JPH0519245Y2 - - Google Patents

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JPH0519245Y2
JPH0519245Y2 JP1987138840U JP13884087U JPH0519245Y2 JP H0519245 Y2 JPH0519245 Y2 JP H0519245Y2 JP 1987138840 U JP1987138840 U JP 1987138840U JP 13884087 U JP13884087 U JP 13884087U JP H0519245 Y2 JPH0519245 Y2 JP H0519245Y2
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JP
Japan
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switching lever
housing
mirror
lever
clip spring
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JP1987138840U
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JPS6444243U (ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両用インナーミラーに関するもの
である。
[従来の技術] 車には、後方の安全を確認するためのミラーは
不可欠なものであり、特に車室内に設置されたイ
ンナーミラーは大きな役割を課している。しか
し、夜間走行においては、後続車のライトがミラ
ーに反射し、運転手が眩惑され、後方の安全確認
ができないばかりでなく、安全な走行の妨げとな
るため、近頃は一時的にミラーの反射角度を変え
ることのできる防眩式ミラーが主流となつてい
る。
防眩式インナーミラーの中で手動によりミラー
の反射角度を変えるものとして第4図に示される
インナーミラーが知られている。
このインナーミラーはハウジング32内に設置
されたサポート37の下端に付設された切替レバ
ー39を回動させることにより、鏡31の反射角
度が切替えられる。昼間などの通常使用状態では
切替レバー39は実線で示される位置に設定さ
れ、夜間走行中に後続車のライトが眩しいときに
は切替レバー39を手前に倒し、鎖線で示す位置
に設置することにより、鏡の反射角度を変えるも
のである。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、このような従来のインナーミラーにお
いては、鏡面直角方向、つまりドライバーが運転
席からミラーを見た場合に、昼間、夜間ともに切
替レバー39が見える。安全確認に不必要なレバ
ーが一日中視界に入つていることにより、気が散
り、周囲への注意が散漫になるおそれがある。
また、ハウジング32の下から切替レバーが突
出しているのは、外観もよくないという問題点が
あつた。
このため、実公昭55―50643号公報では、ステ
ーにピボツトを介してブラケツトを取り付け、ブ
ラケツトの上縁部にプリズムミラーを保持したハ
ウジングを支持し、前記ブラケツトの下部に回動
自在に取付けた角度切換部材(切替レバー)には
ハウジング下部に接するカム面を形成し、さらに
ハウジング下縁引掛部と角度切換部材の引掛部と
の間にコイル部を有するリング状ばねをかけてお
き、通常使用時(非防眩時)には前記角度切換部
材をハウジングの後方に倒して運転席から見えな
いようにし、防眩時に角度切換部材を前方に回動
しカムの作用でプリズムミラーの反射角度を切替
えるようにしている。しかし、この場合には、ハ
ウジングの裏にブラケツト、角度切換部材および
リング状ばね等が露出されたままなので、フロン
トガラス外面側からインナーミラーを見たとき美
観を損なうものであつた。
本考案は、防眩時には切替レバーの回動により
鏡の反射角度を迅速に変更でき、昼間など非防眩
時には切替レバーが運転席からの視界に入らない
ようにし、またフロントガラス外面側からミラー
を見たときの美観も損なうことのないインナーミ
ラーを提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、ステー先
端に形成したピボツト4をハウジング2内部に配
置したサポート7に支持させ、前記サポート7に
欠円状のクリツプバネ8の中央部分を固着する一
方、ハウジング2の底壁部に回動自在に取付けた
切替レバー9に前記クリツプバネ8の屈曲両端部
を係止め、前記切替レバー9の回動で鏡1の反射
角度を切替えるようにしたインナーミラーにおい
て、ハウジング2は底壁2bのほぼ中央から後壁
2aにかけて断面約1/4円弧をなす切替レバー回
動用の孔2cを有し、切替レバー9はレバー回動
軸心よりハウジング内側に向け僅かに外れた位置
の両端で、かつレバー面と直行する方向に作動片
9a,9aを突設し、該作動片9a,9aに前記
クリツプバネ8の屈曲両端部を係止する溝10,
10を形成させたことを特徴とする。
[作用] 本考案のインナーミラーは、切替レバーをミラ
ーの通常使用状態で乗務員席から見てミラーハウ
ジングの外周輪郭内に納まるよう取付けたので、
昼間など通常使用状態では切替レバーは鏡を保持
するハウジングの背面に隠され、ドライバーの視
界に入らなくなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は本考案のインナーミラーの一実施例を示
すもので、通常使用状態での縦断面図である。第
1図に示されるように、鏡1はハウジング2の前
面開口部に嵌め込まれ、保持されている。またハ
ウジング2の背面にはステー3が挿通できる穴が
開設されている。車内に固定されたステー3の先
端には球状のピボツト4が形成されている。ハウ
ジング2の内壁天井部に、サポート7の上端に形
成された軸部が取付けられている。ハウジング背
面に形成された穴を通してハウジング2内に挿入
されたピボツト4は、ワツシヤ5を介して板バネ
6によりサポート7に圧接されている。板バネ6
はサポート7にネジ止めされ、ネジの締め付けに
よりピボツト4とサポート7の間に嵌合トルクを
与えることができる。適当な嵌合トルクを与える
ことにより、後方が十分に見えるようにハウジン
グ2を回動させ、鏡1の反射角度を自由に選び、
その角度を保持させることができる。
前記ハウジング2の底壁部に鏡1の反射角度を
切替える切替レバー9を回動自在に取付けるとと
もに、切替レバー回動時に干渉を避けるため、ハ
ウジング底壁2bのほぼ中央から後壁2aにかけ
て断面約1/4円弧をなす切替レバー回動用の孔2c
を設ける。また、第3図に示すように、前記サポ
ート7に係止溝7a,7aを設けて欠円状クリツ
プバネ8の中央部分を固着する一方、切替レバー
9には前記クリツプバネ8の屈曲両端部を係止め
る。すなわち、切替レバー9のレバー回動軸心よ
りハウジング内側に向け僅かに外れた位置の両端
で、かつレバー面と直交する方向に作動片9a,
9aを突設し、該作動片9a,9aに前記クリツ
プバネ8の屈曲両端部を係止める溝10,10を
形成させている。
第1図および第3図は通常使用時(非防眩時)
の状態を示す。この状態では、サポート7に固着
されたクリツプバネ8の屈曲両端部が、レバー回
動軸心より外れた位置にある作動片9a,9aの
溝10,10に弾力的に係合されているので、切
替レバー2は水平状態に静止される。このため、
鏡面と直角の方向から見た場合、つまりドライバ
ーが運転席からインナーミラーを見た場合、切替
レバー9はハウジング2の背面に隠れて視界に入
らない。
夜間走行中に後続車のライトが反射し、眩しい
ときには、第2図に示すように切替レバー9を手
前に倒し、防眩位置にする。切替レバー9の回転
により、クリツプバネ8およびサポート7を介
し、ハウジング2が回動し瞬時にして鏡の反射角
度を一方にのみ変え、防眩できる。後続車がいな
くなつたら、切替レバー9を元の通常使用位置に
もどせば、再びハウジングが元の位置に戻るた
め、鏡1の位置を再調整する必要はない。
切替レバー9を手前に倒した防眩位置では、切
替レバー9が運転席からの視界に入るが、夜間で
車室内が暗いため、気にならない。
このように、通常使用状態ではこの切替レバー
9の位置を変更することにより、昼間よく見える
ときには切替レバー9はハウジング2に隠れて視
界に入らないので、気が散ることなく直接視界を
確保することができる。また、切替レバー9がハ
ウジング2より視界に突出しないため、インナー
ミラーの外観も向上する。
以上、本考案のインナーミラーの実施例を説明
してきたが、本考案は上記実施例に限定されるも
のではない。
[考案の効果] 本考案のインナーミラーは通常使用状態での切
替レバーを乗務員席から見てミラーハウジングの
外周輪郭内に納まるように取付けたため、通常使
用状態では切替レバーはハウジング背面に隠さ
れ、ドライバーの視界に入らない。
従つて、切替レバーが視界を妨げることがなく
気が散るなどの不都合もなくなり、直接視界を確
保できる。また、切替レバーがハウジングより突
出しないため、外観も向上する。
また、サポートに固着されたクリツプバネの屈
曲両端部が、レバー回動軸心より外れた位置にあ
る作動片の溝に弾力的に係合されているので、切
替レバーは回動端での水平状態(非防眩時)また
は手前に倒した状態(防眩時)を安定に維持させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のインナーミラーの一実施例を
示す縦断面図、第2図は同上防眩時を示す縦断面
図、第3図は切替レバーの取付状態を示す一部省
略した斜視図、第4図は従来例を示す図である。 1……鏡、2……ハウジング、2a……ハウジ
ング後壁、2b……ハウジング底壁、2c……レ
バー取付孔、3……ステー、4……ピボツト、5
……ワツシヤ、6……板バネ、7……サポート、
7a……係止溝、8……クリツプバネ、9……切
替レバー、9a……作動片、10……溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステー先端に形成したピボツト4をハウジング
    2内部に配置したサポート7に支持させ、前記サ
    ポート7に欠円状クリツプバネ8の中央部分を固
    着する一方、ハウジング2の底壁部に回動自在に
    取付けた切替レバー9に前記クリツプバネ8の屈
    曲両端部を係止め、前記切替レバー9の回動によ
    り鏡1の反射角度を切替えるようにしたインナー
    ミラーにおいて、 ハウジング2は底壁2bのほぼ中央から後壁2
    aにかけて断面約1/4円弧をなす切替レバー回動
    用の孔2cを有し、切替レバー9はレバー回動軸
    心よりハウジング内側に向け僅かに外れた位置の
    両端で、かつレバー面と直行する方向に作動片9
    a,9aを突設し、該作動片9a,9aに前記ク
    リツプバネ8の屈曲両端部を係止する溝10、1
    0を形成させたことを特徴とするインナーミラ
    ー。
JP1987138840U 1987-09-12 1987-09-12 Expired - Lifetime JPH0519245Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987138840U JPH0519245Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

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JP1987138840U JPH0519245Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6444243U JPS6444243U (ja) 1989-03-16
JPH0519245Y2 true JPH0519245Y2 (ja) 1993-05-20

Family

ID=31401551

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550643U (ja) * 1978-09-30 1980-04-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50147343U (ja) * 1974-05-23 1975-12-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5550643U (ja) * 1978-09-30 1980-04-03

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