JP2015027028A - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】連続した記録媒体に対して、消耗品の消費や記録時間を削減する試し出力が行える画像形成装置を提供することを課題とする。【解決手段】連続したロール紙(記録媒体)への出力において、ロール紙の連続している方向における画像データの記録領域を、ロール紙の幅方向に並ぶように移動させて試し記録を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、記録媒体上に画像を形成する画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
従来、特許文献1に開示されている画像形成装置では、入力された複数頁分の画像データ群を複数頁分の記録媒体上に画像形成する通常モードを備えている。さらに、通常モードで画像出力するのに先立ち、画像サイズを縮小した上で複数頁数よりも少ない頁数の記録媒体上に画像形成して出力結果を確認するための試し出力モードも備えている。試し出力モードでは、複数のページを縮小して1ページに記録することで、通常モードよりも少ない頁数で画像形成することが可能となる。
特開平11−187256号公報
従来技術では、カット紙の様な頁の概念がある記録媒体を用いる画像形成装置に対して、頁数を削減することで消耗品の浪費を抑えている。しかしながら、大判プリンタなどで使用するロール紙のように、連続した記録媒体については考慮されていなかった。
そこで本発明は、連続した記録媒体に対して、消耗品の消費や記録時間を削減する試し出力が行える画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
そのため本発明の画像処理装置は、連続する記録媒体上に記録する記録用データを画像データから生成する生成手段を備え、前記生成手段は、前記記録媒体が連続する方向において前記画像データよりも記録領域が短い記録用データを生成することを特徴とする。
本発明によれば、連続した記録媒体に対して、消耗品の消費や記録時間を削減する試し出力をすることができる。
実施形態1に係る画像形成システムのブロック図である。 データ入力部におけるデータ処理動作のフローチャートである。 属性データの領域分割方法を示す概略図である。 画像データレイアウト部のデータ処理動作のフローチャートである。 (a)、(b)は図4の記録用データのレイアウト方法を示す概略図である。 (a)〜(d)は図4で生成する記録用データの記録結果の概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成システムの一例を示す概略ブロック図である。本実施形態の画像形成システムは、画像形成装置の一例である大判インクジェットプリンタ119を備え、大判インクジェットプリンタ119は、ホスト装置101と接続されている。
大判インクジェット記録装置119は、連続した記録媒体(例えば、ロール紙)を搬送しながら記録することが可能である。大判インクジェット記録装置119は、画像形成コントローラ100と、操作パネル122と、RAM115と、ROM117と、画像形成コントローラ100で生成した画像データをインクジェットで記録するプリンタエンジン118と、を備えている。また、大判インクジェット記録装置119は、図示しない表示部や電源回路部等を備えている。
画像形成コントローラ100は、CPU102、画像データレイアウト部103、プリンタエンジンインターフェース104、データ入力部105、RAMコントローラ107、およびROMコントローラ108を備えている。そして、入力された入力画像データから記録用画像データを生成する。これらの各ブロックはそれぞれバスライン110a〜110gを介してシステムバスブリッジ109に接続されている。本実施形態では、画像形成コントローラ100は、システムLSIとして一つのパッケージに封止されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)として実現されている。
CPU102は、画像形成コントローラ100全体の制御を司る。また、CPU102は、RAM115またはROM117に格納された制御手順を順次読み出し、画像データレイアウト部103においてホスト装置101から受信した多値の画像データを後述の動作モードの設定に従いレイアウト(変換)する。レイアウトされたデータは、プリンタエンジン118で記録する記録用画像データとして、RAMコントローラ107を介してRAM115へ保存される。また、CPU102は、ホスト装置101と通信するためのデータ入力部105の制御や通信プロトコルの解釈、画像データレイアウト部103で生成された画像データをプリンタエンジン118へ転送するためのプリンタエンジンインターフェース104の制御等も行う。
画像データレイアウト部103は、上述した通り、ホスト装置101から受信した多値の画像データを後述の動作モードの設定に従い、レイアウト(変換)する。プリンタエンジンインターフェース104は、画像形成コントローラ100とプリンタエンジン118との間でデータの送受信を行う。プリンタエンジンインターフェース104は、DMAC(Direct Memory Access Controller)を有し、RAM115に格納されている記録用画像データを、RAMコントローラ107を介してプリンタエンジン118に転送する。データ入力部105は、パーソナルコンピュータやワークステーション等のホスト装置101との間でデータの送受信を行い、ホスト装置101から受信した画像データを、RAMコントローラ107を介してRAM115に格納する。また、データ入力部105は、受信したデータを解釈し、後述する各種動作モードの設定情報を取得する。さらにデータ入力部105は、ホスト装置101から受信した属性データを2次元の領域ごとに統計を取る機能を備え、その統計結果を、RAMコントローラ107を介してRAM115に格納する。なお、画像データレイアウト部103及びデータ入力部105は、プリンタエンジンインターフェース104と同様にDMACを有し、メモリアクセス要求を発行する機能を備えている。データ入力部105とホスト装置101との通信方式は、特に限定されず、例えば、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394などの高速シリアル通信、IEEE1284などのパラレル通信が挙げられる。また、100BASE−TX等のネットワーク通信であってもよい。また、これらの複数の通信方式を有していてもよい。さらには有線による通信方式に限らず、無線による通信方式であってもよい。
操作パネルコントローラ120は、大判インクジェット記録装置119を操作するためのコントローラで、操作パネルバス121を介して接続された操作パネル122と通信し、例えば、現在使用可能な記録媒体の幅(幅情報)をCPU102へ伝達する。 RAMコントローラ107は、画像形成コントローラ100に接続されたRAM115を、RAMバス114を介して制御する。RAMコントローラ107は、CPU102と、DMACを有する各ブロックと、RAM115との間で、書き込み又は読み出しされるデータの中継を行う。また、RAMコントローラ107は、CPU102やDMACを有する各ブロックからの読み出し要求や書き込み要求に応じて必要な制御信号を生成してRAM115への書き込みやRAM115からの読み出しを実現する。
ROMコントローラ108は、画像形成コントローラ100に接続されたROM117を、ROMバス116を介して制御する。ROMコントローラ108は、CPU102からの読み出し要求に応じて必要な制御信号を生成して、予めROM117に格納された制御手順やデータを読み出し、システムバスブリッジ109を介してCPU102に読み出した内容を送り返す。また、ROM117がフラッシュメモリ等の電気的に書き換え可能なデバイスで構成される場合、ROMコントローラ108は必要な制御信号を発生してROM117の内容を書き換える。
システムバスブリッジ109は、画像形成コントローラ100を構成する各ブロック間を接続する機能を備えるほか、複数のブロックから同時にアクセス要求が発行された場合に、バス権を調停する機能を備えている。複数ブロックから同時にアクセス要求が発行される場合とは、例えば、CPU102とDMACを有するブロックとが、RAMコントローラ107を介してRAM115へのアクセス要求をほぼ同時に発行する場合である。この場合、システムバスブリッジ109は予め指定されたプライオリティーに従って適切に調停を行う。
RAM115は、同期DRAM等で構成され、CPU102が実行する制御手順の格納、画像データレイアウト部103において生成された記録用データの一時的な記憶、CPU102のワークメモリなどの機能を提供するメモリブロックである。また、RAM115は、データ入力部105がホスト装置101から受信した入力画像データの一時的なバッファリングや、図示しない拡張バスを介して接続された機能拡張ユニットとの間で受け渡しされるデータの一時保存などの機能を提供する。
ROM117は、電気的に書き換え可能な不揮発性のデバイスであり、フラッシュメモリ等で構成される。ROM117は、CPU102が実行する制御手順およびプリンタ制御に必要なパラメータを格納する。ROM117に格納される制御手順やパラメータは、決められたシーケンスに従うことにより書き換えることが可能である。
上述した各回路ブロックは動作モード等を設定するレジスタを備え、CPU102は図示しないレジスタアクセスバスを介して各回路ブロックの動作モード等を設定することが可能である。プリンタエンジン118は、画像形成コントローラ100から送出される記録用データに基づき、不図示の記録ヘッドを用いて記録媒体に画像を記録する記録機構である。
画像データを印刷する際には、ユーザは、例えば、ホスト装置101において、各画像データに対して動作モードを設定することができる。例えば、試し出力モードか通常印刷モードかを選択することができる。また、試し出力モードとして、後述するように、例えば、短冊モード、縮小モード、その他のモード等を設定することができる。本実施形態では、各画像データに設定されたモードは、各画像データに出力モード情報として格納される。
図2は、データ入力部105におけるデータ処理動作のフローチャートである。以下、このフローチャートに沿ってデータ入力部105におけるデータ処理動作を説明する。データ処理動作が開始されると(S301)、ステップS302で、画像データに格納されているモード情報から試し出力するかを判別、言い換えれば、試し出力モードかを判別する。
ステップ302で試し出力モードでない場合は、ステップS304に移行して、試し出力フラグを無効に設定し、ステップS309へ進む。ステップS302で試し出力モードである場合は、ステップS303で、試し出力フラグを有効にする。その後、ステップS305で、試し出力する際に画像解析を行うかを判別、言い換えれば、画像解析モードか判別し、画像解析を行う場合はステップS306で、画像解析フラグを有効に設定し、ステップS309へ進む。また、ステップS305で画像解析を行わない場合は、ステップS307に移行して、画像解析フラグを無効に設定し、その後、ステップS308で、画像データから試し出力モード情報を取得し記憶し、ステップS309へ進む。ステップS309で、ホスト装置101から画像データの入力を行い、RAM115へ転送し、ステップS310へ進む。この際、画像解析フラグが有効な場合は画像データの入力と同時に、後述する矩形領域の画像属性のカウントを行う。
ステップS310では、画像データの入力が完了したかを判断し、完了していない場合は、ステップS309に戻り、画像データの入力を継続する。ステップS310で画像データ入力が完了している場合は、ステップS311で、画像属性のカウント数を解析し、各属性の数が一番多い領域を抽出する。ここで、各属性とは、予め定めた属性であり、例えば、文字属性、細線属性、文字及び細線以外の属性などが挙げられる。本実施形態では、ステップS311で、文字属性の画像が多い領域・細線属性の画像が多い領域・それ以外の属性の画像が最も多い領域をそれぞれ抽出する。そして、ステップS312で、画像データレイアウト部103へ試し出力フラグ、画像解析フラグ、試し出力モード情報、属性カウント抽出結果を通知して、データ処理動作を終了する。
図3は、本実施形態に係る画像データの領域分割方法を示す概略図である。この図3を用いて画像属性のカウント方法を説明する。画像データ領域601の網点で示した部分は、記録が行われない白部分(非記録領域)である。画像データの属性カウントをするにあたっては、先ず、画像データ領域601を矩形に分割する。本実施形態では画像データ領域601を4×4の16個に分割している。画像属性には、文字・細線・それ以外(写真)であることを示す属性データがあり、図2のステップS309では入力された画像データにそれらの属性データを入力する。矩形に分割された画像データ領域601の各矩形領域ごとに、文字属性、細線属性、それ以外属性の数をカウントする。図中において、文字属性の数が多い場合は「A0」、細線属性が多い場合は「細線属性を示す図」、それ以外の属性が多い場合は「○」と示す。図3に示す画像データ領域601では、矩形603(C2)は文字属性、矩形604(D3)は細線属性、矩形602(B1)はその他属性が多くカウントされたことを示している。
図4は、画像データレイアウト部103のデータ処理動作のフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って本実施形態の画像データレイアウト部103におけるデータ処理動作を説明する。画像データレイアウト部103では、所定のレイアウトの記録用データが生成される。データ処理動作が開始されると、ステップS401で、データ入力部105から試し出力フラグ、画像解析フラグ、試し出力モード、属性カウント抽出結果を受信する(入力する)。そして、ステップS402で、試し出力フラグが有効かどうかを判断し、有効ではない場合、すなわち、無効の場合は、ステップS412で、ホスト装置101から送られてきたオリジナルの画像データを記録用データとする。ステップS402で、試し出力フラグが有効の場合は、ステップS403で、画像解析フラグが有効かを判断する。
ステップS403において、画像解析フラグが有効の場合には、ステップS404へ進み、画像データバッファ104に格納されている画像データを紙幅の4分の1の矩形に縮小する。なお、本実施形態では、ステップS404において、画像データを紙幅の4分の1の矩形に縮小したが、これに限定されず、画像データ全体を縦横変倍して所定サイズの縮小画像を得るようにすればよい。次に、ステップS406において、ステップS404で作製した縮小画像と、ステップS311で抽出した各属性の数が一番多いエリアの画像を紙幅方向に並べた記録用データ(以下、印刷用データともいう)を生成する。本実施形態では、縮小画像と、3つの領域の画像(文字属性の数が一番多い領域の画像、細線属性の数が一番多い領域の画像、文字及び細線以外の属性の数が一番多い領域の画像)を紙幅方向に並べた記録用データを生成しRAM115へ格納する。ステップS406で生成された記録用データは、例えば、画像解析に用いる記録用データとすることができる。
ステップS403において、画像解析フラグが無効の場合は、ステップS407で試し出力モードが短冊モードかを判定する。ステップS407で試し出力モードが短冊モードの場合は、ステップS408で、後述する画像データを短冊状に分割する操作を行い、紙幅方向に並べた記録用データを生成しRAM115へ格納する。なお、ステップS408では、画像データの記録領域の幅と記録紙の幅とに基づいて、記録用データを生成する。具体的には、CPU102により、記録媒体の幅(幅情報)を取得し、また、画像データの記録領域の幅を取得する。ステップS407で試し出力モードが短冊ではない場合は、ステップS409で試し出力モードが縮小モードかを判別する。縮小モードの場合は、ステップS410で、画像データを記録媒体の長手方向に画像を4分の1に縮小した記録用データを生成しRAM115へ格納する。なお、本実施形態では、ステップS410において、画像データを紙幅の4分の1の矩形に縮小したが、これに限定されず、画像データを少なくとも長手方向に縮小した記録用データを得るようにすればよい。ステップS409で、試し出力モードが縮小でない場合は、ステップS411で、画像データの一部を抽出した記録用データを生成しRAM115へ格納する。ステップS406、ステップS408、ステップS410、又はステップS411が終了すると、ステップS413で、記録用データ生成が完了したことをプリンタエンジンインターフェース104へ通知する。そして、プリンタエンジンインターフェース104は、プリンタエンジン118を操作し、記録媒体へ記録用データの記録動作を開始する。
上述したように、ステップS402において試し出力フラグが有効になっている場合は、試し出力用の記録用データ(印刷用データ)が生成され、試し出力フラグが有効になっていない場合、通常の記録用データ(印刷用データ)が生成される。
図5は、図4で生成する記録用データのレイアウトを説明する概略図である。図5(a)、(b)は、入力した画像データの記録領域が異なる例を示している。ここでは、画像を短冊状に分割し、紙幅方向に並べた印刷用データの生成について説明する。
記録媒体の幅に対する入力した画像データの記録領域の記録幅に応じて、画像を分割する数を決定する。図5(a)では、入力した画像データの記録領域が記録領域500であり、ロール紙の紙幅に対して記録領域500の記録幅が1/2以下のため、記録領域500を記録媒体の搬送方向において、記録領域501と記録領域502との2つに分割する。そして、記録領域502の画像データを記録領域501とロール紙の幅方向に隣接する領域である記録領域503に移動(記録領域500とロール紙の幅方向に隣接して配列)した記録用データを生成する。プリンタエンジンインターフェース104は、記録領域501と記録領域503とに所定の画像をロール紙に記録後、ロール紙の記録領域502の領域には記録することなく記録動作を終了する。
図5(b)では入力した画像データの記録領域が記録領域510であり、ロール紙の紙幅に対して記録領域510の記録幅が1/3以下のため、記録領域510を記録媒体の搬送方向において記録領域511と記録領域512及び記録領域513の3つに分割する。そして、記録領域512の領域の画像データを記録領域511とロール紙の幅方向に隣接した記録領域514に、記録領域513の画像データを記録領域514とロール紙の幅方向に隣接した記録領域515に移動した記録用データを生成する。プリンタエンジンインターフェース104は、記録領域511の画像と、記録領域514の画像と、記録領域515の画像とをロール紙に記録後、ロール紙の記録領域512と記録領域513には記録することなく記録動作を終了する。
このように短冊状に画像データを記録することにより、ロール紙などのように連続した記録媒体へ出力結果を確認するための試し出力を行う際に、記録する画像が記録媒体の幅よりも小さい場合に、記録媒体の無駄を抑制することができる。すなわち、画像データを通常の方法で記録した場合に余白となる部分に、画像を形成することにより、記録媒体の長さ方向の記録領域を減らすことができる。なお、ここでは、記録媒体の幅に対する入力した画像データの記録領域の記録幅が1/2以下の場合と1/3以下の場合について説明したが、これに限定されるものではない。
図6(a)から(d)は、図4で生成する記録用データの記録結果を示す概略図である。図6(a)は、ステップS412で生成された記録用データの記録結果である。すなわち、ホスト装置101から入力された画像データである。図6(b)は、ステップS406で生成した記録用データの記録結果である。図6(b)では、4つのオブジェクトを記録媒体の幅方向に並べて記録している。並び順は特に限定されないが、本実施形態では、左から、ステップS404で画像データ全体を縦横変倍して所定サイズに縮小した縮小画像、文字や細線以外の領域の画像、文字領域の画像、細線領域の画像をそれぞれ等倍で記録する。なお、図6(b)では、文字領域の画像及び文字領域及び細線領域以外の領域の画像が抽出されず、記録されていない状態を示している。このような記録用データの記録結果では、画像の種類を表す属性情報を取得(属性取得)して解析する際に好適である。例えば、縮小画像で色みの確認、文字領域の画像・細線領域の画像などで解像度や濃度の確認をすることができる。図6(c)は、ステップS410で生成した、長手方向に縮小した記録用データの記録結果である。この記録用データの記録結果では、画像全体の色みの確認をすることができる。図6(d)は、ステップS411で生成した画像データの一部を抽出した、具体的には、画像データの長手方向において一部のみが抽出された記録用データの記録結果である。この記録用データの記録結果は、画像データの最初に記録される部分を抽出して記録している。記録部は抽出した部分のみを記録し記録動作を終了する。この記録用データの記録結果では、画像データの色みの確認をすることができる。
本実施形態では、画像解析を行う際や試し出力を行う際に記録媒体の搬送方向における記録領域を削減することができる。試し出力を行う際には、試し出力を行う際の印刷用データとして、画像データを短冊状に分割して並べた印刷用データ、画像データを長手方向に縮小した印刷用データ、画像データの一部を抽出した印刷用データを選択することができる。いずれの場合であっても、記録領域の削減、すなわち、記録媒体の長手方向の使用量の削減を実現する。
記録媒体の長手方向に細長い画像データの場合は、図5に示すように、画像データを短冊状に分割して紙幅方向に並べた記録用データの記録結果により、記録媒体を大幅に削減することができる。また、全面が写真のような画像データの場合は、図6(c)に示すように全体を縮小した記録用データの記録結果により、画像データ全体の色みの確認をすることができる。また、写真や文字、細線が使用されたポスターやCADの画像データの場合は、図6(b)に示すように記録媒体の長手方向に縮小した記録用データの記録結果により、画像の色みやコピー時の下地処理の確認を行い、文字・細線の等倍記録部分で記録解像度やコピーのスキャン解像度の確認をすることができる。また、図6(c)に示したように、部分的に等倍記録することにより、例えば、コピー時のスキャン解像度を高めてもスキャン時間と記録時間が大幅に削減することができる。
このように、連続したロール紙(記録媒体)への出力において、ロール紙の連続している方向における画像データの記録領域を削減することにより、消耗品の削減および記録時間を削減することが可能になる。これによりユーザが画像調整を行う試し出力時の消耗品の消費および試し出力時間を短縮することができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態においては、画像データをPCから入力するものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、画像データをスキャナから入力してもよい。その際、属性情報は、像域分離処理にて作成することが可能である。
また、試し出力のモードなどの出力モード情報は、ホスト装置101から設定することができるものとしたが、これに限定されるものではなく、操作パネルから設定するようにしてもよい。
また、短冊出力の例は、ホスト装置101から送られてくるオリジナルデータ(画像データ)の幅を基準に分割方法を決定するものとしたが、これに限定されず、オリジナルデータ(画像データ)を記録媒体の幅の1/2や1/3に縮小した後にさらに分割するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、画像形成装置としてインクジェットプリンタを例に挙げたが、これに限定されるものではなく、電子写真など他の記録方式の画像形成装置であってもよい。
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータを連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、一部又は全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
100 画像形成コントローラ
101 ホスト装置
103 画像データレイアウト部
104 プリンタエンジンインターフェース
109 システムバスブリッジ
117 ROM
119 大判インクジェット記録装置
120 操作パネルコントローラ
500 記録領域

Claims (7)

  1. 連続する記録媒体上に記録する記録用データを画像データから生成する生成手段を備え、
    前記生成手段は、前記記録媒体が連続する方向において前記画像データよりも記録領域が短い記録用データを生成することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記連続する記録媒体の幅情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記取得手段により取得した幅情報が前記画像データの記録領域の幅よりも大きい場合、前記画像データを分割し、分割した画像データを前記記録媒体の幅方向に並べた記録用データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記生成手段は、前記画像データを前記記録媒体が連続する方向に縮小した記録用データを生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像データにおける画像の種類を表す属性情報を取得する属性取得手段と、
    前記属性取得手段が取得した前記属性情報に基づいて、前記画像データを解析する解析手段と、
    を備え、
    前記生成手段は、前記解析手段によって解析した結果に基づいて、前記記録媒体の幅方向に画像を配列した画像データを生成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記生成手段は、前記画像データを縮小し、前記解析手段によって解析した結果に基づいて、前記記録媒体の幅方向に画像を配列した画像データを生成することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 連続する記録媒体上に記録する記録用データを画像データから生成する際に、前記記録媒体が連続する方向において前記画像データよりも記録領域が短い記録用データを生成することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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