JP2015023262A - 積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

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康仁 出水
潤二 久安
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Abstract

【課題】積層セラミック電子部品が精度良く形成される、積層セラミック電子部品の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の製造方法は第1工程ないし第5工程を備える。第1工程では、セラミックグリーンシート16を積層する。第2工程では、積層されたセラミックグリーンシート16を金型22〜24で挟んで圧着する。これにより、金型23に当接した第1主面と、金型22に当接した第2主面とを有するセラミックグリーンブロック15を形成する。第3工程では、第1主面から金型23を分離し、第1主面にカット保持シート25を張り付ける。第4工程では、第3工程の後に、第2主面から金型22を分離する。第5工程では、第4工程の後に、セラミックグリーンブロック15をチップ状に切断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、積層セラミックコンデンサ等の積層セラミック電子部品の製造方法に関する。
積層セラミックコンデンサの製造方法として、例えば、特許文献1に示すものがある。図3は、特許文献1に基づいて構成された、従来の積層セラミックコンデンサの製造方法を示す断面図である。なお、以下では、上側を向く面を上面、下側を向く面を下面と称する。
まず、図3(A)に示すように、カット保持シート25を金型22の上面に当接させる。そして、所定パターンの内部電極14が形成されたセラミックグリーンシート16をカット保持シート25の上面に積層する。
次に、図3(B)に示すように、最上層のセラミックグリーンシート16の上面に金型23を当接させる。そして、金型22,23を介して、上下方向から、セラミックグリーンシート16を熱圧着プレスする。これにより、誘電体層13および内部電極14を有するセラミックグリーンブロック15が形成される。
次に、図3(C)に示すように、カット保持シート25にセラミックグリーンブロック15が保持された状態で、セラミックグリーンブロック15をチップ状に切断する。これにより、図3(D)に示すように、積層セラミックコンデンサの素体11が形成される。
最後に、素体11の所定の両端部に外部電極(図示せず)を形成することにより、積層セラミックコンデンサが完成する。
特開平9−251923号公報
熱圧着プレスの際、誘電体であるセラミックグリーンシート16は圧縮されやすく、金属材料である内部電極14は圧縮されにくい。また、熱圧着プレスの際、カット保持シート25は変形しやすい。このため、図4(A)に示すように、セラミックグリーンブロック15の面Sは、カットラインが位置する場所で、セラミックグリーンブロック15の内側に凹む。ここで、面Sは、セラミックグリーンブロック15の表面のうち、カット保持シート25に当接する面である。この結果、セラミックグリーンブロック15を切断して素体11を形成すると、図4(B)に示すように、この素体11の表面のうち面Sに相当する面が、素体11の外側に膨らむ。以下、このような形状を太鼓形状と称する。
積層セラミックコンデンサの素体11が太鼓形状を有する場合、積層セラミックコンデンサを基板に実装する際、問題が生じやすくなる。例えば、吸引ミス等により、積層セラミックコンデンサを保持できず、積層セラミックコンデンサを基板上の所定位置に確実に運ぶことができないおそれがある。また、積層セラミックコンデンサが基板上で転がり、積層セラミックコンデンサを所定位置に確実に置くことができないおそれがある。
本発明の目的は、積層セラミック電子部品が精度良く形成される、積層セラミック電子部品の製造方法を提供することにある。
(1)本発明の製造方法は第1工程ないし第4工程を備える。第1工程では、セラミックグリーンシートを積層する。第2工程では、積層されたセラミックグリーンシートを第1の金型と第2の金型とで挟んで圧着することより、第1の金型に当接した第1主面と、第2の金型に当接した第2主面とを有するセラミックグリーンブロックを形成する。第3工程では、第1主面から第1の金型を分離し、第1主面にカット保持シートを張り付ける。第4工程では、第3工程の後に、第2主面から第2の金型を分離する。
この工程では、圧着の際、セラミックグリーンブロックの表面に凹みが生じない。このため、積層セラミック電子部品の素体が太鼓形状となることを防止することができる。また、セラミックグリーンブロックが第1および第2の金型から分離される際、セラミックグリーンブロックは、第2の金型またはカット保持シートにより、常に保持される。このため、セラミックグリーンブロックが歪むことを抑制することができる。
(2)第4工程の後に、セラミックグリーンブロックをチップ状に切断する第5工程を備えることが好ましい。
この工程では、切断する際に、セラミックグリーンブロックがカット保持シートで保持されるため、セラミックグリーンブロックが歪むことをさらに抑制することができる。
(3)カット保持シートは熱剥離シートであってもよい。
この工程では、加熱により、積層セラミック電子部品の素体をカット保持シートから容易に分離することができる。
(4)カット保持シートは冷却剥離シートであってもよい。
この工程では、セラミックグリーンブロックに多くの熱を加えても、セラミックグリーンブロックはカット保持シートで保持される。そこで、セラミックグリーンブロックを加熱により柔らかくした後、セラミックグリーンブロックを切断する。これにより、セラミックグリーンブロックを切断することが容易となる。また、冷却により、積層セラミック電子部品の素体をカット保持シートから容易に分離することができる。
(5)第1工程では、第1の金型または第2の金型の上に、セラミックグリーンシートを積層することが好ましい。
この工程では、積層する工程と熱圧着プレスする工程との間で、セラミックグリーンシートは第1または第2の金型から分離されない。このため、セラミックグリーンブロックの歪みをさらに抑制することができる。
本発明によれば、積層セラミック電子部品の素体が太鼓形状となることを防止することができる。また、セラミックグリーンブロックが歪むことを抑制することができる。これにより、積層セラミック電子部品を精度良く形成することができる。
本実施形態に係る積層セラミックコンデンサの製造方法を示す断面図である。 図2(A)は、本実施形態に係る製造方法により製造された、積層セラミックコンデンサの外観斜視図である。図2(B)は、積層セラミックコンデンサのA−A断面図である。図2(B)は、積層セラミックコンデンサのB−B断面図である。 第1の比較例となる積層セラミックコンデンサの製造方法を示す断面図である。 第1の比較例に係る製造方法の問題点を示す断面図である。 第2の比較例となる積層セラミックコンデンサの製造方法を示す断面図である。 第2の比較例に係る製造方法の問題点を示す断面図である。 積層セラミックコンデンサの太鼓形状を評価する方法を示す概念図である。 図8(A)は、第2の比較例に係る製造方法における、セラミックグリーンブロック15の歪みを示す断面図である。図7(B)は、本実施形態に係る製造方法における、セラミックグリーンブロック15の歪みを示す断面図である。
本発明の実施形態に係る積層セラミックコンデンサの製造方法について説明する。積層セラミックコンデンサは積層セラミック電子部品の一例である。図1は、本実施形態に係る積層セラミックコンデンサの製造方法を示す断面図である。なお、以下では、上側を向く面を上面、下側を向く面を下面と称する。
まず、図1(A)に示すように、ペットフィルム21の上面にセラミックスラリー18を塗布し、セラミックスラリー18を乾燥させる。これにより、セラミックグリーンシート16が形成される。
次に、図1(B)に示すように、スクリーン印刷、グラビア印刷等により、セラミックグリーンシート16の上面に金属ペースト17を印刷し、金属ペースト17を乾燥させる。これにより、セラミックグリーンシート16の上面に、所定パターンの内部電極14が形成される。
次に、図1(C)に示すように、略平板状の金型22を用意し、金型22の上面に離型剤(図示せず)を塗布しておく。そして、内部電極14が形成された、または、内部電極14が形成されていないセラミックグリーンシート16を金型22の上面に積層する。
次に、図1(D)に示すように、略平板状の金型23を用意し、金型23の一方面に離型剤(図示せず)を塗布しておく。最上層のセラミックグリーンシート16の上面に金型23の一方面を当接させる。金型23の上面(他方面)、および、セラミックグリーンシート16の側面を覆うように、蓋状の金型24を配置する。金型24の内側の面は、金型23の上面、および、セラミックグリーンシート16の側面に当接する。そして、金型22〜24を介して、上下方向から、セラミックグリーンシート16を熱圧着プレスする。これにより、誘電体層13および内部電極14を有するセラミックグリーンブロック15が形成される。なお、熱圧着プレスの代わりに静水圧プレスを用いてもよい。
金型23,24は本発明の第1の金型に相当する。金型22は本発明の第2の金型に相当する。セラミックグリーンブロック15の上面は本発明の第1主面に相当する。セラミックグリーンブロック15の下面は本発明の第2主面に相当する。
次に、図1(E)に示すように、セラミックグリーンブロック15の上面から、金型23,24を分離する。そして、セラミックグリーンブロック15の上面に、粘着シートからなるカット保持シート25を張り付ける。
次に、図1(F)に示すように、セラミックグリーンブロック15にカット保持シート25が張り付けられた状態で、セラミックグリーンブロック15を金型22から分離する。
次に、図1(G)に示すように、カット保持シート25にセラミックグリーンブロック15が保持された状態で、押し切り、ダイシング等により、セラミックグリーンブロック15をチップ状に切断する。これにより、積層セラミックコンデンサの素体11(図2参照)が形成される。
最後に、素体11の所定の両端部に外部電極12a,12b(図2参照)を形成することにより、積層セラミックコンデンサが完成する。
図2(A)は、本実施形態に係る製造方法により製造された、積層セラミックコンデンサの外観斜視図である。図2(B)は、積層セラミックコンデンサのA−A断面図である。図2(B)は、積層セラミックコンデンサのB−B断面図である。なお、以下では、積層方向に垂直な方向を長さ方向および幅方向と称し、積層方向を厚み方向と称する。また、A−A断面は長さ方向に垂直な断面であり、B−B断面は幅方向に垂直な断面である。
図2(A)に示すように、積層セラミックコンデンサは、略直方体状の素体11と、外部電極12a,12bとを備える。外部電極12a,12bは素体11の長さ方向の両端部に形成されている。積層セラミックコンデンサのサイズは、例えば、長さ方向0.4mm×幅方向0.2mm×厚み方向0.2mmである。
図2(B)、図2(C)に示すように、素体11は誘電体層13および内部電極14a,14bを有する。内部電極14aと内部電極14bとは、誘電体層13を介して交互に積層され、互いに対向している。内部電極14aは外部電極12aに接続され、内部電極14bは外部電極12bに接続されている。
次に、比較例となる積層セラミックコンデンサの製造方法について説明する。第1の比較例となる積層セラミックコンデンサの製造方法は、図3に示したものである。なお、第1の比較例に係る製造方法のうち、上述の説明で明示しなかった点は、本実施形態と同様である。
図5は、第2の比較例となる積層セラミックコンデンサの製造方法を示す断面図である。まず、図5(A)に示すように、所定パターンの内部電極14が形成されたセラミックグリーンシート16を略平板状の金型22の上面に積層する。
次に、図5(B)に示すように、最上層のセラミックグリーンシート16の上面に略平板状の金型23を当接させる。そして、金型22,23を介して、上下方向から、セラミックグリーンシート16を熱圧着プレスする。これにより、誘電体層13および内部電極14を有するセラミックグリーンブロック15が形成される。次に、図5(C)に示すように、セラミックグリーンブロック15から金型22,23を分離する。
次に、図5(D)に示すように、セラミックグリーンブロック15の下面にカット保持シート25を張り付けた後、セラミックグリーンブロック15をチップ状に切断する。これにより、図5(E)に示すように、積層セラミックコンデンサの素体11が形成される。
最後に、素体11の所定の両端部に外部電極(図示せず)を形成することにより、積層セラミックコンデンサが完成する。なお、第2の比較例に係る製造方法のその他の点は、本実施形態に係る製造方法と同様である。
図6は、第2の比較例に係る製造方法の問題点を示す断面図である。第2の比較例に係る製造方法では、セラミックグリーンブロック15から金型22,23を分離する際、セラミックグリーンブロック15が歪み、内部電極14の位置が所定位置からずれる。このため、図6(A)に示すように、カットラインと内部電極14との距離δが短くなる箇所が生じる。当該箇所では、図6(B)に示すように、積層セラミックコンデンサの外部と内部電極14との距離が短くなる。このため、大気中の水分が内部電極14まで到達しやすくなる。この結果、積層セラミックコンデンサの耐湿性が劣化するおそれがある。
図7は、積層セラミックコンデンサの太鼓形状を評価する方法を示す概念図である。図7は積層セラミックコンデンサのA−A断面図である。但し、図7では一部の構成を省略している。
積層セラミックコンデンサの表面のうち、厚さ方向に垂直な面をS,Sとする。積層セラミックコンデンサの表面のうち、幅方向に垂直な面をS,Sとする。積層セラミックコンデンサが太鼓形状であることを反映して、面S,S,Sは平面であり、面Sは積層セラミックコンデンサの外側に膨む曲面である。
面SとA−A断面との交線上にあり、面Sから最も遠い位置にある点をPとする。面SとA−A断面との交線上にある点をPとする。面SとA−A断面との交線上にある点をPとする。点P,Pを通り、面Sに平行であり、面Sから最も遠い位置にある直線をLとする。直線Lと点Pとの距離をδとする。
長さ方向にA−A断面の位置を変化させたときの距離δの最大値を、新たに距離δとすると、距離δは太鼓形状の度合いを表す。すなわち、距離δが長いほど、積層セラミックコンデンサが太鼓形状である度合いが高くなる。
9個のサンプルについて距離δをマイクロスコープで測定した結果、第1の比較例では距離δが平均22.8μmとなり、本実施形態では距離δが平均2.9μmとなった。この結果から、本実施形態では、第1の比較例に比べて、積層セラミックコンデンサが太鼓形状になりにくいことがわかる。
図8(A)は、第2の比較例に係る製造方法における、セラミックグリーンブロック15の歪みを示す断面図である。図7(B)は、本実施形態に係る製造方法における、セラミックグリーンブロック15の歪みを示す断面図である。ここで、セラミックグリーンブロック15内の内部電極14の位置をX線で測定し、その結果から歪みを算出した。白丸と黒丸との距離δが、内部電極14が所定位置(白丸の位置)からどの程度ずれたかを示す。白丸から見た黒丸の方向が、内部電極が所定位置(白丸の位置)からどの方向にずれたかを示す。白丸が明示されていない箇所も同様である。すなわち、点線と折れ線との差異が、内部電極が所定位置からどの程度ずれたかを示す。
第2の比較例では距離δの最大値が38μmとなり、本実施形態では距離δの最大値が19μmとなった。この結果から、本実施形態では、第2の比較例に比べて、セラミックグリーンブロック15が歪みにくいことがわかる。
本実施形態では、セラミックグリーンシート16に金型22,23を当接させ、金型22,23を介してセラミックグリーンシート16を熱圧着プレスする。そして、熱圧着プレスの際、金属材料である金型22,23はほとんど変形しない。このため、セラミックグリーンブロック15の表面に凹みが生じない。この結果、積層セラミックコンデンサの素体11が太鼓形状となることを防止することができる。
また、本実施形態では、セラミックグリーンブロック15から金型23,24を分離する際、セラミックグリーンブロック15を金型22で保持する。セラミックグリーンブロック15から金型22を分離する際、セラミックグリーンブロック15をカット保持シート25で保持する。すなわち、セラミックグリーンブロック15が金型22〜24から分離される際、セラミックグリーンブロック15は、金型22またはカット保持シート25により、常に保持される。このため、セラミックグリーンブロック15が歪むことを抑制することができる。
また、積層セラミックコンデンサのサイズが小さくなるほど、積層セラミックコンデンサの素体11が少し太鼓形状になっただけで、また、セラミックグリーンブロック15が少し歪んだだけで、積層セラミックコンデンサの特性は大きな影響を受ける。このため、本実施形態の効果は、上述の積層セラミックコンデンサのサイズ(長さ方向0.4mm×幅方向0.2mm×厚み方向0.2mm)以下で、特に有用である。
また、本実施形態では、セラミックグリーンシート16を積層する際に金型22を用いるとともに、セラミックグリーンシート16を熱圧着プレスの際にも金型22を用いる。すなわち、積層する工程と熱圧着プレスする工程との間で、セラミックグリーンシート16は、金型22から分離されず、金型22に保持される。このため、セラミックグリーンブロック15の歪みを抑制することができる。なお、積層する際に用いる金型と別のものを熱圧着プレスの際に用いてもよい。
また、カット保持シート25は熱剥離シートまたは冷却剥離シートであることが好ましい。カット保持シート25が熱剥離シートである場合、加熱により、積層セラミックコンデンサの素体11をカット保持シート25から容易に分離することができる。
カット保持シート25が冷却剥離シートである場合、セラミックグリーンブロック15に多くの熱を加えても、セラミックグリーンブロック15はカット保持シートで保持される。そして、セラミックグリーンブロック15は、樹脂を含むため、加熱により柔らかくなる。
そこで、カット保持シート25が冷却剥離シートである場合、セラミックグリーンブロック15を加熱により柔らかくした後、セラミックグリーンブロック15を切断する。これにより、セラミックグリーンブロック15を切断することが容易となる。また、冷却により、積層セラミックコンデンサの素体11をカット保持シート25から容易に分離することができる。
なお、本実施形態では積層セラミックコンデンサに本発明を適用したが、インダクタ等の他の積層セラミック電子部品にも本発明を適用することができる。
11…素体
12a,12b…外部電極
13…誘電体層
14,14a,14b…内部電極
15…セラミックグリーンブロック
16…セラミックグリーンシート
17…金属ペースト
18…セラミックスラリー
21…ペットフィルム
22,23…金型(第2の金型)
24…金型(第1の金型)
25…カット保持シート

Claims (5)

  1. セラミックグリーンシートを積層する第1工程と、
    積層された前記セラミックグリーンシートを第1の金型と第2の金型とで挟んで圧着することにより、前記第1の金型に当接した第1主面と、前記第2の金型に当接した第2主面とを有するセラミックグリーンブロックを形成する第2工程と、
    前記第1主面から前記第1の金型を分離し、前記第1主面にカット保持シートを張り付ける第3工程と、
    前記第3工程の後に、前記第2主面から前記第2の金型を分離する第4工程と、を備える積層セラミック電子部品の製造方法。
  2. 前記第4工程の後に、前記セラミックグリーンブロックをチップ状に切断する第5工程を備える、請求項1に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  3. 前記カット保持シートは熱剥離シートである、請求項1または2に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  4. 前記カット保持シートは冷却剥離シートである、請求項1または2に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  5. 前記第1工程では、前記第1の金型または前記第2の金型の上に、前記セラミックグリーンシートを積層する、請求項1ないし4のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
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