JP2015035987A - スピニングリール - Google Patents

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Abstract

【課題】頭部を隠してカバー部材をリール本体に取り付けるねじ部材を簡素な構造でリール本体に保持させる。
【解決手段】スピニングリール100は、リール本体2とねじ部材48と抜け止め部材38と本体ガード14と備える。リール本体2は、周壁10aと、周壁10aを前後方向に貫通する第4貫通孔10fとを有する。ねじ部材48は、一端に設けられ第4貫通孔10fの前端側の周囲にある内壁10jに接触可能なねじ頭部48aと、ねじ頭部48aから他端に向かって延び、第4貫通孔10fを貫通し他端に雄ねじ部48cが設けられるねじ軸部48bと、を有する。抜け止め部材38は、ねじ軸部48bに装着され、第4貫通孔10fの後端側の周囲にある段差面10iに接触可能である。本体ガード14は、ねじ部材48によって固定される固定部としてのボス部14bを有し、リール本体2の後部を覆う。
【選択図】図5

Description

本発明は、釣り用リール、特に、釣り糸を前方に繰り出し可能なスピニングリールに関する。
スピニングリールのリール本体は、開口を有し機構が装着される筐体部と、開口を塞いでリールボディとの間で機構装着用空間を形成可能な少なくとも1つの蓋部材と、を有する。スピニングリールにおいて、リール本体に筐体部及び蓋部材の後方を覆うカバー部材をさらに設けたものが従来知られている。(例えば、特許文献1参照)従来のスピニングリールでは、筐体部の内部に保持されたねじ部材によって、カバー部材を筐体部に固定している。これによって、ねじ部材の頭部がスピニングリールの外観に表れず高級感がある外観が得られる。
筐体部側からねじ部材を保持する場合、筐体部内への機構の組み込みを終了して、蓋部材を筐体部に取り付けて開口を塞いだ後にカバー部材を筐体部及び蓋部材の後部に取り付けるまで、ねじ部材が筐体部内で外れないようにする必要がある。筐体部内に保持されたねじ部材は、筐体部の外部からドライバーなどの工具によってカバー部材に締め付けられる。そこで、特許文献1のスピニングリールでは、ねじ部材の頭部を保持する筒状の保持部材をリール本体に一体又は別体で設け、カバー部材をドライバーなどの工具によってカバー部材にねじ込みするまで、ねじ部材をリール本体の内部で保持できるようにしている。
特開2008−154482号公報
従来のスピニングリールでは、リール本体に一体又は別体でねじ部材の頭部を保持する保持部材を設けている。このため、ねじ部材をリール本体に保持する構造が複雑になる。
本発明の課題は、頭部を隠してカバー部材をリール本体に取り付けるスピニングリールにおいて、ねじ部材を簡素な構造でリール本体に保持できるようにすることにある。
本発明に係るスピニングリールは、釣り糸を前方に繰り出し可能なリールである。スピニングリールは、リール本体と、ねじ部材と、抜け止め部材と、カバー部材と、備える。リール本体は、釣り糸を巻き取るためのハンドルが回転自在に装着されたものである。リール本体は、周壁と、周壁を前後方向に貫通する貫通孔と、を有する。ねじ部材は、ねじ頭部と、ねじ軸部と、を有する。ねじ頭部は、一端に設けられ、貫通孔の前端側の周壁に接触可能である。ねじ軸部は、ねじ頭部から他端に向かって延び、貫通孔を貫通し、少なくとも一部に雄ねじ部が設けられるものである。抜け止め部材は、ねじ軸部に装着され、貫通孔の後端側の周囲に接触可能である。カバー部材は、ねじ部材によって固定される固定部を有し、リール本体の少なくとも一部を覆う。
このスピニングリールでは、ねじ部材を保持する際には、ねじ部材を周壁に設けられる貫通孔を貫通させてねじ軸部の他端を貫通孔から突出させる。この突出したねじ軸部の他端に抜け止め部材を装着すると、抜け止め部材が貫通孔の後端側の周囲に接触可能であり、ねじ部材のねじ頭部が貫通孔の前端側の周壁に接触可能であるため、ねじ頭部と抜け止め部材とによって、ねじ部材が貫通孔から外れにくくなる。ここでは、ねじ頭部とねじ軸部に装着された抜け止め部材との間に貫通孔が配置されるので、ねじ部材が貫通孔から外れにくくなり、ねじ部材を簡素な構造でリール本体に保持できるようになる。
抜け止め部材は、弾性体製であってもよい。この場合には、ねじ部材に抜け止め部材が弾性的に装着可能であるので、抜け止め部材の装着が容易である。
抜け止め部材は、合成樹脂製であってもよい。この場合には、ねじ部材に合わせた形状の抜け止め部材を得やすくなる。
抜け止め部材は、ねじ部材が貫通可能なOリングであってもよい。この場合に、Oリングを弾性的にねじ部材に装着できるとともに、市販のシール用のOリングを使用すれば、安価な抜け止め部材を得ることができるとともに、貫通孔をシールすることができる。
抜け止め部材は、フランジ部と、筒状部と、を有してもよい。フランジ部は、リール本体に設けられた貫通孔より大径である。筒状部は、内周をねじ部材が通過可能であり、外周が貫通孔に嵌合可能である。この場合には、例えば、通過孔の内径をねじ部材の外形よりも僅かに小さくすることによって、ねじ部材を筒状部に保持することができる。とくに、ねじ部材としてタッピングビスを用いる場合、保持力が弱い雌ねじ部によってねじ部材を保持できる。
固定部は、雄ねじ部に螺合し、抜け止め部材に接触可能なボス部を有してもよい。この場合には、ボス部が抜け止め部材に接触することによって抜け止め部材によってボス部とねじ軸部とリール本体との隙間をシールできる。
スピニングリールは、スプール軸と、スプールと、ロータと、ロータ駆動機構と、オシレーティング機構と、をさらに備えてもよい。スプール軸は、リール本体に前後方向に沿って移動可能に装着される。スプールは、スプール軸の前端部に設けられ、外周に釣り糸が巻き付けられるものである。ロータは、スプールの外周側に回転可能に設けられ、ハンドルの回転に応じて、釣り糸をスプールに巻き付ける。ロータ駆動機構は、ハンドルの回転をロータに伝達し、ハンドルの回転に連動してロータを回転させる。オシレーティング機構は、ハンドルの回転に連動してスプール軸を介してスプールを前後移動させる。オシレーティング機構は、螺軸と、スライダと、を有する。螺軸は、外周部に螺旋状溝が形成され、ハンドルの回転に連動して回転する。スライダは、螺軸の螺旋状溝に係合し、螺軸の回転に連動して前後移動する。ねじ軸部は、ねじ頭部と雄ねじ部の間に、スライダの前後移動をガイドするガイド部を、さらに有する。
この場合には、カバー部材をリール本体に取り付けるためのねじ部材とオシレーティング機構のガイド軸とを兼用できるので、カバー部材の取り付け構造が簡素になる。
本発明によれば、ねじ頭部とねじ軸部に装着された抜け止め部材との間に貫通孔が配置されるので、ねじ部材が貫通孔から外れにくくなり、ねじ部材を簡素な構造でリール本体に保持できるようになる。
本発明の第1実施形態によるスピニングリールの側面断面図。 スピニングリールの斜視図。 スピニングリールの背面断面図。 スライダの拡大側面図。 図1のV部拡大図。 弾性体の断面図 第1実施形態の弾性体の第1変形例の図6に相当する図。 第1実施形態の第2変形例の図5に相当する図。 第1実施形態の第2変形例の図8の切断線IX−IXによる断面図。 本発明の第2実施形態によるスピニングリールの図1に相当する図。 図10のXI部拡大図。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態によるスピニングリール100は、釣り糸を前方に繰り出し可能なリールである。スピニングリール100は、図1、図2及び図3に示すように、リール本体2と、スプール軸16と、スプール4と、ロータ3と、ロータ駆動機構5と、オシレーティング機構6と、を備えている。また、スピニングリール100は、ねじ部材48と、抜け止め部材38と、本体ガード14と、を備えている。なお、ここでの前後とは、釣りを行うときに、釣り糸が繰り出される方向を前といいその反対の方向を後という。また、左右とは、スピニングリール100を後方から見たときの左右をいう。
リール本体2は、釣り糸を巻き取るためのハンドル1が回転自在に装着され、釣り竿に装着可能である。スプール軸16は、リール本体2に前後方向に沿って移動可能に装着される。スプール4は、スプール軸16の前端部に設けられ、外周に釣り糸が巻き付けられるものである。ロータ3は、スプール4の外周側に回転可能に設けられ、ハンドル1の回転に応じて、釣り糸をスプール4に巻き付ける。ロータ駆動機構5は、ハンドル1の回転をロータ3に伝達し、ハンドル1の回転に連動してロータ3を回転させる。オシレーティング機構6は、ハンドル1の回転に連動してスプール軸16を介してスプール4を前後移動させる。
ねじ部材48は、本体ガード14をリール本体2に固定するものである。抜け止め部材38は、ねじ部材48をリール本体2に対して抜け止めするために設けられる。本体ガード14は、リール本体2の後部を覆う。本体ガード14は、カバー部材の一例である。
リール本体2は、図2及び図3に示すように、内部にロータ駆動機構5とオシレーティング機構6とを収納する。リール本体2は、両側が開口する筐体部10と、筐体部10の両側をそれぞれ塞ぐ第1蓋部材11及び第2蓋部材12と、筐体部10に一体形成された竿取付脚部13と、押さえ板15と、を有する。
筐体部10は、たとえばアルミニウム合金製の部材である。筐体部10は、ロータ駆動機構5やオシレーティング機構6を収納支持するための収納空間を形成し得るように収納空間を囲む周壁10aを有する両面が開口した枠状の部材である。筐体部10の前面には、後述する逆転防止機構50のワンウェイクラッチ51やピニオンギア9等が装着される円板状の機構支持部10bが形成される。図2に示すように、筐体部10の周壁10aの後部には、オシレーティング機構6の後述する第1ガイド軸23a及び第2ガイド軸23bと、螺軸21を支持するための軸受43と、を各別に装着するための第1貫通孔10cと第2貫通孔10dと第3貫通孔10eとが前後方向に沿って形成される。
また、図1に示すように、周壁10aは、ねじ部材48を装着するための第4貫通孔10fを有する。第4貫通孔10fは、第1貫通孔10cの上方で周壁10aを前後方向に貫通して形成される。第4貫通孔10fは、貫通孔の一例である。第4貫通孔10fは、図5に拡大して示すように、周壁10aに形成されたガード嵌合部10gの嵌合孔10hに連通して設けられる。ガード嵌合部10gには、本体ガード14の後述するボス部14bがすきま嵌めで嵌合する。ガード嵌合部10gは、本体ガード14をリール本体2に対して位置決めするために設けられる。嵌合孔10hは、第4貫通孔10fよりも内径が大きい。第4貫通孔10fの前端側の周囲には、前後方向と直交する内壁10jが周壁10aに形成される。内壁10jは、貫通孔の前端側の周壁の一例である。第4貫通孔10fと嵌合孔10hとの段差面10iは、貫通孔の後端側の周囲の一例である。嵌合孔10hの段差面10i側に抜け止め部材38が装着される。抜け止め部材38は、ねじ部材48の後述するねじ軸部48bに装着される。
第1蓋部材11は、たとえばアルミニウム合金製の部材であり、筐体部10の一面を覆うように形成される。第1蓋部材11は、ロータ駆動機構5の駆動ギア7に近接して配置される。また、第1蓋部材11には、図3に示すように、駆動ギア7が設けられた駆動ギア軸8の一端を駆動ギア7の背面側で支持する第1ボス部11aを有する。第1ボス部11aは、第1蓋部材11の壁面の略中央部分に外方に突出して形成される。また、第1蓋部材11は、前部に、図2に示すように、ロータ3の内部に入り込む円板部を構成する略半円形に形成された第1フランジ部11bを有する。さらに、第1フランジ部11bの前部には、機構支持部10bの後面に配置され機構支持部10bの外周面と略面一に構成される略半円弧状の第1機構収納カバー11cが形成される。
第2蓋部材12は、たとえばアルミニウム合金製の部材であり、第1蓋部材11と略対称な鏡像関係の形状である。第2蓋部材12には、図2及び図3に示すように、第1ボス部11a、第1フランジ部11b、第1機構収納カバー11cと略対称な鏡像関係の形状に形成された第2ボス部12a、第2フランジ部12b、第2機構収納カバー12cを有する。このため、第1フランジ部11b及び第2フランジ部12bは、筐体部10の機構支持部10b後面の外周面とで円形を構成するように形成される。この円形部分がロータ3の後面に僅かな隙間で嵌り込むように構成される。
なお、第1蓋部材11、第2蓋部材12は、たとえば丸頭ビスのようなねじ部材によって筐体部10に固定される。
竿取付脚部13は、図1、図2及び図3に示すように、筐体部10から上方に延びるT字形状の部材である。竿取付脚部13は、先端に形成された前後に延びるリール脚13aを有する。リール脚13aは、図示しない釣り竿のリールシートに装着可能である。
ねじ部材48は、例えば、雌ねじ部を形成可能なタッピングビスである。ねじ部材48は、一端に設けられるねじ頭部48aと、ねじ頭部48aから他端に向かって延びるねじ軸部48bと、を有する。ねじ頭部48aは、第4貫通孔10fの前端側の周囲である内壁10jに接触可能である。したがって、ねじ頭部48aは、第4貫通孔10fの直径よりも大径に形成される。ねじ軸部48bは、第4貫通孔10fを貫通し、外周面の少なくとも一部に雄ねじ部48cが設けられる。したがって、ねじ軸部48bは、ねじ頭部48aよりも小径である。ねじ軸部48bは、第4貫通孔10fよりも突出し、突出した他端が本体ガード14にねじ込まれる。
ねじ部材48は、筐体部10の前部に形成された第5貫通孔10kから挿入されるドライバー等の工具によって回される。第5貫通孔10kは、弾性体製のキャップ部材28によって通常は塞がれる。キャップ部材28は、第5貫通孔10kに着脱可能に設けられる。これにより、第5貫通孔10kを設けても、リール本体2の内部に異物が侵入しにくい。ねじ部材48は、スピニングリール100の組み立て時には、抜け止め部材38によって第4貫通孔10fに保持される。保持されたねじ部材48は、筐体部10内にロータ駆動機構5及びオシレーティング機構6が組み込まれ、さらに、第1蓋部材11及び第2蓋部材12が固定された後に、本体ガード14の後述するボス部14bに向けて第5貫通孔10kから挿入されたドライバーによって回され、ボス部14bに雌ねじ部を形成しながらねじ込まれる。
抜け止め部材38は、筐体部10内の機構を組み込み、第1蓋部材11及び第2蓋部材12を筐体部10固定した後に、本体ガード14を筐体部10に固定するまで、ねじ部材48を筐体部10内に保持するために設けられる。図5に示すように、抜け止め部材38は、環状であり、ねじ軸部48bに装着され、第4貫通孔10fの後端側の周囲である段差面10iに接触可能である。第1実施形態では、抜け止め部材38は、図6に示すように、ねじ部材48のねじ軸部48bが貫通可能な断面が円形の合成ゴム製の市販のOリング38aである。Oリング38aは、ねじ軸部48bの外形よりも小さい内径を有し、嵌合孔10hの内径よりも大きい外径を有している。抜け止め部材38は、嵌合孔10hと段差面10iとねじ軸部48bとにそれぞれ接している。抜け止め部材38は、スピニングリール100の組立時などに、ねじ部材48を保持してねじ部材48が筐体部10から外れないようにするために設けられる。また、抜け止め部材38は、本体ガード14内に入り込んだ塵埃、液体等の異物が筐体部10の内部に入り込むのを防止するシール部材としても機能する。
本体ガード14は、図1及び図2に示すように、第1蓋部材11及び第2蓋部材12を筐体部10に装着した状態で、筐体部10、第1蓋部材11及び第2蓋部材12を後方から側部及び底部を覆うように湾曲して形成される。本体ガード14は、ABS樹脂等の比較的硬質の合成樹脂製であり、表面に金属めっきが施されている。本体ガード14は、筐体部10、第1蓋部材11及び第2蓋部材12を後方から覆うガード部14aと、ガード部14aの内側面から筐体部10に向かって延びる筒状のボス部14bと、を有する。ボス部14bは、固定部の一例である。本体ガード14は、筐体部10の周壁10aの後部に装着されたねじ部材48と、ガード部14aの下面から装着されたねじ部材49によって筐体部10に固定される。ボス部14bは、ガード嵌合部10gに外周面がすきま嵌めで嵌合する筒状の部分である。ボス部14bには、ねじ穴14cが設けられる。第1実施形態では、ねじ部材48が後タッピングビスであるので、雌ねじ部は、ねじ部材48によってねじ穴14cに形成される。ただし、ねじ部材が通常のボルト部材の場合、ねじ穴14cに雌ねじ部が形成される。
押さえ板15は、オシレーティング機構6の後述する第1ガイド軸23aの少なくとも一部を保持して抜け止めするとともに、螺軸21の後端を支持する軸受43を保持して抜け止めするために設けられる。押さえ板15は、例えば2本のねじ部材44によって筐体部10の後面に固定される。
ロータ駆動機構5は、ハンドル1のハンドル軸1aがねじ込み固定される駆動ギア軸8と、駆動ギア軸8に一体又は別体で形成された駆動ギア7と、駆動ギア7と噛み合うピニオンギア9とを備える。この実施形態では、駆動ギア7は、駆動ギア軸と一体で形成される。
駆動ギア7は、図3に示すように、たとえばアルミニウム合金製のフェースギアであって、駆動ギア軸8に一体成形される。駆動ギア7は、図3に示すように、ピニオンギア9に噛み合う湾曲したフェースギア歯で構成されるギア部7aが後方から見て右側に向くように配置される。
駆動ギア軸8は、駆動ギア7とアルミニウム合金により一体成形された中実部材である。駆動ギア軸8は、リール本体2の第1蓋部材11及び第2蓋部材12に各別に形成された第1ボス部11a及び第2ボス部12aに回転自在に支持される。具体的には、第1ボス部11a及び第2ボス部12aに各別に装着された第1軸受19a及び第2軸受19bによってリール本体2に回転自在に装着される。駆動ギア軸8は、後述するスライダ本体24の第1装着部24aと第2装着部24bとで跨がれる部分が、中実部材であって、他の部分より小径になるように形成される。また、駆動ギア軸8は、スプール軸16の釣り竿装着側(上側)に配置される。駆動ギア軸8の両端内周部には、第1雌ねじ部8a及び第2雌ねじ部8bがそれぞれ形成される。第1雌ねじ部8a及び第2雌ねじ部8bは、ハンドル1を糸巻き取方向に回転したときねじが締まる方向のねじである。したがって、図3左側の第1雌ねじ部8aは左ねじであり、図3右側の第2雌ねじ部8bは右ねじである。また、駆動ギア軸8の第2軸受19bの支持部分の軸方向内側には、図2に示すように、第1軸受19bの内輪に接触する大径の鍔部8cが形成される。鍔部8cの外周面の対向する2箇所には、組立時に駆動ギア軸8をスプール軸16と螺軸21の間に通しやすくするために平面的に切り欠かれた切り欠き部8dが形成される。
なお、ハンドル1は、リール本体2の左側に配置される左位置と右側に配置される右位置との駆動ギア軸8の両端のいずれにも装着可能である。しかし、第1雌ねじ部8aと第2雌ねじ部8bのねじ方向が異なるため、ハンドル軸1aを左右に取り付ける場合、それぞれ専用のものが用意される。
ピニオンギア9は、図1及び図2に示すように、中空筒状の部材であり、前部がロータ3を貫通してロータ3を回転不能に装着する。ピニオンギア9の内周部には、図1に示すように、スプール軸16が貫通して配置される。ピニオンギア9の前部には、ナット17が装着されており、ナット17によりロータ3がピニオンギア9に一体回転可能に連結される。ピニオンギア9は、その軸方向の中間部と後端部とがそれぞれ軸受18a及び軸受18bによりリール本体2の筐体部10に回転自在に支持される。軸受18a及び軸受18bは、機構支持部10bに装着される。
オシレーティング機構6は、図1、図2、図3及び図4に示すように、トラバースカム方式のレベルワインド機構である。オシレーティング機構6は、ピニオンギア9に噛み合う減速機構20(図2)と、減速機構20に連動して回転する螺軸21と、螺軸21に係合して前後に往復移動するスライダ22と、スライダ22をスプール軸16方向に案内する第1ガイド軸23a及び第2ガイド軸23bと、を有する。また、オシレーティング機構6は、第1ガイド軸23aと第1貫通孔10cの間及び第2ガイド軸23bと第2貫通孔10dの間に各別に設けられる環状の第1弾性体45a及び環状の第2弾性体45bをさらに有する。
減速機構20は、図1及び図2に示すように、ピニオンギア9に噛み合う大径ギア25a及び小径ギア25bを有する段付ギア25と、螺軸21の前端部の軸部に相対回転不能に装着され小径ギア25bに噛み合う中間ギア26とを備える。段付ギア25は、ピニオンギア9と平行な軸回りに回転する。大径ギア25aは、ピニオンギア9に噛み合うはす歯ギアである。小径ギア25bは、中間ギア26に噛み合うはす歯ギアである。
ピニオンギア9は、図1に示すように、駆動ギア軸8の下側に配置され、段付ギア25及び中間ギア26は、駆動ギア軸8の上側に配置される。螺軸21の前端の軸部は、螺軸21の他の部分より小径に形成されている。このため大径ギア25aと螺軸21の前端部の軸部とが干渉しにくい構成になっている。中間ギア26は、螺軸21の前端部に一体回転可能に装着されたはす歯ギアである。ここでは、小径ギア25bが大径の中間ギア26に噛み合うことにより、ピニオンギア9の回転が大きく減速されて螺軸21に伝達される。このような減速機構20によって、スプール4の前後移動の速度が減速されるので、釣り糸を密巻きすることができる。
螺軸21は、図1及び図2に示すように、表面に交差する螺旋状の螺旋状溝21aが形成された部材であり、スプール軸16と平行に配置される。螺軸21は、筐体部10の後端と機構支持部10bとに両端支持される。具体的には、筐体部10の機構支持部10bに装着された軸受42及び筐体部10の後端に装着された軸受43を介して筐体部10に回転自在に支持される。螺軸21は、筐体部10の後方から装着される。螺軸21は、図4に拡大して示すように、スプール軸16と略平行かつ駆動ギア軸8のリール脚13a側(上側)に配置される。螺軸21は、図3に示すように、駆動ギア7のギア部7aに面して配置される。螺軸21は、スプール軸16よりギア部7a側(図3左側)に近接した位置に配置される。
スライダ22は、図2、図3及び図4に示すように、螺軸21の螺旋状溝21aに係合する係合部材22aと、係合部材22aが装着され螺軸21の回転に連動して前後移動するスライダ本体24と、を有する。スライダ22は、係合部材22aの先端が螺旋状溝21aに係合することにより、螺軸21の回転に応じてスプール軸方向に往復移動し、スプール軸16をハンドル1の回転に連動して往復移動させる。
係合部材22aは、スライダ本体24に所定角度(例えば、60度から100度程度)回動可能に装着される。係合部材22aは、先端部側の係合部22bと、係合部22bよりも小径の装着軸部22cと、を有する。この係合部22bが螺軸21の螺旋状溝21aに係合し、基端側の小径の装着軸部22cがスライダ本体24に装着されたブッシュ22dに回動自在に支持される。係合部材22aの基端部は、スライダ本体24にねじ止めされた板状部材22eによって抜け止めされる。係合部材22aは、リール本体2の第2蓋部材12側の開口から挿入される。係合部材22aは、第2蓋部材12装着側から、スライダ本体24、係合部材22aの順に組み立てられる。
スライダ本体24は、図2及び図4に示すように、スプール軸16の後端部が回転不能かつ軸方向移動不能に装着される第1装着部24aと、係合部材22aがブッシュ22dを介して装着される第2装着部24bと、第1装着部24aと第2装着部24bとを連結する連結部24cと、を有する。
第1装着部24aは、スプール軸16の後端部が一体的に軸方向に移動可能に取り付けられるD字状の連結孔24dと、第2ガイド軸23bによって案内される第2ガイド孔24eと、を有する。連結孔24dと第2ガイド孔24eは、平行に配置される。スプール軸16の後端部は、連結孔24dに挿入され、2本のねじ部材によってスライダ本体24に締結される。
第2装着部24bは、係合部材22a及びブッシュ22dが収容される収容孔24fと、第1ガイド軸23aによって案内される第1ガイド孔24gと、を有する。収容孔24fと第1ガイド孔24gは、食い違う方向に配置される。係合部材22aは、収容孔24f内に規制された範囲で回動自在に収容される。
連結部24cは、図4に示すように、スプール4が最も前方に位置したとき、第1装着部24aと第2装着部24bとが駆動ギア軸8を挟んで上下に配置されるように第1装着部24aと第2装着部24bとを湾曲して連結する。具体的には、スプール軸16の固定部分である第1装着部24aが駆動ギア軸8の釣り竿装着側と反対側の下側に配置され、係合部材22aの装着部分である第2装着部24bが駆動ギア軸8の上側に配置される。
第1装着部24aと第2装着部24bとは、スプール軸16が最も前方に位置したときに駆動ギア軸8より前方に位置するように配置される。第2装着部24bは、第1装着部24aより前方に位置するように配置される。第2装着部24bは、図3に示すように、第1装着部24aより第2蓋部材12側(図3右側)に偏倚するように配置される。連結部24cは、図4に示すように、内周部が駆動ギア軸8の外周部に沿った形状になるように、円柱状の駆動ギア軸8の外周部に沿った略U字形状となるように形成される。
スライダ本体24は、図3示すように、螺軸21のギア部7aと離反する側(図3右側)の外周のみと対向して設けられている。ここで、螺軸21は、駆動ギア7のギア部7aに面して配置され、スライダ本体24は、螺軸21のギア部7aと離反する側の外周のみと対向して設けられている。螺軸21は、スライダ本体24と対向するように配置されるので、図3の右方向に向かって、駆動ギア7のギア部7a、螺軸21、係合部材22a、及びスライダ本体24の順に配置される。
第1ガイド軸23a及び第2ガイド軸23bは、図1、図2及び図3に示すように、スライダ本体24の第1ガイド孔24g及び第2ガイド孔24eを各別に貫通しており、スライダ22をスプール軸16に沿って案内する。第1ガイド軸23a及び第2ガイド軸23bは、筐体部10の後端と機構支持部10bとに両端が支持される。第1ガイド軸23a及び第2ガイド軸23bは、筐体部10の後方から装着される。第1ガイド軸23aは、係合部材22aの係合部22bの図3上方、すなわちリール脚13aに接近する方向で螺軸21に近接して配置される。また、第2ガイド軸23bは、第1ガイド軸23aよりも第2蓋部材12側でスプール軸16の駆動ギア7から離反する側方に重なるように配置される。第1ガイド軸23aを係合部22bに近接して配置することにより、螺軸21によりスライダ本体24を支持しなくても、係合部22bと螺旋状溝21aとの距離を一定に保つことができ、係合部材22aの係合状態が変動しにくくなる。また、第2ガイド軸23bをスプール軸16の側方に配置することにより、スプール軸16の側方のデッドスペースを有効利用でき、第2ガイド軸23bを設けてもリール本体2の左右の幅に影響を与えにくい。さらに、リール本体2の上下方向の大きさにも影響を与えにくい。上側に配置される第1ガイド軸23aは、この実施形態では、押さえ板15によって一部が保持され抜け止めされる。下側に配置される第2ガイド軸23bは、筐体部10の後面にねじ込まれるねじ部材46の頭部によって保持され抜け止めされる。
ロータ3は、図1に示すように、ピニオンギア9を介してリール本体2に回転自在に装着されたロータ本体35と、ロータ本体35に揺動自在に装着されたベールアーム34とを有する。ロータ本体35は、たとえばアルミニウム合金製であり、ピニオンギア9に固定された筒状の支持部30と、支持部30の後端部外周面の対向する位置から支持部30と間隔を隔ててそれぞれ前方に延びる第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とを有する。ロータ本体35を構成する、支持部30、第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32は、たとえばアルミニウム合金製であり、ダイカスト成形により一体成形される。第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32の径方向外周側は、図1に示すように、それぞれ、第1カバー部材36及び第2第2カバー部材37によって覆われている。また、第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32の先端の外周側には、ベールアーム34を構成する第1ベール支持部材40及び第2ベール支持部材41が各別に揺動自在に装着される。ベールアーム34は、スプール4に釣り糸をスムーズに案内してスプール4に釣り糸を巻き付けるために設けられている。ベールアーム34は、糸案内姿勢とそれから反転した糸開放姿勢との間で揺動自在である。
ロータ3は、図1に示すように、逆転防止機構50により糸繰り出し方向の逆転を禁止及び禁止解除可能である。逆転防止機構50は、筐体部10の機構支持部10bに装着されたローラ型のワンウェイクラッチ51を有する。ワンウェイクラッチ51は、逆転禁止状態と逆転可能状態とに切換可能である。逆転防止機構50は、ワンウェイクラッチ51を逆転禁止状態と逆転可能状態とに切り換える切換操作部52をさらに有する。切換操作部52は、筐体部10の機構支持部10bの下部に揺動自在に支持される。
スプール4は、図1に示すように、たとえば、アルミニウム合金製の浅溝形のものであり、外周に釣り糸が巻き付けられる糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後端部に糸巻胴部4aより大径に形成された筒状のスカート部4bと、糸巻胴部4aの先端部に糸巻胴部4aより僅かに大径に形成された前フランジ部4cとを備えている。糸巻胴部4aは薄肉筒状であり、その内周面には、補強のための環状リブ4dが軸方向に間隔を隔てて複数箇所(たとえば2箇所)に形成される。また、スプール4は、中心にスプール軸16に回転自在に装着可能な取付ボス4eを有する。
スプール4は、スプール軸16の先端に螺合するつまみ部材27によりスプール軸16に固定される。スプール軸16の先端には、雄ねじ部16aが形成されるとともに、雄ねじ部16aより長い長さで互いに平行の面取部16bが形成される。つまみ部材27は、スプール軸16の雄ねじ部16aに螺合する金属製のナット部材27aと、ナット部材27aを金型内にインサートして一体形成された合成樹脂製のつまみ本体27bとを有する。つまみ本体27bは、ナット部材27aが内部に配置されたボス部27cを有し、ボス部27cは、ナット部材27aの後端面27dまで回り込んで形成される。これにより、ナット部材27aとボス部27cとの接触面を増やすことができ、ナット部材27aがボス部27cに対して緩みにくくなる。
<リール本体の組立手順>
このような構成のスピニングリール100では、予め第4貫通孔10fにねじ部材48を装着し、抜け止め部材38をねじ部材48のねじ軸部48bに嵌めておく。これにより、ねじ部材が第2貫通孔10fに保持される。
スピニングリール100を組み立てる際には、リール本体2内にロータ駆動機構5やオシレーティング機構6を装着するとともに、機構支持部10b内に逆転防止機構50を装着する。この状態で第1蓋部材11及び第2蓋部材12を筐体部10にかぶせて、図示しない固定ボルトにより筐体部10に固定する。次に、筐体部10、第1蓋部材11及び第2蓋部材12の後方から本体ガード14を装着する。このとき、本体ガード14のボス部14bを嵌合孔10hに挿入する。そして、第5貫通孔10kからドライバーの軸部を挿入し、軸部の先端の+または−の先端部をねじ頭部48aに係合させる。この状態で、本体ガード14を押さえて、ドライバーを押圧しながらねじ部材48を回し、本体ガード14を筐体部10に固定する。これにより、リール本体2の組立作業が完了する。このあとに、ロータ3,スプール4等の組み込みを行ってスピニングリール100の組み立て作業が完了する。
ここでは、ねじ部材48のねじ頭部48aと、ねじ軸部48bに装着された抜け止め部材38と、の間に、ねじ部材48が貫通した第4貫通孔10fが配置される。このため、ねじ部材48が第4貫通孔10fから外れにくくなり、ねじ部材48を簡素な構造でリール本体2に保持できるようになる。
<第1実施形態の第1変形例>
第1実施形態では、抜け止め部材38として市販のOリング38aを用いたが、本発明はこれに限定されない。第1実施形態の第1変形例では、図7に示すように、抜け止め部材138として、断面がU字状の環状凹部138bを有する外形が矩形で断面が略C字状の合成ゴム製のOリング138aであってもよい。この場合、シール性能を高めるために、環状凹部138bを後部側に向けて配置するのが好ましい。
<第1実施形態の第2変形例>
第1実施形態及びその第1変形例では、弾性が高い合成ゴム製のOリングを抜け止め部材として用いたが本発明はこれに限定されない。第1実施形態の第2変形例では、図8に示すように、弾性が低い合成樹脂製のカラーの形態の抜け止め部材238を用いている。図8では、図5に示す第2実施形態と同様な部材について、同じ符号を付してその部材の説明を省略する。図8において、第2変形例では、抜け止め部材238は、例えば、ポリアミド樹脂、ポリアセタール、ポリテトラフルオロエチレン等の摺動性能が高くかつシール性能が高く硬質の合成樹脂製である。抜け止め部材238は、段差面210iに接触可能であり第4貫通孔210fよりも大径のフランジ部238aと、フランジ部238aよりも小径の筒状部238bと、を有する。フランジ部238aは、嵌合孔210hにすきま嵌めで嵌合可能である。図9に示すように、フランジ部238aは、段差面210iに接触可能である。フランジ部238aは、嵌合孔210hに設けられる回り止め凹部210nに係合する回り止め突起238cを有する。回り止め突起238cは、径方向に矩形に突出して形成される。回り止め突起238cは、ねじ部材48を抜け止め部材238にねじ込むときに抜け止め部材238が回らないようにするために設けられる。
筒状部238bの外周部は、第4貫通孔210fにすきま嵌めで嵌合可能である。また、筒状部238bの内周部は、ねじ部材48のねじ軸部48bの雄ねじ部48cよりも僅かに小径(例えば、筒状部238bの内径が0.5mmから1.5mmの範囲で雄ねじ部48cの最大直径よりも小さい)に形成される。これにより、ねじ部材48を回してねじ込むことによってねじ軸部48bが筒状部を通過可能になる。ねじ部材48を筐体部210に保持するときにねじ部材48を抜け止め部材238にねじ込むと、回り止めされた抜け止め部材238の筒状部238bの内周面に僅かな深さで雌ねじ部が形成される。このため、ねじ部材48が抜け止め部材238に螺合して第4貫通孔10fから外れにくくなる。なお、本体ガード14のねじ穴14cの内径は、筒状部238bの内径よりも小さい。
このような構成の抜け止め部材238では、タッピングビスの形態のねじ部材48を抜け止め部材238の内周面に僅かな深さの雌ねじ部を形成してねじ込むことができる。このため、ねじ部材48が筐体部210からさらに外れにくくなる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、本体ガード14を固定専用のねじ部材48を用いて筐体部10に固定したが、本発明はこれに限定されない。
図10において、スピニングリール300のリール本体302の筐体部310は、第1実施形態のガード嵌合部が設けられていない。本体ガード314のボス部314bは、周壁310aの後端面に当接する。第4貫通孔310fの後端側の周壁310aには、抜け止め部材338としてのOリング338aが装着される円形の装着凹部310iが設けられている。
オシレーティング機構の第1ガイド軸323aは、本体ガード314を固定するための本発明のねじ部材としても機能する。本体ガード314は、ガード部314aとボス部314bと、を有する。また、本体ガード314のねじ孔314cは、図11に示すように、ボス部314bに、例えばインサート成形されたナット部材314dの内周面で構成される。したがって、ねじ孔314cは、雌ねじ部314eを有する。
第1ガイド軸323aは、一端に大径のねじ頭部323dと、ねじ頭部323dから他端に延びるねじ軸部323eと、を有する。ねじ軸部323eは、他端に雌ねじ部314eに螺合する雄ねじ部323fを有する。またねじ軸部323eは、雄ねじ部323fとねじ頭部323dとの間にガイド部323gをさらに有する。ガイド部323gは、スライダ本体324の第1ガイド孔324gを貫通する。第1ガイド軸323aは、スライダ322のスライダ本体324の第2装着部324bの上部に設けられる第1ガイド孔324gに嵌合してスライダ322を前後方向に案内する。第1ガイド孔324gは、第1実施形態の第1ガイド孔24gよりも上方に配置される。第1ガイド軸323aは、筐体部310の前部に設けられた第5貫通孔310kから第1ガイド孔324gを通って第4貫通孔310fに装着される。
また、抜け止め部材338は、雄ねじ部323fの外周部に装着される。抜け止め部材338は、第1ガイド軸323aが筐体部310から外れるのを防止するために設けられる。抜け止め部材338は、第4貫通孔310fの外側からリール本体2の内部に異物が侵入するのを防止するシール機能も有している。抜け止め部材338は、第1実施形態と同様な合成ゴム製のOリング338aである。
ねじ頭部323dは、第5貫通孔310kに係止される。第5貫通孔310kは、大径部310pと、小径部310qと、大径部310pと小径部310qとの間の段差面310rと、を有する。段差面310rには、ねじ頭部323dに接触するシートパッキン329が装着されている。シートパッキン329は、第5貫通孔310kとねじ頭部323dとの隙間から異物がリール本体2の内部に侵入するのを防止するために設けられる。
ここでは、本体ガード314をリール本体2の筐体部10に取り付けるためのねじ部材とオシレーティング機構6の第1ガイド軸323aとを兼用できるので、本体ガード314の取り付け構造が簡素になる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)上記実施形態では、投げ釣り用のスピニングリールを例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されない。ガイド軸を有するトラバースカム式のオシレーティング機構6を有する、例えばフロントドラグ型、リアドラグ型、レバーブレーキ型等の全てのスピニングリールに適用できる。
(b)上記実施形態では、抜け止め部材として、Oリング及びフランジ部を有するカラーを例示したが、抜け止め部材はこれに限定されない。例えば、先細りのリップを有する弾性体製のシール部材を抜け止め部材として用いてよい。また、円形のコイルバネで抜け止め部材を構成してもよい。
(c)上記実施形態では、本体ガード14の下部をねじ部材49によって固定したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本体ガードの下部を筐体部に係止するように構成してもよい。
(d)上記実施形態では、リール本体2を筐体部10と第1蓋部材と第2蓋部材とで構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、筐体部と第1蓋部材(又は第2蓋部材)とを一体で形成し、第2蓋部材(又は第1蓋部材)を別に設けてもよい。この場合には、ロータ3及び本体ガード14等で隠れる位置に配置されたねじ部材によって、第2蓋部材(又は第1蓋部材)を筐体部に固定してもよい。
(e)上記実施形態では、Oリング38aで構成される抜け止め部材38を弾性が高い合成ゴム製とし、フランジ部238aを有する抜け止め部材238を弾性が低い合成樹脂製としたが、本発明はこれに限定されない。逆にOリングで構成される抜け止め部材を弾性が低い合成樹脂製とし、フランジ部を有する抜け止め部材を弾性が高い合成ゴム製としてもよい。
<特徴>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
(A)スピニングリール100は、釣り糸を前方に繰り出し可能なリールである。スピニングリール100は、リール本体2と、ねじ部材48と、抜け止め部材38と、本体ガード14と、備える。リール本体2は、釣り糸を巻き取るためのハンドル1が回転自在に装着されたものである。リール本体2は、周壁10aと、周壁10aを前後方向に貫通する第4貫通孔10fと、を有する。ねじ頭部48aは、一端に設けられ、第4貫通孔10fの前端側の周囲にある内壁10jに接触可能である。ねじ軸部48bは、ねじ頭部48aから他端に向かって延び、第4貫通孔10fを貫通し、少なくとも一部に雄ねじ部48cが設けられるものである。抜け止め部材38は、ねじ軸部48bに装着され、第4貫通孔10fの後端側の周囲である段差面10iに接触可能である。本体ガード14は、ねじ部材48によって固定される固定部としてのボス部14bを有し、リール本体2の後部を覆う。
このスピニングリール100では、ねじ部材48を保持する際には、ねじ部材48を周壁10aに設けられる第4貫通孔10fを貫通させてねじ軸部48bの他端を第4貫通孔10fから突出させる。この突出したねじ軸部48bの他端に抜け止め部材38を装着すると、抜け止め部材38が第4貫通孔10fの後端側の周囲である段差面10iに接触可能であり、ねじ部材48のねじ頭部48aが第4貫通孔10fの前端側の周壁である内壁10jに接触可能であるため、ねじ頭部48aと抜け止め部材38とによって、ねじ部材48が第4貫通孔10fから外れにくくなる。ここでは、ねじ頭部48aとねじ軸部48bに装着された抜け止め部材38との間に第4貫通孔10fが配置されるので、ねじ部材48が第4貫通孔10fから外れにくくなり、ねじ部材48を簡素な構造でリール本体2に保持できるようになる。
(B)抜け止め部材38は、弾性体製であってもよい。この場合には、ねじ部材48に抜け止め部材38が弾性的に装着可能であるので、抜け止め部材38の装着が容易である。
(C)抜け止め部材38は、合成樹脂製であってもよい。この場合には、ねじ部材48に合わせた形状の抜け止め部材38を得やすくなる。
(D)抜け止め部材38は、ねじ部材48が貫通可能なOリング38aであってもよい。この場合に、Oリング38aを弾性的にねじ部材48に装着できるとともに、市販のシール用のOリングを使用すれば、安価な抜け止め部材38を得ることができるとともに、第4貫通孔10fをシールすることができる。
(E)抜け止め部材238は、フランジ部238aと、筒状部238bと、を有してもよい。フランジ部238aは、リール本体2に設けられた第4貫通孔より大径である。ボス部は、内周にねじ部材が通過可能な通過孔を有し、リール本体に設けられた貫通孔に挿入可能なボス部と、を有する。この場合には、例えば、通過孔の内径をねじ部材の外形よりも僅かに小さくすることによって、ねじ部材を通過孔に保持することができる。とくに、ねじ部材としてタッピングビスを用いる場合、保持力が弱い雌ねじ部によってねじ部材を保持できる。
(F)固定部は、雄ねじ部48cに螺合し、抜け止め部材38に接触可能なボス部14bを有してもよい。この場合には、ボス部14bが抜け止め部材38に接触することによって抜け止め部材38によってボス部14bとねじ軸部48bとリール本体2との隙間をシールできる。
(G)スピニングリール300は、スプール軸16と、スプール4と、ロータ3と、ロータ駆動機構5と、オシレーティング機構6と、をさらに備えてもよい。スプール軸16は、リール本体2に前後方向に沿って移動可能に装着される。スプール4は、スプール軸16の前端部に設けられ、外周に釣り糸が巻き付けられるものである。ロータ3は、スプール4の外周側に回転可能に設けられ、ハンドル1の回転に応じて、釣り糸をスプール4に巻き付ける。ロータ駆動機構5は、ハンドル1の回転をロータ3に伝達し、ハンドル1の回転に連動してロータ3を回転させる。オシレーティング機構6は、ハンドル1の回転に連動してスプール軸16を介してスプール4を前後移動させる。オシレーティング機構6は、螺軸21と、スライダ322と、を有する。螺軸21は、外周部に螺旋状溝31aが形成され、ハンドル1の回転に連動して回転する。スライダ322は、螺軸31の螺旋状溝31aに係合し、螺軸31の回転に連動して前後移動する。ねじ軸部323eは、ねじ頭部323dと雄ねじ部323fの間に、スライダ322の前後移動をガイドするガイド部323gを、さらに有する。
この場合には、本体ガード314をリール本体302に取り付けるためのねじ部材とオシレーティング機構306のガイド軸323aとを兼用できるので、本体ガード314の取り付け構造が簡素になる。
1 ハンドル
2,302 リール本体
3 ロータ
4 スプール
5 ロータ駆動機構
6,306 オシレーティング機構
10a 周壁
14,314 本体ガード
14b,314b ボス部
16 スプール軸
21 螺軸
21a 螺旋状溝
22,322 スライダ
23a,323a 第1ガイド軸
23b 第2ガイド軸
38,138,238,338 抜け止め部材
38a,138a,338a Oリング
48 ねじ部材
48a,323d ねじ頭部
48b,323e ねじ軸部
48c,323f 雄ねじ部
238a フランジ部
238b 筒状部
323g ガイド部

Claims (8)

  1. 釣り糸を前方に繰り出し可能なスピニングリールであって、
    周壁と、前記周壁を前後方向に貫通する貫通孔と、を有し、釣り糸を巻き取るためのハンドルが回転自在に装着されたリール本体と、
    一端に設けられ、前記貫通孔の前端側の周壁に接触可能なねじ頭部と、前記ねじ頭部から他端に向かって延び、前記貫通孔を貫通し、少なくとも一部に雄ねじ部が設けられるねじ軸部と、を有するねじ部材と、
    前記ねじ軸部に装着され、前記貫通孔の後端側の周囲に接触可能な抜け止め部材と、
    前記ねじ部材によって固定される固定部を有し、前記リール本体の後部を覆うカバー部材と、
    を備えたスピニングリール。
  2. 前記抜け止め部材は、弾性体製である、請求項1記載のスピニングリール。
  3. 前記抜け止め部材は、合成樹脂製である、請求項1記載のスピニングリール。
  4. 前記抜け止め部材は、前記ねじ部材が貫通可能なOリングである、請求項1から3のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  5. 前記抜け止め部材は、
    前記リール本体に設けられた前記貫通孔より大径のフランジ部と、
    内周を前記ねじ軸部が通過可能であり、外周が前記貫通孔に嵌合可能な筒状部と、を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  6. 前記フランジ部は、前記リール本体に接触して回り止めされる回り止め部を有する、請求項5に記載のスピニングリール。
  7. 前記固定部は、前記雄ねじ部に螺合し、前記抜け止め部材に接触可能なボス部を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  8. 前記リール本体に前後方向に沿って移動可能に装着されたスプール軸と、
    前記スプール軸の前端部に設けられ、外周に前記釣り糸が巻き付けられるスプールと、
    前記スプールの外周側に回転可能に設けられ、前記ハンドルの回転に応じて、前記釣り糸を前記スプールに巻き付けるロータと、
    前記ハンドルの回転を前記ロータに伝達し、前記ハンドルの回転に連動して前記ロータを回転させるロータ駆動機構と、
    前記ハンドルの回転に連動して前記スプール軸を介して前記スプールを前後移動させるオシレーティング機構と、
    をさらに備え、
    前記オシレーティング機構は、
    外周部に螺旋状溝が形成され、前記ハンドルの回転に連動して回転する螺軸と、
    前記螺軸の前記螺旋状溝に係合し、前記螺軸の回転に連動して前後移動するスライダと、を有し、
    前記ねじ軸部は、前記ねじ頭部と雄ねじ部の間に、前記スライダの前後移動をガイドするガイド部を、さらに有する、請求項1から7のいずれか1項に記載のスピニングリール。
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