JP2570897Y2 - サンバイザ - Google Patents

サンバイザ

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JP2570897Y2
JP2570897Y2 JP1989108995U JP10899589U JP2570897Y2 JP 2570897 Y2 JP2570897 Y2 JP 2570897Y2 JP 1989108995 U JP1989108995 U JP 1989108995U JP 10899589 U JP10899589 U JP 10899589U JP 2570897 Y2 JP2570897 Y2 JP 2570897Y2
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JP
Japan
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shade
support arm
sun visor
support
acrylic glass
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JP1989108995U
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JPH0347812U (ja
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重幸 梶浦
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、直射日光等の眩光を遮ぎるために備えられ
たサンバイザに関する。
〈従来の技術〉 自動車における車室内のフロントウインドウの上部に
は、直射日光などの眩光を遮ぎるためのサンバイザが設
けられている。
第12図に基づいて従来のサンバイザを説明する。
フロントウインドウ1上部のルーフ2の両端には水平
方向に伸びる支持軸3,4が設けられ、支持軸3,4には光を
遮ぎるシェード5,6が回動自在に設けられている。
直射日光などの眩光がフロントウインドウ1から侵入
してきた際には、第12図中に一点鎖線で示したように、
支持軸3,4を中心にシェード5,6を下方側に回動して、フ
ロントウインドウ1の上部を遮蔽することで眩光を遮っ
ている。従って運転者は直射日光により運転視界が乱さ
れることなく、運転を行なうことができる。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来のサンバイザは、シェード5,6が全く光を通さな
いため、フロントウインドウ1の上部を遮蔽すると運転
視界が狭められ、信号器などの上方の確認が行ないにく
かった。一方、座高の低い人などのように通常より目の
位置が低くなる人の場合、シェード5,6による遮光範囲
に目の位置が入らず、シェード5,6でフロントウインド
ウ1を遮蔽しても直射日光を遮ることができなかった。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、乗員の体
格に係らず眩光を遮ぎることができると共に、眩光を遮
ぎった時の視界を広く確保できるサンバイザを提供する
ことを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の構成は、車室内の
フロントウインドウ上部のルーフに支持軸を固定し、同
支持軸に支持腕の一端部を水平軸回りに回転可能に枢支
し、同支持腕の他端部をシェードの一側辺に摺動可能に
嵌合して同シェードを支持する一方、前記シェードに、
前記水平軸に平行な軸回りに回転可能で、前記シェード
の一表面に重なり合う減光板を支持し、前記シェードは
前記一側辺を前記支持腕の他端部に対して摺動して前記
支持腕の他端部による支持位置を変えることにより表裏
を反転できることを特徴とする。
〈作用〉 支持腕に対するシェードの摺動と、支持腕の回転と、
シェードに対する減光板の回転とを組合わせることで、
シェードだけの使用、減光板だけの使用、及びシェード
と減光板両方の使用が選択できる。
〈実施例〉 第1図には本考案の一実施例に係るサンバイザの一部
破断斜視、第2図にはその支持腕部の拡大状態、第3図
にはそのスライドブラケット部の斜視、第4図には第3
図中のIV−IV線矢視、第5図には第3図中のV−V線矢
視、第6図にはサンバイザの動きを表す斜視、第7図に
はアクリルグラス取付部の拡大状態を示してある。尚、
第12図に示したものと同一部材には同一符号を付して重
複する説明は省略する。
フロントウインドウ1上部のルーフ2には支持軸10が
固定され、支持軸10にはU字状の支持腕11が水平軸回り
で−回転可能に支持されている。第2図に示すように、
支持軸10の先端には鍔13が形成され、鍔13によって支持
腕11の抜けが防止されている。鍔13と支持腕11とに亘り
ばね14が配設され、支持腕11はばね14で付勢されて支持
軸10に対して任意の回転角度で保持されるようになって
いる。
第1図に示すように、支持腕11の先端部16には長方形
板状のシェード17の側辺17aが摺動自在に支持されてい
る。即ち、シェード17の側辺17aにはスライドブラケッ
ト18が固定され、スライドブラケット18には、第3,4,5
図に示すように、側辺17aに沿って延びる長穴19が形成
されている。長穴19には支持腕11の扁平状の先端部16が
挿入され(第4図参照)、支持腕11の先端部16は長穴19
内を摺動自在となっている。先端部16には長穴19より大
径の鍔51が固定され、鍔51によって先端部16が長穴19か
ら抜け外れないようになっている(第5図参照)。
つまり、第6に示すように、支持腕11が長穴19を相対
的に摺動することで、シェード17は矢印20方向にスライ
ドされ、支持腕11が支持軸10に対して回転することで、
シェード17は矢印21方向に回転される。
第1図に示すようにシェード17には減光板である長方
形板状のアクリルグラス22が取付けられている。アクリ
ルグラス22は有色透明であり、眩光を適量に遮光できる
ようになっている。シェード17の側辺17aに隣接する他
辺17b(図中下辺)に他辺17bに沿って延びる中心軸回り
でアクリルグラス22の一辺22aが回転自在に支持されて
いる。即ち、アクリルグラス22の一辺22aの両端には先
端が球状のピボット23a(23b)が形成され、シェード17
の他辺17bの端部にはピボット23a(23b)を回動自在に
嵌合するピボット受26a,26bがそれぞれ設けられ、ピボ
ット受26a,26bにピボット23a,23bが嵌合されることでア
クリルグラス22がシェード17に支持されている。ピボッ
ト23a,23bはピボット受26a,26bに形成されたスリット25
を押し拡げてピボット受26a,26bに嵌入することで、任
意の角度で保持され、第6図に示したように、アクリル
グラス22は矢印27方向に回転可能となっている。つま
り、アクリルグラス22は、シェード17が支持される水平
軸回りに沿った軸回りで回転自在にシェード17に支持さ
れこのシェード17に重なり合うようになっている。
次に、上記構成のサンバイザの作用を第8図乃至第11
図に基づいて説明する。
サンバイザを使用しない際には、第8図に示すよう
に、アクリルグラス22が重ねられた状態でシェード17を
ルーフ2に押し付けて収納する。
直射日光を完全に遮ぎる際には、第9図に示すよう
に、支持軸10に対する支持腕11の回転によりシェード17
をフロントウインドウ1側に回転させ、シェード17によ
って直射日光を遮ぎるようにする。
視界を確保して直射日光を遮ぎる際には、第10図に示
すように、シェード17をルーフ2側に収納した状態で、
アクリルグラス22のみをフロントウインドウ1側に回転
させ、アクリルグラス22によって視界を確保した状態で
直射日光を遮ぎるようにする。
座高の低い人などの場合のようにシェード17及びアク
リルグラス22を下げた状態でも直射日光が遮ぎれない際
には、第11図に示すようにシェード17をルーフ2側に収
納した状態から支持腕11に対してスライドブラケット18
を摺動させ、シェード17をフロントウインドウ1側に降
ろし、更にアクリルグラス22を回転させる。これにより
遮光範囲が拡張され、座高が低い人に対しても直射日光
を遮ぎることができる。
従って、上記構成のサンバイザは、シェード17の側辺
17aをスライド自在としてシェード17の表面と裏面を反
転できるようにしたので、シェード17だけの使用、アク
リルグラス22だけの使用、及びシェード17とアクリルグ
ラス22の併用を一つのサンバイザで使い分けることがで
きる。
上述のサンバイザによれば、シェード17とアクリルグ
ラス22とが個別及び同時に使用でき、シェード17とアク
リルグラス22とを選択して使用することで視界を狭める
ことなく直射日光を遮ることができると共に、シェード
17だけでは防ぎきれなかった範囲の眩光も遮光すること
ができる。
尚、アクリルグラス22を金属薄膜を蒸着させた所謂マ
ジックミラーとすることにより、狭い車室内の適所に大
型ミラーとしてアクリルグラス22を使用することができ
る。
〈考案の効果〉 本考案のサンバイザは、シェードをフロントウインド
ウ側に−回転可能且つ摺動自在に支持すると共に、減光
板を回転自在にシェードに支持したので、シェードの回
転,摺動及び減光板の回転を組合わせることで、シェー
ドだけの使用、減光板だけの使用、及びシェードと減光
板の併用を一つのサンバイザで使い分けることができ
る。このため、視界を狭めることなく眩光を遮ぎること
ができると共に、シェードだけでは防ぐことが不可能で
あった範囲の眩光を遮ぎることができる。この結果、眩
光を遮ぎった時でも視界確保が可能になると共に、座高
が低い人に対しても遮光が可能になり、視界を狭めるこ
となく遮光範囲の拡張が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るサンバイザの一部破断
斜視図、第2図はその支持腕部の拡大図、第3図はその
スライドブラケット部の斜視図、第4図は第3図中のIV
−IV線矢視図、第5図は第3図中のV−V線矢視図、第
6図はサンバイザの動きを表す斜視図、第7図はアクリ
ルグラス取付部の拡大図、第8図乃至第11図はサンバイ
ザの使用説明図、第12図は従来のサンバイザを表わす正
面図である。 図面中、 2はフロントウインドウ、10は支持軸、11は支持腕、17
はシェード、18はスライドブラケット、19は長穴、22は
アクリルグラス、23a,23bはピボット、26a,26bはピボッ
ト受である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭49−4322(JP,U) 実開 昭62−124028(JP,U) 実開 昭57−142624(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内のフロントウインドウ上部のルーフ
    に支持軸を固定し、 同支持軸に支持腕の一端部を水平軸回りに回転可能に枢
    支し、 同支持腕の他端部をシェードの一側辺に摺動可能に嵌合
    して同シェードを支持する一方、 前記シェードに、前記水平軸に平行な軸回りに回転可能
    で、前記シェードの一表面に重なり合う減光板を支持
    し、 前記シェードは、前記一側辺を前記支持腕の他端部に対
    して摺動して前記支持腕の他端部による支持位置を変え
    ることにより表裏を反転できることを特徴とするサンバ
    イザ。
JP1989108995U 1989-09-20 1989-09-20 サンバイザ Expired - Lifetime JP2570897Y2 (ja)

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JP1989108995U JP2570897Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 サンバイザ

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Publication Number Publication Date
JPH0347812U JPH0347812U (ja) 1991-05-07
JP2570897Y2 true JP2570897Y2 (ja) 1998-05-13

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ID=31657600

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494322U (ja) * 1972-04-12 1974-01-15
JPS57142624U (ja) * 1981-03-04 1982-09-07
JPS62124028U (ja) * 1986-01-31 1987-08-06

Also Published As

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JPH0347812U (ja) 1991-05-07

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