とサブバイザー(2)D2との取付け面はスライドレールの形状になったサブバイザースライドレールD3を備えており、サブバイザーD2を横方向に引き出すことができる。これで横方向に遮光面積を拡張する。
スライドレールの形状とは、メインバイザーD1の背面(サブバイザーD2との接触面)に横方向に凹形状の凹部が形成され、これに対するサブバイザーD2の面では、凹部に挿入される凸形状の凸部が形成され、凹部に対して凸部を横方向に移動(スライド)可能になっている。
また、凹部と凸部は、スライドするものの、両者が容易に外れないように、凹部の内側が広く、それに合わせて凸部の先端が広く形成している。
また、凹部と凸部は、スライドするものの、両者が容易に外れないように、凹部の内側が広く、それに合わせて凸部の先端が広く形成している。
サブバイザースライドレールD3は、適度な摺動抵抗を持っており、サブバイザーD2を収納位置及び任意の引き出し位置で保持することができる。
サブバイザーD2を最大限に引き出した際のサンバイザー全体の横幅は標準状態の約1.8倍になり、運転席と助手席のサンバイザーを合わせればフロントウインドウ全体を覆うのに充分な幅を有する。
ここで、助手席用のサンバイザーは、運転席用とはシンメトリー形状(対称形状)となっている。
サブバイザーD2を最大限に引き出した際のサンバイザー全体の横幅は標準状態の約1.8倍になり、運転席と助手席のサンバイザーを合わせればフロントウインドウ全体を覆うのに充分な幅を有する。
ここで、助手席用のサンバイザーは、運転席用とはシンメトリー形状(対称形状)となっている。
[バイザー縦方向拡張状態:図5]
メインバイザーD1及びサブバイザーD2には拡張バイザーD4が内蔵されている。
メインバイザーD1に内蔵される拡張バイザーが第1の拡張バイザーであり、サブバイザーD2に内蔵される拡張バイザーが第2の拡張バイザーである。
拡張バイザーD4は、拡張バイザースライドレールD8に支持され、縦方向(下方向)に引き出すことができる。これで縦方向に遮光面積を拡張する。
メインバイザーD1及びサブバイザーD2には拡張バイザーD4が内蔵されている。
メインバイザーD1に内蔵される拡張バイザーが第1の拡張バイザーであり、サブバイザーD2に内蔵される拡張バイザーが第2の拡張バイザーである。
拡張バイザーD4は、拡張バイザースライドレールD8に支持され、縦方向(下方向)に引き出すことができる。これで縦方向に遮光面積を拡張する。
拡張バイザースライドレールD8は、適度な摺動抵抗を持っており、拡張バイザーD4を収納位置及び任意の引き出し位置で保持することができる。
拡張バイザーD4を最大限に引き出した際のサンバイザー全体の縦長さは、サンバイザーのサイズによるが、概ね標準状態の1.5倍程度になる。
拡張バイザーD4を最大限に引き出した際のサンバイザー全体の縦長さは、サンバイザーのサイズによるが、概ね標準状態の1.5倍程度になる。
拡張バイザーD4にはバネ圧で突出している突出部を備えるストッパーD5が設けられており、特に、図6に示すように、拡張バイザースライドレールD8に引っ掛かる構造になっている。これによって通常は拡張バイザーD4がメインバイザーD1、サブバイザーD2本体から外部に抜けなくなっている。
具体的には、拡張バイザースライドレールD8は、ストッパーD5の接触面に複数の凹凸形状を備えており、その凹部にストッパーD5の突出部が納まって、拡張バイザーD4を任意の位置に保持できる構成となっている。
尚、拡張バイザースライドレールD8は、ストッパーD5の接触面を凹凸形状とせず、ストレートにして、ストッパーD5の押力で拡張バイザーD4を任意の位置に保持するようにしてもよい。
尚、拡張バイザースライドレールD8は、ストッパーD5の接触面を凹凸形状とせず、ストレートにして、ストッパーD5の押力で拡張バイザーD4を任意の位置に保持するようにしてもよい。
拡張バイザーD4は、拡張バイザー取っ手D6部分にあるストッパー解除引き手D7の操作によってストッパーD5を収納し、メインバイザーD1、サブバイザーD2本体から外部に抜き取ることができる。
メインバイザーD1に内蔵された拡張バイザーに設けられたストッパー解除引き手が第1のストッパー解除引き手であり、サブバイザーD2に内蔵された拡張バイザーに設けられたストッパー解除引き手が第2のストッパー解除引き手である。
尚、拡張バイザー取っ手D6とストッパー解除引き手D7を拡張バイザーから外側に突出した形状とはせず、拡張バイザーの内側に組み込むようにしてもよい。
メインバイザーD1に内蔵された拡張バイザーに設けられたストッパー解除引き手が第1のストッパー解除引き手であり、サブバイザーD2に内蔵された拡張バイザーに設けられたストッパー解除引き手が第2のストッパー解除引き手である。
尚、拡張バイザー取っ手D6とストッパー解除引き手D7を拡張バイザーから外側に突出した形状とはせず、拡張バイザーの内側に組み込むようにしてもよい。
図6に示すように、拡張バイザー取っ手D6とストッパー解除引き手D7は、重なって形成され、ストッパー解除引き手D7だけを下側に引き出すと、ストッパーD5自体を引っ張って拡張バイザーD4内に収納するものである。
拡張バイザーストッパーD5及びストッパー解除引き手D7の詳細な構造について説明する。
ストッパーD5とストッパー解除引き手D7とは、拡張バイザーD4内部で機械的に接続され、ストッパー解除引き手D7の操作によってストッパーD5が拡張バイザーD4内に収納される。
ストッパーD5とストッパー解除引き手D7とは、拡張バイザーD4内部で機械的に接続され、ストッパー解除引き手D7の操作によってストッパーD5が拡張バイザーD4内に収納される。
ストッパーD5とストッパー解除引き手D7の接続方法として、ロッドとベルクランクの組合せ、スライド機構と直進カムの組合せ、ワイヤーケーブル等(またはこれらの複合)がある。
また、クランク機構やカム機構によって操作方向を変えることで、ストッパー解除引き手の他に押ボタンやレバー等にすることもできる。これらのストッパーを解除する手段を「ストッパー解除装置」と呼ぶことができる。
また、クランク機構やカム機構によって操作方向を変えることで、ストッパー解除引き手の他に押ボタンやレバー等にすることもできる。これらのストッパーを解除する手段を「ストッパー解除装置」と呼ぶことができる。
ストッパーD5は、ストッパー解除引き手D7の操作による動作の他に外圧によって単独で動作する(収納される)機能をもっている。よって拡張バイザーD4の引き抜き時以外にストッパー解除引き手D7を操作する必要はない。
[スクリーン引き出し状態:図7]
拡張バイザーD4の上部には遮光用のスクリーンD9が接続されており、拡張バイザーD4を抜き取ることでスクリーンD9が本サンバイザー外部に引き出せる。これで広範囲(窓全体)の遮光を行う。
メインバイザーD1に収納されたスクリーンが第1のスクリーンであり、サブバイザーD2に収納されたスクリーンが第2のスクリーンである。
拡張バイザーD4の上部には遮光用のスクリーンD9が接続されており、拡張バイザーD4を抜き取ることでスクリーンD9が本サンバイザー外部に引き出せる。これで広範囲(窓全体)の遮光を行う。
メインバイザーD1に収納されたスクリーンが第1のスクリーンであり、サブバイザーD2に収納されたスクリーンが第2のスクリーンである。
スクリーンD9は、リールD10に巻かれてロール状に収納されている。
スクリーンD9の縦の長さは、引き出した際にフロントウインドウを覆うのに必要な800〜900mm程度を有するが、スクリーンD9の素材をフィルム等の極薄素材にすることでリール巻き取り径は小さく抑えることが可能である。
スクリーンD9の縦の長さは、引き出した際にフロントウインドウを覆うのに必要な800〜900mm程度を有するが、スクリーンD9の素材をフィルム等の極薄素材にすることでリール巻き取り径は小さく抑えることが可能である。
リールD10は、ギヤボックスD11内のギヤを介して巻き取り装置D12に接続しており、リールD10と巻き取り装置D12の巻き取り軸は連動して回転する。
巻き取り装置D12は、一般的なゼンマイバネ使用したタイプで、スクリーンD9を引き出す方向にリールD10が回転するとゼンマイが巻かれ、ゼンマイの緩む力を利用してスクリーンD9を巻き取る。
メインバイザーD1内に設けられる巻き取り装置が第1の巻き取り装置であり、サブバイザーD2内に設けられる巻き取り装置が第2の巻き取り装置である。
巻き取り装置D12は、一般的なゼンマイバネ使用したタイプで、スクリーンD9を引き出す方向にリールD10が回転するとゼンマイが巻かれ、ゼンマイの緩む力を利用してスクリーンD9を巻き取る。
メインバイザーD1内に設けられる巻き取り装置が第1の巻き取り装置であり、サブバイザーD2内に設けられる巻き取り装置が第2の巻き取り装置である。
巻き取り装置D12には巻き取り軸を固定して巻き取り動作を停止させるロックスイッチD13があり、スクリーンD9を任意の引き出し長さで保持することができる。
ロックスイッチD13は、ロック方向に動作させると、ギヤボックスD11内のギヤを固定(ロック)することにより、巻き取り装置D12の巻き取り軸をロックする。
また、ロックスイッチD13は、アンロック方向に動作させると、ギヤボックスD11内のギヤを解放(アンロック)することにより、巻き取り装置D12の巻き取り軸をアンロックする。
第1の巻き取り装置に設けられたロックスイッチが第1のロックスイッチであり、第2の巻き取り装置に設けられたロックスイッチが第2のロックスイッチである。
ロック機構付きの巻き取り装置は、ロールスクリーンや巻尺等で実用化されている既存の技術を利用することができる。
ロックスイッチD13は、ロック方向に動作させると、ギヤボックスD11内のギヤを固定(ロック)することにより、巻き取り装置D12の巻き取り軸をロックする。
また、ロックスイッチD13は、アンロック方向に動作させると、ギヤボックスD11内のギヤを解放(アンロック)することにより、巻き取り装置D12の巻き取り軸をアンロックする。
第1の巻き取り装置に設けられたロックスイッチが第1のロックスイッチであり、第2の巻き取り装置に設けられたロックスイッチが第2のロックスイッチである。
ロック機構付きの巻き取り装置は、ロールスクリーンや巻尺等で実用化されている既存の技術を利用することができる。
拡張バイザーD4の取っ手D6には持ち手を兼ねた穴が空いており、固定用フックD14に引っ掛けてスクリーン端部を固定する。
スクリーン固定用フックD14は、ダッシュボード上やフロントウインドウ下部等に吸盤や粘着テープを使用して取り付ける。
尚、取っ手D6の持ち手に穴を設けるのではなく、拡張バイザーに差込口を設け、スクリーン固定用具を差し込んで固定する構造としてもよい。
スクリーン固定用フックD14は、ダッシュボード上やフロントウインドウ下部等に吸盤や粘着テープを使用して取り付ける。
尚、取っ手D6の持ち手に穴を設けるのではなく、拡張バイザーに差込口を設け、スクリーン固定用具を差し込んで固定する構造としてもよい。
[本サンバイザーの動作:図8〜図13]
本サンバイザーの動作について図8〜図13を参照しながら説明する。図8は、標準状態を示す概略図であり、図9は、縦方向に遮光面積を拡張する時の状態を示す概略図であり、図10は、横方向に遮光面積を拡張する時の状態を示す概略図であり、図11は、縦、横両方向に遮光面積を拡張する時の状態を示す概略図であり、図12は、窓全体を覆うような広範囲の遮光をする時の状態を示す概略図であり、図13は、固定用フックで固定する時の状態を示す概略図である。
本サンバイザーの動作について図8〜図13を参照しながら説明する。図8は、標準状態を示す概略図であり、図9は、縦方向に遮光面積を拡張する時の状態を示す概略図であり、図10は、横方向に遮光面積を拡張する時の状態を示す概略図であり、図11は、縦、横両方向に遮光面積を拡張する時の状態を示す概略図であり、図12は、窓全体を覆うような広範囲の遮光をする時の状態を示す概略図であり、図13は、固定用フックで固定する時の状態を示す概略図である。
まず、図8の標準状態から、図9に示すように、縦方向に遮光面積を拡張する時には、メインバイザーD1に収納された拡張バイザーD4を、拡張バイザー取っ手D6を引っ張って下方向に拡張させる。
また、図8の標準状態から、図10に示すように、横方向に遮光面積を拡張する時には、サブバイザーD2を、サブバイザースライドレールD3をスライドさせて横方向に拡張させる。
また、縦、横両方向に遮光面積を拡張する時には、図11に示すように、図9の状態から、サブバイザーD2を、サブバイザースライドレールD3をスライドさせて横方向に拡張させ、更に、サブバイザーD2に収納された拡張バイザーD4を、拡張バイザー取っ手D6を引っ張って拡張バイザースライドレールD8をスライドさせ、下方向に拡張させる。
若しくは、縦、横両方向に遮光面積を拡張する時には、図11に示すように、図10の状態から、メインバイザーD1に収納された拡張バイザーD4を、拡張バイザー取っ手D6を引っ張って拡張バイザースライドレールD8をスライドさせ、下方向に拡張させ、更に、サブバイザーD2に収納された拡張バイザーD4を、拡張バイザー取っ手D6を引っ張って拡張バイザースライドレールD8をスライドさせ、下方向に拡張させる。
次に、窓全体を覆うような広範囲の遮光をする時には、図12に示すように、メインバイザーD1、サブバイザーD2の各々から拡張バイザーD4を、ストッパー解除引き手D7を移動させてストッパーD5を解除することにより、引き抜き、スクリーンD9を引き出す。
スクリーンD9の端部(拡張バイザー取っ手D6)を固定用フックD14に固定することにより、図13に示すように、巻き取り装置D12によってスクリーンD9が弛むことなく、フロントウインドウに張られる。
スクリーンD9の端部を固定用フックD14で固定しない場合は、巻き取り装置D12のロックスイッチD13を使いスクリーンD9を引き出した状態で保持する。
スクリーンD9、拡張バイザーD4、サブバイザーD2を収納する時は、逆手順で標準状態に戻す。
スクリーンD9の端部を固定用フックD14で固定しない場合は、巻き取り装置D12のロックスイッチD13を使いスクリーンD9を引き出した状態で保持する。
スクリーンD9、拡張バイザーD4、サブバイザーD2を収納する時は、逆手順で標準状態に戻す。
[拡張バイザー取っ手D6の応用例:図14]
次に、拡張バイザー取っ手D6の応用例について図14を参照しながら説明する。図14は、拡張バイザー取っ手D6の応用例を示す概略図である。
本バイザーでは、操作性を第一に考え、拡張バイザー取っ手D6は拡張バイザーD4から出っ張った形になっている。しかし、この形は運転者の視界の妨げになる懸念が多少ある。そこで拡張バイザー取っ手周りの形態例として以下の形状とすることができる。
次に、拡張バイザー取っ手D6の応用例について図14を参照しながら説明する。図14は、拡張バイザー取っ手D6の応用例を示す概略図である。
本バイザーでは、操作性を第一に考え、拡張バイザー取っ手D6は拡張バイザーD4から出っ張った形になっている。しかし、この形は運転者の視界の妨げになる懸念が多少ある。そこで拡張バイザー取っ手周りの形態例として以下の形状とすることができる。
拡張バイザーD4から出っ張った形状の取っ手ではなく、拡張バイザーD4下部に設けた凹みE1を取っ手とする。
拡張バイザー取っ手(凹み)E1を操作する為にメインバイザーD1(サブバイザーD2)の下部に切り欠きE2を設ける。
拡張バイザーD4のストッパー解除引き手E3は、拡張バイザー取っ手E1の凹み内に外側に突出して設ける。当該突出部をレバーとして下方向にスライドさせることで、ストッパーD5を解除する。
拡張バイザー取っ手(凹み)E1を操作する為にメインバイザーD1(サブバイザーD2)の下部に切り欠きE2を設ける。
拡張バイザーD4のストッパー解除引き手E3は、拡張バイザー取っ手E1の凹み内に外側に突出して設ける。当該突出部をレバーとして下方向にスライドさせることで、ストッパーD5を解除する。
スクリーンD9を引き出した際に拡張バイザーD4端部を固定するフックはフック先端を細くして拡張バイザー取っ手E1の凹みに引っ掛ける方法にする。
また別の方法としてマグネットキャッチやベルトのバックル等に利用されているプラスチックファスナーE4によって固定するようにしてもよい。
また別の方法としてマグネットキャッチやベルトのバックル等に利用されているプラスチックファスナーE4によって固定するようにしてもよい。
[実施の形態の効果]
本サンバイザーによれば、メインバイザーD1、サブバイザーD2、拡張バイザーD4によって、サンバイザーの遮光面積が縦、横両方向に拡張し、拡張された状態が保持されるので、運転時にまぶしくなるのを防止して安全性を向上させることができると共に、停車時にはスクリーンD9を引き出して遮光できるので、窓全体を覆う日除け機能による車内環境を向上させることができ、一台の装置で、サンバイザーとサンシェードとして利用することができる効果がある。
本サンバイザーによれば、メインバイザーD1、サブバイザーD2、拡張バイザーD4によって、サンバイザーの遮光面積が縦、横両方向に拡張し、拡張された状態が保持されるので、運転時にまぶしくなるのを防止して安全性を向上させることができると共に、停車時にはスクリーンD9を引き出して遮光できるので、窓全体を覆う日除け機能による車内環境を向上させることができ、一台の装置で、サンバイザーとサンシェードとして利用することができる効果がある。
また、本サンバイザーによれば、サンシェードとしてもサンバイザーとしても使用しない場合は、その形状を極力小型化でき、従来の標準装備品サンバイザーと同等の大きさのものに上記の機能を持たせたことによる美観を維持し、操作が煩雑化するのを低減できる効果がある。
また、本サンバイザーによれば、運転席又は助手席のサイドウインドウで使用するときは、サブバイザーD2をメインバイザーD1から横方向にスライドさせて拡張し、そのサブバイザーD2から拡張バイザーD4を下方向に引き出して、更に、その拡張バイザーD4からスクリーンD9を引き出した場合、運転席からサイドミラーの部分には、拡張バイザーD4又はスクリーンD9を引き出さないように構成にできるので、運転者からサイドミラーが見えにくくなることはなく、サイドウインドウからの入射光を効率的に遮光できる効果がある。
尚、本実施の形態は、一つの実施例であって、発明の本質的でない部分は、種々変更できるものである。
本発明は、標準時には、従来の標準装備品サンバイザーと同等の大きさで、運転時には、縦、横両方向に遮光面積が拡張できる機能と、駐車時には、窓全体を遮光できる機能を備え、操作性や美観を損ねることなく運転時の安全性と車内環境の向上を図ることができるサンシェード機能付き自動車用サンバイザーに好適である。
1(D1)…メインバイザー、 2(D2)…サブバイザー、 3…メインステー、 4…サブステー、 5…固定具、 D3…サブバイザースライドレール、 D4…拡張バイザー、 D5…ストッパー、 D6…拡張バイザー取っ手、 D7…ストッパー解除引き手、 D8…拡張バイザースライドレール、 D9…スクリーン、 D10…リール、 D11…ギヤボックス、 D12…巻き取り装置、 D13…ロックスイッチ、 D14…固定用フック、 E1…拡張バイザー取っ手(凹み)、 E2…切り欠き、 E3…ストッパー解除引き手、 E4…プラスチックファスナー
Claims (7)
- 自動車用サンバイザーであって、
メインバイザーと、
前記メインバイザーから横方向のスライドレールで横方向に引き出されるサブバイザーと、
前記メインバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第1の拡張バイザーと、
前記サブバイザーから縦方向のスライドレールで縦方向に引き出される第2の拡張バイザーと、
前記メインバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、前記素材の他端が前記第1の拡張バイザーに接続する第1のスクリーンと、
前記サブバイザー内部に、遮光用の素材の一端が巻き取られて格納され、前記素材の他端が前記第2の拡張バイザーに接続する第2のスクリーンとを備え、
前記第1の拡張バイザーを前記メインバイザーから取り外すことにより前記第1のスクリーンを引き出すことが可能であり、
前記第2の拡張バイザーを前記サブバイザーから取り外すことにより前記第2のスクリーンを引き出すことが可能であることを特徴とするサンシェード機能付き自動車用サンバイザー。 - 第1のスクリーンの一端が巻き付けられた第1のリールと、
前記第1のスクリーンが引き出される方向に前記第1のリールが回転すると、ゼンマイが巻かれ、当該ゼンマイの緩む力を利用して前記第1のスクリーンを巻き取る第1の巻き取り装置と、
第2のスクリーンの一端が巻き付けられた第2のリールと、
前記第2のスクリーンが引き出される方向に前記第2のリールが回転すると、ゼンマイが巻かれ、当該ゼンマイの緩む力を利用して前記第2のスクリーンを巻き取る第2の巻き取り装置とを有することを特徴とする請求項1記載のサンシェード機能付き自動車用サンバイザー。 - 第1の巻き取り装置において第1のスクリーンの巻き取り動作を停止させると共に、当該停止を解除する第1のロックスイッチと、
第2の巻き取り装置において第2のスクリーンの巻き取り動作を停止させると共に、当該停止を解除する第2のロックスイッチとを有することを特徴とする請求項2記載のサンシェード機能付き自動車用サンバイザー。 - 第1の拡張バイザーにおいて、メインバイザーの縦方向のスライドレール側面をバネ圧で押す突出部を備え、前記突出部で前記スライドレール側面を押すことで前記第1の拡張バイザーを任意の位置に保持する第1の拡張バイザーストッパーと、
第2の拡張バイザーにおいて、サブバイザーの縦方向のスライドレール側面をバネ圧で押す突出部を備え、前記突出部で前記スライドレール側面を押すことで前記第2の拡張バイザーを任意の位置に保持する第2の拡張バイザーストッパーとを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のサンシェード機能付き自動車用サンバイザー。 - メインバイザーの縦方向スライドレールの側面を凹凸形状とし、当該凹凸形状の凹部に第1の拡張バイザーストッパーの突出部が納まるようにし、
サブバイザーの縦方向スライドレールの側面を凹凸形状とし、当該凹凸形状の凹部に第2の拡張バイザーストッパーの突出部が納まるようにしたことを特徴とする請求項4記載のサンシェード機能付き自動車用サンバイザー。 - 第1の拡張バイザーストッパーにおける突出部を第1の拡張バイザー内に収納してストッパーを解除する第1のストッパー解除装置と、
第2の拡張バイザーストッパーにおける突出部を第2の拡張バイザー内に収納してストッパーを解除する第2のストッパー解除装置とを有することを特徴とする請求項4又は5記載のサンシェード機能付き自動車用サンバイザー。 - メインバイザーの上部であってサブバイザーが引き出される方向とは反対側の端部に、自動車のフロントウインドウ端部の天井に取り付けられるメインステーと、
前記メインバイザーの上部であって前記サブバイザーが引き出される方向の端部に、自動車のフロントウインドウ中央寄りの天井に取り付けられるサブステーとを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のサンシェード機能付き自動車用サンバイザー。
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JP2009169040A JP2011020631A (ja) | 2009-07-17 | 2009-07-17 | サンシェード機能付き自動車用サンバイザー |
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-
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- 2009-07-17 JP JP2009169040A patent/JP2011020631A/ja active Pending
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