JP2007290609A - 自動車ウィンドウガラス用サンシェード - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンの延伸幅方向端部にヨレが発生することを抑制できると共に、見栄えを良好にできる自動車ウィンドウ用サンシェードを得る。
【解決手段】本サンシェードでは、スクリーン34下端部の車両後方側に傾斜部42が設けられると共に、スクリーン34の下端部が直線状に延ばされた状態でシャフト32の外周部に貼り付けられている。このため、アッパプレート36がリヤサイドドアの上部に係止された使用状態で、スクリーン34の車両後方側に作用する引張力は、スクリーン34の車両前後方向中央部よりもスクリーン34の車両後方側端部で大きくなる。したがって、スクリーン34の車両後方側端部にヨレが発生することを抑制できる。しかも、上述の如くスクリーン34のシャフト32への貼り付け方でスクリーン34の車両後方側端部に大きな引張力を作用させる構成であるため、見栄えが良好である。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車ウィンドウガラス用サンシェードに関する。
従来、リヤサイドドアのウィンドウガラスを覆うスクリーンが、ドアトリム内の上部に設けられたシャフトに巻き取られる構成の自動車ウィンドウガラス用サンシェードが知られている(例えば、特許文献1参照)。この自動車ウィンドウガラス用サンシェードでは、スクリーンがウィンドウガラスに沿って上方へ延伸されると共に、スクリーン上端部のアッパプレートに形成された前後2個の係止孔がドアの上部に設けられた係止片に係合されることで、スクリーンがウィンドウガラスを覆うようになっている。
このような自動車ウィンドウガラス用サンシェードでは、アッパプレートの車両後方側部とスクリーン下端部の幅方向一端部(車両後方側端部)とを結ぶ直線(所謂テンションライン)よりも、スクリーンが車両後方側に突出しているため、この突出部分にヨレが発生することがある。このため、前記特許文献に示された自動車ウィンドウガラス用サンシェードでは、アッパプレートの前後2個の係止孔の高さを異ならせることで、スクリーンの幅方向一端側(車両後方側)に上向きの引張力を作用させ、上記突出部分にヨレが発生することを抑制しようとしている。
特開2004−359092号公報
しかしながら、前記特許文献に示された自動車ウィンドウガラス用サンシェードでは、上述の如くアッパプレートの前後2個の係止孔の高さが異なっているため、アッパプレート自体の見栄えが悪く、しかも、各係止孔が各係止片に係止された状態でアッパプレートが前下がりに傾斜してしまうため、使用状態での見栄えも悪化している。
本発明は上記事実を考慮し、スクリーンの延伸幅方向端部にヨレが発生することを抑制できると共に、見栄えを良好にできる自動車ウィンドウガラス用サンシェードを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェードは、ウィンドウガラスによって閉塞される車体開口部の一端側に設けられる一端側係止部材と、前記車体開口部の一端側から他端側へ向けて延伸され、延伸方向他端部が前記車体開口部の他端部に係止されると共に、延伸方向両端部間に作用する引張力が延伸幅方向中央部よりも延伸幅方向両端部のうち少なくとも一方で大きくなるように延伸方向一端部が前記一端側係止部材に係止され、前記ウィンドウガラスを覆うスクリーンと、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の自動車ウィンドウガラス用サンシェードでは、スクリーンの延伸方向両端部間に作用する引張力が、スクリーンの延伸幅方向中央部よりもスクリーンの延伸幅方向両端部のうち少なくとも一方で大きくなる。したがって、当該少なくとも一方の延伸幅方向端部にヨレが発生することを抑制できる。しかも、スクリーンの延伸方向一端部の一端側係止部材への係止のさせ方で、上記少なくとも一方の延伸幅方向端部に大きな引張力を作用させる構成であるため、見栄えを良好にできる。
請求項2に記載の発明に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェードは、請求項1に記載の自動車ウィンドウガラス用サンシェードにおいて、前記スクリーンの延伸方向一端部の前記少なくとも一方の側には、前記少なくとも一方の側へ向けて前記スクリーンの延伸方向長さ寸法を短くする傾斜部が設けられ、前記スクリーンは、前記延伸方向一端部が前記延伸幅方向に直線状に延ばされた状態で前記一端側係止部材の外周部に貼り付けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の自動車ウィンドウガラス用サンシェードでは、スクリーンの延伸方向一端部には、延伸幅方向両端部のうち少なくとも一方の側に傾斜部が設けられており、スクリーンは、延伸方向一端部が延伸幅方向に直線状に延ばされた状態で一端側係止部材の外周部に貼り付けられている。これにより、スクリーンの延伸幅方向両端部のうち少なくとも一方に引張力が作用する。
請求項3に記載の発明に係る自動車ウィンドウ用サンシェードは、請求項1又は請求項2に記載の自動車ウィンドウ用サンシェードにおいて、前記一端側係止部材は、軸線方向が前記スクリーンの延伸幅方向に沿った状態で軸線周りに回転可能に支持されると共に常に軸線周り一方へ付勢されたシャフトとされ、前記スクリーンは、前記車体開口部の他端部に対する延伸方向他端部の係止を解除された際に前記付勢力によって前記シャフトの外周部に巻き取られることを特徴としている。
請求項3に記載の発明に係る自動車ウィンドウ用サンシェードでは、車体開口部の他端部に対するスクリーンの延伸方向他端部の係止が解除されると、シャフトに作用する付勢力によってスクリーンがシャフトの外周部に巻き取られる。したがって、非使用時にスクリーンが乗員の邪魔になることを防止又は抑制できる。
請求項4に記載の発明に係る自動車ウィンドウ用サンシェードは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の自動車ウィンドウ用サンシェードにおいて、前記スクリーンの延伸方向他端部は、前記車体開口部の他端部に係止される他端側係止部材に係止されると共に、前記スクリーンは、前記少なくとも一方の延伸幅方向端部の前記一端側係止部材及び前記他端側係止部材への各係止部を結ぶ直線よりも前記少なくとも一方の側に突出する外縁突出部を有し、前記引張力は、前記外縁突出部に作用することを特徴としている。
請求項4に記載の発明に係る自動車ウィンドウ用サンシェードでは、スクリーンは、引張力が作用する少なくとも一方の延伸幅方向端部の一端側係止部材及び他端側係止部材への各係止部を結ぶ直線(所謂テンションライン)よりも、少なくとも一方の側に突出する外縁突出部を有しているが、前記少なくとも一方の延伸幅方向端部に作用する引張力は、外縁突出部に作用するので、外縁突出部にヨレが発生することを抑制できる。
以上説明したように、本発明に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェードでは、スクリーンの延伸幅方向端部にヨレが発生することを抑制できると共に、見栄えを良好にできる。
<第1の実施形態>
図1には、本発明の第1の実施形態に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェード10(以下、単に「サンシェード10」という)が取り付けられた自動車のリヤサイドドア12の車室内側の構成が正面図にて示されている。また、図2には、図1の3−3線断面図が示されている。なお、図中矢印FRは車両前方を示し、矢印UPは車両上方を示し、矢印INは車幅内側方向を示している。
リヤサイドドア12は、ウィンドウガラス13によって閉塞される車体開口部15(以下、単に「開口部15」という)を有している。開口部15の下端側には、サンシェード10を構成するケース16が設けられている。ケース16は、リヤサイドドア12を構成するドアトリム14の上部とドアインナーパネル17の上部との間に配置されており、略円筒状に形成されたケース本体18を有している。ケース本体18は軸線方向が車両前後方向に沿う状態で配置されており、ケース本体18の上部には、車両前後方向に沿ったスリット状の隙間20が形成されている。隙間20の車幅方向内側には、ドアトリム14の上端部に係合する内側延出部22が設けられており、隙間20の車横方向外側には、ドアインナーパネル17の上部に取り付けられたインナーシール26に係合する外側延出部28が設けられている。インナーシール26はリヤサイドドア12に設けられたウィンドウガラス13の車室内側の側面に密着している。
ケース本体18の内部には、長尺な円柱状に形成されたシャフト32が設けられている。シャフト32は、軸線方向が車両前後方向に沿う状態でケース本体18と同軸的に配置されており、ケース本体18の軸線方向両端部に設けられた図示しない軸受によって軸線周りに回転可能に支持されると共に、図示しない付勢部材によって常に軸線回り一方(図2の矢印A方向)へ付勢されている。このシャフト32には、上方へ延伸されてリヤサイドドア12のウィンドウガラス13を車室内側から覆うスクリーン34が巻き取られている。
スクリーン34は、可撓性を有するシート状の部材であり、ウィンドウガラス13の形状に対応する略台形状に形成されている。すなわち、図3に示されるように、このスクリーン34は、シャフトに係止される延伸方向一端部(使用状態での下端部。以下「下端部」という)と、開口部15の上端部に係止される延伸方向他端部(使用状態での上端部。以下「上端部」という)とが略平行に形成されている。また、このスクリーン34は、延伸幅方向一端部(本第1の実施形態では車両前方側の端部)が下端部及び上端部に対して略垂直に形成され、延伸幅方向他端部(本第1の実施形態では車両後方側の端部)が円弧状に湾曲して形成されており、上端部は下端部よりも短く形成されている。
スクリーン34の上端部は、長尺板状に形成された他端側係止部材としてのアッパプレート36に係止されている。このアッパプレート36の長手方向両端部には、それぞれアッパプレート36を板厚方向(車幅方向)に貫通する矩形の係止孔38が形成されている。これらの係止孔38は、後述する係止片40に対応している。
また、スクリーン34下端部の車両後方側には、車両後方側へ向けてスクリーン34の上下方向長さ寸法を短くする傾斜部42が形成されており、スクリーン34の下端縁は、車両後方側が略く字状に折れ曲がっている。このスクリーン34は、図4に示されるように、下端部がシャフト32の軸線方向(車両前後方向)に沿うように直線状に延ばされた状態で、接着手段(接着剤、両面テープなど)によりシャフト32の外周部に貼り付けられている(なお、図4では、説明の都合上、スクリーン34のシャフト32への貼り付け代43にハッチングを付与してある)。
これにより、スクリーン34の下端部はシャフト32に係止されており、スクリーン34は、通常(本サンシェード10の非使用時)は、シャフト32に作用する付勢力によってシャフト32の外周部に層状に巻き取られ、ケース本体18内に格納されている(図5参照)。したがって、本サンシェード10の非使用時には、スクリーン34が乗員の邪魔になることがない。但し、この格納状態においても、アッパプレート36は、その長手方向中間部に設けられたノブ44がケース本体18上部の隙間20の周縁に係合することで、車室内に露出した状態に保持される。
また、本サンシェード10が使用される際には、アッパプレート36がウィンドウガラス13に沿って引き上げられることで、スクリーン34がシャフト32に作用する図示しない付勢部材の付勢力に抗してシャフト32を回転させながらケース本体18内から引き出される。そして、アッパプレート36に形成された一対の係止孔38に、リヤサイドドア12の上部(所謂リヤドアッパフレームガーニッシュ)に取り付けられた一対の係止片40が挿入されることで、アッパプレート36すなわちスクリーン34の上端部が開口部15の上端部(リヤサイドドア12の上部)に係止され、図1に示される使用状態となる。この使用状態では、アッパプレート36が、リヤサイドドア12の開口部15の上縁に沿って(すなわち車両前後方向に沿って)配置され、ウィンドウガラス13(開口部15)がスクリーン34によって隙間無く覆われる構成となっている。
また、この使用状態では、図1に示されるように、スクリーン34の車両後方側端部のアッパプレート36への係止部(本第1の実施形態では、アッパプレート36の車両後方側端部)と、スクリーン34の車両後方側端部のシャフト32への係止部とを結ぶ直線(所謂テンションライン)Xよりも、スクリーン34が車両後方側に突出する構成となっている(図1の符号46参照。以下、この突出部分を外縁突出部46という)。
次に、本第1の実施形態の作用について説明する。
上記構成のサンシェード10では、スクリーン34の下端部の車両後方側に傾斜部42が設けられると共に、スクリーン34の下端部がシャフト32の軸線方向に沿うように直線状に延ばされた状態でシャフト32の外周部に貼り付けられている。このため、アッパプレート36がリヤサイドドア12の上部に係止された使用状態(図1図示状態)で、スクリーン34の上下方向両端部間に作用する引張力は、スクリーン34の車両前後方向中央部よりもスクリーン34の車両後方側端部で大きくなる。この車両後方側端部の引張力は、スクリーン34の外縁突出部46(スクリーン34のテンションラインXよりも車両後方側の部分)にも作用するので、当該外縁突出部46にヨレが発生することを抑制できる。
しかも、本第1の実施形態に係るサンシェード10では、スクリーン34のシャフト32への係止のさせ方でスクリーン34の車両後方側端部に大きな引張力を作用させる構成であり、引張力を作用させるための構成がケース16の外側に露出しないため、見栄えが良好である。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1の実施形態と基本的に同様の構成・作用については前記第1の実施形態と同符号を付与し、その説明を省略する。
<第2の実施形態>
図6には、本発明の第2の実施形態に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェード50(以下、単に「サンシェード50」という)を構成するスクリーン52とシャフト32との構成が分解正面図にて示されている。
本発明の第2の実施形態に係るサンシェード50は、前記第1の実施形態に係るサンシェード10と基本的に同様の構成とされているが、スクリーン52の構成が前記第1の実施形態に係るスクリーン34とは異なっている。このスクリーン52は、前記第1の実施形態に係るスクリーン34と同様に下端部がシャフト32に貼り付けられる構成となっているが、このスクリーン52では、前記第1の実施形態に係る傾斜部42が省略されており、下端部が直線状に形成されている。その代わりに、このスクリーン52では、下端部に設けられるシャフト32への貼り付け代54の面積が車両後方側で三角状に拡大されている。このスクリーン52の下端部がシャフト32に貼り付けられる際には、図7に示されるように、貼り付け代54の上部ライン54Aが直線状に延ばされた状態で、スクリーン52の下端部がシャフト32の外周部に貼り付けられる。
上記構成のサンシェード50においても、スクリーン52の上下方向両端部間に作用する引張力は、スクリーン52の横方向中央部よりもスクリーン52の車両後方側他端部で大きくなるので、前記第1の実施形態に係るサンシェード10と基本的に同様の効果を奏する。
<第3の実施形態>
図8には、本発明の第3の実施形態に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェード60(以下、単に「サンシェード60」という)が取り付けられた自動車のリヤサイドドア62の車室内側の構成が正面図にて示されている。本発明の第3の実施形態に係るリヤサイドドア62は、前記第1の実施形態に係るリヤサイドドア12と基本的に同様の構成とされているが、このリヤサイドドア62では、ウィンドウガラス64によって閉塞される開口部65の車両前方側端部が円弧状に湾曲して形成されている。
また、本発明の第3の実施形態に係るサンシェード60は、前記第1の実施形態に係るサンシェード10と基本的に同様の構成とされているが、スクリーン66の構成が前記第1の実施形態に係るスクリーン34とは異なっている。このスクリーン66は、車両前方側端部がリヤサイドドア62の開口部65に対応して円弧状に湾曲して形成されている。このため、このサンシェード60では、アッパプレート36がリヤサイドドア12の上部に係止された使用状態で、スクリーン66の車両前方側端部のアッパプレート36への係止部(本第3の実施形態では、アッパプレート36の車両前方側端部)と、スクリーン66の車両後方側端部のシャフトへの係止部とを結ぶ直線(所謂テンションライン)Yよりも、スクリーン66が車両前方側に突出する構成となっている(図8の外縁突出部67参照)。
また、図9に示されるように、このスクリーン66の下端部の車両前方側には、車両前方側へ向けてスクリーン66の上下方向長さ寸法を短くする傾斜部68が設けられており、スクリーン66の下端縁は、車両前方側及び車両後方側が略く字状に折れ曲がっている。このスクリーン66は、図10に示されるように、下端部がシャフト32の軸線方向(スクリーン66の横方向)に沿うように直線状に延ばされた状態で、接着手段(接着剤、両面テープなど)によりシャフト32の外周部に貼り付けられている(なお、図10では、説明の都合上、スクリーン66のシャフト32への貼り付け代70にハッチングを付与してある)。
上記構成のサンシェード60では、前記第1の実施形態に係るサンシェード10と同様に、スクリーン66の車両後方側の突出部46にヨレが発生することを抑制できる。
しかも、上述の如くスクリーン66下端部の車両前方側に傾斜部68が設けられると共に、スクリーン66の下端部がシャフト32の軸線方向に沿うように直線状に延ばされた状態でシャフト32の外周部に貼り付けられている。このため、アッパプレート36がリヤサイドドア62の上部に係止された使用状態(図1図示状態)で、スクリーン66の上下方向両端部間に作用する引張力は、スクリーン66の車両前後方向中央部よりもスクリーン66の車両後方側端部で大きくなる。この車両後方側端部の引張力は、スクリーン66の外縁突出部67(スクリーン66のテンションラインYよりも車両前方側の部分)にも作用するので、外縁突出部67にヨレが発生することを抑制できる。
なお、前記第1の実施形態乃至上記第3の実施形態では、スクリーン34、52、66の下端部がシャフト32の外周部に貼り付けられる構成としたが、本発明はこれに限らず、スクリーンの下端部がシャフトに形成された溝などに係止される構成としてもよい。
また、前記第1の実施形態乃至上記第3の実施形態では、シャフト32が開口部15の下端側に設けられ、スクリーン34、52、66が上方へ延伸される構成としたが、これに限らず、シャフトが車体開口部の上端側に設けられ、スクリーンが下方へ延伸される構成としてもよく、また、シャフトが車体開口部の横方向の端部側に設けられ、スクリーンが横方向に延伸される構成としてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェードが取り付けられた自動車のリヤサイドドアの車室内側の構成を示す正面図である。 図1の3−3線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェードの構成部材であるスクリーンとシャフトの構成を示す分解正面図である。 本発明の第1実施形態に係るスクリーンのシャフトへの貼り付け方を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係るスクリーンがケースに格納された状態を示す図1に対応する正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェードの構成部材であるスクリーンとシャフトの構成を示す分解正面図である。 本発明の第2実施形態に係るスクリーンのシャフトへの貼り付け方を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェードが取り付けられた自動車のリヤサイドドアの車室内側の構成を示す正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る自動車ウィンドウガラス用サンシェードの構成部材であるスクリーンとシャフトの構成を示す分解正面図である。 本発明の第3実施形態に係るスクリーンのシャフトへの貼り付け方を説明するための図である。
符号の説明
10 自動車ウィンドウガラス用サンシェード
12 リヤサイドドア
13 ウィンドウガラス
15 車体開口部
32 シャフト(一端側係止部材)
34 スクリーン
36 アッパプレート(他端側係止部材)
42 傾斜部
50 自動車ウィンドウガラス用サンシェード
52 スクリーン
60 自動車ウィンドウガラス用サンシェード
62 リヤサイドドア
64 ウィンドウガラス
65 車体開口部
66 スクリーン

Claims (4)

  1. ウィンドウガラスによって閉塞される車体開口部の一端側に設けられる一端側係止部材と、
    前記車体開口部の一端側から他端側へ向けて延伸され、延伸方向他端部が前記車体開口部の他端部に係止されると共に、延伸方向両端部間に作用する引張力が延伸幅方向中央部よりも延伸幅方向両端部のうち少なくとも一方で大きくなるように延伸方向一端部が前記一端側係止部材に係止され、前記ウィンドウガラスを覆うスクリーンと、
    を有する自動車ウィンドウガラス用サンシェード。
  2. 前記スクリーンの延伸方向一端部の前記少なくとも一方の側には、前記少なくとも一方の側へ向けて前記スクリーンの延伸方向長さ寸法を短くする傾斜部が設けられ、前記スクリーンは、前記延伸方向一端部が前記延伸幅方向に直線状に延ばされた状態で前記一端側係止部材の外周部に貼り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動車ウィンドウガラス用サンシェード。
  3. 前記一端側係止部材は、軸線方向が前記スクリーンの延伸幅方向に沿った状態で軸線周りに回転可能に支持されると共に常に軸線周り一方へ付勢されたシャフトとされ、前記スクリーンは、前記車体開口部の他端部に対する延伸方向他端部の係止を解除された際に前記付勢力によって前記シャフトの外周部に巻き取られることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車ウィンドウ用サンシェード。
  4. 前記スクリーンの延伸方向他端部は、前記車体開口部の他端部に係止される他端側係止部材に係止されると共に、前記スクリーンは、前記少なくとも一方の延伸幅方向端部の前記一端側係止部材及び前記他端側係止部材への各係止部を結ぶ直線よりも前記少なくとも一方の側に突出する外縁突出部を有し、前記引張力は、前記外縁突出部に作用することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の自動車ウィンドウ用サンシェード。
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