JP2015011102A - 情報表示体及び該情報表示体に用いられる連結部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】状況に応じて被服への装着手段を選択できると共に、一方の装着手段を使用した場合に他方の装着手段が邪魔にならない情報表示札を提供する。【解決手段】情報表示部材に設けられた第一装着部に対して連結部材を介して第二装着部材を着脱可能に連結する情報表示体において、第一装着部に被装着物にピン止めするためのピンを設け、第二装着部材に被装着物を挟持するための一対の挟持部と該一対の挟持部を閉じた状態で一対の挟持部の開口方向と逆方向に伸びる操作部とを設け、第二装着部材を操作部を回転させることによって一対の挟持部が開閉できるように構成し、第一装着部が連結部材に対して筒部にピンを抜き差しすることによって着脱可能に連結され、第二装着部材が連結部材に対して操作部の回転方向を筒部の貫通方向と垂直に交差する方向に向けた状態で連結されるようにする。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報表示体及び該情報表示体に用いられる連結部材に関するものである。
周知のとおり、学校で使用される名札や会議や会合において配布される識別札などの情報表示札は、安全ピンを備えた態様のものが多く、情報表示札を被服に取り付けようとすると、被服に対して安全ピンのピンを通すための穴を開ける必要があり、使用者が敬遠することが多々あった。
このため、被服に対して穴を開けずに取り付けることができる情報表示札が多数開発されており、例えば、後出特許文献1には、一端を固定し他端を開閉するようにした2枚のシートの固定端にクリップの柄板を固定すると共に、各開閉端に互いに係着するスナップ式係着具を設けて同開閉端を併せて結合し、2枚のシート間にある上記スナップ式係着具の連結部材が名札板上部に明けた孔に挿通されるようになっているクリップ付き名札が開示されている。
また、安全ピンを備えた情報表示札を被服に対して穴を開けずに取り付ける方法として、例えば、被服の一部に名札保持部を設け、この名札保持部に名札に設けられた安全ピンのシャフト部をその長手方向の直角の方向から差し込んで着脱可能に係止することが可能な係止部を設ける方法が開示されている。
特開昭56−142085号公報 特開平10−123960号公報
しかし、前記特許文献1に開示されたクリップ付き名札においては、クリップで被服を挟んで取り付けるため、被服に穴を開ける必要がないが、被服の素材によっては簡単に外れてしまい、また、学校で使用される名札は、使用者が活発な子供であるため、その激しいに動きに耐えることができずに外れてしまうという問題点があった。
一方、前記特許文献2に開示された方法においては、予め被服に対して安全ピンのシャフト部を保持する係止部を取り付けるために被服に加工を施す必要があり、学校や会社などの制服のように頻繁に着用される被服に情報表示札の取り付け手段としては有用であるが、会議や会合などにおいて配布される情報表示札のようにその場限りで使用される情報表示札の取り付け手段としては有用でないという問題点があった。
そこで、本発明者は、状況に応じて被服への装着手段を選択できると共に、一方の装着手段を使用した場合に他方の装着手段が邪魔にならない情報表示札を得ることを技術的課題として、その具現化をはかるべく、試行錯誤的に試作・実験を重ねた結果、情報表示部材に設けられた第一装着部に対して連結部材を介して第二装着部材を着脱可能に連結する情報表示体において、第一装着部に被装着物にピン止めするためのピンを設け、第二装着部材に被装着物を挟持するための一対の挟持部と該一対の挟持部を閉じた状態で一対の挟持部の開口方向と逆方向に伸びる操作部とを設け、第二装着部材を操作部を回転させることによって一対の挟持部が開閉できるように構成し、第一装着部が連結部材に対して筒部にピンを抜き差しすることによって着脱可能に連結され、第二装着部材が連結部材に対して操作部の回転方向を筒部の貫通方向と垂直に交差する方向に向けた状態で連結されるようにすれば、状況に応じて被服への装着手段を選択できると共に、一方の装着手段を使用した場合に他方の装着手段が邪魔にならないという刮目すべき知見を得、前記技術的課題を達成したものである。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって解決できる。
すなわち、本発明に係る情報表示体は、情報表示部材に設けられた第一装着部に対して連結部材を介して第二装着部材を着脱可能に連結する情報表示体であって、第一装着部が被装着物にピン止めするためのピンを有しており、第二装着部材が被装着物を挟持するための一対の挟持部と該一対の挟持部を閉じた状態で一対の挟持部の開口方向と逆方向に伸びる操作部とを有していると共に該操作部を回転させることによって一対の挟持部が開閉できるようになっており、第一装着部が連結部材に対して筒部にピンを抜き差しすることによって着脱可能に連結されており、第二装着部材が連結部材に対して操作部の回転方向を筒部の貫通軸と垂直に交差又は立体交差する方向に向けた状態で連結されているものである。
また、本発明は、前記情報表示体において、第二装着部材が連結部材に対して回転可能に連結されるものである。
また、本発明は、前記情報表示体において、第二装着部材が連結部材の筒部の貫通軸を含む平面と異なる平面上を回転し、第二装着部材を連結部材に対して回転させた際に両部材が干渉しないようになっているものである。
また、本発明に係る連結部材は、前記いずれかの情報表示体に用いられるものである。
また、本発明に係る情報表示体は、情報表示部材に設けられた第一装着部に対して第二装着部材を着脱可能に連結する情報表示体であって、第一装着部が被装着物にピン止めするためのピンを有しており、第二装着部材が被装着物を挟持するための一対の挟持部と該一対の挟持部を閉じた状態で一対の挟持部の開口方向と逆方向に伸びる操作部を有していると共に操作部を回転させることによって一対の挟持部が開閉できるようになっており、操作部に回転方向と垂直に交差する方向に向かって貫通する筒部が形成されており、第二装着部材が第一装着部のピンを筒部に抜き差しすることによって該第一装着部に対して着脱可能に連結されているものである。
本発明によれば、第一装着部が連結部材に対して筒部にピンを抜き差しすることによって着脱可能に連結され、第二装着部材が連結部材に対して操作部の回転方向を筒部の貫通方向と垂直に交差又は立体交差する方向に向けた状態で連結されるように構成したので、被装着物に対して情報表示部材を第一装着部で取り付ける場合には、情報表示部材から連結部材及び第二装着部材を取り外すことができ、第二装着部材及び連結部材が邪魔にならず、一方、被装着物に対して情報表示部材を第二装着部材で取り付ける場合には、第一装着部が連結部材に対してピンを回転軸として回転自在に連結されていると共に、第二装着部材が連結部材に対して操作部の回転方向に対して垂直に伸びる平面が筒部の貫通方向に対して常に平行に位置付けられた状態となり、情報表示部材、第一装着部、連結部材及び第二装着部材が側面視直線的に位置付けられるため、情報表示体全体が平坦状になって邪魔にならない。
従って、本発明の産業上利用性は非常に高いといえる。
実施の形態1に係る情報表示体を示した正面図である。 図1に示す情報表示体を示した側面図正面図である。 図1に示す情報表示体を分解して示した正面図である。 図1に示す第二装着部材を示した分解斜視図である。 図4に示す一方側挟持体を示した平面図である。 図4に示す一方側挟持体を示した底面図である。 図4に示す一方側挟持体を示した中央縦断面図である。 図4に示す他方側挟持体を示した平面図である。 図4に示す他方側挟持体を示した底面図である。 図4に示す他方側挟持体を示した中央縦断面図である。 図4に示す操作体を示した平面図である。 図4に示す操作体体を示した底面図である。 図4に示す操作体を示した中央縦断面図である。 図4に示す第二装着部材の両挟持体を閉じた状態を示した縦端面図である。 図4に示す第二装着部材の両挟持体を開いた状態を示した縦端面図である。 図1に示す連結部材を示した背面図である。 図1に示す連結部材を示した中央縦断面図である。 図1に示す情報表示体の使用例を示した正面図である。 実施の形態2に係る第二装着部材及び連結部材を示した中央縦断面図である。 実施の形態2に係る第二装着部材を示した正面図である。 図20に示す第二装着部材を示した中央縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
本実施の形態に係る情報表示体1は、図1〜図3に示すように、被服などの被装着物にピン止めするための第一装着部2を備えた情報表示部材3と、被装着物を挟持するための第二装着部材4と、第一装着部2と第二装着部材4の間に介在して第一装着部2と第二装着部材4とを連結する連結部材5とから構成されている。
情報表示部材3は、図3に示すように、名前や番号などの情報を表示するための情報表示部6と、情報表示部6を被装着物に対してピン止めするための第一装着部2とから構成されている。
情報表示部6は、情報が表示されたカード7と、カード7を収納することができるケース部8とから構成されている。そして、ケース部8は、四角形状のシートを二重に重ねて上辺を除く周辺を接着することによってポケット状に形成されており、一方のシートの上辺に第一装着部2を取り付けるための正面視台形状の筒型取付部9が設けられている。なお、ケース部8は、外部からカード7に表示された情報が目視できるように一部又は全部が透明になっている。
第一装着部2は、弾性を有する金属製の線材を加工してなる所謂安全ピンである。具体的には、線材は、コイル部10から一対の軸部11,12がくの字状に伸びる形状に成形されており、一方側の軸部11は先端が針状に成形されたピン13となっており、他方側の軸部12の先端にピン13を掛け止めることができる掛止部14が固定されている。なお、掛止部14にピン13を掛け止める際には、くの字状に伸びる一対の軸部11,12を線材の弾性に抗して平行に位置付けるように変形させる必要がある。
第二装着部材4は、図4に示すように、一方側挟持体15と該一方側挟持体15と対向するように配置される他方側挟持体16と該他方側挟持体16の後部に嵌め込んだ操作体17(操作部)とから構成されている。
一方側挟持体15は、図4〜図7に示すように、前方側に被装着物を挟持する挟持部18が設けられ、後方側に矩形の嵌合窓19が設けられ、嵌合窓19の両側には側壁20,20が設けられ、両側壁20,20には支持軸21が架設されている。また、一方側挟持体15の挟持部18には、他方側挟持体16と対向する面に挟持歯22が設けられている。他方側挟持体16は、図4及び図8〜図10に示すように、前方側に被装着物を挟持する挟持部23が設けられ、後方側に下方に突き出した一方側挟持体15の嵌合窓19に嵌まる形状の側面視略凹状嵌合板24が設けられている。また、他方側挟持体16の挟持部23には、一方側挟持体15の挟持歯18と噛み合うように挟持歯25が設けられている。操作体17は、図4及び図11〜図13に示すように、前部に一方側挟持体15の支持軸21に回動自在に嵌着される軸受部26が横断して形成されており、軸受部26の下部には嵌合板24の上面を押圧するカム27が形成されており、後部に第一嵌合部28が形成されている。なお、操作体17の第一嵌合部28は、一方側挟持体15の外面に続く面(図14参照)に形成された一方側開口29が他方側挟持体16の外面に続く面(図14参照)に形成された他方側開口30よりも小径に形成された通孔状になっており、これにより、第一嵌合部28の内周には、両開口29,30の径の違いに伴って段差31が形成される。なお、一方側挟持体15の両側壁20,20には、支持軸21よりも後方に位置付けて操作体17の回転により他方側挟持体16が開閉するように誘導する支持棚32が架設けられており、また、他方側挟持体16の嵌合板24後部には、一方側挟持体15の支持棚32を摺動しながら他方側挟持体16の挟持部23を開閉させる摺動軸33が設けられている。
そして、第二装着部材4は、図14及び図15に示すように、他方側挟持体16の嵌合板24を一方側挟持体15の前方から支持軸21の下に向かって通して一方側挟持体15の嵌合窓19に嵌め込むように位置付けて、他方側挟持体16の摺動軸33を一方側挟持体15の支持棚32に当接させて載せた状態とした後に他方側挟持体16の後方から支持軸21に操作体17の軸受部26を嵌め入れて操作体17を支持軸21を中心として回し、操作体17のカム27を他方側挟持体16の嵌合板24の上面に乗り上げる前の状態に位置付ければ、一方側挟持体15の挟持部18と他方側挟持体16の挟持部23とが開口した状態で保持され、操作体17のカム27を他方側挟持体16の嵌合板24の上面に乗り上げて一方側挟持体15と他方側挟持板16と操作体17とが側面視直線的に位置付けられた状態にすれば、一方側挟持体15の挟持部18と他方側挟持体16の挟持部23とが閉口した状態で保持されるようになっている。よって、第二装着部材4における操作体17は、一対の挟持部18,23を閉口した状態において一対の挟持部18,23が開口した際の開口方向(図15中、矢印Aにて示す。)と逆方向に伸びるように位置付けられ、また、操作体17の第一嵌合部28は、一対の挟持部18,23を閉じた状態から開く際に操作部23を回転させる方向(図14中、矢印Bにて示す。)に伸びるように開口している。
連結部材5は、図1、図16及び図17に示すように、情報表示部材3に設けられた第一装着部2のピン13が抜き差しされる筒部34と、筒部34の中央部分に一方面が固定された扁平状の円盤部35と、円盤部35の他方面から突出する円筒状の第二嵌合部36とから構成されている。円盤部35は、筒部34に対して一方面の周縁の一部が固定させており、筒部34から突き出した状態になっている。従って、連結部材5の第二嵌合部36は、筒部34の貫通軸に対して垂直に立体交差するように伸びた状態となる。また、第二嵌合部36は、先端側の外径が元端側の外径よりも僅かに大径に形成されており、第二嵌合部36の先端側の外径は、操作体7の一方側開口29の内径よりも僅かに大径に形成されており、第二嵌合部36の先端部分には、先端から元端側に向かって切り欠かれてなる一対の切込み37,37が形成されている。
次に、本実施の形態に係る情報表示体1の組立方法を説明する。
先ず、第一装着部2のピン13を掛止部14から外した状態とし、第一装着部2の他方側の軸部12を情報表示部6の取付部9に通すことにより、情報表示部6に第一装着部2を取り付ける。次に、第一装着部2の掛止部14から外された状態のピン13を連結部材5の筒部34に通した後に該ピン13を掛止部14に掛け止めることにより、第一装着部2に連結部材5をピン13を回転軸として回転自在に取り付ける。次に、連結部材5の第二嵌合部36を第二装着部材4の第一嵌合部28に対して嵌め込むことにより、連結部材5に第二装着部材4を取り付ける。これにより、第二装着部材4は、操作体17の回転方向を筒部34の貫通軸と垂直に立体交差する方向に向けた状態で連結部材5に連結され、また、第二装着部材4が連結部材5に対して第二嵌合部36を回転軸として回転自在になる。なお、連結部材5の第二嵌合部36を第二装着部材4の第一嵌合部28に嵌め込む際には、第二嵌合部36を第一嵌合部28の一方側開口29側から差し込んで嵌め込み、この時、第二嵌合部36の先端側の外径が第一嵌合部28の一方側開口29の内径よりも僅かに大径に形成されているため、第二嵌合部36の先端側が切込み37の隙間を狭めるように変形して第一嵌合部28に嵌め込まれた後、第二嵌合部36の先端側が第一嵌合部28の内周の段差31に引っ掛かった状態となって簡単に外れないようになる。また、連結部材5に対して第二装着部材4を第二嵌合部36を回転軸として回転させた際に、第二装着部材4は連結部材5と干渉しないようになっている。(図2中、点線にて示すように、第二装着部材4の挟持部15の表面が連結部材5の筒部34と接触しないようになっている。)
次に、本実施の形態に係る情報表示体1の使用方法を説明する。
本実施の形態に係る情報表示体1を手渡された使用者は、被装着物に対して情報表示部材3を第一装着部2で取り付けるか、又は、第二装着部材4で取り付けるかを選択する。
そして、被装着物に対して情報表示部材3を第一装着部2で取り付けることを選択した使用者は、第一装着部2の掛止部14からピン13を外して該ピン13から連結部材5を抜き取ることによって情報表示部材3から連結部材5及び第二装着部材4を取り外す。そして、第一装着部2のピン13を利用して被装着物に情報表示部材3をピン止めする。これにより、被装着物に対して第一装着部2によって情報表示部材3を取り付ける際に、第二装着部材4及び連結部材5は邪魔にならない。
一方、被装着物に対して情報表示部材3を第二装着部材4で取り付けることを選択した使用者は、情報表示部材3に設けられた第一装着部2に連結部材5を介して第二装着部材4を連結させた状態で、第二装着部材4の操作体17を操作して一対の挟持部18,23を開閉させることにより、第二装着部材4を利用して被装着物に情報表示部材3を挟み止める。この時、連結部材5が筒部34を介して第一装着部2のピン13に回転自在に連結されていると共に、第二装着部材4が一対の挟持部18,23を閉口した状態において該一対の挟持部18,23の開口方向を筒部34の貫通方向に対して垂直に交差する方向に向けた状態で位置付けられるため、情報表示部材3、第一装着部2、連結部材5及び第二装着部材4が側面視一直線上に位置付けられることにより、情報表示体1が平坦状になって邪魔にならない。
また、本実施の形態に係る情報表示体1によれば、第二装着部材4に設けられた第一嵌合部28と連結部材5に設けられた第二嵌合部36とが円形状であるため、連結部材5に対して第二装着部材4が第二嵌合部36を回転軸として回転自在となっており、情報表示体1の装着場所の自由度が増す。例えば、図18に示すように、ワイシャツの前立て38に対して情報表示体1を装着する場合には、前立て38の前側に位置する生地を側方から第二装着部材4で挟み込み、第二装着部材4に対して筒部34の貫通軸が水平に向くように連結部材5を回転させればよい。
なお、本実施の形態においては、第一嵌合部28と第二嵌合部36とを円形状に形成することによって連結部材5に対して第二装着部材4を回転できる構成にしているが、これに限定されず、第一嵌合部28と第二嵌合部36とを互いに嵌まり合う多角形状に形成してもよい。但し、この場合には、連結部材5に対して第二装着部材4を回転できなくなるが、連結部材5に対して第二装着部材4を所定角度で固定することができるようになる。また、本実施の形態においては、第一嵌合部28を通孔状に形成すると共に第二嵌合部36を突起状に形成しているが、これに限定されず、第一嵌合部28と第二嵌合部36とが簡単に着脱できるように嵌まり合う構造であれば特に限定されない。さらに、本実施の形態においては、連結部材5の第二嵌合部36を筒部34の貫通軸と立体交差するように突出させているが、筒部34の貫通軸と交差するように突出させてもよい。
また、本実施の形態において、連結部材5に対して第二装着部材4を第二嵌合部36を回転軸として回転させた際に第二装着部材4の外面が連結部材5に干渉しないようになっているが、少なくとも第二装着部材4が一対の挟持部18,23が閉口した状態で回転させた際に干渉しないように構成すればよく、さらに、第二装着部材4が一対の挟持部18,23が開口した状態で回転させた際に干渉しないように構成してもよい。また、連結部材5に対して第二装着部材4をどの角度に回転させたとしても、第二装着部材4が一対の挟持部18,23を開閉させた際に干渉しないように形成してもよい。
また、本実施の形態においては、情報表示部材3として第一装着部2が情報表示部6に対して着脱可能に取り付けられたものを採用しているが、第一装着部2が情報表示部6に対して固定されたものを採用してもよい。
実施の形態2.
本実施の形態は前記実施の形態1における両嵌合部の変形例であり、図19において、図1〜図18と同一符号は同一又は相当部分を示している。
本実施の形態に係る第一嵌合部39は、図19に示すように、第二装着部材4の一方側挟持体11における挟持部18の表面から突出しており、操作体17の回転方向と平行に伸びている。また、本実施の形態に係る第二嵌合部40は、連結部材5の円盤部35における裏面を凹状に切り欠いて形成されている。そして、第二装着部材4は連結部材5の第一嵌合部39に対して第二嵌合部40を嵌め込むことによって着脱・回転可能に連結されている。
実施の形態3.
本実施の形態は前記実施の形態1における第二装着部材の変形例であり、図20及び図21において、図1〜図18と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
本実施の形態に係る第二装着部材41は、前記実施の形態1における第二装着部材4の操作体17に連結部材5の筒部34が一体的に成形された態様のものである。具体的には、図20及び図21に示すように、操作体17の先端に第一装着部2のピン13を抜き差しすることができる筒部42が一体的に形成されている。なお、筒部42は、操作体17の回転方向及び一対の挟持部18,23の開口方向と垂直に交差する方向に貫通するように形成されている。
1 情報表示体
2 第一装着部
3 情報表示部材
4 第二装着部材
5 連結部材
6 情報表示部
7 カード
8 ケース部
9 取付部
10 コイル部
11 一方側の軸部
12 他方側の軸部
13 ピン
14 掛止部
15 一方側挟持体
16 他方側挟持体
17 操作体
18 挟持部
19 嵌合窓
20 側壁
21 支持軸
22 挟持歯
23 挟持部
24 嵌合板
25 挟持歯
26 軸受部
27 カム
28 第一嵌合部
29 一方側開口
30 他方側開口
31 段差
32 支持棚
33 摺動軸
34 筒部
35 円盤部
36 第二嵌合部
37 切込み
38 前立て
39 第一嵌合部
40 第二嵌合部
41 第二装着部材
42 筒部

Claims (5)

  1. 情報表示部材に設けられた第一装着部に対して連結部材を介して第二装着部材を着脱可能に連結する情報表示体であって、第一装着部が被装着物にピン止めするためのピンを有しており、第二装着部材が被装着物を挟持するための一対の挟持部と該一対の挟持部を閉じた状態で一対の挟持部の開口方向と逆方向に伸びる操作部とを有していると共に該操作部を回転させることによって一対の挟持部が開閉できるようになっており、第一装着部が連結部材に対して筒部にピンを抜き差しすることによって着脱可能に連結されており、第二装着部材が連結部材に対して操作部の回転方向を筒部の貫通軸と垂直に交差又は立体交差する方向に向けた状態で連結されていることを特徴とする情報表示体。
  2. 第二装着部材が連結部材に対して回転可能に連結される請求項1記載の情報表示体。
  3. 第二装着部材が連結部材の筒部の貫通軸を含む平面と異なる平面上を回転し、第二装着部材を連結部材に対して回転させた際に両部材が干渉しないようになっている請求項2記載の情報表示体。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかに記載の情報表示体に用いられる連結部材。
  5. 情報表示部材に設けられた第一装着部に対して第二装着部材を着脱可能に連結する情報表示体であって、第一装着部が被装着物にピン止めするためのピンを有しており、第二装着部材が被装着物を挟持するための一対の挟持部と該一対の挟持部を閉じた状態で一対の挟持部の開口方向と逆方向に伸びる操作部を有していると共に操作部を回転させることによって一対の挟持部が開閉できるようになっており、操作部に回転方向と垂直に交差又は立体交差する方向に向かって貫通する筒部が形成されており、第二装着部材が第一装着部のピンを筒部に抜き差しすることによって該第一装着部に対して着脱可能に連結されていることを特徴とする情報表示体。
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