JPS60212730A

JPS60212730A - 車輛用防眩ミラ−

Info

Publication number: JPS60212730A
Application number: JP6741584A
Authority: JP
Inventors: Kohei Matsuyama; 松山　浩平
Original assignee: Ichikoh Industries Ltd
Current assignee: Ichikoh Industries Ltd
Priority date: 1984-04-06
Filing date: 1984-04-06
Publication date: 1985-10-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、車輌用防眩ミラーに関するものである。

〔発明の背景〕

車輌室内に設けられるミラー、すなわち、ルームミラー
は、夜間等において後続車輌のヘッドライトの反射光を
防ぐため、レバー切換ができるようにしてあって、反射
角度を変え、運転者をまぶしさから守れるよ５Ｋしてあ
る。また、ミラー自体に設けられた光センサーによって
後続車のヘッドライト光乞検知することによって、ルー
ムミラーの反射率を低下させて、やはりまぶしさを緩ら
げるようＫした構造のものもある。本発明は、後者のル
ームミラーの反射率を自動低下させるものに関するもの
であるが、前述の如き構成によると、光センサーが後続
車輌のヘッドライト光を検知したとき、ミラー全面を高
反射率から低反射率に変化させる構造となっていたため
、まぶしい部分４後続車輌のヘッドライト光が映ってい
る一部分であるにもかかわらず、全面の反射率を落すと
いうものであった。そのため、反射率を高くしてもつと
良く見たい後方部分までほとんど見えなくなるという問
題があった。

〔発明の目的〕

本発明は、前記した従来技術における問題点に鑑みなさ
れたものであって、運転者にまぶしさを与えている部分
のみ反射率を低下させ、常に広い視野でもって後方視界
を見ることのできる車輌用防眩ミラーを提供することを
目的とする。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は、ルームミラーに、反射率を変えるため
の液晶反射面を複数に分割して配置すると共に１その各
々の液晶反射面対応に指向性を変えて光センサーを配置
し、各光センサーでの光検知出力に応じてルームミラー
の反射率を部分的に変えられるようにした点である。

〔発明の実施例〕

以下、添付図に従って本発明の詳細な説明する。第１図
、ＦｉルニムミラーＩＫ対して複数ケ所からのヘッドラ
イト光の反射状態を示したものであって、ヘッドライト
Ｂ６　＋　Ｃｏ　＋　Ｂ６よりの光線Ｂ。

Ｃ，Ｄは、３区分しであるルームミラー１のミラー面１
１　、１２　、１３によりアイポイントＡに達している
。ルームミ、ラー１は液晶ミラー構成してあって、その
詳細は第２図に示しておるが、背面部に光センサ−２１
、２２、Ｚ３が配設しである。同構成によると、ヘッド
ライトＢ、よりの光はミラー面１１で反射しアイポイン
トＡＫ達するが、その光は光センサ−２１により検知さ
れ、そのミラー面１１の反射率を低下させる。それ以外
のミラー面１２　、１３は通常の反射率となっている。

すなわち、第２図に示すように、ルームミラー１には３
区分毎に液晶が封入されているが、ミラー面１１につい
て説明すると、液晶１６は、一定の厚さでガラス板１４
．ガラス板１８によって封入されており、ガラス板１４
とガラス板１８の液晶１６側の側面ＫＶ！透明電極１５
　、１７が形成されていて、液晶駆動電源に接続されて
いる。ガラス板１８の裏面にはアルミニュウム蒸着等に
よる反射膜１９が形成されている。なお、第２図におい
て、３は回路基板、４はミラーハウジング、５は回路基
板３を取付けるためのねじである。また、１５Ｅ　、　
１７Ｋ　、　１８ｇはルームミラー１に形成した光軸Ｂ
の透過孔で、光センサ−２１の光路を形成している。

第３図は反射面を３分割したルームミラー１の駆動回路
を示し几もので、これについて説明する。

光センサ−２１、２２、２３の出力は反転比較器６１　
、６２　。

６３の入力端子１＋１に入力してあって、その出力はミ
ラー面１１　、１２　、１３Ｙ形成するルームミラー１
の透明電極１７１　、１７２　、１７３に接続しである
。また、透明電極１５は接地しである。そして、各反転
比較器６１　、６２　、６３のもう一方の入力端千日は
、スイッチＳＷＩを介して、また、抵抗Ｒ１＋　Ｒ，に
よる分圧抵抗を介して電源電圧（１２Ｖ）が印加しであ
る。

次に、第１図〜第３図に従って防眩ミラーの作用につい
て説明する。第１図に示すように、後ｍ−車輌のヘッド
ライトＢＯ＊　ｃ、　＋　ＤＯからの光はミラー１の反
射膜上のＢ１．自＋Ｄ１で反射され、運転者のアイＩイ
ン）Ａに達する。夜間周囲が暗（１時、極立って明るい
後続車のヘッドラングＢＯ、Ｃｏ　＋Ｄｏがミラー上に
映されるので運転者は非常にまぶしさを感じる。

いま、ヘッドランｆＢ、からの光はＢ１個所だけで反射
された光線が運転者のアイポイントＡに達する。他の例
えばヘッドランプＢ、からの光が反射面り、で反射した
ものはそれてしまい、必してアイポイントＡには達しな
い。

他の光線Ｃ，Ｄにつ（でも同じである。すなわち、反射
面Ｂ１に於ては、光線Ｂだけが運転者にまぶしさを与え
る。この反射面Ｂ１の部分に小さな透過孔があけである
ので、ルームミラーの反射率と関係なく、光線Ｂは通過
し、光線Ｂだけを検出する。

これを第３図について説明すると、ミラー１は両透明電
極１５　、１７に電圧が印加されているとき、液晶は透
明であり、ルームミラー全体としての反射率が上り（即
ち明るいルームミラーとなり）、電圧を除却すると液晶
の光透過率を低下し暗℃・ルームミラーであるから、い
ま、スイッチＳＷＩが閉じているとすれば、比較器６１
〜６３０入力端子（−）に電源電圧が基準電圧として直
接入力され、光センサ−２１〜２３の出力とは関係なく
、比較器６１〜６３の出゛力はｒＨＪレベルを保ち、ル
ームミラー１は高反射率を保つ。すなわち、昼間用ミラ
ーとなる。

次にスイッチ５ＷＩＹ開くと、抵抗ＲＩｒ　Ｒ１によっ
て分圧された電圧（θ〜１２ｖ）が文の抵抗の接続点よ
り得られ、この電圧が比較器６１〜６３０基準電圧とし
て入力される。

そして、光センサ−２１〜２３からの検出信号が前記基
準電圧を越さない時（即ちまぶしくないとき）は、各比
較器６１〜６３の出力電圧はｒＨＪレベルであり、透明
電極１５との間に電圧が印加され、高反射率のミラーと
して、夜間周囲を明るく見ることができる。

光センサ−２１〜２３カ後続のヘッドラングの強い光を
受光すると、出力は大きくなり基準電圧を越える。すな
わち、比較器６１〜６３の出力はｒＬＪレベルとなり、
透明電極１５（接地）と同電位となるため、液晶は透過
率が下り、ルームミラーの反射率は低く抑えられてまぶ
しさを防ぐ。

このとき光センサ−２１からの信号で比較器６１の出１
１；ｒＨＪレベルから「Ｌ」レベルに反転すれは、これ
に接続された透明電極１７１で構成されたミラ一部１１
の反射率のみが抑えられて運転者をまぶしさから防ぐ。

以下、各光センサーについても各々独立にミラ一部１２
．１３ヲ制御し、防眩効果を上げる。

各センサーの指向性は光センサ−チップの前面部分に一
体化しであるレンズによって絞られ、指向性の向上が図
られる。光センサ−２１について述べれば、実際には光
線Ｂだけでなく、その付近の視野に入ってくる後続車等
のヘッドランプ光もキャッチでき、それについても防眩
作用をなす。

また、光センサーの上下方向の指向軸はヘッドラングの
位置をルームミラーより１０数メートルにある様に設定
すれば上記指向性に幅があるので後続車輌のほとんどの
距離に入るヘッドラングを全て検出できる。もちろん、
上記基準電圧を越さない程度の明るさのものは検出しな
い。

第４図は本発明の他の実施例を示すものであって、光セ
ンサー乞ルームミラー１の外側に設置した例である。

同構成によれば、液晶面が３区分されたルームミラー１
を車体に保持しているアーム７０表面部に光センサ−２
１〜２３が設けである。

この場合、各光センサーに指向性なもたせる必要がある
が、前述の如く光センサーのチップ前面部にはレンズが
設けであるので適宜の指向性は確保でき、前記第１図で
説明したルームミラーの反射面を区分して防眩が図れる
。また、光センサーチツｆｑケースに収容し、そのケー
スにピンホールを形成し、ピンホールの大きさに応じて
指向性を設定することも可能である。

〔発明の効果〕

上述の実施例からも明らかなように本発明によれば、ル
ームミラーに、反射率ヲ変えるための液晶反射面を複数
に分割して配置すると共に、その各々の液晶反射面対応
に指向性を変えて配置した光センサーを設け、前記ルー
ムミラーの反射率を部分的に変光られるようにしたもの
であるから、まぶしさｔ与える必要最少限の反射面のみ
反射率を下げることができ、後続車等からヘッドライト
光が入射しても通常の反射率でもって後方を映し出すこ
とができ、非常に便利である。

【図面の簡単な説明】

添付図は本発明の一実施例を説明するための図であって
、第１図は液晶反射面を３区分したルームミラーの反射
状態を説明する図、第２図はルームミラーの取付は状態
を示す一部断面図、第３図はルームミラーの液晶駆動回
路図、第４図は本発明の他の実施例を示す図である。１・・・ルームミラー、３・・・基板、１１，１２．１
３・・・ミラー面、１４・・・ガラス板、１６・・・液
晶、１５　、１７・・・透明電極、１８・・・ガラス板
、１９山反射膜、２１，２２．２３・・・光センサ−，
６１〜６３・・・比較器、１７１〜１７３・・・透明電
極。特許出願人　市光工業株式会社代理人弁理士　秋　本　正　実第１図Ａ′ 第２図ワＢ。第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

ルームミラーの反射面に液晶を封入し、該反射面の入射
光？光センサーでもって検知し、該入射光量に応じて液
晶に印加する電圧を制御し、液晶反射面の反射率を変え
るようにした車輌用防眩ミラーにおいて、前記反射率を
変える液晶反射面を複数に分割して配置すると共に、該
各々の液晶反射面対応に指向性を変えて光センサーを配
置し、各光センサーでの光検知出力に応じてルームミラ
ーの反射率を部分的に変えられるよ５に構成したことｔ
特徴とする車輌用防眩ミラー。