JPH0427686Y2 - - Google Patents

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JPH0427686Y2
JPH0427686Y2 JP7783787U JP7783787U JPH0427686Y2 JP H0427686 Y2 JPH0427686 Y2 JP H0427686Y2 JP 7783787 U JP7783787 U JP 7783787U JP 7783787 U JP7783787 U JP 7783787U JP H0427686 Y2 JPH0427686 Y2 JP H0427686Y2
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light shielding
window
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automobile
seat
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車等車両の日除装置に関し、運
転席の近傍に設けた手元スイツチの操作で総ての
窓面の遮光を可能にしたものである。
〈従来の技術〉 従来から自動車の窓面の遮光装置については
数々の提案がなされてきた。
構造が簡単なものでは、段ボール素材からな
り、窓面の大きさに合わせた単に板状の遮光板を
車内から窓面に立てかけるものや、ブラインドに
吸盤を取付けて、その吸盤で自動車の窓ガスラへ
取付けるようにしたものを見かける。また、車両
自体へ遮光装置を取付けておき、それを手動で又
は自動的に開閉させる方式のものの開示も見られ
る。例えば、手動では、ロールブラインドを手
で引出して掛止させる構造のもの(特開昭60−
121112号)、ブレードの支持棒を手で引出すと多
数のブレードが所定間隔で支持棒に係止されて窓
面を遮蔽するブラインドを形成するもの(特開昭
61−89119号、実開昭59−40121号)などがある。
そして、温度センサ等により自動的に遮光装置
が開閉するものとしては、カーテンの左右両開き
式のもの(特開昭60−128020号)や、常時窓面に
取付けられているブラインドのブレードが自動的
に回動して開口角度を調整するもの(特開昭60−
261725号、特開昭61−196819号)等がある。窓
を二重窓にして、一方の窓板を遮光体にするもの
(実開昭58−23714号、実開昭58−68421号)など
がある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記の従来技術はそれぞれ下記の問題点を有し
ていた。すなわち、上記は、安価であるが、フ
ロントウインドには運転席から取付けることがで
きるが、リヤウインドやサイドウインドでは運転
席から離れてその場所へ移動しないと取付けがで
きず、面倒さを感じるものであつた。は構造的
に複雑であるにもかかわらず、やはりと同様に
その装置のそばまで移動して手操作でしなければ
ならなかつた。は温度センサ等の感知により自
動的に遮光装置が作動するので手操作のような煩
らわしさはないが、常時、遮光体が窓面に装着さ
れているので、視界を防げたり、自動車の外観上
の難点を生じたりしていた。は窓自体を二重窓
にしており、遮光体が板状であつて、本考案のよ
うにロール状の遮光体を引き伸ばして使用するも
のではないので、遮光体を収容するスペースを大
きく必要とし、大がかりな装置となつている。ま
た、フロントウインドやリヤウインドには取付け
ることが困難であつた。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで上記問題点を解決するために、本考案者
が種々検討を重ねた結果、本考案装置の開発に至
つたのである。本考案の自動車等車者の手元操作
自動開閉日除装置は、従来より自動車のラジオ用
アンテナ等に採用されている電動伸縮機構で伸縮
するロツドで、窓面近傍にロール状に巻込まれて
収容されている遮光体を引出して窓面を覆うこと
で遮体するようにしたことを大きな特徴として、
具体的な構成を述べると、自動車等車両の窓ガス
ラ面近傍に巻戻しスプリングを有するロール状の
遮光体1を取付け、この遮光体1を動力駆動の巻
取ドラムギヤ2に巻込まれたフレキシブルラツク
3で伸縮する伸縮ロツド4を運転席又は他の座席
近傍に設けた手元スイツチ5の入切操作で作動し
て開閉させることを特徴とするものである。
〈作用〉 本考案装置は上記のような構成であるから、運
転者は運転席を離れることなく、手元スイツチ5
の入切操作ができ、運転席での操作だけで総ての
窓面の遮光ができる。また、助手席や後部座席に
もそれぞれその席専用のスイツチを設けておけ
ば、各人の希望に合わせて各人それぞれが自分で
遮光することができる。
〈実施例〉 以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本考案装置によりフロントウインドを
遮光状態にした様子を示し、第2図は同じくリヤ
ウインドを遮光状態にした様子を示し、いずれも
車内から見た正面図である。第3図はロール状の
遮光体が収容されている場所を説明するためのも
ので、自動車の側面側から見た説明図である。第
4図はドアのウインドを遮光状態にした様子を示
す斜視図である。
第1図〜第4図に示すように本考案の自動車等
車両の手元操作自動開閉日除装置には、自動車等
車両の窓ガラス面近傍に、図示しない巻戻しスプ
リングを有するロール状の遮光体1を設けてい
る。この遮光体1は、モータ6で駆動する巻取ド
ラムギヤ2に巻込まれたフレキシブルラツク3で
伸縮する伸縮ロツド4(第5図参照)を運転席7
及び他の座席近傍に設けた手元スイツチ5の入切
操作で作動して開閉される。
遮光体1に取付けた巻戻しスプリングは公知の
ように、平常時に伸縮ロツド4が縮むと、スプリ
ング力により遮光体1を巻込んでロール状にする
役目をする。伸縮ロツド4が伸びる時に発揮する
力は、巻戻しスプリングの力に抗してロール状に
巻込まれた遮光体4を引延ばすに足りる力であ
る。
伸縮ロツド4の作動は、従来公知の技術である
自動車のラジオ用アンテナ等に採用されている電
動伸縮機構によるものである。すなわち、第5図
を用いて簡略に説明すると、巻取ドラムギヤ2は
モータ6で駆動し、フレキシブルラツク3が巻取
ドラムギヤ2の正逆回転により、巻込まれたり、
送出されたりする。このフレキシブルラツク3が
巻取ドラムギヤ2に巻込まれると、断面が矩形の
角パイプからなる伸縮ロツド4は、第5図中の仮
想線で示すように「縮」の状態になる。また逆
に、ブレキシブルラツク3が送出されると同図の
実線で示す状態のように、「伸」の状態になる。
フレキシブルラツク3はこのように、伸縮ロツド
4を伸ばすために押上げるに足りる剛直性を有し
ている。本例ではこの伸縮ロツド4の先端を左右
両側に腕を伸ばした状態のブラインド支持アーム
8として、これを遮光体4の上端縁に連結してい
る。図中の符号10はフレキシブルラツク3を巻
取ドラムギヤ2へ適正に巻取らせるためのガイド
ローラである。なお、本例では伸縮ロツド4に角
パイプを用いているがこれに限定するものではな
く、丸パイプ等でもよい。また、遮光体1中央の
一本の伸縮ロツド4にブラインド支持アーム8を
設けて遮光体1を支える構造にしているが、これ
も限定条件ではなく、遮光体1の左右両端にそれ
ぞれ一本腕伸縮ロツド4を取付けて遮光体1を支
持する等の他の構造に変更することができる。
手元スイツチ5は、図示例では第1図のように
運転者専用としては、運転席に近くて操作し易い
シフトレバー9に隣接して設けている。この手元
スイツチ5は、第6図の拡大平面図のように、フ
ロントウインド用のスイツチボタン21、運転席
側のサイドウインド用のスイツチボタン22、運
転席側後部座席のサイドウインド用のスイツチボ
タン23、助手席側のサイドウインド用のスイツ
チボタン24、助手席側後部座席のサイドウイン
ド用のスイツチボタン25、そして、リヤウイン
ド用のスイツチボタン26を備えており、運転席
から総ての窓の遮光装置を作動させることができ
るものとしている。これらのスイツチボタンは従
来のウインド開閉用スイツチボタンと併設しても
よい。また、第4図に示すように、各ドアにもそ
のドア専用のスイツチ5aを設け、同乗者が希望
すれば、運転者によらないでも自分で遮光装置を
作動させることができるようにもしている。
第1図の状態には、上記フロントウインド用の
スイツチボタン21を図示の中立状態から「UP」
側(図中では「U」と表示)へ押すだけで、フロ
ントパツケージトレイ11の内部へ収容されてい
る(第3図参照)ロール状の遮光体1を伸縮ロツ
ド4で引出して、車内の遮光が自動的にできる。
第2図の状態には、リヤウインド用のスイツチボ
タン26の同操作による。リヤウインド用の遮光
体1は第3図のようにリヤパツケージトレイ12
の内部へ収容しているが、このリヤの場合には視
界の妨げにならなければ、リヤパツケージトレイ
12上へ突設してもかまわない。
自動車のドア13にはドアトリム14の内部に
遮光体1を収容しており、伸縮ロツド4も「縮」
時にはドアトリム14内に全体が収容されて外部
から見えないようになる。また、前述のようにド
ア13にもそのドア専用のスイツチ5aを設けて
いる。
〈考案の効果〉 以上詳述したように本考案の自動車等車両の手
元操作自動開閉日除装置を装備していると、運転
席から移動することなく自動車等車両の総ての窓
面の遮光をワンタツチで行なうことができ、夏場
等における駐車中の日射による車内温度の異常な
上昇や、ハンドル、座席等の焼けを防止して、乗
車の際の不快さを解消する。また、走行中にも運
転者の視界を妨げる心配がない後部座席や助手席
等のサイドウインドの遮光ができ、同乗者も快適
なドライブを楽しむことができる。更に、平常は
遮光体が外部に露出していないので、自動車の外
観を損ねたり、運転車の視界を妨げることがない
という有益な特長も備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置によりフロントウインドを遮光
状態にした様子を示し、車内から見た正面図であ
り、第2図は同じくリヤウインドの様子を示す正
面図である。第3図はロール状の遮光体が収容さ
れている場所を示し、自動車の側面側から見た説
明図である。第4図はドアのウインドを遮光状態
にした様子を示す斜視図である。第5図は伸縮ロ
ツドの伸縮機構を説明する縦断面略図である。第
6図は手元スイツチの一例を示す拡大平面図であ
る。 1……遮光体、2……巻取ドラムギヤ、3……
フレキシブルラツク、4……伸縮ロツド、5……
手元スイツチ、6……モータ、7……運転席、8
……ブラインド支持アーム、10……巻込み・送
出しガイドローラ、11……フロントパツケージ
トレイ、12……リヤパツケージトレイ、13ド
ア、14……ドアトリム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車等車両の窓ガラス面近傍に幕戻しスプリ
    ングを有するロール状の遮光体1を取付け、該遮
    光体1を動力駆動の巻取ドラムギヤ2に巻込まれ
    たフレキシブルラツク3で伸縮する伸縮ロツド4
    を運転席又は他の座席近傍に設けた手元スイツチ
    5の入切操作で作動して開閉させることを特徴と
    する自動車等車両の手元操作自動開閉日除装置。
JP7783787U 1987-05-23 1987-05-23 Expired JPH0427686Y2 (ja)

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JP7783787U JPH0427686Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23

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JP7783787U JPH0427686Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23

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JPS63185718U JPS63185718U (ja) 1988-11-29
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JP7783787U Expired JPH0427686Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10041709A1 (de) * 2000-08-25 2002-05-16 Bos Gmbh Rollosteuerung für Rollos in Kraftfahrzeugen
JP4290960B2 (ja) * 2002-10-25 2009-07-08 野場電工株式会社 移動体用防眩装置
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DE102006047348A1 (de) * 2006-09-29 2008-04-03 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Antriebsvorrichtung zum Bewegen eines Abdeckelementes, Türbaugruppe und Verfahren zur Montage der Antriebsvorrichtung
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JPS63185718U (ja) 1988-11-29

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