JP3072432U - 車両用の補助サンバイザー - Google Patents

車両用の補助サンバイザー

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JP3072432U
JP3072432U JP2000002332U JP2000002332U JP3072432U JP 3072432 U JP3072432 U JP 3072432U JP 2000002332 U JP2000002332 U JP 2000002332U JP 2000002332 U JP2000002332 U JP 2000002332U JP 3072432 U JP3072432 U JP 3072432U
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sun visor
auxiliary
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JP2000002332U
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隆一 熊井
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隆一 熊井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遮光範囲が狭く、前方視界を遮る等の難点のあ
る既設のサンバイザーに、着脱自在に取付けて用い、こ
れ等の難点を無くす為の車両用の補助サンバイザーを提
供する。 【解決手段】透明着色プラスチック板から成る本体1
と、その上縁部を、車両に既設のサンバイザーの下縁部
に着脱自在に連結させる連結用部材2とを備える。連結
用部材には、既設サンバイザーの下縁部に弾力的に嵌め
込ませる嵌込部2bを設け、その内面には摩擦抵抗増大
用の小突起を設けるとよい。又、補助サンバイザーの下
縁部に、延長サンバイザー3を、ヒンジ部を介して連結
してもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車両の内装品としての既設のサンバイザーの遮光範囲を、必要に応 じて、より広げられる様にすると共に、炎天下の駐車時には、日除けとしても役 立つ様に構成した車両用の補助サンバイザーに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、広く使われている車両用、特に自動車用のサンバイザーは、恐らく、使 われ始めた当初から現在に至る迄、その基本的な形態は殆ど変わっていないと思 われる。 然し、この現用のサンバイザーは、遮光範囲が比較的狭いうえに、不透光性材 料製なので前方視界を遮り、肝心の信号機等が見難くなるという大きな難点があ る。
【0003】 そこで、より広い視界範囲を遮光出来る様に、例えば、サンバイザーの内空部 に補助サンバイザーを“引出式”に組込んだり、サンバイザーとは別個に、透光 性のサンバイザーやサングラスを車体に取付ける等の様々な改善策が考えられて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、既存品の難点を改善すべく、その基本構造を改変したサンバイザ ーを開発しても、カーメーカーが採用してくれない限り、実用化は出来ない。
【0005】 そこで、本考案の目的は、必要に応じて、既設のサンバイザーに簡単・迅速に 、然も、着脱自在に取付けられて、既設品の欠点である、遮光範囲の狭さや、前 方視界が遮られる等の問題を顕著に改善出来る様にした、車両用の補助サンバイ ザーを極力安価に提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本考案による車両用の補助サンバイザーは、 既設のサンバイザーに、着脱自在に連結させて用いるものであって、 任意の大きさの透明着色プラスチック板から成る本体1と、その上縁部を、前 記サンバイザーSの下縁部に着脱自在に連結させる為の連結用部材2とを備える ことを特徴とする。 そして、連結用部材2は、帯板を略U字形に折曲させた如き形態を備えて、サ ンバイザーSの下縁部を弾力的に嵌め込ませる嵌込部2bを設けた形態にすると よい。 そして、嵌込部2bの内側面には、サンバイザーSとの摩擦抵抗を増大させる 小突起を設けるとよい。 或いは、連結用部材2は、ヒンジ部を介して本体1に連結させてもよい。 更に、本体1の下縁部に、延長サンバイザー3を、ヒンジ部を介して連結して もよい。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案による補助サンバイザーの幾つかの具体例に就いて、図面を参 照しながら順次説明する。 図1及び図2は、第1実施例の補助サンバイザーA1を示している。 図1の外観を備えたサンバイザーA1の、使用状態を図2に例示した。 図中のRは、乗用自動車等の車両の天井部で、既設のサンバイザーSが取付け られている。
【0008】 補助サンバイザーA1は、略矩形板状の本体1と、その上縁部の左右両端近く に取付けて、この上縁部を既設のサンバイザーSの下縁部に着脱自在に連結させ る為の、1組の連結用部材2,2とで構成されている。
【0009】 この実施例の本体1は、遮光用着色剤を配合した透明プラスチック板から成る 。 本体1の大きさは、この場合、サンバイザーSと略同じであるが、必要に応じ て、適宜に変えることは自由である。
【0010】 図1に示した様に、この実施例の連結用部材2は、プラスチックの射出成形品 である。或いは、金属帯板を屈曲加工する等して作ってもよい。 連結用部材2は、本体1側に固着さる固定部2aと、サンバイザーSの下縁部 に弾力的に嵌め込ませる為の、ほぼU形に屈曲させた嵌込部2bとを、一体化さ せた構成を備えている。固定部2aは、接着やビス止め等によって、本体1に固 定させる。
【0011】 そして嵌込部2bの内側面には、連結用部材2をサンバイザーSから脱落し難 くする為に、摩擦抵抗を増大させる小突起(図示略)を点綴状に設けている。
【0012】 サンバイザーA1の使い方は、不使用時は、車両のドアの内面に設けられたポ ケット等に収めて置き、必要時に取り出して、1組の連結用部材2の夫々の嵌込 部2bを、図2に示した様に、サンバイザーSの下縁部に夫々押し込めば、補助 サンバイザーA1を、サンバイザーSに取付ける操作は殆ど瞬時にして終わる。
【0013】 そこで、その時々の日差しの状況に応じて、サンバイザーS及び補助サンバイ ザーA1を、例えば、図2に実線で示した状態に引き下げれば、前方視界を妨げ る不都合を招かずに、必要にして十分な遮光効果が得られる。
【0014】 補助サンバイザーA1が不要になったら、サンバイザーSから取り外して、再 びドアーポケット等に収めればよい。 或いは、図2に仮想線で示した様に、サンバイザーSと共に、天井部Rまで跳 ね上げてもよい。
【0015】 次に、図3は、第2実施例の補助サンバイザーA2を示している。 第1実施例との相異点は、連結用部材の構成にある。 即ち、図に示した様に、この実施例の連結用部材2は、接着やビス止め等の適 宜の手段によって、本体1側に固着させた固定部2aと、サンバイザーSの下縁 部に弾力的に嵌め込ませる嵌込部2bとを、ヒンジ部2cを介して一体に連結さ せた構成を備えている。
【0016】 次に、図4及び図5は、第3実施例の補助サンバイザーA3を示している。 この補助サンバイザーA3の特徴は、補助サンバイザーA1の本体1の下縁部 に、延長サンバイザー3を、ヒンジ部4を介して連結したところにある。
【0017】 この実施例の延長サンバイザー3は、補助サンバイザーA1と同じ材質のもの を用いている。その大きさは、必要に応じて適宜に決めればよい。 然し、同じ材質である必要はなく、例えば、板厚をより薄くして軽量化を図っ たり、より遮光性能の高い材質のものを用いてもよい。
【0018】 補助サンバイザーA3は、不使用時には、図5に仮想線で示した様に、本体1 と延長サンバイザー3とを、ヒンジ部2c及び4の箇所で折り畳んでサンバイザ ーSに重ねた状態で天井部Rに沿わせることが出来る。
【0019】 その使い方は、例えば、朝・夕の太陽の高度が低くて、サンバイザーSを完全 に引き下げてしまうと、交差点の信号機が見えなくなる場合等に、サンバイザー Sは、天井面に沿わせた不使用状態のままで、或いは、あまり引き下げない状態 で、本体1と、延長サンバイザー3とを共に完全に引き下げる。
【0020】 この様にすれば、日差しが最もまぶしく感じられて危険な朝・夕時でも、前方 視界が良好に確保された状態で、安全運転することが出来る。 勿論、日差しの状況によっては、図5に示した様に、サンバイザーS、本体1 、及び延長サンバイザー3の三者を、共に引き下ろした状態にしてもよい。
【0021】 この様な状態にすれば、炎天下で駐車する時には、補助サンバイザーA3を、 車室内の昇温を防ぐ“日除け”としても役立たせることが出来る。 この効果は、補助サンバイザーA1,A2に就いても、程度の差はあるが、同 様に得られる。 その場合には、助手席側のサンバイザーSにも、補助サンバイザーA3(A1 ,A2)を取付けるとよい。
【0022】 尚、上記各実施例に於いて、連結用部材2の構造は図示に限られず、既設のサ ンバイザーSの下縁部を弾力的に把持し、且つ、本体1の上縁部に固定させ得る 機能を備えれば足りる。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本考案による車両用の補助サンバイザーは 、現在広く使われているサンバイザーの、不十分な機能を改善乃至は補佐すべく 考案された、従来の様々なタイプの補助サンバイザーに比べて、以下に列挙した 如き、実用上の優れた効果を奏する。 (a)遮光範囲をより拡げられ、然も、前方視界を妨げない。 (b)必要に応じて、既設のサンバイザーに簡単・迅速に、然も、着脱自在に 取付けらて、取扱性が優れる。 (c)構造が単純なので、安価に提供出来る。 (d)従って、誰でも、極く手軽に利用し易い。 (e)太陽高度が低く、最もまぶしい時でも、前方視界を遮らずに済むので、 安全運転上、極めて好ましい。 (f)炎天下の駐車中時に、車室内の“日除け”としても流用出来る。 (g)その場合、屏風の様に折畳式で、使用の都度、面倒な着脱操作を要する 、既存の“日除け”に比べて、遙かに簡便に利用出来る。 (h)カーメーカー毎にタイプが異なる様々なサンバイザーに、共用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すもので、補助サンバ
イザーの斜視図である。
【図2】同上、使用状態の一例の説明図である。
【図3】本考案の第2実施例を示すもので、補助サンバ
イザーの斜視図である。
【図4】本考案の第3実施例を示すもので、補助サンバ
イザーの斜視図である。
【図5】同上、使用状態の一例の説明図である。
【符号の説明】
A1,A2,A3 補助サンバイザー S 既設のサンバイザー R 天井部 1 本体 2 連結用部材 2a 固定部 2b 嵌込部 2c ヒンジ部 3 延長サンバイザー 4 ヒンジ部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設のサンバイザーに、着脱自在に連結
    させて用いるものであって、 任意の大きさの透明着色プラスチック板から成る本体1
    と、その上縁部を、前記サンバイザーSの下縁部に着脱
    自在に連結させる為の連結用部材2とを備えることを特
    徴とする車両用の補助サンバイザー。
  2. 【請求項2】 前記連結用部材2は、帯板を略U字形に
    折曲させた如き形態を備えて、サンバイザーSの下縁部
    を弾力的に嵌め込ませる嵌込部2bを備えることを特徴
    とする請求項1記載の車両用の補助サンバイザー。
  3. 【請求項3】 前記嵌込部2bの内側面に、サンバイザ
    ーSとの摩擦抵抗を増大させる小突起を設けたことを特
    徴とする請求項2記載の車両用の補助サンバイザー。
  4. 【請求項4】 前記連結用部材2を、ヒンジ部を介して
    前記本体1に連結させたことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の車両用の補助サンバイザー。
  5. 【請求項5】 前記本体1の下縁部に、延長サンバイザ
    ー3を、ヒンジ部を介して連結したことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の車両用の補助サンバイ
    ザー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03219955A (ja) * 1990-01-26 1991-09-27 Nippon Baldwin Kk シートデカーラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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