JPH10129254A - 拡張サンバイザー - Google Patents

拡張サンバイザー

Info

Publication number
JPH10129254A
JPH10129254A JP32452296A JP32452296A JPH10129254A JP H10129254 A JPH10129254 A JP H10129254A JP 32452296 A JP32452296 A JP 32452296A JP 32452296 A JP32452296 A JP 32452296A JP H10129254 A JPH10129254 A JP H10129254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visor
expansion
sun visor
extended
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32452296A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Murakawa
政弘 村川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP32452296A priority Critical patent/JPH10129254A/ja
Publication of JPH10129254A publication Critical patent/JPH10129254A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントガラスより差し込む直射日光によっ
て、熱を帯びるハンドルや座席等を熱射から防御する拡
張バイザーを、フロントガラスに簡単に着脱できる拡張
サンバイザーを提供するものである。 【構成】 拡張サンバイザー本体Aの内部に形成した収
納部Dにロール状に収納された拡張バイザー1を引き出
し、収納自在とし、簡単、確実にフロントガラスを覆う
よう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフロントガラスより、差
し込む直射日光を遮断する日除具に関するものであり、
詳しくは拡張サンバイザー本体内部に、引出し、収納自
在になるよう構成した、ロール状の拡張バイザーが、フ
ロントガラスを覆って直射日光を遮断する、フロントガ
ラス用の拡張サンバイザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】駐車中にフロントガラスより、差し込む
直射日光は車内の温度を上昇させ、またハンドルや座席
等を焼くように熱射し、運転の妨げにもなっていた、従
来その対応策して種々に市販されている日除け具を使用
しているが、その主な日除け具の装着方法が複数の吸盤
を用いたものが多く、そのためフロントガラスへの着脱
に手間が掛かり、例えば買物等で短時間の駐車の場合な
どは、装着がつい面倒になり、装着しないまま出かけて
しまい、そのため熱射で熱くなったハンドル、座席は運
転の妨げにもなっていた。 また日除け具が折畳みのも
のが多く、装着の際に広げたり、また取り外した後に畳
んだりと、手間が掛かり、さらには取り外した日除け具
の収納場所がないために、足元の床や、空いている座席
に置いたりと、狭い車内では邪魔になり、車内美観を損
なう等の問題点があった。また日除け具は季節に応じた
期間内に多く使用されるため、使用されない期間はトラ
ンク等に押し込まれてほこりまみれになったり、また破
損するなどで、そのほとんどが、次の使用季節を待たず
に捨てられてしまうという使い捨てのケースが現状であ
る、また捨てられる日除け具には、一部損耗、損傷した
部分を修理、または交換すれば、その大部分がまだ使用
できるにも係わらず、その全部が廃棄されてしまい、そ
の量数は莫大なものがあり、昨今叫ばれている廃棄物の
問題や、経済的にも大きな問題点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記日除け具におい
て、複数の吸盤を使用しているため着脱に手間が掛か
り、また使用前後に広げたり、折り畳んだりのわずらわ
しさのため、短時間の駐車の際も、つい面倒になり装着
しないという問題点、また取り外した日除け具を床や座
席等に置くことで邪魔になり、車内美観が損なわれると
いう問題点、さらには大部分が使用可能にも係わらず、
一部の損耗や損傷のために、その全部が廃棄されてしま
うという問題点、また経済的、廃棄物等の問題点に関し
ても、本発明は上記問題点に重点をおき、着脱に手間が
掛からず、また収納場所もいらず、さらに損耗や破損し
やすい部材等を簡単に交換でき、確実に直射日光を遮断
する拡張サンバイザーの提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、拡張サンバイ
ザー本体Aの内部に形成した収納部Dにロール状に収納
された拡張バイザー1を、引き出し、収納自在になるよ
う構成した。また上記収納部Dを有した、拡張サンバイ
ザー本体27の上部側縁部にフック形状の保持部26を
形成し、既存するサンバイザーJに着脱自在になるよう
構成した。さらに延長形成した拡張サンバイザー本体P
をフロントガラスEに接する天井Mの内張りNに装着し
たものである。また拡張サンバイザー本体Kの収納部3
1に、引き出し、収納自在にした面材状の拡張バイザー
30が、フロントガラスEを覆うように構成した。また
長期使用により、老化したり損傷しやすい部材を簡単に
交換できるよう構成し、さらに直射日光に有する有害な
紫外線等に対処する拡張バイザー1をドライバーが選択
して交換できるように、拡張バイザー1と取手Hに嵌合
凹部32と嵌合凸部33のジョイント部を形成したもの
である。
【0005】
【作用】拡張バイザー1を収納部Dにロール状に収納し
た拡張サンバイザー本体Aは、収納状態においては、通
常の運転中のサンバイザーとして直射日光からドライバ
ーの目を防御し、駐車中においては、拡張バイザー1が
フロントガラスEを覆い直射日光を遮断し、車内の温度
上昇を抑えハンドルや座席等の熱射を防御する。また拡
張サンバイザー本体27に保持部26形成することで既
存するサンバイザーJに着脱自在になる。また延長形成
した拡張サンバイザー本体Pの拡張バイザー1は、フロ
ントガラスEのほぼ全面を覆う。また拡張サンバイザー
本体Kの収納部31に収納されている、屈曲部35を有
した面材状の拡張バイザー30は、数ヶ所の屈曲により
屏風状に伸縮し、収納状態では通常のサンバイザーとし
て使用し、引き出すことにより拡張し、フロントガラス
Eを覆い直射日光を遮断する。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1に示すものは、請求項1記載の、拡張サンバイザー本
体Aの内部に形成した収納部Dより引き出された拡張バ
イザー1が、フロントガラスEを覆った一実施例の正面
図であり、図2、3に示したとおり、上記拡張サンバイ
ザー本体Aの収納部Dに、引き出し、収納自在に収納さ
れた拡張バイザー1は、収納部Dの上枠に形成した取手
収納部Gに収納された、取手Hを引き、フロントガラス
Eを覆うことで直射日光を遮断するものである。
【0007】また上記、拡張サンバイザー本体Aは、図
4、5、6に示したとおり、略長方形状の上枠と同形状
を有した下枠からなっており、その上枠の内側面の長手
方向に、上記拡張バイザー1を収納する半円状の収納部
Dを外側面に隆起させて形成し、該収納部Dの側面に拡
張バイザー1を引き出す、引出口21を形成した上枠
と、該上枠と一体する半円状の収納部Dを形成した下枠
から構成されており、該上下枠に形成した収納部Dの両
端部の内側面には後述する拡張バイザー1の部材と係
る、半円の雌ネジ16が形成されている。
【0008】また上記、上下枠に形成した収納部Dに収
納される拡張バイザー1は耐熱性を有する合成樹脂等を
薄状のフイルム状にしたものや、布地状の材質を使用し
たものであり、該拡張バイザー1の一方を、パイプ形状
を有した巻軸2の長手方向に形成した切込部3に差し込
み係止されてロール状に巻かれている。
【0009】また上記拡張バイザー1を装備した巻軸2
の一方には、図6に示したとおり、調整軸棒7の一方に
伸縮捻れ自在なるバネ5の一端が固定され、他方には、
該バネ5の他端が固定された固定具6が回動自在に枢着
された前記調整軸棒7が、上記巻軸2の一方に挿入さ
れ、固定具6は、該固定具6の側面に突設した係合部4
が、上記巻軸2の切込部3に差し込まれて係止されてい
る。
【0010】また上記調整軸棒7の先端部に形成した長
方形状の嵌合凸部8は、バネ調整ツマミ10を突設した
円柱状の側面より、十字状の係合部9が突起したその中
央に形成した嵌合凹部22に嵌合されており、該バネ調
整ツマミ10は、内周に複数の係合部20を形成したキ
ャップ15の中央に穿孔した軸受19に回動係止自在に
嵌合され、該キャップ15の周縁に形成した推ネジ18
をもって上記収納部Dの一端に形成した雌ネジ16に螺
嵌するものであり、また前記係合部9と係合部20を段
階的に係合させることで、バネ5の捻れによって生ずる
弾性の強弱を調整するものであり、上記拡張バイザー
1、又はバネ自体が長期間の使用により老化したり、熱
によって伸びたりして拡張バイザー1が収納部Dに完全
に巻き取れなくなった場合に、上記バネ調整ツマミ10
を巻取り方向に回すことでバネ5の捻れによる弾性を調
整するものである。
【0011】また上記拡張バイザー1を装備した巻軸2
の他方には、図5に示したとおり、中央にプッシュ棒1
1を突起させ、該プッシュ棒11の付根より、三角形状
に凸した複数の被係止部13を形成した固定具12が嵌
め込まれ、該固定具12の側面に突設した係合部4が切
込部3に差し込まれて係止されている、また該固定具1
2に突起したプッシュ棒11は、軸受19を有し、該軸
受19を中心に、上記被係止部13と係合する、三角形
状に凸した複数の係止部17を有したキャップ14の軸
受19に挿入され、キャップ19の周縁に形成した推ネ
ジ18をもって、上記収納部Dの他端に形成した雌ネジ
16に螺嵌するものであり、前記被係止部13と係止部
17とが、上記バネ5の弾性で係合して係止すること
で、上記拡張バイザー1を適宜な位置で停止することが
でき、またプッシュ棒11を押すことで係合部13と係
合部17の係止関係が解除され拡張バイザー1は巻き取
られる、また拡張バイザー1を適宜な位置で停止するこ
とで、後述する拡張バイザー1の交換等を容易にするも
のである。
【0012】上記のとおり構成された拡張サンバイザー
本体Aは、拡張バイザー1を収納部Dから引き出すこと
により、上記巻軸2が回転し、それに伴い巻軸2の一方
に挿入した調整軸棒7の一方に固定したバネ5の一端
が、その回転方向に捻られて弾性を生じ、また収納の際
は、そのバネ5の弾性で巻軸2が逆回転し、拡張バイザ
ー1が巻取られて収納部Dに収納されるものである。
【0013】また上記拡張バイザー1は、図7、8、9
に示したとおり、余巻部分の一方の切れ端の長手方向に
形成したT字状の係止片23を巻軸2の切込部3に差し
込んで係止したものであり、また該余巻部分の他方の切
れ端の長手方向には側面に球状を有した係止部24が形
成されており、該係止部24には、日除け部分にあたる
拡張バイザー1の一方の切れ端の長手方向に形成した円
溝状の被係止部25を嵌め込んで一体するものである、
また前記日除け部分の他端と取手Hにおいても図9に示
すとおり、同方法で一体するものである。
【0014】上記構成により、拡張バイザー1の比較的
消耗の少ない余巻部分を除いて、直射日光を浴びる日除
け部分は消耗が激しく、また長期間にわたり引き出し収
納を繰り返されて破損した場合に簡単にスペアー交換が
でき、またドライバーの好みによっては直射日光に有す
る有害な紫外線等に対処する材質の拡張バイザーを選択
できるものであり、また図10に示した、布材29の切
れ端を合成樹脂等の皮膜材28で皮膜し、該皮膜材28
に、上述した係止部24と被係止部25を形成して 上
記余巻部分と取手Hに一体することができる。
【0015】また上記布材29は黒色で通気性に優れた
ものを使用することで、フロントガラスEとその布材2
9を使用した拡張バイザー1の空間にこもる熱を吸収
し、拡散させて熱くならず、幼児等が誤ってその周辺に
触った場合にも極めて安全である。なお上記のような拡
張バイザーの交換は収納部Dより余巻部分を引き出すこ
とで簡単に交換できる、また余巻部分においては、日除
け部分の材質と格段に異なる耐久性のある材質を使用す
るのが好ましい。
【0016】また上記拡張サンバイザー本体Aは 図1
1に示したように収納部Dの全体を拡張サンバイザー本
体Aの裏面に隆起させて形成し、後述する図14に示し
た天井の内張Nに形成した本体収納部Bに収納すること
で目立たず、車内美観を損なうこともなく、また本体収
納部Bに収納したままで拡張バイザー1を引き出すこと
ができ、また運転中は通常のバイザーとして使用でき
る、なお上述した拡張バイザー1と一体した取手Hの正
面の適宜な位置に埋め込まれた磁石Iは、ダッシュボー
ドの適宜な位置に埋め込まれた磁石に吸着して係止す
る。
【0017】また上記拡張サンバイザー本体Aは図2
5、26に示したように、側縁部に係合凸部42を突起
した上枠と一体する、下枠の周縁部に、前記上枠の側縁
部を保持する保持枠47を形成し、該保持枠47の内側
縁部に形成した係合凹部43に上記係合凸部42を係合
させて係止一体とすることもできる、また接着材を使用
してもよい、またキャップ14、15を推ネジ44に螺
嵌することでさらに一体性が高まる、また図7に示した
ように拡張サンバイザー本体Aの裏面にあたる、上枠の
周縁にネジ41を挿通するネジ孔38を穿孔し、また下
枠の内面の周縁にネジ穴45を穿孔し、ネジ41で一体
することもでき、この方法であれば解体も簡単でうえ、
ネジ頭部分が裏面になるため使用時以外は車内に露出す
ることなく、車内美観を損なうことがない、またネジ頭
が露出する面の全体を化粧材等で覆ってもよい。
【0018】また上述した何れの拡張サンバイザー本体
Aにおいても、拡張バイザー1が巻かれた巻軸2を、収
納部Dの両端に形成したネジ孔より取り出すことができ
るものである。また拡張サンバイザー本体Aの外面に隆
起した収納部Dは、極薄の拡張バイザー1を使用するこ
とで、ほとんど目立たない隆起状に形成することができ
る。なお以上のように構成した拡張サンバイザー本体A
は、邪魔にならずシーズンオフでも保管場所を必要とせ
ず、車内美観を損ねることもなく、また消耗や破損等に
おいても簡単に解体でき、対処できるものである。
【0019】図12に示したものは、請求項2記載の拡
張サンバイザー本体27と該拡張バイザー27を装着す
る、既存のサンバイザーJの一実施例の斜視図であり、
図13、14に示したとおり、上記拡張サンバイザー本
体27の上部側縁部に、フック形状を有した保持部26
を並列に形成したものである。
【0020】また上記拡張バイザー本体27は、内側面
に収納部Dとなる、半円状の筒と、該筒に拡張バイザー
1を引き出す引出口21を形成した半筒状の上枠と、内
側面に上記半円状の筒を形成し、側縁部に保持部26を
形成した略長方形状の下枠とからなっており、前記上下
枠を、他の実施例の図18の接合例に示したように、上
記半筒状の上枠の内縁部に形成した係合凸部48と、保
持部26を有した下枠の外縁部に形成した係合凹部49
とを係合させて係止一体としたものである。
【0021】また上記拡張バイザー27は、図13、1
4に示したように、既存のサンバイザーJの、上下どの
方向から嵌め込んでも使用することができ、車種を限定
することなく装着できる、また図14に示したように、
フロントガラスEに押し下げられた状態時の既存のサン
バイザーJの上方から嵌め込んで使用することで、運転
時、また駐車時においても、そのままの状態で使用で
き、また使用後は天井の内張Nに形成した本体収納部B
に収納することで邪魔にならず車内美観を損ねることも
ない、また上記拡張バイザー27はマジックテープ等で
既存のサンバイザーJに装着することもできる。
【0022】図15、16に示したものは、請求項3記
載の延長形成した拡張サンバイザー本体Pを、フロント
ガラスEの上部に接する天井の内張Nに八字状に形成し
た取付凹部Oに装着したものであり、また該拡張サンバ
イザー本体Pの収納部Dから引き出された、延長形成し
た拡張バイザー1が、フロントガラスEの全面を覆った
一実施例を斜視図で表したものである。
【0023】また上記拡張サンバイザーPは、図17、
18に示したとおり、拡張バイザー1を収納する、半円
状の筒を内側面に形成し、また外側面の両側縁部の長手
方向に、凸した係止片36を形成した上枠と、該上枠と
一体する半筒状の側面に引出口21を形成した下枠とか
ら構成されており、該一体した上枠の側縁部に延設した
係止片36を、内張Nの縁部に延設した係止片37を介
在して、天井Mの内面に固定された止具40に、ネジ4
1をもって固着したものである、また上記、上枠と下枠
の接合は、上枠の内縁部に形成した係合凸部48と、下
枠の外縁部に形成した係合凹部49を圧嵌させて着脱自
在、また解体自在に一体たものである。
【0024】また上記拡張サンバイザー本体Pは、図2
8、29、30に示したように半筒状の枠に雌ネジ1
6、ネジ孔38を有した係止片36、また取手収納部G
等と同時形成することもでき、部材等の修理解体作業が
簡単に行なえる。
【0025】また上記拡張サンバイザー本体Pを図31
に示したように、既存のサンバイザーJの裏面が接す
る、内張Nに形成した取付凹部Oに装着し、サンバイザ
Jが覆い隠すように構成すれば目立たず車内美観を損ね
ることも少なくなり、またサンルーフ装備車には位置的
にも邪魔にならず適所である。
【0026】また図32、33に示したように、内張N
に形成した取付凹部Oの後方の屈曲部に、両端に孔53
を穿孔した、半円状の窪50を形成し、該窪50の孔5
3に、帯板状の蓋Qの、反り部を有した一方の両側縁部
に形成した嵌合凸部51を回動自在に枢着し、該嵌合凸
部51に嵌挿したV状のバネ52が蓋Qを閉じる方向に
拘束し、開閉自在にしたものである、また上記蓋Qは内
張Nと同材を使用することで極力目立たず、ドライバー
の邪魔にならず車内美観を損ねることもない。
【0027】上記構成により、フロントガラスから入射
する直射日光のほぼ全部を遮断することができ、また拡
張サンバイザー本体Pは、室内に突出することがないよ
うに内張Nに形成した取付凹部Oに埋め込むように装着
されており、ドライバーの邪魔にならず、また車内美観
を損ねることもない。
【0028】図19に示したものは、請求項4記載の拡
張サンバイザー本体Kの一実施例の斜視図であり、図2
0、21に示したとおり、拡張サンバイザー本体Kの裏
面に形成したボックス状の収納部31に、屏風状に折り
畳まれた拡張バイザー30を引き出し、収納自在にした
ものであり、該拡張バイザー30がフロントガラスEを
覆い、直射日光を遮断するよう構成したものである。
【0029】また上記拡張サンバイザー本体Kは略長方
形状で、その裏面に奥行の浅いボックス状の収納部31
を形成し、該収納部31の両側面上部に穿孔した嵌合凹
部32には、図22に示した耐熱性を有した合成樹脂等
で薄板状に形成した、屈曲部35を形成した面材状の拡
張バイザー30の上部両端に凸した嵌合凸部33が回動
自在に枢着されている。
【0030】また上記拡張バイザー30の下部両端に凸
した嵌合凸部33は、拡張バイザー30に比し、肉厚を
有した蓋Lの内面下部の両端に孔を有して凸した嵌合部
34に回動自在に枢着されており、また拡張バイザー3
0を収納部31に収納した蓋Lの内周緑部の適宜なヵ所
に埋め込まれた磁石Iが、上記収納部31の周緑部の適
宜なヵ所に埋め込まれた磁石Iと吸着して収納口に係止
されるものである、なお、蓋Lの上縁部には上述したダ
ッシュボードの上部に埋め込まれた磁石と吸着する磁石
Iが適宜ヵ所に埋め込まれている。
【0031】また上記拡張バイザー30に形成した屈曲
部35は、嵩張らないように、折り畳まれる面と面が極
力密接するように、極薄状に形成されており、上記拡張
サンバイザー本体Kが極力薄く形成できるよう考慮され
ている。また図23に示したように、折り畳まれる複数
枚の拡張バイザーの縁部の長手方向に、側面が球状形を
有した係止部24と、該係止部24と嵌合する円溝状の
被係止部25を形成して着脱自在にしてもよく、この方
法であれば、消耗、破損した部分だけを簡単に交換する
ことができ、また紫外線等に対処する種々の材質の拡張
バイザーをドライバーは選択できる。また拡張バイザー
30の上下両端部に凸した嵌合凸部33は、図24に示
したように、拡張バイザーの上下両端部に孔を穿孔し、
該孔に金属棒を嵌め入れて嵌合凸部33としてもよく、
この方法であれば嵌合凸部33が欠損することがない。
なお上記嵌合凸部33は合成樹脂等で形成した拡張バイ
ザー自体の有する弾性をもって、上記嵌合凹部32に嵌
合されるものである。
【0032】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明の請求項1記
載の拡張サンバイザー本体Aにおいては、フロントガラ
スEから入り込む直射日光を遮断する拡張バイザー1の
装着、収納が極めて容易であり、また紫外線等に対処す
る材質の拡張バイザー1をスペアーとして製造すれば、
ドライバーは好みに応じて、拡張バイザーの材質を選択
できる。また一部老化、破損した部材だけの交換を容易
にして廃棄物を最小限に抑え、またシーズンオフ等に、
しまい込む場所も必要としない、また収納部Dは内張N
に形成した本体収納部Bに収納され、目立たず車内美観
を損ねることもなく確実に直射日光を遮断し、ハンド
ル、座席等を熱射から防御するものである。
【0033】請求項2記載の拡張サンバイザー本体27
においては、既存のサンバイザーJに車種を限定される
ことなく簡単に装着でき、またシーズンオフにおいても
取り外す必要はなく、既存のサンバイザーJに装着した
状態で目立たず車内美観を損ねることなく収納すること
ができる。
【0034】請求項3記載の拡張サンバイザー本体Pに
おいては、直射日光を遮断する拡張バイザー1が、フロ
ントガラスEの、ほぼ全体を覆い、より確実に直射日光
を遮断し、ハンドル、座席等を熱射から防御する。また
内張Nに埋め込むように装着されているため邪魔になら
ず、また目立たず車内美観を損ねることもない。
【0035】請求項4記載の拡張サンバイザー本体Kに
おいては、屏風状に折り畳まれた拡張バイザー30等の
構成が簡単であり、破損等における部材の交換等も簡単
にできる、また紫外線等に対処する材質の拡張バイザー
をスペアーとして製造すれば、ドライバーは好みに応じ
て拡張バイザーの材質を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】拡張サンバイザー本体Aの一実施例の正面図で
ある。
【図2】拡張サンバイザー本体Aの裏面の斜視図であ
る。
【図3】拡張サンバイザー本体Aの収納部より拡張バイ
ザー1を引出した斜視図である。
【図4】拡張サンバイザー本体Aの解体斜視図である。
【図5】巻軸2に係る部材の解体斜視図である。
【図6】巻軸2に係る部材の解体斜視図である。
【図7】収納部より引き出された拡張バイザー1のジョ
イント部の側面図である。
【図8】図7の符号A−Aの断面図である。
【図9】図7の符号B−Bの要部断面図である。
【図10】布材を使用した拡張バイザーの斜視図であ
る。
【図11】第二例目の拡張サンバイザー本体Aの一実施
例の表面の斜視図である。
【図12】拡張サンバイザー本体27の一実施例の斜視
図である。
【図13】拡張サンバイザー本体27の収納部より拡張
バイザーを引出した斜視図である。
【図14】既存のサンバイザーJに装着した上記本体2
7の一実施例の斜視図である。
【図15】拡張サンバイザー本体Pの一実施例の斜視図
である。
【図16】拡張バイザーがフロントガラスの一面を覆っ
た一実施例の斜視図である。
【図17】図16の符号E−Eの要部断面図である。
【図18】図17の符号F−Fの拡大断面図である。
【図19】拡張サンバイザー本体Kの一実施例の裏面の
斜視図である。
【図20】拡張サンバイザー本体Kの解体図である。
【図21】図19の符号C−Cの横断面図である。
【図22】図20の符号D−Dの拡張バイザー30の要
部拡大図である。
【図23】拡張バイザー30のジョイント部の側面拡大
図である。
【図24】嵌合凸部33の第二例目の拡大斜視図であ
る。
【図25】拡張サンバイザー本体Aの一実施例の解体斜
視図である。
【図26】上記拡張サンバイザー本体Aの横断面図であ
る。
【図27】上記拡張サンバイザー本体Aの別例の横断面
図である。
【図28】拡張サンバイザー本体Pの別例の一実施例の
側面斜視図である。
【図29】上記別例の本体P裏面の斜視図である。
【図30】図28の符号G−Gの断面図である。
【図31】サンバイザーJが被さる取付凹部Oの要部断
面図である。
【図32】蓋Qが被さる取付凹部の要部断面図である。
【図33】図32の符号H−Hの拡大図である。
【符号の説明】
A、K、P 拡張サンバイザー本体 B 本体収納部 C 取付具 D 収納部 E フロントガラス F 取手引出口 G 取手収納部 H 取手 I 磁石 J サンバイザー L、Q蓋 M 天井 N 内張 O 取付凹部 1、30 拡張バイザー 2 巻軸 3 切込部 4、9、20 係合部 5、52 バネ 6、12 固定具 7 調整軸棒 8、33、51 嵌合凸部 10 バネ調整ツマミ 11 プッシュ棒 13、25 被係止部 14、15 キャップ 16、46 雌ネジ 17、24 係止部 18、44 推ネジ 19 軸受 21 引出口 22、32 嵌合凹部 23、36、37 係止片 26 保持部 27 拡張サンバイザー本体 28 被膜材 29 布材 31 収納部 34 嵌合部 35 屈曲部 38 ネジ孔 39 雌ネジ穿孔部 40 止具 41 ネジ 42、48 係合凸部 43、49 係合凹部 45 ネジ穴 47 保持枠 50 窪 53 孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡張サンバイザー本体(A)と、該拡張
    サンバイザー本体(A)の内部に形成した収納部(D)
    に収納される、拡張バイザー(1)が、フロントガラス
    (E)を覆ってなることを特徴とした拡張サンバイザ
    ー。
  2. 【請求項2】 拡張サンバイザー本体(27)に、保持
    部(26)を設け、既存するサンバイザー(J)に着脱
    自在になるよう構成したことを特徴とした請求項1記載
    の拡張サンバイザー。
  3. 【請求項3】 拡張サンバイザー本体(P)を、フロン
    トガラス(E)に接する、天井の内張り(N)に装着し
    てなることを特徴とした請求項1、2記載の拡張サンバ
    イザー。
  4. 【請求項4】 拡張サンバイザー本体(K)に収納され
    る、屈曲自在なる面材状の拡張バイザー(30)が、フ
    ロントガラス(E)を覆ってなることを特徴とした拡張
    サンバイザー。
JP32452296A 1996-10-30 1996-10-30 拡張サンバイザー Pending JPH10129254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32452296A JPH10129254A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 拡張サンバイザー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32452296A JPH10129254A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 拡張サンバイザー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10129254A true JPH10129254A (ja) 1998-05-19

Family

ID=18166745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32452296A Pending JPH10129254A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 拡張サンバイザー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10129254A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040027139A (ko) * 2002-09-27 2004-04-01 현대모비스 주식회사 차량 인스트루먼트 패널용 차양막 장치
KR20040027142A (ko) * 2002-09-27 2004-04-01 현대모비스 주식회사 차량 인스트루먼트 패널용 차양막 장치
KR100433800B1 (ko) * 2001-06-15 2004-05-31 현광호 자동차용 전면 윈도우의 햇빛 차단 장치
JP2011020631A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Tajima Sansho:Kk サンシェード機能付き自動車用サンバイザー

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433800B1 (ko) * 2001-06-15 2004-05-31 현광호 자동차용 전면 윈도우의 햇빛 차단 장치
KR20040027139A (ko) * 2002-09-27 2004-04-01 현대모비스 주식회사 차량 인스트루먼트 패널용 차양막 장치
KR20040027142A (ko) * 2002-09-27 2004-04-01 현대모비스 주식회사 차량 인스트루먼트 패널용 차양막 장치
JP2011020631A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Tajima Sansho:Kk サンシェード機能付き自動車用サンバイザー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6357461B1 (en) Sunshade
US6116256A (en) Sunshade
US6899371B1 (en) Auxiliary sun visor
AU2004261467A1 (en) A sunblind
JPH10129254A (ja) 拡張サンバイザー
KR101516865B1 (ko) 햇빛 차양막
JP4190512B2 (ja) 扇子式遮光方法
JPH09254690A (ja) 自動車用の遮光装置
KR200466843Y1 (ko) 자동차용 블라인드
KR20200127656A (ko) 자동차용 선바이저
JPH068730A (ja) 自動車の後部窓用日除け
KR200443172Y1 (ko) 자동차용 보호덮개
JP2005335686A5 (ja)
KR102385343B1 (ko) 차량용 자석부착식 햇빛차단장치
KR20020095590A (ko) 자동차용 전면 윈도우의 햇빛 차단 장치
KR200393460Y1 (ko) 차량용 파라솔
KR100927832B1 (ko) 햇빛가리개에 탈부착이 가능한 접철식 햇빛가림구
GB2450083A (en) Portable vehicle sunshade for attachment to rear view mirror
KR980007219U (ko) 자동차 백글라스용 차양장치
JPH0625185Y2 (ja) 車両シートのヘッドレストカバー
KR100465199B1 (ko) 승용차의 사이드 윈도우용 천장 내장형 차광장치
KR200359894Y1 (ko) 자동차용 햇빛가리개
KR20080068389A (ko) 다용도 썬바이저
KR200200136Y1 (ko) 자동차 유리 성에방지커버
KR200299075Y1 (ko) 차량용 햇빛 차단보드