JP7197305B2 - 自動車用巻取装置 - Google Patents
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Description
前記先端部を越えないように前記保持部に前記引出端が引っ掛かっている状態のまま操作による通気用の隙間を生じさせて該通気用の隙間を生じさせた状態を維持することが可能であって前記通気用の隙間を生じさせていない状態に戻して該状態を維持することが可能である操作構造を備える、態様を有する。
前記保持部に前記引出端が保持されている状態のまま操作による通気用の隙間を生じさせる操作構造を備え、
本自動車用巻取装置は、前記スクリーンを引き出すための操作部を有する操作部材を前記引出端に備え、
前記操作構造は、前記操作部材において前記操作部から出た凸部と、前記保持部において前記凸部が入る溝を有する案内部と、を有し、
前記案内部は、前記保持部の外から前記凸部が前記溝に入る入口部と、前記溝に受け入れられた前記凸部が引っ掛かる第一係止部と、前記第一係止部よりも前記スクリーンの収納側の位置において前記溝内の前記凸部が引っ掛かる第二係止部と、前記第一係止部にある前記凸部が前記操作部の操作により前記第二係止部に移動する形状の連絡経路と、前記溝から前記凸部が前記保持部の外に出る出口部と、を有し、
前記保持部に前記引出端が保持されている状態のまま前記凸部が前記第一係止部から前記第二係止部に移動すると前記隙間が生じる、態様を有する。
さらに、本発明は、スクリーンと、該スクリーンを収納方向へ付勢する巻取部と、引き出された前記スクリーンの引出端を保持する保持部と、を備える自動車用巻取装置であって、
前記保持部に前記引出端が保持されている状態のまま操作による通気用の隙間を生じさせる操作構造を備え、
前記スクリーンは、前記巻取部に繋がっているスクリーン本体と、前記引出端に沿ったヒンジ部を中心として折曲可能に前記スクリーン本体に繋がっている延長部と、を有し、
前記操作構造は、折り曲げられた前記延長部を解放可能に保持する折曲保持構造を有し、前記保持部に前記引出端が保持されている状態のまま前記ヒンジ部から前記スクリーンの引出側に配置された前記延長部が折り曲げられる操作により前記隙間を生じさせる、態様を有する。
まず、図1~25に示される例を参照して本発明に含まれる技術の概要を説明する。尚、本願の図は模式的に例を示す図であり、これらの図に示される各方向の拡大率は異なることがあり、各図は整合していないことがある。むろん、本技術の各要素は、符号で示される具体例に限定されない。
また、本願において、数値範囲「Min~Max」は、最小値Min以上、且つ、最大値Max以下を意味する。
本技術の一態様に係る自動車用巻取装置1は、スクリーン10、該スクリーン10を収納方向D21へ付勢する巻取部30、引き出された前記スクリーン10の引出端20を保持する保持部50(例えば保持部50A~50F)、及び、前記保持部50に前記引出端20が保持されている状態のまま操作による通気用の隙間CL1を生じさせる操作構造ST1を備える。
上記態様では、スクリーン引出端20(スクリーン10の引出端20)が保持部50に保持されている状態のまま操作による通気用の隙間CL1が生じるので、スクリーン10が引き出された状態であり、且つ、生じた通気用の隙間CL1により換気が促進される。従って、本態様は、スクリーンを引き出したまま換気を促進させる自動車用巻取装置を提供することができる。また、生じた通気用の隙間を通して光を車外から車室に入れることも可能となる。
巻取装置には、遮蔽装置やシェード装置やブラインド装置と呼ばれるものが含まれる。
保持部に引出端が保持されている状態には、一時的に引出端が保持部内を移動することも含まれる。
操作による通気用の隙間は、保持部にスクリーン引出端が保持されている状態において操作を起因として生じる隙間を意味し、操作を起因として新たに出現した隙間に限定されず、元ある隙間に操作を起因として広がった隙間を含む。詳しくは後述するが、通気用の隙間は、様々な位置に生じ得る。
操作には、操作対象の押し操作、操作対象の引っ張り操作、操作対象の曲げ操作、操作対象の回し操作、操作対象のスライド操作、等が含まれる。操作対象には、引出端に配置された操作部、引出端に配置されたガーニッシュ部、ワイヤーの長さ調整部、等が含まれる。
尚、上述した付言は、以下の態様においても適用される。
例えば、図8,11~13,23,24等に例示するように、前記操作構造ST1は、前記保持部50に前記引出端20が保持されている状態のまま操作により前記引出端20から前記スクリーン10の引出側(例えば引出方向D22の側)に前記隙間CL1を生じさせてもよい。この態様では、保持部50にスクリーン引出端20が保持されている状態のまま操作によりスクリーン引出端20からスクリーン引出側(スクリーンの引出側)に通気用の隙間CL1が生じる。従って、本態様は、スクリーンを引き出したまま換気を促進させる好適な自動車用巻取装置を提供することができる。
図3~8等に例示するように、本自動車用巻取装置1は、前記スクリーン10を引き出すための操作部26を有する操作部材25を前記引出端20に備えてもよい。前記操作構造ST1は、前記操作部材25において前記操作部26から出た凸部28を有してもよい。当該操作構造ST1は、前記保持部50において前記凸部28が入る溝51aを有する案内部51を有してもよい。前記案内部51は、前記保持部50の外から前記凸部28が前記溝51aに入る入口部52aを有してもよい。当該案内部51は、前記溝51aに受け入れられた前記凸部28が引っ掛かる第一係止部52bを有してもよい。当該案内部51は、前記第一係止部52bよりも前記スクリーン10の収納側(例えば収納方向D21の側)の位置において前記溝51a内の前記凸部28が引っ掛かる第二係止部52dを有してもよい。当該案内部51は、前記第一係止部52bにある前記凸部28が前記操作部26の操作により前記第二係止部52dに移動する形状の連絡経路52cを有してもよい。当該案内部51は、前記溝51aから前記凸部28が前記保持部50の外に出る出口部52eを有してもよい。前記保持部50に前記引出端20が保持されている状態のまま前記凸部28が前記第一係止部52bから前記第二係止部52dに移動すると前記隙間CL1が生じてもよい。
図9~11に例示するように、前記スクリーン10は、前記巻取部30に繋がっているスクリーン本体11を有してもよい。当該スクリーン10は、前記引出端20に沿ったヒンジ部14を中心として折曲可能に前記スクリーン本体11に繋がっている延長部15を有してもよい。前記操作構造ST1は、折り曲げられた前記延長部15を解放可能に保持する折曲保持構造ST2を有してもよい。当該操作構造ST1は、前記保持部50に前記引出端20が保持されている状態のまま前記ヒンジ部14から前記スクリーン10の引出側(引出方向D22の側)に配置された前記延長部15が折り曲げられる操作により前記隙間CL1を生じさせてもよい。
上記態様では、ヒンジ部14からスクリーン引出側(引出方向D22の側)に配置されている延長部15を折り曲げると、スクリーン引出端20からスクリーン引出側(引出方向D22の側)に隙間CL1が生じ、この状態が保持される。従って、本態様は、スクリーンを引き出したまま換気を促進させる好適な自動車用巻取装置を提供することができる。
図12,13に例示するように、前記操作構造ST1は、前記引出端20に取り付けられて前記保持部50に引っ掛けることが可能なワイヤーW1を有してもよい。当該操作構造ST1は、操作により前記ワイヤーW1の長さを変えて保持可能な長さ調整部ST3を有してもよい。当該操作構造ST1は、前記保持部50に引っ掛けられている前記ワイヤーW1を長くする操作により前記隙間CL1を生じさせてもよい。
上記態様では、保持部50に引っ掛けられているワイヤーW1に対して長さ調整部ST3により長くする操作を行うと、スクリーン引出端20からスクリーン10の引出側(引出方向D22の側)に隙間CL1が生じ、この状態が保持される。従って、本態様は、スクリーンを引き出したまま換気を促進させる好適な自動車用巻取装置を提供することができる。
本自動車用巻取装置1は、前記引出端20を縁取るガーニッシュ部21を備えてもよい。図14~19に例示するように、前記操作構造ST1は、前記保持部50に前記引出端20が保持されている状態のまま操作により前記ガーニッシュ部21に前記隙間CL1を生じさせてもよい。
上記態様では、保持部50にスクリーン引出端20が保持されている状態のまま操作によりガーニッシュ部21に通気用の隙間CL1が生じる。従って、本態様は、スクリーンを引き出したまま換気を促進させる好適な自動車用巻取装置を提供することができる。
図20~22に例示するように、前記操作構造ST1は、前記引出端20を縁取る変形可能なガーニッシュ部21であって第一の曲げ状態B1と第二の曲げ状態B2とを保持可能なガーニッシュ部21を有してもよい。当該操作構造ST1は、前記保持部50に前記引出端20が保持されている状態のまま前記第一の曲げ状態B1から前記第二の曲げ状態B2に変更する操作により前記隙間CL1を生じさせてもよい。
上記態様では、第一の曲げ状態B1のガーニッシュ部21を第二の曲げ状態B2に変更する操作を行うと、通気用の隙間CL1が生じ、この状態が保持される。従って、本態様は、スクリーンを引き出したまま換気を促進させる好適な自動車用巻取装置を提供することができる。
本技術の別の態様に係る自動車用巻取装置1は、図8,11~13,23,24等に例示するように、スクリーン10、該スクリーン10を収納方向D21へ付勢する巻取部30、引き出された前記スクリーン10の引出端20を保持する保持部50、及び、前記保持部50に前記引出端20が保持されている状態のまま操作により前記引出端20から前記スクリーン10の引出側(引出方向D22の側)に隙間CL1を生じさせる操作構造ST1を備える。
上記態様では、スクリーン引出端20が保持部50に保持されている状態のまま操作によりスクリーン引出端20からスクリーン引出側(引出方向D22の側)に隙間CL1が生じるので、スクリーン10が引き出された状態であり、且つ、生じた隙間CL1により換気が促進される。従って、本態様も、スクリーンを引き出したまま換気を促進させる自動車用巻取装置を提供することができる。また、生じた隙間を通して光を車外から車室に入れることも可能となる。
ここで、操作による隙間は、保持部にスクリーン引出端が保持されている状態において操作を起因として生じる隙間を意味し、操作を起因として新たに出現した隙間に限定されず、元ある隙間に操作を起因として広がった隙間を含む。
図1は、自動車用巻取装置1としてサンシェード装置が組み付けられた自動車100の室内を模式的に例示している。尚、FRONT、REAR、UP、DOWNは、それぞれ、前、後、上、下を示す。図1に示す自動車100は、道路上で使用されるように設計及び装備された路上走行自動車とされ、前席及び後席を囲む車室C1が形成された乗用自動車とされている。車室C1の側面部には、ドア102及びピラー103が配置されている。図1に示すドア102は後席のサイドドアであるが、巻取装置1を組み付けるためのドアは、前席のサイドドア、バックドア(tailgate)、等でもよい。ドア102には、図示されないドアパネル、ドアトリム105、ドアウィンドウ106、等が設けられている。ドアパネルは、鋼板製といった金属製の車体パネルの一種である。トリム105は、車体パネルの車室C1側に装着される内装材であり、熱可塑性樹脂といった樹脂材料を射出成形等により成形した成形品、樹脂材料の内装基材に不織布、織物、編物、といった表皮材を積層したもの、等を用いることができる。ドアウィンドウ106には、ウィンドウガラス107が開閉可能に設置されている。ウィンドウガラス107は、下降させる操作が昇降スイッチ108に行われると下降し、上昇させる操作が昇降スイッチ108に行われると上昇する。ウィンドウガラス107が完全に上昇した状態は全閉状態であり、この状態からウィンドウガラス107が少し下降すると図1に示すようにドアウィンドウ106の上部が少し開放される。ウィンドウガラス107が完全に下降した状態は、全開状態である。
詳しくは後述するが、巻取装置1は、保持部50にスクリーン引出端20が保持されている状態のまま操作による通気用の隙間を生じさせる操作構造を備えている。本具体例は、通気用の隙間を生じさせるために巻取装置を電動式にする必要が無いので、スクリーンの電動手段を設ける必要が無く、巻取装置のコストアップを抑制することができる。
回転軸本体31は、両端が開口した長尺な部材であり、トリム105とハーフケース40との間で長手方向(軸方向D1)に沿った回転軸AX1を中心として回転可能に配置され、外周面上にスクリーン本体11を巻取可能である。尚、回転軸本体31は、バレル部材等とも呼ばれる。スクリーン本体11を外周面上に巻き取るための部材は、円筒状といった筒状でもよいし、円柱状といった棒状でもよい。回転軸本体31の材質には、アルミニウムといった金属、熱可塑性樹脂といった合成樹脂、等を用いることができる。回転軸本体31の回転軸本体の大きさは、特に限定されず、例えば、内径を4~20mm程度、外径を6~30mm程度とすることができる。
図3~8に示す操作構造ST1は、操作部材25の凸部28、及び、保持部50Aの案内部51を有している。
ガーニッシュ部21は、スクリーン本体11の引出側の端部を折り返して袋状にした部位でもよいし、スクリーン本体11の引出側の端部に接合された別部材でもよい。スクリーン本体11と別部材の接合には、熱可塑性樹脂製の別部材を用いた超音波溶着や熱溶着といった溶着、接着剤による接着、等を用いることができる。
スクリーン本体11が巻取部30に巻き取られて収納されている状態において、ユーザーは、スクリーン引出端20にある操作部26を手で摘まんでスクリーン10を引き出すことができる。ユーザーが操作部材25の凸部28を保持部50Aの入口部52aに入れると、巻取部30からの引っ張り力により凸部28が溝51aに沿って移動し、図5に示すように第一係止部52bに引っ掛かる。これにより、図5に示すようにスクリーン10が全閉位置P1に保持され、ドアウィンドウ106がほぼ覆われる。
図9~11は、ガーニッシュ部21を折り曲げる操作により通気用の隙間CL1を生じさせる具体例を模式的に示している。図9は、巻取装置1としてサンシェード装置が組み付けられた自動車100の室内を模式的に例示している。図10は、折曲保持構造ST2を有する操作構造ST1を模式的に例示している。図11は、巻取装置1を寸開状態にした様子を車室C1側から模式的に例示している。尚、図1~8で示した具体例と同じ構成要素については、同じ符号を付して詳しい説明を省略する。図12以降に示す具体例も、同様である。
図9~11に示すスクリーン10は、巻取部30に繋がっているスクリーン本体11、及び、引出端20に沿ったヒンジ部14を中心として折曲可能にスクリーン本体11に繋がっている延長部15を有している。図9~11に示す操作構造ST1は、折り曲げられた延長部15を解放可能に保持する折曲保持構造ST2を有している。
図12,13に示すドア102の上部の車室C1側には、前後にそれぞれ保持部50Cが取り付けられている。各保持部50Cは、フック状であり、取り付けられたドア102から車室C1の方へ突出して先端部が引出方向D22の側に折れ曲がっている。各保持部50Cには、変形可能なワイヤーW1を引っ掛けることが可能である。
尚、後で図23~25を参照して説明するが、スクリーン引出端からスクリーン引出側に通気用の隙間を生じさせる構造は、保持部に引っ掛かっている操作部材を収納方向D21へ延ばす構造等でもよい。
尚、開口61a,62aの形状は、略長方形に限定されず、円形を含む楕円形、長円形、三角形といった多角形、星形、等でもよい。
尚、開口65cの形状は、長円形に限定されず、円形を含む楕円形、長方形といった多角形、星形、等でもよい。
図20,21に示すドア102の上部の車室C1側には、前後にそれぞれ保持部50Dが取り付けられている。各保持部50Dは、フック状であり、取り付けられたドア102から車室C1の方へ突出して先端部が引出方向D22の側に折れ曲がっている。各保持部50Dには、ガーニッシュ部21に固定された操作部材25を引っ掛けることが可能である。
尚、ガーニッシュ部21の曲げ状態が変わることから、スクリーン本体11は、ジャージ素材といった伸縮性素材が好ましい。
尚、本具体例は、ガーニッシュ部21における第一の曲げ状態B1の形状をドアウィンドウ106の上縁部の形状に合わせることができるので、全閉状態においてドアウィンドウ106が覆われる割合が増え、巻取装置1の見た目も向上する。
尚、ワイヤーW2の代わりに多関節の部材を使用することも可能である。
本発明は、種々の変形例が考えられる。
サンシェード装置としての巻取装置の設置箇所は、サイドウインドウ以外にも、リヤウインドウ等でもよい。スクリーンの引出方向は、上方以外にも、下方、水平方向、等でもよい。
巻取部を設ける箇所は、ハーフケース以外にも、巻取軸のほぼ全周を囲むケースでもよいし、ドアトリムといったトリムでもよい。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、スクリーンを引き出したまま換気を促進させる自動車用巻取装置等の技術を提供することができる。むろん、独立請求項に係る構成要件のみからなる技術でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術及び上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
10…スクリーン、11…スクリーン本体、14…ヒンジ部、15…延長部、
20…引出端、21…ガーニッシュ部、22…芯材、
25…操作部材、26…操作部、27…脚部、28…凸部、29…突っ張り部、
30…巻取部、31…回転軸本体、35…付勢部、36…ばね、40…ケース、
50,50A~50F…保持部、50a…側面部材、50b…背面部材、50c…壁部、
51…案内部、51a…溝、
52a…入口部、52b…第一係止部、52c…連絡経路、
52d…第二係止部、52e…出口部、
61…ガーニッシュ本体、61a,61b…開口、61c…スライド保持部、
62…スライド部材、62a…開口、62b…操作部、62c…切欠部、
63…正面ガーニッシュ部、63a…凹部、63b…着脱部、
64…背面ガーニッシュ部、64a…凹部、64b…着脱部、
65…通風用スクリーン、65c…開口、
71…基部、72…操作部、
100…自動車、102…ドア、106…ドアウィンドウ、107…ウィンドウガラス、
B1…第一の曲げ状態、B2…第二の曲げ状態、
C1…車室、
CL1…隙間、
D1…軸方向、D2…ガーニッシュ部の長手方向、
D21…収納方向、D22…引出方向、
P1…全閉位置、P2…寸開位置、
ST1…操作構造、
ST2…折曲保持構造、ST2a,ST2b…着脱部、ST3…長さ調整部、
W1,W2…ワイヤー。
Claims (3)
- スクリーンと、該スクリーンを収納方向へ付勢する巻取部と、引き出された前記スクリーンの引出端が引っ掛かるフック状の保持部であって先端部が前記スクリーンの引出側に曲がり前記スクリーンが吊り下がった状態で前記引出端を保持する保持部と、を備える自動車用巻取装置であって、
前記先端部を越えないように前記保持部に前記引出端が引っ掛かっている状態のまま操作による通気用の隙間を生じさせて該通気用の隙間を生じさせた状態を維持することが可能であって前記通気用の隙間を生じさせていない状態に戻して該状態を維持することが可能である操作構造を備える、自動車用巻取装置。 - スクリーンと、該スクリーンを収納方向へ付勢する巻取部と、引き出された前記スクリーンの引出端を保持する保持部と、を備える自動車用巻取装置であって、
前記保持部に前記引出端が保持されている状態のまま操作による通気用の隙間を生じさせる操作構造を備え、
本自動車用巻取装置は、前記スクリーンを引き出すための操作部を有する操作部材を前記引出端に備え、
前記操作構造は、前記操作部材において前記操作部から出た凸部と、前記保持部において前記凸部が入る溝を有する案内部と、を有し、
前記案内部は、前記保持部の外から前記凸部が前記溝に入る入口部と、前記溝に受け入れられた前記凸部が引っ掛かる第一係止部と、前記第一係止部よりも前記スクリーンの収納側の位置において前記溝内の前記凸部が引っ掛かる第二係止部と、前記第一係止部にある前記凸部が前記操作部の操作により前記第二係止部に移動する形状の連絡経路と、前記溝から前記凸部が前記保持部の外に出る出口部と、を有し、
前記保持部に前記引出端が保持されている状態のまま前記凸部が前記第一係止部から前記第二係止部に移動すると前記隙間が生じる、自動車用巻取装置。 - スクリーンと、該スクリーンを収納方向へ付勢する巻取部と、引き出された前記スクリーンの引出端を保持する保持部と、を備える自動車用巻取装置であって、
前記保持部に前記引出端が保持されている状態のまま操作による通気用の隙間を生じさせる操作構造を備え、
前記スクリーンは、前記巻取部に繋がっているスクリーン本体と、前記引出端に沿ったヒンジ部を中心として折曲可能に前記スクリーン本体に繋がっている延長部と、を有し、
前記操作構造は、折り曲げられた前記延長部を解放可能に保持する折曲保持構造を有し、前記保持部に前記引出端が保持されている状態のまま前記ヒンジ部から前記スクリーンの引出側に配置された前記延長部が折り曲げられる操作により前記隙間を生じさせる、自動車用巻取装置。
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