JP2019012097A - サンバイザ係止パネル及びその使用方法 - Google Patents

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正志 滝波
Masashi Takinami
正志 滝波
靖洋 孫
Yasuhiro Son
靖洋 孫
茉耶 山田
Maya Yamada
茉耶 山田
宏子 中村
Hiroko Nakamura
宏子 中村
響平 吉村
Kyohei Yoshimura
響平 吉村
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Abstract

【課題】サンバイザに安定して係止することができ、従来と異なる表現方法を用いて顧客の注意を惹くことが可能なサンバイザ係止パネルを提供する。【解決手段】サンバイザ係止パネル1は、天井面と、フロントガラスと、所定距離を置いて天井面に取り付けられた第1及び第2固定手段と、この2つの固定手段により固定した回動軸と、この周りに回動自在に装着されたサンバイザと、を備える車両内において、サンバイザに装着可能な上方の装着部10と、連結線を境にしてその下方に連結された表示部20とで構成され、上下方向と幅方向とを有し、表面と裏面とを有するパネルであり、回動軸と天井面、および、2つの固定手段とが形成する、幅が前記所定距離であるスリットに、前記装着部を挿入して装着し、表示部の表面又は裏面を表示面としてフロントガラスに対向させ、表示面に表現したメッセージを表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、サンバイザ係止パネルに関する。
特許文献1は、「自動車のフロントガラスにおける車室内側に設けられることで、車両の価格等の情報を車両外部から視認できる表示具であって、前記情報が記載された表示紙が差し込まれる長方形状で、ポリプロピレンで形成されている複数の表示紙収納部と、前記フロントガラスに固定するための吸盤と、前記表示紙収納部の前記表示紙を差し込み可能な上半部位、下半部位におけるそれぞれの連結線における幅方向両端部に形成されている吸盤装着部と、によって構成されていることを特徴とする表示具」に係る考案を開示している。特許文献1によれば、表示具を利用して車両の価格だけでなく、車両の装備品の特徴といった情報を、消費者に対して把握しやすいような位置に表示することができる。
特許文献1のような表示具は、車両のフロントガラスの内側から、4つの吸盤で固定するため、フロントガラスのどのような位置にでも取り付けることができる。このようなフロントガラスに吸盤で固定する表示具は一般的であり、種々の考案がなされている。また、以下の特許文献2、3には、ダッシュボードやサンバイザを利用して設置する表示具が開示されている。
すなわち、特許文献2は、「自動車のダッシュボード上に位置づけられてその自動車についての価格などの情報をフロントウインドウの内方から外部に向けて表示する表示具であって、表面を表示面とすると共に、上辺部にルームミラー又はサンバイザに後方から支持される被支持部とすると共に、この被支持部を表示板の上辺部よりも上方に移動可能にこの表示板の裏面に備えられたスライドホルダーとを備えてなる表示具」に係る考案を開示している。
また、特許文献3は、「車室内天井面と、該車室内天井面に沿うように回動位置付けられたサンバイザ上面との間に差し入れられる差し込み板部と、この差し込み板部から屈曲状に備えられてフロントガラスの側に取付面を向かい合わせた装着板部とを備えた指示板と、この支持板の前記装着板部の取付面に着脱可能に取り付けられた自動車の価格等の表示面を備えた表示板とよりなり、この表示板の表示面が、前記車室内天井面とサンバイザ上面との間に前記指示板の差し込み板部を差し入れた際に、車室外より視認可能としてあることを特徴とする自動車の価格等の表示板」に係る考案を開示している。
実用新案登録第3201683号公報 特開2010−8779号公報 実用新案登録第3100100号公報
この様に、フロントガラス越しに中古車等に関する情報を提供する表示具には、種々のタイプが存在するが、どの表示具も情報の表現が平面的で代り映えせず、顧客の注意を惹く表現方法に乏しい。特許文献2、3の表示具は設置方法に工夫がなされているが、特許文献2のダッシュボードに設置する表示具は構成要素が多く、特許文献3のサンバイザを利用して設置する表示具も構成要素が多いほか、サンバイザに安定して固定するのが困難である。
そこで、本発明は、サンバイザに安定して係止することができ、従来と異なる表現方法を用いて顧客の注意を惹くことが可能なサンバイザ係止パネルを提供する。
本発明に係るサンバイザ係止パネルは、天井面と、フロントガラスと、所定距離を置いて該天井面に取り付けられた2つの固定手段(第1固定手段及び第2固定手段)と、該2つの固定手段により、該天井面及び該フロントガラスに平行に固定した回動軸(以下、この固定した回動軸を単に「回動軸」と呼ぶ)と、該回動軸の周りに回動自在に装着され、該天井面から該フロントガラス方向へ開閉可能な矩形板状のサンバイザと、を備える車両内において、
前記サンバイザに装着可能な上方の装着部と、連結線を境にして該装着部の下方に連結された表示部とで構成され、上下方向と幅方向とを有する2次元状で、表面と裏面とを有するパネルであって、
前記回動軸と前記天井面、および、前記第1固定手段と前記第2固定手段とが形成する、該回動軸に沿った幅が前記所定距離であるスリットに、前記装着部を挿入して装着し、該装着部と連結された前記表示部の表面又は裏面を表示面として前記フロントガラスに対向させ、該表示面に表現したメッセージを表示する。
上記サンバイザ係止パネルは、前記表面と前記裏面とが境界端部で画定されており、前記表示部に、相互に平行となるように穿設された複数の差込みスリットの組が1組以上設けられている。
本発明に係るサンバイザ係止パネルは、前記表示部において、前記境界端部間の前記幅方向の最大幅(以下、単に「表示部の最大幅」という)は、200mm以上、450mm以下が好適である。
本発明に係るサンバイザ係止パネルは、前記表示部において、前記境界端部が前記連結線と平行な下端部を有しており、該下端部に、これと平行に直線状の補強部材を取り付けるのが好適である。
本発明に係るサンバイザ係止パネルは、前記装着部において、該装着部を前記スリットに挿入して前記サンバイザに装着した際に、前記回動軸に当接して係止される係止部と、その上端が該係止部の下端と屈曲可能に連結され、その下端が前記連結線と一致して前記表示部と連結され、該係止部と該表示部とを接続する接続部と、その下端が該係止部の上端と屈曲可能に連結され、該接続部との間に該サンバイザを挟み込む挟持部と、を含み、前記装着部を前記スリットに挿入し、前記接続部と前記挟持部との間に前記サンバイザを挟み込み、前記係止部が前記回動軸に当接してこれに係止されて、前記装着部を前記サンバイザに装着する。
本発明に係るサンバイザ係止パネルにおいて、前記装着部を構成する挟持部と係止部と接続部における最大幅(以下、単に「装着部の最大幅」という)は、前記スリットの幅を画定する前記第1固定手段と前記第2固定手段間の前記所定距離よりも小さいことを特徴とする。
本発明に係るサンバイザ係止パネルにおいて、前記装着部の最大幅は、100mm以上、200mm未満が好ましい。
本発明に係るサンバイザ係止パネルにおいて、前記装着部の最大幅は、150mm以上、190mm以下が更に好適である。
前記装着部が前記サンバイザに装着された前記サンバイザ係止パネルにおいて、前記装着部の最大幅は、前記表示部の最大幅の25%以上44%未満が好適である。
前記装着部が前記サンバイザに装着された前記サンバイザ係止パネルにおいて、前記装着部の最大幅は、前記表示部の最大幅の33%以上42%以下が更に好適である。
本発明に係るサンバイザ係止パネルの前記装着部において、前記挟持部に切欠きを設け、該装着部を前記サンバイザに装着した際に、前記天井面と該サンバイザの上面間に挟み込まれた該装着部の該切欠きを下方に起立させて該サンバイザの下面に当接させ、該装着部と該切欠きとで該サンバイザを挟持可能としてもよい。
本発明に係るサンバイザ係止パネルは、上下及び左右の端部に画された表面と裏面とを有する矩形状であり、該上下の端部又は左右の両端部にそれぞれ差込み部(上差込み部と下差込み部又は左差込み部と右差込み部)を設けた表示カードを、前記複数の差込みスリットの組の各組から選んだ2つの差込みスリットに前記両端部の差込み部をそれぞれ差し込んで、フロントガラス側に凸状に湾曲し得ることを特徴とする。
本発明に係るサンバイザ係止パネルにおいて、前記表示カードは、文字、図形、記号あるいは色又はこれらの組み合わせによる表現を、前記表面及び/又は前記裏面に表示し得る。
本発明に係るサンバイザ係止パネルにおいて、前記第1固定手段は前記天井面に取り付けられた軸受部であり、前記第2固定手段は、前記天井面から突出し、略直角に折曲して回動軸と連結する縦軸部であってよい。
本発明に係るサンバイザ係止パネルの使用方法は、
(1)装着部と表示部とが連結されたサンバイザ係止パネルを準備するステップと、
(2)複数の表示カードを準備するステップと、
(3)前記表示部に穿設された差込みスリットの組に、それぞれ適当な表示の前記表示カードを差し込んで、所望のメッセージを表現するステップと、
(4)前記装着部を車両内のスリットに挿入し、該装着部をサンバイザに装着するステップと、
(5)前記スリット内で前記装着部の配置を調整し、前記表示部の鉛直方向に対する姿勢を調整するステップと、を含む。
本発明に係るサンバイザ係止パネルは、表示部と装着部が連結される構成であり、サンバイザに装着する装着部が、接続部と係止部と挟持部とが屈曲可能に連結されて構成される。サンバイザへの装着時には、接続部と挟持部との間にサンバイザを挟み込み、係止部が回動軸に当接してこれに係止されるので、装着部を安定してサンバイザに装着することができる。
本発明に係るサンバイザ係止パネルは、表示部の境界端部の最大幅を450mm以下の近傍とし、顧客の視覚に訴えると共に、あらゆるサイズの車種に対応できるように設計した。そして、表示部と連結する装着部の幅を、望ましくは100mm以上、200mm未満、より好適には150mm以上、190mm以下とし、装着部を挿入するサンバイザと天井面間で装着部を動かすための空間的余裕を設けた。このため、本発明のサンバイザ係止パネルは、サンバイザに装着する際に、この装着部に連結する表示部を鉛直方向に真っすぐに向くように、容易に調整することができる。
また、本発明に係るサンバイザ係止パネルは、複数の差込みスリットの組の各組から選んだ2つの差込みスリットに、表示カードの両端部をそれぞれ差し込んで、フロントガラス側に凸状に湾曲させて、様々なメッセージをフロントガラス越しに表示することができる。
複数の差込みスリットから成る差込みスリットの組において、選択する2つの差込みスリット間の距離によって、表示カードの湾曲度を効果的に調整することができる。従来の表示板は平面状にメッセージを表示していたため、表示カードを湾曲させ、フロントガラス方向に突出させる本発明のサンバイザ係止パネルの表示メッセージは、顧客の注意を惹起し、情報伝達や広告・宣伝効果を著しく向上させることができる。
本発明に係るサンバイザ係止パネルの正面図。 本発明に係るサンバイザ係止パネルと複数の表示カードの正面図。 本発明に係る別の態様のサンバイザ係止パネルと複数の表示カードの正面図。 本発明に係る表示カードを装着したサンバイザ係止パネルの斜視図。 天井に取り付けられた第1固定手段、第2固定手段、回動軸および(a)回動軸に装着するサンバイザの上面の分解模式図、(b)回動軸に装着したサンバイザの上面の模式図。 天井に取り付けられたサンバイザの、(a)閉状態の下面の斜視図、(b)開状態の上面の正面図。 折曲させて車のサンバイザに係止(装着)させた、本発明に係るサンバイザ係止パネルの裏面図。 車のフロントガラスに表示部を対向させて、フロントガラス越しにメッセージを表示する、本発明に係るサンバイザ係止パネルの正面図。 本発明の実施例に係るサンバイザ係止パネルの(a)表示板と複数の表示カードの正面図、(b)表示カードをセットしたサンバイザ係止パネルの正面図、(c)表示カードをセットしたサンバイザ係止パネルの他の態様の正面図。 本発明の実施例に係るサンバイザ係止パネルの正面図及び背面図。 本発明の実施例に係るサンバイザ係止パネルの右側面図、左側面図及びこれらの部分拡大図。 本発明の実施例に係るサンバイザ係止パネルの平面図、底面図及びこれらの断面図、部分拡大図。 本発明の実施例に係るサンバイザ係止パネルの使用状態を表す参考図。 (a)本発明の実施例に係るサンバイザ係止パネルの正面図、(b)サンバイザに装着された実施例に係るサンバイザ係止パネルの裏面図、(c)サンバイザに装着された実施例に係るサンバイザ係止パネルの側面図。
以下、図面を参照しながら本発明に係るサンバイザ係止パネルの実施形態及び実施例について説明する。なお、以下各図面を通して同一の構成要素には同一の符号を使用するものとする。
[サンバイザ係止パネル]
サンバイザ係止パネル1
本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、図7、図8に示すように、車両100内に取り付けられたサンバイザ110に装着可能なパネルである。
一般的な車両100は、図7のように、天井面102と、フロントガラス104と、天井面102からフロントガラス104方向へ開閉可能な矩形板状のサンバイザ110と、を備える。そして、サンバイザ110は、原理的には、図5(a)のように所定距離を置いて天井面102に取り付けられた2つの固定手段である第1固定手段107及び第2固定手段108により、天井面102及びフロントガラス104に平行に固定し得る回動軸109に、図5(b)のように回動軸109の周りに回動自在に装着される。図6(a)は天井102に取り付けられた、閉状態におけるサンバイザ110の下面の斜視図、図6(b)は開状態におけるサンバイザ110の上面の正面図である。
なお、車種によって、回動軸109は2つの固定手段(第1固定手段107、第2固定手段108)と着脱可能な場合もあるが、以下本明細書では、特に断らない限り、2つの固定手段により天井面102及びフロントガラス104に平行に固定した状態の回動軸を、単に「回動軸」と呼ぶこととする。
本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、図1に示すように、サンバイザ110に装着可能な上方の装着部10と、連結線2を境にして装着部10の下方に連結された表示部20とで構成され、図1のように上下方向と幅方向(左右方向)とを有する2次元状で、表面1Fと裏面1B(図示せず)を有している。そして、サンバイザ係止パネル1は、図5(b)のように回動軸109と天井面102、および、第1固定手段107と第2固定手段108とが形成する、回動軸109に沿った幅が上記所定距離であるスリット111に、装着部10を挿入して装着する。装着部10と連結された表示部20の表面1F又は裏面1Bを表示面としてフロントガラス104に対向させ、当該表示面に表現したメッセージを表示する。
なお、図5(a)、(b)には、固定手段106(第1固定手段107及び第2固定手段108)を原理的に示したが、市場には何種類かのバリエーションが存在している。例えば、図6(b)に示す固定手段106では、第1固定手段107は天井面102に取り付けられた軸受部である。また、第2固定手段108は、天井面102から突出し、略直角に折曲して回動軸109と直に連結する縦軸部である。この縦軸部(第2固定手段)108は、回動軸109と一体成形され、縦軸部(第2固定手段)108が天井面102内で回転することにより、回動軸109が連動して天井面102と平行な面内で回転できる機構となっている。このように固定手段106(第1固定手段107及び第2固定手段108)にはいくつかのバリエーションが存在するが、本発明においては、図5(b)のように、回動軸109、天井面102、および、固定手段106(第1固定手段107及び第2固定手段108)がスリット111を形成するタイプの固定手段106であれば、その態様は特に限定されない。
装着部10
本発明に係るサンバイザ係止パネル1において、装着部10は、図1に示すように、装着部10をスリット111(図5(b)参照)に挿入した際に、サンバイザ110の回動軸109に当接して係止される係止部14と、その上端が係止部14の下端と屈曲可能に連結され、その下端が連結線2と一致して表示部20と連結され、係止部14と表示部20とを接続する接続部16と、その下端が係止部14の上端と屈曲可能に連結され、接続部16との間にサンバイザ110を挟み込む挟持部12と、を含む。サンバイザ110への装着時には、装着部10をスリット111に挿入し、接続部16と挟持部12との間にサンバイザ110を挟み込み、係止部14が回動軸109に当接してこれに係止されて、装着部10をサンバイザ110に安定的に装着することができる。
上述のように、第1固定手段107と第2固定手段108間の距離は、予め定まった上記所定距離であるので、固定手段106(第1固定手段107と第2固定手段108)により画される回動軸109(及び天井面102)と平行方向のスリット111の幅も、固定手段106間の上記所定距離である。したがって、装着部10をスリット111に挿入してサンバイザ110に装着(係止)させるには、図1、図3に示す、装着部10を構成する挟持部12と係止部14と接続部16における最大幅A(以下、単に「装着部の最大幅A」又は「最大幅A」ともいう)は、スリット111の幅を画定する第1固定手段107と第2固定手段108間の上記所定距離よりも小さくする必要がある(図7参照)。
表示部20
次に、図1のように、上記装着部10と連結線2を境にしてその下方に連結される表示部20について説明する。本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、図7に示すように、回動軸109と表示部20上端部に位置する連結線2(図1参照)とが平行となるように装着部10がスリット111に挿入され、スリット111の下端となる回動軸109(図5(a)、(b)参照)、すなわちサンバイザ110の上端に装着部10の係止部14が平行に当接して係止され、サンバイザ110に装着される。連結線2と回動軸109とは平行になるように装着部10がサンバイザ110に装着されることにより、表示部20の上下方向が鉛直方向に一致し、所望の姿勢で表示部20の表示面をフロントガラス104に対向させることができる。
サンバイザ係止パネル1は、表面1Fと裏面1Bとが境界端部1Sで画定されており、図1に示す表示部20において、この境界端部1Sは長方形状であり、上端左部20UL、上端右部20UR,左端部20L、右端部20R、下端部20Dである。そして表示部20には、相互に平行となるように穿設された複数の差込みスリット30の組30Gi(i=1,2、・・・)が、少なくとも1組以上設けられる。
図1において、複数の差込みスリット30の組30Gi(i=1、2、・・・)は4組(i=1、2、3、4)であり、各組30Gi(i=1,2、3、4)において、相互に平行となるように穿設された複数の差込みスリット30の数は3個である。本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、以下に詳述するが、図4のように、複数の差込みスリットの組30Gi(i=1、2、・・・)の各組から選んだ2つの差込みスリット30に、表示面に文字等を表示した表示カード50の両端部をそれぞれ差し込んで、表示部20の表面及び/又は裏面に表現したメッセージないしは情報を表示することができる。
差込みスリット30の組30Gi(i=1、2、・・・)において、1組の差込みスリット30は、図1又は図2のように装着部10から表示部20方向(以下、単に「上下方向」という)に相互に平行となるように穿設されてもよく、図3のように、装着部10から表示部20方向とは直角となる方向(以下、単に「幅方向」又は「左右方向」という)に、相互に平行となるように穿設されてもよく、1組の差込みスリット30が相互に平行となるように穿設される方向は任意であってよい。図2において、差込みスリット30の組30Gi(i=1、2、3、4)は、幅方向(左右方向)に4組配置され、図3において30Gi(i=1、2、3、4)は、上下方向に2組配置されている。
上述のように、本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、図7や図8のように、表示部20の表面及び/又は裏面に表現したメッセージないしは情報をフロントガラス104越しに表示するため、表示部20は視覚に訴える好適なサイズである必要がある。本発明に係るサンバイザ係止パネル1をサンバイザ110に装着した場合(図7参照)、表示部20において、境界端部1S間の幅方向の最大幅B((以下、単に「表示部20の最大幅B」又は「最大幅B」ともいう)(図1参照)は、200mm以上、450mm以下であることが望ましい。
表示部20の最大幅Bが450mmより大きいと、サンバイザ110に装着した本発明のサンバイザ係止パネル1のドア側の境界端部1S(図1において20L又は20R)が、軽自動車のような車幅の狭い車種のドア機構に接触して、表示部20を天井面102と垂直方向(以下、「鉛直方向」ともいう)に真っすぐ表示できなくなる場合がある。また、表示部20の最大幅Bが200mmより小さいと、表示部20に表示する文字、図形等が小さくなり、メッセージないしは情報を効果的に表現できなくなる恐れがある。したがって、十分な大きさでメッセージを発信し、かつ、車幅が普通車以下のあらゆる車種で鉛直方向に真っすぐ表示できる好適な表示部20の境界端部1Sの最大幅B(表示部20の最大幅B)は、450mm以下の近傍の数十mm程度である。
本発明のサンバイザ係止パネル1を普通車や軽自動車に用いる場合、上記のように、表示部20の境界端部1Sの最大幅Bを最適値の450mmとすると、表示部20と連結する装着部10(挟持部12、係止部14、接続部16)の最大幅Aは、100mm以上、200mm未満が望ましい(図1〜図3参照)。最大幅Aは、上述のように、固定手段106(第1固定手段107と第2固定手段108)間の所定距離よりも小さくする必要があるが、最大幅Aを、この所定距離よりも小さいものの200mm以上とすると、この装着部10に連結する表示部20を鉛直方向に真っすぐ表示するための遊びがなくなる。遊びとは、固定手段106(第1固定手段107と第2固定手段108)間で装着部10を幅方向に動かして、表示部20の配置を調整するための、スリット111内での装着部10の幅方向における空間的余裕である。逆に、装着部10の最大幅Aを100mm未満とすると、装着部10が表示部20を安定して支持できなくなる。このように、最大幅Aは、100mm以上、200mm未満が望ましいが、150mm以上、190mm以下とすれば更に好適である。
上述のように、あらゆる車種に対応できるという点で最適な表示部20の最大幅Bは450mm以下の近傍であるが、例えば、トラックやトレーラーなど、車幅の大きい車に適合させる場合や、差込みスリット30の組30Gi(i=1、2、・・・)が表示部20に斜め方向に配置される場合など、表示部20を鉛直方向に真っすぐ表示しなくてよい場合は、最大幅Bは450mm以上であってもよい。また、メッセージ、情報が細かい注意書きであるなど、その内容等によっては、最大幅Bは200mm以上である必要はなく、200mm未満であってよい。
支持部
以上、本発明に係るサンバイザ係止パネル1を構成する相互に連結された装着部10と表示部20について説明したが、その形状は、図1のように装着部10と表示部20の境界端部1Sが共に長方形状であるのが最もオーソドックスである。しかし、図3のように、境界端部1Sの形状に変化をつけてもよく、これらの形状は特に限定されない。また、本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、装着部10と表示部20とが一体成形されるのが好ましく、これらを形成する材料は、例えばポリスチレンが軽量で強く、耐熱性、柔軟性にも優れているが、特に限定されることはない。
また、図1のように、表示部20の境界端部1Sが連結線2と平行な下端部20Dを有している場合は、下端部20Dに、これと平行に直線状の補強部材24を取り付けると、表示部20の反りを効果的に抑制することができる。また、装着部10をサンバイザ110に装着後、挟持部12に、固定手段106(第1固定手段107と第2固定手段108)間の所定距離より長い支持部材を取り付けて、装着部10がスリット111から脱落しないようにストッパーとしてもよい。
表示カード50
本発明に係る表示カード50は、上下及び左右の端部に画された表面と裏面とを有する矩形状であり、該上下の端部又は左右の両端部にそれぞれ差込み部52(上差込み部52Uと下差込み部52D又は左差込み部52Lと右差込み部52R)を設けた。本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、複数の差込みスリット30の組30Gi(i=1,2、・・・)の各組から選んだ2つの差込みスリット30に、表示カード50の両端部の差込み部52をそれぞれ差し込んで、フロントガラス104側に凸状に湾曲させることができる。
すなわち、本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、図2〜図4のように、複数の差込みスリットの組30Gi(i=1,2、・・・)の各組から選んだ2つの差込みスリット30に、表示面に文字等を表示した表示カード50の両端部の差込み部52をそれぞれ差し込んで、表示部20の表面及び/又は裏面に表現したメッセージないしは情報を表示することができる。表示カード50は、表面と裏面とを有し、文字、図形、記号あるいは色又はこれらの組み合わせによる表現を、表面及び/又は裏面に表示する。
差込みスリットの組30Gi(i=1,2、・・・)における1組の差込みスリット30が、図2のように上下方向に穿設されている場合、表示カード50は、上差込み部50Uと下差込み部50Dとを、差込みスリットの組30Gi(i=1,2、・・・)の各組から選んだ2つの差込みスリット30に差し込んで、表面及び/又は裏面に表した文字等を表示する。また、図3のように、1組の差込みスリット30が、幅方向に穿設されている場合は、左差込み部50Lと右差込み部50Rとを、差込みスリットの組30Gi(i=1,2、・・・)の各組から選んだ2つの差込みスリット30に差し込んで、表面及び/又は裏面に表した文字等を表示する。このような差込み部は、差込みスリットの組30Gi(i=1,2、・・・)における1組の差込みスリット30の配列の仕方に応じて、適宜表示カード50の端部に設ければよい。
図2、図3のように、差込みスリット30の組30Gi(i=1、2、3、4)が複数あれば、それぞれの差込みスリットの組30Gi(i=1,2、・・・)に、適当な表示の表示カード50を差し込んで、様々なメッセージを表現することができる。すなわち、本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、図4のように、複数の差込みスリットの組30Gi(i=1、2、3、4)の各組から選んだ2つの差込みスリット30に、表示カード50の両端部の差込み部52をそれぞれ差し込んで、フロントガラス104側に凸状に湾曲させて、様々なメッセージをフロントガラス104越しに表示することができる。
また、差込みスリットの組30Gi(i=1,2、・・・)において選択する2つ差込みスリット30の距離によって、図4のような表示カード50の湾曲度を変化させることができる。従来の表示板は平面状にメッセージを表示していたため、表示カード50を湾曲させ、フロントガラス104方向に突出させる本発明のサンバイザ係止パネル1の表示メッセージは、顧客の注意を惹起し、情報伝達や広告・宣伝効果を著しく向上させることができる。
次に、本発明に係るサンバイザ係止パネル1の使用方法について説明する。
[サンバイザ係止パネルの使用方法]
本発明に係るサンバイザ係止パネル1を用いたパネルの使用方法は、
(1)装着部10と表示部20とが連結されたサンバイザ係止パネル1を準備するステップと、
(2)複数の表示カード50を準備するステップと、
(3)表示部20に穿設された差込みスリット30の組30Gi(i=1,2、・・・)に、それぞれ適当な表示の表示カード50を差し込んで、所望のメッセージを表現するステップと、
(4)装着部10をスリット111に挿入し、装着部10をサンバイザ110に装着するステップと、
(5)表示スリット111内で装着部10の配置を調整し、表示部20の鉛直方向に対する姿勢を調整するステップと、
を含む。
以下、本発明に係るサンバイザ係止パネル1の実施例について説明する。
最大幅Bに対する最大幅Aの好適な比率
典型的な軽自動車、普通車、トラック、貨物用トレーラーで、サンバイザ110のサイズを調べた結果、以下のようなおおよその平均値を得た。
Figure 2019012097
上記のように、普通車以下(軽自動車又は普通車)のあらゆる車種で、表示部20を鉛直方向に真っすぐ表示できる好適な表示部20の最大幅Bは、450mm以下の近傍の数十mm程度である。そして、この時、装着部10の最大幅Aは、100mm〜200mm未満が望ましく、150mm〜190mm以下とすれば更に好適である。しかし、上記[表1]のように、トラック、貨物用トレーラーなどの大型車両では、好適な表示部20の最大幅Bは、450mmより大きくなると想定され、この場合、装着部10の最大幅Aの好適値も200mm以上になると予想される。
そこで、装着部10がスリット111に装着された、図1、図3に示すようなサンバイザ係止パネル1を複数用意して、装着部10の最大幅Bをいくつか変えた場合、装着部10の最大幅Aと最大幅Bの比率の好適な範囲を調べた。
その結果、表示部20を安定させて装着部10をサンバイザ110に係止でき、サンバイザ係止パネル1全体の見栄えを良くできる、最大幅Bに対する最大幅Aの比率は、25%以上44%未満が好ましく、33%以上42%以下であれば更に好適であった。
次に、実施例2に係る本発明のサンバイザ係止パネル1について、図9(a)〜(c)、図10(a)〜図10(d)を用いて説明する。
図10(a)〜図10(d)に、実施例2に係るサンバイザ係止パネル1の6面図を示す。図10(a)は、サンバイザ係止パネルの正面図及び背面図を、図10(b)は右側面図と左側面図及びこれらの部分拡大図を、図10(c)は平面図、底面図及びこれらの断面図と部分拡大図を、図10(d)はサンバイザ係止パネルの使用状態を表す参考図を、それぞれ表している。
実施例2に係るサンバイザ係止パネル1において、図9(a)左側に示すように、表示部20と装着部10とは連結線2で画され、それぞれ長方形状である。表示部20は幅450mmと、高さ(連結線2と下端部20Dとの距離)を350mmとし、「ご成約済み」の句を表面に記載した。装着部10を構成する挟持部と係止部と接続部の幅をいずれも連結線2と同じ180mmとし、装着部10の高さ(挟持部12の上端と連結線2の距離)を175mmとした。
表示部20に、4組の差込みスリット30の組30Gi(i=1、2、3、4)を左右方向に配置し、そのそれぞれの組に上方に2つ、下方に1つの計3個の差込みスリット30を相互に平行となるように上下方向に穿設した。また、各差込みスリット30の組30Giに差し込んで表示する表示カード50を、図9(a)右側に示すように用意した。
図9(b)は、各差込みスリット30の組30Gi(i=1、2、3、4)の最上段と最下段の差込みスリット30に、それぞれ「1」、「2」、「3」、「.4万円」の表示カード50を差し込んだ正面図である。また、図9(c)は、各差込みスリット30の組30Gi(i=1、2、3、4)の上から2段目と最下段の差込みスリット30に、それぞれ同様の表示カード50を差し込んだ正面図である。いずれも、表示カード50を差し込むことにより「123.4万円」のメッセージを表示することができ、表示カード50を外せば、「ご成約済み」のメッセージを表示することができる。
このように、本発明に係るサンバイザ係止パネル1は、差込みスリットの組30Gi(i=1,2、・・・)の2つの差込みスリット30の選択の仕方によって、表示カード50の湾曲度を変化させることができる。そのため、フロントガラス104方向への上記メッセージの突出度を変化させることができ、フロントガラス104越しに見る当該メッセージの印象を調整することができる。すなわち、本発明のサンバイザ係止パネル1の表示メッセージは、顧客の注意惹起効果に優れ、情報伝達や広告・宣伝効果を著しく向上させることができる。
ストッパー121
上述のように、挟持部12に、固定手段106間の所定距離より長い支持部材を取り付けて、装着部10がスリット111から脱落しないようにストッパーとしてもよいが、本実施例3に係るサンバイザ係止パネル1では、図11(a)〜(c)のように、ストッパー121として、装着部10の挟持部12に切欠き121を設けた。
本実施例3に係るサンバイザ係止パネル1は、装着部10をサンバイザ110に装着した際に、天井面102とサンバイザ110の上面間に位置する装着部10の切欠き(ストッパー)121を下方に開いてサンバイザ110の下面に当接させ、装着部10と切欠き121とでサンバイザ110を挟持して、装着部10がスリット111から脱落するのを防ぐことができる。あるいは、図示しないが、切欠き(ストッパー)121を、表示部20に穿設した専用の差込みスリット又は既存の差込みスリットに差し込んで、装着部10と表示部20とでサンバイザ110を挟持するようにしてもよい。
以上、本発明に係るサンバイザ係止パネル及びその使用方法について説明したが、本発明は上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
本発明に係るサンバイザ係止パネルは、車両のサンバイザと天井面間に挿入してサンバイザに係止ないしは装着して、フロントガラス越しに情報を提供する表示具として用いることができる。
1:サンバイザ係止パネル
1F:(サンバイザ係止パネル)表面
1B:(サンバイザ係止パネル)裏面
1S:境界端部
2:連結線
10:装着部
12:挟持部
121:ストッパー(切欠き)
14:係止部
16:接続部
20:表示部
20UL:上端左部
20UR:上端右部
20D:下端部
20L:左端部
20R:右端部
24:補強部材
30:差込みスリット
30G(i=1,2、・・・):差込みスリットの組
50:表示カード
50U:上差込み部
50D:下差込み部
50L:左差込み部
50R:右差込み部
100:車両
102:天井面
104:フロントガラス
106:固定手段
107:第1固定手段
108:第2固定手段
109:回動軸
110:サンバイザ
111:スリット

Claims (15)

  1. 天井面と、フロントガラスと、
    所定距離を置いて該天井面に取り付けられた2つの固定手段(第1固定手段及び第2固定手段)と、
    該2つの固定手段により、該天井面及び該フロントガラスに平行に固定した回動軸(以下、この固定した回動軸を単に「回動軸」と呼ぶ)と、
    該回動軸の周りに回動自在に装着され、該天井面から該フロントガラス方向へ開閉可能な矩形板状のサンバイザと、を備える車両内において、
    前記サンバイザに装着可能な上方の装着部と、連結線を境にして該装着部の下方に連結された表示部とで構成され、上下方向と幅方向とを有する2次元状で、表面と裏面とを有するパネルであって、
    前記回動軸と前記天井面、および、前記第1固定手段と前記第2固定手段とが形成する、該回動軸に沿った幅が前記所定距離であるスリットに、前記装着部を挿入して装着し、
    該装着部と連結された前記表示部の表面又は裏面を表示面として前記フロントガラスに対向させ、該表示面に表現したメッセージを表示するサンバイザ係止パネル。
  2. 請求項1に記載のサンバイザ係止パネルは、前記表面と前記裏面とが境界端部で画定されており、
    前記表示部に、相互に平行となるように穿設された複数の差込みスリットの組が1組以上設けられたサンバイザ係止パネル。
  3. 前記表示部において、前記境界端部間の前記幅方向の最大幅(以下、単に「表示部の最大幅」という)は、200mm以上、450mm以下である、請求項2に記載のサンバイザ係止パネル。
  4. 前記表示部において、前記境界端部が前記連結線と平行な下端部を有しており、
    該下端部に、これと平行に直線状の補強部材を取り付けた、請求項3に記載のサンバイザ係止パネル。
  5. 前記装着部は、
    該装着部を前記スリットに挿入して前記サンバイザに装着した際に、
    前記回動軸に当接して係止される係止部と、
    その上端が該係止部の下端と屈曲可能に連結され、その下端が前記連結線と一致して前記表示部と連結され、該係止部と該表示部とを接続する接続部と、
    その下端が該係止部の上端と屈曲可能に連結され、該接続部との間に該サンバイザを挟み込む挟持部と、を含み、
    前記装着部を前記スリットに挿入し、前記接続部と前記挟持部との間に前記サンバイザを挟み込み、前記係止部が前記回動軸に当接してこれに係止されて、前記装着部を前記サンバイザに装着する、請求項1に記載のサンバイザ係止パネル。
  6. 前記装着部を構成する挟持部と係止部と接続部における最大幅(以下、単に「装着部の最大幅」という)は、
    前記スリットの幅を画定する前記第1固定手段と前記第2固定手段間の前記所定距離よりも小さいことを特徴とする、請求項3に記載のサンバイザ係止パネル。
  7. 前記装着部の最大幅は、100mm以上、200mm未満である、請求項6に記載のサンバイザ係止パネル。
  8. 前記装着部の最大幅は、150mm以上、190mm以下である、請求項6に記載のサンバイザ係止パネル。
  9. 前記装着部が前記サンバイザに装着された前記サンバイザ係止パネルにおいて、
    前記装着部の最大幅は、前記表示部の最大幅の25%以上44%未満である、請求項3、請求項6に記載のサンバイザ係止パネル。
  10. 前記装着部が前記サンバイザに装着された前記サンバイザ係止パネルにおいて、
    前記装着部の最大幅は、前記表示部の最大幅の33%以上42%以下である、請求項3、請求項6に記載のサンバイザ係止パネル。
  11. 前記装着部において、前記挟持部に切欠きを設け、該装着部を前記サンバイザに装着した際に、前記天井面と該サンバイザの上面間に挟み込まれた該装着部の該切欠きを下方に起立させて該サンバイザの下面に当接させ、該装着部と該切欠きとで該サンバイザを挟持可能な、請求項6に記載のサンバイザ係止パネル。
  12. 上下及び左右の端部に画された表面と裏面とを有する矩形状であり、該上下の端部又は左右の両端部にそれぞれ差込み部(上差込み部と下差込み部又は左差込み部と右差込み部)を設けた表示カードを、
    前記複数の差込みスリットの組の各組から選んだ2つの差込みスリットに前記両端部の差込み部をそれぞれ差し込んで、フロントガラス側に凸状に湾曲し得ることを特徴とする、請求項2に記載のサンバイザ係止パネル。
  13. 前記表示カードは、文字、図形、記号あるいは色又はこれらの組み合わせによる表現を、前記表面及び/又は前記裏面に表示し得る、請求項12に記載のサンバイザ係止パネル。
  14. 前記第1固定手段は前記天井面に取り付けられた軸受部であり、
    前記第2固定手段は、前記天井面から突出し、略直角に折曲して回動軸と連結する縦軸部である、請求項1に記載のサンバイザ係止パネル。
  15. (1)装着部と表示部とが連結されたサンバイザ係止パネルを準備するステップと、
    (2)複数の表示カードを準備するステップと、
    (3)前記表示部に穿設された差込みスリットの組に、それぞれ適当な表示の前記表示カードを差し込んで、所望のメッセージを表現するステップと、
    (4)前記装着部を車両内のスリットに挿入し、該装着部をサンバイザに装着するステップと、
    (5)前記スリット内で前記装着部の配置を調整し、前記表示部の鉛直方向に対する姿勢を調整するステップと、
    を含む、サンバイザ係止パネルの使用方法。
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