JPH068730A - 自動車の後部窓用日除け - Google Patents

自動車の後部窓用日除け

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JPH068730A
JPH068730A JP12553792A JP12553792A JPH068730A JP H068730 A JPH068730 A JP H068730A JP 12553792 A JP12553792 A JP 12553792A JP 12553792 A JP12553792 A JP 12553792A JP H068730 A JPH068730 A JP H068730A
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hole
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light
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JP12553792A
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Muneko Mori
棟 子 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮光率を任意に選ぶことができる後部窓用日
除けを提供する。 【構成】 縞状に遮光模様部72が形成された透明また
は半透明の複数の板38a,38bおよび38cを含む
自動車の後部窓用日除け20である。板38a,38b
および38cの位置をずらすことによって、遮光模様部
72による遮光範囲を調節することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車の後部窓用日除
けに関し、特にたとえば、自動車の後部窓からの日差し
を遮断するための自動車の後部窓用日除けに関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の後部窓用日除けの一例の
使用状態を示す側面図である。一枚の板状の後部窓用日
除け1が、ボディ2に形成される後部窓3に取り付けら
れる。この後部窓用日除け1は遮光性を有し、自動車の
後部窓3からの日差しが遮断される。
【0003】特公平1−39362号には、図13に示
すような従来の後部窓用日除けの他の例について開示さ
れている。後部窓用日除け1は、自動車4の後部窓3の
近傍に取り付けられる。自動車4は後部シート5を含
む。また、後部シート5の後部には、パッケージトレイ
6が形成される。そして、パッケージトレイ6の長手方
向に、2つのロールブラインド7が形成される。ロール
ブラインド7は、スプリングを内蔵した自動巻取り式の
ロールブラインドであり、スクリーン8を含む。スクリ
ーン8の一端には、引掛部9が形成され、後部窓3の上
方に形成されたフック10に引っ掛けられる。
【0004】図13に示す後部窓用日除け1を使用する
には、スクリーン8を持って引き上げる。そして、引掛
部9をフック10に引っ掛ける。すると、スクリーン8
の遮光性によって、自動車4の後部窓3からの日差しが
遮断される。自動車4は後部シート5を含む。また、後
部シート5の後部には、パッケージトレイ6が形成され
る。そして、パッケージトレイ6の長手方向に、2つの
ロールブラインド7が形成される。ロールブラインド7
は、スプリングを内蔵した自動巻取り式のロールブライ
ンドであり、スクリーン8を含む。スクリーン8の一端
には、引掛部9が形成され、後部窓3の上方に形成され
たフック10に引っ掛けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示す後部窓用日除け1および図13に示す後部窓用日
除け1では、遮光率を任意に選ぶことができなかった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、遮
光率を任意に選ぶことができる後部窓用日除けを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、縞状に遮光
模様部が形成された透明または半透明の複数の板を含む
自動車の後部窓用日除けであって、板の位置をずらすこ
とによって、遮光模様部による遮光範囲を調節すること
ができる、自動車の後部窓用日除けである。
【0008】
【作用】縞状に遮光模様部が形成された複数の板の位置
をずらすことによって、遮光模様部を重ねたり、重ねな
かったりできる。このようにして、遮光模様部の遮光範
囲を調節することができ、遮光率を任意に選ぶことがで
きる。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、縞状に遮光模様部が
形成された複数の板の位置をずらすことによって、自動
車の後部窓からの日差しなどを遮断する遮光率を任意に
選ぶことができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す内部図解図
である。この発明の一実施例たる後部窓用日除け20
は、自動車22に取り付けられる。自動車22は前部シ
ート24を含む。前部シート24の後部には、後部シー
ト26が形成される。そして、前部シート24および後
部シート26の側部には、ドア28が形成される。図2
に示すように、後部シート26の後部のボディ30に形
成される後部窓32には、後部窓用日除け20が取り付
けられる。後部窓用日除け20からは、自動車22の前
部に向かって、ドア28を通って配線34が延びてい
る。
【0012】図3に示すように、後部窓用日除け20の
四隅に形成された後述のねじ孔に、ねじ36a,36
b,36cおよび36dが挿通され、後部窓用日除け2
0は後部窓32に取り付けられる。
【0013】図4は図3の線IV−IVにおける断面図
である。後部窓用日除け20は、第1の透明板38a,
第2の透明板38bおよび第3の透明板38cからな
る。透明板38a,38bおよび38cは、視界を確保
することが可能なように、透明な材料たとえばアクリル
板によって形成され、日差しなどによって温度が上昇し
ても耐えれるように、70℃〜100℃以上の温度に耐
えれるのが好ましい。また、透明板38a,38bおよ
び38cは、それらの主面がそれぞれ向かい合うように
重ね合わされるが、透明板38a,38bおよび38c
間の間隔は、できるだけ小さい方が好ましい。
【0014】透明板38a,38bおよび38cは、断
面略U字形の第1の支持部材40aおよび第2の支持部
材40bによって挟みこまれるようにして、その上部お
よび下部が固定される。第1の支持部材40aおよび第
2の支持部材40bは、透明板38a,38bおよび3
8cの長手方向と等しい長さに形成され、透明板38
a,38bおよび38cの幅方向とほぼ等しい間隔で配
置される。そして、透明板38a,38bおよび38c
の幅方向とほぼ等しい長さの第1の固定部材42aおよ
び第2の固定部材42bとともに、外枠44を形成す
る。第1の固定部材42aは第1の透明板38a側に形
成され、第2の固定部材42bは断面L字形に形成され
る。透明板38a,38bおよび38cは、支持部材4
0aおよび40b上をすべることによって、支持部材4
0aおよび40bの長手方向に移動可能である。
【0015】第1の固定部材42aの中央部には、図5
に示すように、透明板38a,38bおよび38cが支
持部材40aおよび40bの長手方向に移動する状態を
制御するための制御部46が形成される。図6は制御部
46と透明板38a,38bおよび38cと第1の固定
部材42aとを示す分解斜視図であるが、制御部46
は、円柱状のモータ48を含み、モータ48の中央部に
は、モータ48の主面に直交する方向に向けて、中心軸
50が突き出し形成される。回転部としてのモータ48
は、配線34と接続し、たとえば運転席での操作によっ
て回転させることが可能である。中心軸50は、第1の
固定部材42aに形成された孔52と第1の透明板38
aの第1の孔58aとに挿通される。さらに、中心軸5
0は、第1の透明板38aと第2の透明板38bとの間
に位置する円板部54の中央部に形成された円孔56に
挿通される。すなわち、第1の透明板38aおよび第1
の固定部材42aは、モータ48と円板部54との間で
固定される。
【0016】円板部54の主面には、円孔56よりやや
円周よりの位置に、軸60が形成される。軸60は、第
2の透明板38bの第2の孔58bおよび第3の透明板
38cの第3の孔58cに挿通される。さらに、軸60
は、第1の固定部材42aの外表面に位置する座金62
および64に挿通され、軸60の先端に形成されたおね
じ部(図示せず)にて、ナット65に形成されためねじ
部(図示せず)に螺合される。すなわち、図7に示すよ
うに、第2の透明板38bおよび第3の透明板38c
は、座金62および64を介して、円板部54とナット
65との間で挟まれる。
【0017】第1の透明板38aの第1の孔58aは、
中心軸50の直径よりやや大きい直径を有する円状に形
成される。第2の透明板38bの第2の孔58bは、軸
60の直径よりやや大きい短軸を有する楕円状に形成さ
れる。また、第2の透明板38bの第2の孔58bは、
楕円の長軸が第2の透明板38bの幅方向となるように
形成される。さらに、第3の透明板38cの第3の孔5
8cは、円板部54の中心と軸60との距離と等しい短
軸を有する大きな楕円状に形成される。すなわち、第3
の透明板38cの第3の孔58cは、第2の孔58bよ
りも大きな楕円状に形成される。また、第3の透明板3
8cの第3の孔58cは、楕円の長軸が第3の透明板3
8cの幅方向となるように形成される。
【0018】また、断面L字形の第2の固定部材42b
の中央部の突き出した部分の内側面には、ばね66の一
端が固定され、そのばね66の他端は、第3の透明板3
8cの幅方向における中央部に固定される。
【0019】図8は、ねじ36aによって後部窓用日除
け20を後部窓32に取り付けた状態を示す断面図であ
る。第1の固定部材42aの上端には、ねじ孔68aが
形成される。ねじ36aはねじ孔68aに挿通され、ね
じ36aの先端には、吸盤70が固着される。
【0020】また、第1の固定部材42aの下端には、
ねじ孔68bが形成され、ねじ36bはねじ孔68bに
挿通される。さらに、第2の固定部材42bの上下端に
は、それぞれ、ねじ孔68cおよび68dが形成され
る。そして、ねじ36cおよび36dは、それぞれ、ね
じ孔68cおよび68dに挿通される。ねじ36b,3
6cおよび36dの先端にも、吸盤70が固着される。
これらの吸盤70は後部窓32に固定される。
【0021】第1の透明板38a,第2の透明板38b
および第3の透明板38cには、それぞれ幅方向の一端
から他端にわたって、縞状に遮光模様部72が形成され
る。遮光模様部72は、たとえば銀色のペイントを塗布
して形成される。なお、第1の透明板38a,第2の透
明板38bおよび第3の透明板38cには、それぞれ同
一の位置に遮光模様部72が形成される。後述するよう
に、透明板38a,38bおよび38cの遮光模様部7
2がすべて重ならないとき、たとえば第1の透明板38
aの隣合う遮光模様部72の間に、2本の遮光模様部7
2が入ることとなる。そのため、遮光模様部72の幅
は、たとえば5mmとなるように形成され、隣合う遮光
模様部72の間隔は、たとえば16mmとなるように形
成される。
【0022】次に、第1の透明板38a,第2の透明板
38bおよび第3の透明板38cの位置を、支持部材4
0aおよび40bの長手方向にずらす方法について述べ
る。
【0023】図9は、モータ48を基点の位置としたと
きの遮光模様部72の遮光範囲を示す図解図である。第
1の透明板38a,第2の透明板38bおよび第3の透
明板38cは、同一の位置に遮光模様部72が形成され
ているので、遮光模様部72が完全に重なるように、第
1の透明板38a,第2の透明板38bおよび第3の透
明板38cを重ねることができる。モータ48が基点の
位置にあるときには、第1の透明板38a,第2の透明
板38bおよび第3の透明板38cの遮光模様部72が
完全に重なる状態となる。このとき、たとえば遮光範囲
は24%となり、視界範囲は76%となる。
【0024】図10は、モータ48を基点の位置から9
0°回転させたときの遮光模様部72の遮光範囲を示す
図解図である。モータ48を基点の位置から90°回転
させると、中心軸50が90°回転し、同時に円板部5
4が90°回転する。円板部54が回転すると、軸60
の位置が変位する。モータ48を基点の位置としたとき
には、軸60は、円板部54上において透明板38a,
38bおよび38cの中心側に位置する。したがって、
円板部54が90°回転すると、軸60は、透明板38
a,38bおよび38cの外側方向に変位する。
【0025】上述のように、軸60は第2の透明板38
bの第2の孔58bに挿通され、第2の孔58bは、軸
60の直径よりやや大きい短軸を有する楕円状に形成さ
れ、また、第2の透明板38bの第2の孔58bは、楕
円の長軸が第2の透明板38bの幅方向となるように形
成されているので、軸60が透明板38a,38bおよ
び38cの外側方向に変位すると、第2の透明板38b
も同じ方向に変位する。
【0026】また、第3の透明板38cの第3の孔58
cは、第2の孔58bよりも大きな楕円状に形成され、
かつ、第3の透明板38cの一端は、ばね66によって
引っ張られているので、軸60が透明板38a,38b
および38cの外側方向に変位しても、第3の透明板3
8cは変位しない。
【0027】上述のように、第1の透明板38aは、第
1の固定部材42aとともに、モータ48と円板部54
との間で固定される。また、第1の透明板38aの第1
の孔58aには、中心軸50は挿通されるが、軸60は
挿通されない。したがって、軸60が透明板38a,3
8bおよび38cの外側方向に変位しても、第1の透明
板38aは変位しない。
【0028】このように、軸60が透明板38a,38
bおよび38cの外側方向に変位すると、第1の透明板
38aおよび第3の透明板38cは変位せず、第2の透
明板38bのみ変位する。なお、第2の透明板38bの
変位の大きさは、円板部54の中心と軸60との距離と
等しい。このようにして、図10に示す遮光範囲は、図
9に示す遮光範囲の約2倍となり、図10において、た
とえば遮光範囲は48%となり、視界範囲は52%とな
る。
【0029】図11は、モータ48を基点の位置から1
80°回転させたときの遮光模様部72の遮光範囲を示
す図解図である。モータ48を基点の位置から180°
回転させると、中心軸50が180°回転し、同時に円
板部54が180°回転する。円板部54が回転する
と、軸60の位置が、透明板38a,38bおよび38
cの外側方向に変位する。そして、モータ48を90°
回転させたときと同様に、軸60が透明板38a,38
bおよび38cの外側方向に変位すると、第2の透明板
38bも同じ方向に変位する。なお、モータ48を90
°回転させたときは、第2の透明板38bの変位の大き
さは、円板部54の中心と軸60との距離と等しいが、
モータ48を180°回転させたときは、第2の透明板
38bの変位の大きさは、円板部54の中心と軸60と
の距離の2倍と等しい。
【0030】また、第3の透明板38cの第3の孔58
cは、円板部54の中心と軸60との距離と等しい短軸
を有する大きな楕円状に形成され、かつ、第3の透明板
38cの一端は、ばね66によって引っ張られる。そし
て、モータ48を基点の位置としたときに、軸60が第
2の孔58bの一端に位置し、モータ48を90°回転
させたときに、軸60が第2の孔58bの他端に位置す
る。したがって、モータ48を180°回転させると、
軸60が透明板38a,38bおよび38cの外側方向
に変位する。このとき、第3の透明板38cの変位の大
きさは、円板部54の中心と軸60との距離と等しい。
【0031】また、モータ48を180°回したとき
も、モータ48を90°回したときと同様に、軸60が
透明板38a,38bおよび38cの外側方向に変位し
ても、第1の透明板38aは変位しない。
【0032】このように、軸60が透明板38a,38
bおよび38cの外側方向に変位すると、第1の透明板
38aは変位せず、第2の透明板38bは、円板部54
の中心と軸60との距離の2倍だけ変位し、第3の透明
板38cは、円板部54の中心と軸60との距離だけ変
位する。このようにして、図11に示す遮光範囲は、図
9に示す遮光範囲の約3倍となり、図11において、た
とえば遮光範囲は71%となり、視界範囲は29%とな
る。
【0033】この実施例によれば、モータ48を回転さ
せることによって、後部窓用日除け20の遮光率を任意
に選ぶことができる。また、この後部窓用日除け20で
は、視界範囲の状態にかかわらず、後部窓32のほぼ全
体にわたって均一に視覚を得られ、死角を少なくでき
る。したがって、この後部窓用日除け20は、特に夜間
において安全性が高い。また、この後部窓用日除け20
は、吸盤70を後部窓32に固定するだけで、容易に設
置できる。そして、後部窓からの日差しを遮断するだけ
でなく、後方からのヘッドライトの影響も軽減できる。
さらに、後部窓用日除け20は、自動車22の内部に設
置されるため、風圧による影響を受けない。
【0034】図12はこの発明の他の実施例を示す内部
図解図である。この実施例では、特に透明板38a,3
8bおよび38cが湾曲状に形成される。このように、
透明板38a,38bおよび38cを円弧状または類似
の湾曲状に形成してもよい。さらに、透明板38a,3
8bおよび38cをその幅方向にずらすことによって、
遮光率を任意に選ぶことができる。
【0035】図13は制御部46の他の例を示す分解斜
視図であり、図14は図13に示す制御部46を制御す
るのに使用される回路を示す回路図である。モータ48
の中心軸50は、シャーシ74の孔76とカム78とに
挿通される。シャーシ74には、シャーシ74を固定す
るための取付孔80が形成される。また、カム78は半
径の異なる円柱が重なった形状に形成され、カム78の
先端部82は、円板部54の円孔56に挿通される。さ
らに、円板部54に形成された軸60が、座金62に挿
通され、軸60の先端に形成されたおねじ部にて、ナッ
ト65に形成されためねじ部に螺合される。
【0036】カム78の周囲には、4つのリミットスイ
ッチ84a,84b,84c,84dが配置される。リ
ミットスイッチ84a,84b,84c,84dには、
それぞれリミットスイッチ84a,84b,84c,8
4dを固定するための取付孔86がたとえば2つずつ形
成される。さらに、リミットスイッチ84a,84b,
84c,84dには、それぞれ突起88a,88b,8
8c,88dが形成される。リミットスイッチ84a
は、たとえば全開用であり、リミットスイッチ84b
は、たとえば半開用である。同様に、リミットスイッチ
84cは、たとえば全閉用であり、リミットスイッチ8
4dは、たとえば半閉用である。
【0037】図14に示すように、モータ48とリミッ
トスイッチ84a,84b,84c,84dの一端とは
接続される。リミットスイッチ84a,84b,84
c,84dの他端には、インターロックスイッチ90が
接続される。インターロックスイッチ90は接点92
a,92b,92c,92dを含む。接点92aの一端
はリミットスイッチ84aに接続され、接点92bの一
端はリミットスイッチ84bに接続される。同様に、接
点92cの一端はリミットスイッチ84cに接続され、
接点92dの一端はリミットスイッチ84dに接続され
る。さらに、インターロックスイッチ88はヒューズ9
4に接続される。モータ48とヒューズ94とは、電源
(図示せず)に接続される。また、接点92aの他端は
ランプ96aの一端に接続され、接点92bの他端はラ
ンプ96bの一端に接続される。同様に、接点92cの
他端はランプ96cの一端に接続され、接点92dの他
端はランプ96dの一端に接続される。ランプ96a,
96b,96c,96dの他端は、スイッチ98に接続
される。
【0038】たとえば後部窓用日除け20が全開の場合
には、カム78によってリミットスイッチ84aの突起
88aが押され、モータ48は回転しない。そして、後
部窓用日除け20を半開にする場合には、インターロッ
クスイッチ90の接点92bがONにされると、モータ
48が回転し、カム78も回転する。そして、カム78
によってリミットスイッチ84bの突起88bが押され
ると、モータ48の回転がストップする。このようにし
て、後部窓用日除け20は半開の状態となる。このと
き、スイッチ98がONにされていると、接点92bが
ONにされたとき、ランプ96bが点灯する。同様にし
て、後部窓用日除け20を全開,全閉,半閉にする場合
には、それぞれインターロックスイッチ90の接点92
a,92c,92dをONにすればよい。接点92a,
92c,92dがONにされると、それぞれランプ96
a,96c,96dが点灯する。
【0039】なお、前記実施例では、透明板38a,3
8bおよび38cを用いたが、半透明な板を用いてもよ
い。また、ドア28を通って配線34が延びているが、
床を通して配線34を延ばしてもよい。遮光模様部72
上に図柄を描いて、たとえばモータ48を180°回し
て、遮光範囲が大きくなったときに、氏名や「ごめんな
さい」マークなどを表示できるようにしてもよい。ま
た、たとえばギアをバックに入れると、自動的に視界範
囲が最大となるように制御してもよい。さらに、回転部
としてモータ48を用いたが、摘みを手で操作すること
によって、透明板38a,38bおよび38cを移動さ
せてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す内部図解図である。
【図2】後部窓に後部窓用日除けが取り付けられた状態
を示す側面図である。
【図3】後部窓に後部窓用日除けが取り付けられた状態
を示す正面図である。
【図4】図3の線IV−IVにおける断面図である。
【図5】後部窓用日除けを示す斜視図である。
【図6】図6は制御部と透明板と第1の固定部材とを示
す分解斜視図である。
【図7】図5の線VII−VIIにおける一部断面図で
ある。
【図8】ねじによって後部窓用日除けを後部窓に取り付
けた状態を示す断面図である。
【図9】モータを基点の位置としたときの遮光模様部の
遮光範囲を示す図解図である。
【図10】モータを基点の位置から90°回したときの
遮光模様部の遮光範囲を示す図解図である。
【図11】モータを基点の位置から180°回したとき
の遮光模様部の遮光範囲を示す図解図である。
【図12】この発明の他の実施例を示す内部図解図であ
る。
【図13】制御部の他の例を示す分解斜視図である。
【図14】図13に示す制御部を制御するのに使用され
る回路を示す回路図である。
【図15】従来の後部窓用日除けの一例の使用状態を示
す側面図である。
【図16】従来の後部窓用日除けの他の例の使用状態を
示す側面図である。
【符号の説明】
20 後部窓用日除け 22 自動車 32 後部窓 38a 第1の透明板 38b 第2の透明板 38c 第3の透明板 40a 第1の支持部材よび 40b 第2の支持部材 42a 第1の固定部材 42b 第2の固定部材 46 制御部 48 モータ 50 中心軸 52 孔 54 円板部 56 円孔 58a 第1の孔 58b 第2の孔 58c 第3の孔 66 ばね 72 遮光模様部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縞状に遮光模様部が形成された透明また
    は半透明の複数の板を含む自動車の後部窓用日除けであ
    って、 前記板の位置をずらすことによって、前記遮光模様部に
    よる遮光範囲を調節することができる、自動車の後部窓
    用日除け。
  2. 【請求項2】 前記板は、それらの主面が向かい合うよ
    うに重ね合わされ、その上部および下部が、第1の支持
    部材および第2の支持部材によって、挟みこまれるよう
    にして固定され、前記第1の支持部材および前記第2の
    支持部材は、前記板の長手方向とほぼ等しい長さであ
    り、前記板の幅方向とほぼ等しい間隔で配置され、前記
    板の幅方向とほぼ等しい長さの第1の固定部材および第
    2の固定部材とともに外枠を形成し、前記板は、前記第
    1の支持部材および前記第2の支持部材の長手方向に移
    動自在とされる、請求項1の自動車の後部窓用日除け。
  3. 【請求項3】 前記板は第1の板,第2の板および第3
    の板からなり、前記第1の固定部材には、前記板が前記
    第1の支持部材および前記第2の支持部材の長手方向に
    移動する状態を制御するための制御部が形成され、前記
    制御部は回転部を含み、前記回転部の中央部には、中心
    軸が形成され、前記中心軸は、前記第1の固定部材に形
    成された孔と前記第1の板の第1の孔とに挿通され、さ
    らに、前記中心軸は、円板部の中央部の円孔に挿通さ
    れ、前記円板部の主面には、軸が形成され、前記軸は、
    前記第2の板の第2の孔および前記第3の板の第3の孔
    に挿通され、前記第1の孔は、前記中心軸の直径よりや
    や大きい直径を有する円状に形成され、前記第2の孔
    は、前記軸の直径よりやや大きい短軸を有する楕円状に
    形成され、前記第2の孔は、前記第2の板の幅方向が楕
    円の長軸となるように形成され、前記第3の孔は、前記
    円板部の中心と前記軸との距離とほぼ等しい短軸を有す
    る大きな楕円状に形成され、前記第3の孔は、前記第3
    の板の幅方向が楕円の長軸となるように形成され、前記
    第2の固定部材にばねの一端が固定され、前記ばねの他
    端は、前記第3の板に固定された、請求項1または請求
    項2の自動車の後部窓用日除け。
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