JP2005186893A - 巻取式シェード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組付性を損なわずに意匠性の向上を図った巻取式シェード装置を提供する。
【解決手段】シェード生地10とガーニッシュ12とが、押出型材よりなる連結ステー11を介して互いに連結される。シェード生地10の引出端部に、その幅方向に沿った袋部10aが形成され、芯棒15が挿入状に配置される。ガーニッシュ12にフック部12cを有するステー連結部12dが備えられる。連結ステー11に、フック部12cが嵌合状に挿入されて抜止め係止されるガーニッシュ連結部11bが備えられると共に、芯棒15が配置された袋部10aが挿入されて抜止め係止されるシェード保持部11cが備えられ、シェード生地10とガーニッシュ12の室内面12aとを略同一面状態とするための折り返し用片部11dが、シェード保持部11cよりガーニッシュ12方向で、かつガーニッシュ12の室内面12a方向に近接して延設配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のサンルーフ装置等に利用される巻取式シェード装置に関するものである。
例えば、車両のサンルーフ装置として、屋根部に形成された開口部を開閉操作自在に閉塞する透光性のスライドパネルを備え、その室内側に遮光用の巻取式シェード装置を備えた構造のものがある(例えば、特許文献1参照。)。
そして、スライドパネルを開操作すれば、同時に巻取式シェード装置も連動して開操作され、屋根部の開口部が開放されて採光でき、車内換気や開放感が得られる構造とされ、また、スライドパネルの閉状態で、内側の巻取式シェード装置のみを開操作すれば、スライドパネルを通じて車内に採光でき、開放感のみを味わうことができる構造とされていた。
前記巻取式シェード装置は、一般に、巻取方向に付勢された巻取ローラと、巻取ローラに取り付けられ、巻取ローラの巻取方向の回転により巻取ローラに巻き取られる遮光性の布等からなるシート状のシェード生地と、シェード生地の引出端部に装着された手動により開閉操作するためのいわゆるガーニッシュ等から構成されていた。
また、巻取式シェード装置の他の例としていわゆるカーテン装置があり、同様に、巻取方向に付勢された巻取ローラと、巻取ローラに取り付けられ、巻取ローラの巻取方向の回転により巻取ローラに巻き取られるシェード生地としてのカーテンと、カーテンの引出端部に装着された引出操作用のいわゆるガーニッシュ等からなる構造とされていた(例えば、特許文献2や特許文献3参照。)。
特開2003−25853号公報 実開平6−85109号公報 特開2003−161086号公報
前記特許文献1におけるシェード生地の引出端部とガーニッシュとの連結構造として、シェード生地の引出端部にその幅方向に沿った袋部を形成し、その袋部に芯棒を挿入状とすると共にその芯棒が挿入状とされた袋部を、押出型材よりなるガーニッシュに備えられたその長さ方向のシェード保持溝部にスライド挿入させることによって互いに連結する構造としていた。
また、前記特許文献2や特許文献3におけるカーテンの引出端部とガーニッシュとの連結構造も、同様に、カーテンの引出端部にその幅方向に沿った袋部を形成し、その袋部に芯棒を挿入状とすると共にその芯棒が挿入状とされた袋部を、押出型材よりなるガーニッシュに備えられたその長さ方向のカーテン保持溝部にスライド挿入させることによって互いに連結する構造としていた。
従って、スライド挿入によって互いに容易に組み付けることができる利点があるものの、一方のシェード生地やカーテンは薄肉のシート状であり、他方のガーニッシュは厚肉の立体状であるため、相互間の肉厚差により互いの連結部分に段差が生じて、内側からの意匠性に劣るという問題があった。また、袋部を形成するための縫製部分を隠す手段がなく、該縫製部分が室内から見えてしまい意匠性に劣るという問題があった。また、袋部を形成するための縫製部分を隠す手段がなく、室内から見えるため、意匠性に劣るという問題があった。
そこで、本発明の解決しようとする課題は、組付性を損なわずに意匠性の向上を図った巻取式シェード装置を提供することにある。
前記課題を解決するための技術的手段は、透過性窓の内側に配設されると共に巻取方向に付勢され、引出端部を備えるシート状のシェード生地と、前記引出端部の幅方向に沿って延びる連結ステーと、前記連結ステーの幅方向に沿って延び、該連結ステーに連結されるガーニッシュと、前記連結ステーにシェード保持部を形成し、該シェード保持部に対して前記引出端部の幅方向に沿って形成された袋部を幅方向と異なる方向に抜止め係止するように前記袋部に挿入される芯棒とを備えた巻取式シェード装置において、前記シェード生地と前記ガーニッシュとを室内側において略同一面とするために前記シェード生地を折り返し状態にする折り返し用片部を、前記シェード保持部よりガーニッシュの室内面方向に近接するように延設して前記連結ステーに形成している点にある。
また、前記袋部を形成するための縫製部分は、室内側から見えないように前記シェード保持部と前記折り返し用片部による前記シェード生地の折り返し部との間に配置される構成としてもよい。
さらに、前記連結ステーの前記ガーニッシュ連結部に挿入される前記ガーニッシュの前記フック部におけるガーニッシュ連結部に対向する両側部分に、前記幅方向に沿った長さ方向に対し、間隔を有してその両側交互にガタ止めリブが形成されている構造としてもよい。
また、前記ガーニッシュが樹脂材により一体成形され、前記連結ステーが金属材により成形されている構造としてもよい。
さらに、前記透光性窓が車両の屋根部に設けられ、開閉操作自在とされている構造としてもよい。
本発明の巻取式シェード装置によれば、透過性窓の内側に配設されると共に巻取方向に付勢され、引出端部を備えるシート状のシェード生地と、前記引出端部の幅方向に沿って延びる連結ステーと、前記連結ステーの幅方向に沿って延び、該連結ステーに連結されるガーニッシュと、前記連結ステーにシェード保持部を形成し、該シェード保持部に対して前記引出端部の幅方向に沿って形成された袋部を幅方向と異なる方向に抜止め係止するように前記袋部に挿入される芯棒とを備えた巻取式シェード装置において、前記シェード生地と前記ガーニッシュとを室内側において略同一面とするために前記シェード生地を折り返し状態にする折り返し用片部を、前記シェード保持部よりガーニッシュの室内面方向に近接するように延設して前記連結ステーに形成しているため、シェード生地の引出端部に対するガーニッシュの装着に際しては、シェード生地における引出端部の芯棒が挿入状に配置された袋部を、連結ステーのシェード保持部に幅方向より挿入し、連結ステーのガーニッシュ連結部にガーニッシュのステー連結部を幅方向より挿入すれば、シェード生地とガーニッシュとが連結ステーを介して容易に連結でき、しかもシェード生地は折り返し用片部がシェード保持部よりガーニッシュ方向で、かつガーニッシュの室内面方向に近接して延設配置されているため、ガーニッシュの室内面とシェード生地の室内面とが互いに近接されると共に互いに段差のない略同一面状態となり、組付性を損なわずに意匠性の向上が図れる。
また、シェード生地を折り返し用片部で折り返した状態で固定する構造としているため、シェード生地に作用する巻取方向の付勢によりシェード生地に均一なテンションが掛かってしわの発生を有効に防止できる。
さらに、袋部を形成するための縫製部分は、室内側から見えないようにシェード保持部と折り返し用片部によるシェード生地の折り返し部との間に配置される構造とすれば、袋部をシェード生地の端部を折り返して縫製することにより形成した場合において、シェード生地の折り返しによってその縫製部分を連結ステー内に有効に隠すことができる利点がある。
また、連結ステーのガーニッシュ連結部に挿入されるガーニッシュのフック部におけるガーニッシュ連結部に対向する両側部分に、前記幅方向に沿った長さ方向に対し、間隔を有してその両側交互にガタ止めリブが形成されている構造とすれば、挿入時の組付性を損なわずに連結ステーとガーニッシュとの相互間のガタツキを有効に防止できる。
さらに、ガーニッシュが樹脂材により一体成形され、連結ステーが金属材により成形されている構造とすれば、連結された連結ステーによってガーニッシュの剛性(強度)補強を行うことができると共に、ガーニッシュの形状を所望の形状に容易に成形でき、この点からも意匠性の向上が図れる。
また、透光性窓が車両の屋根部に設けられ、開閉操作自在とされている構造とすれば、車両のサンルーフ装置として利用できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は車両1における屋根部2に装着されたサンルーフ装置3の概略図を示しており、屋根部2の前半部に形成された開口部4を開閉操作自在に閉塞する透光性窓としての透光性のスライドパネル5を備えると共に、その室内側に遮光用の巻取式シェード装置6を備えた構造とされている。
前記スライドパネル5は、屋根部2の両側部に前後方向に沿ってそれぞれ配置されたレール部材8に備えられた図示省略の案内機構を介して支持されており、その案内機構による案内下、レール部材8に沿って前後方向に移動操作自在に構成されている。
前記巻取式シェード装置6は、コイルバネ等からなる巻取バネにより巻取方向に付勢された状態で回転自在にレール部材8等に支持された巻取ローラ9と、巻取ローラ9に取り付けられ、巻取ローラ9の巻取方向の回転により巻取ローラ9に巻き取られる遮光性の布等からなる矩形シート状のシェード生地10と、シェード生地10の引出端部に連結ステー11を介して連結されるガーニッシュ12とを備えた構造とされている。
そして、ガーニッシュ12の両側部に備えられたランナー13が、前記レール部材8に沿って前後方向に移動操作自在に支持されている。
図2ないし図4に示される如く、前記シェード生地10の引出端部には、折り返された状態で縫製された袋状の袋部10aがその幅方向に沿って形成されており、その袋部10aに幅方向略全長にわたる芯棒15が挿入状に配置されている。
前記ガーニッシュ12は適宜樹脂材により一体成形されており、その幅方向中央部の下面、即ち室内面12aには、凹状の操作凹部12bが形成されている。また、ガーニッシュ12の室内面12aにおける後端部、即ちシェード生地10側端部には、上方、即ち室外方向に延設されると共にその延設端部に後方へ略U字状に折り返されたフック部12cを有するステー連結部12dが前記幅方向に沿って備えられた構造とされている。
前記連結ステー11は、金属材、例えばアルミにより押出成形された押出型材よりなり、上部の前部側に前記ステー連結部12dのフック部12cに対応する形状の凹溝部11aを有するガーニッシュ連結部11bが長さ方向に備えられると共に、そのガーニッシュ連結部11bの後方側に隣接して、前記芯棒15が配置されたシェード生地10の袋部10aが挿入されて抜止め係止される開口部が幅狭形状とされた凹溝状のシェード保持部11cが長さ方向に備えられている。
また、シェード保持部11cの下端部よりガーニッシュ連結部11bの下方に向けて、斜め前方に延設配置された折り返し用片部11dが長さ方向に備えられており、図2や図3に示される如く、フック部12cが連結ステー11のガーニッシュ連結部11bに連結されたガーニッシュ12の室内面12aと、芯棒15が配置された袋部10aがシェード保持部11cに連結されると共に折り返し用片部11dで後方に折り返されたシェード生地10の下面とが略同一面状態となるように構成されている。
さらに、連結ステー11のガーニッシュ連結部11bに挿入されるガーニッシュ12のフック部12cにおけるガーニッシュ連結部11b、即ち凹溝部11aの内面と対向する前面および後面の両側部分には、図5にも示されるように、前記幅方向に沿った長さ方向に対し、所定間隔を有してその両側交互に、上下方向に長さを有するガタ止めリブ12e、12fがそれぞれ形成されている。
また、フック部12cにおける凹溝部11aの内面と対向する先端部下面にも、図5にも示されるように、前記幅方向に沿った長さ方向に対し、適宜長さを有するガタ止めリブ12gが所定間隔を有して形成されている。
そして、シェード生地10の引出端部とガーニッシュ12とを連結ステー11で連結する場合には、図4に示されるように、シェード生地10の引出端部における芯棒15が挿入状に配置された袋部10aを、連結ステー11のシェード保持部11cに幅方向より挿入して折り返し用片部11dで折り返し状態として保持し、連結ステー11のガーニッシュ連結部11bにガーニッシュ12のフック部12cを、幅方向より嵌合状に挿入すれば、図2や図3に示される如く、互いに連結された状態が得られる。
この連結状態にあっては、シェード保持部11cはその開口部が幅狭形状の凹溝状とされているため、シェード保持部11cから袋部10aが幅方向と異なる方向へは抜止め係止された状態となっている。また、ガーニッシュ連結部11bの凹溝部11aに嵌合されたガーニッシュ12のフック部12cも幅方向と異なる方向へは互いに抜止め係止された状態となっている。
そして、本実施形態においては、適宜備えられた電動開閉装置によりスライドパネル5を開操作すれば、同時に巻取式シェード装置6のガーニッシュ12も連動して後方に移動操作され、屋根部2の開口部4が開放操作される。このガーニッシュ12の後方移動に伴って後方移動されたシェード生地10は巻取ローラ9に漸次巻き取られる。ここに、屋根部2の開口部4が開放されて採光でき、車内換気や開放感が得られる。
その後、スライドパネル5を閉操作した際には、スライドパネル5のみが前方に移動操作され、開口部4を閉塞する構造とされている。この状態では、スライドパネル5を通じて車内に採光される状態となっている。
そして、採光が不要な場合には、ガーニッシュ12を前方に移動操作して室内側開口を閉じれば、シェード生地10によって屋根部2からの採光が完全に遮光される。
車内換気を行わずに開放感のみを味わう場合には、室内側の巻取式シェード装置6におけるガーニッシュ12を手動で開閉操作して所望の開口量を確保すれば、車内に所望の採光量が得られ、所望の開放感を味わうことができる。
また、本実施形態では、スライドパネル5の後方側に位置した屋根部2に、透光性窓としての固定式パネル17が固定状態で装着されており、その固定式パネル17の室内側にも、前記巻取式シェード装置6と略同様構成の巻取式シェード装置18が備えられた構造とされている。
即ち、この巻取式シェード装置18も前記巻取式シェード装置6と同様、巻取方向に付勢された巻取ローラ19と、巻取ローラ19の巻取方向の回転により巻取ローラ9に巻き取られる遮光性の布等からなるシェード生地20と、シェード生地20の引出端部に連結ステー21を介して連結されるガーニッシュ22とを備えた構造とされている。
そして、後側の巻取式シェード装置18における巻取ローラ19は、前側の巻取式シェード装置6における巻取ローラ9の後方に近接して配置されており、ガーニッシュ22の両側部に備えられたランナー23が、前記レール部材8の後端部側に配置されると共に、レール部材8に沿って前後方向に移動操作自在に支持され、後方側から前方側に向けて開操作するように配置されている。
また、ガーニッシュ22の幅方向中央部の下面側にも操作凹部22aが適宜備えられている。
本実施形態は以上のように構成されており、シェード生地10の引出端部に対するガーニッシュ12の装着に際しては、シェード生地10における引出端部の芯棒15が挿入状に配置された袋部10aを、連結ステー11のシェード保持部11cに幅方向より挿入し、連結ステー11のガーニッシュ連結部11bにガーニッシュ12のフック部12cを幅方向より挿入すれば、シェード生地10とガーニッシュ12とが連結ステー11を介して連結でき、相互の連結作業が容易に行え、ネジやクリップ等で固定する場合と比較して組付性に優れる。
しかも、シェード生地10は折り返し用片部11dがシェード保持部11cよりガーニッシュ12方向で、かつガーニッシュ12の室内面12a方向に近接して延設配置されているため、ガーニッシュ12の室内面12aとシェード生地10の室内面とが互いに近接されると共に互いに段差のない略同一面状態となり、ここに、組付性を損なわずに意匠性の向上が図れる。
また、シェード生地10を折り返し用片部11dで折り返した状態で固定する構造としているため、シェード生地10に作用する巻取ローラ9による巻取方向の付勢によりシェード生地10に均一なテンションが掛かってしわの発生を有効に防止できる。
さらに、袋部10aをシェード生地10の端部を折り返して縫製することにより形成しているが、折り返し用片部11dによるシェード生地10の折り返し構造によって、その縫製部分25を連結ステー11内に有効に隠すことができる利点もある。
また、連結ステー11のガーニッシュ連結部11bに挿入されるガーニッシュ12のフック部12cにおける凹溝部11aの内面に対向する前後両側部分および下面に、幅方向に沿った長さ方向に対し、間隔を有してそれぞれガタ止めリブ12e、12f、12gが形成されているため、開閉操作時や車両1運転時の振動等による連結ステー11とガーニッシュ12との相互間のガタツキが有効に防止できる。
しかも、ガーニッシュ12のフック部12cにおける凹溝部11aの内面に対向する前後両側部分のガタ止めリブ12e、12fは、幅方向に沿った長さ方向に対し、間隔を有して両側交互に形成された構造とされているため、連結ステー11のガーニッシュ連結部11bにガーニッシュ12のフック部12cを幅方向より嵌合状に挿入するに際して、挿入抵抗が大きくなり過ぎず、挿入時の組付性を損なわずに相互間のガタツキを有効に防止できる利点がある。
さらに、樹脂製のガーニッシュ12を金属製の連結ステー11を介してシェード生地10の引出端部に連結する構造としているため、連結ステー11によってガーニッシュ12の剛性(強度)補強を行うことができる。
また、ガーニッシュ12を樹脂材により一体成形する構造であるため、屋根部2の湾曲に沿った形状等にも容易に対応でき、ガーニッシュ12の形状を所望の形状に容易に成形でき、この点からも意匠性の向上が図れる利点がある。
なお、上記実施形態においては、巻取式シェード装置を車両1のサンルーフ装置3に適用した構造を示しているが、一般的な車両側面等の窓部内側に配置して遮光するためのカーテン装置として適用する構造であってもよい。
また、シェード生地10の引出端部を折り返して縫製により袋部10aを形成した構造を示しているが、別部材を用いて引出端部に袋部を形成してもよく、引出端部の幅方向に間欠的に袋部を有する構造としてもよい。
本発明の実施形態にかかる車両の屋根部平面概略図である。 図1のII−II線断面矢視図である。 同要部拡大図である。 同分解説明図である。 図4のV−V線矢視図である。
符号の説明
1 車両
2 屋根部
3 サンルーフ装置
4 開口部
5 スライドパネル
6 巻取式シェード装置
9 巻取ローラ
10 シェード生地
10a 袋部
11 連結ステー
11a 凹溝部
11b ガーニッシュ連結部
11c シェード保持部
11d 折り返し用片部
12 ガーニッシュ
12a 室内面
12c フック部
12d ステー連結部
12e ガタ止めリブ
12f ガタ止めリブ
12g ガタ止めリブ
15 芯棒

Claims (5)

  1. 透過性窓の内側に配設されると共に巻取方向に付勢され、引出端部を備えるシート状のシェード生地と、
    前記引出端部の幅方向に沿って延びる連結ステーと、
    前記連結ステーの幅方向に沿って延び、該連結ステーに連結されるガーニッシュと、
    前記連結ステーにシェード保持部を形成し、該シェード保持部に対して前記引出端部の幅方向に沿って形成された袋部を幅方向と異なる方向に抜止め係止するように前記袋部に挿入される芯棒とを備えた巻取式シェード装置において、
    前記シェード生地と前記ガーニッシュとを室内側において略同一面とするために前記シェード生地を折り返し状態にする折り返し用片部を、前記シェード保持部よりガーニッシュの室内面方向に近接するように延設して前記連結ステーに形成していることを特徴とする巻取式シェード装置。
  2. 請求項1に記載の巻取式シェード装置において、
    前記袋部を形成するための縫製部分は、室内側から見えないように前記シェード保持部と前記折り返し用片部による前記シェード生地の折り返し部との間に配置されることを特徴とする巻取式シェード装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の巻取式シェード装置において、
    前記連結ステーの前記ガーニッシュ連結部に挿入される前記ガーニッシュの前記フック部におけるガーニッシュ連結部に対向する両側部分に、前記幅方向に沿った長さ方向に対し、間隔を有してその両側交互にガタ止めリブが形成されていることを特徴とする巻取式シェード装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の巻取式シェード装置において、
    前記ガーニッシュが樹脂材により一体成形され、前記連結ステーが金属材により成形されていることを特徴とする巻取式シェード装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の巻取式シェード装置において、
    前記透光性窓が車両の屋根部に設けられ、開閉操作自在とされていることを特徴とする巻取式シェード装置。
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