JP4704989B2 - 車両のブラインド装置 - Google Patents

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本発明は、乗用車等の車両の天井部分に設けられた天窓用のブラインドに関する。
乗用車の天井に天窓を設けた構造が知られている。一般にこの天窓が設けられた天井は、パノラマルーフと呼ばれている。この天窓には、開閉式のブラインド(日除け)が配置され、日光が強い場合や眩しい場合に天窓から光が車内に入射しないようにされている。開閉式のブラインドとしては、板状のものを天井面に沿ってスライドさせるスライド式のものが一般的である。しかしながら、スライド式のブラインドは、それ自体の収納スペースを確保する必要があるので、天窓の開口率(天井の面積に対する天窓の面積の割合)が制限されるという問題がある。
天窓の開口率を大きくする工夫として、ブラインドを布地のような柔軟なものとし、それを巻き取り収納する構造が提案されている(例えば特許文献1または2を参照)。このような柔軟な材質で構成されるブラインドは、弛みが問題となるので、何らかの方法で張りを持たせる(あるいは形状を維持させる)必要がある。特許文献1には、シート状のブラインドを展開した状態で、ブラインドの幅方向に張り渡される保持バーをブラインドの下側に配置し、引き出したブラインドに張りを与える構成が記載されている。また、特許文献2には、シート状のブラインドを引き出す出口部分の形状を湾曲形状とし、引き出したブラインドを天井の湾曲構造に沿った構造とする構成が記載されている。
特開平10−504778号(要約書) 実案登録3094716号
しかしながら、特許文献1に記載されている構成は、ブラインドを巻き取った際に、保持バーを巻き込むので、巻き取り径が大きくなる問題がある。車両、特に乗用車は、天井高が低く、また天井構造の厚みが薄いので、ブラインドの巻き取り径が大きいと、ブラインドの収納部分付近の車体の形状がいびつになり意匠性が低下する。あるいは、車内空間が狭くなる。すなわち、図5(A)に示すように、巻き取った状態のブラインド501の巻き取り径が小さければ、ブラインドの収納部分付近における天井部分の表面形状502の意匠性への影響は小さい。しかしながら、この巻き取り径が大きくなると、図5(B)に示すように表面形状502を巻き取った状態のブラインド501の形状に合わせたものとしなければならずその意匠性が犠牲になる。このような理由により、ブラインドの巻き取り径は、極力小さいことが望まれる。この点において、特許文献1に記載の技術は、保持バーをブラインドと共に巻き取るので不利となる。また、特許文献2に記載されている構成では、中央付近でブラインドが弛んでしまうので、全体的に張りを持たせた曲面を実現するのは困難である。特にブラインドが大きくなるとその傾向が顕著になる。
そこで本発明は、車両の屋根部分に設けられた天窓部分に配置される巻き取り式のブラインド構造において、引き出した際にブラインドに適度な曲面を有した張りを与えることができ、且つ、巻き取った際の径を小さくすることができる構造を提供することを目的とする。
本発明の車両のブラインド装置は、シート状のブラインドと、ブラインドに固定された引き出し枠と、ブラインドを幅方向において支える保持バーと、引き出し枠と係合する保持バー移動具と、保持バーと保持バー移動具とを連結する連結部材と、ブラインドを巻き取る巻き取り軸とを備え、引き出し枠を引き出した際に、引き出し枠が保持バー移動具に係合することで保持バーが引き出し枠の動きに連動して動き、ブラインドを巻き取り軸に巻き取った状態において、引き出し枠の保持バー移動具に対する係合が解除され、保持バー移動具の動きをガイドする保持バー移動具用ガイド部を有し、保持バー移動具用ガイド部は、ブラインドの巻き取り位置に向かってブラインドから離れる方向に曲がった形状を有し、保持バー移動具は、引き出し枠を保持する凹部を備え、凹部に前記引き出し枠が保持されることで引き出し枠と保持バー移動具との係合が行われ、凹部から前記引き出し枠が外れることで引き出し枠と保持バー移動具との係合が解除されることを特徴とする。
本発明によれば、ブラインドが巻き取り軸に巻き取られた状態において、引き出し枠を引き、ブラインドを引き出すと、引き出し枠が保持バー移動具に係合することで保持バーが引き出し枠の動きに連動して動く。この結果、保持バーがブラインドを下方から支える位置に移動する。また、ブラインドを巻き取り軸に巻き取った状態において、引き出し枠の保持バー移動具に対する係合が解除され、引き出し枠の動きに対して保持バーが連動しなくなり、保持バーがブラインドと共に巻き取られることがない構造とすることができる。
すなわち、引き出し枠を引き、ブラインドを巻き取り軸に巻き取られている状態から巻き出す(引き出す)と、引き出し枠に保持バー移動具が係合し、引き出し枠と一緒に保持バー移動具が引き出し方向に動く。この際、保持バーと保持バー移動具とは連結されているので、引き出し枠と一緒に保持バー移動具が動くことで、保持バーも動く。これにより、引き出され展開されたブラインドの所定の部分(例えば中間部分)の幅方向を保持バーが支える構造を実現することができる。また、展開されたブラインドを巻き取り軸に巻き取ると、引き出し枠の動きに連動して保持バー移動具が巻き取り方向に動き、それに従って保持バー移動具に連結された保持バーも巻き取り方向に動く。そして、ある段階で引き出し枠と保持バー移動具との係合が解除されることで、保持バーの動きは止まり、保持バーをブラインドと一緒に巻き取らずに、ブラインドを巻き取ることができる。この構成によれば、展開されたブラインドに張りを与えるための保持バーをブラインドの巻き取り時にブラインドと一緒に巻き取らなくて済む構造を実現することができる。このため、ブラインドに立体的な張りを与えることができ、且つ、ブラインドの巻き取り径の増大を抑えることができる。
本発明において、保持バー移動具の動きをガイドする保持バー移動具用ガイド部を有し、この保持バー移動具用ガイド部は、ブラインドの巻き取り位置に向かってブラインドから離れる方向に曲がった形状を有しているため、展開された状態からブラインドを巻き取っていった際に、保持バー移動具がブラインドから離れる方向に動き、保持バー移動具と引き出し枠との係合状態の解除を効果的に行うことができる。
本発明においては、保持バー移動具が、引き出し枠を保持する凹部を備え、この凹部に引き出し枠が保持されることで引き出し枠と保持バー移動具との係合が行われるこの場合、ブラインドが巻き取られてゆく過程において、保持バー移動具がブラインドから離れる方向に動き、それにより保持バー移動具の凹部から、引き出し枠が外れ、引き出し枠と保持バー移動具との係合が解除される。
本発明において、ブラインドを幅方向で支える固定保持バーを備えてもよい。この態様によれば、例えばブラインドの引き出し部分でブラインドを天井の形状等に合わせて湾曲させることができ、可動する保持バーの機能と合わせて効果的にブラインドに張りを与えることができる(あるいは効果的にブラインドの形状を維持することができる)。
本発明において、ブラインドの幅方向の縁をガイドする車体側に固定されたガイド部と、ブラインドの幅方向の縁に配置され、ガイド部に係合することで、ブラインドに幅方向への張力を与える被ガイド部とを備えることが望ましい。この態様によれば、展開された状態でブラインドが幅方向に引っ張られるので、保持バーのブラインドを整形する機能をさらに効果的に発揮させることができる。
本発明によれば、保持バーが引き出し枠の動きに連動して動き、また保持バー移動具の機能により、保持バーをブラインドと共に巻き取らなくてよいので、車両の屋根部分に設けられた天窓部分に引き出したブラインドに適度な曲面を有した張りを与えることができ、且つ、巻き取った際の径を小さくすることができる。
(1) 第1の実施形態
(実施形態の構成)
図1は、発明を利用したブラインド装置の概要を示す概念図である。図2は、図1に示すブラインド装置を側面方向から見たもので、その動作原理を説明する概念図である。
図1に示すブラインド装置100は、シート状のブラインド101を備えている。ブラインド101は、布や可撓性を有する樹脂シートで構成されている。図1には、ブラインド101が巻き取られた状態から引き出され、展開された状態が示されている。ブラインド101の引き出し方向(例えば車体の前方向)の端部の縁には、棒状の引き出し枠102が固定されている。
引き出し枠102は、上方(鉛直方向上の方向)に向かって凸型に湾曲しており、ブラインド101を上方に凸型に整形する(R付けする)構造とされている。また、図示省略するが、引き出し枠102は、ブラインド101を引き出し展開した状態において、図示省略した車体側に係合し、その展開状態を維持することができる構造とされている。
引き出され展開された状態において、ブラインド101の引き出し方向の中央部分は、保持バー103によってその下側の面が支えられる。保持バー103は、上に凸形状を有する湾曲構造(R構造)を有し、ブラインド101を上に凸形状になるように下から支える。ブラインド101は、シート状(例えば布)であり、それ自体は剛性が低く、自身で形状を保持する機能は高くない。そのため、引き出し枠102によるR付けの作用は、引き出し枠102から離れると低下する。保持バー103によって引き出し方向における中央部分を支えることで、ブラインド101の引き出し方向(車体の前後方向)の全体において、ブラインド101のR付け(上方への凸型形状の付与)が行われ、ブラインド101の展開状態における立体的な形状を保つことができる。
また保持バー103の両端部分は、保持バー移動具104に連結部材105によって連結され、また保持バーガイド溝201に摺動可能な状態で係合している(図2参照)。保持バー移動具104は、車輪104aを備えている。図2に示すように、車輪104aが保持バー移動具ガイド溝203に係合し、その内部を移動可能な構造とされている。連結部材105は、保持バー103と保持バー移動具104とを連結する棒状の部材である。この連結部材105が存在することで、保持バー移動具104が動くと、保持バー103がその動きに連動して同じ方向に動く。
保持バーガイド溝201と保持バー移動具ガイド溝203の一端は、ブラインド101の巻き取り位置(巻き取り軸202の位置)に向かってブラインド101から離れる方向(下方)に曲がった形状とされている。
図1および図2に示すように、保持バー移動具104は、引き出し枠102を保持する凹部104bを備えている。この凹部104bに引き出し枠102が保持されることで引き出し枠102と保持バー移動具104との係合が行われる。また、凹部104bから引き出し枠102が外れることで、引き出し枠102と保持バー移動具104との係合が解除される。
図1および図2に示すように、ブラインド101の引き出し部分には、固定保持バー107が配置されている。固定保持バー107は、図示省略した車体側に固定されており、保持バー103と同様な形状を有している。これにより、ブラインド101にR形状が与えられている。また図2に示すように、ブラインド装置100は、ブラインド101を巻き取るための巻き取り軸202を備えている。巻き取り軸202の内部には、捻りコイルばねが内蔵されており、この捻りコイルばねにより、ブラインド101を巻き取る方向に巻き取り軸202を回転させる付勢力が働いている。なお図2(A)には、ブラインド101が巻き取り軸202に巻き取られて収納された状態が示されている。
図3は、図2におけるA−A、B−BおよびC−Cで切った断面の構造を示す概念図である。図3(A)に示すように、ブラインド101の展開状態において、ブラインド101の幅方向の縁に設けられた被ガイド部101aが、車体側(図示省略)のブラインドガイド部204に係合する。被ガイド部101aは、ブラインドガイド部204内を摺動可能で、且つ、ブラインドガイド部204から引き抜くことが出来ない構造を有している。ブラインドガイド部204は、図示省略した車体側に固定されたガイド部材301に設けられ、車体の前後方向に延在した溝構造を備えている。
また、被ガイド部101aは、巻き取り軸202にブラインド101と一緒に巻き取ることができる程度の柔軟性を有した材料(例えば樹脂材料)から構成されている。なお、図3には、ガイド部材301の片側の部分のみに関して記載されており、もう片側の部分の構造は図示省略されている。被ガイド部101aが、ブラインドガイド部204に係合することで、展開状態におけるブラインド101の幅方向への張りが与えられる。
また図3(A)には、上方に向かって凸型に湾曲した保持バー103によって、ブラインド101に対して、上方に向かって凸型に湾曲した形状が付与された状態が示されている。また図3(A)には、保持バー103の幅方向の端部103aが、ガイド部材301に設けられた保持バーガイド溝201に摺動可能な状態で係合した状態が示されている。
図3(B)は、図2のB−Bを切った断面を示し、連結部材105が示されている。図3(C)は、図2のC−Cで切った断面を示し、引き出し枠102の端部がブラインドガイド部204に係合した状態が示されている。
図4は、多層構造のブラインドの断面構造の一例を示す概念図である。図4の例において、ブラインド101は、室内側から表層401a、中間層401b、裏層401cと積層された構造を有している。表層401aは、車内側に露出するので、意匠性を重視した織布または不織布により構成される。中間層401bは、太陽光の熱を遮熱し、また防音性を確保するために塩化ビニル等のフィルム状の樹脂材料により構成される。裏層401cは、太陽光に直接曝されるので、太陽光が当たることによる劣化や寸法変化が少なく、また遮光および遮熱に優れた材料が選択される。具体的には、平織りで緻密な構造を有するクロスにより構成され、さらに太陽光に当たる面の反射率を高めるために、シルバーコーティングされた繊維を織り込んだものが選択される。積層は、3層を重ねた状態で縫製を行うことで行われている。ここでは、3層構造の例を示したが、層の数は、3層に限定されない。
(実施形態の動作:開動作)
まず、ブラインドを巻き取って収納した状態から引き出し、展開する動作の一例を説明する。図2(A)には、ブラインド101を巻き取り軸202に巻き取り、収納した状態が示されている。この状態から引き出し枠102を手で持ち、巻き取り軸202に働く付勢力に打ち勝つ力で引き出し枠102を車体の前方方向に引くと、引出枠102が車体の前方方向(図2の左方向)に移動する。
図2(A)に示す状態から引き出し枠102をある程度引き出した状態が図2(B)に示されている。図2(B)には、引き出し枠102が保持バー移動具104の凹部104bに係合する寸前の状態が示されている。この状態からさらに引き出し枠102を車体前方方向に引くと、凹部104bの内側に引き出し枠102が入り、両者が係合状態となる。この係合状態からさらに引き出し枠102を車体前方方向に引くと、引き出し枠102と一緒に保持バー移動具104が動く。保持バー移動具104と保持バー103とは、連結部材105によって連結されているので、この引き出し枠102の車体前方方向への動きに連動して保持バー103も車体前方方向に動く。こうして、図2(C)に示す状態に至る。
図2(B)から図2(C)に至る過程において、保持バー103がブラインド101に下方から接触し、ブラインド101を下方から支える状態となる。図2(C)の状態からさらに引き出し枠102を車体前方方向に引き、図2(D)に示す状態に至って、ブラインド101の展開が終了する。なお、ブラインド101を展開した状態において、引き出し枠102の両端は、図示省略した車体側の係合部に係合し、ブラインド101を車体前方方向に引っ張って保持した状態が維持される。このように、引き出し枠102を引き出した際に、引き出し枠102が保持バー移動具104に係合し、その結果、保持バー103が引き出し枠102の動きに連動して動き、保持バー103がブラインド101を下方から支持した状態が得られる。
(実施形態の動作:閉動作)
次にブラインドを展開した状態から巻き取り収納する動作の一例を説明する。図2(D)に示すブラインド101を展開した状態において、引き出し枠102を握り、引き出し枠102を少し手前に引く等して、その車体への係合状態(図示省略)を解除する。ブラインド101には、巻き取り軸202に働く付勢力によって、巻き取り方向に張力が働いているから、上記車体に対する係合状態の解除の後、引き出し枠102を握った手を車体後方の方向に送ってゆく(または手を離す)と、ブラインド101は、巻き取り軸202に巻き取られてゆく。
保持バーガイド溝201および保持バー移動具ガイド溝203は、車体後方側の端部近くにおいて下方に湾曲している。このため、ブラインド101がある程度巻き取られたところで、保持バー103および保持バー移動具104が下方に向きを変えて移動する。この際、凹部104bから引き出し枠102が外れ(図2(B)参照)、保持バー移動具104に対する引き出し枠102の係合状態が解除される。またこの際、保持バー103も下方に移動するので、保持バー103がブラインド101を下方から支える状態も解除される。その後、ブラインド101が巻き取り軸202にさらに巻き取られ、図2(A)に示す状態に至って、ブラインド101の巻き取りが完了する。
このように、ブラインド101を巻き取り軸202に巻き取った状態において、引き出し枠102の保持バー移動具104に対する係合状態が解除される。これにより、保持バー103の引き出し枠102対する連動状態も解除され、その後にブラインド101を巻き取り軸202に巻き取っていっても、保持バー103はブラインド101と一緒に巻き取られない。
(実施形態の優位性)
図1〜3に示す態様によれば、ブラインド101の展開状態において、保持バー103によって、ブラインド101を下方から支え、ブラインド101の立体的な形状(湾曲した形状)を維持することができる。このため、ブラインド101の展開された形状を車体の天井の形状に対応させたものとすることができる。また、ブラインド101を巻き取り軸202に巻き取った際、ブラインド101をその幅方向において支える保持バー103をブラインド101と共に巻き込んで巻き取る必要がない。そのため、ブラインド101を巻き取り軸202に巻き取った際の巻き取り径の増大を抑えることができる。また、巻き取り径を抑えることができるので、ブラインド101として多重構造の厚手のものを利用することができる。このため、ブラインド101の遮光性、防音性および遮熱性を追究することができる。
本発明は、乗用車、バス、トラック等の車両の天窓に配置されるブラインドの開閉構造に利用することができる。
発明を利用したブラインド装置の概要を示す概念図である。 発明を利用したブラインド装置の開閉動作を説明する概念図である。 発明を利用したブラインド装置の構造を示す断面図である。 ブラインドの構造の一例を示す断面図である。 車体の天井部分の形状を示す概念図である。
符号の説明
100…ブラインド装置、101…ブラインド、101a…被ガイド部、102…引き出し枠、103…保持バー、104…保持バー移動具、104a…車輪、104b…凹部、105…連結部材、107…固定保持バー、201…保持バーガイド溝、202…巻き取り軸、203…保持バー移動具ガイド溝、204…ブラインドガイド部。

Claims (3)

  1. シート状のブラインドと、
    前記ブラインドに固定された引き出し枠と、
    前記ブラインドを幅方向において支える保持バーと、
    前記引き出し枠と係合する保持バー移動具と、
    前記保持バーと前記保持バー移動具とを連結する連結部材と、
    前記ブラインドを巻き取る巻き取り軸とを備え、
    前記引き出し枠を引き出した際に、前記引き出し枠が前記保持バー移動具に係合することで前記保持バーが前記引き出し枠の動きに連動して動き、
    前記ブラインドを前記巻き取り軸に巻き取った状態において、前記引き出し枠の前記保持バー移動具に対する係合が解除され
    前記保持バー移動具の動きをガイドする保持バー移動具用ガイド部を有し、
    前記保持バー移動具用ガイド部は、前記ブラインドの巻き取り位置に向かって前記ブラインドから離れる方向に曲がった形状を有し、
    前記保持バー移動具は、前記引き出し枠を保持する凹部を備え、
    前記凹部に前記引き出し枠が保持されることで前記引き出し枠と前記保持バー移動具との係合が行われ、
    前記凹部から前記引き出し枠が外れることで前記引き出し枠と前記保持バー移動具との係合が解除されることを特徴とする車両のブラインド装置。
  2. 前記ブラインドを幅方向で支える固定保持バーを備えることを特徴とする請求項に記載のブラインド装置。
  3. 前記ブラインドの幅方向の縁をガイドする車体側に固定されたガイド部と、
    前記ブラインドの幅方向の縁に配置され、前記ガイド部に係合することで、前記ブラインドに幅方向への張力を与える被ガイド部と
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のブラインド装置。
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