JP2013123457A - 連結装置、バンド及びバンドを備える電子機器 - Google Patents

連結装置、バンド及びバンドを備える電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】特別な道具や技術を要さずに駒部材の着脱を簡易に行うことができる連結装置、これにより容易に長さ調整が可能なバンド及びバンドを備える電子機器を提供する。
【解決手段】連結先の駒部材4の突起収容部404に収容される挿入突起432a,432bを備えるスライド部材43a,43bが、外部の操作子Sによるスライド操作によって長孔415a,415bの延在方向にスライド移動できるように構成されている。スライド部材43a,43bをスライド操作し、挿入突起432a,432bが連結先の駒部材4の突起出没孔403から外部に突出する突出位置にあるときは、駒部材4同士が連結されるように、挿入突起432a,432bが当該駒部材4の突起出没孔403内に収容される収容位置にあるときは、駒部材4同士が非連結となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、連結装置、バンド及びバンドを備える電子機器に関するものである。
従来、腕時計のバンド等、複数の駒部材を連結してなるバンド及びその連結装置として、駒部材の一端部に一対の第1パイプを設け、この駒部材に連結される他の駒部材の一端部に一対の第1パイプの間に配置される第2パイプを設け、この第2パイプと一対の第1パイプとを連続させた状態で、第1、第2の各パイプ内にピン部材を挿通することにより、第1、第2の各パイプ内にピン部材複数の駒部材を順次連結するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような腕時計等のバンド及びその連結装置では、ピン部材がバンドの側面から抜け出してしまうことを防止するために、例えば第2パイプ内に小径孔部と大径孔部とを有する段付き孔を形成し、この段付き孔の大径孔部に締付リングを嵌め込み、この締付リングによって第1、第2の各パイプ内に挿通されたピン部材を締付けることにより、ピン部材がバンドの側面から抜け落ちないように構成されている。
実開昭60−182811号公報
しかしながら、複数の駒部材を連結してなるバンドでは、バンド使用時等に駒部材間に動きが生じた場合、駒部材を連結している部分(すなわち、特許文献1ではピン部材が挿通されている第1、第2の各パイプ部分)に大きな力が加わる。
このため、特許文献1に記載されているように、ピン部材の抜け落ちを防止するための締付リングを第2パイプ内に配置した場合には、締付リングが駒部材間の動きの影響を受けやすく、使用するうちに締付リングが加圧や磨耗により変形しやすい。また、第1パイプと第2パイプの間から汗等が入り込むことによって締付リングが腐食する等により強度を維持できなくなるおそれもある。
このように締付リングが変形したり、強度が低くなったりした場合には、締付リングにより締付け固定されているピン部材が抜け落ちやすくなるという問題がある。
他方で、ピン部材がバンドから抜け落ちないように完全に固定してしまうと、特別な道具等を用いないと駒部材を着脱することができず、バンドを備える腕時計等を購入した一般ユーザが簡易にバンドの長さを調整することができないという問題がある。腕時計等を店頭で購入した場合には店員等が調整を行うが、例えば購入後にサイズ調整が必要になった場合や通信販売により購入した場合等には、一般ユーザが自ら駒部材を着脱しバンドのサイズ調整を行うことができないと不便である。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、特別な道具や技術を要さずに駒部材の着脱を簡易に行うことができる連結装置、これにより容易に長さ調整が可能なバンド及びバンドを備える電子機器を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係る連結装置は、
互いに隣接する駒部材同士を連結する連結方向の一方側に突出する突出部の側部に設けられた一対の孔部、前記連結方向の他方側に設けられ、この突出部を受け入れる受入部のうち、前記駒部材の一対の孔部に対応する部分に設けられた一対の第1の連結部、および、前記連結方向に直交する幅方向に延在して形成された操作子挿入用の長孔を備えている外枠部材と、
この外枠部材内に収容され、前記長孔に対応する位置に貫通孔を有する保持枠体と、
この保持枠体内に保持されており、前記一対の孔部から出没可能な第2の連結部を備え、前記操作子によるスライド操作によって前記長孔の延在方向にスライド移動されるスライド部材と、
前記スライド部材と前記外枠部材との間に設けられ、前記操作子の挿入方向と反対の方向に前記スライド部材を付勢する弾性部材と、
この弾性部材の弾性付勢力に抗しながら前記操作子により前記長孔の延在方向に前記スライド部材がスライド移動され、前記第2の連結部と隣接する駒部材の前記第1の連結部との連結が解除された位置で、前記スライド部材を係止する係止部材と、
を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係るバンドは、
請求項1又は請求項2に記載の連結装置を備え、
複数の駒部材が連結されてなる複数の駒部材が連結されてなることを特徴としている。
また、本発明に係る電子機器は、
請求項3に記載のバンドと、
このバンドが取り付けられた外装ケースと、
を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、特別な道具や技術を要さずに駒部材の着脱を簡易に行うことができ、一般ユーザが容易にバンドの長さ調整を行うことができるという効果を奏する。
本実施形態における連結装置により連結された駒部材で構成されるバンドを備える腕時計の斜視図である。 図1のバンドの平面図である。 図1のバンド及び駒部材の斜視図である。 図1の駒部材の分解斜視図である。 (A)は、図2におけるA−A線断面図であり、(B)は、図2におけるB−B線断面図であり、(C)は、図2におけるC−C線断面図である。 (A)は、スライド部材及び保持枠体を裏面側から見た分解斜視図であり、(B)は、スライド部材を保持枠体に組み付けた状態を裏面側から見た斜視図である。 (A)は、スライド部材及び保持枠体を表面側から見た分解斜視図であり、(B)は、スライド部材を保持枠体に組み付けた状態を表面側から見た斜視図である。 (A)は、操作子を挿入した状態を示す断面図であり、(B)は、操作子によりスライド部材を押圧した状態を示す断面図であり、(C)は、操作子によりスライド部材をスライド移動させた状態を示す断面図であり、(D)は、スライド部材が係止片の下側に移動した状態を示す断面図である。 2つの挿入突起が隣接する駒部材の突起収容部に収容されている状態を示す模式図である。 一方の挿入突起が突起出没孔内に収容された状態を示す模式図である。 2つの挿入突起が突起出没孔内に収容されている状態を示す模式図である。
以下、図1から図11を参照しつつ、本発明に係る連結装置、バンド及びバンドを備える電子機器の好適な一実施形態について説明する。なお、以下では、本発明に係る電子機器が腕時計である場合について説明するが、本発明を適用可能な実施形態はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る電子機器としての腕時計の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態において、腕時計1は、バンド3と、このバンド3が取り付けられた外装ケースとしての腕時計ケース2とを備えている。
腕時計ケース2の上下両端部(図1において上下端部)、つまり時計の12時方向側端部及び6時方向側端部には、バンド3が取り付けられるバンド取付部21が形成されている。
腕時計ケース2の内部には、電子機器としての腕時計1の表示装置等やこの表示装置等を動作させるための各種電子部品等(図示せず)が収容されている。
図2は、本実施形態におけるバンド3を裏面側(腕時計1の視認側とは反対側、すなわち、腕に接触する側)から見た平面図であり、図3は、本実施形態におけるバンド3とこれを構成する駒部材4を示す斜視図である。
図1から図3に示すように、本実施形態において、バンド3は、連結装置40を備え、複数の駒部材4がこの連結装置40により連結されて構成されている。なお、バンド3は、連結装置40によって互いに連結された駒部材4を備えるものであればよく、バンド3を構成する全ての駒部材4が連結装置40によって連結されていなくてもよい。複数の駒部材4がこの少なくとも一つの連結装置40により連結されて構成されていてもよい。
図4は、本実施形態における駒部材4の分解斜視図であり、図5(A)は図2のA−A線に沿う断面図であり、図5(B)は図2のB−B線に沿う断面図であり、図5(C)は図2のC−C線に沿う断面図である。
図4に示すように、本実施形態の駒部材4は、外枠部材41、外枠部材41内に収容される保持枠体42、保持枠体42内に収容されるスライド部材43、スライド部材43に設けられた弾性部材44、スライド部材43の移動を規制する係止片425を備えている。
図2から図5に示すように、外枠部材41は、互いに隣接する駒部材4同士を連結する連結方向Xの一方側に突出する突出部としての凸部401を有し、連結方向Xの他方側にこの突出部としての凸部401を受け入れる(すなわち、凸部401と係合する)受入部としての凹部402を有している。
突出部としての凸部401の側部には、後述する挿入突起432(すなわち、第2の連結部)が出没可能な孔部としての一対の突起出没孔403が設けられている。また、受入部である凹部402のうち、隣接する駒部材4の凸部401に設けられている一対の孔部である突起出没孔403に対応する部分には第1の連結部としての一対の突起収容部404が設けられている。
また、外枠部材41の一方の面には、外部の操作子S(図8参照)を挿入可能な操作子挿入用の長孔415が駒部材4の連結方向Xに直交する幅方向Yに延在して形成されている。なお、本実施形態では、後述するように、外部の操作子Sによって一対のスライド部材43(すなわち、スライド部材43a,43b、なお、以下において単に「スライド部材43」とするときはこの両方を含む。)をそれぞれスライド移動させるため、2つのスライド部材43a,43bに対応して2つの長孔415(すなわち、長孔415a,415b、なお、以下において単に「長孔415」とするときはこの両方を含む。)が駒部材4の幅方向Y(すなわち、外枠部材41の幅方向Y)に並んで配置されている。
本実施形態において、長孔415は、外枠部材41の裏面(腕時計1の視認側とは反対側の面、すなわち、腕に接触する面)に設けられている。長孔415をこのように外枠部材41の裏面に設けた場合には、ユーザがバンド3を腕に装着した際に長孔415が露出せず、外観上好ましい。
長孔415a,415bに挿入可能な外部の操作子Sとしては、例えば、爪楊枝や各種ペンのペン先、ドライバー、錐等があるが、操作子Sは、ある程度先端が細く、長孔415a,415bに挿入可能であって、後述するスライド部材43を押圧できるものであればよく、ここに例示したものに限定されない。
本実施形態において、外枠部材41は、例えばステンレス等の金属材料からなる1枚の板で形成されており、図4に示すように、上面(図4において上側の面)が開口し内部に収容空間を有する枠部材本体411と、この枠部材本体411に連結部412を介して接続され、枠部材本体411の平面視における形状とほぼ同じ形状に形成されている被覆部413とを有している。被覆部413には、組立状態において凹部402に対応する位置に切欠き部414が形成されている。
このように、外枠部材41を1枚の板で形成することにより、外枠部材41を簡易かつ効率的に生産することができ、また、部品点数を少なくすることができる。
枠部材本体411は、金属材料からなる板の一部に、例えばせん断加工(せん断加工、打抜き加工、穴抜き加工等)、曲げ加工(折曲げ加工等)のプレス加工等を施すことにより形成されている。また、外枠部材41は、連結部412に曲げ加工を施して板全体を折り返すことにより被覆部413が枠部材本体411の上面の開口を閉塞するようになっており、枠部材本体411と被覆部413とは溶接、接着等により固定される。なお、枠部材本体411と被覆部413とを固定させる手法はここに例示したものに限定されない。
本実施形態では、被覆部413が駒部材4の裏面(腕時計1の視認側とは反対側の面、すなわち、腕に接触する面)となるようになっており、長孔415a,415bは被覆部413に形成されている。なお、長孔415a,415bの設けられる位置、大きさ、形状等は、図示例に限定されない。例えば、外枠部材41は枠部材本体411が駒部材4の裏面に配置されるようにしてもよく、この場合には、長孔415a,415bは、枠部材本体411の側に形成されていてもよい。
また、本実施形態では、枠部材本体411と被覆部413とが固定された状態において、折り曲げられた連結部412により駒部材4の凸部401が構成される。
保持枠体42は、外枠部材41内に収容され、外枠部材41の長孔415a,415bに対応する位置に貫通孔424(すなわち、貫通孔424a,424b、なお、以下において単に「貫通孔424」とするときはこの両方を含む。)を有している。本実施形態では、2つのスライド部材43a,43bとこれに設けられている弾性部材44(すなわち、弾性部材44a,44b、なお、以下において単に「弾性部材44」とするときはこの両方を含む。)とが、保持枠体42の中に収容されている。
図6(A)は、駒部材4の裏面側(腕時計1の視認側とは反対側、すなわち、腕に接触する側)から見たスライド部材43及び弾性部材44と、これを収容する保持枠体42を示す斜視図であり、図6(B)は、図6(A)に示すスライド部材43及び弾性部材44が保持枠体42内に収容された状態を示す斜視図である。また、図7(A)は、駒部材4の表面側(腕時計1の視認側)から見たスライド部材43及び弾性部材44と、これを収容する保持枠体42を示す斜視図であり、図7(B)は、図7(A)に示すスライド部材43及び弾性部材44が保持枠体42内に収容された状態を示す斜視図である。
図4から図7に示すように、本実施形態において、保持枠体42は、駒部材4の連結方向Xにおける前側及び後側が開口している保持枠本体421を備えている。
保持枠本体421における駒部材4の連結方向Xにおける後側には、保持枠体42内に収容されるスライド部材43が後側の開口から抜け落ちないように係止する後方係止部422が、保持枠本体421の裏側(すなわち、駒部材4の裏側、腕時計1の視認側とは反対側)の面から後側開口の一部を塞ぐように延在して設けられている。このように抜け落ち防止の後方係止部422を備えることにより、保持枠体42にスライド部材43を組み込む際の組立作業性が良好となる。
また、保持枠本体421における駒部材4の連結方向Xにおける前側には、保持枠体42内に収容される2つのスライド部材43a,43bが駒部材4の幅方向Yにおける中央部に寄り過ぎないようにスライド部材43を位置決めする前方係止部423が、保持枠本体421の裏側(すなわち、駒部材4の裏側、腕時計1の視認側とは反対側)の面から前側開口の一部を塞ぐように延在して設けられている。これにより、2つのスライド部材43a,43bが保持枠本体421内部で干渉し合うこと等を防止することができる。
なお、後方係止部422及び前方係止部423の設けられる位置、大きさ、形状等は図示例に限定されない。例えば、後方係止部422、前方係止部423が、保持枠体42における表側(すなわち、駒部材4の表側、腕時計1の視認側)の面から後側開口、前側開口の一部を塞ぐように延在して設けられていてもよい。なお、後方係止部422、前方係止部423は本発明に必須の要素ではなく、これらを備えない構成としてもよい。
また、保持枠体42は、保持枠本体421の裏側(すなわち、駒部材4の裏側、腕時計1の視認側とは反対側)の面であって外枠部材41の長孔415a,415bに対応する位置に、2つの貫通孔424(すなわち、貫通孔424a,424b、なお、以下において単に「貫通孔424」とするときはこの両方を含む。)を有している。貫通孔424は、長孔415a,415bと同様に駒部材4の幅方向Yに延在する長孔である。なお、貫通孔424a,424bの設けられる位置、大きさ、形状等は図示例に限定されない。
また、保持枠体42は、保持枠本体421の裏側であって、2つの貫通孔424a,424bの中間位置に、スライド部材43における駒部材4の幅方向Yへのスライド移動を規制する係止片425を備えている。
係止片425は、駒部材4の幅方向Yに延在し、その幅方向Yの両端部が、保持枠本体421の裏側(すなわち、駒部材4の裏側、腕時計1の視認側とは反対側)から保持枠本体421の内部に向かって延出している。
係止片425は、弾性部材44の弾性付勢力に抗しながら操作子Sにより長孔415a,415bの延在方向にスライド部材43がスライド移動され、挿入突起432a,432b(第2の連結部)と隣接する駒部材4の突起収容部404(第1の連結部)との連結が解除された位置で、スライド部材43を係止する係止部材である。
すなわち、係止片425は、スライド部材43が弾性部材44によって付勢されている付勢状態においてスライド部材43の内側側面に当接可能となっており、スライド部材43が係止片425の側部よりも幅方向Yにおける中央部に移動しないようにスライド部材43のスライド移動を規制する。これにより、係止片425は、挿入突起432(すなわち、挿入突起432a,432b、なお、以下において単に「挿入突起432」とするときはこの両方を含む。)が突起出没孔403から突出する突出位置でスライド部材43を係止するようになっている(図5(C)及び図8(A)等参照)。
また、外部の操作子Sによりスライド部材43が操作子Sの挿入方向に押圧されると、この押圧状態においてスライド部材43が係止片425の下面よりも下に押し込まれることによって、スライド部材43に対する係止片425による係止状態が解除される。これにより、スライド部材43が長孔415a,415bの延在方向にスライド移動可能な状態となる(図8(B)等参照)。
さらに、操作子Sによるスライド操作によってスライド部材43が係止片425の下側に潜り込む位置まで移動しかつ操作子Sによる押圧状態が解除されると、弾性部材44による付勢力によって、スライド部材43が操作子Sによる押圧方向とは反対の方向に押し上げられて、スライド部材43が係止片425の下面に当接した状態が保持される。この状態において係止片425は、挿入突起432が突起出没孔403内に収容される収容位置でスライド部材43を係止するようになっている(図8(C)及び図8(D)等参照)。
本実施形態において、保持枠体42は、例えばステンレス等の金属材料からなる1枚の板で形成されており、この板の一部に、例えばせん断加工(せん断加工、打抜き加工、穴抜き加工等)、曲げ加工(折曲げ加工等)のプレス加工等を施すことにより所定の形状に形成されている。すなわち、本実施形態では、1枚の長尺な板の一部にせん断加工を施して貫通孔424a,424b、後方係止部422、前方係止部423及び係止片425等となる部分を形成するとともに曲げ加工を施すことにより、後方係止部422、前方係止部423及び係止片425等が形成されている。さらに、この長尺な板に曲げ加工を施して長手方向の端部同士を合わせ、溶接、接着等により固定することによって、保持枠本体421が形成されている。
なお、保持枠体42の形成の手法や各部の形状等は、ここに例示したものに限定されない。
スライド部材43a,43bは、保持枠体42内に保持されており、孔部である一対の突起出没孔403から出没可能な第2の連結部である挿入突起432a,432bを備え、操作子Sによるスライド操作によって長孔415a,415bの延在方向(すなわち、駒部材4の幅方向Y)にスライド移動可能に構成されている。
本実施形態では、スライド部材43は、スライド部本体431(すなわち、スライド部本体431a,431b、なお、以下において単に「スライド部本体431」とするときはこの両方を含む。)と、各スライド部本体431の一端に設けられている挿入突起432a,432bを備えている。
スライド部材43は、外部の操作子Sによる操作によって、挿入突起432が突起出没孔403から突出する突出位置と、挿入突起432が突起出没孔403内に収容される収容位置とを取りうるようになっている。
各スライド部材43a,43bのうち、外枠部材41の長孔415a,415bに対応する位置には、操作子Sを挿入可能な孔部としての挿入孔433(すなわち、挿入孔433a,433b、なお、以下において単に「挿入孔433」とするときはこの両方を含む。)が形成されている。
本実施形態では、各スライド部本体431a,431bにおける、長孔415a,415b及び貫通孔424a,424bに対応する位置に、それぞれ挿入孔433が形成されている。スライド部本体431の表面側(すなわち、駒部材4の表面側)における挿入孔433の周縁部分は、スライド部本体431の他の部分よりも厚みのある段差部435となっている。
本実施形態において、挿入孔433は、挿入方向の先端(すなわち、スライド部本体431の表面側(駒部材4の表面側))に行くにしたがって径が小さくなるように断面テーパ状に形成されている。これにより外部から操作子Sを挿入した際に、操作子Sの先端が挿入孔433内に挿入しやすくなっている。また、挿入孔433における挿入方向の先端部の径は、操作子Sの先端部の径よりも小さくなっており、操作子Sの先端部がスライド部本体431の表面側(すなわち、駒部材4の表面側)から突出しないようになっている。なお、挿入孔433は操作子Sの先端が挿入可能な挿入部であればよく、その形状はここに例示したものに限定されない。例えば、挿入部は非貫通の凹部や溝部等であってもよい。
本実施形態において、スライド部材43は、例えばステンレス等の金属材料からなる1枚の板で形成されており、この板の一部に、例えばせん断加工(せん断加工、打抜き加工、穴抜き加工等)、曲げ加工(折曲げ加工等)のプレス加工等を施すことにより所定の形状に形成されている。すなわち、例えば1枚の板を所定の形状に加工した後、一端部に曲げ加工を施すことにより挿入突起432a,432bを形成する。また、せん断加工等によってスライド部本体431のほぼ中央部分に挿入孔433を形成する。
なお、スライド部材43の形成の手法や各部の形状等は、ここに例示したものに限定されない。例えば、挿入突起432a,432bを別部材として形成し、溶接等によってスライド部本体431と接合させてスライド部材43を形成してもよい。
弾性部材44は、スライド部材43と外枠部材41との間に設けられ、操作子Sの挿入方向と反対の方向にスライド部材43を付勢するものである。本実施形態では、スライド部材43a,43bの表面側(すなわち、保持枠体42等の表面側)に、それぞれ弾性部材44a,44bが設けられている。
弾性部材44は、例えば板ばね等で構成されている。板ばねは荷重調整が容易であり、荷重ばらつきが小さくいため、弾性部材44を板ばねで構成した場合には、スライド部材43を安定して付勢することができる。なお、弾性部材44の構成は、板ばねに限定されない。
本実施形態において、弾性部材44は、2つの支持部443,444と、この支持部443,444の間に亘って設けられたばね部441とを備えている。
図7(A)に示すように、本実施形態では、曲げ加工によって形成されているスライド部材43a,43bの挿入突起432a,432bの巻き込み側の端部の内側に、支持部443の先端部が挿入されている。これによって、弾性部材44による付勢力や弾性部材44が弾性変形した際の動き等がスライド部材43全体にバランスよく伝わり、スライド部材43を安定させることができる。
本実施形態では、弾性部材44は、溶接、接着等の手法により支持部444をスライド部本体431に固定することで、スライド部材43のスライド部本体431に固定されている。なお、弾性部材44をスライド部材43に固定する手法は、ここに例示したものに限定されない。例えば、支持部443をスライド部材43に溶接固定することにより弾性部材44をスライド部材43に固定してもよい。
ばね部441は、操作子Sによって押圧された際に、操作子Sの挿入方向に押し縮められ、押圧が解除されると、ばね力によってもとの位置まで復元するようになっている。
ばね部441の中央部分は孔部442となっており、操作子Sによって押圧された際には、スライド部本体431の挿入孔433の周縁部分に設けられている段差部435がこの孔部442を貫通する。段差部435は、ばね部441が押圧により平面状になって潰れる前に、保持枠体42の内側面に突き当たり、ストッパとして機能するようになっている。これにより、操作子Sによる押圧動作が繰り返された場合でもばね部441が潰れることがなく、ばね部441のばね力が維持される。
本実施形態において、駒部材4を連結する連結装置40は、上記外枠部材41と、保持枠体42と、スライド部材43と、弾性部材44と、係止片425とを備えており、一の駒部材4の凸部401が、この駒部材4に隣接する駒部材4の凹部402と係合し、一の駒部材4のスライド部材43の挿入突起432a,432bが、この駒部材4に隣接する駒部材4の突起収容部404内に収容されることで隣り合う駒部材4同士を連結するよう構成されている。
次に、本実施形態における駒部材4の連結装置40、バンド3及びこれを備える電子機器としての腕時計1の作用について、図8から図11等を参照しつつ説明する。
本実施形態において、駒部材4を形成する際は、まず、2つのスライド部材43a,43bを形成し、この表面側に弾性部材44を溶接等により固定する。また、一枚の板から保持枠体42を形成し、この保持枠体42の中に弾性部材44が固定された2つのスライド部材43a,43bを、スライド部材43a,43bの裏面側が保持枠体42の貫通孔424a,424bが設けられている側に位置するようにして収納する。さらに、一枚の板から外枠部材41を形成し、連結部412に曲げ加工を施す前に、スライド部材43a,43b等が収納された保持枠体42を、挿入突起432a,32bが連結部412の設けられている側に配置されるとともに、保持枠体42の貫通孔424a,424bが設けられている側が上側(図3において上側)になるようにして枠部材本体411の収容空間内に収納する。その後、連結部412に曲げ加工を施して枠部材本体411と被覆部413とを溶接等により接合する。これにより、駒部材4が完成する。
そして、この駒部材4同士を連結装置40により連結方向に複数連結することによって、バンド3が完成する。
さらに、完成したバンド3の一端側を電子機器の外装ケースである腕時計1の腕時計ケース2に連結させることにより、バンド3を備える腕時計1が完成する。
バンド3を構成する駒部材4の一部を取り外す際には、外部の操作子Sによるスライド操作によって連結装置40を構成するスライド部材43a,43bをスライド移動させることにより、取り外したい駒部材4(例えば図9から図11では、図中下側に位置する駒部材4)の連結を解除する。
具体的には、まず、外部の操作子Sをいずれかの長孔415a,415b及び貫通孔424a,424bを通して取り外したい駒部材4内に挿入し、操作子Sの先端部をスライド部材43a,43bの挿入孔433a,433bに挿入する(図8(A)では、スライド部材43aの挿入孔433aに操作子Sを挿入する場合を示している。)。そして、スライド部材43aの段差部435が保持枠体42の内側面に突き当たるまで、操作子Sによってスライド部材43aを挿入方向に押圧する。これにより、弾性部材44aのばね部441が押し縮められて、スライド部材43aの内側側面が係止片425の側部に当接しない位置までスライド部材43aの位置が押し下げられ、スライド部材43aに対する係止片425による係止状態が解除される(図8(B)等参照)。
この状態において、操作子Sによりスライド部材43aを押圧しながら長孔415a,415bの延在方向にスライド移動させる。スライド部材43aは、操作子Sによって押し込まれて係止片425の下側に潜り込むことにより、スライド部材43aが駒部材4における幅方向Y(すなわち、長孔415a,415bの延在方向)の中央部に向かってスライド移動可能な状態となる。
スライド部材43aの内側側面が前方係止部423に当接するまでスライド部材43aを移動させた後、操作子Sによる押圧状態を解除すると、弾性部材44aによる付勢力によって、スライド部材43aが操作子Sによる押圧方向とは反対の方向に押し上げられ、スライド部材43aが係止片425の下面に当接した状態で係止される。この状態においてスライド部材43aは挿入突起432aが突起出没孔403内に収容される収容位置に保持される(図8(C)及び図10等参照)。
さらに、他方のスライド部材43bについても同様に操作子Sを用いてスライド移動させることにより、スライド部材43bが係止片425の下面に当接した状態で係止される。この状態において、スライド部材43bは挿入突起432bが突起出没孔403内に収容される収容位置に保持される(図8(D)及び図11等参照)。
これにより、連結装置40による駒部材4の連結が解除され、駒部材4を容易に取り外すことが可能となる。
なお、以上とは逆に、駒部材4を連結装置40により連結させる場合には、図3に示すように、連結させたい駒部材4のスライド部材43a,43bを、操作子Sを用いてスライド移動させて係止片425の下側に押し込み、挿入突起432a,432bが当該駒部材4の突起出没孔403内に収容される収容位置にスライド部材43a,43bを係止する。
その後、当該駒部材4の凸部401を連結先の駒部材4の凹部402に係合させた上で、再度操作子Sを用いてスライド部材43a,43bを操作子Sの挿入方向に押し込み、係止片425による係止状態を解除させる。そして、スライド部材43a,43bを係止片425から離れる方向にスライド移動させ、挿入突起432a,432bを連結先の駒部材4の突起出没孔403から突出させる。この状態で操作子Sによる押圧状態を解除することにより、弾性部材44aによる付勢力によって、スライド部材43aが操作子Sによる押圧方向とは反対の方向に押し上げられ、スライド部材43aの内側側面が係止片425の側部に当接可能となる。したがって、スライド部材43aは、係止片425よりも幅方向Yの中央部に移動することができなくなり、挿入突起432a,432bが連結先の駒部材4の突起出没孔403から突出する突出位置でスライド部材43が係止される(図9等参照)。これにより、連結装置40による隣接する駒部材4同士の連結が完了する。
以上のように、本実施形態では、連結先の駒部材4の突起収容部404に収容される挿入突起432a,432bを備えるスライド部材43a,43bが、外部の操作子Sによるスライド操作によって駒部材4の幅方向Y(すなわち、長孔の延在方向)にスライド移動できるように構成されているとともに、スライド部材43a,43bが、挿入突起432a,432bが連結先の駒部材4の突起出没孔403から突出する突出位置と、挿入突起432a,432bが当該駒部材4の突起出没孔403内に収容される収容位置とで係止可能に構成されている。このため、ピン部材等を用いて駒部材を連結する場合と異なり、部品(例えばピン部材)の抜け落ちや紛失等を生じないとともに、爪楊枝等の外部の操作子Sがあれば特別な道具や技術を要さずに簡易に駒部材の着脱を行うことができる。これにより、腕時計等を購入後にバンドの長さ調節が必要になった場合や通信販売で購入したバンドの長さ調整を行いたい場合等に、一般ユーザが容易に駒部材の着脱を行い、任意の長さにバンド長を調整することができる。
また、本実施形態では、各スライド部材43a,43bにおける外枠部材41の長孔415a,415bに対応する位置には、操作子Sを挿入可能な挿入孔433a,433bが形成されている。このため、操作子Sによってより確実にスライド部材43a,43bをスライド移動させることができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、保持枠体42内に一対のスライド部材43a,43bが収容され、それぞれ弾性部材44a,44bを備えて駒部材4の幅方向にスライド移動することにより、挿入突起432a,432bが連結相手の駒部材4の突起収容部404に対して出没可能となる場合を例として説明したが、スライド部材43a,43b及び弾性部材44a,44bは一対ずつ設けられている場合に限定されない。
例えば挿入突起432a,432bのうちのいずれかを固定された突起とし、一方の突起のみが連結相手の駒部材4の突起収容部404に対して出没可能に構成されていてもよい。この場合には、駒部材4を着脱する際、出没可能に構成された突起を突起出没孔403内に収容した状態で駒部材4を傾けることで当該駒部材4を連結相手の駒部材4から取り外すことができる。
また、本実施形態では、外枠部材41が金属材料で形成された1枚の板に曲げ加工等を施すことによって形成されている場合を例として説明したが、外枠部材41の構成、外枠部材41を形成する手法等はここに例示したものに限定されない。
また、例えば上面が開口し内部に収容空間を有する枠部材本体と、この開口を閉塞する被覆部材とを別体として形成し、これを溶接、接着等により接合することによって外枠部材41が形成されてもよい。
また、本実施形態では、スライド部材43が保持枠体42に収容された状態で外枠部材41内に収容されている場合を例としたが、駒部材4が保持枠体42を備えない構成としてもよい。この場合には、例えば外枠部材41に係止片の他、スライド部材43を所定の位置に係止するための後方係止部、前方係止部等を設け、スライド部材43を所定位置に位置決めするとともに、スライド部材43が、挿入突起432の突出する突出位置及び挿入突起が収容される収容位置を取り得るように構成する。
また、外枠部材41、保持枠体42、スライド部材43を形成する材料は、ステンレス等の金属材料に限定されない。例えば炭素繊維を混入した樹脂等であってもよい。また、外枠部材41、保持枠体42、スライド部材43を形成する材料は、同じでなくてもよい。例えば、外枠部材41を、ステンレスやチタニウム、金等の金属材料で形成し、保持枠体42、スライド部材43を樹脂等によって形成してもよい。
なお、外枠部材41、保持枠体42、スライド部材43を樹脂等で形成する場合には、予め型を用意して任意の形状に一体成型してもよい。
また、本実施形態では、また、本実施形態では、各スライド部材43a,43bにおける外枠部材41の長孔415a,415bに対応する位置に、操作子Sを挿入可能な挿入孔433a,433bが形成されている場合を例としたが、挿入孔433a,433bを設けない構成としてもよい。この場合、例えば、スライド部材43a,43bの表面に滑り止めとなる凹凸等が設けられることが好ましい。
また、本実施形態では、バンド3を外装ケースである腕時計ケース2に取り付ける部分も連結装置40を構成するのと同じ駒部材4で構成されている場合を例示したが、バンド3を腕時計ケース2等の外装ケースに取り付ける部分には連結装置40を構成する駒部材4とは異なる連結用の駒部材を用いるようにしてもよい。このように構成することにより、各種形状のバンド取付部を有する外装ケースに本発明に係るバンドを取り付けることができる。
また、本実施形態では、バンド3が取り付けられる電子機器が腕時計1である場合を例として説明したが、電子機器は複数の駒部材4を連結してなるバンド3を備えるものであればよく、腕時計1に限定されない。例えば、電子機器は、歩数計、心拍計、高度等の表示装置、携帯型のプレーヤ等であってもよい。
また、本実施形態では、バンド3が電子機器である腕時計1に取り付けられる場合を例として説明したが、バンド3は、駒部材4を連結装置で連結する構成を採るものであれば広く適用することができる。例えば、ブレスレットのように、バンドが単体で用いられるものや、装飾部材に取り付けて使用するバンドであっても、本発明を適用可能である。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
互いに隣接する駒部材同士を連結する連結方向の一方側に突出する突出部の側部に設けられた一対の孔部、前記連結方向の他方側に設けられ、この突出部を受け入れる受入部のうち、前記駒部材の一対の孔部に対応する部分に設けられた一対の第1の連結部、および、前記連結方向に直交する幅方向に延在して形成された操作子挿入用の長孔を備えている外枠部材と、
この外枠部材内に収容され、前記長孔に対応する位置に貫通孔を有する保持枠体と、
この保持枠体内に保持されており、前記一対の孔部から出没可能な第2の連結部を備え、前記操作子によるスライド操作によって前記長孔の延在方向にスライド移動されるスライド部材と、
前記スライド部材と前記外枠部材との間に設けられ、前記操作子の挿入方向と反対の方向に前記スライド部材を付勢する弾性部材と、
この弾性部材の弾性付勢力に抗しながら前記操作子により前記長孔の延在方向に前記スライド部材がスライド移動され、前記第2の連結部と隣接する駒部材の前記第1の連結部との連結が解除された位置で、前記スライド部材を係止する係止部材と、
を備えていることを特徴とすることを特徴とする連結装置。
<請求項2>
前記各スライド部材のうち、前記外枠部材の前記長孔に対応する位置には、前記操作子を挿入可能な凹部又は孔部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の連結装置。
<請求項3>
請求項1又は請求項2に記載の連結装置を備え、
複数の駒部材が連結されてなる複数の駒部材が連結されてなることを特徴とするバンド。
<請求項4>
請求項3に記載のバンドと、
このバンドが取り付けられた外装ケースと、
を備えていることを特徴とする電子機器。
1 腕時計
2 腕時計ケース
3 バンド
4 駒部材
40 連結装置
41 外枠部材
42 保持枠体
43 スライド部材
44 弾性部材
401 凸部
402 凹部
403 突起出没孔
404 突起収容部
415 長孔
425 係止片
432 挿入突起
433 挿入孔
435 段差部
S 操作子
X 連結方向
Y 幅方向

Claims (4)

  1. 互いに隣接する駒部材同士を連結する連結方向の一方側に突出する突出部の側部に設けられた一対の孔部、前記連結方向の他方側に設けられ、この突出部を受け入れる受入部のうち、前記駒部材の一対の孔部に対応する部分に設けられた一対の第1の連結部、および、前記連結方向に直交する幅方向に延在して形成された操作子挿入用の長孔を備えている外枠部材と、
    この外枠部材内に収容され、前記長孔に対応する位置に貫通孔を有する保持枠体と、
    この保持枠体内に保持されており、前記一対の孔部から出没可能な第2の連結部を備え、前記操作子によるスライド操作によって前記長孔の延在方向にスライド移動されるスライド部材と、
    前記スライド部材と前記外枠部材との間に設けられ、前記操作子の挿入方向と反対の方向に前記スライド部材を付勢する弾性部材と、
    この弾性部材の弾性付勢力に抗しながら前記操作子により前記長孔の延在方向に前記スライド部材がスライド移動され、前記第2の連結部と隣接する駒部材の前記第1の連結部との連結が解除された位置で、前記スライド部材を係止する係止部材と、
    を備えていることを特徴とすることを特徴とする連結装置。
  2. 前記各スライド部材のうち、前記外枠部材の前記長孔に対応する位置には、前記操作子を挿入可能な凹部又は孔部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の連結装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の連結装置を備え、
    複数の駒部材が連結されてなる複数の駒部材が連結されてなることを特徴とするバンド。
  4. 請求項3に記載のバンドと、
    このバンドが取り付けられた外装ケースと、
    を備えていることを特徴とする電子機器。
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