JP3155925U - バンドのアジャスト機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、簡単かつ容易に駒体が外せるようにしたバンドのアジャスト機構を提供する。【解決手段】駒体1裏面の操作孔3から小棒状体の端部を挿入し、該端部を解除部材8の受け孔10に嵌合し、この状態で小棒状体を操作孔3の反対側に移動させ、解除部材8を一対の連結ピン6側に移動させる。解除部材8の側端面8aの押圧により、両連結ピン6の端部における突出部9が内方へ移動させられ、これにより連結ピン6のピン端部6bがコイルスプリング7の付勢力に抗して内方に移動する。この状態で隣接する駒体1における連結ピン6による連結が解除される。【選択図】図8

Description

本考案は、駒体の両側部にそれぞれ凸部と凹部が形成され、該凸部が隣接する駒体の凹部に挿入されて連結されるバンドのアジャスト機構に関するものである。
前記構成のバンドにおいて、バンドの長さを調節するために、通常、駒体の取り外しが行われる。その駒体の取り外しのためのアジャスト機構として、従来、種々の機構のものが提案され、実施されてきている。
一般的には、駒体を連結する連結ピンを、駒体の側方からねじ込む構造であったり、弾性を有する長軸を用いる構造を用いたりしていた。
ところが、ねじ構造や長軸構造の連結ピンでは、バンドの長さを調節する作業を行う際に、小さなドライバや細いピンセットなどの特殊な治具を必要とし、さらに作業に引き抜き力が必要とする。このため、円滑に連結ピンを取り外せず、時として連結ピンを破損することがあった。
特に、近年、バンドなどの取扱いを熟知している専門員がいる店頭販売以外の通信販売などにより、バンド類を購入することが増加しており、一般購入者がバンドの長さを調節する作業を行うことが多くなってきており、購入者によっては、円滑に連結ピンを取り外せず、時として連結ピンを破損させてしまうことがあった。
そこで、一般使用者でも簡単かつ容易にバンドの長さを調節することができることを目的としたアジャスト機構が提案されている(特許文献1,2参照)。
特開2005−224382号公報 特開2005−348772号公報
しかし、前記従来技術において、特許文献1,2に記載のアジャスト機構では、駒体内部に複数の切欠が形成される複数枚の板状の部材および操作部材を必要とする構成であって、駒体全体としての構造が複雑になる構成のものである。
そこで本考案は、簡単な構成で、簡単かつ容易に駒体が外せるようにしたバンドのアジャスト機構を提供することを目的とする。
本考案のバンドのアジャスト機構は、複数の駒体が、それぞれ他の駒体と側部が隣接した状態で連結するバンドにおいて、前記駒体の両側部にそれぞれ凸部と凹部が形成され、該凸部が隣接する駒体の凹部に挿入される構成のバンドのアジャスト機構であって、前記駒体の凸部に、前記隣接する駒体の凹部の一部に係脱可能に係止する断面円形状の連結ピンと、該連結ピンと前記凹部の一部との係止を維持させる方向に前記連結ピンを付勢するスプリングとを設け、前記駒体の内部に、前記連結ピンと前記凹部の一部との係止を解除させる方向に前記連結ピンを前記スプリングの付勢力に抗して移動させる解除部材を移動可能に設け、前記駒体の底面側に、前記解除部材を駒体外部から移動させるための操作孔を形成したものである。
このように構成したことにより、使用者は、駒体外部から操作孔を通して解除部材を移動させることにより、前記連結ピンと隣接する駒体との係止を解除することができ、容易に駒体の連結を外すことができる。しかも、アジャスト機構としては連結ピンとスプリングと解除部材とからなる簡素化された構成である。
また、前記駒体の内部に、前記連結ピンと前記解除部材の移動を案内する案内部が形成されたブロック体を設置したことにより、各部材の移動を確実かつ円滑に行うことができる。
また、前記駒体が板材を折り曲げて形成され、該板材は、駒表面部と、前記底面部と、前記側部と、該側部に対して直交する外側部とを一体に形成する箱状形状にしたことにより、駒体を外観形状において、溝や切欠を形成しない一つのブロック材から形成されているように見せることができる。
本考案のアジャスト機構では、駒体の断面円形状の連結ピンと、該駒体に隣接する駒体との係止を解除させる解除部材を駒体内部に設け、駒体の底面側の操作孔から細い棒を内部に挿入することで、スプリングの付勢力に抗して解除部材を駒体外部から移動させる作業を行うだけで、隣接する駒体同士の連結を解除して、駒体を取り外すことができる。よって、一般使用者であっても、簡単な作業により駒体の連結を外すことができ、バンドの長さを容易に調整することが可能になる。
しかも、簡単な作業で駒外しができるアジャスト機構としては、比較的簡素化された構成であって、組立,製造コストにおいて有利であるなどの効果がある。
本考案に係るアジャスト機構の実施形態を使用したバンドの全体斜視図である。 本実施形態のアジャスト機構の実施形態を使用したバンドの駒体単体を裏面側から見た斜視図である。 本実施形態における駒体の分解斜視図である。 本実施形態における折り曲げ完了直前の駒体枠体内に組み込まれた各部材の状態を示す斜視図である。 本実施形態における完成した複数の駒体を連結した状態の断面図、図6は駒体を連結した状態を裏面側から見た図である。 本実施形態における駒体を連結した状態を裏面側から見た図である。 (a),(b)は本実施形態における駒体単体の組立後の断面と裏面側とを示す図である。 (a),(b)は本実施形態におけるアジャスト作業による連結解除を説明するための駒体単体の断面と裏面側とを示す図である。
以下に本発明の好適な実施形態を図面にて説明する。
図1は本考案に係るアジャスト機構の実施形態を使用したバンドの全体斜視図、図2は本実施形態のアジャスト機構の実施形態を使用したバンドの駒体単体を裏面側から見た斜視図である。
図1,図2において、複数の駒体1が、それぞれ他の駒体1と側部が隣接した状態で連結されて長尺のバンドを形成している。各駒体1は、一方の側部が凸部形状1aになっており、他方の側部が凹部形状1bになっている。そして、隣接する駒体1において、一方の駒体1の凸部形状1aが、他の駒体1の凹部形状1bに挿入され、断面円形状の連結ピン2によって連結する構成になっている。
図1はバンドとしての外装表面側を示し、図2はバンドを構成する駒の裏面側(装着者の腕などの身体側)を示しており、図2において、駒体1の裏面側には、後述するように駒体1の取り外しを行う際に、細い棒状体を挿入して、取り外し作業を行うための駒体内部まで貫通した操作孔3が設けられている。
図3は本実施形態における駒体の分解斜視図であり、駒体枠体4と、ブロック体5と、一対の連結ピン6と、コイルスプリング7と、略コ状の解除部材8とからなる。ブロック体5の側部にはそれぞれ凹状切欠部5a,5bが形成されている。
駒体1は、板材からなる駒体枠体4を折り曲げて箱状体に形成されるものであって、駒体枠体4は、駒表面部4aと、底面の裏面部4bと、前記凸部形状1aの側部4cと、前記凹部形状1bの側部4dと、側部4c,4dに対して直交する外側部4eの両面とを一体に折り曲げ形成して、本例では、駒体1を外観形状において、溝や切欠を形成しない一つのブロック材から形成されたもののようにデザインしている。
図4は折り曲げ完了直前の駒体枠体4と、駒体枠体4内に組み込まれた各部材の状態を示す斜視図、図5は完成した複数の駒体を連結した状態の断面図、図6は駒体を連結した状態を裏面側から見た図である。
駒体枠体4の内部に、両側部に凹状切欠部5a,5bが形成されている板状のブロック体5が固定され、駒体1の凸部形状1a側におけるブロック体5の凹状切欠部5aに、一対の連結ピン6と、両連結ピン6間に圧縮状態で配設されたコイルスプリング7と、両連結ピン6の端部6aに側端面8aが係合する略コ状の解除部材8が移動可能に収納されている。ブロック体5の凹状切欠部5a,5bは、連結ピン6と解除部材8の移動のガイドとしての機能を有する。
両連結ピン6は、図5に示すように、駒体1の凸部形状1aの側面に案内されて横方向に移動可能になっており、端部6aに突設された略三角形状の突出部9の傾斜面が、解除部材8の側端面8aに弾接するようになっている。
駒体1の凹部形状1b側におけるブロック体5の凹状切欠部5bの角部には、係合小凹部5cが形成され、係合小凹部5cの駒体1の凹部形状1bにおいて、両連結ピン6における端部6aとは反対側のピン端部6bが係止する。この駒体1の凹部形状1bにおける連結ピン6のピン端部6bとの係止は、コイルスプリング7の付勢力を受けて維持されるようになっている。
したがって、各駒体1は、両連結ピン6のピン端部6bをコイルスプリング7の付勢力に抗して内部に押圧した状態で、隣接する駒体1の凹部形状1bの係合小凹部5cに装着すると、装着後には、両連結ピン6のピン端部6bが、コイルスプリング7の付勢力を受けて外方へ横動し、凹部形状1bの係合小凹部5cに嵌合することになり、この状態で駒体同士が連結される。
駒体1の内部に固定される解除部材8の略中央部には、駒体1の操作孔3に対向するように受け孔10が設けられている。図7(a),(b)に駒体1単体の組立後の断面と裏面側を示す。
前記構成の実施形態において、アジャスト作業により駒外しを行うには、図7(a),(b)に示す状態から、駒体1裏面の操作孔3から小棒状体(図示せず)の端部を挿入し、該端部を解除部材8の受け孔10に嵌合し、この状態で小棒状体を操作孔3の反対側に移動させ、解除部材8を連結ピン6側に移動させる。
すると、図8(a),(b)に示すように、解除部材8の側端面8aの押圧により、両連結ピン6の端部6aにおける突出部9が内方へ移動させられ、これにより両連結ピン6のピン端部6bがコイルスプリング7の付勢力に抗して内方に移動する。この状態で隣接する駒体1における連結ピン6による連結が解除されることになる。
なお、本実施形態では連結ピン6として断面形状が円形のものを使用したことにより、板状部材を用いることによる角部の摺動がないため、連結ピン6の動作が円滑に行われることになる。なお、連結ピン6としては、他部材との摺動箇所のみ断面形状が略円形であればよい。
駒体1の形状,材質などは、特に限定されず、また、各部の形状なども本実施形態のものに限定されない。
本考案は、駒体を連結する部材の端部が露出しない構造のバンドのアジャスト機構に有効であり、特に、高硬度の金属などの細かな加工がし難い材質からなる駒体を用いるバンドに適用される。
1 駒体
1a 駒体の凸部形状
1b 駒体の凹部形状
2 連結ピン
3 操作孔
4 駒体枠体
5 ブロック体
6 連結ピン
6a 連結ピンの端部
6b 連結ピンのピン端部
7 コイルスプリング
8 解除部材
8a 解除部材の側端面
9 連結ピンの突出部
10 受け孔

Claims (3)

  1. 複数の駒体が、それぞれ他の駒体と側部が隣接した状態で連結するバンドにおいて、前記駒体の両側部にそれぞれ凸部と凹部が形成され、該凸部が隣接する駒体の凹部に挿入される構成のバンドのアジャスト機構であって、
    前記駒体の凸部に、前記隣接する駒体の凹部の一部に係脱可能に係止する断面円形状の連結ピンと、該連結ピンと前記凹部の一部との係止を維持させる方向に前記連結ピンを付勢するスプリングとを設け、
    前記駒体の内部に、前記連結ピンと前記凹部の一部との係止を解除させる方向に前記連結ピンを前記スプリングの付勢力に抗して移動させる解除部材を移動可能に設け、
    前記駒体の底面側に、前記解除部材を駒体外部から移動させるための操作孔を形成したことを特徴とするバンドのアジャスト機構。
  2. 前記駒体の内部に、前記連結ピンと前記解除部材の移動を案内する案内部が形成されたブロック体を設置したことを特徴とする請求項1記載のバンドのアジャスト機構。
  3. 前記駒体が板材を折り曲げて形成され、該板材は、駒表面部と、前記底面部と、前記側部と、該側部に対して直交する外側部とを一体に形成する箱状形状であることを特徴とする請求項1または2記載のバンドのアジャスト機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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