JP3218012U - キーホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】キーホルダーのアクセサリー部材として規格品のエアーチューブ接続用継手を使用して面白みのあるキーホルダーを提供する。
【解決手段】ホルダー部材3と、アクセサリー部材であるエアーチューブ接続用の接続孔を有する継手部材4と、ホルダー部材3と継手部材4を連結する連結ピンPと、を有してなるキーホルダーであって、接続孔にはエアーチューブを係止する規格で定められた係止部が設けられ、連結ピンPには係止部と係合する係合凹部21が形成され、係止部と係合凹部21を係合させ連結ピンを継手部材に装着することによりホルダー部材3と継手部材4が連結され、継手部材4は係止部と係合凹部21との係合を解除する規格の解除手段41を備え、解除手段41により係止部と係合部21の係合が解除されると連結ピンPが取り外し可能となり、ホルダー部材3と継手部材4との連結を解除できる構造とした。
【選択図】図1
【解決手段】ホルダー部材3と、アクセサリー部材であるエアーチューブ接続用の接続孔を有する継手部材4と、ホルダー部材3と継手部材4を連結する連結ピンPと、を有してなるキーホルダーであって、接続孔にはエアーチューブを係止する規格で定められた係止部が設けられ、連結ピンPには係止部と係合する係合凹部21が形成され、係止部と係合凹部21を係合させ連結ピンを継手部材に装着することによりホルダー部材3と継手部材4が連結され、継手部材4は係止部と係合凹部21との係合を解除する規格の解除手段41を備え、解除手段41により係止部と係合部21の係合が解除されると連結ピンPが取り外し可能となり、ホルダー部材3と継手部材4との連結を解除できる構造とした。
【選択図】図1
Description
本考案は、キーホルダーに関する。
従来のキーホルダーは、キーを取り付けておくホルダー部と当該ホルダー部にアクセサリー(「アクセサリー部材」という場合がある)を取り付けて見栄えを良くしたものが多い。また、アクセサリーについては製作者又は需要者の好みや要求に応じて多種多様なものがホルダー部に取り付けられている(特許文献1、特許文献2)。
特許文献1に記載された考案では、ホルダー部に相当するホルダーリングに、ナット5を介してアクセサリーとして、実際に使用された新幹線の廃棄レールを所定の長さにカットしそれに加工を施したものを取り付けたキーホルダーが開示されている。
また、特許文献2には、ホルダー部に相当するキー保持手段3に、チェーン3bを介してアクセサリーとして、液晶ディスプレイ19等をケース本体1に入れて取り付けたキーホルダーが開示されている。そして、特許文献2に記載された考案では、液晶ディスプレイ19がアクセサリーとしてのみではなく、実際に液晶画面で表示される画像等を楽しむことができる等、実用的な機能を有する製品としてキーホルダーに取り付けられている内容が開示されている。
このように、キーホルダーには、実際に使用されていたものを加工したものや又はその物自体実用的な機能を有する製品等が取り付けられていることが多々ある。
このように、キーホルダーには、実際に使用されていたものを加工したものや又はその物自体実用的な機能を有する製品等が取り付けられていることが多々ある。
しかし、従来、キーホルダーに使用されていたアクセサリーは、上述したように新幹線の廃棄レールを加工したものやケース本体に入れられた液晶ディスプレイ等のように、通常誰もがキーホルダーのアクセサリーとしての転用を考えつくものであり、また単にアクセサリーのみの機能しかないため面白みに欠けていた。
また、キーホルダーに取り付けられたアクセサリーは、一度ホルダー部材に取り付けられると、キーホルダーを使用しなくなるか又はアクセサリーが壊れるかしない限り交換することはない。特許文献1又は特許文献2に記載された考案では、ホルダー部材とアクセサリーとを連結する連結部材としてはナット5又はチェーン3bが用いられているが、これらはアクセサリーが交換されないことを前提として用いられているものである。
つまり、従来のキーホルダーは、キーが取り付けられたホルダー部材とアクセサリーとが着脱自在ではない構成となっていた。
そのため、アクセサリーにキーを取り付けて、当該アクセサリーからキーを取り外してキーを使用できるようなキーホルダーは存在しなった。
また、キーホルダーに取り付けられたアクセサリーは、一度ホルダー部材に取り付けられると、キーホルダーを使用しなくなるか又はアクセサリーが壊れるかしない限り交換することはない。特許文献1又は特許文献2に記載された考案では、ホルダー部材とアクセサリーとを連結する連結部材としてはナット5又はチェーン3bが用いられているが、これらはアクセサリーが交換されないことを前提として用いられているものである。
つまり、従来のキーホルダーは、キーが取り付けられたホルダー部材とアクセサリーとが着脱自在ではない構成となっていた。
そのため、アクセサリーにキーを取り付けて、当該アクセサリーからキーを取り外してキーを使用できるようなキーホルダーは存在しなった。
そこで、本考案はこの様な問題に鑑みなされたものであり、その目的は、規格品であるエアーチューブを接続するための継手部材(以下、「継手部材」という場合がある)が複数のキーを取り付けるのに好適な複数の枝部(エアーチューブを複数接続するための接続孔)を有していることに着目して、この継手部材をアクセサリー部材として利用することにより、面白みがあり、かつアクセサリー部材から簡単にキーを取り外してキーのみを使用することができるキーホルダーを提供することにある。
更に、上述したエアーチューブを接続するための継手部材をキーホルダーのアクセサリー部材として使用し、当該継手部材の枝部にエアーチューブ接続用の接続孔が設けられていることを利用して、キーが取り付けられたホルダー部材とアクセサリー部材とが簡単に着脱可能となる、使い勝手の良いキーホルダーを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の態様に係るキーホルダーは、ホルダー部材と、アクセサリー部材であるエアーチューブ接続用の接続孔を有する継手部材と、
前記ホルダー部材と前記継手部材を連結する連結ピンと、を有してなるキーホルダーであって、前記連結ピンは、頭部とシリンダー部とで構成され、前記頭部には、前記ホルダー部材が貫通する貫通孔が設けられ、前記接続孔には、エアーチューブが接続された際に当該エアーチューブを係止する規格で定められた係止部が設けられており、前記シリンダー部には、前記係止部と係合する係合凹部が形成されており、前記継手部材の前記接続孔に前記連結ピンのシリンダー部を挿入し前記係止部と前記係合凹部を係合させ、連結ピンを前記継手部材に装着することにより、前記ホルダー部材と前記継手部材とが連結され、更に、前記継手部材は、前記係止部と前記係合凹部との係合を解除する規格の解除手段を備え、前記解除手段により前記係止部と前記係合部の係合が解除されると前記接続孔に装着されている前記連結ピンが前記継手部材から取り外し可能となり、前記ホルダー部材と前記継手部材との連結を解除することができることを特徴とする。
前記ホルダー部材と前記継手部材を連結する連結ピンと、を有してなるキーホルダーであって、前記連結ピンは、頭部とシリンダー部とで構成され、前記頭部には、前記ホルダー部材が貫通する貫通孔が設けられ、前記接続孔には、エアーチューブが接続された際に当該エアーチューブを係止する規格で定められた係止部が設けられており、前記シリンダー部には、前記係止部と係合する係合凹部が形成されており、前記継手部材の前記接続孔に前記連結ピンのシリンダー部を挿入し前記係止部と前記係合凹部を係合させ、連結ピンを前記継手部材に装着することにより、前記ホルダー部材と前記継手部材とが連結され、更に、前記継手部材は、前記係止部と前記係合凹部との係合を解除する規格の解除手段を備え、前記解除手段により前記係止部と前記係合部の係合が解除されると前記接続孔に装着されている前記連結ピンが前記継手部材から取り外し可能となり、前記ホルダー部材と前記継手部材との連結を解除することができることを特徴とする。
ここで、本態様でアクセサリー部材として用いられるエアーチューブ接続用の接続孔を有する量産品である継手部材について説明する。
量産品である規格品の継手部材には、枝部にエアーチューブ接続用の接続孔が設けられているので、エアーチューブを接続する際は、当該接続孔にエアーチューブを挿入して接続し(このときエアーチューブは接続孔に設けられた係止部で係止されている)、エアーチューブを取り外す際は、継手部材に設けられている解除手段を用いてエアーチューブと前記係止部による係止を解除することにより、接続孔からエアーチューブを取り外すことができる構造になっている。
量産品である規格品の継手部材には、枝部にエアーチューブ接続用の接続孔が設けられているので、エアーチューブを接続する際は、当該接続孔にエアーチューブを挿入して接続し(このときエアーチューブは接続孔に設けられた係止部で係止されている)、エアーチューブを取り外す際は、継手部材に設けられている解除手段を用いてエアーチューブと前記係止部による係止を解除することにより、接続孔からエアーチューブを取り外すことができる構造になっている。
そして、接続孔に設けられている係止部には、規格化された径方向内側に向かって突出する突条のバネが使用される。そのため、素材が柔軟性を有するエアーチューブであれば、接続孔にエアーチューブを押し込むことにより、バネの径方向の内側に向かって働く付勢力によりエアーチューブ表面が抑えられエアーチューブが接続孔から外れない構造になっている。
一方、継手部材は規格で設けられている解除手段を有しており、これを作用させることにより、エアーチューブと係止部の一態様であるバネとの係合を解くことで(エアーチューブ表面がバネの抑えから解放されることにより)、エアーチューブを接続孔から簡単に取り外すことができる構造になっている。
上述したようにエアーチューブ接続用の継手には、規格として接続孔にエアーチューブを挿入するだけで簡単に接続でき、解除手段を作用させるだけで接続孔からエアーチューブを簡単に取り外すことができる、すなわち、ワンタッチで接続孔にエアーチューブを着脱できる機構(着脱機構)が備えられている。
一方、継手部材は規格で設けられている解除手段を有しており、これを作用させることにより、エアーチューブと係止部の一態様であるバネとの係合を解くことで(エアーチューブ表面がバネの抑えから解放されることにより)、エアーチューブを接続孔から簡単に取り外すことができる構造になっている。
上述したようにエアーチューブ接続用の継手には、規格として接続孔にエアーチューブを挿入するだけで簡単に接続でき、解除手段を作用させるだけで接続孔からエアーチューブを簡単に取り外すことができる、すなわち、ワンタッチで接続孔にエアーチューブを着脱できる機構(着脱機構)が備えられている。
本態様ではアクセサリー部材として、上述したエアーチューブ接続用の接続孔を有する規格品である継手部材(以下、単に「継手」という場合がある)を用いる。当該継手をアクセサリー部材として用いるという斬新性により、キーホルダーとして面白みが出る。
また、本態様では、エアーチューブの代わりにホルダー部材が取り付けられた連結ピンを用い、接続孔を利用して当該接続孔に連結ピンを挿入することにより、継手部材とホルダー部材とを連結することにより、キーホルダーとしている。
ここで、エアーチューブであれば素材が柔軟性を有しているので、係止部を構成する突条のバネの径方向の内側に向かって働く付勢力でエアーチューブをしっかり抑えることができるが、金属製または硬質な素材でできた連結ピンであれば、その表面が硬いためバネの前記付勢力だけで連結ピンを抑えきれず、滑って抜けてしまう虞がある。
そこで、本態様の連結ピンは、接続孔に挿入されるシリンダー部に係合凹部を形成し、接続孔に設けられた係止部を構成する突条のバネと前記係合凹部が係合する構成とし、連結ピンが滑って抜けない構造とした。つまり、本態様は、上述したエアーチューブを着脱できる機構(着脱機構)を利用するため、シリンダー部に係合凹部を形成した点に特徴がある。
なお、当該構造であっても係止部を構成する突条のバネと前記係合凹部の係合解除は、規格化された解除手段を作用させることにより、係止部を構成する突条のバネとシリンダーに形成された係合部の係合を解除することで、継手に設けられた接続孔から連結ピンが引き抜き可能となり、継手とホルダー部材の連結をワンタッチで解除することができる。
なお、当該構造であっても係止部を構成する突条のバネと前記係合凹部の係合解除は、規格化された解除手段を作用させることにより、係止部を構成する突条のバネとシリンダーに形成された係合部の係合を解除することで、継手に設けられた接続孔から連結ピンが引き抜き可能となり、継手とホルダー部材の連結をワンタッチで解除することができる。
以上のように、本態様では継手のエアーチューブを着脱できる機構及び接続孔を利用して継手とキーホルダーのホルダー部材との連結を「連結ピン」を介してなすものとすることにより、アクセサリー部材(継手)のワンタッチでの着脱を可能とし使い勝手を改善している。
つまり、従来のキーホルダーでは、キーをホルダー部材から取り外したり取り付けたりするのが面倒であり、キーのみを取り外して使用することができなかったが、本態様では、アクセサリー部材をワンタッチでホルダー部材から取り外すことができることにより、キーのみを使用することが可能となる。
つまり、従来のキーホルダーでは、キーをホルダー部材から取り外したり取り付けたりするのが面倒であり、キーのみを取り外して使用することができなかったが、本態様では、アクセサリー部材をワンタッチでホルダー部材から取り外すことができることにより、キーのみを使用することが可能となる。
本考案の第2の態様に係るキーホルダーは、キーが取り付けられた複数のホルダー部材のうち少なくとも1つのホルダー部材に取り付けられた前記連結ピンの頭部と反対側の前記シリンダー部の先端部に、メガネアームの緩み修正用の細径ドライバーを有していることを特徴とする。
本態様によれば、アクセサリー部材である継手部材とキーが取り付けられているホルダー部材の連結が解除、すなわち、アクセサリー部材から連結ピンが引き抜かれた後は、シリンダー部の先端部がドライバー形状を有しているので、連結ピン自体がドライバーとして使用できる。
特に、メガネのフレームに使用されている小さなネジの緩み修正用の細径ドライバーは通常は携帯して持ち歩くようなことはしないが、本態様は、キーホルダーにドライバー機能を付加することにより、メガネのフレームに使用されている小さなネジの緩み修正にも対応できるドライバーを携帯できるという効果を有している。
特に、メガネのフレームに使用されている小さなネジの緩み修正用の細径ドライバーは通常は携帯して持ち歩くようなことはしないが、本態様は、キーホルダーにドライバー機能を付加することにより、メガネのフレームに使用されている小さなネジの緩み修正にも対応できるドライバーを携帯できるという効果を有している。
本考案によれば、継手部材をアクセサリー部材として利用することにより、面白みがあり、かつアクセサリー部材から簡単にキーを取り外してキーのみを使用することができるキーホルダーを提供することができる。
以下、図面を参照しながら本考案に係るキーホルダーの実施形態について説明するが、本考案は当該実施形態に限定されるものではない。
また、図面の記載においては、同一部分には同一の符号を付している。
また、図面の記載においては、同一部分には同一の符号を付している。
まず、図1から図6を参照にしながら、本考案に係るキーホルダーの第1実施形態について説明する。
図1(a)は、本考案に係るキーホルダーの第1実施形態の斜視図である。また、図(b)は、本考案に係るキーホルダーの第1実施形態のホルダー部材と連結ピンの斜視図である
図1(a)は、本考案に係るキーホルダーの第1実施形態の斜視図である。また、図(b)は、本考案に係るキーホルダーの第1実施形態のホルダー部材と連結ピンの斜視図である
本態様におけるキーホルダーKは、キー(鍵)を取り付けるホルダー部材であるホルダーリング3とホルダーリング3に取り付けられた連結ピンPとアクセサリー部材としての継手4で構成されている。
本態様の継手4は、エアーチューブを接続するためのいわゆる管継手と言われるものであり、ストレートタイプの継手4が用いられている。継手4は両端にエアーチューブやホース等を接続する接続孔43(図3(a)参照)が設けられており、本態様では当該両接続孔43に連結ピンPがそれぞれ装着されている。すなわち、もともと継手4に設けられている接続孔43を連結ピンPと継手4とを連結するために用いた構成となっている。
本態様の継手4は、エアーチューブを接続するためのいわゆる管継手と言われるものであり、ストレートタイプの継手4が用いられている。継手4は両端にエアーチューブやホース等を接続する接続孔43(図3(a)参照)が設けられており、本態様では当該両接続孔43に連結ピンPがそれぞれ装着されている。すなわち、もともと継手4に設けられている接続孔43を連結ピンPと継手4とを連結するために用いた構成となっている。
連結ピンPは図1(b)に示すように、ホルダーリング3に取り付けられている。図2(a)、(b)も参照にしながら、ホルダーリング3及び連結ピンPについて説明する。図2(a)は、ホルダーリング3に連結ピンPが取り付けられた状態での正面図であり、図2(b)は、ホルダーリング3に連結ピンPが取り付けられた状態での右側面図である。
ホルダーリング3は、キー(鍵)を取り付けるためのホルダー部材の一態様であるが、リング形状の物に限らない。例えば三角形形状、四角形形状、星形形状等の多角形形状又は動物等の形状をしているものであっても良い。
連結ピンPは円柱状の頭部1と、頭部1の先に延設された直径が頭部1よりも小さいシリンダー部2とから構成されている。シリンダー部2には、頭部1側の基端と先端部22との間にシリンダー部2の周方向に凹形状の係合部21が形成されている。
連結ピンPの頭部1には、貫通孔11が設けられており、当該貫通孔11にホルダーリング3を通すことにより連結ピンPがホルダーリング3に取り付けられる構造になっている。貫通孔11へのホルダーリング3の取り付け方は、金属を細い棒状に加工したものをコイル状に形成したホルダーリング3の始点Rs(図2(b)参照)の部分を摘まんで図面右側方向に引っ張って拡げ、始点Rsの部分を貫通孔11に挿入し、ホルダーリング3あるいは連結ピンPをホルダーリング3の終点Reが貫通孔11を通過するまで回すことにより、ホルダーリング3に連結ピンPが取り付けられる。
ここで、ホルダーリング3の素材については、金属製のみならず合成樹脂製のものであっても構わない。ホルダー機能を有し所定の強度を有するものであれば素材は問わない。
また、連結ピンPの素材については金属製であることが好ましいが合成樹脂製のものであってもよい。所定の強度、硬度を有するものであればよい。
また、連結ピンPの素材については金属製であることが好ましいが合成樹脂製のものであってもよい。所定の強度、硬度を有するものであればよい。
次に、図3〜図6を参照しながらアクセサリー部材の一態様である継手4の構成と継手4に連結ピンPを着脱する方法を説明する。
図3には継手4に連結ピンPを装着する方法が、図4には継手4から連結ピンPを取り外す方法が記載されている。また、図5には、継手4に備えられている解除手段の概略図が示されており、図6には、継手4に設けられた解除手段が作用していない際の係止部の状態(図6(a))と解除手段が作用している際の状態(図6(b))を接続孔43側から見た平面図が記載されている。
図3には継手4に連結ピンPを装着する方法が、図4には継手4から連結ピンPを取り外す方法が記載されている。また、図5には、継手4に備えられている解除手段の概略図が示されており、図6には、継手4に設けられた解除手段が作用していない際の係止部の状態(図6(a))と解除手段が作用している際の状態(図6(b))を接続孔43側から見た平面図が記載されている。
本態様の継手4は、継手本体部40と両端にエアーチューブやホース等を接続する接続孔43を有している。また、継手4の内部には、連結ピンPのシリンダー部2の周方向に形成された凹形状の係合部21と係合する被係合部の一態様である係止部42が設けられている。
規格化されている係止部42は、図6(a)に示すように、接続孔43の奥側(図3(a)参照)に径方向内側に向かって突形状の突片(本態様でバネ部材)が複数継手本体40の内周面から突出するように同一円周状に設けられている。また、係止部42(バネ部材)は弾性を有し径方向内側に向かって付勢力が働く構造であり、解除手段41の一部であるフランジを継手4の中心方向に押し込むと(図4(a)参照)径方向外側に広がって、図6(b)に示しように接続孔43側からはほとんど見えなくなる構造になっている。
図5を参照して説明すると、接続孔43には、円筒状に形成されその一端側にはフランジが外鍔状に周設され、他端側431は係止部42(バネ部材)と接触する解除手段41が摺動可能に設けられている。そして、フランジを押し込んだ時(左側向きの矢印)係止部42(バネ部材)と接触してバネ部材を径方向外側に押し広げ(図6(b))、フランジの押し込みを解除するとバネの付勢力によりフランジが押し戻され(右側向きの矢印)、係止部42(バネ部材)が径方向内側に向かって突形状の突片を突出させる状態となる(図6(a))ように構成されている。
図5を参照して説明すると、接続孔43には、円筒状に形成されその一端側にはフランジが外鍔状に周設され、他端側431は係止部42(バネ部材)と接触する解除手段41が摺動可能に設けられている。そして、フランジを押し込んだ時(左側向きの矢印)係止部42(バネ部材)と接触してバネ部材を径方向外側に押し広げ(図6(b))、フランジの押し込みを解除するとバネの付勢力によりフランジが押し戻され(右側向きの矢印)、係止部42(バネ部材)が径方向内側に向かって突形状の突片を突出させる状態となる(図6(a))ように構成されている。
ここで、継手4に連結ピンPを着脱する方法を説明する。なお、本態様では、継手4には接続孔43が両端に2か所設けられているが、着脱の方法は2か所とも同じなので、1か所の着脱の方法を説明し2か所目の着脱の方法の説明は省略することとする。
図3(a)に示されている継手4の右側の接続孔43に、ホルダーリング3が取り付けられている連結ピンPを装着する方法を説明する。
継手4に設けられた接続孔43に、連結ピンPのシリンダー部2を先端部22から挿入する(図3(b)の矢印部分)。シリンダー部2の挿入を続けると先端が継手本体40内部(接続孔43の奥側)に設けられた係止部42(バネ部材)と接触する。
更にシリンダー部2を押し込むと、前述したように突形状の突片を複数有している係止部42(バネ部材)は弾性を有しているため径方向外側に拡がるように移動し(図6(b)参照)、シリンダー部2の先端部22の周面に付勢力を働かせながら接触しつつ、シリンダー部2に形成された凹形状の係合部21が係止部42(バネ部材)の位置にきたときに、バネ部材の付勢力により、径方向内側に移動して凹形状の係合部21の凹部に係止部42(バネ部材)の突形状の突片が係合(嵌合)する。
以上の操作により、連結ピンPを継手4の接続孔43に装着する。継手4の左側の接続孔43も同様な方法で連結ピンPを装着する(図3(c))。
継手4に設けられた接続孔43に、連結ピンPのシリンダー部2を先端部22から挿入する(図3(b)の矢印部分)。シリンダー部2の挿入を続けると先端が継手本体40内部(接続孔43の奥側)に設けられた係止部42(バネ部材)と接触する。
更にシリンダー部2を押し込むと、前述したように突形状の突片を複数有している係止部42(バネ部材)は弾性を有しているため径方向外側に拡がるように移動し(図6(b)参照)、シリンダー部2の先端部22の周面に付勢力を働かせながら接触しつつ、シリンダー部2に形成された凹形状の係合部21が係止部42(バネ部材)の位置にきたときに、バネ部材の付勢力により、径方向内側に移動して凹形状の係合部21の凹部に係止部42(バネ部材)の突形状の突片が係合(嵌合)する。
以上の操作により、連結ピンPを継手4の接続孔43に装着する。継手4の左側の接続孔43も同様な方法で連結ピンPを装着する(図3(c))。
以上の様にして連結ピンPが継手4の接続孔43装着されることにより、ホルダーリング3と継手部材4とが連結され、図3(c)示したように本態様のキーホルダーKが完成する。本態様では、連結ピンPのシリンダー部2を接続孔43に挿入するというワンタッチの動作で、ホルダーリング3と継手4を連結することが可能である。
なお、継手4の係止部42(バネ部材)とシリンダー部2に形成された係合部21が係合しているため、連結ピンPから継手4が外れることはない。すなわち、ホルダー部材であるホルダーリング3からアクセサリー部材である継手4が外れることはない。
なお、継手4の係止部42(バネ部材)とシリンダー部2に形成された係合部21が係合しているため、連結ピンPから継手4が外れることはない。すなわち、ホルダー部材であるホルダーリング3からアクセサリー部材である継手4が外れることはない。
次に、図4(a)に示された本態様のキーホルダーKにおいて、継手4の右側の接続孔43(図4(b)参照)から、ホルダーリング3が取り付けられている連結ピンPを取り外す方法を説明する。
図4(a)において、最初に解除手段41を継手4中央部に向かって押し込む((i)の操作)。この操作により、前述したように継手4に設けられた係止部42(バネ部材)の突形状の突片が、径方向外側に拡がるように移動するため(図6(b)参照)、係止部42(バネ部材)と連結ピンPのシリンダー部2に形成された凹形状の係合部21との係合が解除される。そこで、解除手段41を継手4中央部に向かって押し込んだ状態で、ホルダーリング3が取り付けられている連結ピンPを引き抜く((ii)の操作)。
これらの操作により継手4から連結ピンPを取り外すことができる。なお、継手4の左側の接続孔43も同様な方法で連結ピンPを引き抜くことにより、継手4から連結ピンPを取り外すことができる(図4(b))。そして、引き抜いた連結ピンPのホルダーリング3に取り付けられたキー(図示せず)を使用することが可能である
また、前述したように係止部42(バネ部材)と連結ピンPのシリンダー部2に形成された凹形状の係合部21との係合解除は、解除手段41を継手4中央部に向かって押し込むというワンタッチの動作で行うことが可能である。
図4(a)において、最初に解除手段41を継手4中央部に向かって押し込む((i)の操作)。この操作により、前述したように継手4に設けられた係止部42(バネ部材)の突形状の突片が、径方向外側に拡がるように移動するため(図6(b)参照)、係止部42(バネ部材)と連結ピンPのシリンダー部2に形成された凹形状の係合部21との係合が解除される。そこで、解除手段41を継手4中央部に向かって押し込んだ状態で、ホルダーリング3が取り付けられている連結ピンPを引き抜く((ii)の操作)。
これらの操作により継手4から連結ピンPを取り外すことができる。なお、継手4の左側の接続孔43も同様な方法で連結ピンPを引き抜くことにより、継手4から連結ピンPを取り外すことができる(図4(b))。そして、引き抜いた連結ピンPのホルダーリング3に取り付けられたキー(図示せず)を使用することが可能である
また、前述したように係止部42(バネ部材)と連結ピンPのシリンダー部2に形成された凹形状の係合部21との係合解除は、解除手段41を継手4中央部に向かって押し込むというワンタッチの動作で行うことが可能である。
以上、説明したように本態様のキーホルダーKは、継手4に元々設けられているエアーチューブ等の着脱機能を利用することにより、アクセサリー部材としての継手4から引き抜いた連結ピンPのホルダーリング3に取り付けられているキー(図示せず)のみを使用することができる構造である。
図7には、アクセサリー部材である継手の種類を交換した、本考案の他の実施形態に係るキーホルダーK1からK3の態様が示されている。
キーホルダーK1で使用されている継手5及びキーホルダーK2で使用されている継手6は、ともに接続孔が3つ設けられているが接続孔の分岐の形態が異なる。継手5はいわゆるY字型の構造であり、継手6はT字型の構造をしている。
キーホルダーK3で使用されている継手7は、接続孔が5つ設けられている形態のものである。
なお、連結ピンPの着脱については第1実施態様と同様なのでその説明は省略することとする。
キーホルダーK1で使用されている継手5及びキーホルダーK2で使用されている継手6は、ともに接続孔が3つ設けられているが接続孔の分岐の形態が異なる。継手5はいわゆるY字型の構造であり、継手6はT字型の構造をしている。
キーホルダーK3で使用されている継手7は、接続孔が5つ設けられている形態のものである。
なお、連結ピンPの着脱については第1実施態様と同様なのでその説明は省略することとする。
図8は、本考案に係るキーホルダーの連結ピンPの先端部22を他の形状に加工した態様を示している。
図8(a)は、連結ピンPの先端部22の形状をマイナス形状22aとしたものであり、図8(b)は、連結ピンPの先端部22の形状をプラス形状22bとしたものである。
このように、連結ピンPの先端部22の形状を、マイナス形状22a又はプラス形状22bとすることで、アクセサリー部材を連結ピンPから外すことにより、連結ピンP自体をドライバーとして使用することができる。このように、キーホルダーにドライバー機能を付加することにより、メガネのフレームに使用されている小さなネジにも対応できる細径ドライバーを携帯できるという効果を有している。
図8(a)は、連結ピンPの先端部22の形状をマイナス形状22aとしたものであり、図8(b)は、連結ピンPの先端部22の形状をプラス形状22bとしたものである。
このように、連結ピンPの先端部22の形状を、マイナス形状22a又はプラス形状22bとすることで、アクセサリー部材を連結ピンPから外すことにより、連結ピンP自体をドライバーとして使用することができる。このように、キーホルダーにドライバー機能を付加することにより、メガネのフレームに使用されている小さなネジにも対応できる細径ドライバーを携帯できるという効果を有している。
上述したように、本考案は、継手部材をアクセサリー部材として利用することにより、面白みがあり、かつアクセサリー部材から簡単にキーを取り外してキーのみを使用することができるキーホルダーを提供することができるので、新たなキーホルダーの分野に用途展開できる。
1 :頭部
2 :シリンダー部
3 :ホルダーリング
4 :継手
5、6、7:継手
11 :貫通孔
21 :係合部
22 :先端部
40 :継手本体
41 :解除手段
42 :係止部
43 :接続孔
K :キーホルダー
K1、K2、K3:キーホルダー
P :連結ピン
2 :シリンダー部
3 :ホルダーリング
4 :継手
5、6、7:継手
11 :貫通孔
21 :係合部
22 :先端部
40 :継手本体
41 :解除手段
42 :係止部
43 :接続孔
K :キーホルダー
K1、K2、K3:キーホルダー
P :連結ピン
Claims (2)
- ホルダー部材(3)と、
アクセサリー部材であるエアーチューブ接続用の接続孔(43)を有する継手部材(4)と、
前記ホルダー部材(3)と前記継手部材(4)を連結する連結ピン(P)と、を有してなるキーホルダーであって、
前記連結ピン(P)は、頭部(1)とシリンダー部(2)とで構成され、
前記頭部(1)には、前記ホルダー部材(3)が貫通する貫通孔(11)が設けられ、
前記接続孔(43)には、エアーチューブが接続された際に当該エアーチューブを係止する規格で定められた係止部(42)が設けられており、
前記シリンダー部(2)には、前記係止部(42)と係合する係合凹部(21)が形成されており、
前記継手部材(4)の前記接続孔(43)に前記連結ピンのシリンダー部(2)を挿入し前記係止部(42)と前記係合凹部(21)を係合させ、連結ピンを前記継手部材に装着することにより、前記ホルダー部材(3)と前記継手部材(4)とが連結され、
更に、前記継手部材(4)は、前記係止部(42)と前記係合凹部(21)との係合を解除する規格の解除手段(41)を備え、
前記解除手段(41)により前記係止部(42)と前記係合部(21)の係合が解除されると前記接続孔(43)に装着されている前記連結ピン(P)が前記継手部材(4)から取り外し可能となり、前記ホルダー部材(3)と前記継手部材(4)との連結を解除することができることを特徴とするキーホルダー。 - キーが取り付けられた複数のホルダー部材(3)のうち少なくとも1つのホルダー部材(3)に取り付けられた前記連結ピンの頭部(1)と反対側の前記シリンダー部(2)の先端部(22)に、メガネアームの緩み修正用の細径ドライバー(22a、22b)を有していることを特徴とする、請求項1に記載されたキーホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002554U JP3218012U (ja) | 2018-07-05 | 2018-07-05 | キーホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002554U JP3218012U (ja) | 2018-07-05 | 2018-07-05 | キーホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3218012U true JP3218012U (ja) | 2018-09-13 |
Family
ID=63518735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018002554U Active JP3218012U (ja) | 2018-07-05 | 2018-07-05 | キーホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218012U (ja) |
-
2018
- 2018-07-05 JP JP2018002554U patent/JP3218012U/ja active Active
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