JPH0230328Y2 - - Google Patents

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JPH0230328Y2
JPH0230328Y2 JP1985062729U JP6272985U JPH0230328Y2 JP H0230328 Y2 JPH0230328 Y2 JP H0230328Y2 JP 1985062729 U JP1985062729 U JP 1985062729U JP 6272985 U JP6272985 U JP 6272985U JP H0230328 Y2 JPH0230328 Y2 JP H0230328Y2
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JP
Japan
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sun visor
angle
selection switch
photo sensors
photo sensor
Prior art date
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JP1985062729U
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JPS61177913U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は、車内に入射される太陽光を遮断する
ためのサンバイザの角度を調整する装置に関す
る。
〓従来の技術〓 自動車のフロントガラスから太陽光が車内に入
射されると、とくに運転者の目に太陽光が入射さ
れた場合には、前方の視認が非常に困難になる。
そこでこのようにフロントガラスを通して運転席
に太陽光が入射されるような場合には、サンバイ
ザを下してこの太陽光を遮断するようにしてお
り、これによつて安全な運転を可能にしている。
〓考案が解決しようとする問題点〓 ところが従来のサンバイザは、太陽光を遮断す
るために引出す際の角度の調整は、手動で行なわ
れるようになつており、運転しながら適当な角度
に調整するようにしていた。従つてこのような従
来のサンバイザは、その角度調整が面倒になると
いう欠点を有していた。
なお実開昭56−148923号公報には、受光素子
と、この受光素子の検出に応じて動作する駆動装
置とを用いてサンバイザを遮光位置と非遮光位置
との間で自動的に移動し得るようにしたサンバイ
ザの自動制御装置が提案されている。この装置は
上述の如く、遮光位置と非遮光位置との間で移動
されるだけであつて、サンバイザを最も好ましい
角度に調整する機能を備えていない。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、最適な回転角度に自動的に調整され
るようにしたサンバイザの角度調整装置を提供す
ることを目的とするものである。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は、車内に入射される太陽光を遮断する
ための上下に回動可能なサンバイザにおいて、互
いに受光部の角度が異なるように複数のフオトセ
ンサを前記サンバイザ設けるとともに、前記複数
のフオトセンサに対応して複数の状態に切換えら
れる選択スイツチと、前記フオトセンサの検出に
連動してこのサンバイザの回転角度を変更するた
めの駆動手段とを設け、前記選択スイツチの切換
え状態に対応する所定のフオトセンサが光を受け
ない角度まで前記サンバイザが前記駆動手段によ
つて回動されるようにしたものである。
〓作用〓 従つて選択スイツチを所望の状態に切換える
と、対応する所定のフオトセンサが光を受けない
角度まで駆動手段によつてサンバイザが回動され
ることになり、運転するときの姿勢あるいは運転
者の体格によつてサンバイザの角度を自動的に調
整できるようになる。
〓実施例〓 以下本考案を図示の一実施例につき説明する。
図面は本考案の一実施例に係るサンバイザの角度
調整装置を示すものであつて、サンバイザ10の
前面側には例えば4つのフオトセンサ11,1
2,13,14が取付けられるようになつてい
る。これらのフオトセンサ11〜14はサンバイ
ザ10に設けられた凹部15,16,17,18
にそれぞれ取付けられている。そしてこれらの凹
部15〜18の上記フオトセンサ11〜14が取
付けられる取付け面は、このサンバイザ10の表
面に対してそれぞれθ1,θ2,θ3,θ4の角度になつ
ており、しかもこれらの角度θ1〜θ4はこの順に次
第に小さくなるようになつている。すなわちフオ
トセンサ11〜14は、それらの受光部の角度が
互い異るようにサンバイザ10に取付けられてい
る。そしてフオトセンサ11〜14はそれぞれ制
御回路19と接続されている。
制御回路19にはさらに選択スイツチ20が接
続されている。この選択スイツチ20は4つの固
定接点21,22,23,24を備え、これらの
内の1つと可動接点25が接触するように切換え
られるようになつている。また制御回路19はモ
ータ26と接続されるとともに、バツテリ27に
も接続されている。モータ26の出力軸にはウオ
ーム28が固着されており、このウオーム28は
ウオームギヤ29と噛合つている。そしてこのウ
オームギヤ29は上記サンバイザ10に固着され
た支軸30に取付けられている。そしてサンバイ
ザ10はこの支軸30を介してブラケツト31に
よつて上下に回動自在に支持されており、しかも
このブラケツト31は上記モータ26とともに自
動車のルーフ32に取付けられるようになつてい
る。
以上のような構成において、サンバイザ10の
角度を自動的に調整する場合には、予め選択スイ
ツチ20の可動接点25を4つの固定接点21の
内の何れかに接触させておく。これは運転すると
きの姿勢あるいは運転者の体格によつてサンバイ
ザ10の角度を調整するためのものであつて、固
定接点21に切換えると一番上側のフオトセンサ
11への太陽光の入射が遮断される位置にサンバ
イザ10が角度調整される。以下同様にして、固
定接点22〜24を選択することにより、サンバ
イザ10の回転角度が、フオトセンサ12〜14
が光を検出しない角度に調整されるようになる。
選択スイツチ20が運転者によつて選択される
と、制御回路19はこれに応じて、対応するフオ
トセンサが光を受けない角度までサンバイザ10
を回転駆動する。すなわちモータ26に通電し、
ウオーム28およびウオームギヤ29を介してサ
ンバイザ10を回転駆動させ、選択されたフオト
センサが光を検出しない位置まで移動させる。
このように本実施例に係るサンバイザ10の角
度調整装置によれば、サンバイザ10の角度を運
転者が選択スイツチ20によつて選択した角度に
自動的に調整することが可能になり、運転者の姿
勢やあるいは体格に応じてサンバイザ10を最適
な角度に調整することができるようになる。さら
にウインドガラスから入射される太陽光の角度が
時間とともに変化した場合には、これに応じてフ
オトセンサ11〜14の検出状態も変化されるた
めに、これに応じてモータ26がサンバイザ10
の角度を調整するようになる。従つて太陽の高度
に応じて自動的にサンバイザ10の角度が調整さ
れるようになり、人間が太陽光の角度に応じてサ
ンバイザ10の角度を調整する操作を不要にする
ことができるようになる。また車両が坂を上る場
合や下る場合のように、その車両の姿勢が変化す
る場合においても、相対的に車内に入射される太
陽光の角度が変化することになるが、このような
場合においても、上述の動作と同様にしてサンバ
イザ10の角度が自動的に調整される。
以上本考案を図示の一実施例につき述べたが、
本考案は上記実施例によつて限定されることな
く、本考案の技術的思想に基いて各種の変更が可
能である。例えば上記実施例においては、サンバ
イザ10に4つのフオトセンサ11〜14を設け
るようにしているが、フオトセンサの数は必ずし
も4つである必要がなく、任意な数に増減可能で
あつて、例えばフオトセンサの数を多くするとと
もに、それらの取付け部分の角度の差を小さくす
ることによつて、サンバイザ10の回転角度を微
調整することが可能になる。
〓考案の効果〓 以上のように本考案は、互いに受光部の角度が
異なるように複数のフオトセンサをサンバイザに
設けるとともに、複数のフオトセンサに対応して
複数の状態に切換えられる選択スイツチと、フオ
トセンサの検出に連動してこのサンバイザの回転
角度を変更するための駆動手段等を設け、選択ス
イツチの切換え状態に対応する所定のフオトセン
サが光を受けない角度までサンバイザが駆動手段
によつて回動されるようにしたものである。
従つて選択スイツチの切換え状態に対応する所
定のフオトセンサが光を受けない角度までサンバ
イザを回動させることによつて、サンバイザの角
度を運転者が選択スイツチによつて自動的に調整
することが可能になり、運転者の姿勢やあるいは
体格に応じてサンバイザを最適な角度に調整でき
るようになる。
またウインドガラスから入射される太陽光の角
度が時間とともに変化した場合には、これに応じ
て複数のフオトセンサの検出状態も変化するため
に、これに応じて駆動手段がサンバイザの角度を
調整するようになる。従つて太陽の高度に応じて
自動的にサンバイザの角度が調整されるようにな
り、人間が太陽光の角度に応じてサンバイザの角
度を調整する操作を不要にすることができるよう
になる。
また車両が坂を上る場合や下る場合のように、
その車両の姿勢が変化する場合においても、相対
的に車内に入射される太陽光の角度が変化するこ
とになるが、このような場合においても、上記の
動作と同様にしてサンバイザの角度が自動的に調
整されることになり、この場合にもサンバイザを
人間が操作する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係るサンバイザの角
度調整装置を示すブロツク図である。 なお図面に用いた符号において、10……サン
バイザ、11,12,13,14……フオトセン
サ、15,16,17,18……凹部、19……
制御回路、20……選択スイツチ、26……モー
タ、28……ウオーム、29……ウオームギヤ、
30……支軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本考案は、車内に入射される太陽光を遮断する
    ための上下に回動可能なサンバイザにおいて、互
    いに受光部の角度が異なるように複数のフオトセ
    ンサを前記サンバイザ設けるとともに、前記複数
    のフオトセンサに対応して複数の状態に切換えら
    れる選択スイツチと、前記フオトセンサの検出に
    連動してこのサンバイザの回転角度を変更するた
    めの駆動手段とを設け、前記選択スイツチの切換
    え状態に対応する所定のフオトセンサが光を受け
    ない角度まで前記サンバイザが前記駆動手段によ
    つて回動されるようにしたことを特徴とするサン
    バイザの角度調整装置。
JP1985062729U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH0230328Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985062729U JPH0230328Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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JP1985062729U JPH0230328Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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Publication Number Publication Date
JPS61177913U JPS61177913U (ja) 1986-11-06
JPH0230328Y2 true JPH0230328Y2 (ja) 1990-08-15

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ID=30592220

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JP1985062729U Expired JPH0230328Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4395568B2 (ja) * 2003-11-14 2010-01-13 野場電工株式会社 車両用防眩装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438024A (en) * 1977-08-29 1979-03-22 Nippon Denso Co Ltd Method of and device for anti-dazzling for vehicle
JPS5847513B2 (ja) * 1974-04-03 1983-10-22 ヘキスト アクチェンゲゼルシャフト ナツセン ナラビニ センシヨクノコチヤクホウ

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JPS5847513U (ja) * 1981-09-28 1983-03-30 トヨタ自動車株式会社 遮光板の自動的作動装置

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JPS61177913U (ja) 1986-11-06

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