JP4190512B2 - 扇子式遮光方法 - Google Patents

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夏場のように日差しの強い日中に自動車を運転していると、窓ガラス越しに直射日光を受けるため、日焼けするという問題があり、特に女性にとっては大きな問題である。本発明は、このように日差しの強い日に日除けとして扇子を利用する方法に関する。
日差しの強い日中に車内の温度が上昇するのを抑えるために、自動車の窓ガラスの内面に黒い膜からなる、ありふれた形状のサンシェードを取付けることが行われる。このサンシェードは、カー用品店などで販売されているのを購入してきて、自分で窓ガラスに吸盤などで取付けて使用する。
これに対し、特開平8-85338号公報に記載のように、リアウインドの上縁部に該リアウインドの上隅から上縁中間部に向かって延びる左右一対の保持体を取付け、それらの保持体には該リアウインドの上隅を回転中心にして下方に扇状に広がり得る日除け部材を縮小可能で保持せしめる一方、扇状に広がってその日除け部材の先端部を該リアウインドの側縁部に係止し得る係止手段を備える構造が提案されている。
ところが、前記のような平凡な形状のサンシェードを取付けたのでは、雑然としていて、鬱陶しいだけであって、使用者自身にとっても、また周囲に対しも安らぎを与えることはできない。使用しない場合は、狭い車内では置き場所に苦労する。特許文献1に記載のように、自動車のウインド上縁部に保持体を取付けておく手法では、日除け部材を使用しない場合も常にウインド上縁部に保持体を取付けておくことになり、目障りである。また、ブラインドのように日除け部材を縮小した状態や拡げた状態に保持する手段が必要となり、構造が複雑となる。その結果、煩雑で高価な日除け部材となる。しかも、ウインドに日除け部材を一度取付けると、専用となるため、好みの他の日除け部材と交換することは殆ど不可能である。
これに対し、実用新案登録第3079218 号に記載のように、扇子に吸盤を取付け、それを自動車のドアーガラスに吸着させて、日除けにする考案が提案されている。
特開平8-85338 実用新案登録第3079218
しかしながら、このように扇子を吸盤で窓ガラスに吸着させる手法の場合は、高速道路の料金所等で窓ガラスを開けることが不可能となり、開けると、吸盤が外れて扇子が落下してしまう。しかも、炎天下の窓ガラスは高温になっていて、窓ガラスの高熱で吸盤が加熱されて膨張変形するため、窓ガラスに強力かつ確実に吸着させることが困難である。また、吸盤の凹部空間中の空気が加熱されて膨張し、圧力が上昇するため、窓ガラスから剥離しやすい。吸盤の合成樹脂が熱で軟化し、吸着力が低下する。吸盤がレンズのように集光作用をして、発火する恐れがある。扇子を吸盤で窓ガラスに吸着させる手法では、以上のように問題の多いことが確認されている。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、吸盤以外の手法で、普通の扇子と同じ構成の扇子を自動車の窓ガラス内面に取付け可能とすることによって、使用時のみ拡げて容易に装着でき、不使用時には取り外して畳んでおくことで、操作や取り扱いが簡単で安価な遮光手段を実現し、しかも使用者にも周囲にも安らぎや楽しみを与えることができ、広告手段としても機能する遮光方法を実現することにある。特に、いつでも自由に、扇子を装着したまま窓ガラスを開閉可能とすることにある。
本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、ほぼ直角に開いた状態の扇子の一対の外骨の先端をドアの窓枠に支持できるように、一対の外骨の先端にU字状部を設けておいて、このU字状部の中に窓枠の窓ガラスより室内側の部分を収容し、前記U字状部の室外側は窓枠中の窓ガラスとの隙間に差し込んで支持すると共に、
鉛直方向の外骨の要部分を突出させてなる挿入手段を、ドア本体の室内側パネル上端縁と窓ガラスとの隙間に挿入して支持することを特徴とする扇子式の遮光方法である。
このように、ほぼ直角に開いた状態の扇子の一対の外骨の先端をドアの窓枠に支持できるように、一対の外骨の先端にU字状部を設けておいて、このU字状部の中に窓枠の窓ガラスより室内側の部分を収容し、U字状部の室外側は窓枠中の窓ガラスとの隙間に差し込んで支持するため、遮光用扇子の一対の外骨の先端を、窓枠を利用して確実に挟持支持できる。
しかも、鉛直方向の外骨の要部分を突出させてなる挿入手段を、ドア本体の室内側パネル上端縁と窓ガラスとの隙間に挿入して支持するため、開いた状態の扇子を自動車の窓ガラスの内側に取付け、前記窓ガラスの遮光を行なうことができる。その結果、合成樹脂製で軟質の吸盤で窓ガラス内面に吸着支持させる手法と違って、窓ガラスの高温の影響を受けず、確実に遮光用扇子を保持できるので、遮光状態を確実に維持できる。また、吸盤のように集光作用で発火する危険も無い。窓枠を利用して取付けるので、窓ガラスをいつでも自由に開閉でき、吸盤のために窓ガラスを開放不能となるといった問題も解消され、高速道路の料金所などで不便を来すような恐れがない。外部から吸盤が見えることはなく、美観を損ねる心配も無い。
請求項2は、外骨先端の前記U字状部と要部分との間に設けてある伸縮機構を用いて外骨の伸縮部を伸長させることによって、前記U字状部を窓枠に支持することを特徴とする請求項1に記載の扇子式の遮光方法である。
このように、外骨先端の前記U字状部と要部分との間に設けてある伸縮機構を用いて外骨の伸縮部を伸長させることによって、前記U字状部を窓枠に支持するため、遮光用扇子のサイズや自動車の窓枠のサイズに応じて、一対の外骨の先端のU字状部の位置を窓枠の位置と合致させることができる。
請求項3は、ほぼ直角に開いた状態の扇子の一対の外骨の先端をドアの窓枠に支持できるように、一対の外骨の先端にU字状部を設けておいて、このU字状部の中に窓枠の窓ガラスより室内側の部分を収容し、前記U字状部の室外側は窓枠中の窓ガラスとの隙間に差し込める構造とし、
ドア本体の室内側パネル上端縁と窓ガラスとの隙間に挿入できるように、鉛直方向の外骨の要部分を突出させてなる挿入手段を設けてあることを特徴とする遮光用扇子である。
このように、ほぼ直角に開いた状態の扇子の一対の外骨の先端をドアの窓枠に支持できるように、一対の外骨の先端にU字状部を設けておいて、このU字状部の中に窓枠の窓ガラスより室内側の部分を収容し、U字状部の室外側は窓枠中の窓ガラスとの隙間に差し込める構造としたため、遮光用扇子の一対の外骨の先端を、窓枠を利用して確実に挟持支持できる。
また、ドア本体の室内側パネル上端縁と窓ガラスとの隙間に挿入できるように、鉛直方向の外骨の要部分を突出させてなる挿入手段を設けてあるため、前記の一対の外骨先端のU字状部による挟持構造と相まって、簡素な手段によって確実に要部分を支持できる。
請求項4は、図4、図5のように、外骨先端の前記U字状部と要部分との間に、外骨を伸縮させる伸縮機構を設けてあり、しかも一対の外骨間の放射状骨にオーガンジー布、半透明の不織布または半透明のフィルムを貼り付けてあることを特徴とする請求項3に記載の遮光用扇子である。
このように、外骨先端のU字状部と要部分との間に伸縮機構を設けてあるので、遮光用扇子のサイズや自動車の窓枠のサイズに応じて、一対の外骨先端のU字状部の位置を窓枠の位置と合致させることができる。
しかも、前記の遮光用扇子は、一対の外骨間の放射状骨にオーガンジー布、半透明の不織布または半透明のフィルムを貼り付けてあるため、車内が確実に遮光されて暗くなることはなく、適度な明るさを確保できる。また、外部から見た場合でも、多少は車内の様子が見えるので、不自然さがなく、安心である。
請求項1のように、ほぼ直角に開いた状態の扇子の一対の外骨の先端をドアの窓枠に支持できるように、一対の外骨の先端にU字状部を設けておいて、このU字状部の中に窓枠の窓ガラスより室内側の部分を収容し、U字状部の室外側は窓枠中の窓ガラスとの隙間に差し込んで支持するため、遮光用扇子の一対の外骨の先端を、窓枠を利用して確実に挟持支持できる。
しかも、鉛直方向の外骨の要部分を突出させてなる挿入手段を、ドア本体の室内側パネル上端縁と窓ガラスとの隙間に挿入して支持するため、開いた状態の扇子を自動車の窓ガラスの内側に取付け、前記窓ガラスの遮光を行なうことができる。
請求項2のように、外骨先端の前記U字状部と要部分との間に設けてある伸縮機構を用いて外骨の伸縮部を伸長させることによって、前記U字状部を窓枠に支持するため、遮光用扇子のサイズや自動車の窓枠のサイズに応じて、一対の外骨先端のU字状部の位置を窓枠の位置と合致させることができる。
請求項3のように、ほぼ直角に開いた状態の扇子の一対の外骨の先端をドアの窓枠に支持できるように、一対の外骨の先端にU字状部を設けておいて、このU字状部の中に窓枠の窓ガラスより室内側の部分を収容し、U字状部の室外側は窓枠中の窓ガラスとの隙間に差し込める構造としたため、遮光用扇子の一対の外骨の先端を、窓枠を利用して確実に挟持支持できる。
また、ドア本体の室内側パネル上端縁と窓ガラスとの隙間に挿入できるように、鉛直方向の外骨の要部分を突出させてなる挿入手段を設けてあるため、前記の一対の外骨先端のU字状部による挟持構造と相まって、簡素な手段によって確実に要部分を支持できる。
請求項4のように、外骨先端のU字状部と要部分との間に伸縮機構を設けてあるので、遮光用扇子のサイズや自動車の窓枠のサイズに応じて、一対の外骨先端のU字状部の位置を窓枠の位置と合致させることができる。
しかも、前記の遮光用扇子は、一対の外骨間の放射状骨にオーガンジー布、半透明の不織布または半透明のフィルムを貼り付けてあるため、車内が確実に遮光されて暗くなることはなく、適度な明るさを確保できる。また、外部から見た場合でも、多少は車内の様子が見えるので、不自然さがなく、安心である。
次に本発明による扇子式の遮光方法が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は、自動車の運転席側の窓ガラスに遮光用の扇子を取付けてある状態を示す斜視図であり、車内から窓ガラスを見た状態である。1は運転席側の窓ガラスであり、この窓ガラス1の内側に遮光用の扇子2を取付けてある。通常の扇子と同様に、要の部分3を中心に開閉する多数の放射状の中骨4…に円弧状のオーガンジー生地または半透明のシート5を貼り付けた構成になっている。そして、折り畳んだとき多数の放射状の中骨4…を挟持する一対の外骨7、9をほぼ直角に開いた状態で、窓ガラス1の内側に配置してある。したがって、片方の外骨7は水平となり、他方の外骨9は鉛直に立った状態となる。要の部分3には、窓ガラス側の鉛直の外骨9と一体に薄めの挿入板6を設けて突出させてある。また、水平方向の外骨7の先端寄りにU字状の保持部8を取付け固定してあり、鉛直方向の外骨9の先端寄りにU字状の保持部10を取付け固定してある。
したがって、U字状の保持部8、10によって、窓枠fの内側半分を挟持して保持するように窓枠を利用して装着し、要側の挿入板6をドア端縁と窓ガラス1間の隙間に挿入することによって、遮光用の扇子2を窓ガラス1の内側において取付け支持することができる。その結果、日差しの強い日には、扇子2によって直射日光が遮られるため、運転者や同乗者が日焼けしたり、車内が温度上昇するのを抑制できる。なお、11は後部ドアの窓ガラス、12は後部ドア、13は運転席のシート、14は運転席側のドア、15はハンドルである。
図2は、遮光用の扇子2を窓ガラス1の内側に取付けた状態を外側から見た斜視図であり、運転席側の窓ガラス1の外側から、窓ガラス1越しに扇子2が見える。したがって、前記の一対の外骨7、9が見えると共に、扇子2の表側の面が外部から見える。そのため、扇子2の表面側を窓ガラス1の内面に位置させて、裏面側を車室内に露出させるのがよいが、その逆でもよい。このように、扇子2を窓ガラス1の内側に取付けることによって、扇子2で車内は遮光されて、直射日光が遮られると共に、目隠しの作用によって、車内は見づらくなる。なお、16はフロントガラス、17はドアミラーである。
図示の扇子2は、フロント側のドアーに取付け状態の一例であって、後部座席側のドアーに取付けてもよい。また、90度以上に開く扇子を用意して、多少閉じた状態で取付けることもできるが、90度で全開する扇子を製造して、全開の状態で取付ける方が、半透明状態に透けて見えるので、違和感が無い。したがって、日差しが強烈な場合や、外部から見づらくしたい場合は、多少閉じた状態にしておくこともできる。
図3は、扇子2の要位置の断面図であり、折り畳んだ状態である。多数の放射状の中骨4…と一対の外骨7、9の要位置では、軸3aが貫通していて、その両端に抜け止め用の頭3、3を有している。そして、扇子2の表側の外骨9から一体に挿入板6を延長させて突出させてある。窓ガラス側に取付ける際は、図示のように、ドアー本体18a・18bの内部に窓ガラス1の下部が挿入されている状態において、該窓ガラス1と室内側ドアー本体18bの上部端縁18eとの間の隙間に挿入板6を挿入することによって保持させる。挿入板6は先端寄りが次第に薄くなるようにクサビ状に形成してあるため、挿入板6を強く差し込むことによって、厚肉部で強固にかつ確実に保持される。
図4は、水平方向の外骨7の先端に取付けたU字状の保持部8の斜視図であり、U字状保持部8を伸縮可能とするために伸縮機構部19を介在させてある。U字状保持部8は、ユ文状となるように、U字状の片方の腕部8aと伸縮部7aが一直線状となるような形状にしてあるが、U字状の他方の腕部8bが伸縮部7aと一直線状となる形状でもよい。あるいは、図5のU字状保持部10のように、U字状の両方の腕部10a、10bの中間に伸縮部9aが位置する形状でもよい。U字状の腕部8a、8bは、先端寄りが次第に薄くなるようにクサビ状に形成して、窓ガラス1と窓枠溝との隙間に挿入し易いようにしてある。
図5は、鉛直方向の外骨9の先端に取付けたU字状の保持部10の斜視図であり、伸縮機構部19を介在させてある。このU字状保持部10は、その両方の腕部10a、10bの中間に伸縮部9aが位置しているが、図4の場合と同様なユ文状となるように、U字状の片方の腕部10aと伸縮部9aが一直線状となるような形状にしたり、他方の腕部10bを伸縮部9aと一直線状にすることもできる。この場合も、U字状の腕部10a、10bの先端寄りが次第に薄くなるようにクサビ状に形成して、窓ガラス1と窓枠溝との隙間に挿入し易いようにしてもよい。あるいは、腕部10a、10bを薄い金属板にすれば、必ずしも、先端寄りを次第に薄くする必要はない。
図6は、図4のU字状保持部8の使用状態を示す水平断面図であり、窓枠fのゴムパッキンPのU字状溝中に窓ガラス1が嵌入している。そして、該パッキンPのU字状溝中に、窓ガラス1と共に、前記のU字状保持部8の他方の腕部8bが嵌入している。すなわち、パッキンPのU字状溝と窓ガラス1との隙間に他方の腕部8bを差し込んだ状態になっている。さらに、窓枠fの窓ガラス1より車室内側の部分Tが、U字状保持部8の片方の腕部8aと他方の腕部8bとの間に嵌入した状態となる。このとき、両方の腕部8aと8bとの間隔を狭めて、窓枠fの窓ガラス1より車室内側の部分Tを挟持する構成にすれば、U字状保持部8の支持がより確実となり、より安定する。
図5のU字状保持部10も、図6と同様にして窓枠fのパッキンPのU字状溝中に差し込んで固定する。この場合も、伸縮機構部19を車室内から操作できるように、室外側の腕部10aを、パッキンPのU字状溝と窓ガラス1との隙間に差し込む。その結果、窓枠fの窓ガラス1より車室内側の部分Tが、U字状保持部10の片方の腕部10aと他方の腕部10bとの間に嵌入した状態となる。
遮光用扇子2の一対の外骨7、9の先端のU字状保持部8、10の位置が装着使用する自動車用の窓枠fのサイズと一致している場合は、必ずしも、外骨7、9に伸縮機構部19を設ける必要性はない。その場合は、一対の外骨7、9の先端に直接、U字状保持部8、10を設けてよい。しかし、各種のサイズに対応できるように、遮光用扇子2のサイズや自動車の窓枠のサイズに応じて、一対の外骨7、9の先端のU字状保持部8、10の位置を窓枠fの位置と合致させるべく、図4、5のように、伸縮機構部19を設けておくと便利である。
図4、5において、一対の外骨7、9に取付け固定した鞘部20の中に伸縮部7a、9aの根元部を挿入して内蔵してあり、内蔵部に操作つまみ21を取付けてある。操鞘部20中の波形部に操作つまみ21のばね部が嵌入しているため、操作つまみ21をスリット22に沿って前後に操作すると、U字状保持部8、10が進出、後退して、ロックされる。このように、操作つまみ21が前後にスライドして、間欠的にロックされるので、窓枠fの位置と合致するまで、U字状保持部8、10の位置をスイラドさせて最適位置を選択し、ロックできるため、各種のサイズに対応できる。なお、この間欠ロック式の伸縮機構部19は一例であって、連続式にスライドさせて任意の位置にロックできる構造も可能である。あるいは、鞘部20の内部に、U字状保持部8、10の伸縮部7a、9aを押し出すように作用するスプリングを内蔵させておいて、U字状保持部8、10を常に窓枠f側に押しつける構造も可能である。なお、鞘部20中の空間に、香料をしみ込ませた香保持体23や木炭などの空気清浄体などを挿入しておくことができる。
以上の実施形態において、使用する扇子2のサイズは任意であり、図示のように窓ガラス1の高さ方向の寸法の全範囲に及ぶ大きなサイズでもよいし、多少小さめでもよい。本発明の場合、U字状の保持部8、10を一対の外骨7、9の先端に伸縮式に設けることによって、任意のサイズの遮光用扇子2を取付けることができ、また吸盤式と違って、窓ガラス1を幾分開けた状態でも窓枠に取付け可能である。
以上のように、扇子の一対の外骨の先端をドアの窓枠に取付け支持することによって、窓ガラスの遮光が行われると共に、目隠しとしても兼用できる。その結果、従来の機能本位のサンシェードと違って、気のきいた遮光法となり、扇子の需要が増えるだけでなく、特に各観光地や名所を印刷したり、広告宣伝の内容を印刷した扇子の需要が増えることになり、産業振興にも寄与できる。また、遮光扇子を装着したままでも、自由に窓ガラスを開閉できる。
自動車の窓ガラスに扇子を取付けた状態を車室内側から見た斜視図である。 自動車の窓ガラスに扇子を取付けた状態を車外から見た斜視図である。 扇子の要部分の付近を示す縦断面図である。 水平方向の外骨先端の取付け手段を示す斜視図である。 鉛直方向の外骨先端の取付け手段を示す斜視図である。 外骨先端のU字状の保持部による保持状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 窓ガラス
2 扇子
3 要の部分
3a 要部分の軸
4 放射状の中骨
5 オーガンジーまたは半透明のシート
6 挿入板(薄板部)
7 水平方向の外骨
7a 水平方向の伸縮部
8 U字状保持部
8a 水平方向の室内側の腕部
8b 水平方向の室外側の腕部
9 鉛直方向の外骨
9a 鉛直方向の伸縮部
10 U字状保持部
10a 鉛直方向の室外側の腕部
10b 鉛直方向の室内側の腕部
11 後部ドアの窓ガラス
12 後部ドア
13 運転席のシート
14 運転席側のドア
15 ハンドル
16 フロントガラス
17 ドアミラー
18a ドア本体の室外側
18b ドア本体の室内側
18e ドア本体の室内側の端縁
19 伸縮機構部
20 鞘部
21 操作つまみ
22 スリット
23 香保持体
f 窓枠
P ゴムパッキン

Claims (4)

  1. ほぼ直角に開いた状態の扇子の一対の外骨の先端をドアの窓枠に支持できるように、一対の外骨の先端にU字状部を設けておいて、このU字状部の中に窓枠の窓ガラスより室内側の部分を収容し、前記U字状部の室外側は窓枠中の窓ガラスとの隙間に差し込んで支持すると共に、
    鉛直方向の外骨の要部分を突出させてなる挿入手段を、ドア本体の室内側パネル上端縁と窓ガラスとの隙間に挿入して支持することを特徴とする扇子式の遮光方法。
  2. 外骨先端の前記U字状部と要部分との間に設けてある伸縮機構を用いて外骨の伸縮部を伸長させることによって、前記U字状部を窓枠に支持することを特徴とする請求項1に記載の扇子式の遮光方法。
  3. ほぼ直角に開いた状態の扇子の一対の外骨の先端をドアの窓枠に支持できるように、一対の外骨の先端にU字状部を設けておいて、このU字状部の中に窓枠の窓ガラスより室内側の部分を収容し、前記U字状部の室外側は窓枠中の窓ガラスとの隙間に差し込める構造とし、
    ドア本体の室内側パネル上端縁と窓ガラスとの隙間に挿入できるように、鉛直方向の外骨の要部分を突出させてなる挿入手段を設けてあることを特徴とする遮光用扇子。
  4. 外骨先端の前記U字状部と要部分との間に、外骨を伸縮させる伸縮機構を設けてあり、しかも一対の外骨間の放射状骨にオーガンジー布、半透明の不織布または半透明のフィルムを貼り付けてあることを特徴とする請求項3に記載の遮光用扇子。
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