JP4930168B2 - サンシェード装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載のサンシェード装置は、車両の幅方向に移動させることのできる一対のシェード部材を備えており、この一対のシェード部材を車両の中央位置にて閉じることによって、サンルーフの開口部の下側を覆うようにしたものである。
特許文献2に記載のサンシェード装置は、スライドレールと、このスライドレールに沿って車両の前後方向にスライドさせることのできる膜戸を備えており、この膜戸をサンルーフの開口部の下側に移動させることによって、サンルーフの開口部の下側を覆うようにしたものである。
特許文献3に記載のサンシェード装置は、柔軟性のあるシート状の遮光部材、及びこの遮光部材を巻き取ることのできる巻取装置を備えており、この巻取装置から遮光部材を引き出すことによって、サンルーフの開口部の下側を覆うようにしたものである。
また、上述した従来のサンシェード装置では、シート状の遮光部材を巻き取るための巻取装置が所定位置に固定されているために、サンルーフの開口部の特定部位において、サンルーフの開口部からの視界が巻取装置によって常に遮られてしまうという問題があった。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1実施形態に係るサンシェード装置10の斜視図である。図2は、図1に示すサンシェード装置10のA−A線断面図である。図3は、図1に示すサンシェード装置10のB−B線断面図である。図4は、図1に示すサンシェード装置10の分解斜視図である。以下では、図1の左上側を車両前方側とし、図1の右下側を車両後方側として説明する。また、図3の左側を車両前方側とし、図3の右側を車両後方側として説明する。
スライド部材16と巻取装置14との間には、スライド部材16の車両の前後方向への移動をロックする(規制する)ロック機構30が設けられている。
また、スライド部材16と巻取装置14との間には、巻取装置14を車室内の天井面において水平方向に回転させるための回転機構40が設けられている。
ピン39の軸周りには第1のスプリング34が設けられている。この第1のスプリング34の両端部34a、34bは、2本のロックバー31a、31bにそれぞれ設けられた突設ピン36a、36bに掛けられている。これにより、2本のロックバー31a、31bは、第1のスプリング34のバネ力によって、ピン39を中心として下方側に回動する方向に付勢された状態となっている。
ロック解除ボタン35が下方から押圧されていないときには、ロックバー31bの先端部32bはガイドレール66bの下面部に設けられたロック孔68に挿入された状態となる(図7参照)。これにより、スライド部材16の前後方向への移動がロックされる(ロック状態)。
ロック解除ボタン35が下方から押圧されているときには、ロックバー31bの先端部32bはガイドレール66bの下面部に設けられたロック孔68から抜け出た状態となる(図8参照)。これにより、スライド部材16の前後方向への移動が自由となる(ロック解除状態)。
なお、右側のロックバー31bを例にとってロック機構30によるロック動作について説明したが、左側のロックバー31aについてもこれと同様である。
図9に示すように、本実施形態に係るサンシェード装置10は、遮光部材が可撓性のある遮光シート12で構成されており、巻取装置14によって遮光シート12を巻き取ることが可能である。したがって、遮光部材を格納するためのスペースがほとんど不要であり、遮光部材を格納するためのスペースによってサンルーフの開口部50の大きさが制約されることがなくなる。この結果、サンルーフの開口部50をさらに大型化することが可能である。
以下、本発明の第2実施形態に係るサンシェード装置100について説明する。なお、第1実施形態と同様の部分については説明を省略する。
図11、図12は、第2実施形態に係るサンシェード装置100を車室内から見た図である(図11は、遮光シート104を引き出す前の状態を示しており、図12は、遮光シート104を引き出した後の状態を示している)。図13は、サンシェード装置100の縦断面図である。
車両後方側の巻取装置106bから車両後方側に引き出される遮光シート104の端部には、合成樹脂製のフック112bが設けられている。
図11、図12に示すように、車両のルーフパネル120の下面側には、フック112a、112bを係合させることのできるブラケット114a、114bが取り付けられている。
車両後方側の巻取装置106bから車両前方側に引き出される遮光シート104の端部には、合成樹脂製のフック112dが設けられている。
図13に示すように、車両前方側の巻取装置106aには、フック112dを係合させることのできるブラケット114cが取り付けられている。車両後方側の巻取装置106bには、フック112cを係合させることのできるブラケット114dが取り付けられている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、サンシェード装置を構成するスライド部材が1つあるいは2つである例を示したが、スライド部材が3つ以上であってもよい。
(2)上記実施形態では、サンシェード装置を構成する巻取装置が1つあるいは2つである例を示したが、巻取装置が3つ以上であってもよい。
(3)上記実施形態では、1つの巻取装置に対して巻取ロールが2つ設けられている例を示したが、1つの巻取装置に対して巻取ロールが1つあるいは車両中央を境として左右分割状にするなどして3つ以上設けられてもよい。
12、104…遮光シート
14、106a、106b…巻取装置
16、102a、102b…スライド部材
22a、108a…第1の巻取ロール
22b、108b…第2の巻取ロール
30…ロック機構
50…開口部
60…ルーフパネル
Claims (3)
- 車両のサンルーフの開口部を覆う遮光シートと、前記遮光シートを巻き取ることのできる巻取装置とを備えるサンシェード装置であって、
前記巻取装置は、前記車両の前後方向に移動可能なスライド部材に取り付けられており、
前記スライド部材が前記車両の前後方向に移動することによって、前記巻取装置が前記車両の前後方向に移動可能であることを特徴とする、サンシェード装置。 - 請求項1に記載のサンシェード装置であって、
前記巻取装置は、前記車両の前後方向に沿って配列される第1及び第2の巻取ロールを備えており、
車両前方側に配置される前記第1の巻取ロールからは、前記遮光シートを車両前方側に引き出すことが可能であり、
車両後方側に配置される前記第2の巻取ロールからは、前記遮光シートを車両後方側に引き出すことが可能であることを特徴とする、サンシェード装置。 - 請求項1または請求項2に記載のサンシェード装置であって、
前記スライド部材の前記車両の前後方向における移動を規制するロック機構を備え、
前記ロック機構は、前記スライド部材の前記車両の前後方向における移動の規制を解除可能なロック解除部を備え、前記ロック解除部が押圧されていないときには、前記スライド部材の前記車両の前後方向における移動を規制し、前記ロック解除部が車内側から押圧されたときには、前記スライド部材の前記車両の前後方向における移動の規制を解除可能な構成であることを特徴とする、サンシェード装置。
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