JPH08160325A - 調光装置 - Google Patents

調光装置

Info

Publication number
JPH08160325A
JPH08160325A JP32355894A JP32355894A JPH08160325A JP H08160325 A JPH08160325 A JP H08160325A JP 32355894 A JP32355894 A JP 32355894A JP 32355894 A JP32355894 A JP 32355894A JP H08160325 A JPH08160325 A JP H08160325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarizing film
polarizing
light
fixed
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32355894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Nakamura
吉伸 中村
Kiyoharu Nakamura
清晴 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP32355894A priority Critical patent/JPH08160325A/ja
Publication of JPH08160325A publication Critical patent/JPH08160325A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の夜間走行における防眩装置となる調光装
置を提供する。 【構成】所定の箇所を非偏光部(複数のスリツト孔1
3)とした固定偏光フィルム11に、適宜な操作部(摘
み22)を付設した回転偏光フィルム21を、回転可能
に積層して枢結し、回転偏光フィルム21の回転で光透
過率を調整すると共に、非偏光部では一定の光透過と
し、運転者の安全運転に必要とする視野を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減光機能を備えた調光
装置に関し、特に車両のフロントガラスに張設する防眩
装置として使用するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の夜間走行に際して、対向車のライ
トの照射が眩しく前方視界が不明となり、車両運転が行
い難くなる。通常昼間走行における太陽光に対する眩惑
対策としては、フロントガラスに減光フイルム(減光フ
ィルムとして偏光フィルムや着色フィルムが使用され
る)を貼付する手段が一般的に採用されているが、必ず
しも夜間走行時の防眩対策として一般的ではない。また
一般の調光装置としては、偏光フィルム若しくは偏光板
を積層状態に組み合わせ、一方の偏光フィルムの回転に
よって透過光量を調整するものが知られている(実開昭
58−75893号、特開昭61−126525号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両走行の対向車ライ
ト照射に対する防眩対策として、前記した減光フィルム
を車両のフロントガラスに貼付する手段を採用したとし
ても、減光率が大きいと、夜間走行に支障をきたし、減
光率が小さいと防眩効果が上がらない。
【0004】また偏光フィルムを用いた調光装置を車両
のフロントガラスに設けると、減光率の調整が可能であ
り、昼夜の減光率を変更することができるが、対向車両
のライト照射に対する防眩を基準にすると、車両前方の
視野が暗くなりすぎ危険である。そこで、本発明は、特
定視野方向の光を減光し、運転に必要とする視野は充分
明るく視認できる調光装置を提供したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る調光装置
は、所定の箇所を非偏光部とした固定偏光フィルムと、
回転自在に固定フィルムに積層した回転偏光フィルム
と、回転偏光フィルムの回転操作部とからなることを特
徴とするものである。また前記の調光装置に於いて、固
定偏光フィルムの非偏光部を、偏光フィルムに設けた多
数の小孔群、又はスリット群で形成したことを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】回転偏光フィルムを回転操作して、固定偏光フ
ィルムの偏光方向と一致させると、光の透過状態(偏光
フィルム自体の透過率による)となり、そして回転偏光
フィルムを徐徐に回転させると、光の透過率は徐徐に減
少し、90度回転すると、光の遮断状態(偏光フィルム
の透過率の加算した率の光透過)となる。但し固定偏光
フィルムの非偏光部は、前記の回転偏光フィルムの回転
操作に関わらず偏光フィルムの透過状態を維持する。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。本発
明の調光装置は固定偏光フィルム部1と回転偏光フィル
ム部2から構成されるもので、固定偏光フィルム部1
は、偏光フィルム11に支持部12を付設すると共に、
所定の範囲に多数のスリット孔(非偏光部)13を形成
してものである。
【0008】回転偏光フィルム部2は、偏光フィルム2
1と、操作摘(操作部)22からなり、偏光フィルム2
1を前記固定偏光フィルム部1の偏光フィルム11に積
層すると共に、適宜箇所で枢結23して前記操作摘22
の操作で回動可能にしたものである。尚偏光フィルム1
1,21の透過率は50%(入射光の100%偏光)と
せずに、入射光の一部のみを偏光するものを採用する
と、実用的である。
【0009】而して前記調光装置を車両のフロントガラ
スに支持部12を用いて張設して使用するもので、固定
偏光フィルム11の偏光方向と、回転偏光フィルム21
の偏光方向を一致させると、従前の減光板に偏光フィル
ムを用いたのと同様の作用即ち昼間の太陽光の防眩効果
を備えることになり、夜間に於いては、操作摘22を操
作して回転偏光フィルム21を回動すると、両偏光フィ
ルム11,21の積層部分を、偏光フィルム自体の遮光
率から、その2倍の遮光率の範囲内で任意の遮光率(透
過率)を選択することができると共に、スリット孔(非
偏光部)13形成範囲は、偏光フィルムの組み合わせが
成立しないので、回転偏光フィルム21の回転操作に関
わりなく一定である。
【0010】従って車両の夜間走行に際して、回転偏光
フィルム21を操作して、所定の視野範囲(非偏光部範
囲)では、減光率を昼間と同様に一定にして運転に支障
が生じないようにし、対向車のライト光並びにサイドミ
ラーからの後続車両のライトの反射光が入る視野範囲で
はより減光して、眩しく無いようにしたものである。
【0011】本発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、固定偏光フィルム部1の支持部12は、偏光フィ
ルム11が所定箇所(例えば車両フロントガラス)に装
着できれば良いものであり、偏光フィルム11の四隅部
分を突出させ、当該突出部分をフロントガラスに貼付し
てもよいものであり、また操作部も前記摘みの他に回転
偏光フィルム21の外周に噛み合う回転摘みとするなど
任意の構造のものを採用できるものである。またその使
用目的も、一定の透光性を確保すると共に、他の範囲は
調光を行うようなものであれば、前記の車両のフロント
ガラスに装着するものに限定されない。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、所定の箇所を非
偏光部とした固定偏光フィルムと、回転自在に固定フィ
ルムに積層した回転偏光フィルムと、回転偏光フィルム
の回転操作部とからなる調光装置で、回転操作部の操作
によって光透過を任意に調整できるとともに、非偏光部
の範囲では光透過の調整を行わずに一定の透過を確保す
ることで、例えば車両のフロントガラスに装着する等し
て、対向車両のライトによる眩惑を防止すると共に、運
転者が安全運転に必要とする視野範囲は明るく確保で
き、夜間の安全走行に便利なものとしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の分解斜視図。
【図2】同正面図(光透過状態)。
【図3】同正面図(光遮断状態)。
【符号の説明】
1 固定偏光フィルム部 11 偏光フィルム 12 支持部 13 スリット孔(非偏光部) 2 回転偏光フィルム部 21 偏光フィルム 22 操作摘(操作部) 23 枢結部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の箇所を非偏光部とした固定偏光フ
    ィルムと、回転自在に固定フィルムに積層した回転偏光
    フィルムと、回転偏光フィルムの回転操作部とからなる
    ことを特徴とする調光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の調光装置に於いて、固定
    偏光フィルムの非偏光部を、偏光フィルムに設けた多数
    の小孔群又はスリット群で形成したことを特徴とする調
    光装置。
JP32355894A 1994-11-30 1994-11-30 調光装置 Pending JPH08160325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32355894A JPH08160325A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 調光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32355894A JPH08160325A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 調光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08160325A true JPH08160325A (ja) 1996-06-21

Family

ID=18156041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32355894A Pending JPH08160325A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 調光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08160325A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001233056A (ja) * 2000-02-04 2001-08-28 Inalfa Ind Bv 車両用オープンルーフ構造物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06206444A (ja) * 1992-09-29 1994-07-26 Webasto Schade Gmbh 透光性カバーを有する車輌ルーフ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06206444A (ja) * 1992-09-29 1994-07-26 Webasto Schade Gmbh 透光性カバーを有する車輌ルーフ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001233056A (ja) * 2000-02-04 2001-08-28 Inalfa Ind Bv 車両用オープンルーフ構造物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6694861B2 (ja) 電子的調光可能光学装置
US20090116098A1 (en) Device for adjusting the tint of glass
JPS6141128A (ja) 自動車用バツクミラ−の防眩装置
CN210062828U (zh) 防眩目后视镜及汽车
CN214523571U (zh) 防眩目后视镜及汽车
JPS60212730A (ja) 車輛用防眩ミラ−
US3133139A (en) Directional glare reducing viewing device
US1905868A (en) Driving mirror
JPH08160325A (ja) 調光装置
JPH11222073A (ja) 車両用灯具
JP2018024364A (ja) サンバイザー
JPH05104980A (ja) 車両用表示装置
US3625599A (en) Combined mirror and visor
JPH068730A (ja) 自動車の後部窓用日除け
US2681825A (en) Glare shield for motor vehicles and the like
JP2596851Y2 (ja) 防眩インナーミラー
US20050264890A1 (en) Rear view mirror shade
JPH07237496A (ja) 車両用後写鏡装置
JP2570897Y2 (ja) サンバイザ
KR200363972Y1 (ko) 주간 및 야간 사용이 가능한 차량용 선글라스
JPH02144241A (ja) 車両用表示装置
JPS6215143A (ja) 車両の計器パネル照明システム
KR940005098Y1 (ko) 자동차용 차광판
JPS59162501A (ja) 自動防眩ミラ−
JPH0519245Y2 (ja)