JP5151238B2 - 車体補強構造 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の上部車体構造では、ルーフパネルの中央に形成した車体前後方向に長い開口の周縁にガラスサンルーフを固定して、解放感を高めている。そして、ルーフの剛性を高めるために、開口を跨いで車体左右方向に中間ガイドフレームが設けられている。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1実施形態に係る車体補強構造200を備えた車体上部構造(車両の一部)300の斜視図である。図2は、図1に示す車体補強構造200のA−A線断面図である。図3は、図1に示す車体補強構造200のB−B線断面図である。図4は、図1に示す車体補強構造200の分解斜視図である。以下では、図1の左上側を車両前方側とし、図1の右下側を車両後方側として説明する。また、図3の左側を車両前方側とし、図3の右側を車両後方側として説明する。
補強部材16と巻取装置14との間には、補強部材16の車両の前後方向への移動をロックする(規制する)ロック機構(位置固定手段)30が設けられている。
また、補強部材16と巻取装置14との間には、巻取装置14を車室内の天井面において回転させるための回転機構40が設けられている。
ピン39の軸周りには第1のスプリング34が設けられている。この第1のスプリング34の両端部34a、34bは、2本のロックバー31a、31bにそれぞれ設けられた突設ピン36a、36bに掛けられている。これにより、2本のロックバー31a、31bは、第1のスプリング34のバネ力によって、ピン39を中心として下方側に回動する方向に付勢された状態となっている。
ロック解除ボタン35が下方から押圧されていないときには、ロックバー31bの先端部32bはガイドレール66bの下面部に設けられたロック孔68に挿入された状態となる(図5、図7参照)。これにより、補強部材16の前後方向への移動がロックされる(ロック状態)。
ロック解除ボタン35が下方から押圧されているときには、ロックバー31bの先端部32bはガイドレール66bの下面部に設けられたロック孔68から抜け出た状態となる(図6、図8参照)。これにより、補強部材16の前後方向への移動が自由となる(ロック解除状態)。
なお、右側のロックバー31bを例にとってロック機構30によるロック動作について説明したが、左側のロックバー31aについてもこれと同様である。
一方、図17の状態から回転力が掛かり(回転方向に力が掛かり)、図18に示すように、上側の回転プレート41aの回転規制溝部97から板バネ91が解放された状態では、回転機構40のロックが解除され、補強部材16に対して巻取装置14を回転することが可能となる。なお、この状態(回転可能状態)では、板バネ91は弾性変形により縮んだ状態で、上側の回転プレート41aの下面99上(図16参照)を摺動することとなる。
本実施形態に係る車体補強構造200は、開口部50の左右方向に架橋された補強部材16を備え、当該補強部材16が前後方向にスライド自在に構成されているため、開口部50における補強部材16の前後方向位置を適宜選択できるようになり、ルーフパネル60の剛性を確保しつつ、車室内の乗員に対して解放感を与えることが可能とされている。
このように、本実施形態に係る車体補強構造200を構成する補強部材16に取り付けられたサンシェード装置10による遮光態様は、多様なバリエーションを含んでなるものである。
以下、本発明の第2実施形態に係る車体補強構造201について説明する。なお、第1実施形態と同様の部分については説明を省略する。
図11、図12は、第2実施形態に係る車体補強構造201を車室内から見た図であり、図11は、遮光シート104を引き出す前の状態を示しており、図12は、遮光シート104を引き出した後の状態を示している。また、図13は、車体補強構造201が備えるサンシェード装置100の縦断面図である。さらに、図21は、サンシェード装置100の異なる遮光態様を示す説明図である。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、車体補強構造を構成する補強部材が1つあるいは2つである例を示したが、補強部材が3つ以上であってもよい。
(2)上記実施形態では、車体補強構造に取り付けられた巻取装置が1つあるいは2つである例を示したが、巻取装置が3つ以上であってもよい。
(3)上記実施形態では、1つの巻取装置に対して巻取ロールが2つ設けられている例を示したが、1つの巻取装置に対して巻取ロールが1つあるいは巻取装置の車幅方向中央を基準として左右に分割するなどして3つ以上設けられてもよい。
300…車両
10、100…サンシェード装置
12、104…遮光シート
14、106a、106b…巻取装置
16、102a、102b…補強部材
22a、108a…第1の巻取ロール
22b、108b…第2の巻取ロール
30…ロック機構(位置固定手段)
40…回転機構
50…開口部
60…ルーフパネル
80…補強ブラケット
81…ルーフサイドメンバ
Claims (4)
- 車両のルーフパネルに開口された開口部と、
前記開口部において、当該開口部の車両幅方向に延設され、前記ルーフパネルを補強する補強部材と、
前記ルーフパネルにおける前記開口部の周縁部に設けられる枠体と、を備え、
前記補強部材は、前記枠体の一部を構成するガイドレールに取り付けられることで、前記開口部において、前記車両の前後方向にスライド可能とされ、
前記補強部材の延設方向における一端部には、キャップが取り付けられ、
前記補強部材は、前記キャップを介して前記ガイドレールに取り付けられており、
前記キャップは、前記ガイドレールとの接触部位が弧をなすように形成されていることを特徴とする、車体補強構造。 - 請求項1に記載の車体補強構造であって、
前記補強部材には、前記開口部を覆う遮光シートと、前記遮光シートを巻き取ることのできる巻取装置とを備えるサンシェード装置が取り付けられていることを特徴とする、車体補強構造。 - 請求項2に記載の車体補強構造であって、
前記巻取装置は、第1及び第2の巻取ロールを備えており、
前記第1の巻取ロールからは、前記遮光シートを車両前方側に引き出すことが可能であり、
前記第2の巻取ロールからは、前記遮光シートを車両後方側に引き出すことが可能であることを特徴とする、車体補強構造。 - 請求項2又は請求項3に記載の車体補強構造であって、
前記補強部材を複数備えており、
前記複数の補強部材のそれぞれに前記巻取装置が取り付けられていることを特徴とする、車体補強構造。
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