JP2010100208A - 車両用ルーフシェード装置 - Google Patents

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Takeshi Kobayashi
猛志 小林
Ryutaro Egawa
龍太郎 江川
Yoshifumi Horiuchi
好文 堀内
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Abstract

【課題】巻取部に出入可能なスクリーンとして構成されるルーフシェードをある程度巻き取った状態で引き出されている部分に皺や弛みが生じるのを抑制することが可能な車両用ルーフシェード装置を得る。
【解決手段】スクリーンとして形成される遮光用ルーフシェード4の幅方向両端部に厚肉部を形成した構成において、遮光用ルーフシェード4を巻き取る回動シャフト12の回動軸方向の中間部12aに、回動軸方向の両端部12bに比べて直径を大きくした拡径部として、可撓性部材13を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用ルーフシェード装置に関する。
従来、車室天井の開口部を開閉可能に塞ぐルーフシェードとして、出し入れ可能な巻取式のスクリーンを設けたものが知られている(特許文献1)。特許文献1のように、スクリーンとして構成されたルーフシェードでは、皺や弛みが生じないように所要の張力をかけておく必要がある。この張力を得るため、スクリーンの幅方向両端部に折返部を設け、折返部をレールに係止するようにしたものがある。
特開2006−290201号公報
しかし、スクリーンの幅方向両端部に折返部を設けると、幅方向両端部では幅方向中間部に比べて厚みが増すため、巻取部にスクリーンを巻き取ったときに両端部では密に巻き取ることができるものの、中間部では隙間があいた状態で巻き取ることになってしまう。これにより、スクリーンをある程度巻き取った状態では、スクリーンが引き出されている部分の幅方向中間部では張力をかけにくくなって、皺や弛みが生じてしまう虞があった。
そこで、本発明は、巻取部に出入可能なスクリーンとして構成されるルーフシェードをある程度巻き取った状態で引き出されている部分に皺や弛みが生じるのを抑制することが可能な車両用ルーフシェード装置を得ることを目的とする。
本発明にあっては、スクリーンをスライド可能に支持する支持部材に、スクリーンの幅方向の両端部に沿って延設される一対の壁部を設け、スクリーンの幅方向の両端部に、その壁部に係止されて当該両端部が幅方向内側に移動するのが規制される厚肉部を設け、スクリーンを巻き取る回動シャフトの回動軸方向の中間部に、回動軸方向の両端部に比べて直径を大きくした拡径部を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、回動シャフトの回動軸方向の中間部に拡径部を設けたため、回動シャフトにスクリーンを巻き取った状態で、回動軸方向の中間部と両端部とで、巻取径の差を減らすことができ、以て、スクリーンの幅方向中間部に弛みや皺が生じるのを抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、車体に取り付けた車両用ルーフシェード装置を側方から見た縦断面図、図2は、ルーフシェードの各開閉モードを車室内から上方を見上げた視線で示す斜視図であって、(a)は、車室天井の開口部が遮光用ルーフシェードで塞がれた状態を示す図、(b)は、採光用ルーフシェードで塞がれた状態を示す図、(c)は、遮光用ルーフシェードおよび採光用ルーフシェードがともに格納されて開口部が開放された状態を示す図、図3は、図2の各モードに対応するルーフシェードの開閉状態を模式的に示す側面図であって、(a)は、開口部が遮光用ルーフシェードで塞がれた状態を示す図、(b)は、採光用ルーフシェードで塞がれた状態を示す図、(c)は、遮光用ルーフシェードおよび採光用ルーフシェードがともに格納されて開口部が開放された状態を示す図である。なお、各図中、FRは車両前方、UPは車両上方、WDは車幅方向を示す。
まずは、車両用ルーフシェード装置1の概略構成について説明する。車両用ルーフシェード装置1は、車体2の車室天井2aに形成された略矩形状の開口部2bを開閉可能に塞ぐルーフシェードとして、採光用ルーフシェード3と、遮光用ルーフシェード4と、を備えている。本実施形態では、採光用ルーフシェード3は、明かり障子のように視線を遮る遮視機能と昼光等によって車室内を明るくする採光機能とを有するものとして構成され、遮光用ルーフシェード4は、光を遮る遮光機能を有するものとして構成される。
図3に示すように、本実施形態では、採光用ルーフシェード3は、開口部2bの後方から前方にスライドして開口部2bを塞ぐように構成され、遮光用ルーフシェード4は開口部2bの前方から後方にスライドして開口部2bを塞ぐように構成される。したがって、図2および図3の(a)に示すように、遮光用ルーフシェード4を前方から後方に引きだしかつ採光用ルーフシェード3を後方に移動させた状態では、開口部2bから光が入射するのが遮られ、図2および図3の(b)に示すように、採光用ルーフシェード3を後方から前方に引きだしかつ遮光用ルーフシェード4を前方に移動させた状態では、開口部2bでは視線は遮られるものの車室内に光を取り入れることができ、図2および図3の(c)に示すように、遮光用ルーフシェード4を前方に移動させかつ採光用ルーフシェード3を後方に移動させた状態では、開口部2bを開放することができる。
また、図1に示すように、車体2の車室天井2aの開口部2bには、透明なウインドウパネル5が装着されている。このウインドウパネル5は、車体2に固定してもよいし、チルトアップさせたりスライドさせたりするなど、車体2に移動可能に取り付けてもよい。
次に、車両用ルーフシェード装置1の詳細な構成について説明する。図4は、本実施形態にかかる車両用ルーフシェード装置の斜視図、図5は、ルーフシェードの案内構造の斜視図、図6は、採光用ルーフシェードの分解斜視図、図7は、採光部材の断面図、図8は、採光用ルーフシェードを下方から見た平面図、図9は、図8のIX−IX断面図、図10は、図8のX−X断面図、図11は、遮光用ルーフシェードの端部の案内構造を示す前方から見た縦断面図、図12は、遮光用ルーフシェードの巻取部の各断面を示す図であって、(a)は、遮光用ルーフシェードを半分程度巻き取った状態における回動軸方向端部の断面図、(b)は、遮光用ルーフシェードを半分程度巻き取った状態における回動軸方向中間部の断面図、(c)は、遮光用ルーフシェードを全て引き出した状態における回動軸方向中間部の断面図である。
図4に示すように、車両用ルーフシェード装置1は、車体2に取り付けられて、採光用ルーフシェード3および遮光用ルーフシェード4を前後方向にスライド可能に支持する支持部材6を備えている。支持部材6は、車幅方向両側で相互に平行に前後方向に沿って伸びる一対の前後延伸部材6aと、車幅方向に略沿って伸びる複数の左右延伸部材6bと、を有し、略梯子状に構成されている。なお、図4では、左右延伸部材6bについては、開口部2bの前縁に沿うもののみを示している。また、本実施形態では、前後延伸部材6aと左右延伸部材6bとによって、開口部2bの周囲を取り囲む略矩形の枠部(図示せず)が形成されている。
図5にも示すように、各前後延伸部材6aの車幅方向内側の側面には、車幅方向内側に向けて開放された前後方向に伸びる凹溝6cが形成されている。そして、この凹溝6c内に、採光用ルーフシェード3の車幅方向両端部に突設された突出部3aと、遮光用ルーフシェード4の引出側先端部に配置された先端部材4aの車幅方向両端部に突設された突出部4bとが、前後スライド可能に挿入されている。すなわち、本実施形態では、この凹溝6cが、採光用ルーフシェード3および遮光用ルーフシェード4を前後スライド可能に案内する案内部となり、突出部3a,4bがこの案内部によって案内される被案内部となる。この案内部としての凹溝6cは、被案内部としての突出部3a,4bの双方で共用されている。
採光用ルーフシェード3は、開口部2bを開閉可能に塞ぐスライドドアとして構成されており、図6に示すように、車室天井2aに略沿うシート状の採光部材7と、採光部材7の上側に配置される補強部材としてのフレーム8と、採光部材7の下側に配置されるカバーフレーム9と、採光部材7をフレーム8に固定する両面テープ10と、を備えている。
採光部材7は、図7に示すように、表裏両側(上下両側)に配置された例えばPET樹脂等の合成樹脂からなる透明シート7aと、これら表裏両側の透明シート7a,7a間に挟持された調光層としての不織布層7bと、を有し、これらを接着等することで一体化して構成されている。この採光部材7では、不織布層7bによって遮視機能および採光機能を得ることができる。そして、透明シート7a,7aは、不織布層7bの保護層として機能するとともに、不織布層7bが垂れ下がるのを抑制し、かつ採光部材7に所要の剛性を与えている。なお、不織布層7bに替えて、和紙や洋紙等からなる紙層や、不織布と紙とを混在させた層等を設けてもよい。また、この採光部材7では、不織布層7b(や紙層あるいは混在層等)を面内で敢えて不均一に形成したり、この層に模様や図柄を施したりすることで、デザイン性を高めることが可能である。
フレーム8は、例えばアルミニウム合金の矩形管等の複数の金属部材を溶接等することで一体的に結合して構成されており、車室天井2aに略沿って採光用ルーフシェード3の周縁部に配置される略矩形状の周縁フレーム8aと、左右の周縁フレーム8a間で前後に間隔をあけて架設される二本の架設フレーム8bと、を備えている。
ここで本実施形態では、架設フレーム8bを、車室天井2aに略沿って屈曲させてある。具体的には、本実施形態では、架設フレーム8bの車幅方向中央部8fを後方に向けて曲線状に膨出させてある。これにより、架設フレーム8bの剛性(ねじり剛性および曲げ剛性)、ひいてはフレーム8の剛性(ねじり剛性および曲げ剛性)を高めることができる。なお、前後端の周縁フレーム8aについても同様の形状とし、同様の効果を得ている。
カバーフレーム9は、例えばPP樹脂やABS樹脂等の合成樹脂材料を成形することで構成されており、図6,図8に示すように、平面視ではフレーム8とほぼ同じ形状となっている。ただし、図8〜図10に示すように、カバーフレーム9の各部をフレーム8より幅広に形成し、フレーム8を下側(車室内側)から覆い隠すようにしてある。また、本実施形態では、フレーム8の二本の架設フレーム8bとともにカバーフレーム9の二本の架設部9aを滑らかに曲線状に屈曲させて波形に形成することで、デザイン性を高めてある。
そして、本実施形態では、採光部材7およびカバーフレーム9を、いずれもフレーム8に固定している。具体的には、採光部材7を、図6,図10に示すように、所要の厚みをもって可撓性を有する短冊状の両面テープ10によって、フレーム8の下面に接合する。また、カバーフレーム9には、上方に向けて突出して頂上部に雌ねじ孔9cを有する突出部9bを複数形成し、採光部材7には、図6,図9に示すように、各突出部9bと重なり合う位置に、貫通孔7cを形成する。さらに、フレーム8の下壁8cには、突出部9bを貫通する貫通孔8dを形成し、上壁8eには、ねじ14を挿通する貫通孔8gを形成する。そして、かかる構成で、突出部9bを採光部材7の貫通孔7cおよびフレーム8の下壁8cの貫通孔8dに下方から貫通させ、当該突出部9bの頂上部を上壁8eに突き当て、当該上壁8eに形成した貫通孔8gに上方から貫通させたねじ14を、突出部9bに形成された雌ねじ孔9cに螺結する。すなわち、本実施形態では、ねじ14をカバーフレーム9の雌ねじ孔9cに螺結することで、フレーム8とカバーフレーム9とが結合されることになる。また、かかる構成では、両面テープ10の厚みを、採光部材7とフレーム8の下面との間の隙間の高さより僅かに大きくしておくことで、当該隙間に両面テープ10を僅かに圧縮させた状態で介在させ、両面テープ10の弾発力によって適宜な力を与えつつ、採光部材7をフレーム8とカバーフレーム9との間に挟持させることができる。ただし、採光部材7はカバーフレーム9には結合しない。すなわち、採光部材7は、カバーフレーム9に対して横方向(車室天井2aに沿う方向)に摺動可能となっている。
遮光用ルーフシェード4は、巻取部11に出し入れ可能に巻き取られるスクリーンとして構成されている。巻取部11は、図1,図4等に示すように、開口部2bの前方に配置されており、車幅方向に沿って伸びる回動シャフト12を備えている。回動シャフト12は、支持部材6に回動可能に支持されており、スクリーンとしての遮光用ルーフシェード4を出し入れ可能に巻き取ることができるようになっている。
図11に示すように、遮光用ルーフシェード4の幅方向(移動方向と直交する方向、本実施形態では車幅方向)の両端部4cには、当該端部4cを内側に折り返し接着あるいは縫合して二重にした厚肉部4dが形成されている。一方、支持部材6の凹溝6cの奥側(すなわち車幅方向外側、図11では右側)には、厚肉部4dを収容する凹溝6dを形成するとともに、この凹溝6cと凹溝6dとの境界部分に上下方向(本実施形態では下方向)に突出して前後方向に沿って延伸する壁部6eを形成してある。この壁部6eは、支持部材6の左右一対の前後延伸部材6a,6aにおいて、遮光用ルーフシェード4の移動方向(前後方向)と直交する幅方向(車幅方向)の両端部4cに沿って延設されている。そして、かかる構成により、遮光用ルーフシェード4が凹溝6cに案内されて移動する際に壁部6eによって厚肉部4d(によって形成された段差部)を係止し、端部4cが遮光用ルーフシェード4の幅方向(車幅方向)内側に移動するのを規制するようにしてある。これにより、遮光用ルーフシェード4に張力を与えて、皺や弛みが生じるのを抑制することができる。
ところが、このような厚肉部4dを形成した遮光用ルーフシェード4を回動シャフト12で巻き取った場合、厚肉部4dを巻き取った部分の外径が、厚肉部4d以外の一般部(幅方向中間部)を巻き取った部分の外径に比べて大きくなってしまう。このため、遮光用ルーフシェード4が回動シャフト12に巻き取られた部分がある状態でかつ引き出された状態(すなわち全部引き出されていない状態)では、幅方向中間部の張力が弱まって、引出方向(巻取方向、本実施形態では前後方向)に弛みが生じる虞があった。
そこで、本実施形態では、図4に示すように、回動シャフト12の回動軸方向(本実施形態では車幅方向)の中間部12aに、その回動軸方向の両端部12bに比べて直径を大きくすべく、回動シャフト12の外周を覆うスポンジ状の可撓性部材13を設けてある。すなわち、本実施形態では、この可撓性部材13が、拡径部に相当する。
したがって、図12の(a)および(b)に示すように、遮光用ルーフシェード4が半分程度巻き取られた状態では、可撓性部材13を設けた分だけ、回動軸方向の中間部における巻取径(外径)Dmが、回動軸方向の端部における巻取径(外径)Deとほぼ同じになり、これにより、遮光用ルーフシェード4に弛みが生じるのを抑制することができる。
なお、可撓性部材13の厚みt(図12の(c)参照)は、遮光用ルーフシェード4を半分以上巻き取った状態、すなわち図4において、遮光用ルーフシェード4の先端部材4aがその前後方向の移動区間の中間位置Pmから巻取側(本実施形態では前方側)の領域Ar内のいずれかの位置にある状態で、上記巻取径DmとDeとが同じ値となるように設定するのが好適である。
また、本実施形態では、図12の(c)に示すように、回動シャフト12には、拡径部としての可撓性部材13を、遮光用ルーフシェード4を取り付けた後に取り付けてある。回動シャフト12に先に可撓性部材13を取り付けてしまうと、スクリーンとしての遮光用ルーフシェード4を回動シャフト12に取り付け難くなる上、取り付ける部分に段差が生じて、回動シャフト12に沿って均一に張るのも難しくなり、皺や弛みの原因となってしまう。本実施形態によれば、遮光用ルーフシェード4を回動シャフト12に取り付けた後に、当該遮光用ルーフシェード4を全て引き出した状態で可撓性部材13を取り付けるようにしたため、かかる不具合を抑制することができる。
以上、説明したように、本実施形態では、スクリーンとして形成される遮光用ルーフシェード4の幅方向両端部4cに厚肉部4dを形成した構成において、遮光用ルーフシェード4を巻き取る回動シャフト12の回動軸方向の中間部12aに、回動軸方向の両端部12bに比べて直径を大きくした拡径部として、可撓性部材13を設けた。よって、この拡径部(可撓性部材13)を設けた分、回動シャフト12に遮光用ルーフシェード4を巻き取った状態で、回動軸方向の中間部12aと両端部12bとで、巻取径の差を減らすことができ、以て、遮光用ルーフシェード4をある程度巻き取った状態で引き出された部分の幅方向中間部に皺や弛みが生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、回動シャフト12の回動軸方向の中間部12aに、その外周を覆う可撓性部材13を取り付けることで拡径部を形成した。拡径部を剛体とした場合、拡径部の回動軸方向の両端部で巻取径が急変し、皺や弛みの一因となる虞がある。本実施形態によれば、遮光用ルーフシェード4の張力によって可撓性部材13を撓ませる(径方向内側に圧縮する)ことができ、その分、可撓性部材13の回動軸方向の両端部で巻取径が急変するのを抑制して、遮光用ルーフシェードに皺や弛みが生じるのを抑制しやすくなる。
また、本実施形態では、スクリーンとして形成される遮光用ルーフシェード4を回動シャフト12に固定した後に、当該回動シャフト12に可撓性部材13を取り付けるようにした。よって、回動シャフト12に可撓性部材13を遮光用ルーフシェード4より先に取り付けた場合に比べて、遮光用ルーフシェード4を回動シャフト12に取り付けやすくなる上、より均一に張りやすくなる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。上記実施形態では、遮光用ルーフシェードをスクリーンとしたが、これには限定されない。
また、上記実施形態では、厚肉部を、スクリーンの幅方向両端部を折り返すことで形成したが、これには限定されず、例えば、スクリーンの幅方向両端縁に沿って帯状シートを接着あるいは縫合等して取り付けることで形成してもよい。
また、拡径部の幅方向両端部を面取りしたり丸めたりすることで、巻取径の急変をさらに抑制してもよい。
本発明の一実施形態にかかる車両用ルーフシェード装置を車体に取り付けた状態で側方から見た縦断面図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用ルーフシェード装置に含まれるルーフシェードの各開閉モードを車室内から上方を見上げた視線で示す斜視図であって、(a)は、車室天井の開口部が遮光用ルーフシェードで塞がれた状態を示す図、(b)は、採光用ルーフシェードで塞がれた状態を示す図、(c)は、遮光用ルーフシェードおよび採光用ルーフシェードがともに格納されて開口部が開放された状態を示す図である。 図2の各モードに対応するルーフシェードの開閉状態を模式的に示す側面図であって、(a)は、開口部が遮光用ルーフシェードで塞がれた状態を示す図、(b)は、採光用ルーフシェードで塞がれた状態を示す図、(c)は、遮光用ルーフシェードおよび採光用ルーフシェードがともに格納されて開口部が開放された状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用ルーフシェード装置の斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるルーフシェードの案内構造の斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用ルーフシェード装置に含まれる採光用ルーフシェードの分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用ルーフシェード装置に含まれる採光用ルーフシェードの採光部材の断面図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用ルーフシェード装置に含まれる採光用ルーフシェードを下方から見た平面図である。 図8のIX−IX断面図である。 図8のX−X断面図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用ルーフシェード装置に含まれるスクリーンとして形成されるルーフシェードとしての遮光用ルーフシェードの端部の案内構造を示す前方から見た縦断面図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用ルーフシェード装置に含まれるスクリーンとして形成されるルーフシェードとしての遮光用ルーフシェードの巻取部の各断面を示す図であって、(a)は、遮光用ルーフシェードを半分程度巻き取った状態における回動軸方向端部の断面図、(b)は、遮光用ルーフシェードを半分程度巻き取った状態における回動軸方向中間部の断面図、(c)は、遮光用ルーフシェードを全て引き出した状態における回動軸方向中間部の断面図である。
符号の説明
1 車両用ルーフシェード装置
2a 車室天井
2b 開口部
4 遮光用ルーフシェード(ルーフシェード、スクリーン)
4c (両)端部
4d 厚肉部
6 支持部材
6e 壁部
11 巻取部
12 回動シャフト
12a 中間部
12b (両)端部
13 可撓性部材(拡径部)

Claims (3)

  1. 車室天井に形成された開口部を開閉可能に塞ぐルーフシェードとしてのスクリーンと、
    前記スクリーンを前記車室天井に略沿ってスライド可能に支持する支持部材と、
    前記スクリーンを出し入れ可能に巻き取る回動シャフトを有する巻取部と、
    を備えた車両用ルーフシェード装置であって、
    前記支持部材は、前記スクリーンの幅方向の両端部に沿って延設される一対の壁部を有し、
    前記スクリーンの前記幅方向の両端部には、前記壁部に係止されて当該両端部が幅方向内側に移動するのが規制される厚肉部が形成され、
    前記回動シャフトの回動軸方向の中間部に、回動軸方向の両端部に比べて直径を大きくした拡径部を形成したことを特徴とする車両用ルーフシェード装置。
  2. 前記回動シャフトの前記中間部に、その外周を覆う可撓性部材を取り付けることで、前記拡径部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ルーフシェード装置。
  3. 前記スクリーンを前記回動シャフトに固定した後に、当該回動シャフトに前記可撓性部材を取り付けたことを特徴とする請求項2に記載の車両用ルーフシェード装置。
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