JP2007249403A - 画像データ処理システムおよびその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】最低限の物理面付けデータの修正のみで物理面付けデータを再作成して印刷できるようにすること。
【解決手段】文書データを受信することにより、文書データの面付け情報が作成され、文書データと面付け情報をフォームXObject形式で格納することによりテンプレート化して物理面付けデータが作成される。このとき、文書のページ情報および物理面付けデータの関連情報と共に物理面付けデータの各ページが改変されたかどうかを示す改変確認情報が作成される。物理面付けデータ作成過程では、作成済みの物理面付けデータがある場合、改変確認情報により改変が確認された物理面付けデータのページおよびユーザが新たに面付けデータを作成したページに対応するページのみを修正して、物理面付けデータを再作成する。
【選択図】図5
【解決手段】文書データを受信することにより、文書データの面付け情報が作成され、文書データと面付け情報をフォームXObject形式で格納することによりテンプレート化して物理面付けデータが作成される。このとき、文書のページ情報および物理面付けデータの関連情報と共に物理面付けデータの各ページが改変されたかどうかを示す改変確認情報が作成される。物理面付けデータ作成過程では、作成済みの物理面付けデータがある場合、改変確認情報により改変が確認された物理面付けデータのページおよびユーザが新たに面付けデータを作成したページに対応するページのみを修正して、物理面付けデータを再作成する。
【選択図】図5
Description
本発明は、物理面付けデータを作成する画像データ処理システムおよび画像データ処理方法に関する。
物理面付けデータとは、原稿文書を面付けして印刷するのに必要な全ての情報を含むデータである。従来、POD(プリント・オン・デマンド)で物理面付けデータを作成する際には、原稿文書の各ページをどこに面付けするかをユーザの指定に合わせて作成した。処理としては主に2種類あり、(1)面付けアプリケーションソフトでユーザ指定の面付け情報と文書データを印刷装置に送信し、印刷装置側で面付け情報に基づき文書データから物理面付けデータを作成して印刷する(例えば、特許文献1)。または、印刷装置側の処理を軽減する目的で、(2)面付けアプリケーションソフトでユーザ指定の面付け情報からプリンタドライバを用いてそれを反映した物理面付けデータを作成した後に、それを印刷装置に送信して印刷する(例えば、特許文献2)。
一方、文書を入稿してから印刷を行うまでに何らかの修正が行われる可能性は50%以上といわれ、工程完了間際まで面付けレイアウト変更など、何らかの修正が行われている可能性が高い。印刷してから再度、面付けレイアウトを変更した場合、前記(1)のシステムのときは、修正した面付け情報と文書を再度、印刷装置に送信して、印刷装置内で物理面付けデータを作成しなおして印刷を行う。同様に(2)のシステムの場合は、修正した面付け情報により再度プリンタドライバを用いて物理面付けデータを作成しなおして印刷装置に送信する。
しかしながら上記(1)のシステムでは、面付け情報は印刷指示書(ジョブチケット)として記述されるが、実際の描画データとの関連性は記述されていない。したがって、面付け自体を変更する場合は対応できるが、ページ順を入れ替えたり、ページ内容を入れ替えたりするためには、新たに文書データと面付け情報を生成しなければならないという問題がある。
また、上記(2)のシステムにおいて高解像度のカラーイメージなどを多く含む文書などの場合、物理面付けデータを作成しなおすのに非常に時間がかかるという問題がある。また、ファイル出力された物理面付けデータが改変されてしまい、面付けデータと面付け情報との整合性が取れなくなってしまう問題がある。さらに、一度作成した物理面付けデータを、再利用して、新たな物理面付けデータを再作成することが困難であるという問題がある。
本願発明は、ページ順の入れ替えやページ内容を入れ替えるページハンドリングが行われる場合にも、面付け情報の簡易な修正により対応するための仕組みを提供することを目的とする。
上記の問題点を解決するため、本発明の画像データ処理システムは、文書データの各論理ページをオブジェクト化し、任意の物理ページで利用可能な形式に変換する変換手段と、変換手段によりオブジェクト化された各論理ページと、物理ページにおける描画位置との関係を含む面付け情報を作成する面付け情報生成手段と、オブジェクト化された各論理ページと面付け情報とを含む物理面付けデータを出力する物理面付けデータ出力手段と、物理面付けデータを再作成する制御手段を有し、面付け情報生成手段は、面付け情報と共に物理面付けデータの各ページが改変されたかどうかを示す改変確認情報を作成し、制御手段は、作成済みの物理面付けデータの改変確認情報に基づいて改変が確認された場合、改変が確認された物理面付けデータのオブジェクト化された論理ページ、または改変が確認された物理ページの面付け情報を修正して、物理面付けデータを再作成することを特徴とする。
また上記の問題点を解決するため、本発明の画像データ処理方法は、文書データの各論理ページをオブジェクト化し、任意の物理ページで利用可能な形式に変換する変換ステップと、変換手段によりオブジェクト化された各論理ページと、物理ページにおける描画位置との関係を含む面付け情報を作成する面付け情報生成ステップと、オブジェクト化された各論理ページと面付け情報とを含む物理面付けデータを出力する物理面付けデータ出力ステップと、物理面付けデータを再作成する制御ステップを有し、面付け情報生成ステップは、面付け情報と共に物理面付けデータの各ページが改変されたかどうかを示す改変確認情報を作成し、制御ステップは、作成済みの物理面付けデータの改変確認情報に基づいて改変が確認された場合、改変が確認された物理面付けデータのオブジェクト化された論理ページ、または改変が確認された物理ページの面付け情報を修正して、物理面付けデータを再作成することを特徴とする。
再編集の際に最低限の修正のみで物理面付けデータを再作成できるようになり、処理時間を短縮することができる。
また、外部にファイル出力された物理面付けデータが外部アプリケーションによって変更された場合にも最低限の修正のみで面付けデータの再作成を行うことができ、処理時間を短縮することができる。
(実施例1)
以下、本発明の一実施例について説明する。
以下、本発明の一実施例について説明する。
本実施例に係る印刷システムのハードウェア構成を図1に示し、本実施例に係る印刷システムの処理モジュール構成を図8に示す。本実施例では、印刷システムのハードウェアは、CPU101、キーボード102、ディスプレイ103、ハードディスク104、ROM105、RAM106、および印刷装置110から構成されている。また、本実施例では、印刷システムの処理モジュールは、物理面付けデータ作成部801、物理面付けデータ出力部802、および印刷部803から構成されている。
図2Aおよび図2Bは、本実施例の印刷処理を示すフローチャートである。以上の図を参照して、本発明の好適な実施例を説明する。
以下、入稿された文書から物理面付けデータを作成する処理、その後再編集して物理面付けデータを再作成する処理について図8の物理面付けデータ作成部801の動作に関して詳細に説明する。ここでは、面付けアプリでユーザ指定の面付け情報からそれを反映した物理面付けデータを作成した後に、それを印刷装置に送信して印刷する実施例について説明する。
まず初めに、ステップS201で物理面付けデータを作成する。物理面付けデータ作成の詳細に関しては、図3のフローチャートを用いて説明する。
ステップS301では、文書の各ページ内の描画オブジェクトをそれぞれまとめてテンプレート化する。このように各論理ページをテンプレート化することにより、任意の物理ページから描画要求として呼び出すことが可能となる。
次にステップS302で、テンプレートの集合として物理面付けデータを作成する。
文書データがPDF(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)の場合の物理面付けデータの作成例を図5に示す。図5にはPDF文書の1ページ目501、1ページ目に属する全ての描画オブジェクトについてどのように描画すべきかを記述したコンテンツ情報502、および描画オブジェクトのイメージデータ、フォントデータなどのリソース情報503を示す。PDFでは、ページ毎にこのコンテンツ情報とリソース情報を用いて文書内容を示す。PDF文書の2ページ目504も同様にコンテンツ情報とリソース情報を含む。
従来の技術において、物理面付けデータをPDFで作成する場合に、たとえば文書データの1〜2ページを2面付けする方法について説明する。この場合、1ページ目のコンテンツ情報と2ページ目のコンテンツ情報、1ページ目のリソース情報と2ページ目のリソース情報をあわせて物理面付けされた1ページを作成する。すなわち、従来の技術では、物理的に1枚の印刷用紙の1面に相当する物理ページは、コンテンツ情報と、リソース情報とを含む。そして、コンテンツ情報、およびリソース情報は、物理ページ上の位置や大きさを考慮したものとなっている。
これに対して、本実施例の物理面付けデータ作成処理では実際の描画内容であるコンテンツ情報などをひとつに集めてしまうのではなく、ページ506のように論理ページ毎にフォームXObject形式で格納することによりテンプレート化する。これは本来フォームを各ページに共有化し、任意のタイミングで呼び出すために行われるものであるが、物理面付けデータを再作成するために文書のコンテンツ情報が独立した形を保つことができるようにするため流用する(S301)。そしてそのテンプレートの集合として物理面付けデータを作成する(S302)。物理面付けデータの1ページ目の面付け情報505に、テンプレート化した文書の各ページ506を、どこに配置してどの順番に描画するかを指定するための物理面付けデータが作成される。具体的には、面付け情報505のページ1(物理ページ1)には、コンテンツ情報として、XObject形式のページ1を描画(Do)し、続いてXObject形式のページを描画することが記述される。すなわち、面付け情報505には、テンプレート文書と物理ページ内の配置座標の関係を示す描画属性と、描画順序とが記述されている。それによって物理面付けデータを作成しても、元の文書のページと物理面付けデータのページ番号及び付随する情報との対応を認識することが可能になる。
次にステップS303で文書の各ページと物理面付けデータ内のテンプレートとの関係を面付け情報505として記録する。図6は本実施例の2面付けした場合の面付け情報505に記述される描画属性の一例である。面付け情報は、入稿された文書601のページ番号603、S302で面付けデータが作成されたときの文書のページ番号に対応する物理面付けデータ602のページ番号604、及び付随する情報を含む。付随する情報は、面付けされたデータの属性605、面付けされた位置を示す座標606、面付けされたときの回転角607、物理面付けデータが改変されたか、されていないかを検知するための改変確認情報であるハッシュ値608である。
例えば、文書の1ページ目のデータは、物理面付けデータの1ページ目に、PDFのフォームXObject形式で格納されている。他の形式としては、例えばRIP(ラスタ画像処理)してビットマップ化したビットマップ形式を使用することもできる。また、物理面付けページ内での位置は、左下、右上の座標それぞれ(0,0)、(421、595)と示されている。単位は、1/72inchである。これらの座標で特定される矩形に文書の1ページ目が収まっている。回転角は0度で、回転は無い。
次にステップS304で、物理面付けデータ内の各ページになされた改変を検知するための情報を面付け情報に記憶する。本実施例では、物理面付けデータの各ページのデータからハッシュ値を読み取り、面付け情報に記録する。例えば、物理面付けデータ1ページ目の面付け情報505、および1ページ内に含まれるテンプレート化したフォームXObjectデータ506などを合わせてハッシュ値を計算して面付け情報内に対応するハッシュ値608として記録する。ハッシュ値の計算手法自体は公知であるため、詳細な説明は省略する。
次にステップS305で、上記より得られた面付け情報を物理面付けデータに埋め込むか物理面付けデータに関連付けて管理する。面付けデータがPDFの場合は、ファイル添付機能、ビットマップの場合は、電子透かしなどを使って面付け情報を埋め込む。
次にステップS306で、すべての物理面付けデータを作成したか確認し、すべて終了していれば物理面付けデータ作成処理を終了してステップS202に進む。終了していなければステップS302に戻ってまだ面付けしていないページの面付けデータを作成する。
図2Aのフローチャートの物理面付けデータ作成処理ステップS201が終了したので次にステップS202に進む。S202では、物理面付けデータ出力部802で、印刷装置803に物理面付けデータを送信して印刷を行う。
次にステップS203で文書データ、物理面付けデータ、面付け情報を保存する。保存は物理面付けデータ出力部802を介して出力し、外部ファイルとする。すべてをアーカイブしてまとめて管理しても良い。
次に図2BのステップS204で、編集時に文書データ、物理面付けデータ、面付け情報がメモリ上に無ければ、外部ファイルに出力して保存されていた以前のデータを読み込む。
次にステップS205で物理面付けデータの整合性をチェックする。例えば、ステップS203で外部にファイル出力されていた物理面付けデータが改変されていないかの確認をする。物理面付けデータ内の各ページのハッシュ値を計算し、物理面付けデータ内に格納されている面付け情報を取り出し、その中のハッシュ値と比較する。同一であれば改変されていないので、そのまま使用することができる。ハッシュ値が異なるときは、その物理面付けデータの対象ページは改変されたことになる。
次にステップS206で、物理面付けデータを再作成する。ステップS204〜S206の物理面付けデータの再作成処理の詳細を図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS401で、文書データに対応する過去に作成した物理面付けデータが存在するか確認する。物理面付けデータが存在しない場合は、ステップS408へ進んで、物理面付けデータを最初から作成する。ステップS203で外部にファイル出力して物理面付けデータが存在している場合は、それを読み込んで使用する。あるいはすでにメモリ上に取り込まれている場合はそのままこれを使用することとして、ステップS402に進む。
ステップS402で、文書データに対応する面付け情報が存在するか確認する。例えば、面付け情報が存在する場合には、以下の場合がある。すなわち、アプリケーションソフトですでに使用しているか、または面付け情報のまま外部から入力するかもしくは物理面付けデータ内に埋め込まれている面付け情報を取り出すことができる場合である。いずれかにより文書に対応する面付け情報を使用することができる場合には、ステップS403へ進む。面付け情報が存在していない場合は、ステップS408に進んで、物理面付けデータを最初から作成する。
ステップS403では、物理面付けデータが改変されていないかどうかを確認する。物理面付けデータのページ毎にハッシュ値を計算し、面付け情報内に記録されているハッシュ値と比較する。同一であれば改変されていないことになり、そのまま使用できる。ハッシュ値が異なるときは、その物理面付けデータのページは改変されたことになる。
改変されていないときはステップS404に進み、新たに修正した面付けに対応する物理面付けデータのみ再作成を行う。
例えば、図7は文書が2ページからなり1ページ目に「あ」、2ページ目に「い」という文字が存在している例である。第1回目の面付けデータ作成時(ステップS201)に作成した物理面付けデータが右上のページで「あ」「い」の順に上から面付けされている。印刷指示を行い(ステップS202)、文書データ、物理面付けデータ、面付け情報をファイル出力して保管する(ステップS203)。その後、印刷物をチェックして、間違いを発見し、もしくは注文の変更があり、物理面付けデータを再作成して印刷をやり直す場合を想定する。ステップS203で保管した文書データ、物理面付けデータ、面付け情報を入力し(ステップS204)、面付けデータの整合性を確認する(ステップS205)。特に改変されていないことが確認された場合は、面付けの間違いを修正する。この場合は、面付けを修正して2ページ目の「い」を180度回転している。面付けの間違いを修正した結果を示す図が右下の図となる。この修正は、図5の物理面付けデータの面付け情報505内の文書の2ページ目に相当するテンプレートの回転情報を0度から180度回転に変えるだけで可能である。原稿が2000ページあるような大量の文書の場合、そこから作成される物理面付けデータ1000ページのうち、最初の1ページ目のみを変更すればよいので、処理時間をかなり短縮することが可能である。これで物理面付けデータの編集を終了する(ステップS207)。
ステップS403で物理面付けデータが改変されている場合、ステップS405に進む。ステップS405では、物理面付けデータの改変を反映さてデータを作成するか否かを、たとえばディスプレイ上に物理面付けデータを表示するなどしてユーザに確認を取る。改変を反映する場合は、ステップS406に進む。
ステップS406では、改変された物理面付けデータのページ部分はそのままで、新しく面付け修正した部分の物理面付けデータのページのみ再作成する。
たとえば、改変された物理面付けデータが5ページ目のデータであり、5ページ目のデータをユーザがディスプレイで確認し、そのまま反映させると決めたとする(ステップS405)。更にユーザが前述のS404で説明したように物理面付けデータの1ページ目を修正したとすると、1ページ目のデータのみ修正して物理面付けデータの再作成が終了する。5ページ目に関しては改変されているがそのままでよいとユーザが判断したため修正されないのである。
文書が2000ページあった場合、そこから作成される物理面付けデータ1000ページのうち、最初の1ページ目のみを変更すればよいので、処理時間をかなり短縮することが可能である。これで物理面付けデータの再作成を終了する(ステップS207)。
ステップS405で、ユーザは物理面付けデータの改変を反映しない場合は、ステップS407に進み、改変された物理面付けデータのページ及び新たに面付け修正した部分の物理面付けデータのページのみ再作成する。
たとえば、改変されたのが物理面付けデータの5ページ目であり。5ページ目のデータをユーザはディスプレイで確認し、反映させないと決めたとする(ステップS405)。更にユーザが前述のS404で説明したように物理面付けデータの1ページ目を修正したとすると、ユーザが修正した1ページ目と物理面付けデータの改変されていた5ページ目のデータのみ修正して物理面付けデータの再作成が終了する(ステップS207)。5ページ目に関しては面付け情報から対応する文書上のページ番号が分かるので面付け指示に従って再度5ページ目の物理面付けデータを作成しなおして5ページ目のみ入れ替える。
文書が2000ページある場合、そこから作成される物理面付けデータ1000ページのうち、最初の1ページ目と5ページ目のみを変更すればよいので、処理時間をかなり短縮することが可能である。これで物理面付けデータの再作成を終了する。
以上説明したように本実施例によれば、再編集の際に最低限の修正のみで物理面付けデータを再作成できるようになり、処理時間を短縮することができる。また、物理面付けデータが作成された後の改変が加えられているかどうかを知ることができるのでユーザフレンドリーかつ効率的な処理が可能となる。
(実施例2)
以下、本発明の実施例2について説明する。
以下、本発明の実施例2について説明する。
実施例1では、物理面付けデータがPDFになっている例を説明したが、原稿文書の各ページをRIPしてビットマップ化し、それを面付け情報に従って配置して物理面付けデータを作成する場合でも同様の効果が得られる。
図6の面付け情報において、例えば物理面付けデータ名602は、面付けデータ.jpg、物理面付けデータの属性605はビットマップになる。
例えば図7のような2面付けであれば文書1ページ目の「あ」をRIPしてビットマップにしたものと同じく2ページ目の「い」をビットマップ化したものを、面付け情報に従って張り合わせる。そして、右上のように上から「あ」「い」となるように物理面付けデータを作成する。
改変検知するためのハッシュ値も作成されたビットマップに関して取得し、面付け情報に記録する(図6のハッシュ値608)。
面付けが変更された場合は、それに対応する文書のページをRIPしてビットマップとし、対応する物理面付けデータのみ修正して置き換えることで実施例1と同じように動作し、同様の効果が得られる。
(実施例3)
以下、本発明の実施例3について説明する。
以下、本発明の実施例3について説明する。
実施例1では、面付け情報を変更する例を示したが、文書の描画内容を編集した場合も、物理面付けデータ内の対応するページのみ再作成することで、実施例1と同様の効果が得られる。
101 CPU
102 キーボード
103 ディスプレイ
104 ハードディスク
105 ROM
106 RAM
108 各種データを転送するデータバス
110 印刷装置
501 原稿文書がPDFであった場合の1ページ目を示す図
502 コンテンツ情報
503 リソース情報
504 2ページ目のコンテンツ情報とリソース情報
505 物理面付けデータの1ページ目の面付け情報
506 テンプレート化した文書の各ページ
601 入稿された原稿文書名
602 物理面付けデータ名
603 文書のページ番号
604 物理面付けデータのページ番号
605 属性
606 座標
607 回転角
608 ハッシュ値
801 物理面付けデータ作成部
802 物理面付けデータ出力部
803 印刷部
102 キーボード
103 ディスプレイ
104 ハードディスク
105 ROM
106 RAM
108 各種データを転送するデータバス
110 印刷装置
501 原稿文書がPDFであった場合の1ページ目を示す図
502 コンテンツ情報
503 リソース情報
504 2ページ目のコンテンツ情報とリソース情報
505 物理面付けデータの1ページ目の面付け情報
506 テンプレート化した文書の各ページ
601 入稿された原稿文書名
602 物理面付けデータ名
603 文書のページ番号
604 物理面付けデータのページ番号
605 属性
606 座標
607 回転角
608 ハッシュ値
801 物理面付けデータ作成部
802 物理面付けデータ出力部
803 印刷部
Claims (12)
- 文書データの各論理ページをオブジェクト化し、任意の物理ページで利用可能な形式に変換する変換手段と、
前記変換手段によりオブジェクト化された各論理ページと、物理ページにおける描画位置との関係を含む面付け情報を作成する面付け情報生成手段と、
前記オブジェクト化された各論理ページと前記面付け情報とを含む物理面付けデータを出力する物理面付けデータ出力手段と、
前記物理面付けデータを再作成する制御手段を有し、
前記面付け情報生成手段は、前記面付け情報と共に前記物理面付けデータの各ページが改変されたかどうかを示す改変確認情報を作成し、
前記制御手段は、作成済みの物理面付けデータの改変確認情報に基づいて改変が確認された場合、前記改変が確認された物理面付けデータのオブジェクト化された論理ページ、または改変が確認された物理ページの面付け情報を修正して、物理面付けデータを再作成することを特徴とする画像データ処理システム。 - 前記物理面付けデータ出力手段は、前記面付け情報を前記物理面付けデータ内に保存することを特徴とする請求項1の画像データ処理システム。
- 前記物理面付けデータに含まれる各論理ページは、ポータブル・ドキュメント・フォーマット又はビットマップであることを特徴とする請求項1の画像データ処理システム。
- 前記物理面付けデータの各論理ページが改変されているときは、そのデータを表示して確認することを特徴とする請求項1の画像データ処理システム。
- 前記改変確認情報は、前記オブジェクト化された論理ページと前記面付け情報から算出されたハッシュ値であることを特徴とする請求項1の画像データ処理システム。
- 前記物理面付けデータは、フォームXObject形式により作成されることを特徴とする請求項1の画像データ処理システム。
- 文書データの各論理ページをオブジェクト化し、任意の物理ページで利用可能な形式に変換する変換ステップと、
前記変換手段によりオブジェクト化された各論理ページと、物理ページにおける描画位置との関係を含む面付け情報を作成する面付け情報生成ステップと、
前記オブジェクト化された各論理ページと前記面付け情報とを含む物理面付けデータを出力する物理面付けデータ出力ステップと、
前記物理面付けデータを再作成する制御ステップを有し、
前記面付け情報生成ステップは、前記面付け情報と共に前記物理面付けデータの各ページが改変されたかどうかを示す改変確認情報を作成し、
前記制御ステップは、作成済みの物理面付けデータの改変確認情報に基づいて改変が確認された場合、前記改変が確認された物理面付けデータのオブジェクト化された論理ページ、または改変が確認された物理ページの面付け情報を修正して、物理面付けデータを再作成することを特徴とする画像データ処理方法。 - 前記物理面付けデータ出力ステップは、前記面付け情報を前記物理面付けデータ内に保存することを特徴とする請求項7の画像データ処理方法。
- 前記物理面付けデータに含まれる各論理ページは、ポータブル・ドキュメント・フォーマット又はビットマップであることを特徴とする請求項7の画像データ処理方法。
- 前記物理面付けデータの各論理ページが改変されているときは、そのデータを表示して確認することを特徴とする請求項7の画像データ処理方法。
- 前記改変確認情報は、前記オブジェクト化された論理ページと前記面付け情報から算出されたハッシュ値であることを特徴とする請求項7の画像データ処理方法。
- 前記物理面付けデータは、フォームXObject形式により作成されることを特徴とする請求項7の画像データ処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006069602A JP2007249403A (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | 画像データ処理システムおよびその方法 |
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ID=38593663
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008110575A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷装置、印刷プログラム、印刷システム、印刷情報生成装置、印刷情報生成プログラム、印刷情報生成システム、及び入力情報 |
JP2011018230A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Fujifilm Corp | 画像データ生成方法、画像データ生成装置および画像データ生成プログラム |
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- 2006-03-14 JP JP2006069602A patent/JP2007249403A/ja active Pending
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