JP2008279802A - サンシェード装置 - Google Patents
サンシェード装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008279802A JP2008279802A JP2007123518A JP2007123518A JP2008279802A JP 2008279802 A JP2008279802 A JP 2008279802A JP 2007123518 A JP2007123518 A JP 2007123518A JP 2007123518 A JP2007123518 A JP 2007123518A JP 2008279802 A JP2008279802 A JP 2008279802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- sunshade device
- vehicle
- opening
- light shielding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明のサンシェード装置200は、車両300のルーフパネル60に開口された開口部50と、前記開口部50を介して、車室内への採光が可能な収納状態と、車室内に対する遮光が可能な展開状態との間で切換えが可能とされた遮光部材12を備える遮光本体部10と、前記遮光本体部10を、前記開口部50において回転可能に取り付けるための支持部材16と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
また、上述した特許文献1では、ルーフを開口することにより解放感を高めようとしているものの、中間のルーフが同位置に存在するため、車室内における乗員の位置によって解放感が規制される。
一方、解放感を追求してルーフの開口部を大型化すると、ルーフの剛性が低下する懸念がある。
第1発明は、車両のルーフパネルに開口された開口部と、前記開口部を介して、車室内への採光が可能な収納状態と、車室内に対する遮光が可能な展開状態との間で切換えが可能とされた遮光部材を備える遮光本体部と、前記遮光本体部を前記開口部において回転可能に取り付けるための支持部材と、を備えることを特徴とする、サンシェード装置である。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1実施形態に係るサンシェード装置200を備えた車体上部構造(車両の一部)300の斜視図である。図2は、図1に示すサンシェード装置200のA−A線断面図である。図3は、図1に示すサンシェード装置200のB−B線断面図である。図4は、図1に示すサンシェード装置200の分解斜視図である。以下では、図1の左上側を車両前方側とし、図1の右下側を車両後方側として説明する。また、図3の左側を車両前方側とし、図3の右側を車両後方側として説明する。
補強部材16と巻取装置14との間には、補強部材16の車両の前後方向への移動をロックする(規制する)ロック機構(位置固定手段)30が設けられている。
また、補強部材16と巻取装置14との間には、遮光本体部10の巻取装置14を車室内の天井面において回転させるための回転機構40が設けられている。
ピン39の軸周りには第1のスプリング34が設けられている。この第1のスプリング34の両端部34a、34bは、2本のロックバー31a、31bにそれぞれ設けられた突設ピン36a、36bに掛けられている。これにより、2本のロックバー31a、31bは、第1のスプリング34のバネ力によって、ピン39を中心として下方側に回動する方向に付勢された状態となっている。
ロック解除ボタン35が下方から押圧されていないときには、ロックバー31bの先端部32bはガイドレール66bの下面部に設けられたロック孔68に挿入された状態となる(図5、図7参照)。これにより、補強部材16の前後方向への移動がロックされる(ロック状態)。
ロック解除ボタン35が下方から押圧されているときには、ロックバー31bの先端部32bはガイドレール66bの下面部に設けられたロック孔68から抜け出た状態となる(図6、図8参照)。これにより、補強部材16の前後方向への移動が自由となる(ロック解除状態)。
なお、右側のロックバー31bを例にとってロック機構30によるロック動作について説明したが、左側のロックバー31aについてもこれと同様である。
一方、図17の状態から回転力が掛かり(回転方向に力が掛かり)、図18に示すように、上側の回転プレート41aの回転規制溝部97から板バネ91が解放された状態では、回転機構40のロックが解除され、補強部材16に対して巻取装置14を回転することが可能となる。なお、この状態(回転可能状態)では、板バネ91は弾性変形により縮んだ状態で、上側の回転プレート41aの下面99上(図16参照)を摺動することとなる。
本実施形態に係るサンシェード装置200は、遮光本体部10の巻取装置14が補強部材16に対して回転可能に取り付けられている。したがって、車両の左右座席の双方を遮光ないし採光する設定のみならず、左側座席のみ又は右側座席のみを遮光ないし採光する設定が容易に可能となり、使い勝手が向上する。つまり、図9及び図10に示すように前後方向に遮光シート12を展開して使用する態様のほか(図9はシート展開前、図10はシート展開後)、図19及び図20に示すように巻取装置14を90°回転させ、左右方向に遮光シート12を展開して使用する態様(図19はシート展開前、図20はシート展開後)をとることが可能とされている。
このように、本実施形態に係るサンシェード装置200を構成する補強部材16に取り付けられた遮光本体部10による遮光態様は、多様なバリエーションを含んでなるものである。
以下、本発明の第2実施形態に係るサンシェード装置201について説明する。なお、第1実施形態と同様の部分については説明を省略する。
図11、図12は、第2実施形態に係るサンシェード装置201を車室内から見た図であり、図11は、遮光シート104を引き出す前の状態を示しており、図12は、遮光シート104を引き出した後の状態を示している。また、図13は、サンシェード装置201が備える遮光本体部100の縦断面図である。さらに、図21は、遮光本体部100の異なる遮光態様を示す説明図である。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、サンシェード装置を構成する補強部材が1つあるいは2つである例を示したが、補強部材が3つ以上であってもよい。つまり、補強部材を3つ以上設けて、車室内を6分割以上とした構成で、該分割された車室内を別個に遮光することも可能である。
(2)上記実施形態では、サンシェード装置に取り付けられた巻取装置が1つあるいは2つである例を示したが、巻取装置が3つ以上であってもよい。
(3)上記実施形態では、1つの巻取装置に対して巻取ロールが2つ設けられている例を示したが、1つの巻取装置に対して巻取ロールが1つあるいは巻取装置の車幅方向中央を基準として左右に分割するなどして3つ以上設けられてもよい。
300…車両
10、100…遮光本体部
12、104…遮光シート(遮光部材)
14、106a、106b…巻取装置
16、102a、102b…補強部材(支持部材)
22a、108a…第1の巻取ロール
22b、108b…第2の巻取ロール
30…ロック機構(位置固定手段)
40…回転機構
41a…ベース部材
41b…回転子
50…開口部
60…ルーフパネル
80…補強ブラケット
81…ルーフサイドメンバ
91…ロック部材
97…ロック孔
Claims (8)
- 車両のルーフパネルに開口された開口部と、
前記開口部を介して、車室内への採光が可能な収納状態と、車室内に対する遮光が可能な展開状態との間で切換えが可能とされた遮光部材を備える遮光本体部と、
前記遮光本体部を前記開口部において回転可能に取り付けるための支持部材と、を備えることを特徴とする、サンシェード装置。 - 請求項1に記載のサンシェード装置であって、
前記遮光本体部は、前記遮光部材の展開方向を前記開口部の開口平面内で変更自在となるように、前記支持部材に対して回転可能に取り付けられていることを特徴とする、サンシェード装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のサンシェード装置であって、
前記遮光本体部を前記支持部材に対して回転可能に取り付けるための回転機構を備え、
前記回転機構は、前記遮光本体部に付設された回転子と、前記支持部材に付設されたベース部材とからなり、
前記回転子と前記ベース部材との間には、弾性変形可能なロック部材と、前記ロック部材を係合するロック孔とが設けられ、
前記ロック部材が前記ロック孔により係合された状態では、前記遮光本体部が回転停止状態とされる一方、前記ロック部材がその弾性変形に基づいて前記ロック孔から係脱された状態では、前記遮光本体部が回転可能状態とされることを特徴とする、サンシェード装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のサンシェード装置であって、
前記支持部材は、前記開口部の車両幅方向に延設され、前記ルーフパネルを補強する補強部材であることを特徴とする、サンシェード装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のサンシェード装置であって、
前記遮光部材が可撓性の遮光シートからなり、
前記遮光本体部は、前記遮光シートを巻き取ることのできる巻取装置を備えることを特徴とする、サンシェード装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のサンシェード装置であって、
前記支持部材は、前記開口部において、前記車両の前後方向にスライド可能に取り付けられていることを特徴とする、サンシェード装置。 - 請求項6に記載のサンシェード装置であって、
前記スライド可能な支持部材を、前記開口部の所定位置で固定する位置固定手段を備えることを特徴とする、サンシェード装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のサンシェード装置であって、
前記支持部材を複数備えており、
前記複数の支持部材のそれぞれに前記遮光本体部が取り付けられていることを特徴とする、サンシェード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007123518A JP4998074B2 (ja) | 2007-05-08 | 2007-05-08 | サンシェード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007123518A JP4998074B2 (ja) | 2007-05-08 | 2007-05-08 | サンシェード装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008279802A true JP2008279802A (ja) | 2008-11-20 |
JP4998074B2 JP4998074B2 (ja) | 2012-08-15 |
Family
ID=40141002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007123518A Expired - Fee Related JP4998074B2 (ja) | 2007-05-08 | 2007-05-08 | サンシェード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4998074B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095101A (ja) * | 2010-04-28 | 2017-06-01 | サン−ゴバン グラス フランス | 巻き取りブラインドが組み込まれた自動車の屋根 |
CN113165484A (zh) * | 2018-11-26 | 2021-07-23 | 琴永声 | 车辆用自动遮光装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121625U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-07 | フランスベッド株式会社 | 自動車用シ−ト |
JPH0825973A (ja) * | 1994-07-13 | 1996-01-30 | Araco Corp | 車両用サンシェード |
JPH1076844A (ja) * | 1996-09-03 | 1998-03-24 | Nifco Inc | サンバイザの支持装置 |
JP2001063362A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-13 | Nifco Inc | 自動車用日除け具 |
JP2001301465A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-10-31 | Webasto Japan Kk | 透明ルーフ部分およびサンシェード装置を有する車両ルーフ |
JP2005500934A (ja) * | 2001-08-21 | 2005-01-13 | ベバスト ビークル システムズ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 閉鎖可能なルーフ開口を有する車両 |
-
2007
- 2007-05-08 JP JP2007123518A patent/JP4998074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121625U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-07 | フランスベッド株式会社 | 自動車用シ−ト |
JPH0825973A (ja) * | 1994-07-13 | 1996-01-30 | Araco Corp | 車両用サンシェード |
JPH1076844A (ja) * | 1996-09-03 | 1998-03-24 | Nifco Inc | サンバイザの支持装置 |
JP2001063362A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-13 | Nifco Inc | 自動車用日除け具 |
JP2001301465A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-10-31 | Webasto Japan Kk | 透明ルーフ部分およびサンシェード装置を有する車両ルーフ |
JP2005500934A (ja) * | 2001-08-21 | 2005-01-13 | ベバスト ビークル システムズ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 閉鎖可能なルーフ開口を有する車両 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017095101A (ja) * | 2010-04-28 | 2017-06-01 | サン−ゴバン グラス フランス | 巻き取りブラインドが組み込まれた自動車の屋根 |
CN113165484A (zh) * | 2018-11-26 | 2021-07-23 | 琴永声 | 车辆用自动遮光装置 |
CN113165484B (zh) * | 2018-11-26 | 2024-04-16 | 琴永声 | 车辆用自动遮光装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4998074B2 (ja) | 2012-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009073259A (ja) | サンシェード装置 | |
JP5719585B2 (ja) | シェード装置 | |
JP5143468B2 (ja) | 前後移動が可能なコンビネーションタイプカーゴスクリーン | |
JP4998074B2 (ja) | サンシェード装置 | |
JP4930168B2 (ja) | サンシェード装置 | |
JP2008137628A (ja) | 車両用サンシェード装置 | |
JP5151238B2 (ja) | 車体補強構造 | |
JP2011020631A (ja) | サンシェード機能付き自動車用サンバイザー | |
JP2011063093A (ja) | 車両用サンシェード装置 | |
JP2008285048A (ja) | トノカバー装置 | |
JP6063683B2 (ja) | ウインドウシェード装置 | |
JP2010188819A (ja) | 自動車用サンシェード装置 | |
JP2009241755A (ja) | 自動車のトノカバー装置 | |
CN114604183A (zh) | 包含显示装置的车顶构造以及车辆 | |
JP4704989B2 (ja) | 車両のブラインド装置 | |
US20230145556A1 (en) | Bidirectional window screen for a vehicle | |
JP4899905B2 (ja) | 車両のトノカバー装置 | |
JP2012101570A (ja) | サンシェード装置 | |
KR102556292B1 (ko) | 리어 선쉐이드 겸용 카고 스크린 | |
JP2000052764A (ja) | 自動車用後部ウインドウにおけるサンシェード装置 | |
JP2005186893A (ja) | 巻取式シェード装置 | |
JP2013010437A (ja) | 自動車における遮蔽構造 | |
JP5167650B2 (ja) | 車両用サンシェード装置 | |
JP2007145243A (ja) | 車両用雨除け装置 | |
JP2017190026A (ja) | サンシェード装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20091022 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20091022 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110823 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110825 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120417 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4998074 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |