JP2015039946A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】連結部材の大型化を抑制しつつ微小ラップ衝突時におけるフロントピラーとダッシュパネルとの接合部の剥がれを抑制する。【解決手段】車両10では、ロッカ20とトルクボックス54がスペーサ60の第1連結部60Aに前側から連結されている。このため、ロッカ20とトルクボックス54との接合部が補強され、衝突時に前輪が接合部に直接当たることが抑制されるため、接合部の剥がれを起点としたフロントピラー30とダッシュパネル50の接合部の剥がれを抑制できる。さらに、フロントピラー30とダッシュパネル50との接合部よりスペーサ60の前部が前側に配置されている。このため、前輪が先にスペーサ60に当たり、ロッカ20、トルクボックス54に衝突荷重が伝達されるため、過大な衝突荷重のダッシュパネル50への入力が抑制される。しかも、第1連結部60Aは車幅方向に延びているため、スペーサ60の大型化を抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、ロッカの前端部周りの車体前部構造に関する。
車両の前面衝突においてフロントサイドメンバよりも車幅方向外側部分に衝突体が衝突(所謂微小ラップ衝突)した場合には、フロントサイドメンバの変形によって衝突エネルギーを吸収できない。このため、衝突体によって前輪が車両後方側へ移動して、前輪がダッシュパネル等に当たる。
これに対して、下記特許文献1に記載された車体前部構造では、前輪の後方側に補強パネル(連結部材)が、設けられている。この補強パネル(連結部材)は、ロッカ、フロントピラー、ダッシュパネル、エプロンアッパ、及びトルクボックスに接合されている。これにより、この車体前部構造を備えた車両における微小ラップ衝突では、車両後方側へ移動された前輪が補強パネルに当たる。
特開2000−016334号公報 特開平07−267148号公報 特開2010−047178号公報 特開2011−136593号公報
しかしながら、上記車体前部構造では、微小ラップ衝突時に補強パネルに前輪が当たると、ダッシュパネルの車幅方向外側端部の接合部が剥がれる可能性がある。すなわち、上記特許文献1の図3に示されるように、上記車体前部構造では、フロントピラーの車両前方側にダッシュパネルの車幅方向外側端部が配置されている。また、補強パネルが、フロントピラーから車両前方側へ延びると共に、車幅方向内側へ屈曲されて、ダッシュパネルの車幅方向外側端部にアウタパネルと共に接合されている。そして、一般にダッシュパネル及びアウタパネルは、比較的強度の低い(板厚の薄い)板材により構成されているため、前輪が補強パネルに当たると、補強パネルと共にダッシュパネルがフロントピラー側へ大きく変形する。これにより、フロントピラーの車両前方側にダッシュパネルが配置された上記車体前部構造では、補強パネル及びダッシュパネルの変形に伴い、ダッシュパネルの車幅方向外側端部の接合部が剥がれる可能性がある。
また、上述したように、補強パネルは、ロッカ、フロントピラー、ダッシュパネル、エプロンアッパ、及びロッカに接合されてため、補強パネルが大型化するという問題もある。
本発明は、上記事実を考慮し、連結部材の大型化を抑制しつつ微小ラップ衝突時におけるフロントピラーとダッシュパネルとの接合部の剥がれを抑制できる車体前部構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車体前部構造は、車両下部の車幅方向両側に設けられ、車両前後方向に延びる一対のロッカと、前記ロッカの前端部から車両上方側へ延びる一対のフロントピラーと、車幅方向外側端部が前記フロントピラーの前端部に接合され、一対の前記フロントピラーを車幅方向に連結するダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの車両下方側且つ前記ロッカの車幅方向内側に設けられ、前記ロッカの前端部に接合されたトルクボックスと、前記ロッカ及び前記トルクボックスの車両前方側に設けられ、前部が前記ダッシュパネルの車幅方向外側端部よりも車両前方側に配置されると共に、車幅方向に延びて前記ロッカと前記トルクボックスとを連結する幅方向連結部を有する連結部材と、を備えている。
請求項1に記載の車体前部構造では、車両前後方向に延びるロッカが、車両下部の車幅方向両側に設けられており、各ロッカの前端部からフロントピラーが車両上方側へ延びている。また、ダッシュパネルの車幅方向外側端部がフロントピラーの前端部に接合されて、ダッシュパネルが一対のフロントピラーを車幅方向に連結している。すなわち、ダッシュパネルがフロントピラーの前端部から車幅方向内側へ延びている。さらに、ダッシュパネルの車両下方側且つロッカの車幅方向内側には、トルクボックスが設けられており、トルクボックスはロッカの前端部と接合されている。
ここで、ロッカ及びトルクボックスの車両前方側には、連結部材が設けられている。この連結部材は、車幅方向に延びる幅方向連結部を有しており、ロッカとトルクボックスとが幅方向連結部によって連結されている。これにより、ロッカとトルクボックスとの接合部分が連結部材によって補強される。また、微小ラップ衝突時に前輪が車両後方側へ移動すると、前輪が連結部材に当たるため、ロッカとトルクボックスとの接合部分に前輪が直接当たることが抑制される。これにより、ロッカとトルクボックスとの接合部分における剥がれが抑制される。したがって、ロッカとトルクボックスとの接合部分における剥がれを起点としたフロントピラーとダッシュパネルとの接合部分の剥がれを抑制できる。
さらに、連結部材の前部がダッシュパネルの車幅方向外側端部よりも車両前方側に配置されている。このため、前輪がダッシュパネルより先に連結部材に当たるように構成できる。そして、前輪が連結部材に当たることで、車体の骨格を成すロッカ及びトルクボックスに衝突荷重が伝達されるため、過大な衝突荷重がダッシュパネルへ入力されることが抑制される。これにより、フロントピラーとダッシュパネルとの接合部分の剥がれを抑制できる。
しかも、幅方向連結部は、車幅方向に延びて、ロッカとトルクボックスとを連結しているため、従来技術のような補強パネルに比べて連結部材の大型化を抑制できる。
請求項2に記載の車体前部構造は、請求項1に記載の車体前部構造において、前記連結部材は閉断面構造を有している。
請求項2に記載の車体前部構造では、連結部材が閉断面構造を有しているため、微小ラップ衝突時に前輪からの衝突荷重を連結部材によって効率よく受けることができる。
請求項3に記載の車体前部構造は、請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造において、前記連結部材は、前記幅方向連結部の車幅方向外側端部から車両上方側へ延びて前記ロッカと前記フロントピラーとを連結する上下方向連結部を有している。
請求項3に記載の車体前部構造では、連結部材は、幅方向連結部に加えて上下方向連結部を有している。この上下方向連結部は、幅方向連結部の車幅方向外側端部から車両上方側へ延びて、ロッカとフロントピラーとを連結している。このため、フロントピラーとダッシュパネルとの接合部の車幅方向外側近傍に上下方向連結部を配置できる。これにより、微小ラップ衝突時に車両後方側へ移動した前輪が上下方向連結部に当たるため、上下方向連結部が当該衝突荷重を受けて、車体の骨格部材であるフロントピラーへ当該衝突荷重伝達できる。したがって、フロントピラーとダッシュパネルとの接合部の剥がれを一層抑制できる。
請求項4に記載の車体前部構造は、請求項3に記載の車体前部構造において、前記上下方向連結部の前部には、屈曲部が形成されており、屈曲部は側面視で車両前方側へ開放された凹状に形成されている。
請求項4に記載の車体前部構造では、上下方向連結部の前部に形成された屈曲部が、側面視で車両前方側へ開放された凹状を成している。これにより、例えば、屈曲部を側面視で略V字形状に形成することで、車両後方側へ移動した前輪を屈曲部の上部及び下部の2箇所の部位に当てることができる。これにより、前輪から連結部材へ入力される衝突荷重を分散させることができる。
請求項5に記載の車体前部構造は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車体前部構造において、前記連結部材は、車体を補強する補強部材に締結固定されている。
請求項5に記載の車体前部構造では、車体を補強する補強部材に連結部材が締結固定されているため、連結部材における車体との結合力を確保できる。
請求項6に記載の車体前部構造は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車体前部構造において、前記連結部材には、前記ロッカ及び前記トルクボックスに対して車両前方側へ突出され且つ平面視で車両後方側へ開放された突出部が一体に形成され、前記ロッカと前記トルクボックスとの接合部が前記突出部内に配置されている。
請求項6に記載の車体前部構造では、連結部材に突出部が一体に形成されおり、突出部は、平面視で車両後方側へ開放されて、ロッカ及びトルクボックスに対して車両前方側へ突出されている。このため、突出部が縦ビードのように構成されるため、車両後方側への衝突荷重に対する突出部の強度を高くできる。そして、ロッカとトルクボックスとの接合部が突出部内に配置されている。このため、微小ラップ衝突時に強度の高い突出部に前輪が当たるため、ロッカとトルクボックスとの接合部の剥がれを一層抑制でき、ひいてはフロントピラーとダッシュパネルとの接合部の剥がれを効果的に抑制できる。
請求項1に記載の車体前部構造によれば、連結部材の大型化を抑制しつつ微小ラップ衝突時におけるフロントピラーとダッシュパネルとの接合部における剥がれを抑制できる
請求項2に記載の車体前部構造によれば、微小ラップ衝突時に前輪からの衝突荷重を連結部材によって効率よく受けることができる。
請求項3に記載の車体前部構造によれば、フロントピラーとダッシュパネルとの接合部の剥がれを一層抑制できる。
請求項4に記載の車体前部構造によれば、前輪から連結部材へ入力される衝突荷重を分散させることができる。
請求項5に記載の車体前部構造によれば、連結部材における車体との結合力を確保できる。
請求項6に記載の車体前部構造によれば、ロッカとトルクボックスとの接合部の剥がれを一層抑制でき、ひいてはフロントピラーとダッシュパネルとの接合部の剥がれを効果的に抑制できる。
本実施の形態に係る車体前部構造が適用された車両の要部を示す車両左斜め前方から見た斜視図である。 図1に示されるスペーサの拡大した平断面図(図1の2−2線断面図)である。 図1に示されるスペーサの拡大した側断面図(図1の3−3線断面図)である。 図1に示されるロッカ及びフロントピラーを車室内側から見た斜視図である。 図1に示されるロッカ及びフロントピラーを車室内側から見た側面図である。 図1に示されるスペーサの他の例を示す車両左斜め前方から見た斜視図である。
本発明の実施の形態に係る車体前部構造Sが適用された車両(自動車)10を図面に基づいて説明する。なお、図面に適宜示される矢印FRは車両前方を示し、矢印LHは車両左方(車幅方向一側)を示し、矢印UPは車両上方を示している。また、車体前部構造Sは、車両10の前輪12よりも車両後方側の部位に適用されており、車幅方向において左右対称に構成されている。このため、車両10の車両左側部分について説明して、車両10の車両右側部分についての説明は省略する。
図1に示されるように、車両10は、車両10の下部の車幅方向両側において車両前後方向に延びるロッカ20と、ロッカ20の前端部から車両上方側へ延びるフロントピラー30と、を含んで構成されている。また、車両10は、車両10のエンジンルームと車室Rとの間の区画するダッシュパネル50と、ダッシュパネル50の下端部における車幅方向外側部分に設けられたトルクボックス54と、連結部材としてのスペーサ60と、を含んで構成されている。以下、それぞれの構成について説明する。
ロッカ20及びフロントピラー30は、車体の骨格部材を成しており、ルーフサイドレール(図示省略)及びセンタピラー(Bピラー)16と共に乗員乗降用のドア開放部14を形成している。このドア開放部14は車室Rの側部に形成されている。また、ロッカ20及びフロントピラー30の車幅方向外端の外壁は、共通化された大型プレス部品であるサイドアウタパネル18によって構成されている。
ロッカ20は、ロッカアウタリインフォースメント(以下、「ロッカアウタR/F」という)22を備えている。図4に示されるように、ロッカアウタR/F22は、正面視で車幅方向内側へ開放した断面ハット形状を成しており、ロッカアウタR/F22の上端部及び下端部には、それぞれフランジ部22Aが一体に形成されている。そして、上下のフランジ部22Aの車両幅方向内側に配置されたロッカインナパネル(図示省略)がフランジ部22Aに接合されている。これにより、ロッカアウタR/F22とロッカインナパネルとによって閉断面が形成されている。
図1に示されるように、ロッカアウタR/F22の外側には、サイドアウタパネル18においてロッカ20を構成するロッカアウタ部18Aが配置されている。ロッカアウタ部18Aは、車両前方側から見た正面視で略逆L字形を成して、ロッカアウタR/F22にスポット溶接等によって接合されている。なお、ロッカアウタ部18Aを車幅方向内側へ開放した断面ハット形状に形成して、ロッカアウタ部18Aとロッカインナパネルによって閉断面形状を形成するように構成してもよい。
また、ロッカアウタR/F22の前端部には、フロントカバー24が設けられている。フロントカバー24は、ロッカアウタR/F22の前端部を車幅方向外側及び車両前方側から覆うように、車両上方側から見た平面視で略逆L字形状に形成されて、ロッカアウタR/F22にスポット溶接等によって接合されている。そして、フロントカバー24における前壁部24Aの車幅方向内側端部が平面視で車両前方側へ屈曲されて、フランジ部24B(図2参照)が一体に形成されている。
さらに、図4に示されるように、ロッカアウタR/F22内には、「補強部材」としてのロッカインナリインフォースメント(以下、「ロッカインナR/F」という)26が設けられている。ロッカインナR/F26は、正面視で車幅方向内側へ開放された断面略U字形状に形成されて、ロッカアウタR/F22にスポット溶接等によって接合されている。また、ロッカインナR/F26には、前壁部26Aが一体に形成されており、前壁部26Aは、ロッカインナR/F26の側壁部26Bの前端から車幅方向内側へ延びると共に、フロントカバー24の前壁部24Aの車両後側に配置されている。そして、前壁部24Aの後面には、後述するスペーサ60を締結固定するための一対のウェルドナットWNが設けられている。
一方、図1に示されるように、サイドアウタパネル18は、フロントピラー30を構成するフロントピラーアウタ部18Bを有している。フロントピラーアウタ部18Bは、平面視で車幅方向内側へ開放した断面ハット形状を成している。このフロントピラーアウタ部18Bの車幅方向内側には、フロントピラーインナパネル32(図1では図示省略)が接合されている。これにより、フロントピラー30が閉断面状に形成されている。また、フロントピラーインナパネル32の下端部は、ロッカ20の前端部まで延びて、ロッカアウタR/F22の前端部の車幅方向内側に隣接して配置されている(図2参照)。そして、フロントピラーインナパネル32は、フロントカバー24のフランジ部24Bに接合されている。
図4及び図5に示されるように、フロントピラー30の閉断面内には、フロントピラーアウタリインフォースメント(以下、「ピラーアウタR/F」という)34が設けられている。ピラーアウタR/F34は、平面視で車幅方向内側へ開放した断面ハット形状を成しており、ピラーアウタR/F34の車幅方向内側部分がフロントピラーインナパネル32とスポット溶接等によって接合されている。
また、ピラーアウタR/F34の内側には、ヒンジリインフォースメント(以下、「ヒンジR/F」という)36が設けられている。ヒンジR/F36は、平面視で車幅方向内側へ開放した断面略U字状を成して、スポット溶接等によってピラーアウタR/F34に接合されている。また、ヒンジR/F36の前壁部36Aはロッカ20の前端部まで延びており、前壁部36Aの下端部が、ロッカインナR/F26の前壁部26Aとフロントカバー24の前壁部24Aとの間に配置されている。
ヒンジR/F36内には、「補強部材」としてのバルク40が設けられている。バルク40は、正面視で車幅方向外側へ開放した断面略ハット形状に形成されて、ヒンジR/F36にスポット溶接等によって接合されている。また、バルク40は、ヒンジR/F36の前壁部36A及び後壁部を架け渡しており、車両前後方向の荷重に対してヒンジR/F36を補強している。さらに、バルク40の下壁部の前端部には、車両下方側へ屈曲された取付片40Aが形成されている。この取付片40AはヒンジR/F36の前壁部36Aの車両後側に隣接して配置されている。そして、取付片40Aの後面には、後述するスペーサ60を固定するためのウェルドナットWNが固定されている。
また、ヒンジR/F36内には、バルク40の車両下方側において、「補強部材」としてのガセット42が設けられている。ガセット42は、側面視で略台形板状に形成されて、ヒンジR/F36にスポット溶接等によって接合されている。また、ガセット42は、バルク40と同様に、ヒンジR/F36の前壁部36A及び後壁部を架け渡しており、車両前後方向の荷重に対してヒンジR/F36を補強している。さらに、ガセット42の前端部には、前壁部42Aが一体に形成されている。この前壁部42Aは、ガセット42の前端から車幅方向内側へ延びると共に、ヒンジR/F36の前壁部36Aの車両後側に隣接して配置されている。そして、前壁部42Aの後面には、後述するスペーサ60を固定するためのウェルドナットWNが固定されている。なお、図示は省略するが、ガセット42の下端部には、車幅方向内側へ屈曲された下壁部が一体に形成されており、この下壁部は前壁部42Aと連続的に形成されている。そして、ガセット42の下壁部がロッカアウタR/F22にスポット溶接等によって固定されている。
一方、図4に示されるように、フロントピラー30の車幅方向内側には、ダッシュパネル50が設けられている。ダッシュパネル50は、板厚方向を略車両前後方向にして配置されて、車両10のエンジンルームと車室R内とを区画している。また、ダッシュパネル50の車幅方向外側端部は、車両後方側へ屈曲されて、フロントピラー30(フロントピラーインナパネル32)と接合されている。そして、ダッシュパネル50とフロントピラー30との接合部分が接合部52とされている。
トルクボックス54は、ダッシュパネル50の車両下方側でロッカ20の車幅方向内側に配置されている。トルクボックス54は、側面視で車両上方側へ開放された断面略ハット形状に形成されている。そして、トルクボックス54の前端部が、ダッシュパネル50の下端部における車幅方向外側部分にスポット溶接等によって接合されている。また、図2に示されるように、トルクボックス54の前壁部54Aにおける車幅方向外側端部には、フランジ部54Bが一体に形成されている。このフランジ部54Bは、車両前方側へ屈曲されて、フロントピラーインナパネル32と接合されている。これにより、フロントピラーインナパネル32を介してロッカ20とトルクボックス54とが接合されており、この接合部分が接合部56とされている。
また、図4に示されるように、トルクボックス54内には、「補強部材」としてのトルクボックスインナリインフォースメント(以下、「トルクボックスインナR/F」という)58が設けられている。トルクボックスインナR/F58は、略矩形板状に形成されて、板厚方向を車両上下方向にしてトルクボックス54上に配設されている。そして、トルクボックスインナR/F58の前端部には、車両上方側へ屈曲された前壁部58Aが形成されており、前壁部58Aの後面には、後述するスペーサ60を固定するためのウェルドナットWNが固定されている。
次に本発明の要部であるスペーサ60について説明する。
図1〜図3に示されるように、スペーサ60は、正面視で略逆L字形状を成して、ロッカ20、フロントピラー30、及びトルクボックス54の車両前方側で且つフェンダライナ17(図2及び図3参照)の車両後方側に配置されている。また、スペーサ60は、スペーサ60の後部を構成するリヤスペーサ62と、スペーサ60の前部を構成するフロントスペーサ80と、を含んで構成されている。
リヤスペーサ62は、高強度の板金材料によって構成されると共に、正面視で略逆L字形状に形成されている。また、リヤスペーサ62は、フロントピラー30とダッシュパネル50との接合部52の車幅方向外側近傍において車両上下方向に延びるリヤスペーサ本体部64と、リヤスペーサ本体部64の下端部から車幅方向内側へ延びるリヤスペーサ延出部74と、を含んで構成されている。
リヤスペーサ本体部64は、平面視で車両前方側へ開放された略U字形状に形成されている。具体的には、板厚方向を車両前後方向にして配置され且つ車両上下方向に延びる後壁部66と、後壁部66の車幅方向外側端から車両前方側へ延びる外側壁部68と、後壁部66の車幅方向内側端から車両前方側へ延びる内側壁部70と、を含んで構成されている。
後壁部66には、前述したロッカインナR/F26、バルク40、及びガセット42に設けられたウェルドナットWNに対応して、4箇所の取付孔(図示省略)が貫通形成されている。そして、車両前方側から取付孔内にボルトBが挿入されて、後壁部66(スペーサ60)が、ボルトBによってロッカ20及びフロントピラー30に締結固定されている。
外側壁部68では、その上部における高さ寸法が、その下部における高さ寸法より低く設定されている。すなわち、外側壁部68の前端部(外周部)には、側面視で略クランク状を成す段差部68Aが形成されている。また、外側壁部68の前端部における車両上下方向中間部(詳しくは、段差部68Aの車両下方側の部位)には、溝部68Bが形成されている。溝部68Bは、側面視で車両前方側へ開放された略V字形状に形成されている。さらに、外側壁部68の下部には、切欠部68Cが形成されており、切欠部68Cは、側面視で車両前方側へ開放された略U字形状に形成されている。
内側壁部70は、外側壁部68の切欠部68Cを除いて外側壁部68と略同様に構成されている。すなわち、外側壁部68の前端部(外周部)には、略クランク状を成す段差部70Aと、略V字形状を成す溝部70Bと、が形成されている。
また、リヤスペーサ本体部64の下端部には、下壁部72が一体に形成されており、下壁部72は、側面視で車両前方側へ略L字形状に屈曲されている。具体的には、下壁部72はリヤスペーサ本体部64の下端から車両前方側へ延びると共に、下壁部72の先端部が車両下方側へ屈曲されている。
リヤスペーサ延出部74は、板厚方向を略車両前後方向にして車幅方向に延びている。そして、リヤスペーサ延出部74における車幅方向外側端部が、平面視で車両前方側へ略クランク状に屈曲されて、内側壁部70の下端部における前端に結合されている。これにより、リヤスペーサ62には、平面視で車両前方側へ突出された突出部76が形成されており、突出部76は車両後方側へ開放された断面略U字形状を成している。そして、この突出部76内に、ロッカ20とトルクボックス54との接合部56が配置されている。
また、リヤスペーサ延出部74には、トルクボックスインナR/F58に設けられたウェルドナットWNに対応した位置において、取付孔(図示省略)が貫通形成されている。そして、車両前方側から取付孔内にボルトBが挿入されて、リヤスペーサ延出部74(スペーサ60)がトルクボックス54にボルトBによって締結固定されている。
一方、フロントスペーサ80は、リヤスペーサ本体部64の略下半分部分に対して車両前方側に配置されると共に、車両上下方向に延びている。このフロントスペーサ80は、高強度の板金材料によって構成されると共に、平面視で車両後方側へ開放された断面略U字形状に形成されている。そして、フロントスペーサ80の一対の側壁82が、それぞれリヤスペーサ62の外側壁部68及び内側壁部70に対してスペーサ60の幅方向外側へ配置されて、アーク溶接等によって外側壁部68及び内側壁部70に接合されている。これにより、スペーサ60には、フロントスペーサ80とリヤスペーサ62(リヤスペーサ本体部64)とによって略矩形環状の閉断面形状が形成されている。さらに、前輪12の車両後方側において、フロントスペーサ80が、ロッカ20、フロントピラー30、トルクボックス54、及びダッシュパネル50に対して車両前方側へ突出されるようになっている。これにより、フロントスペーサ80が、ダッシュパネル50の車幅方向外側端部(すなわち接合部52)より車両前方側に配置されている。
また、フロントスペーサ80の下端部には、下壁部84が一体に形成されており、下壁部84は、フロントスペーサ80から車両後方側へ略L字形状に屈曲されている。具体的には、下壁部84はフロントスペーサ80の下端から車両後方側へ延びると共に、下壁部84の先端部が車両下方側へ屈曲されている。そして、下壁部84の先端部が、リヤスペーサ本体部64の下壁部72の先端部と対向して配置されて、下壁部72の先端部にアーク溶接等によって接合されている。
さらに、フロントスペーサ80の車両上下方向中間部には、リヤスペーサ62の溝部68Bに対応する位置において、「屈曲部」としての凹部86が形成されている。この凹部86は、側面視で車両前方側へ開放された略V字形に形成されている。すなわち、フロントスペーサ80の上端部及び下端部に対して、フロントスペーサ80の上下方向中間部が車両後方側に配置されている。そして、凹部86の上部には、側面視で車両下方側へ向かうに従い車両後方側へ傾斜する傾斜面86Aが形成されており、凹部86の下部には、側面視で車両上方側へ向かうに従い車両後方側へ傾斜する傾斜面86Bが形成されている。なお、フロントスペーサ80の下部には、リヤスペーサ62をロッカ20にボルトBによって締結固定するための作業孔88が形成されている。
ここで、上述したように、スペーサ60が、ボルトBによって、ロッカ20のフロントカバー24、トルクボックス54のトルクボックスインナR/F58、及びフロントピラー30のバルク40及びガセット42に締結固定されている。これにより、ロッカ20とトルクボックス54とが車両前方側からスペーサ60によって連結されると共に、ロッカ20とフロントピラー30とが車両前方側からスペーサ60によって連結されている。そして、スペーサ60におけるロッカ20とトルクボックス54とを連結する部分が、幅方向連結部としての第1連結部60Aとされて、第1連結部60Aは車幅方向に延びている。さらに、スペーサ60におけるロッカ20とフロントピラー30とを連結する部分が、上下方向連結部としての第2連結部60Bとされて、第2連結部60Bは第1連結部60Aの車幅方向外側端部から車両上方側へ延びている。
次に本実施の形態の作用及び効果について説明する。
上記のように構成された車体前部構造Sを備えた車両10が微小ラップ衝突した場合には、前輪12が車両後方側へ移動して、ロッカ20及びフロントピラー30へ接近する(図5の矢印参照)。
ここで、車両10には、ロッカ20、トルクボックス54、及びフロントピラー30の車両前方側にスペーサ60が設けられている。そして、スペーサ60は、ロッカ20及びトルクボックス54に締結固定されており、ロッカ20とトルクボックス54とが、スペーサ60の第1連結部60Aによって連結されている。これにより、ロッカ20とトルクボックス54との接合部56がスペーサ60によって補強される。
また、微小ラップ衝突時に前輪12が車両後方側へ移動すると、前輪12がスペーサ60に当たるため、ロッカ20とトルクボックス54との接合部56に前輪12が直接当たることが抑制される。これにより、ロッカ20とトルクボックス54との接合部56における剥がれが抑制される。したがって、接合部56における剥がれを起点としたフロントピラー30とダッシュパネル50との接合部52の剥がれを抑制できる。
さらに、スペーサ60のフロントスペーサ80(前部)が接合部52よりも車両前方側に配置されている。このため、前輪12がダッシュパネル50より先にスペーサ60に当たる。そして、前輪12がスペーサ60に当たることで、車体の骨格を成すロッカ20及びトルクボックス54に衝突荷重が伝達されるため、過大な衝突荷重がダッシュパネル50へ入力されることが抑制される。これにより、フロントピラー30とダッシュパネル50との接合部52の剥がれを抑制できる。
しかも、スペーサ60の第1連結部60Aは、車幅方向に延びて、ロッカ20とトルクボックス54とを連結しているため、従来技術のような補強パネルに比べてスペーサ60の大型化を抑制できる。
以上により、スペーサ60の大型化を抑制しつつ微小ラップ衝突時におけるフロントピラー30とダッシュパネル50との接合部52の剥がれを抑制できる。
また、スペーサ60は、リヤスペーサ62とフロントスペーサ80とを含んで構成されており、リヤスペーサ62及びフロントスペーサ80によって略矩形環状の閉断面形状が形成されている。これにより、微小ラップ衝突時に前輪12からの衝突荷重をスペーサ60によって効率よく受けることができる。
さらに、スペーサ60は第2連結部60Bを有しており、第2連結部60Bによってロッカ20とフロントピラー30とが連結されている。そして、第2連結部60Bは、フロントピラー30とダッシュパネル50との接合部52の車幅方向外側近傍に配置されている。これにより、微小ラップ衝突時に車両後方側へ移動した前輪12が第2連結部60Bに当たるため、第2連結部60Bが当該衝突荷重を受けて、車体の骨格部材であるフロントピラー30へ当該衝突荷重を伝達できる。したがって、フロントピラー30とダッシュパネル50との接合部52の剥がれを一層抑制できる。
また、スペーサ60のフロントスペーサ80には、凹部86が形成されており、凹部86は側面視で車両前方側へ開放された略V字形状に形成されている。このため、微小ラップ衝突時に車両後側へ移動した前輪12を、例えば凹部86の傾斜面86A及び傾斜面86Bの2箇所の部位で当てることができる。これにより、前輪12からスペーサ60へ入力される衝突荷重を分散させることができる。
さらに、上述したように、スペーサ60は、ロッカ20のロッカインナR/F26、フロントピラー30のバルク40及びガセット42、及びトルクボックス54のトルクボックスインナR/F58に、ボルトBによって締結固定されている。これにより、スペーサ60における車両との結合力を確保できる。しかも、スペーサ60は、ロッカインナR/F26、バルク40及びガセット42に締結固定されているため、微小ラップ衝突時にスペーサ60に入力された衝突荷重を車体の骨格を成すロッカ20内及びフロントピラー30内に分散できる。
また、スペーサ60には、平面視で車用後方側へ開放された突出部76が一体に形成されている。このため、突出部76が縦ビードのように構成されるため、車両後方への荷重に対して突出部76の強度を高くできる。また、突出部76内にロッカ20とトルクボックス54との接合部52が配置されている。このため、強度が高くされた突出部76に前輪12が当たるため、ロッカ20とトルクボックス54との接合部56の剥がれを一層抑制でき、ひいてはフロントピラー30とダッシュパネル50との接合部52の剥がれを効果的に抑制できる。
さらに、スペーサ60がロッカ20に対して車両前方側へ突出されているため、微小ラップ衝突時に車両後方側へ移動する前輪12をスペーサ60に早期に当てることができる。これにより、平面視におけるロッカ20の長手方向に対する前輪12の傾きを小さくした状態で、前輪12をスペーサ60に当てることができる。この点について以下に説明する。
前輪12が車両後方側へ移動する際に衝突体によって前輪12がロッカ20に対して傾く場合がある。そして、仮にスペーサ60を省略すると、前輪12がロッカ20に当たるまでの距離が長くなるため、前輪12がロッカ20に当たる際のロッカ20の長手方向に対する前輪12の傾きが大きくなる可能性がある。これに対して、スペーサ60をロッカ20の車両前方側に設けることで、前輪12がロッカ20に当たるまでの距離を短くできる。これにより、前輪12がロッカ20に当たる際のロッカ20の長手方向に対する前輪12の傾きを小さくできる。その結果、前輪12からロッカ20へ衝突荷重を効率よく伝達できる。さらに、ロッカ20の長手方向に対する前輪12の傾きを小さくできることで、平面視で前輪12の後部が車幅方向内側へ傾いた場合には、前輪12の車両幅方向内側への侵入を抑制できる。
なお、本実施の形態では、スペーサ60が5箇所の部位で車体に締結固定されているが、スペーサ60の締結固定箇所は任意に設定できる。例えば、図6に示されるように、リヤスペーサ62の上部を、車両後方側へ屈曲させて、ドアヒンジブラケット90と共締めするように構成してもよい。また、この場合には、リヤスペーサ62とドアヒンジブラケット90とを一体に構成してもよい。
また、本実施の形態では、凹部86の傾斜面86A及び傾斜面86Bが直線状に傾斜されているが、凹部86の傾斜面86A及び傾斜面86Bを曲線状に傾斜させてもよい。
10 車両
20 ロッカ
30 フロントピラー
40 バルク(補強部材)
42 ガセット(補強部材)
50 ダッシュパネル
52 接合部
54 トルクボックス
56 接合部
58 トルクボックスインナリインフォースメント(補強部材)
60 スペーサ(連結部材)
60A 第1連結部(幅方向連結部)
60B 第2連結部(上下方向連結部)
76 突出部
86 凹部(屈曲部)

Claims (6)

  1. 車両下部の車幅方向両側に設けられ、車両前後方向に延びる一対のロッカと、
    前記ロッカの前端部から車両上方側へ延びる一対のフロントピラーと、
    車幅方向外側端部が前記フロントピラーの前端部に接合され、一対の前記フロントピラーを車幅方向に連結するダッシュパネルと、
    前記ダッシュパネルの車両下方側且つ前記ロッカの車幅方向内側に設けられ、前記ロッカの前端部に接合されたトルクボックスと、
    前記ロッカ及び前記トルクボックスの車両前方側に設けられ、前部が前記ダッシュパネルの車幅方向外側端部よりも車両前方側に配置されると共に、車幅方向に延びて前記ロッカと前記トルクボックスとを連結する幅方向連結部を有する連結部材と、
    を備えた車体前部構造。
  2. 前記連結部材は、それ自体で閉断面構造を有する請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記連結部材は、前記幅方向連結部の車幅方向外側端部から車両上方側へ延びて前記ロッカと前記フロントピラーとを連結する上下方向連結部を有する請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造。
  4. 前記上下方向連結部の前部には、屈曲部が形成されており、屈曲部は側面視で車両前方側へ開放された凹状に形成された請求項3に記載の車体前部構造。
  5. 前記連結部材は、車体を補強する補強部材に締結固定された請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車体前部構造。
  6. 前記連結部材には、前記ロッカ及び前記トルクボックスに対して車両前方側へ突出され且つ平面視で車両後方側へ開放された突出部が一体に形成され、
    前記ロッカと前記トルクボックスとの接合部が前記突出部内に配置された請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車体前部構造。
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